ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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ミニチュアアルプスの大縦走:和気(わけ)アルプス vol 1

2011年1月30日 岡山県和気町 和気アルプス(最高地点370.3m)日帰り山行

 県北部は荒れるとの天気予報で、トレーニングがてら身近な低山歩きに出かけることにしました。場所は、和気アルプス。ここ数年じわじわと人気が出ているようで、ネットで検索するとブログなどでたくさん紹介されています。アルプスといっても、標高は200m~300mくらすの低山がまとまっている山塊のような場所ですが、うまい具合にピークを尾根がつないでいて縦走を楽しむことができるようです。以前から名前は知っていましたが、その標高の低さからあまり興味がなかったのですが、ちょうどGPSロガーを購入したばかりということもあり、テストもかねて歩いてみることにしました。

 事前の情報としては、「和気アルプスのホームページ」というサイトがあり、ここでルートや駐車場など、およそ必要な情報はすべて入手できます。

和気アルプス縦走路
 今回は、表銀座コースと呼ばれているコースをたどることにしました。最南端にある和気富士から最高所である神ノ上山(こうのうえやま)まで穂高山を経由して歩き、帰路は涸沢峰から竜王山を経て小竜王・幻ピークのルートを下るという計画です。

駐車場
 駐車場は、和気富士東側の河川敷を利用しました。県道96号線を東に向いて走り、金剛橋を過ぎてすぐ右手に河川敷に下りる道があります。かなり広い場所ですが、ほかに車は一台も停まっていません。目の前には和気富士がどーんとそびえています。

 10時37分、用意を整えて出発です。もちろんGPSロガーのログ取得も開始して歩き出しました。

登山口道標
 和気富士の南側の商店街らしき町の通りを西に進んでいくと、「和気富士健康づくりの路」の看板がありました。和気富士に登るにはここを入っていけばいいのですが、できればもう少し西にある権現岩から登りたかったので、そのまま西に進みます。

権現岩下の道
 郵便局の前に右下に降りていく階段がありました。権現岩は右側の家の裏手に見えています。この手前までには登り口のようなところは見当たらなかったので、ひとまず下の道に降りて北に向かいます。100mほど進むと権現岩を通り過ぎて尾根に繋がる乢が見えるところまで来ると、その下に墓地がありました。墓地の後ろから乢に上がれそうな雰囲気でしたが、なんの案内板もなく、登山道があるのかどうかはっきりしません。あまり墓地の中をうろうろしてもどうかと思い、おとなしく「和気富士健康づくりの路」まで戻ることにしました。家に帰ってから「和気アルプスのホームページ」で確認してみると、どうやら引き返した墓地の北側に登山道が作られていたようです。

和気富士登山口の鳥居
 「和気富士健康づくりの路」の入口に戻って、奥に入っていくと正面に赤い鳥居が見えました。

和気富士登山口
 鳥居の前まで来ると、「和気富士500m」の道標がありました。

和気富士下の神社
 鳥居をくぐって登っていくと、普通の家のような神社があり、神社の右手に案内図の看板がたっていました。

登山道案内図
 ”B、Cコースは危険箇所が多い”と書かれていましたが、ここでいう「危険」というのは、滑りやすいということなのでしょう。”登山靴等着用の上お登りください”と書いてあることからもわかります。実際に歩いた感じでもそうでした。

横木の階段
 案内図の横から始まる登山道は横木の階段です。11時4分に登山道に入りました。登り始めてすぐに二股に分かれますが、左はすぐ上にある物置小屋のようなところに行く道なので、右に進みます。

山頂直下の道標
 11時16分、和気富士山頂直下に到着です。標高172.8mの山なので、登頂するのもあっという間です。とりあえず一段上にある山頂に向かいます。

山頂広場
 山頂はちょっとした広場のようになっていて、ベンチも設置してありました。ただ、まばらではありますが木があるので展望はいまいちです。

北曽根城跡の看板
 ベンチのある広場の一段上に北曽根城跡の看板がたっていました。和気富士は城山だったようです。ツツジの名所らしいので、その時期に来るといいかもしれません。

和気富士山頂
 山頂には祠と電波送信所の建物がありました。

山頂からの展望
 南西方向の展望が良く、吉井川がちょうど屈曲して西進するところが眼下に見えました。

ジグザグの急坂
 山頂を後にして寺山方面に進んでいくと、山頂からすぐにジグザクの下り急坂が始まります。といってもちょっと下るとすぐに急坂は終わり、道が平坦になりました。北アルプスあたりだと坂が始まると短くても5分、10分は続きますが、このあたりが和気アルプスのかわいいところです。

寺山
 11時26分、寺山に到着です。といっても、寺山とわかる道標はなにもなく、左下に下っていく分岐があるので、おそらくここがそうだろうということです。

寺山の道標
 右手の木に道標らしきものがぶら下がっていましたが、すでに判読不可能なので、右手の道を北に向かいます。

和気アルプス遠望
 道が下りにかかる前に、これから行く和気アルプス深部の山々が見えました。決して標高は高くありませんが、岩峰なのでなんとなく険しくて高い山に見えます。

烏帽子岩道標
 11時31分、烏帽子岩に到着です。ここの道標は判読できる状態でした。

烏帽子岩
 烏帽子岩といっても、見た目はただのごつごつした岩で、何がどうしてこういう名前になったのかよくわかりません。麓から見ると烏帽子のように見えるということなのかもしれません。

眼下の小学校
 先端まで行ってみると、眼下に和気小学校が見えました。GPSによると、烏帽子岩は標高145mでした。

観音山と北の峰峰
 烏帽子岩の頂上から、すぐ北側に観音山が見えます。右手中央には穂高山、その右に竜王山、穂高山の右奥に最高峰神ノ上山も見えています。

岩のしるし
 烏帽子岩から下る道には、ほんのわずかですが露岩を下る箇所があり、そこにはちゃんとルートを示す丸印がペンキで描かれていました。まるで槍穂高の稜線を歩いているかのような雰囲気が一瞬しました。本当に一瞬ですが・・・

観音山
 11時38分、観音山に着きました。標高も距離もミニチュアの銃走路なので、ピークからピークまでの距離が短くて、あっという間についてしまいます。ブルーシートがかぶせられている薪の山は何かというと、

山上のカマド
 実はここは京都の五山の送り火にならって「和」の字型に薪を並べ、和文字の送り火を焚く山なのです。ということで、山頂付近には送り火を焚くためのカマドのようなものが並んでいます。けっこう急傾斜なので、これをつくるのは大変だったことでしょう。

vol 2に続く。


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| 2011年1月 和気アルプス | 23:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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