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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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今が買い時! CANON PowerShot G7 X Mark Ⅱ

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2013年9月から山行記録用カメラとして使ってきたPowerShot S110ですが、2018年3月にPowerShot G7 X Mark Ⅱにその座を譲ることになりました。といっても、壊れたわけではないし、下取りに出したわけでもないので、いまのところまだ現役状態です。


ところで、なぜG7 X MarkⅡを新たに購入したかというと、山行記録とはいえやはり高画質の写真を残しておきたいというのが主な理由です。山を歩いていると、わざわざ一眼レフを持ち出して撮るほどではないけれど、それなりにきれいに撮っておきたいと思う風景に出会うことはよくあります。とくに、日本アルプスなどを大荷物で歩いていると、一眼レフを取り出すのは大変なので、よほど感動的な風景でないとわざわざ荷物を降ろしてカメラを取り出すことはしません。しかし、空の明るさと山肌の暗さのコントラストがきつい場合、コンデジではどうしても白飛びや黒潰れが起こりがちです。RAWで撮っておいてあとで調整しても、しょせんはセンサー性能に限界があるので、どうにもならない場合も多々あるわけです。


S110を使い始めた当初は、1/2.3型センサーのコンデジに比べれば1/1.7型センサーの性能が優れているというのを実感したので、十分満足していました。しかし、結局は一眼レフで慣れた感覚から写真を見ると、やはりダイナミックレンジの狭さはいかんともしがたく、山行記録だからと妥協せざるを得ないところは多々あったわけで、そういう不満を感じつつ使っていたわけです。当時は、大型センサーを搭載したコンデジというものがそもそもありませんでしたから、これ以上を求めるとどうしてもレンズ交換式のカメラになってしまうわけです。


ところが、1インチセンサーを搭載したG7 Xが発売され、星景写真も撮れるという性能にいたく興味をそそられました。なにしろ、広角端でF1.8、望遠端でもF2.8という驚きの高性能レンズまで搭載されているのです。ただ、コンデジにしてはけっこう重くてそれなりに大きいので、コンデジとしての用途にはどうだかなと少し躊躇していたのも事実。気になりつつももやもやとした気持ちのまま時が過ぎていくうちに、G7 X Mark Ⅱが発売され、初代の欠点などもだいぶ改善されていいカメラになったものだと感じていました。ただし、発売当時の価格が75,000円もしたので、だったらミラーレス一眼のほうが安いじゃないかということで、手を出せずにいました。


2018年の年明けに、キヤノンオンラインショップからのメールで、メーカー再調整品のアウトレットセールにG7 X Mark Ⅱが税込50,000円ほどで出ていて、年末にもらったクーポンを使えば48,000円ほどになり、この価格なら買い得だなと思ったものの、結局そのときは買わずに終わりました。


しかし、その後しばらくしてやっぱり買っておけばよかったなという気持ちがだんだん大きくなってきて、失敗したなあと思っていたら、3月になって再び同様のセールが始まりました。年末のクーポンはすでに失効していましたが、インクなどを購入したときのポイントと、新しくもらったクーポンを合計すると、ぎりぎり50,000円を切る価格になるため、ようやく踏ん切りがついて購入したわけです。正月の時より1,000円ほど高く買うことになってしまいましたが、それは仕方がありません。


購入後は取説など読みつつも、実戦投入しないままGWを迎えてしまったので、あえてGWの山行に持ち出しました。多少荷物が重くなりますが、簡単に星景写真やタイムラプス動画が撮れるということで、あえて荷物の重くなる日本アルプスへの長期山行に持ち出したわけです。もちろん、途中の山行記録もすべてG7 X Mark Ⅱで撮影しました。


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最初にそのセンサー性能のよさに感心したのが、この写真です。暗い地面の割合が多く、明るい空の割合が少ないにもかかわらず、空が白飛びせずにトーンが半分以上再現されています。


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また、この写真でもダイナミックレンジの広さを感じます。こちらも日の当たる明るい部分が少なく、日陰になっている谷の部分が多いのですが、白飛びも黒潰れもほぼありません。S110だったら、空がもっと白っぽくなっていると思われます。前の写真もこちらの写真も、露出補正なしのプログラムオートでの撮影です。


残念ながら星景写真のほうはまだ撮影することができていませんが、結構期待できそうな雰囲気です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ということで、G7 X Mark Ⅱの仕様をS110と比較しながら見ていきたいと思います。


まず重さと大きさですが、以下のようになっています。

G7 X Mark Ⅱ: 総重量319g 幅105.5x高さ60.9x奥行き42.2 mm

S110: 総重量198g 幅98.8x高さ59x奥行き26.9 mm


重さは電池やカード込みのものです。実際に使うときの重さになります。


以前、S110のレビュー記事で、個人的な意見として「コンパクトデジタルカメラは、重量200g以下、幅10cm×高さ6cm×奥行き2.5cm程度までというのが限界」と書きました。その意味では、G7 X Mark Ⅱは重さと奥行きが許容範囲を越えているわけです。それではなぜ購入したのかといえば、画質を含めた性能とチルト液晶に価値を見出したからにほかなりません。


重さに関しては、ショルダーベルトに装着するとやはりなにかしら重いものが存在しているという感覚はあります。ただ、最近の山行では基本的に右のショルダーベルトに0.5リットルのボトルを装着していることもあり、左右の重量バランスをとる意味でも、ある程度の重さのものがあってもいいと思えるようになりました。場合によっては、ヒップベルトに装着することもあるので、その場合であれば少々重いものであってなんら問題ありません。なので、重さの件は、当時よりも許容できるようになりました。


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大きさに関しては、幅と高さはG7 X Mark ⅡもS110もそれほど変わりません。なので、使用するカメラケースはS110で使用していたものがそのまま流用できます。


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ただし、奥行き、すなわち厚さはかなり違います。G7 X Mark Ⅱはチルト式液晶なので、その分厚みが増しているわけですが、それを目当てに購入したのですから、これはいたしかたありません。幸い、カメラケースはサイズに余裕があり、スムースに出し入れができるのでとくに問題はありません。もっとも、S110ならバックパックのヒップベルトのポケットに直接入れることができたのですが、G7 X Mark Ⅱだとできない場合もあります。



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チルト液晶は、上側に180度開くので、自撮りが楽になりました。S110では何度か撮りなおすのが普通でしたが、G7 X Mark Ⅱでは液晶を見ながら撮れるのであまり枚数をとらなくて済みます。


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それ以外でも、真上に向けてやれば、地面すれすれの山野草などを撮影するのがすこぶる楽です。低い位置にある道標や案内板のようなものを撮るときも、正対した状態で撮れるので、案内板が歪まなくて済みます。


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下方向には45度しか開きませんが、カメラを上に掲げて下から見上げながら撮るということはまずないので、それで困ることは今のところありません。そもそもカメラを上に掲げる場合、頭の真上よりも当然ながら前に掲げるでしょうから、45度も開けば十分液晶の確認はできるはずで、現状で必要十分なわけです。



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G7 X Mark Ⅱのいいところは、性能以外にもボタン類の操作が手袋をはめていてもやりやすいことです。たとえば、電源ボタンはS110のものよりも大きくなったので、冬用の分厚い手袋をしていてもすぐに操作できます。また、露出補正の専用ダイヤルがあるので、変更が一発でできるようになりました。S110ではレンズダイヤルに露出補正を割り当ててやったので、操作自体は楽にできましたが、専用のダイヤルがあるとわかりやすいと思います。


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背面の親指で操作するボタン類は、大きさはほぼ同じですがS110(写真右下)よりもG7 X Mark Ⅱ(写真左上)のほうが立体感があり、ボタンを触っている感触が明確です。素手ならもちろんですが、手袋をしている場合は、やはりG7 X Mark Ⅱのほうが操作しやすいと感じます。


電池については、S110の撮影可能枚数が200枚、G7 X Mark Ⅱは265枚となっていて、容量的にもG7 X Mark Ⅱのほうが大きくなっています。G7 X Mark Ⅱは、GWの樅沢岳への山行以来、一度も電池を交換しないで先日の伯州山まで320枚の撮影をしています。ただし、画質は最小のS2がほとんどです。電池の残量表示は、残り2目盛りとなっていて、まだ数十枚は撮影できそうなので、ほとんどストロボを使わないのであれば、実際に撮影できる枚数は400枚近いのではないかと思います。あとは寒さにどれだけ耐えられるかですが、容量の大きさから考えれば、S110の電池よりはかなり強そうなので、電池交換の煩わしさが軽減されそうです。


補足
その後、電池交換しないで使い続けたところ、369枚撮影した時点でバッテリー警告灯が点灯し始めました。それでもさらにさつえいしてみたところ、412枚まで撮影できました。それでもまだバッテリーが落ちるところまでは行かなかったので、少なくともS2画質なら400枚以上の撮影はできそうです。


先日の伯州山では、S110も持って行って撮り比べてみたので、その画像を載せておきます。


山頂で撮影したものです。

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S110で撮影。


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G7 X Mark Ⅱで撮影。

S110は空が飛んでいますが、G7 X Mark Ⅱでは薄い雲まで再現されています。



木漏れ日の遊歩道です。

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S110で撮影。


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G7 X Mark Ⅱで撮影。

S110は木漏れ日が白く飛び気味で、影の部分はつぶれ気味で、全体的にコントラストが高い感じです。G7 X Mark Ⅱのほうは、木漏れ日の当たったところも地面の様子が再現されていて、藪の陰になっているところもつぶれず描写されていて、全体的に階調が広く肉眼で見た感じに近い表現になっています。


ということで、使ってみた感じはAPS-Cサイズの一眼に近い表現力があるように感じます。この性能でほぼコンパクトデジカメのサイズのボディですから、昼間の撮影だけならわざわざ一眼レフを持ち出すまでもないかもしれません。もちろん、星景写真も撮影できるわけですから、割り切ってしまえばこれ一台でいいともいえます。


G7 X Mark Ⅱは発売後2年が経とうとしていて、価格もだいぶこなれてきました。そろそろ後継機のうわさもでてくるころですが、今の市場価格は5万円台半ばぐらいから購入することができるので、コストパフォーマンスは相当高いと言えます。きれいな写真がとりたいけど、重いレンズ交換式カメラは持ちたくないという人や、僕のように一眼レフは外せないけど、山行記録用や普段使いはコンパクトなカメラにしたいという人にはぴったりのカメラだと思います。

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