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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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遥かな高みを目指したものの現実は厳しい: 樅沢岳その1 

2018年4月29日(日)~5月1日(火) 岐阜県高山市 樅沢岳(標高2755m) テント泊単独行 


初めに言っておきたいと思います。西鎌尾根から槍ヶ岳を目指すと言ってはみたものの、樅沢岳山頂からすごすごと引き返してきたへたれ野郎とは、僕のことです。甘んじて「へたれ」のそしりを受けましょう。樅沢岳山頂から西鎌尾根と槍ヶ岳を見たら、山行3日目にして20kgオーバーの荷物を背負ってあの頂まで歩きとおせる気力・体力ともにないなと思ったのでした。詳しくは本文で書きますが、そういうわけでこの山行の目的地は槍ヶ岳ではなく、樅沢岳となってしまいました。


言い訳はこれぐらいにして、山行レポを始めたいと思います。


4月28日(土)のお昼過ぎに新穂高温泉無料駐車場に着いたときは、思っていた以上にがらがらでちょっと拍子抜けしました。一番上の駐車場は満車だったので、1段下の駐車場に停めてお昼を食べていると、うまいぐあいに上の駐車場から1台出て行ったので、すぐに車を移動させて一番上の駐車場に停めることができました。


この日はそのまま駐車場で車中泊をして翌日の早朝に入山する予定だったので、ひとまず温泉に入ろうと登山指導センターの隣にある中崎山荘奥飛騨の湯に行ってみると、シャワーが壊れていてお湯が出ませんとのこと。シャワーがなくてもカランからお湯が出ればべつに困らないので、頭と体が洗えればいいのですがと聞くとそれは大丈夫というので料金を払って入りました。


ところが、受付の親父のいうことは嘘っぱちで、シャワーが使えないのは確かにそうですが、カランからも水しか出ません。もちろん水でも物理的に頭や体が洗えないということはないのですが、真夏でも冷たい山の真水でこの時期に頭や体を洗えるわけがありません。修行じゃねえし。これで100円しか安くならないなんてほんとふざけた温泉です。800円を500円にするぐらいが妥当です。風呂もたいして広くないし、露天風呂は狭いし、空いていたのがせめてもの救いです。結局、余っていた洗面器を使って洗い場に湯船のお湯を汲んできておいて、水で薄めながら頭と体を洗ったのでした。


風呂上りにレストランでラーメンを頼んだところ、びっくりするぐらい貧相でまずいラーメンが出てきました。田舎の観光地の売店で売っていそうなラーメンです。まちがいなく、麺やスープ、ペラペラのチャーシューが一式パックになった業務用ラーメンをそのまま使っているのでしょう。名前こそ高山ラーメンでしたが、日本中どこの観光地でも同じ味が食べられることでしょう。中崎山荘奥飛騨の湯はたぶん二度と行くことはないと思います。


4月29日(日)1日目
前夜はすることもないので19時ごろには寝たので、午前4時過ぎに起床。アミノバイタルゼリーの簡単な朝食を済ませてから、着替えとパッキングを終えて仕上げに日焼け止めを塗ろうとして愕然としました。日焼け止めがないのです。いつも薬などを入れているメッシュの袋の中にあるべきものが入っていません。晴天の雪山で日焼け止めを塗らないとどうなるかは、過去に痛い思いをしているのでなめていたわけではありません。とはいえ、こんな時間に日焼け止めを購入できる場所などあるわけもないし、あきらめていくしかありません。



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先が思いやられるなと思いつつ、今回も20㎏オーバーになってしまった重いバックパックを背負って出発しました。


本日の服装
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート コンフォートジップL/S
        バーグハス メリノウール250L/Sクルー(就寝時のみ)
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
       マムート アコンカグアジャケット(就寝時のみ)
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: マムート フリーフライトダウンジャケット
 グローブ: イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ(アウター)
       ブリッジデイル Bdメリノグラブ(ミドルレイヤ)
       モンベル ジオラインL.Wインナーグローブ(インナー)
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
 ヘルメット グラビティリサーチ アルパインヘルメット

●ボトムス
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: モンベル スぺリオダウンパンツ(就寝時のみ)
 ソックス: ファイントラック メリノスピンソックスEXPレギュラー
 ゲイター: アウトドアリサーチ バーグラスゲイター(不使用)
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX
 クランポン: ペツル サルケンLLU


天気予報ではそれほど冷え込むことはなさそうなので、少しでも軽量化しようとダウンジャケットとダウンパンツは少し薄手のものにしました。しかし、これが裏目に出ました。初日のテント泊では寒さで寝られないことになってしまいました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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6:18 いったん登山指導センターに立ち寄って登山届を提出し、トイレに立ち寄ったりコンタクトレンズを装着したりしてから、左俣林道を進みました。指導センター脇の橋からは、雪をまとった笠ヶ岳がきれいに見えました。


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6:33 ゲートを通過します。


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初めのうちは雪は全くなかったのですが、30分ほど歩くと道端に残雪がでてきました。


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7:22 橋を渡って右岸に移ります。


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橋を渡って15分ほどいくと巨岩が並べられたところに出ます。巨岩がベンチがわりになるので休憩するのにいい場所です。


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7:43 笠新道入口に着きました。ここまでデブリが道を覆っている場所を2か所ほど通過しましたが、重機で整備されたようで車が通過できる状態でした。なお、笠新道入口の水場は水が出ていませんでした。


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笠新道入口を過ぎると、巨大なデブリが林道を覆っていました。ここは重機で整備はされていませんが、おおむねフラットなデブリだったので、楽に越えられました。


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デブリの上を見ると、なんだかスキー場のゲレンデみたいでした。


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7:57 わさび平小屋に着きました。雪はほとんどありませんが、まだ小屋は営業していません。玄関前のベンチとテーブルはそのまま設置してあるので、ここで休憩をとりました。小屋の向かいにある水場も利用可能です。残っていたペットボトルの水を飲みほして、満タンにしておきました。この先、夏山なら秩父沢で給水できますが、おそらく雪渓に覆われていて給水はできないはずです。なお、わさび平小屋の外トイレも利用不可です。この時期は、新穂高温泉を離れるとどこにもトイレはありませんが、双六の冬期避難小屋まで行けばトイレがあります。


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8:17 休憩を終えて先に進みます。わさび平小屋からしばらく行くと、林道上に残雪が出てきました。といっても、このあたりはまだうっすらと覆われているというレベルです。


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ところが、さらに進んで行くとでかいデブリが林道を覆い隠していました。今度はかなりのボリュームで、林道からの高さもそこそこあります。まだ朝で雪も硬く滑るので注意深くデブリによじ登ると、アップダウンのあるデブリを越えて行きました。


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8:46 その後も2か所デブリを越えて進むと、ようやく登山口の橋に着きました。橋の向こうはまだ雪国という感じで、雪渓歩きが始まります。荷物を降ろしてクランポンを装着しましたが、パウダースノーというわけではないのでゲイターは付けずに行くことにしました。

つづく。


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| 2018年4月 樅沢岳 | 18:08 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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