FC2ブログ

ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

頂上台地は台風なみの暴風: 伯耆大山弥山その1 

2017年12月24日(日) 鳥取県大山町 大山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


今年ももうすぐ終わりです。といっても、年末年始の山行が近づいてくるということで、ワクワク感が募るばかりで年の瀬という感覚はあまりありません。年末年始の山行前に一度冬装備での宿泊山行をしておきたかったのですが、残念ながら無理そうです。せめて雪慣れ、寒さ慣れぐらいはしておきたいということで、大山に登ってきました。しかし、この日の予報では気温が高く、山頂でも0度を下回らないということなので、寒さ慣れという目的は達成できそうにありません。


24日は15時ぐらいから雨予報になっていたので、14時には下山することにし、逆算して8時頃登山開始という計画で行くことにしました。


今回の服装
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート メンヒロングスリーブ(初使用)
 ミドルレイヤ: マムート アコンカグアライトジャケット
 ソフトシェル: マムート クルーズジャケット
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: マムート フリーフライト ダウンジャケット
 グローブ: マムート ヴァイタルフリースグローブ
        イスカ ウェザ-テック ライトオ-バ-グロ-ブ
 キャップ: マムート グアパビーニー

●ボトムス
 ベースレイヤ: イズミヤPB グッドヒートタイツ
 アウター: ミズノ ベルグテックハードシェルパンツ
 ソックス: ファイントラック スキンメッシュソックス
       ノンブランド 厚手ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: アウトドアリサーチ バーグラスゲイター

今回は予想気温が高いということで、保温力よりも吸汗速乾性能や透湿性能に重きを置いてウェアリングを考えました。ボトムスのベースレイヤは、イズミヤというスーパーのプライベートブランド商品です。これが登山用品に負けないぐらいの快適性能で、冬山登山を始めた初期に購入したものですが、いまでも雪山登山で使っています。製造元はグンゼで、旭化成のサーモギアという吸湿発熱素材が使われています。モンベル ジオラインのヘビーウェイトぐらいの厚みがあり、起毛裏地の肌触りも良く、汗をかいてもべたつく感じもなくて、暖かくてかなり快適です。


残念ながら、グッドヒートタイツを購入した岡山IC近くのイズミヤ津高店は閉店してしまい、岡山にはイズミヤの店舗がなくなってしまいました。できればシャツも買いたかったのに残念です。関西圏には店舗が多いので、何かの機会があればどこかの店舗に立ち寄ってみようと思います。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_9726.jpg
8:18 南光河原駐車場を出発します。公衆トイレが建て替えのために跡形もなくなっていて、トイレ前にあった登山ポストもなくなっていました。たぶんどこかへ移設しただけだと思いますが、探すのも面倒なので阿弥陀堂前の登山ポストで登山届を書くことにしました。なお、洋式便器の仮設トイレが設置されているので、トイレは使えます。仮設トイレといえば和式しか知りませんでしたが、最近は様式もあるんですね。


IMG_9727.jpg
駐車場奥から行者道へ進みます。


ちなみに、この日からスキー場が営業を開始し、南光河原駐車場は駐車料金1000円を徴収されました。そのためかどうかわかりませんが、午前8時時点でもまだ満車になっていませんでした。残り数台分の空きしかありませんでしたが、たぶん満車だろうと思っていたので意外でした。


IMG_9729.jpg
行者道を上がって行くと、ちょうど登山届のポストのところへ出てきます。


IMG_9728.jpg
届を出した後、すぐ前にあるベンチでマウンテンダックスの4本爪クランポンを装着しました。実はずいぶん前に購入したきり一度も使ったことがないので、今回どの程度使えるか試してみるために持ってきました。前の週にチェーンスパイクを泉山で使って、雪道では団子になってあまり効果的ではないことがわかったので、アンチスノープレートもついている4本爪のほうが雪道では使いやすいのではないかと思うわけです。踵に紐をひっかけて、ストラップを金具に通して固定するだけと、装着はいたって簡単でした。チェーンスパイクよりもむしろ簡単です。これで十分使えるなら、軽いし小さいし簡単だしということで、低山の雪山ならこれでOKかもしれません。


IMG_9730_20171226165747bb4.jpg
阿弥陀堂前の石段部分は、雪がしっかりと踏み固められていて滑りやすかったのですが、4本爪クランポンの爪がしっかりと雪に刺さるようにフラットフッティングを意識しながら歩くと、滑ることもなく安心して登ることができました。


IMG_9731_201712261657482c7.jpg
二合目付近で暑くなってきたので、ウィンドブレーカーのクルーズジャケットを脱いで、少し休憩をとりました。たいして風もないので、アウターはフリースでも大丈夫です。


IMG_9733.jpg
9:19 三合目を通過します。出発から1時間が経過しましたが、時間帯のせいなのか、うしろから登山者が全く来ません。いつもなら一人二人は追いついてくる登山者がいるのですが、人の気配すらありません。不思議な日曜日です。


IMG_9734.jpg
三合目から先は傾斜が急になってきますが、4本爪クランポンは思っていた以上に制動力があり、スリップすることもなく登ることができました。湿った雪ですが、雪団子もつかず、こういう条件の時はチェーンスパイクよりも向いてそうです。


IMG_9736.jpg
9:44 五合目に着きました。たいてい休憩している登山者がいる場所ですが、ここにも誰もいません。今日って日曜日だよなあと思いつつ、ドリンク休憩をとるために立ち止まります。


IMG_9737.jpg
三鈷峰がすくっと立っているのが見えました。曇り空ですが、ガスはなく視界は良好です。


IMG_9738.jpg
しかし、弓ヶ浜方面はすこし霞んでいました。地上付近は湿度が高いのかもしれません。


五合目を過ぎると、次第に風が出てきました。まだフリースでも行けるレベルですが、この先は寒くなってきそうな雰囲気です。


IMG_9741.jpg
10:05 六合目です。避難小屋はぜんぜん埋まっていません。六合目にはさすがに登山者がたくさんいました。風が強かったので避難小屋に入ろうと思ったら、入口前の階段を占拠して荷物の整理をしているアホな二人組がいたのでどいてもらいました。こういう非常識な登山者がいるあたりは、やっぱり日曜日だなと感じます。


ハードシェルを着こんで服装を整えてから小屋をでると、念のため4本爪クランポンから10本爪クランポンに付け替えました。おそらくこの雪質なら4本爪のまま頂上まで行けるだろうと思いましたが、何があるかわからないのでリスクは軽減しておくにこしたことはありません。


IMG_9740_2017122616595548d.jpg
準備が終わり北壁を見ると、反対側からガスが吹き上がっていました。どうやら南風が強く吹いているようです。今日は日本海を低気圧が移動するということなので、低気圧に向かって南風が吹き込んでいるわけです。気温が高いのもそのためです。あの様子からすると、頂上台地はけっこうな強風かもしれません。予報では15m/秒ぐらいの風速だったと記憶していたので、この時点ではそれほど問題はないと思っていました。しかし、現実は時として人間の勝手な予想をかるく凌駕します。このあと頂上台地で遭遇する暴風地獄のことなど想像することさえなく、避難小屋を出発しました。


IMG_9742_201712261659587d5.jpg
出発時の六合目の気温は、約1度でした。

つづく。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング



関連記事
スポンサーサイト



| 2017年12月 伯耆大山弥山 | 17:13 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

NEXT | PAGE-SELECT | PREV