FC2ブログ

ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

NEXT | PAGE-SELECT | PREV

≫ EDIT

撤退、されど楽し。:泉山(いずみがせん) vol 1

2011年1月19日 岡山県鏡野町 泉山(標高1209.1m)日帰り山行
Keyword: 冬山、登山、泉山、単独


 あいかわらずの冬型気圧配置で、15日以降の県北は記録的な積雪となっていました。どこか登れる山はないものかと、ネットの天気予報で主だった山のある地域の天気を調べていると、不思議なことに鏡野町にある泉山だけ18日と19日に晴れの予報がでていました。県境から少し南にあるので、雪雲の影響が少ないのかもしれません。だったら積雪もそれほどひどくはないのかもしれないと、勝手に思い込んだのが運のつきでした。

 「岡山県冬期道路気象情報システム」で朝の道路の様子を見ると、奥津川西のあたりでも積雪や凍結もなさそうで、これなら安心と勇んで出かけました。国道53号線を北上し、院庄から国道179号線に入ります。

院庄ICからの泉山
 院庄ICを過ぎると、正面に泉山がどっしりと聳えているのが良く見えます。この山は伯耆大山のようにピークが連なっているので、稜線まで上がると少し縦走するようになります。泉山のピークは南から見ると北端にあり、鏡野町養野の登山口から登ると、まさの山頂部の縦走をこなさなければなりません。そこで、もっとも登山道の距離が短くなる泉山北側の笠菅峠(かさすげとうげ)の登山口から入ることにしました。とはいえ、2日前まで大雪だったわけですから、はたして笠菅峠まで通行できるかどうかです。

 奥津温泉のすぐ上にある道の駅奥津までノーマルタイヤのまま上がってきましたが、ここからいよいよ広域林道に入ります。当然雪道であることは覚悟していたので、いったん状況を確認してから道の駅でチェーンをつけようと林道入口で右折してみたら、ほんの数十m先で大型の除雪車が作業中でした。しかも2台で道をふさぐように。当然、笠菅峠までは開通しておらず、通行止めでした。

 仕方がないので、そのままUターンして養野の登山口へ向かいます。国道179号線井坂のT字交差点をまがって川を渡り、そのまま坂道を登っていきます。日当たりがいいせいか、わき道にもかかわらず積雪はありません。沿線の家の生活道路なので、除雪もしっかりされているようです。細い道を泉山登山口の案内板に従って登っていくと、養野の集落で二股を右に上がっていくところから先が積雪のある急坂になっていました。チェーンをつけられるスペースがなかったので、右折しないでそのまま直進し、少し先の余裕のあるところで車を停めてチェーンをつけました。

泉神社の駐車場
 チェーンの威力で圧雪路面の急坂をぐいぐい登りきると、泉(いずみいわ)神社の駐車場につきました。駐車場はそれなりに除雪されていたので、そのまま突っ込んで車を停めます。

新雪の林道
登山道をみると、完全に新雪の下に隠れており、トレースの跡などありません。痕跡すらない状態です。冬の泉山に登る人はあんまりいないのかもしれません。

スノーシュー
 準備を整え、スノーシューを履こうとして「やっても~た」とがっくり。スノーシューといっても、プラ板タイプではなく、ワカンのようなアルミフレームのタイプなので、大型のワカンのようにも見えるものです。以前使ったときはキャラバンシューズにサイズを合わせていたので、今使っているシリオの靴がはいりません。六角レンチを使うビスとナットで爪のある金属プレートを白いプラスチックの穴にとめているので、サイズを調整するにはこのビスをはずさなければなりません。六角レンチなど持っているわけもなく、あえなくスノーシューは車のトランクに出戻る羽目に。まあ、つぼ足の実体験が今回の目的なので最初からつぼ足でもいいかと思い、バージンスノーの道に脚を踏み入れました。もたもたしていたので、時間はすでに10時30分になっていました。

泉山登山道案内図
 入口横に登山道の案内図がありましたが、雪が垂れ下がって上のほうが読めません。ストックで雪を落としてやっと全体が見えるようになりました。AコースとCコースは国土地理院の地図にも描かれていますが、Bコースはありません。一般コースではないということなので、急峻なのかわかりにくいのか、とにかく雪のない時期に一度歩いてみたいと思います。今回はAコースを行く予定ですが、端から登頂は考えていません。行けるところまでということですが、良く行っても稜線にでるところ、つまり「ふくが乢」まで行ければOKです。

積雪30cm以上
 駐車場からはしばらく林道ですが、見事にバージンスノーロードと化しています。どこまで行けるかわかりませんが、とりあえずがんばってみるかという感じです。脚を踏み込むと30cmほどもぐるので、実際の積雪量はもう少しあるのでしょう。先日購入したノースフェイスのVerb Pantはなかなかいい感じです。ものすごく伸縮性があるので、足の曲げ伸ばしにストレスがほとんどありません。撥水性能もいいようです。しかし、お尻のあたりがなんとなく冷えてきます。気温は1.7度。那岐山の頂上よりも暖かいのですが、なぜかあのときよりも寒いと感じます。わずかな風があるせいなのか、まだ体が温まっていないせいなのか。アンダーは那岐山の時と同じCWXタイツですが、これぐらいの気温の時は、もう少し厚手のタイツのほうがいいようです。

 上半身のほうもじんわり寒さがしみてきます。今回も那岐山と同じで、アンダーがブレスサーモ中厚、ミドルがミレーのウェアです。アウターはモンベルのライトシェルで、さすがにはじめから着ていますが、首元あたりからひんやりとしてきます。ジップを一番上まで上げて首元から熱が逃げるのを防ぐと少しましになりましたが、背中の辺りもやっぱり冷える感じです。15分も歩けば体があったまるだろうと、そのまま歩き続けました。しかし、今度は指先がジンジンしてきました。

 手袋は、ミズノブレスサーモ防水手袋だけしていたのですが、どうやらこの手袋は真冬の防寒用としてはだめみたいです。指をにぎにぎしたりしてなんとか暖めようとしましたが、まったく改善しません。冷たさを越えて痛さを感じ始めたので、手袋を交換します。ウールの薄手インナーをつけてからフリースの手袋をはめると寒さが納まりました。ミズノブレスサーモ防水手袋は、残雪期や秋山での雨対策手袋として考えておいたほうがいいようです。ブレスサーモの発熱するといううたい文句を過信しないほうがいいですね。

vol 2につづく。



記事内容が気に入ったら、クリックしてやってくださいませ。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


関連記事
スポンサーサイト



| 2011年1月 泉山 | 19:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamaphoto55.blog133.fc2.com/tb.php/109-ebe8e2ef

TRACKBACK

NEXT | PAGE-SELECT | PREV