ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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紅葉探しのトレッキング: 一向平~大休峠 

2017年11月5日(日) 鳥取県琴浦町 大休峠(標高1120m) 日帰り単独行 


11月に入って最初の日曜日は、10月後半の紅葉最盛期を2週続けて台風につぶされたリベンジに出かけてきました。といっても、標高1000mを越える場所はすでに紅葉は終わっているタイミングなので、それよりも標高が低いところに行かないと紅葉に出会えません。しかしどこでもいいというわけでもなく、森がきれいで紅葉のピークになっていそうなところを検討した結果、伯耆大山の東にある一向平(いっこうなる)キャンプ場から大休峠までの区間を写真を撮りながら歩いてきました。


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9:07 一向平キャンプ場を出発します。出発前に登山届をだそうと管理棟に立ち寄ったところ、登山届用紙はなく、かわりにノートが置いてあり、そこに名前や連絡先を記入するようになっていました。避難小屋の雑記帳でもあるまいに、なんだかなあと思いつつも必要事項を記入して出発しました。


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少し先で分岐がありますが、通常は直進です。しかし、この日は右折方向に進入禁止や通行禁止の看板がなく、「法面対策を行っています」という看板だけが出ていました。先行の男性も右に曲がって、以前のトレッキングコースを進んで行ったので、通行できるようになったものだと思って右折しました。もともとはここを右折して、川沿いの吊り橋まで行く道があったのですが、崖崩れで通行できなくなり、直進して長くて急な階段を使うコースが作られたわけです。


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川沿いのコースにでると、対岸の山が紅葉に赤く染まっていました。読み通り、紅葉のピークは800mあたりに下りてきているようです。


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進んで行くと、崖崩れが発生した場所が見えました。法面の工事も完了しているみたいで、バリケードもなく普通に通れるようになっていました。


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吊り橋と鮎返りの滝も見えます。


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吊り橋まで来ました。ちなみに、歩いてきた道は吊り橋の前にバリケードが置かれ、吊り橋方向に向けて通行止めの看板が出されていました。キャンプ場のほうには何もないのに、なぜキャンプ場に戻る方向にだけ通行止めの看板がでているのか謎です。日曜日で工事もしていないので通行に支障はないはずです。


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橋を渡って森の中に入って行くと、紅葉した木々がちらほらと目につき始めました。


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頭上に覆いかぶさる木々の樹冠にも秋の彩が始まっています。


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朝の斜光に輝く紅葉の木々が言葉にできないほどの美しさです。このコースは、吊り橋を渡ると南に向いた加勢蛇川の左岸を歩くので、ちょうど紅葉の木々が逆光を浴びて光り輝く様子を見ながら進んで行くことができるいい条件に恵まれています。


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そこかしこにきれいな紅葉が見られるので、ついつい足が止まります。


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9:48 大山滝の入口まで来ました。展望台から大山滝を見ることができますが、奥まったところにある滝には陽があたらず、手前の紅葉し始めた木々に陽が当たっているので、明暗差が厳しくて紅葉と滝をうまく再現できるか気になりましたが、コンデジでも黒潰れや白飛びしないでなんとか再現できました。もちろん、一眼レフで撮影したものは、よりきれいに再現できてますので、現像が終わったらフォトギャラリーのほうで公開する予定です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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大山滝入口から先は少し山道っぽくなってきます。


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しかし、紅葉はここからが本番でした。


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地獄谷入口までは、ずっと一眼レフで撮影していたので、コンデジで撮影した記録写真はありません。なので、3枚ほど一眼レフの写真を載せておきます。


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10:32 地獄谷入口です。ここまでは比較的傾斜の緩い歩きやすい道ですが、ここから大休峠までは本格的な登山道になります。この場所は標高750mになりますが、ここから上にどれほどの紅葉が残っているのかよくわかりませんが、とりあえず行ってみることにします。


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急傾斜の尾根をジグザグに登って行くと、紅葉した木々が現れました。


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尾根に出ると、紅葉の森の中を登って行きます。


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矢筈ヶ山の南麓にある大きな谷に沿った尾根道は、ちょうど紅葉のピークをわずかに越えたぐらいの状況で、まだまだ十分きれいな紅葉を見ることができました。


残念だったのは、このあたりで撮影していると、犬を連れたグループが音楽を流しながら登ってきて、せっかくの静かな雰囲気をぶち壊しにされたことです。五月蠅いので、すこし余計に時間を使って彼らの音楽が聞こえないぐらいになるまで先行するのを待ってから、再び歩き始めました。しかし、厄介は不思議としつこくまとわりついてくるもので、少し先でなんと立ち止まってぐだぐだと雑談しているではありませんか。休憩なのかなんなのかしりませんが、ほんと勘弁してもらいたいものです。


彼らを追い越して先に進み始めると、なんとこちらの後を追うかのようにすぐに彼らも歩き始めてもうげんなり。幸い、標高1000mあたりになって紅葉もほぼ終わりの状況だったので、足を速めて五月蠅い音楽が聞こえなくなるまで先を急ぎました。クマよけの鈴の代わりなのかもしれませんが、もう少し他人の迷惑ということに気が回らないのでしょうか。野放しの犬といい、ほんと典型的な迷惑登山者です。


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大きな谷をぐるりと回り込むようにトラバースして、再び尾根に出てみると、木立の向こうに大山が見えました。


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こうしてみると、わずか1700m程度の標高しかない山とは思えない迫力があり、新穂高温泉から見上げる穂高岳のようにも見えます。


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尾根からは再び斜面のトラバースとなります。標高1100mの等高線に沿うように水平な道が大休峠まで続きます。


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11:58 大休峠避難小屋が見えました。ちょうど昼時なので混雑しているかもしれません。


とりあえず、小屋に入ってトイレで用を足して、中に入ってみると、意外にも誰もいませんでした。中から外を覗いてみると、外のベンチには大勢の登山者がいます。どうやら、日差しのある暖かい外で昼食を食べているようです。それならということで、誰もいない小屋の中でゆっくりとランチタイムにさせてもらいました。


ランチ後、外に出てみるとベンチがあいていたので、日当たりのいいベンチで少し休憩しようとしたら、どこからともなくあの頭痛と吐き気を引き起こす臭いが漂ってきました。振り返ってみると、犬を連れて音楽の雑音を垂れ流していたあのグループが少し離れたベンチにいて、なんと全員がたばこをくわえています。そこらじゅうに煙が流れ受動喫煙による健康被害をまき散らしていることには、まったくお構いなし。というより、その事実にすら気が付いてさえいないのでしょう。厄介はどこに行ってもやっぱり厄介というわけです。これを見た瞬間に荷物をまとめてベンチを離れました。


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12:31 こんなところに長居は無用というわけで、すぐに下山開始です。


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同じ道でも、歩く方向が違えば往路で見えなかったものが見えてきます。この紅葉も往路では気が付きませんでした。


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矢筈ヶ山の南側、大きな谷をトラバースしながらぐるりと巻いていく区間のちょうど真ん中あたりに、「三本杉別れ」と書かれた道標が立っています。ここから谷を下る道がかつてあったようですが、地獄谷へ下りることができたのでしょうか。


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道標の反対側の地面にはこのような案内板が地面に置かれています。これがなくても、すでに踏み跡らしいものさえわからない状態なので、だれも下る人はいないのだと思いますが、どんな道でどこに出るのか、すこし興味もわいてきます。


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まだお昼休憩の時間に下山し始めたので、今度は厄介者に煩わされることもなく、静かな山旅を楽しみながら下ります。


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14:12 少し撮影に時間を使いましたが、地獄谷入口まで下りてきました。


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大山滝入口で少し休憩をとりました。


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1500 吊り橋まで戻ってきました。ちょうど午後の斜陽が吊り橋の対岸の紅葉を照らし出していて、すごくきれいでした。


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15:19 撮影に時間を使った登りで約3時間かかりましたが、下りでも三本杉別れから少し下ったあたりで撮影に時間をかけてしまったので、同じくらいかかってしまいました。そこそこいい写真が撮れたので、良しとしておきます。


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| 2017年11月 大休峠 | 21:10 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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