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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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駆け足の冬山デビュー:那岐山(なぎせん) vol 3

2011年1月8日 岡山県奈義町 那岐山(標高1255m)日帰り山行
vol 1vol 2はこちらをご覧ください。

山頂下部の雪原
ソフトシェルを着てそれなりに防風対策を整えて、山頂を目指して出発です。真っ白い雪原に続くトレースをたどって上って行くと、それなりに風はありましたが寒さは感じませんでした。シェルの効果が効いているようです。

シュカブラ
 頂上近くになると、雪の表面は少し硬くなり、シュカブラ(雪紋)がみられました。寒さでウィンドクラストした雪の表面を、強風が削って作る雪の彫刻です。それほど発達したものではありませんが、シュカブラを生で見るのは初めてなので、ちょっと感動です。

山頂直下からの展望
 振り返ると、真っ白な雪原の彼方に、広大な風景が広がっていました。

1240.3mのピーク
 14時52分、やっと頂上です。といっても、1240.3mのとりあえずのピークであって、那岐山頂上はまだ先です。那岐山は双耳峰のようになっていて、登山道Cコースは西側にある低いほうのピークに繋がっています。ここから尾根伝いに1255mの那岐山山頂まで縦走しなければいけません。もっとも、わずか400mほどの距離なので、5分程度の縦走です。

雪原に見える笹の葉
 このあたりでは雪の下から笹がわずかに顔を出しています。風が強いので雪が飛ばされてしまうのでしょう。その向こうには雲間から漏れる太陽光がシャワーのように大地に降り注いでいました。

那岐山頂を望む
 目指す那岐山頂はあのピークです。いったん鞍部までおりて登り返すのですが、標高差は50mもないぐらいのものなので、楽勝です。

那岐山頂上で記念写真
 ほぼ15時ちょうどに山頂につきました。気温は0.4度、時折微風がある程度の穏やかな天候でした。うすいソフトシェルの下はミドルウェアとアンダーウェアだけしか着ていないし、ボトムはワコールのCW-Xタイツと夏山でも使っているコロンビアのパンツでしたが、上着を羽織る必要があるほどの寒さは感じません。手袋も、どこかのホームセンターで購入したフリース生地のものでしたが、こちらも大丈夫でした。たくさんの登山者があったらしくて、山頂はしっかりと踏み固められていました。山頂の石碑だけ撮影してもさびしいので、ザックにカメラを載せて記念撮影です。一眼レフのタイマー機能なんて、久しぶりに使いました。

山頂の樹氷
 山頂周辺の木々には、もこもこの樹氷がたくさんついていました。樹氷にもいろいろな形や種類があっておもしろいです。

扇山方面
 山頂から北西方向の展望がいい感じでした。恐らく兵庫県と鳥取県の県境にある扇山あたりの山塊だと思われます。右端にちょこんと頭を出しているのが、もしかしたら氷ノ山かもしれません。のんびりと写真を撮っていると、黒い雲が出て来ました。時間も15時10分になったので、急いで下山開始です。

えびのしっぽ
 来た道を戻り、再び1240.3mのピークに戻ってきました。気温が下がったのか、指先がジーンとしびれたような感じになり、ちょと冷たい感覚がありました。道標に「えびの尻尾」と呼ばれる樹氷ができていたので、記念に撮影しました。生で見るのは初めてです。普段見られないものがいろいろと見られて、冬山も面白いです。

十字架のような道標
 十字架のような道標にもえびの尻尾がびっしりとついていました。なぜだか縦方向の木にだけついていましたが、なぜでしょう? そんなことを思いながら写真を撮っていると、いつのまにか時間は15時27分です。日が暮れてしまいかねないので、大急ぎで下山を開始しました。

 雪道の下山はとっても楽チンです。体をまっすぐにしてかかとから脚を下ろせば少し足がもぐって滑らないし、衝撃は雪が吸収してくれますから、膝にも負担がありません。時々踏み固められたところに脚を下ろしてかかとがもぐらず、軽い衝撃を受けることもありましたが、土や岩の道に比べればたいしたことはありません。半ば走るように下って、大神岩まで20分で下りてきました。

駐車場近くから山頂を望む
 その後も、さくさく下って、駐車場上の伐採跡地に着いたのは16時28分。那岐山頂上を振り返ると、夕陽に照らされてほんのり赤く染まっていました。

 今回は新雪状態で凍結したところがなかったこともあり、結局クランポンもアックスも使うことはありませんでした。しかし、クランポンはある程度つかって慣れておかないと爪を引っ掛けて転倒することもあるので、どうせなら使ってみてもよかったと反省。まあ、あまり時間的余裕もなかったので、次の機会にはぜひ着用してみたいと思います。


■山行データ
<往路所要時間> 2時間45分
登山口12:15→大神岩13:50→1240.3mピーク14:52→頂上15:00

<復路所要時間> 1時間20分
山頂15:10→大神岩15:47→登山口16:30

<登山道情報>
Cコースは途中危険なところはないので、冬季でも装備がしっかりしていれば登りやすい山です。A,Bコースは未確認。
トイレ・水場は駐車場にはありませんが、車道を少し上がったところに公衆トイレあり。登山口から少し下にある山の駅にもあります。登山道案内図によると1240.3mのピークにトイレの記号がありますが、未確認です。もしかしたら休憩小屋に併設されているのかもしれません。また、1240.3mピークに「水のみ場」の道標がありましたが、こちらも未確認です。那岐山避難小屋周辺にはトイレ・水場共にないようです。


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| 2011年1月 那岐山 | 19:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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