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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

2021年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2021年06月

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誰も知らない岬への道: 大平山その1 

2021年5月30日(日) 瀬戸内市邑久町虫明 大平山(261.3m) 日帰り単独行 


GWが終わってはや3週間。岡山にも緊急事態宣言が出たこともあり、なんとなく出かようという気持ちが盛り上がらなかったのですが、5月最後の日曜日で、しかもどピーカンの晴天なので、久しぶりに出かけてきました。


とはいえ、県北まで出かけるというほど盛り上がらなかったので、県南の里山歩きに行ってきました。できるだけ人に会いそうにない場所で、まだ行ったことがない所ということで、邑久町虫明にある岡山いこいの村の近くにある大平山から、海沿いの岬の先端へ続く道を辿ってみることにしました。この道は、かなり以前から知っていたのですが、行ってみようと思いつつかれこれ10年以上が経ってしまっていたので、ようやく念願かなって歩くことができるわけです。


ちなみに、岡山いこいの村というのは体験型リゾート施設なので、本来なら日曜日に行くと人が多そうなところですが、1月末からリニューアルで営業休止中らしいので、その心配はないというわけです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マーモット クライムスピードストレッチ L/Sジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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陽射しがきつそうだったので、光を反射する白系のシャツにしようということで、久しぶりにマーモットの山シャツを選びました。そのほかは、よく使っているものばかりです。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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10:23 いこいの村が休業中で、駐車場も閉鎖されていたので、帰路の出口前の道が広い場所に車を停めて出発です。左の道を上へと登っていきます。帰路は右の道から出てきます。写真だと車両の通路に停めているみたいに見えますが、停めている場所は路肩に該当するところです。当然ながら他に車はなく、誰にも会わない山行になりそうです。


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道の分岐に木立に隠れるように案内板がありました。大平山一帯は野鳥の森と呼ばれているようです。左下が現在地で、時計回りに歩きます。


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いこいの村の駐車場入口には、入口の文字の上にバリケードで設置されていたので、野鳥の森を散策する場合でも利用は遠慮したほうがよさそうです。


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いこいの村を過ぎて野鳥の森へと登っていきます。


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一番上まで登ってくると、結構広い駐車場があり、その奥にさらに広い広場がありましたが、だれもいませんでした。


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と思ったら、木陰に鹿が一匹。じっとこちらを観ていましたが、カメラを構えて写真を撮り始めると、さっと逃げていきました。そういえば、車で登ってくる途中でも鹿を見かけました。この辺りは鹿が多いようです。


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10:31 駐車場の脇から野鳥の森の散策路へ入ります。


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最初は斜面を横に歩く道なので、ほぼ平坦に近い楽な道でした。不思議なことに、クモの巣トラップがひとつもありませんでした。朝一で山道を歩くとたいていトラップだらけですが、この森はクモがいないのでしょうか。もしかしたら、朝早くに誰かかが歩いたのかもしれません。


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しかし、5分ほど行くと、左へ登るそこそこ急な階段になりました。


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幸い、階段はすぐに終わり、再びなだらかな道になりました。


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木立を抜けると、右手に瀬戸内海の展望が広がりました。眼下の虫明湾にはたくさんのカキいかだが浮かんでいます。正面の島は、長島です。


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瀬戸内海の眺めを楽しむ間もなく、再び急な階段が現れました。今度はけっこうな長さで、ちと疲れてきました。


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4分ほど急階段を上っていくと、ふいに平坦な尾根に出ました。もう山頂に着いたような雰囲気ですが、大平山という山名板も何もないのでそのまま進んでいきました。あとでGPSを確認すると、やはり階段が終わってすぐに山頂だったようです。まあ、今回の主目的地は岬の先端であって、大平山はおまけのようなものなので通過していればOKです。


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10:45 分岐がありました。右へ行っても下れますが、もう一本先の道を下る予定なので、左へ進みます。


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分岐の先に野鳥の観察小屋がありましたが、屋根は穴が開いているし、けっこう痛んでいるみたいで、使用禁止になっていました。なので、そのまま通過します。


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観察小屋を過ぎると、直進のトレースが進入禁止になっていて、右へ下ります。地形図だと直進してから右へ下るのですが、どうやら奥の道は廃止されたようで、新しい道が手前に作られたようです。


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10:52 林道に降りてきました。右へ行けば駐車場所に戻れるのですが、今回の目的地は左へ行った先の岬なので、左へ進みます。


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砂利道だった林道が途中からコンクリート舗装になり、下り始めた先で海が見えました。


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頭島大橋も見えていました。


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11:04 林道の分岐点に着きました。昔、この道をまっすぐ虫明まで下ったことがあり、そのときここから左へ下っていく道が気になって地形図を確認してみたところ、東側にある名もない岬の先端まで道がついているのを知りました。しかし、当時は公園の入口などに設置されている鉄パイプのバリケードがあり、車で侵入することができず、名もない岬の先端からどんな風景を見ることができるのかずっと気になっていたというわけです。


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分岐路を左へ入り、下っていきます。昔見たときは土の道だった記憶がありますが、砂利敷のきれいな道になっていました。入口のバリケードもありませんでした。


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途中からコンクリート舗装になりました。どうやら、以前見たときよりも整備されたようで、それなりに使われている道のようです。


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遥か先の尾根の方まで道が続いているのが見えます。あの尾根を右へ辿って行くと、岬の先端へ続いているというわけです。


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カキいかだの浮かぶ虫明湾も眼下に見えます。


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11:13 コンクリート舗装が終わるところで、左へ分岐する道がありましたが、この道はすぐ上で終わっていて、その先に水道施設がありました。どうやら、この施設を建設し、その後のメンテナンスのために道を整備したみたいです。それにしてもこんな人里離れた山の中に何のための水道施設なのか謎です。


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コンクリート舗装が終わり砂利道の下りになると、深さ30㎝を越えるような深い溝ができた荒れた道になりました。ずっと整備された道なら車で来られるなと思っていたのですが、水道施設から先は車で乗り入れることは無理そうです。少なくとも、本格的なオフロード四駆でないと無理です。


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11:21 岬へ続く尾根上の分岐に出ました。カメラトラブルなのか、珍しく妙な画像になってしまいました。岬に行くには右ですが、左もちょっと気になります。地形図では、少し北にある小ピークまで道があるようです。大した距離ではないので、先に行ってみることにしました。


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この道は車が通れるような道ではなく、普通の登山道といった感じです。


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ところが、3分も歩くと藪化してきたので、引き返しました。下手に突っ込むとダニまみれになりかねないので、藪には近寄らないほうが得策です。


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分岐に戻って、岬への道を辿ります。

つづく。

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| 2021年5月 大平山 | 23:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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謎のソフトシェルジャケット: マムート アルティメイトアルパインフーディー

昨晩は少し肌寒いぐらいだったのに、今日はなんだか蒸し暑い日でした。仕事が早めに終わったので、夕方からベッドシーツを夏向けの通気性のいいものに交換し、ついでに部屋と布団に掃除機をかけ、さらに冬物の服と夏物の服を入れ替えました。まだすべてではありませんが、服に関しては8割がたは衣替えが終わったという感じです。


考えてみれば、すでに5月が終わろうとしていて、今年も半分近くが過ぎようとしています。GWまではまだ雪山に登っていたというのに、もう夏山の季節になってしまいました。なんて言っているうちに、秋が来てまた冬が来るわけです。人生なんてあっという間です。ほんとに、仕事に時間を縛られている場合ではないと、つくづく思うようになってきました。やはり、時間的拘束の強い仕事は早く辞めて、自由に自分の予定を決められる状況に持って行かないと、何もできないまま年老いてしまいそうです。



無駄話はこれくらいにして、本題に移りたいと思います。タイトルにある通り、新しいジャケットを買いました。マムートのアルティメイトアルパインフーディーというソフトシェルジャケットです。マムートにはアルティメイトフーディーという人気のソフトシェルジャケットがあり、僕も1着もっていて以前に記事を書きました。また、アルティメイトフーディーがわりと重量がありかさばるということもあるためか、生地の薄いアルティメイトライトフーディーというジャケットもあります。アルティメイトライトフーディーも1着持っていますが、こちらはレビュー記事を書けていません。アルティメイトフーディーは主に冬、アルティメイトライトフーディーは、主に春秋という風に使い分けています。


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で、なんでまた新しくアルティメイトアルパインフーディーなんてものを買ったのかということですが、今持っているアルティメイトフーディーはライトグレーのジャケットなので、赤いジャケットが欲しかったというのが一つ目の理由です。また、アルティメイトフーディーは冬用ということで、下に薄手のフリースなど少しかさばるものが着られるようにアジアLサイズを購入したのですが、自分が思っていたよりもずっと保温力があり、実際にはドライレイヤの上にシャツを1枚着るだけということになるので、若干サイズ感が大きくダボつき気味ということもあり、このさいアジアMサイズのジャケットに入れ替えようというのが2つ目の理由です。ついでに言えば、サムホールが付いたタイプの袖口は、あまり好きではないということもあります。


今回購入したアルティメイトアルパインフーディーですが、現行モデルではなく廃番品です。なので、中古ショップで見つけて購入しました。初めて見たのはかれこれ2か月近く前だったと思います。「アルパイン」という言葉がついたアルティメイトフーディーって何だと思って、ネットでいろいろと検索してみたのですが、どうやら2015年頃に発売されていたもので、アルティメイトフーディーと同じくウィンドストッパーの防風ジャケットですが、違いが何なのかいまいちよくわかりません。日本語のレビューや雑誌の記事なども見当たらなくて、外国の登山用品店らしいサイトのページのユーザーレビューが2015年2月や2016年2月に書かれていたので、2015年から16年にかけて販売されていたようです。


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2017-18シーズンには、アルティメイトアルパインSOフーデッドジャケット(Ultimate Alpine SO Hooded Jacket 1010-22180)という名前になって、デザイン的にアルティメイトフーディーから異なる方向に向かったようですが、2019年以降も販売を継続しているのかどうかは不明です。このモデルでは、GORE WINDSTOPPER with light rain resistanceというメンブレンになり、縫い目にはハードシェルと同じようにシームテープが貼られ、軽い雨ならレインウェアが必要ないぐらいの防水性能を手に入れたみたいです。2018年にはアルティメイトフーディーもアルティメイトV SOフーデッドジャケットに進化していますが、こちらは表地のDWR加工による耐水性を強化しただけで、シームテープはありません。なので、やはりアルパインの言葉が付くほうがより厳しい環境に対応できるヘビーデューティー仕様ということのようです。


中古店に出品された当初は19,000円ぐらいの価格だったので、さすがに高いと思ってしばらく様子を見ていたのですが、1か月ぐらいすると14000円ほどに値下がりしました。それでも購入に踏み切れなくて躊躇していたら、GWが終わってから11000円ほどに値下がりしたので、ここまで売れ残っていてこの値段になったのなら運命だろうと思って購入したわけです。


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アルティメイトフーディーとの見た目の違いは、前身頃の胸ポケットが左右2つあるということと、袖口がサムループのないベルクロ止めの通常の袖口になっていることです。


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また、脇のピットジップが裾まで開くタイプではなく一般的な長さになっているものの、下端が腰のあたりまで斜め後ろに伸びているということ。


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なお、左のピットジップのファスナーだけプルコードがついていなかったので、左右ともに手持ちのものに付け替えています。場所的に見えにくくどちらが上か下かわからないことがよくあるので、わかりやすいように上を赤、下を黒のプルコードに色分けしておきました。


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スタイルナンバーは、1010-14790です。たまに、オークションや中古ショップに出ていたりするみたいですが、もともとタマ数はあまりないみたいです。重さは、アルティメイトフーディーよりも少し重く、約500gでした。


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謎なのは、素材のタグです。日本語の所を見ると、「膜: 100%ポリウレタン」と書かれています。日本語だけの間違いかと思い、英語の部分を確認してみても、やっぱりPolyurethane(ポリウレタン)となっています。膜というのはメンブレンのことなので、ウィンドストッパーならゴアテックスになります。ゴアテックスのメンブレンの場合、以前はゴアテックスメンブレンと書かれていたりしましたが、少し前はePTFEラミネート、最近は100%ポリテトラフルオロエチレンと書くようになったみたいです。ちなみに、手持ちのアルティメイトフーディーには、「メンブレン: 100%ポリテトラフルオロエチレン」と書いてあります。ポリウレタン素材のメンブレンは、一般的にメーカー独自のメンブレンがおおむねポリウレタン系なので、マムートの場合はドライテックがそれに該当するはずです。なので、最初は偽物かと疑いましたが、スタイルナンバーもあるし、検索すればちゃんとアルティメイトアルパインフーディーの情報も少ないとはいえ出てきます。


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前身頃の左の裾のところには、ちゃんとWINDSTOPPERの刺繍ロゴもRマーク付きで入っています。


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手持ちのアルティメイトフーディーのロゴと比べても、おかしなところはありません。なので、偽物ということはないでしょうから、素材表記のほうが間違っているとしか考えられません。それにしてもそんなことがあるでしょうか。


正規のマムート製品であるはずですが、タマ数も情報も少ないうえにメンブレン素材がウィンドストッパーなのにポリウレタンと表記されている、まったくもって謎のジャケットです。しかし、最近のオレンジに近いような赤ではなく、深みのある深紅の赤がマムートらしい色合いだし、袖の作りが立体縫製になっているようで、着用するといい感じにフィットします。生地を口に当てて思い切り息を吐いても、裏地に風が漏れてくることもないので、メンブレンはちゃんと入っているようです。ということで、メンブレンの表記に関しての謎は残りますが、冬用のソフトシェルジャケットとして使っていこうと思います。

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| ジャケット | 19:07 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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曇り空で月は見えず

朝から曇っていたので、今日はダメだろうなと思っていました。とはいえ、雲間から見えることもあるので、念のためカメラをもって夕方から見晴らしのよさそうな新岡山港のあたりへ行ってみたのですが、まったく月を見ることはできませんでした。


ぼんやりとでも月の形がわかるのならまだしも、月が出ていることすらわからないほど雲が厚かったようで、そこまでダメなら仕方がないとあきらめざるを得ません。帰ってきて、YouTubeで少しの間月食のライブ動画を観ましたが、さすがにパソコンの画面で遅々として変化しないライブ映像を眺めていても飽きてしまうので、早々に見るのをやめてしまいました。


というわけで、今回の皆既月食を生で見ることはできませんでしたが、次の機会にはぜひ見たいものです。とはいえ、次っていつなんでしょうか。前回の皆既月食が3年前だったらしいので、それぐらいの頻度で見られるということなのかもしれません。ただし、スーパームーンの皆既月食となると、次は2033年だとか。まだなんとか生きているうちに見られそうです。

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| 時事ネタ・ニュース | 21:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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26日はスーパームーンの皆既月食

ニュースで知ったのですが、明日は満月で、しかも通常の満月よりも14%ほど大きく見えるスーパームーンだそうです。その上、月の出直後から皆既月食が始まるという、なんとも偶然が重なる天体ショーの日になるそうです。


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この写真は、2020年5月7日に撮影した満月です。この時は、スパームーンではなかったはずなので、これよりも少し大きい満月が見えるということです。しかも西日本では、月の出の時にすでに月食が始まっているということらしいので、欠け始めた状態で登ってくる珍しい現象を見ることができるそうです。


明日は仕事がキャンセルになり1日空いたので山に行こうかと思っていたのですが、日曜日に家の雑事をしていて腰を痛めてしまい、ちょっと辛い状況です。なので、山はやめて、夕方から久しぶりにカメラ機材をもってスパームーンと皆既月食の撮影にでも行ってみようかと思います。

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| 時事ネタ・ニュース | 21:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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車中泊時のベッドを運転席側にしてみた

今年のGWの遠征で、車中泊時のベッドの位置をこれまでの助手席側から運転席側に変更してみました。


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なぜ変更したかというと、助手席側は運転席のアームレストが出っ張っていて、幅が50㎝ぐらいしかなく狭いので幅60㎝のマットレスを敷くと「く」の字型に曲がってしまうという欠点があるからです。写真を見てもらえれば一目瞭然ですが、アームレストの所でマットレスが大きくへこんだ状態になっていて、しかも全体的に斜めになっているのがわかります。前の方はアームレストで右から押され、後ろの方では荷室の側壁の張り出しのため左から押されるので、どうやってもこのような曲がった状態になってしまいます。曲がっているとはいえまっすぐ寝られないわけではないのですが、マットレスが曲がってしまうため倒した助手席の上に置いているスノコから少しずれてしまいます。そのためしっかりとしたベッドの部分がスノコの幅よりも狭くなってしまい、結果的に寝がえりなどしてしまうとスノコから落ちてしまうので安眠できないわけです。


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運転席側にベッドを作ったらこんな感じです。助手席側に作った場合に比べて、マットレスが歪んでいないのがわかります。これでも、荷室の側壁のでっぱりのため少しだけ斜めになっているのですが、運転席側はアームレストの幅まで入れるとマットレスの幅とだいたい同じなので、マットレス自体ははぼまっすぐな状態を保つことができます。5月3日の聖岳入山日に寝過ごしてしまったのも、ベッドの寝心地が良くて熟睡してしまったというのもありそうです。



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ちなみに、荷室左側に置いてあるのは折り畳み自転車です。タイヤサイズ20インチなのでそれほどコンパクトとは言えないのですが、とりあえず就寝スペースを圧迫するようなこともなく、積み込むことができました。バックパックやそのほかの荷物は、助手席の上と助手席の後ろのスペースに収納することができています。


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とりあえず、現状では運転席側をベッドにすることでしっかりと寝られるベッドを作り出すことができるようになりました。しかし、移動するたびにベッドを作ったり畳んだりしなければならず、これがけっこう手間です。特に雨が降っている場合、車の外側からドアを開いて作業することができないので、荷物を狭い車内で動かしながらベッドを作るのが面倒です。運転席を常に運転できる状態にしておくようにしたいという風にも思います。写真がベッドを畳んだ状態です。マットレスを半分に折り荷室において、その上にスノコ、その上に荷物を置くという具合にしてやれば問題ないのですが、やはり出かけている間は、ベッドはそのままのほうが楽です。


なので、やはり助手席側にベッドを作れればそれに越したことはありません。運転席をそのままの状態にしておくためには、アームレストを出した状態と同じ高さにベッドを作ることができればいいわけで、そうすればマットレスがアームレストの上に来るので助手席側でも「く」の字に折れ曲がることはないはずです。しかし、そのためには荷室のボードをベッドの一部として使用することができなくなるため、ベッドを自作しなければなりません。


というわけで、荷室のボードを床レベルに下ろして、アームレストの高さのベッドを作ることを計画中です。そうすれば、ベッド下に荷物を収納するスペースも作れるし、ベッドが左右に傾きを変えられるようにすれば、駐車場所が斜めになっていてもフラットなベッドで眠ることができます。そこまでできればさらに快適な車中泊を実現できるので、長期遠征でも楽に過ごせそうです。夏までにはなんとか実現できればいいのですが・・・


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| ホンダN BOX+ | 19:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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当て逃げされた(怒)!

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今日の午後、車に用事があって駐車場に行くと、右前のフェンダーに赤い塗料と白い筋がついていて、べっこりとへこんでいるのを発見! 自宅の駐車場は他人の車が入ってくることはないので、出かけていた時につけられたものであることは明らかですが、どこでつけられたのかです。


昨日は用事で出かけて、最初は近所のホームセンターに立ち寄り、用事を済ませてから帰りにスーパーに寄ったので、おそらくそのどちらかでしょうが、ホームセンターで駐車したところは右側にも駐車スペースがあり、停めたときはシルバーの車が停まっていたし、戻ってきたときは白い軽トラが停まっていたので、赤い塗料がついていることからしてこの時ではないと思われます。


帰りに立ち寄ったスーパーで停車したところは、右側が車の通路になっている場所だったなので、おそらくここで運転の下手な奴がこすっていったのでしょう。車に戻ってきたときに気が付かなかったのは、ちょっと急いでいたせいなのでしょう。



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念のため、ドライブレコーダーのデータを確認してみましたが、録画が始まるほどの衝撃ではなかったらしく、当て逃げのシーンのデータは残っていませんでした。衝撃感知の感度を高に設定していればもしかしたら録画されていたかもしれませんが、そうすると日々のちょっとしたことにも反応してしまって、やたら上書き禁止のファイルが増えてしまい、カードの録画可能容量が少なくなってしまうという問題があります。


ところが、データチェック後にドライブレコーダーにマイクロSDカードを戻そうとして失敗し、ダッシュボードのエアコン吹き出し口の中にカードを落としてしまうという失態を犯してしまいました。サンディスクの32GBのカードなのでけっこう悔しいのですが、落ちたときの音からしてそれなりに奥の方に入ってしまったみたいなのでもはやダッシュボードをばらさないと取り出すのは不可能そうです。


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そんな踏んだり蹴ったりな状況でしたが、改めて当て逃げされた部分をよく見ると、筋がついているもの金属下地まで達するほどの傷ではないみたいなので、コンパウンドで磨いてタッチペンで補修すればそれほど目立たない状態にはなりそうです。


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へこみの方は軽傷とはいいがたい状況ですが、タイヤを外して裏からプラスチックハンマーで叩いていてやれば、それなりに修正することができるかもしれません。


それにしても、この車を購入して以来、交差点での右折車との衝突事故に始まり、右レーンから突然出てきた車に左フェンダーを擦られる事故、対向車にミラーをぶつけられる事故と続き、これで4件目です。自分で購入した車としては7台目ですが、他人にぶつけられる事故がこんなに続いた車は初めてです。やはり、軽乗用車はなめられやすいのか、それとも小さい分意識がさんまんになるのか、なぜ事故が多いのかわかりません。

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| ホンダN BOX+ | 18:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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残雪と新緑のブナ林を求めて: 扇ノ山 

2021年5月8日(土) 鳥取県鳥取市 扇ノ山(1310m) 日帰り単独行 


残雪の白と若葉の新緑の組み合わせの写真を撮りたくて、信州遠征の帰りに鳥取県の扇ノ山に立ち寄りました。せっかく信州にいるのだから信州で立寄ればよさそうなものですが、調べてみたところ乗鞍岳から近いところでよさそうな場所が見つからなかったので、一度行ったことのある扇ノ山にしたというわけです。


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2017年5月17日に初めて訪れたときは、豪雪だったこともあり写真のように林床にはたっぷりの残雪があり、新緑も少し時間が経っていたためボリューム感があって、期待していたような美しい風景を見ることができました。はたして今年はどうでしょうか。ちなみに、2019年5月19日に訪れたときは、残雪はほぼなくなっていました。


7日に飛騨高山から国道158号線で九頭竜湖を経由して越前大野に抜け、福井から国道8号線で若狭方面に向かいました。この日は単に移動するだけで、扇ノ山近くの道の駅で車中泊する予定だったので、時間はたっぷりあります。急ぐ旅ではないので、高速道路は使わず、一般道をのんびりと走りました。


小浜で日帰り温泉に立ち寄り、舞鶴のローソンで半額になった弁当で安く夕食を食べたあと、兵庫県香美町の道の駅村岡ファームガーデンで車中泊しました。小さな道の駅ですが、そのおかげでトラックが入ってくることもなく、静かに寝ることができました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: マムート アイガーエクストリーム メンヒ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: フェニックス トースティサーモパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: バーグハウス メリノウール トレッキング ガイド クルー
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート トリオンライト28L
 ストック: なし


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もともと帰路に立ち寄るつもりで扇ノ山用の装備を持ってきていましたが、予定外の乗鞍岳登山でドライレイヤとしてもってきていたパラマウントタンクを使ってしまったため、今回はドライレイヤなしで直接山シャツを着ました。寒くはなかったので、特に問題はありませんでしたが、山頂で休憩中はすこし汗冷えを感じたので、やはりドライレイヤは必要だと感じました。


ボトムスは、マムート トレッカーズパンツを持ってきていましたが、普段着として履いていたフェニックス トースティサーモパンツでそのまま登りました。裏地が起毛素材で基本的に秋冬用登山パンツですが、この時期はまだ暑くて困るということはありませんでした。



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道の駅村岡ファームガーデンを7時過ぎに出発し、国道9号線の千谷から県道119号に入り、鳥越集落から林道を経由して扇ノ山北側にある水とのふれあい広場に車を停めました。ちなみに、鳥越集落から水とのふれあい広場に通じる林道に出るまでの道はかなり狭く急カーブが続くうえに、たくさんの石が路面に落ちていてそこそこ荒れた感じの林道なので、あまり利用しないほうがいいかもしれません。電話施設の工事で6月いっぱいだったか通行止めになるという看板もでていたので、八田から県道262号線に入り、上山高原経由のほうがよさそうです。


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8:43 準備を終えて出発します。車は他に3台ほど停まっていただけでした。


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水とのふれあい広場から50mほど歩くと、河合谷登山口がありました。登山口からいきなり階段の急登になりますが、入ってすぐに左手に巻き道があります。もっとも、階段はすぐに終わるので、わざわざ巻き道を使わなくてもそれほど大変ではありません。


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階段が終わると、なだらかな遊歩道のような道が続きます。


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10分ほど歩くと、登山道脇にブナの巨木がありました。みずみずしい黄緑色の若葉をたくさんつけているので、山頂付近のブナ林でも美しい新緑が楽しめそうです。


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8:58 小ズッコ登山口からのコースと合流しました。2017年は小ズッコ登山口から登ってきたので、ここから先は一度通った道です。


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9:03 小ズッコ付近のブナ林です。この辺りはほぼ平坦な場所に細めのブナが林立していて、新潟県十日町市松之山にある美人林といわれるブナ林と似た雰囲気です。


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2017年に訪れたときはここでも残雪がありましたが、さすがに今年はかけらもありませんでした。山頂付近のブナ林でどれぐらいの残雪があるのか気になります。


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9:18 大ズッコ手前の標高1200m付近まで来ると、残雪が現れました。この分なら上の方はもっとたくさんの残雪がありそうです。


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9:39 山頂直下の北斜面です。残雪はありますが、期待していたよりも少なめです。もっと林床全体を覆っていて、ブナの根元だけ根開きで丸く溶けているという状況を期待していましたが、それよりもずっと少ない状況です。この時点ではまだときどき陽射しがあり、林床がまだら模様になったりしていたので、先に山頂に行くことにしました。


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9:49 山頂に着きました。驚いたことに、山頂のベンチにスキー装備のソロ男性がいました。BCスキーをやるにしても、この時期の扇ノ山という選択肢はないだろうと思うのですが、世の中には変わった人がいるものです。


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山頂から氷ノ山が見えていましたが、ガスで白くかすんでいて、雪が残っているのかどうかはわかりませんでした。


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とりあえず、ベンチに荷物を下ろして休憩です。扇ノ山山頂避難小屋はきれいでいい小屋ですが、トイレがないのが残念です。


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10:13 休憩を終えて、北斜面のブナ林まで降りてきました。残雪が少なく、雪に倒されていた低木類が立ち上がってきてけっこう林床がうるさい状況になっていて、いい写真が撮れるかどうかビミョーな感じです。とりあえず撮影ポイントを探してうろついてみました。


一眼レフで撮影した写真を何枚か掲載しておきます。横位置写真はクリックで拡大できます。

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10:32 北斜面を一通り見て回って、斜面下まで降りてきました。僕より先に下山していたスキーヤーはどうしても滑りたかったらしく、このわずかな残雪が残る斜面を滑った跡がついていました。立木もあるし、起き上がった低木もあるので、ほとんどまともに滑れないだろうに楽しいのかねえと思いますが、まあ個人の自由ですから・・・


この後の3枚も一眼レフで撮影したもので、拡大できます。

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下山途中で見つけたコブシの花です。彩の少ない春先の山で、純白の花がひときわ目を引きます。


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木々の芽吹きが春の到来を実感させてくれます。


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新緑に彩られた山は、本当にすがすがしく心も体もリフレッシュする感じです。


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11:56 小ズッコ登山口への分岐まで戻ってきました。河合谷登山口までもう少しです。


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12:11 駐車場に戻ってきました。帰路は、鳥越集落に下る道はたいへんだったので9号線に出るのはやめて、鳥越集落への分岐をまっすぐ下り、県道31号線経由で郡家へ出ました。そして県道324号線のバイパスで鳥取自動車道河原ICから帰路に着きました。

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| 2021年5月 扇ノ山 | 18:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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日帰りで登る3000m峰: 乗鞍岳その2 

2021年5月6日(木) 長野県松本市 乗鞍岳(3025.7m) 日帰り単独行 


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10:20 約20分もガッツリ休憩してから、乗鞍岳を目指して歩き始めました。ここから先は木立もない見渡す限りの雪原です。


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進行方向右手には、穂高連峰がくっきりと見えていました。けっこうあちこちの山を登ってきましたが、実はここから見える西穂、奥穂、前穂の三座にはいまだに登っていません。いい加減登り行きたいところですが、人気の山だけに休日の混雑している時には登りたくないし、いい条件で登れるタイミングを待ちたいと思います。


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剣ヶ峰が近づいてきました。一般的には右にある肩ノ小屋を経由して右手から稜線を辿って登るルートが主ですが、ここから見ると直接剣が峰に登るのに何の支障もなさそうです。なので、左の稜線から剣ヶ峰に直登することにしました。


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10:51 肩ノ小屋に向かうルートから外れて剣ヶ峰直下の斜面下にまでやってきました。かなり風が強くなりソフトシェルジャケットだけでは寒さを防げなくなってきたので、剣ヶ峰に取りつく前にハードシェルジャケットを着て、グローブもテムレスに変更しておきました。見上げると雲一つない青空に高層雲が広がり始めていました。天気が下り坂なのはわかっていますが、今日一日はもってほしいものです。


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剣ヶ峰の東陵下部の北斜面を登っていきます。写真では緩い斜面に見えますが、そこそこの斜度はあります。スキー場で言えば上級者コースという感じです。


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呼吸を整えるために立ち止まって振り返ると、結構登ってきたのがわかります。斜めに登って雪が固くなってきたら折り返すということの繰り返しでジグザグに登ってきましたが、登るうちに徐々にビビりの気持ちが湧いてきました。久しぶりの雪山ということで気持ちが負けそうになっているようです。なので、”ビビるな! ビビるな!”と自分を鼓舞しながら登っていました。



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11:34 東陵まで登ってきたので小休止をとりました。標高2810m地点です。バックパックが落ちていかないように雪の柔らかいところにタコつぼを作り、座る場所も作って一休みです。ここから先は一直線に東陵を辿るだけです。


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休憩後、東陵をまっすぐに登ります。


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5分ほどでやや傾斜がきつくなり雪も固くなってきたので、直登からジグザグに登り方を変更しました。


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11:56 さすがに3000mが近くなって急な尾根を登っていると息が切れます。先ほどの休憩からまだ30分しか経っていませんが、ちょうど岩が露出しているところがあったので、岩の上側にタコつぼを掘って休憩することにしました。


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下を見ると遥か彼方まで雪の急斜面が続いているので、何か落とすと大変です。もちろん、自分が落ちてもどこで止まるかわかりません。そう思うとちょっとビビりの虫が騒ぎ出しそうになりますが、すぐ下に岩があるおかげでなんとなく安心できました。


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山頂までもうすぐなので、ラムネでエネルギー補給しておきます。


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12:04 休憩後、一気に山頂を目指します。右手の谷筋を上の方からスキーヤーが2人滑り降りてくるのが見えましたが、自分が登っている稜線のほうへ来る様子はなかったので、安心して登ることができました。


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山頂が近づいてきたため、尾根の傾斜もかなりきつくなってきました。標高2900mのこの辺りで35度ぐらいでしょうか。


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標高2900mを越えてくると、さらに傾斜が増してきました。


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傾斜は40度ぐらいになってきたようです。滑落に気を付けて、一歩ずつクランポンの爪が雪面にかんでいるのを確認しながら登ります。


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見上げると壁のような稜線ですが、かなり幅が狭くなり、山頂が近いことを実感しするようになってきました。


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12:23 標高2960m付近でついに急傾斜の狭い尾根を登り切り、緩んだ傾斜の先に山頂らしい岩場が見えました。


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振り返ると、真っ白な東陵に自分の足跡だけが続いています。


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山頂が見えてきました。


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誰もいなければいいのにと思っていましたが、さすがにそうはいきませんでした。とはいえ、下山し始めていたスキーヤー以外は2人組の登山者がいただけなので、ゆっくりできそうです。


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12:33 標高3025.7mの剣ヶ峰山頂です。三本滝駐車場からほぼ4時間30分でした。これが早いのか遅いのかわかりませんが、今日は体調も良く足が止まることはなかったので、特に急がなくても普通に歩けばこれぐらいの時間で登ることはできるのではないかと思います。


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とりあえず、記念撮影です。


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北アルプスの峰々を背後にもう1枚。


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御嶽山とも記念に1枚。


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そして、ランチタイムです。クルミ蒸しパンとカフェオレです。


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さすがに菓子パン1個では満足できなかったので、しっとりたまご蒸しパンをおかわりです。


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ランチ後、建物の反対側に回ってみると、鳥居や建物にびっしりと大きなエビのしっぽが張り付いていました。5日に道路が凍結したとのことなので、前日はかなり荒れた天候だったようです。


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そういえば山名と標高をかいたものがないなと思っていたら、反対側に設置されていました。


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13:05 下山に3時間ぐらいかかるだろうと予測し、そろそろ下山することにしました。下山は肩ノ小屋方面から行くことにしました。


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剣ヶ峰から下ってきて最初のピークです。てっきりここが剣ヶ峰の北側にある朝日岳だと思っていたのですが、朝日岳は写真左奥に見えているピークでした。


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振り返れば、剣ヶ峰が小さくなっていました。


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肩ノ小屋まで行くと遠回りなので、朝日岳だと思っていたピークから右の斜面へと下りました。


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雪も柔らかくてザクザク下ることができました。しかし、少し下ると岩場が見え、斜面の先が見えなくなっていたので、若干左手に迂回しながら岩場の間を縫って下りました。


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位ヶ原まで降りてきて、下ってきたピークを見上げると、迂回した岩場がちょっとした崖のようになっていて、強行突破しなくてよかったと思いました。


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13:37 自分のトレースを見つけました。あとはこのトレースを辿って戻るだけです。午後になって雪が緩んで、時々踏み抜くことがありましたが、ワカンやスノーシューが欲しいと思うほどでもなく、ワカンを持ってこなくても困ることはありませんでした。


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14:43 休憩なしでゲレンデ上部まで降りてきました。ここでクランポンを外して、あとはゲレンデを下ります。


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最初は往路とおなじ土の出たゲレンデを下っていましたが、下りでは足の向きが斜めになって歩きにくいので、雪のあるところを下ることにしました。雪の上なら、踵からまっすぐ足を下ろせるので楽です。


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15:00 駐車場に戻ってきました。休憩なしだったこともあり、わずか2時間で下山することができました。着替えている間に濡れた靴やクランポンを乾かしておきました。陽射しがあるので、ほんの10分ほどでほぼ乾きました。

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これで今年のGWの遠征は終了です。当初の予定の聖岳から光岳への縦走はできませんでしたが、日帰りとはいえ3000m峰に登ることができたので、なんとか留飲を下げることができました。今後は、夏の遠征に向けて、筋力強化が課題です。


この後は、帰宅途中で鳥取の扇ノ山にブナ林の写真撮影目的で立寄る予定なので若狭方面に行くのですが、その前に温泉です。昨晩立ち寄った乗鞍高原の湯けむり館は連休明けということで今日は休業です。グーグルナビだと関が原から琵琶湖北岸を経由して若狭方面に行くのが最短ルートだと出たのですが、木祖村の方へ出ると一番近い温泉まで1時間ほどかかるし、検索してみるとやっぱり休業でした。


なので、安房トンネルを抜けて平湯に出て、ひらゆの森で温泉に入ることにしました。安房トンネルの通行料630円が痛いところですが、仕方がありません。


ひらゆの森でゆっくりと温泉を楽しんだ後は、髙山方面に移動し、途中のローソンで夕食を食べました。最近のローソンは19時ごろに行くと弁当などを半額で売っているので、案外お得です。普通に夕食を食べると弁当とサラダと副食などで1000円ぐらいかかってしまうところ、500円台で済みました。


食事の後は、中部縦貫自動車道の高山西IC前にある道の駅ななもり清見へ移動して、そこで車中泊しました。ここはそれほど大きい道の駅ではありませんが、ICの前ということで、トラックが1台エンジンをかけっぱなしで停まっていて失敗したなと思いましたが、しばらくすると出て行ったので助かりました。その後も、たまにトラックが入ってきたりしましたが、幸い眠れなくなるようなことはありませんでした。なお、この道の駅は入口から入って左側の奥にトラック用の駐車スペースがあるため、静かに寝たい場合は入口を入って右側の駐車場を利用することをお勧めします。


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| 2021年5月 乗鞍岳 | 00:25 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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日帰りで登る3000m峰: 乗鞍岳その1 

2021年5月6日(木) 長野県松本市 乗鞍岳(3025.7m) 日帰り単独行 


聖岳から撤退してきた3日は、飯田市内の日帰り温泉に立ち寄った後、近くのコンビニで夕食をたべ、道の駅南信州とよおかマルシェで車中泊しました。遠山郷でもそうでしたが、信州の道の駅は無料Wi-Fiが利用できるのがいいところです。また、遠山郷もそうでしたが、幹線道路から外れているところにある道の駅はエンジンをかけっぱなしにするトラックがいないので、比較的静かで安眠できます。もっとも、エンジンをかけっぱなしのバンや乗用車もいたりするので、必ずしも静かとは言えないのが玉に瑕です。まあ、トラックと違って近くでなければ安眠妨害というほど五月蠅いわけではないので、ギリギリ許容範囲です。


4日の朝は、誰かがギターを弾いているなと思いながら目が覚めました。時間は9時過ぎでした。昨夜は22時過ぎには寝たので、11時間近く寝たようです。車中泊でこれほど長時間熟睡したのは初めてかもしれません。ギターの音は、道の駅で行われるイベントのリハーサルだったようです。昨夜比較的すいていた駐車場は、すでにけっこう車で埋まっている上に、どんどん車が入ってきます。イベントも始まってバンドの演奏で騒がしくなってきたので、早々に退散することにしました。


6日に乗鞍岳に登るつもりなので、もう乗鞍高原へ行ってしまおうかと思いましたが、コンビニも何もない乗鞍高原で1日過ごすのはさすがに時間を持て余しそうだし、5日は1日雨の予報だったので、外を出歩くこともできないとなるとさすがに4日のうちに乗鞍高原に入ってしまうというのはないなと思えたので、伊那谷から木祖谷へ抜ける国道361号線の入口となる伊那まで行って、道の駅大芝高原で車中泊することにしました。


駒ヶ根まで来たときに、そういえば空木岳に登るという手もあるなと思い、空木岳の登山口となる池山林道終点まで車で行けるのかどうか確認しに行ってみることにしました。しかし、駒ケ根高原スキー場の下まで来ると、池山林道は閉鎖中で林道終点の登山口まで行けないという看板が設置されていて、登山はスキー場の駐車場を利用するようにと書かれていました。スキー場から歩くとなると、1時間余計にかかってしまいます。


聖岳の場合でも、芝沢ゲートから先は歩行者も通行止になっていましたが、問題なく通行できたので、もしかしたら行けるかもしれないし、通行止めになっていたとしても、スキー場からの登山道が途中で林道にでてくるところまででも行ければ、だいぶん時間短縮できるので、とりあえず林道を進んでみることにしました。しかし、林道に入ってすぐのところにある古城公園あかつきの塔の先でゲートが閉まっていました。ここからだとスキー場から登るのと大差ありません。おそらく7時間ほどかかるので、やはり乗鞍岳に行くことにしました。


道の駅に行く前に、大芝高原よりも少し山側にあるみはらしの湯に立ち寄りました。大芝高原にも温泉がありますが、道の駅に併設されているので混んでいるだろうと思い、わざわざ離れたみはらしの湯に来たのですが、正解でした。17時と時間が早いせいもあるかもしれませんが、幹線道路からも離れているので、けっこう空いていてゆっくり浸かることができました。しかもここはその名の通り抜群の見晴らしで、南アルプスの名峰が一望できました。北端の甲斐駒から南端の光岳まですらりと並ぶ白い頂を露天風呂から眺められるのですから、最高の温泉です。登れなかった聖岳の姿もみることができ、少し悔しさも和らぎました。


温泉の後、夕食を買うために伊那IC近くにあるスーパーに立ち寄ってみたところ、国産ウナギのかば焼きが半額になっていました。これは買いだということで、これまた半額になっていたシーフードサラダと久しぶりにノンアルコールビールも買って、ちょっと贅沢な夕食を楽しみました。


19時ごろ道の駅大芝高原に着いてみると、道の駅の駐車場とその他の施設は離れているためか、思いのほか空いていました。奥の方に1台トラックが停まっていたので、駐車場の反対側に車を停めて、安眠することができました。ただし、地元民なのか夜中にときどき車が入ってきて、しばらくエンジンをかけっぱなしにしたり、大音響で音楽をかけていたりと、必ずしも朝まで平穏な道の駅とはいえませんでした。


大芝高原でも無料Wi-Fiが使えましたが、ここは通信速度が遅く、動画を観ようとするとしょっちゅうフリーズしてしまい、接続自体もなかなかつながらなかったりで、あまり役に立ちませんでした。


5日の朝に目覚めると、雨でした。といってもそれほどきつい雨ではなく、弱い雨が降ったりやんだりといった感じです。少しのんびりしていると、続々車が入ってきて、他に空いている場所はたくさんあるのにわざわざ自分の車の周囲に駐車して奥の方へ歩いて行きます。テニスラケットなど持っていたので、どうやら駐車場の奥にあるテニスコートを利用する人たちのようです。たまたま自分が停めた場所がテニスコートの入口に近いところだったので、駐車する車が集中してきたみたいです。そういえば、この道の駅の周囲には野球のグランドなどがあり、どうやらスポーツ施設の利用者用駐車場にもなっているようです。


道の駅を出てコンビニに立ち寄った後、国道316号線で木祖村に出て、県道26号線を北上し、梓湖で国道158号に入り、乗鞍高原までやってきました。乗鞍岳までは、乗鞍観光センター前から位ヶ原山荘まで春山バスがでていますが、もっと上の三本滝駐車場までは自家用車でも上がることができ、そこから山頂まで歩くこともできるし、 三本滝駐車場からバスに乗ることもできるみたいです。バスで行くか自分で歩くかは状況次第ですが、聖岳を体力不足で撤退したこともあって、バスで行くほうに気持ちは傾いていました。


とりあえず、時間もあるので三本滝駐車場まで様子を見に行ってみることにしました。雨の降る中を上っていくと、広々とした三本滝駐車場に着きました。レストハウスは休業中でしたが、屋外の公衆トイレは利用できました。目の前のスキー場のゲレンデはほぼ雪はなくなっていましたが、左の方にはまだ上まで雪がつながっています。その上はどうなっているのかわかりませんが、おそらく雪はつながっているのでしょう。


駐車場から三本滝を経て夏道のほうへ行くこともできますが、雪がある場合は、わざわざ遠回りして夏道を辿る必要はありません。ネットで調べたところでは、三本滝駐車場の上にあるかもしかリフトの終点からまっすぐ登っていくというのが積雪期の一般的な登山ルートのようです。少し前に雪崩が発生したルートですが、時期的にあまり心配しなくてもよさそうです。ただし、積雪期限定のルートなのでコースタイムがわかりません。夏道のコースタイムは、三本滝駐車場から夏道まで出るのに40分ほどかかる部分を除くと山頂まで約5時間なので、同じぐらい見ておけばよさそうです。


バスの場合、始発が8時30分で、位ヶ原山荘まで約30分かかります。そこから山頂まで3時間ぐらいなので、バス利用の登山者が山頂に着くのは、おおむねお昼頃です。歩きで行くなら、朝6時に三本滝駐車場を出れば11時ごろには登頂できるので、バス客よりも1時間早く山頂でゆっくりできます。混雑したバスでアプローチするのは気が進みませんが、6日は平日なのでそれほど登山客が多くはないでしょうから、バスで行ってもいいかなと思えます。


とりあえず観光センター前まで戻り、向かいにある湯けむり館でゆっくりと温泉に浸かりました。平日ということもあり、温泉はかなり空いていました。硫黄臭のある白濁したお湯はかなり気持ち良かったです。考えてみれば、今回まだまともに山に登っていませんが、温泉には毎日入っています。一部沸かし湯のところもありましたが、登山というよりも温泉巡りのGWといってもいいかもしれません。普段はシャワーで簡単に済ませることが多いので、それはそれで悪くないのかもしれません。


車中泊は観光センターの駐車場でするつもりでしたが、入り口に18時から3時までは使用できませんと書かれた看板が設置してあったので、とりあえず温泉の駐車場で夕食を食べることにしました。昨晩贅沢をしたこともあり、聖岳で食べる予定だったアルファ米などの食料で簡単に済ませました。


19時前に観光センターの駐車場に行ってみると、特にチェーンなどで入れなくしているわけではなく、他にも数台の車が停まっていたので、トイレに近い場所に車を停めて、就寝しました。標高が高いので寒いかと思っていましたが、案外暖かくて、今回初めて電気敷毛布のスイッチを入れずに朝まで寝ることができました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: バーグハウス メリノウール200クルーネック
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: マムート フレックスライト ハイブリッド ジャケット
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
       ショーワ テムレス02ウィンター
 キャップ/ハット: マムート ランボールドアドバンスドハット
 バラクラバ: マムート バラクラバアークティックウィンドストッパー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: バーグハウス メリノウール200タイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスグレイシャープロパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ファイントラック メリノスピンソックスEXPレギュラー
 シューズ: スカルパ モンブランGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート トリオンライト28L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 ヘルメット: なし
 クランポン: グリベル エアーテックニューマチック
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ


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乗鞍岳登山はもともと予定になかったので、聖岳用装備の使いまわしです。ドライレイヤは扇ノ山用に持ってきたパラマウントタンクを使い、ベースレイヤとソックスは聖岳用の着替えだったものです。グローブも、天気が良く気温が高いので、扇ノ山用の作業用グローブを使い、念のため防寒用にテムレスを持っていくことにしました。バックパックは、聖岳の登頂用です。せっかく持ってきた冬用のウェアや靴をちゃんと雪のある所で使えてよかったです。


帽子はいつものベンチレーションハットではなく、首の後ろ部分の日よけがついているランボールドアドバンスドハットにしました。これは、登りでは西に向かって、下りでは東に向かうため、常に後ろから日差しを浴びることを考慮した結果です。この選択はドンピシャで、常にうなじ部分に陽射しを浴びることになりましたが、日よけがあったおかげで日焼けすることもなく暑さで頭がくらくらすることもありませんでした。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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6日の朝はさすがに早く目が覚めました。といっても、バスの始発時間が8時30分なのでそれほど早く起きる必要はなく、起きたのは6時前ぐらいです。それでもバスの始発までは十分余裕のある時間なので、バタバタすることなくゆっくり準備ができました。昨日降っていた雨はすっかり上がり、まぶしい陽射しが差し、乗鞍岳がまぶしく輝いています。


車の中を片付け、軽く朝食を済ませて着替えも終え、あとはバスを待つだけという状態になっても、まだ7時過ぎです。念のためバス停の状況を確認し、なんとなく切符売り場も覗いてみました。ところが、そこで愕然としてしまったのです。


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切符売り場の窓口に張り紙がしてあり、5日は路面凍結したのでバスは全面運休、6日は9時30分までの便は休止が決定していて、その後の便は状況次第で運行するかどうか決めるというのです。なんでそんな大事なことをバス停に掲示しないのでしょうか。実は、昨日の夕方、一度バス停の時刻表の確認は一度したのですが、バスが運休するという情報が何も出ていないかったので、てっきり始発から動くものだと思っていたのです。


バスの時刻確認のためにバス停の時刻表を見に来る人はいても、わざわざわざ閉まっている切符売り場を見に来る人なんてあまりいないでしょうから、まずはバス停の時刻表のところに掲示するのが常識だと思うのですが、驚くべき間抜けぶりです。顧客満足度とか観光客の行動心理とか、考えたこともない人たちなのでしょう。アルピコ交通は信州側から上高地へのアプローチで使いますが、岐阜側からの濃飛バスの登山者冷遇の態度に比べていろいろな面で優秀だなと思っていたので、こんなところで間抜けぶりを発揮しているとは思いませんでした。上高地路線がドル箱の東海道新幹線だとしたら、乗鞍岳の春山バスは地方のローカル線みたいなものでしょうから、サービスの質も所詮この程度になるということなのでしょう。


9時30分の第2便まで休止となると、そのあとは10時30分の便となります。位ヶ原山荘に着くのは11時なので、それからとなると山頂に着くのは14時です。今から三本滝駐車場まで行って徒歩で登った場合、8時に出発したとしても13時には山頂です。1時間の違いですが、10時30分のバスが確実に出るという保証はないので、事実上三本滝駐車場から歩きで登るしか選択肢はありません。


急いで車を出し、三本滝駐車場までやってきました。ちなみに、ここまでは凍結個所もなくノーマルタイヤで何の問題もありませんでした。もう8時前ですが、意外にも登山準備をしている人が複数いました。準備中にも数台車がやってきたので、この時間から出発しても十分日帰りで登って帰ってこられるということなのでしょう。早めに気が付いたからよかったもの、これが始発が出るものだと思ってのんびりと待っていたら、出発が9時になってしまうところでした。公共交通機関を使う場合は、事前に必ず窓口など一通り下見しておかないといけないと、強く反省した次第です。というよりも、立山のように公共交通機関を使わざるを得ない場合を除いて、今後はできるだけ自分の足で登ることをまず優先するようにしようと思います。


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7:54 三本滝駐車場を出発します。先行する登山者やスキーヤーは、左の雪のある斜面を登っていましたが、道路脇の雪を踏んでみると溶けかけのズルズルだったので、右の雪のない斜面を登ることにしました。


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8:08 この選択が大正解で、斜面をぐいぐい登ることができ、雪の斜面を登っていた先行の登山者を一気に追い越し、リフト終点まで登ることができました。2日間ゆっくりと休養したこともあるし、一眼レフを車に置いてきたので日帰り装備の荷物がすこぶる軽く、足が軽快に出ます。3日にこの状況なら楽々聖岳に登れていたのにと思うと悔しいところです。


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リフト終点まで来て振り返ると、信州方面に雲海が出ているのが見えました。


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リフト終点からしばらくフラットな草地を歩き、雪のある斜面が前方に見えてきたところで、早々にクランポンを装着しました。この先はもう雪面歩きが続くと思われるので、さっさとつけておいた方が何かと有利だとの判断です。


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クランポンを装着して、雪の斜面に踏み出しました。


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すぐに急斜面が現れましたが、距離がたいしてないこともあり、難なく通過することができました。


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その後はやや傾斜のある雪面が続きます。それにしてもゲレンデのように木々の生えていない斜面がずっと続いているところを見ると、どうやら乗鞍岳の山頂付近からスキー場まで滑り降りることができるように作られたツアーコースのようです。積雪期だけのルートなので、森の中を登っていくバリエーションコースだとばかり思っていたのですが、これほど明確なスキーコースだったら迷う心配はありません。


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登っていくうちに乗鞍岳が見えてきました。さすがに3000m峰だけあって、完全に白銀の頂です。


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9:03 出発から1時間が過ぎたので、休憩をとりました。風が少し冷たいものの、日向にいればジャケットを着こむほどの寒さではなく、3日の聖岳の時とは大違いです。


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そうはいっても、ポットに入れた暖かいドリンクがありがたく、GWの高山ではまだ暖かい飲み物が必要だなと感じます。


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休憩を終えて先に進んでいくと、だいぶん乗鞍岳が近くに見えるようになってきました。


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9:40 前方にちょっとした急斜面が見えてきたと思ったら、注意書きの書かれた案内板がありました。


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赤文字で書かれていたのは、この先の斜面右側で3月14日に雪崩が発生し、この案内板の近くまで到達したとのことで、通過や休憩には注意するようにとのことでした。また、位ヶ原山荘はここから右手方向に行くとのことで、途中で立ち寄ろうかと思っていたのですが、やめてまっすぐ乗鞍岳に向かうことにしました。


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先ほどの案内板から3分ほど登ったところに、別の案内板がありました。雪崩の発生した地点の写真があり、写真を参考にしてルートを選択するようにと書いてありました。通常ならロープを張って、そこから中へ入らないようにとするところですが、ここはわりと登山者の判断を尊重しているようです。


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雪崩の発生した斜面を登りきると、その先はフラットで広大な斜面が広がる位ヶ原でした。しかし、だだっ広い雪原は木々もまばらで風をさえぎるものがなく、上から吹き下ろしてくる冷たい風を浴びると体が冷えてきます。


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10:02 少し木々があって、風当たりが少ない場所があったので、低木の風下側に座って休憩をとりました。ここまで2時間で登ってこられたので、なかなかいいペースです。


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水分補給とエネルギー補給を兼ねて、ゼリー飲料を飲みました。そして、寒さ対策にソフトシェルジャケットを着ていくことにしました。


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休憩場所の正面には、中央アルプスの峰々が白く輝いていました。

つづく。

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| 2021年5月 乗鞍岳 | 15:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アプローチだけで疲労困憊し撤退: 聖岳その2 

2021年5月3日(月) 長野県飯田市 聖岳(3013m) 避難小屋泊単独行 


信州から戻って1週間ですが、なんだか疲れが抜けません。就寝時間が午前1時頃になってしまっているのも良くないのでしょう。連休明けは仕事も多くなく、今週末は3連休となっていますが、さすがに泊りの山行に行こうという気分ではありません。本日14日だけが晴れ予報になっているので、本当なら今日山へ行けばいいのですが、疲労感もありそんな気分ではないのでゆっくり静養することにします。


それでは、聖岳レポの続きです。



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9:41 自転車を置いて10分ほど歩いたところで、道が分岐していました。道標の類は何もないのでどちらへ行くべきかです。右の方へ行く道のほうがきれいなので、なんとなく右かなという気もしますが、右は下の方へ向かっているのでちょっと違う感じです。右のガードレールのところから下を覗いてみると、下った先に建物があり、どうも電力関係の施設のようです。なので、左へ進むことにしました。


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分岐からすぐに道がヘアピンカーブで折り返し、その先に建物が見えてきました。どうやら便ヶ島に着いたようです。


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9:50 突き当りに道標や案内板が設置してあり、登山届のポストが入った小屋もありました。


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聖岳には、案内板の左側から後ろの斜面を登っていくようです。とりあえず、ここで小休止をとることにしました。登山道入口の道標横の岩がちょうどベンチ代わりになったので、バックパックを下ろし、座って休憩することができました。それにしても、この時点で予定よりも約3時間遅れになってしまいました。避難小屋に着くのは17時半になってしまいますが、日没前1時間なのでまあ大丈夫だろうと思っていました。


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10:02 休憩を切り上げて出発します。ここからは山の斜面を登る登山道になりますが、これがけっこうきつい傾斜でした。登りながらなんだかしんどいなと感じましたが、まだ足は前に出ていたので、特に不安はありませんでした。


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10:09 きつい斜面を登りきると、トンネルがありました。これは森林軌道の跡だそうで、便ヶ島から西沢渡まではその軌道跡を利用した遊歩道になっていますが、崩落個所多数でとても遊歩道とはいえない道です。トンネルには照明がないのでヘッドライトが必要かと思いましたが、それほど長いトンネルではなく、地面の状況も肉眼で確認できたので、そのまま通過しました。


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トンネルを抜けると、再び上河内岳(たぶん)が出迎えてくれました。


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トンネルのすぐ先の登山道脇にカツラの巨樹が立っていました。


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幹周は10m前後はありそうな感じです。こんな巨樹が無名のまま、登山道脇に立っているのですから驚きです。


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トンネルから5分ほどで、大きな崩落個所がありました。これまでは道の上から土石が落ちてきて道が埋まっているパターンの崩落ばかりでしたが、ここは道が崩れてしまっていて、通過するのがちょっと大変そうです。しかも、渡してあるロープが結構高くて半分ぐらいまで行かないと手が届かず、渡り始めは余ったロープを握りながら崩壊した斜面を渡り、途中から上にかかったロープに持ち替えて向こう側へ渡りました。背の低い人や初心者は、カラビナとスリングでつり革のようにして渡ったほうがいいかもしれません。この崩落地の先でもちょこちょこ土石が落ちてきて道が埋まっている場所があったりしますが、道が崩れていたのはこの場所だけでした。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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歩いて行くと、木造の橋が谷にかかっていました。架けられてからあまり年月が経っていないのか、それほど痛んでいるところもなく、あちこち崩落して痛みの激しい遊歩道にあって、ちょっと違和感のある橋でした。


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橋の上から大きな滝が見えます。全体の落差は30~40mぐらいありそうです。


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その先に崩落個所があり、大木がバリケードのように道をふさいでいました。荷物が小さければ木を跨いだりくぐったりして通過できそうでしたが、でかいバックパックを担いでるとそうもいかず、上から高巻くしかありません。崩れやすい砂利の斜面を登って、大木の上から反対側にでました。


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2本目の木橋を通過します。この橋を過ぎると、道の崩落個所がさらに多くなり、どんどん歩きにくくなってきた感じです。それでも、もともと森林軌道の跡なのでほとんど水平な道になっていて、普通の登山道に比べれば歩きやすいのかもしれません。とはいえ、その分歩いても歩いても高度を稼ぐことができず、体力を消耗するばかりともいえます。


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10:57 2本目の橋から20分ほどで西沢渡に着きました。ここは渡渉箇所になりますが、人力のゴンドラが設置されています。しかし、それがかなり体力を消耗するらしく、できることなら使いたくないところです。GWに入っているので、仮設橋がかけられているのではないかと淡い期待をもっていたのですが、その期待は見事に打ち砕かれました。仮設橋もなければ、石を伝って渡れるような場所もありません。靴を脱いで川を渡ることも考えましたが、けっこう流れがきつく深さもそこそこありそうだったので、渡渉はあきらめてゴンドラで渡ることにしました。


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まずは向こう岸にあるゴンドラをこちら側に引っ張ってこなければなりません。見てわかる通り、ケーブルが中央でたわんでいるので、中央へ来るまでは比較的軽く動くのですが、中央を過ぎると登りになるためかなり力を使います。腕の力だけではすぐに疲れてしまうので、体を傾けて体重移動でロープを引くようにしないとだめでした。しかも、引いたロープの長さよりも短い距離しか動かないようになっているため、1m引いてもゴンドラが動くのはせいぜい20㎝程度です。


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10分近くかかってようやく乗れるところまでゴンドラを引っ張ってきました。バックパックを載せて、自分もゴンドラに乗ってロープを手繰り寄せながら向こう岸へ渡るのですが、これがまた大変でした。引っ張っても引っ張てもなかなか進まないうえに、中央を過ぎると自分と荷物の重さを引っ張り上げないといけないため、たんにゴンドラを手繰り寄せるよりも数倍大変です。しかもゴンドラの上なので、体重移動でロープを引くことができず、多少体を傾けることはできても基本は腕の力で引くことになります。単独の女性だとかなり厳しいゴンドラといえそうです。


なんとか対岸について、荷物をゴンドラからおろして担いだものの、歩く気力が湧いてこず、たまらず休憩をとりました。休憩中にソロの男性が後から来ましたが、もう先に行こうという気力もなく、彼が先に行くまで座り込んでいました。


11:30 かれこれ西沢渡で30分を費やしてしまったので、意を決して歩き出しました。西沢渡からはいきなり急登になります。ゴンドラで体力を消耗したためか、この急登が思いのほかきつく感じました。


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幸い、急登は10分ほどで終わり、突然目の前に石垣が現れました。石垣の奥に建物も見えます。


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一見すると廃業した山小屋のようですが、山と高原地図によると造林小屋跡だそうです。地形図には建物の記号はあるものの何も記載はありません。窓の下にクマのものと思われる糞が2つあったので、この辺りでは熊鈴は必須のようです。もちろん、この時は出発時から熊鈴を付けていました。


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登山道は小屋の裏を回ってから尾根に上がるようについていますが、この尾根がしびれるような急登でした。地形図で見ても1600mぐらいまでは急登が続くだろうと予測はついていたものの、なかなか厳しい登山道です。


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12:14 ちょっとしたテラス状の平らな場所に出たので、休憩することにしました。西沢渡を出発してまだ1時間も経っていないのに、すでに2時間ぐらい歩き続けたような疲労感を感じます。しかも、尾根に上がってきたためか冷たい風が吹きつけるようになって、シャツだけで行動するのがつらくなってきたので、ソフトシェルジャケットを着ることにしました。時間的にはランチタイムということもあり、風が当たらず日の当たる場所を探して、行動食を食べました。


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行動食を食べ、水分補給も終えて、出発します。エネルギーを補給したので、元気も出るだろうと思いながら足を進めます。


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12:38 ようやく急登がおわり、尾根の傾斜が少し緩くなりました。しかし、ここに来るまでに何度足が止まったことでしょうか。休憩後、元気が出るどころかさらにしんどさが増して、数分歩いては立ち止まるという状況になってしまいました。荷物が重くても、体力があれば足は出し続けることができるのですが、この時は体が歩くことを拒否しているような感じで、足が前に出ません。ようやく尾根の傾斜が緩くなっても、状況は同じです。


12:58 再び尾根の傾斜がきつくなり、また急登が始まったところで、心が折れました。GPSで標高を確認すると、1400mでした。西沢渡の標高が1100mなので、300m登るのに1時間半を費やしています。この尾根の最高点である薊畑分岐の標高が2450mなので、まだ1050mを登らないといけません。このペースで行くと少なくとも5時間は必要ですが、それは一定のペースで登り続けることができた場合の話です。疲れてペースが落ちたり長い休憩をとることになると、さらに時間を費やすわけで、下手をすると6~7時間かかるかもしれません。とすると、避難小屋に到着するのは完全に日没後の19時~20時になってしまいます。


しかも、これから登れば登るほど気温は下がり、最後には強風の吹き荒れる氷点下の世界です。ここから見ると稜線付近を雲がかなりの速度で流れているのが見えるので、かなりの強風が吹いているのは明らかです。体力を消耗しへとへとになったところで厳冬期のような厳しい状況になるうえに、日没で夜間行動を強いられます。万が一、吹雪いていたらホワイトアウトで避難小屋を見つけるのに苦労するかもしれず、時間がかかればかかるほど体力も体温も削られていくわけです。いくらGPSがあるからといっても夜間のホワイトアウトとなると楽観視はできません。事実、この日はGPSが不調で、しょっちゅうトラックデータの取得がとまってしまい、往路のデータは便ヶ島を過ぎてからはほぼありませんでした。現在地の確認はできるものの、万一それもおかしくなったら最悪です。行動食を食べて40分が経ってもまったく体力が回復する気配がないことを思うと、この先ペースが落ちることはあっても上がることはないと考えざるを得ず、これ以上先に進むことはリスクばかりが増大して行くことになるといえます。


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そんなことを立ったままで考えていて、やはりここで引き返した方がいいと判断しました。いまから引き返せば夕方には芝沢ゲートに着けるので、明るいうちに下山できます。目の前にV字型の妙な木があり、山にからかわれているような気がしてちょっとむかつきますが、ここで撤退です。


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13:40 西沢渡まで降りてきました。登っているときに下山する登山者とすれ違ったので、当然ゴンドラは向こう岸にあるとわかっていましたが、改めてみるとやはりがっかりです。再びゴンドラを引き寄せて対岸まで渡らないといけないと思うとげんなりですが、こればかりはやらざるを得ません。


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14:12 渡り終えてから少し休憩をとり、重いバックパックを背負って再び歩き始めました。やっぱり西沢渡を渡るのに30分を要してしましました。


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たくさんの崩落個所を越えて、ひたすら歩き続けます。


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途中、往路では気が付かなかった巨樹の残骸が斜面上にあるのに気が付きました。トンネルの所にあったカツラの巨木よりもさらに一回り大きいと思われる巨大な残骸です。おそらくこれもカツラではないかと思いますが、生きていれば日本でも有数のカツラの巨樹だったかもしれません。


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疲れと撤退したふがいなさに気分も沈みがちですが、きれいな渓流をみると少し癒されます。


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15:07 ロープのかかる崩落個所まで戻ってきました。かなり疲労感が強くなっているので、うっかり足を滑らせて滑落しないように注意深く通過しました。


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トンネルを抜けると便ヶ島です。


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15:22 便ヶ島の登山口まで降りてきました。もう、これ以上歩きたくないという気分なので、休憩して行くことにしました。


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キャンプ場の休憩舎を借りてゆっくりして行くことにしました。向かいの聖光小屋は人が入ったみたいで、窓が空いていて布団が外に干してありました。


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ちょうど15時過ぎということで、スイーツでおやつタイムにしました。


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気が付くと青空が見えていた空はすっかり曇り空になっていました。さらに雨まで降り始めました。こうなると、稜線付近はおそらく雪になっているでしょうから、あのまま無理をして登っていたら、吹雪の中に突っ込んでいくことになっていたところです。もっとも、この時間だったらまだ1800m付近のはずなので、冷たい雨を浴びていたことでしょう。雨に濡れて強風が吹く氷点下の稜線に出ていくわけですから悲惨と言わざるを得ません。


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15:53 結局20分ほど休憩してしまい、雨が止むのを待ってから便ヶ島を出発して、無事に自転車をデポしたところに戻ってきました。ここからは、もう歩かなくていいと思うと心底ほっとしました。


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16:32 帰りはあっという間でした。歩けば1時間半かかるところを、わずか35分ほどで芝沢ゲートまで下ってきました。途中で本格的な雨になってしまいましたが、アスファルト舗装の道が多くなったおかげで、ガンガン下ることができました。


それにしても、1日晴天予報だったのに、夕方から雨になってしまったわけで、もしも上まで登っていたらなかなか厳しい状況になっていたに違いありません。結果論ですが、あそこで引き返して良かったと思いました。おりしも、同じ3日には槍ヶ岳に登山中の3人パーティーが吹雪でホワイトアウトになった悪天候の中で遭難し、全員死亡するという事故がありました。ニュースによれば、滑落した1人を除き、残りの2人の死因は低体温症だったとのことで、天候の急変に対応できなかったらしいとのことです。南アルプスと北アルプスでは状況は違っていたかもしれませんが、この日はそれほど厳しい天候であったことは事実です。登頂できず途中で引き返すことになったのは残念ですが、自分にとっては最良の選択だったと思うことにします。


下山後、原因をいろいろと考えてみましたが、3日の朝早起きできなった時点で、疲労が蓄積されていたといえそうです。原因は、やはり4月22日の氷ノ山に続き、25日に正木山と短期間に連続で登山をしてしまったこと、さらにトレーニングのつもりで正木山では荷物を重くして疲れを増幅してしまったのが原因といえそうです。


もちろんそれだけではなく、コロナ禍の影響もあり、2年間重装備の高山縦走をしていないということも原因といえます。日帰り登山を継続していたとはいえ、やはり重い荷物を背負って高い山に登るという負荷を経験しているのといないのとでは大きな違いがあるといえます。年に3回程度であっても、高負荷の登山をすればある程度体が慣れるし、筋力の低下もそれなりに防止できるでしょうが、2年間もやらないと筋力が低下してしまうのは避けようがありません。そうじゃなくても加齢で体力は衰えているのに、怠ければどんどん筋力は落ちていくわけです。


これからは、月に一度ぐらいは泊りの山行を実施するようにしたいところです。できなければ、せめて15㎏以上の荷物を背負った山行をすることで、筋力の維持を図りたいと思います。

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| 2021年5月 聖岳 | 10:38 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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アプローチだけで疲労困憊し撤退: 聖岳その1 

2021年5月3日(月)~5日(水) 長野県飯田市 聖岳(3013m) 避難小屋泊単独行 


今年のGWは、南アルプスの聖岳から光岳への縦走を考えていました。思えば、2019年のGWに塩見岳を目指したものの時間切れで撤退して以来、2019年の夏は1泊2日の小屋泊登山で御嶽山、年末は天狗岳と蓼科山への日帰り、2020年のGWは遠征に行かなかったので、寝袋を持っての縦走というのは、2年ぶりとなります。2年間も重装備の登山をしていないのに、大丈夫だろうかという不安はあったものの、登山自体はそれなりにこなしているので、まあ何とかなるだろうと安易に考えていました。


当初の予定では2日に入山、3日に聖岳登山、聖平小屋の冬期避難小屋に宿泊。4日に上河内岳を越えて光岳小屋の冬期避難小屋まで縦走。光岳はその日のうちに登ってしまい、5日は易老渡へ下山するだけという計画でした。というのも、天気がいいのは3日と4日だけで、5日は夕方から雨になりそうだったからです。


このGWは、2日から3日にかけて冬型の気圧配置となり、3000mで気温-7度、風速20m/秒前後という予報が出ていて、宿泊予定の聖平小屋がある標高2400m付近でもけっこう荒れた天候になりそうな雰囲気でした。しかし、2日は入山するだけだし、夕方までに小屋に入れると思っていたので、雨に降られることはないだろうと思っていました。


問題は3日です。晴天予報ではあるものの、低温で強風という天候なので、はたして登頂できるかどうかビミョーな感じです。仮に、3日に登頂できなくても、4日はかなり気温も高くなり、3000mでも4度ぐらいと春らしい天気になりそうだったので、最悪3日は停滞して4日に登頂でもいいわけです。その場合、光岳への縦走はやめて、5日の朝上河内岳に日帰りしてそのまま便が島へ下山することになります。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: アイスブレイカー メリノウールBODYFIT200モンドジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: マムート セラックダウンフーディー
            マムート フレックスライト ハイブリッド ジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
       ブラックダイヤモンド ソロイスト
 キャップ/ハット: マムート トゥウイークビーニー
 バラクラバ: マムート バラクラバアークティックウィンドストッパー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: マムート デナリタイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスグレイシャープロパンツ
 インサレーション: ノースフェイス プロダウン アコンカグアパンツ
 ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムクルー
 シューズ: スカルパ モンブランGTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: ミレー マーカムスウィッチ75+15
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 寝袋: モンベル ダウンハガー800 #1
 マットレス: エバニュー Fpmat125+断熱シート
 ヘルメット: グラビティリサーチ アルパインヘルメット
 クランポン: グリベル エアーテックニューマチック
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ
 登頂用バックパック: マムート トリオンライト28L
 

今回はウェアリングをどうするか悩みました。なにしろ3日までは冬、4日からは春という気温差なので、どう調整するべきか悩みどころです。とはいえ、基本的に冬の悪条件に対応できなければ命にかかわるので、やはり冬期用の装備は必須です。


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聖岳に登頂する3日は寒いとはいえ陽射しはあるので、日中はそれほど厳しくないかもしれないということで、ウールのシャツとウィンドストッパーのソフトシェルジャケットを基本に、寒い場合を考えて化繊綿のインサレーションジャケットを持っていくことにしました。ダウンジャケットはあくまでも避難小屋内で着ることが前提なので、行動時用のインサレーションは別にしました。就寝時に寒ければ重ね着できるということもあります。ちなみに、化繊綿インサレーションのマムート フレックスライト ハイブリッド ジャケットは、1年以上前にセールで購入したものの、ずっと使わずに眠っていたもので、実は今回がデビューとなります。


ボトムスのベースレイヤは、ポーラーテックのマムート デナリタイツにしました。中古で購入したもので、今回が初使用です。以前GWの仙丈ケ岳登山時に同じポーラーテックのミレー スーパーパワーパンツを使い、保温力がありながら暖かくなっても蒸れなかったことを考えての選択です。


シューズは当初 ラ・スポルティバのトランゴアルプGTXで考えていましたが、やはり厳冬期の天候ということを重視し、スカルパ モンブランGTXに変更しました。ところが、ソックスのほうを厳冬期用ヘビークルーに変更するのを忘れてしまうという失態を犯してしまいました。やはり直前で装備を変更するとろくなことがありません。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




5月1日
朝起きて高速道路の渋滞情報を確認してみると、どこにも渋滞が発生していませんでした。GWの連休初日なので、ある程度の渋滞はあるだろうと思っていて、ひどいようなら夕方の出発にしてもいいし、舞鶴道から北陸道経由で行くという手もあるしと思っていましたが、これなら最短経由の名神・中央道経由で行けるということで、10時過ぎに家を出ました。


17時ごろPAで早めの夕食を食べ、飯田で高速を降りた後、飯田市内にある日帰り温泉に19時前に行ってみると、夕食時間ということで予想通りかなり空いていてゆっくりと温泉を楽しめました。


21時ごろ道の駅遠山郷に着き、すぐに就寝。車中泊の車も少なく、トラックもいなかったので、静かで快適に寝ることができました。


5月2日
4時過ぎに目を覚ますと、なんと雨です。しかも結構な強い雨で、とても登山に出掛ける気にはなれません。天気予報は完全に外れました。


6時ごろまで様子を見ていましたが、時々弱くなったり止んだりするものの、完全にやみそうな気配はありません。雨に濡れて高度を上げれば、気温が下がり稜線上に出れば氷点下の世界です。そこで強風を浴びれば全身バリバリに凍り付いてしまうのは必定。ゴアテックス素材なので内部まで凍り付くようなことはないとしても、そんな状態ではたして無事に避難小屋にたどり着けるのでしょうか。それ以前に、そこまでして登りたいという欲求は湧いてきません。ということで、6時過ぎの時点で入山を1日延期することにしました。


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しかし、そうなると1日空いてしまったので、何をするかです。とりあえず、朝10時の営業開始時間を待って、まずは道の駅にある温泉(現在は機械の故障により沸かし湯となっています)に入って、朝風呂を楽しみました。


朝風呂の後することもないので、登山口までの道順を確認するために、芝沢ゲートまで行ってみることにしました。


道の駅から約1時間のドライブで芝沢ゲートに着きました。細く見通しの悪い山道ですが、ほとんどはアスファルト舗装された道で、対向車も1台来ただけだし、分岐にはちゃんと道標が設置してあったので特に困るようなこともなく到着しました。


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芝沢ゲート前の駐車場は、未舗装ながらかなり広く、この日はさすがにかなり空いていました。


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ゲート前に登山届提出ポストもあり、事前にネットなどで提出しておく必要もありません。扉を開けると、登山届と鉛筆もちゃんとありました。登山届は事前に書いてきていますが、予定が変わったので、書き直すために1枚もらっておきました。なお、トイレや水場はなかったので、あらかじめ道の駅などで済ませておく必要があります。


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こちらがゲートです。ネットで検索して知っていましたが、やっぱり「車両・歩行者とも全面通行止」と書かれています。しかし、通れないなら登山者はいないはずなので、ここに車が停まっているわけがありません。そうこうしていると、中部電力の軽トラがやってきて、ゲートを開けて入っていきました。どこまで行ったのかわかりませんが、時間もあるので自分も崩落個所まで確認しに行ってみることにしました。易老渡手前が崩落個所らしいので、徒歩1時間ほどです。往復で2時間ですが、他にすることもないし、明日の入山に向けてウォーミングアップになりそうなので、傘をさして歩くことにしました。


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林道を歩きながら前方を見ると、すっかりガスに巻かれた山が見え、やはり今日入山しなくて良かったと思いました。


1時間弱歩いて、橋を渡ったところに中部電力の軽トラが停まっていました。ここに車を停めるということは、この先は通行できないということなのでしょう。崩落個所までもう近いはずです。


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橋からカーブを一つ曲がったところに、何かの看板が設置してあるのが見えました。


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近寄ってみると、迂回登山道の案内でした。


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ここから左の山の中を高巻きするように迂回登山道が設けられているわけです。であれば、この先の林道が崩落して通行できない状態であったとしても便ヶ島まで行けるということです。であれば、聖岳へのルートは問題なしということです。ということで、安心してここで引き返したのですが、せめて易老渡まで行ってみるべきでした。実は、このすぐ先が崩落個所で、きれいに土砂が取り除かれて車も通行できる状態になっていたのでした。


芝沢ゲートに戻って、帰路の途中で下栗の里の方へ寄り道してから道の駅遠山に戻りました。夕方になって温泉に入りに行くと、なんと温泉内の水の蛇口から水が出なくなっていて熱湯しか出ないため、洗い場が使えないといわれてしまいました。まあ、人も多くないし、浴槽から洗面器でお湯を汲みだして洗髪などすればいいのでそのまま入りましたが、こういうときは少し料金を割り引きするなどするものではないのかと思わないでもありません。そもそも、温泉を汲み上げる機械の故障で沸かし湯となっている時点でそういう対応があってもいいわけで、なんだかなと思います。トラブルが多いということは、手抜き工事されているのではないかという気もします。


ところで、入山が1日延びたことで、計画を変更しました。光岳への縦走はやめて、聖平避難小屋をベースにして、聖岳と上河内岳への日帰り登山だけに変更です。このため、食料などの装備を減らすことができ、それなりに荷物を軽量化することができましたが、それでもおそらく20㎏はあったと思います。


5月3日
朝3時30分に起きるつもりでしたが、少し寒かったので寝袋のフードをひっかぶって寝ていたら、時計のアラーム音に全く気が付かず、目が覚めたのは4時30分頃でした。もともと芝沢ゲートを5時に出発し、聖平小屋に入るのが14時30分頃の予定だったのでこの時点で少しやばい状況です。今から出て6時30分に登山開始したら、小屋に着くのは16時頃です。ちょっと遅いのですが、今の時期は日没が18時30分過ぎるし、まだ日没前なので問題なさそうです。


とりあえず、急いで準備して道の駅を出発し、芝沢ゲートに6時10分に着きました。


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外気温は2度と、すっかり冬の温度です。


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今回は林道歩きが1時間半ほどあるので、折り畳み自転車を持ってきました。4月30日に思い立って購入したばっかりの新品です。自転車のASAHIで購入したのですが、一番軽い折り畳み自転車だったものの、重量は13㎏とやや重いのが残念なところです。前からネットで探していて10㎏ぐらいのものを考えていたのですが、うっかり買い忘れてしまい、しかたなくサイクルベースASAHIで買ったというわけです。いちおうフレームはアルミだそうで、乗って漕ぐ限りでは確かに軽いと感じます。防犯登録費込みで4万円ほどでしたが、ちと予算オーバーでした。


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7:16 なんだかんだで出発が遅れてしまい、7時を回ってようやく出発です。しかし、林道は自転車で時間短縮できるので、1時間半の林道歩きは1時間もかからずに行けるだろうと楽観視していました。


ところが、重い荷物を背負って自転車をこぐのは、意外にもけっこう大変でした。車輪が20インチと小さいせいもあるのかもしれませんが、マウンテンバイクなどと比べて安定感がなく、転がっている石ころを踏まないようにするとフラフラして大変です。その上、ちょっと勾配がきつくなると一番軽いギアにしても力を入れてペダルをこがなければならず、そうなると力をこめる一瞬に息を止めるためか、想像以上に息が切れます。これが歩きなら、深呼吸しながら淡々と歩けばいいので息が上がるようなことはほとんどありません。初めて自転車を林道に持ってきたのでそのあたりのことがわかっていなかったため、言ってみれば急に走ったり歩いたりしてペース配分がバラバラになってしまったようなものです。そのため、予想外に疲労感が強くなり、ときどき立ち止まって息を整えざるを得ないほどでした。


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8:00 易老渡手前の橋まで来ました。昨日は雨降りで橋の上に水たまりができていましたが、今日はすっかり乾いていました。この時点ではこの先の林道はまだ崩落していて、迂回登山道を高巻いて行かないといけないと思っていたので、自転車はここに置いていくことにしました。


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自転車は橋を渡る手前の看板にワイヤーロックしておいて、ひとまず休憩することにしました。


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日当たりのいい場所でのんびり休憩していたら、15分も経ってしまいました。休憩を切り上げて迂回路登山道までやってきました。


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少し奥へ入ると、Uターンするようにいきなり崖をよじ登るようなコースになっていましたが、不思議なことに人の歩いた気配がありません。


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おかしいなと思いながら崖を登り、土の斜面に出てきたところでやはりおかしいと感じました。崖の部分は岩が出ているので足跡がよくわからないということもあるかもしれませんが、この土の斜面で人の足跡が全くついていないということはあり得ません。橋の所で休憩中に学生らしい集団が下山して行ったばかりです。彼らの足跡がくっきりと残っているはずですが、まったく見当たらないのです。この迂回登山道に足跡がないということは、彼らは林道を下ってきたということになります。林道が通れるのならわざわざこんな急登で足場の悪い迂回登山道を行く必要はありません。


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すぐに林道に引き返して、林道をそのまま歩いて行くと、なんと崩落地と思われるところはきれいさっぱり復旧しているではありませんか。崩れた落石防止用のネットが丸められて道端に置かれているので、ここが崩落地で間違いないと思われます。なお、写真は通過して易老渡側から撮ったので逆向きになっています。


このまま歩きで先へ行こうかと思いましたが、この先もまだ自転車で行けるのなら、帰りのことを考えて行けるところまで行っておいた方がいいと思いなおして、自転車を取りに戻ることにしました。丸められた落石防止用ネットにバックパックを置いて、自転車をとりに戻り、易老渡を目指します。


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しかし、崩落地を越えるとその先は未舗装路となってしまい、自転車に乗って行くのは何かと大変です。普通に椅子に座っていると後輪に重さがかかりリアタイヤがペタンコ状態になるので、パンクのリスクが高くなります。そのため、体を前傾させてハンドルに覆いかぶさるようにして自転車をこぐのですが、これがけっこうつらくて体力を消耗してしまいました。前傾することでおなかが圧迫されて息が苦しくなってしまったというわけです。


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8:48 易老渡に着きました。徒歩で1時間半のところを、自転車でも1時間半かかってしまいました。休憩が長引いたり、自転車を置いて再び取りに戻ったり、余計な迂回登山道に行きかけたりで、せっかく自転車でつくったアドバンテージを、すっかり無駄にしてしまったようです。


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易老渡の橋から1分ほど先にアスファルト舗装の駐車場がありました。休憩用の小屋もありました。もともとはここまで車で入ってくることができたのでしょう。


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使えるのかどうかわかりませんが、簡易トイレも設置されていました。ドアのところに使用中を示す赤色が見えていたので、誰かが使用していたのかもしれませんが、もしかしたら使えないようにロックされていたのかもしれません。


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アスファルトの駐車場で少し休憩していると、山の新緑がきれいだなと感じました。青空と新緑の組み合わせは鮮やかで、すがすがしさがあります。


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易老渡から先は未舗装路になっていたので、自転車はここに置いておくことにし、駐車場の周囲の柵にロックしておきました。


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ところが、少し歩くとトンネルの手前で再びアスファルト道になったではありませんか。どこまで舗装が続いているのかわかりませんが、まだもう少し先まで舗装されていそうな気がしたので、ここで再びバックパックを置いて、自転車を取りに戻りました。こんなことをしているので時間をロスしてばかりです。


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トンネルを抜けると、前方に雪をかぶった頂が見えました。おそらく上河内岳だろうと思いますが、はっきりとはわかりません。


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トンネルから100mぐらいは舗装路でしたが、その後は未舗装路になりました。未舗装の林道を進んでいくと、とうとう崩落個所があり、さすがにこれ以上は自転車で進むのは無理です。


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少し引き返して、林道わきに落石防止のネットが張ってある場所に自転車をデポしておきました。この時点ですでに9時30分をまわっていて、出発時の2時間遅れからさらに30分遅れてしまいました。それでも、まだ日没までには小屋に着けるだろうと楽観視していたのでした。


つづく。

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| 2021年5月 聖岳 | 17:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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GW直前のトレーニング登山: 正木山

昨日は午前0時にベッドに入り、今日の8時30分に目が覚めるまでほぼ爆睡でした。やはり車中泊旅行では疲れがたまってしまうようで、1週間ぐらいが限界かもしれません。もう少し、快適な環境が作れればいいのでしょうが、所詮狭い車の中でやりくりして作る就寝場所なので、難しいところです。シートの上にマットレスを敷くのではなく、ちゃんとしたベッドを作ればちがうのかもしれませんが、そこまで手間暇かけるぐらいなら、4ナンバーの商用バンに買い替えたほうがよさそうだし、いっそ軽キャンパーに買い替えるという手もあるかと思います。


それにしても、朝目が覚めた時の疲労感は最悪でした。30分ほどベッドでゴロゴロしていたらようやく疲労感も薄れてきたので、9時すぎに起きて、さっそく洗濯し、その後たまっていた山行記録の記事を書き上げました。ということで、まずはこの正木山の記事からです。



2021年4月25日(日) 岡山県総社市 正木山(380.8m) 日帰り単独行 


GWは、南アルプスにある最南端の3000m峰である聖岳に登ることにしたので、そのための直前トレーニングを兼ねた山行として、正木山に来ました。本当ならもっと標高差のある山で、荷物もせめて15㎏を背負って登りたかったのですが、3日前に氷ノ山に登ったばかりで疲れが残っていたのか、早起きできず地元の里山に行くのがギリギリという状況だったので仕方がありません。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マーモット クライムウールL/Sジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート ランボールドアドバンスドハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンライト32L
 ストック: なし


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新しい装備は、氷ノ山でハードシェルジャケットと間違えて持って行ったマムート マサオライトHSパンツです。2020年8月に白馬山荘で盗難にあったマムート エアロスピードパンツの後継モデルです。白馬から戻って、1週間後ぐらいにマムート倉敷店に立ち寄ったら、ちょうどEURO Mサイズが1点だけ残っていたので購入したものです。いまのところまだ使ったことはありません。今回の登山でも念のために持って行っただけです。


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荷物はペットボトルに水を詰めて大きなバックパックを担ぐという手もありましたが、さすがにそこまですると大げさすぎるので、氷ノ山のときの装備に水2リットルぐらいを追加で荷物に加えただけにしました。氷ノ山のときが10.15㎏だったので、単純計算で12.15㎏になるはずですが、レインパンツを1本抜いて、かわりにハードシェルジャケットを1枚加えたりしているので、実質は1.5㎏ほど増えただけでした。こんなんでトレーニングになるだろうかと思わないわけでもありませんが、背負ってみるとそれなりに重かったので、多少は意味がありそうです。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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10:52 コースは前回2016年12月に登った時と同じ、高梁川沿いの石畳神社から出発です。


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神社の横から登山道に入ります。


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最初は尾根に出るまでそこそこの急登が続きます。


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11:03 10分ほどで展望台がありますが、そのまま通過します。


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展望台を過ぎても、まだ急登は続きます。


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5分ほどで傾斜が緩やかになり、ようやくのんびりと歩くことができるようになりました。


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11:13 標高190.7mの城山まで登ってきました。


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山頂には東屋があり、展望も開けています。


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休憩をとるほど出発から時間は経っていませんが、東屋からの展望を一通り楽しみます。


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短時間のドリンク休憩をとって、先に進みます。


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ちなみに、城山山頂にはトイレがあります。いわゆるぽっとん便所ですが、比較的きれいで使用するのに抵抗感は感じないレベルでした。ただし、でっかいクモがいてちょっと入るのをためらいましたが、人の気配を感じて便所の外に逃げてくれたので、無事に用を足すことができました。


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城山からは、多少のアップダウンがあるものの、快適な尾根歩きです。


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7分ほど行くと、道が分岐していました。右は尾根の小ピークへ登る道です。前回来た時は右へ行ったのですが、結局左の道へ降りていくだけなので、今回は左へ進みます。


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先ほどの分岐で右へ登って行って降りてくる場所に道標があります。小ピークに古墳があるのですが、もともと山のピークなので、言われなければわからないような古墳です。


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少し先でまたまた分岐がありました。右へ行くと金刀比羅宮です。登山道は左へ下ります。


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神社から少し下ると簡易トイレが設置されています。中は覗いていませんが、前回覗いたときはちゃんとしていたので、たぶん大丈夫だと思います。


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11:41 簡易トイレから5分ほど歩くと、右側に正木山登山道の入口があります。道なりにまっすぐ歩いて、その先の三叉路を右に曲がっても行けるのですが、この道が近道になります。


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登山道入り口の向かいには、散策コースの道標と案内図も設置されています。麻佐岐神社というのは、正木山山頂にある神社です。


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というjことで、右の登山道に入ります。


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少し登ってからは水平な道が続きます。


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11:49 林道に合流しました。先ほどの分岐を曲がらずに道なりに進み、三叉路を右折すればここで合流します。


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合流地点に道標と案内図が設置してありました。けっこうちゃんとしたものがあるので、利用者が多いのかもしれません。


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5分ほどでアスファルト道に合流します。


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アスファルト道を2分歩くと、正木山登山口です。


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麻佐岐神社までの散策コースが登山道になります。


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頭上に渡されたロープに正木山登山道の表示がぶら下がっていました。ちょっと珍しいタイプの道標です。


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少し先からけっこうな急勾配で狭い山道になり、いままでの広い林道からすっかり登山道っぽくかわりました。


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勾配が緩くなり、だらだらとした上りが続きます。


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登山口から25分ほど歩いたあたりで、石畳の道になりました。もっとも、石畳というより、でかい石が埋められている道といったほうがよく、どちらかと言えば石の階段に近い感じです。


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石段のような石畳を登っていくと、前方に鳥居が見えてきました。どうやらあれが麻佐岐神社のようです。


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12:27 麻佐岐神社に着きました。


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神社前に「備中国最古の神社」と書かれていて、へえぇという感じです。


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左手に林道が緩く下っているのが見えますが、下っていることもありこれはどうやら山頂へ行く道ではなさそうです。神社の裏から奥へ上っていく道らしきものも見えるので、どうやら右上に行けば山頂みたいです。


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神社の裏に磐座があり、しめ縄が巻いてあるところを見るとこれがご神体なのかもしれません。


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神社裏からまっすぐ奥へ上っていくと、ちょっとした広場で行き止まりになっていました。


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立木に山名板がぶら下がっていて、ここが山頂だとわかりました。しかし、まったく展望がなく登った甲斐がありません。


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三角点があるだけです。さすがにこんなところでランチをする気になれず、神社まで戻ることにしました。


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神社の横でランチにしようかと思いましたが、それもなんだかなということで、林道を反対方向に下ってみることにしました。


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2分ほど下ると分岐があり、ビュースポットと書いてあったので、そこに行ってみることにしました。


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分岐からは緩やかな下りの道が続きます。


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12:36 2分で展望抜群の広場に出ました。単独の男性が一人右奥のベンチに座っていたので、少し距離をとって写真手前に見えている丸太の椅子に座ってランチにすることにしました。


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水島コンビナートと瀬戸内海、さらに四国の山並みまで見えていて、素晴らしい展望を楽しみながらのランチタイムです。


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東方面は、総社市の市街地も見えています。


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さらに遠くには岡山市街も見えました。展望に気をとられ過ぎて、今回はランチの写真は撮り忘れました。いつものパンとカフェオレなので、まあ撮らなくても問題はありませんが。


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13:09 ランチ中に3組ほど登山者がやってきて、それなりに人も増えてきたのでそろそろ下山することにします。


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道のわきに植樹された木があり、横に「総社市環境観光大使 野口健」と書かれた標柱がたっていました。たぶん登山家の野口健だと思いますが、総社市とかかわりがあったとは知りませんでした。なんでも、野口健環境学校というのを総社市で始めたのがきっかけみたいです。


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13:14 神社から登山道へ下ります。


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13:36 正木山登山口を通過します。


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13:43 当初は来た道をそのまま戻るつもりでしたが、せっかくなので、林道をそのまま歩いて戻ることにしました。


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けっこう大きく下るのかと思っていたのですが、思っていたよりもフラットな林道でした。


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13:50 三叉路に着きました。まっすぐ行けばサントピア岡山総社ですが、石畳神社へは左へ行きます。


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三叉路にはサントピア側から登ってきたときに目につくように詳しい案内板が設置してありました。


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金子池コースというのは、サントピアの南にある池をめぐるコースですが、なぜか正木山登山口まで登って、そのまま林道を進んで北側から大きく回り込んで下りながら池に行くという信じられない無駄な回り道が設定されたコースみたいで、わけわかりません。とはいえ、わざわざここまで詳しく書いているので、サントピアから利用する人も多いのでしょう。


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三叉路から左へ折れると、アスファルト道ながら急登となりました。


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道が緩やかになって少し行くと、正木山登山道の入口がありました。往路ではここを入りました。


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14:05 金刀比羅宮下で、休憩して行くことにしました。ちょうど階段が日陰になっていて、涼しくて気持ちのいい休憩時間を過ごせました。


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14:23 休憩を終えて城山まで戻ってきました。今回はそのまま通過です。


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新緑がまぶしい登山道をゆっくりと下ります。


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14:40 石畳神社まで戻ってきました。正木山のビューポイントも含めて10組ほどの登山者と出会いましたが、日曜日にしては少なかったのかもしれません。休憩込みで4時間弱の里山歩きでしたが、11.6㎏の荷物を背負っていたこともあり、標高差360mほどでしたが思っていたよりも疲れました。


とりあえず聖岳登山のためのトレーニングになったと思っていたのですが、まさかあんなことになろうとはこの時は予想もしていませんでした。

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| 2021年4月 正木山 | 17:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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信州より帰宅

本日16時過ぎに岡山に戻ってきました。7泊8日という久しぶりの長旅でしたが、登ったのは乗鞍岳と扇ノ山の2座のみで、どちらも日帰りというぬるい山旅でした。それでも、日帰りとはいえ3000m峰にバスを使わずに自分の足で登っただけましです。扇ノ山は、ちょっと寄り道しておまけのようなものですが、まあ登っただけで良しとしましょう。


とりあえず、車から荷物をすべて下ろし、圧縮されていたダウンジャケットや寝袋をすべて出して、荷物もほぼ整理できたので、明日天気が良ければ朝から洗濯屋になりたいと思います。


もうすでに睡魔に襲われつつありますが、ここはひたすら耐え忍んで、22時ぐらいまでは頑張って起きておかないと、夜中に目覚めて昼夜逆転なんてことになりかねません。


ということで、明日洗濯が終わったら、さっそく山行記録の記事に取り掛かりたいと思います。

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| ヤマネタ・ニュース | 17:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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登山道情報: 易老渡手前の崩落個所は通行可

遭難のニュースが数件でていますが、2日から3日にかけての荒天のときに無理に突っ込んだ結果と思えるものもあり、なぜ引き返したり中止したりできなかったのかと思います。


僕ももともとは2日に入山する予定でしたが、朝から雨と強風で1日延ばしました。2000mから上は氷点下の気温という予報で、風も強くほぼ真冬並みの天気となっていたので、雨に濡れてから高度を上げて氷点下で強風の稜線に出れば、バリバリに凍り付いて下手をすればすぐに低体温症になりかねないので、雨の中登るのは無謀と判断したためです。


春の山は条件が良ければTシャツでもOKですが、荒れれば一気に真冬の世界です。雨に濡れる可能性がある分、真冬よりもやっかいかもしれません。天気予報をよく確認して無理な登山をしないようにしたいものです。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




ところで、ネットで検索売すると、聖岳や光岳への登山口となる芝沢ゲートから先は歩行者も通行止めとされていますが、5月3日に通ったところ、崩落個所はすべて復旧工事が終わっていて、中部電力の軽トラが易老渡の先まで入っていました。


易老渡手前の橋を渡ったところに迂回路の看板があり、左手の山を高巻する迂回路がありますが、迂回路を通る必要はありません。最初、知らずに迂回路に進みかけたのですが、登山者の足跡がまったくなかったので、すぐに引き返して林道を進むと、何も問題なく易老渡まで行くことができました。


易老渡から先は、途中で崩落個所があり、徒歩でしか行けませんが、便が島までは行けます。1か所、ロープが渡してある崩落個所がちょっとやっかいですが、それ以外は特に危険なところはありません。


西沢渡は、3日時点では渡渉可能な場所はなく、橋も架かっていないので、ケーブルで渡らざるを得ませんが、これが難題です。引き寄せて乗って渡るのに15分ぐらいかかるし、とてつもなく体力を消耗します。聖岳を目指す場合、西沢渡の通過に20分ぐらいの余裕を見ておいたほうがよさそうです。

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| ヤマネタ・ニュース | 11:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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信州まで来たのはいいけれど・・・

信州に来ています。最南端の3000m峰である聖岳登頂を目指していましたが、昨日登山途中で情けないことに敗退となりました。

詳しくは後日の山行記録で書きますが、なんだか自分のふがいなさにがっかりです。3日と4日が唯一の連続で晴れ予報となっていただけに、これを逃すともう日帰り登山でしか晴れの登山はできません。


ということで、本日なんとか早起きしてなんて考えていましたが、敗退したとはいえ20㎏の荷物を背負って9時間も山を歩いた後だけに、朝の9時半まで爆睡してしまい、登山どころではありません。必然的に休養日となりました。


6日が晴れ予報になっているので、今日明日の2日間ゆっくり休養して、6日に乗鞍に登って帰ることにします。


それにしても、やりたいこととできることの乖離が年を追うごとに大きくなってしまい、昨日はその現実に愕然としてしまいました。


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