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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

2021年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2021年03月

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低燃費クッカー: DUG HEAT‐Ⅰ

今日は朝からいい天気でしたが、空気はけっこう冷たくて風もあり、外にいると案外冷えてくる冬らしい日でした。穏やかな岡山市内でそういう状況なので、山だと冷たい強風が吹き荒れていたはずです。天気予報でも、標高1100mで風速16.9m/秒、気温‐4.4度となっていたし、てんきとくらすでも登山不適のC判定が出ていたので、登山はA判定の出ている28日に行くことにしました。


時間ができたので朝から洗濯をし、昼食後好日山荘に買い物に行きました。先週も好日山荘に立ち寄ったのですが、そのときは特にほしいものも必要なものも思いつかなかったので、何も買わずに帰りました。しかし、今週は目当てのものがあったので、しっかりと買い物をしてきました。


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目当てのものはテムレスだったのですが、好日山荘のクーポン券があったのでクーポンが利用できる金額にするために店内を物色しているうちに見つけたのが、低燃費クッカー DUG HEAT-Ⅰです。


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いままで使っていたクッカーはスノーピークのチタン900というもので、中に250のガス缶とバーナーを収納することができるものですが、蓋がただ上に乗っかるだけの状態なので、紐などで縛らないとすぐにバラバラになってしまうのが不満でした。また、チタン900は蓋がクッカーを兼ねているのですが、ほとんどお湯をわかすだけの自分には本体しか使うことがなく、蓋がクッカーである必要はありません。それよりも、蓋がきっちりと閉まってくれる方がたすかります。


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DUG HEAT‐Ⅰは、素材はアルミなのでチタン900の実測156gよりも実測205gと少し重くなりますが、蓋は内側に入り込む構造になっているのでチタン900よりも外れにくく、付属のネットに入れてネットの口を閉めてしまえば簡単には外れません。この点、チタン900はネットに入れただけではすぐに外れてしまうので、いちいち蓋と本体を縛らないといけないのが手間で嫌でした。



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なぜDUG HEAT‐Ⅰを購入したのかというと、底部にヒートエクスチェンジャーというものが装備されているからです。要するに、JETBOILと同じ機能を持っているということです。バーナーの熱が外に逃げることを最小限に抑えて、ヒートエクスチェンジャーに熱を伝導させて熱効率を上げ、短い時間でお湯を沸かすことができるため、燃料の消費を抑えることができるというわけです。ただし、これが効率よくできるのは炎がまっすぐ立ち上がる直噴型のバーナーの場合です。


僕はもともと食事に凝らないタイプなので、テント泊などで自炊する場合でも、ほとんどお湯を沸かすだけです。以前はラーメンを作ったりもしましたが、最近はクッカーを掃除するのが面倒で、山での食事はほぼアルファ米だけになりました。なので、効率よくお湯が沸かせて燃料を節約できれば、250缶で数日間の縦走をこなせてしまうわけで、荷物の軽減にもつながるわけです。


もっとも、これまでも3泊程度なら雪山であっても250缶でなんとか足りていました。ただし、いままでなんとかなっていたのは水を確保できるテント場だったからで、毎日雪を解かして水を作るとなるとさすがにそうもいかないでしょう。過去の経験からして、雪を溶かし水を作る場合、2泊が限界でした。低燃費なクッカーなら、もしかしたら3泊が可能になるかもしれません。


メーカーの公表値だと、温度約9.5度で750mlの水を沸騰させるのに他の素材のクッカーがおおむね5分強かかるところ、3分強で沸騰するということだそうです。時間にして40%削減できるということなら、燃料も同等の節約が可能なのかもしれません。250缶のガス充填容量225gなので、2日もつなら1日当たり112.5gなので、225gの40%で90gの節約ができれば3泊も可能といえそうです。最終日は下山だけなので朝しかバーナーを使わないため、90g燃料があれば問題ないといえます。


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大きさはチタン900とほぼ同じなので、250缶を中に収納することができます。


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しかし、いつもメインで使っているプリムスのP-121バーナーを一緒に入れることはできませんでした。今まではビニール袋に入れて収納できていたのですが、ビニール袋をとり、さらにガス缶の黄色いキャップを外してなんとかギリギリ蓋が閉まりそうな状態にすることはできました。


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それでも、蓋はわずかに持ち上がってしまいます。まあ、これぐらいならネットの口紐をしっカリと締めれば大丈夫そうですが、バーナーが直接ガス缶と接触してしるので、傷がついたりしそうだし、なによりガス缶の口が保護されていないので、何かの拍子にガスが漏れたりしたら大変です。なので、一緒に収納するのはあきらめて、バーナーはマグカップの中にでも入れておくか、付属のプラスチックケースに入れて別で持っていくことになりそうです。


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ところで、このクッカーにはやたら目立つ注意書きが張り付けてあります。一酸化炭素中毒に関する警告ですが、この手の構造のクッカーはヒートエクスチェンジャーのような障害物があると不完全燃焼になることがあり、一酸化炭素が発生しやすくなるようです。とくに、炎が広がるタイプのバーナーはその傾向があるみたいです。


僕が持っているバーナーは、炎がまっすぐ立ち上がる直噴型なので、直接ヒートエクスチェンジャー部分に炎がかかることはなさそうですが、どちらにしても締め切ったテント内などでバーナーを使えば一酸化炭素中毒の危険性があるので、どんな場合でも換気を確保して使用するのは当たり前の話です。なので、ことさら心配する必要はないかなと思っています。


最近はバーナーを使うこと自体が少なくなってきたし、テント泊に至っては2018年の年末に行った塩見岳以来一度もやっていないので、そろそろテント泊の山行もやりたいと思う今日この頃です。長期縦走でなくても、1泊の短期テント泊山行をときどきやってみるのもいいかもと思っているので、今年はそういう山行を織り交ぜていきたいと思います。


蛇足ですが、本来の目当てのものとして購入したテムレスは、今使っているテムレスが少しへたってきたことと、厳冬期にインナーグローブをすると少しきつくて血行が悪くなって指先が冷たくなる感じがするので、1つ大きいLLサイズを購入したというわけです。今使っているLサイズは、インナーグローブが必要ない初冬や残雪期に素手に直接はめて使うという使い方で、使い分けることにします。






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日経平均株価大暴落!

仕事に出かける前の朝9時半ごろ日経平均の状況を確認してみると、なんと1,000円以上の大暴落となっていてびっくり。とはいえ、ここのところ3万円を超えて達成感もあり、さらに急激な値上がりで過熱感もあったので、そろそろ大きな調整もあるだろうと思っていたので、まあそんなこともあるさとそれほど気にはしませんでした。どうせ、大きく売られた後は買い戻されて、せいぜい数百円レベルの下落に落ち着くと思っていました。


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ところが、後場に入って一段安となり、なんと終値は-1202.26円となったので再びびっくりでした。バブルだといわれていた最近の相場ですが、昨晩の米国市場で米国債の金利が一時的に急上昇したのをきっかけに米国市場が売られたのを受けての暴落らしいのですが、企業の決算発表もほぼ出そろったことだし、これ以上上値を追うには材料がないということで、短期筋が一気に利益確定に走ったのかもしれません。


僕も昨年になってようやくNISA口座を開設し、昨年6月ごろから年末にかけてある程度まとまった金額を投資しましたが、幸いなことに投資した6銘柄のうち、マイナスになっているのは1銘柄のみで、その額も5000円程度と軽微な額にとどまっています。どちらにしても長期投資が目的のNISAなので簡単に売却するつもりもなく、ここで大きく下がれば今年の枠でまた買い増すだけです。


もっとも、リーマンショック以前に別の証券会社に開設した通常の特定口座で購入した銘柄で、売りそびれて大きな含み損を抱えてしまっているのがあるため、トータルするとけっこうな含み損となっているのが痛いところです。まあ、配当利率が結構高い銘柄だったので、15年近く塩漬けにしている間に含み損の40%に相当するぐらいの配当金が入っているのがせめてもの救いです。日経平均株価がこの後しばらく調整局面に入るようなら、こちらの口座のほうでもなんとか含み損を減らす手立てを考えたいと思います。

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| 時事ネタ・ニュース | 16:31 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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重さ145gの携帯テーブル: セリア モンターニュ ミニテーブル

山でランチタイムの時にいつも困っていたのが、食材や食器の置き場所です。ベンチがあるときはベンチに置けばいいのですが、ベンチがなく岩や丸太をベンチ代わりにしたら、カップを置けるような平坦な場所が確保できないことも多々あります。地面にシートを敷いて座る場合でも、シート下は凸凹だったり傾斜していたりで、安心できません。しかも、風が強かったりした日には、シートがめくれてカップなどをひっくり返す可能性もあります。お湯を入れて出来上がるのを待っているカップヌードルが、食べる前にひっくり返るところを想像したら地獄です。


シートを敷かずに地面に直接置けばまだ安心ですが、気分的に飲食するものを地面に直接置くというのは、できれば避けたいところです。というわけで、以前5ミリのベニヤ板を3枚ほどテープでつなげてテーブル代わりにしたりしていましたが、これだと地面の凸凹を拾ってしまうので、平滑性という点ではあまりよくなくて使わなくなりました。



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セリアで見つけたモンターニュ ミニテーブルは、この悩みをやっと解決してくれました。


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大きさは284×175×88mmとコンパクトですが、耐荷重1㎏となっていて、水筒などおいても全く問題ありません。


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重さはわずか145gなので、日帰り山行程度では持っていくことを躊躇する要素はありません。


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脚は折り畳み式になっているので、バックパックの中で邪魔になることはありません。


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雪の上で使うのなら、脚をそのまま雪の中に突き刺せばテーブルが滑って落ちることもありません。


唯一気になるのは、テーブル表面がツルツルの仕上げになっているので、金属カップなどが滑りやすいということです。このあたりはテーブルが水平になるように気を付けるか、滑り止めシートを張り付けるなどの工夫で対応せざるを得ません。


とはいえ、長年の悩みをようやく解消してくれるグッズが、わずか110円で手に入ってなによりです。ダイソーに比べてセリアはアウトドアグッズが充実しているので、セリアに立ち寄ったときは、アウトドアコーナーを覗いてみると掘り出し物を見つけられるかもしれません。



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| ギア | 19:15 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ホンダ PCX125で初の遠出

今週末はまるでGWの頃のような陽気となりました。天気も良かったので、山へ行くのにいい条件といえなくもなかったのですが、先週新しい積雪があったばかりでいきなりこんな高温になると、雪崩のリスクが高まります。それに、かなり風が強いとの予報だったので、風にあおられて転倒滑落という可能性もでてきます。まして、高温でぐずぐずになった雪の山を歩くのは疲れそうだし、汗だくになるのは間違いないところです。先週の甲ヶ山の疲れが取れていないのか、なんとなく疲労感もあって気分は盛り上がりません。ということで、結局山には出かけず、洗濯したり好日山荘や近所に買い物に行ったりしただけの怠惰な休暇を過ごしてしまいました。


今日は平日ですが、仕事は入れなかったのでお休みです。ゴロゴロしてばかりいたためか少し腰が痛くなってきたので、午後からPCX125で遠出することにしました。思えば1月16日に購入して以来、近所のコンビニに行くのに何度か乗った程度で、バッテリーの充電がそろそろ必要になっているかもしれないので、せめて30分ぐらいは走行してやったほうがよさそうです。


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ということで、1時間ほど出かけてきました。遠出といっても市内からは出ていないし、ホームセンターに立ち寄ったり、バイクショップに立ち寄ったりしたので、実質走行していたのは30分ぐらいで、おそらく20㎞程度の走行距離だと思います。それでも、徐々にPCX125の癖もわかってきて、そこそこ思い通りに操れるようになってきました。



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購入時の走行距離が3,557㎞だったので、ちょうど43㎞走行したことになります。短い距離を走っては止まるという走り方が多いのですが、それでも燃費が45.7㎞となっているので、驚異的な低燃費です。購入時の燃料残量は6/9でしたが、今日の時点で2コマ減ったことになります。PCX125のタンク容量は8リットルなので、単純に計算すれば1コマ0.89リットルとなりますが、6コマ分5.34リットルまるまる入っていたわけではないと思うので、燃費から考えるとほぼ1コマ分ぐらいなくなったといえそうです。もっとも、タンクの形状が四角四面というわけではないので、必ずしも1コマが0.89リットルきっちりあるわけではなく、燃料計はあくまでも目安にすぎません。残り1コマとなって点滅し始めた時点で残り1.3リットルだそうなので、まだまだ余裕はありそうです。暖かくなったら積極的に仕事に使えば、N-BOXの消耗も抑えられるし、経費削減になりそうです。


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| ホンダPCX125 | 16:12 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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5時間半かかってもなお届かず: 甲ヶ山その3 

2021年2月13日(土) 鳥取県琴浦町 甲ヶ山 日帰り単独行


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登頂をあきらめて歩いてきた方向へ戻ります。あいかわらずお昼抜き状態で空腹感が付きまとっていますが、とりあえず勝田ヶ山まで戻ることにしました。


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鞍部から勝田ヶ山までの登り返しがお昼抜きの体には厳しいのですが、これを登り返せばあとは下りだけなので、空腹感を意識しないようにしながら進みました。


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傾斜のきつい区間が終わり、山頂近くの平坦な尾根に戻ってきました。しかし、この先で踏み抜いた箇所になるので、左の森の中を迂回していかなければならないのがちょっと面倒です。


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13:18 勝田ヶ山山頂に戻ってきました。さっきと違ってなぜか風がほとんどありません。これなら山頂でランチにしてもよさそうです。


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というわけで、荷物を下ろして急いでランチタイムです。風がほとんどないので、ジャケットやインサレーションを羽織る必要もなく、山シャツだけでOKでした。登頂をあきらめて引き返したので、神様が哀れんで束の間の休息時間をくれたようです。


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簡単にささっと食べられるように、菓子パンとカフェラテの軽食ランチです。


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13:44 陽射しの暖かさと風景のよさに少しのんびりしすぎたようで、気が付けば空には雲が広がり始めていました。陽射しも雲にさえぎられはじめて、じっとしているとちょっと肌寒く感じてきたので、そろそろ出発することにしました。



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ナイフリッジの稜線を下ります。


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立木で迂回したところから、そのまま下ることにしました。積雪期にここを登るときは、三角点のある1148.9ピークからまっすぐ尾根に取りつくのではなく、尾根下を少し山頂方向へ行ってから尾根に登れば立ち木を迂回しないで済むというわけです。


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1148.9ピークから、急斜面の尾根を下ります。


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雪の状態が良ければ踵から雪の中に足をまっすぐおろして、前を向いて下れば楽で速いのですが、このときは上の柔らかくなった層と下の硬い層とに分かれていて、足の入れ方が緩いと上の層が流れてそのまま足をとられてしまい、下手をすると尻もちをついてそのまま滑り台のように滑ってしまいかねないので、バックステップやサイドステップで足元を確かめながら慎重に下りました。


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急斜面を下りきってひと安心ですが、今度はちょっと歩きにくい細尾根が待っています。


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14:30 細尾根を渡り切って940.8ピークで小休止です。ここでクランポンとアックスを収納しました。


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休憩している間、隙間に入り込んだ雪が解けて落ちるようにクランポンを日当たりのいい木の枝にぶら下げておきました。ただし、回収し忘れて出発しないように、要注意です。


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14:59 クランポンの回収も忘れずに行い、出発です。


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標高800m地点で尾根から左に下るところを直進しかけてしまいましたが、すぐに間違いに気が付いてルートを修正し、無事に船上山の森まで降りてきました。間違いかけた理由は、スキーのトレースに引っ張られてしまったからです。足跡は左へついていたのですが、940.8ピークで休憩中に下山していったスキーを履いたソロ男性のスキー跡がまっすぐついていたため、ついその方向に行きかけてしまいました。


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15:38 船上神社に戻ってきました。ここからはルートが明瞭なので、道迷いの心配は皆無です。だいぶん疲労感が増してきましたが、時間も時間なので休憩なしで通過します。


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15:51 船上山避難小屋まで降りてきました。小休止も頭をよぎりましたが、もう30分ぐらいで下山できるはずなので、すこし痛みが出始めた左膝が気になるものの、そのまま通過することにしました。


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朝よりも雪が腐ってべたべたの状態になった船上山の急斜面を慎重に下ります。


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雪がなくなって歩きやすくなりましたが、この区間の土がこれまた良く滑るので、油断は禁物です。


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16:14 登山口に着きました。ここに車があればどれほど楽だったことでしょう。しかし、まだひと下りしなければいけません。


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16:32 ようやく駐車場に戻ってきました。13時に下山を始めて、途中休憩を入れて3時間半でした。もしも甲ヶ山まで行っていたら、1時間余計にかかっていたので、17時30分頃の下山となっていたでしょうから、おおむね予想通りです。もう少し日没時間が遅ければ強行してもよかったのですが、さすがにまだ2月中旬の厳冬期です。無理は禁物ということで、次の機会を待つことにします。


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行動時間は、トータル9時間にもなりました。標高1338mの山としては異例の長時間山行となりましたが、出発地点の標高が260mなので標高差は1078mもあり、標高差935mの大山夏山登山道よりも大きいのです。しかも、今回でも最短となる直線距離で片道7㎞の距離があるので、往復で14㎞、甲ヶ山までならさらに数百m歩くことになるので、往復で15㎞にはなるでしょう。実際にはもっと長い距離を歩くことになるので、大山山系の中ではかなりタフなルートといえそうです。日帰りよりもテント泊でのんびりと登るぐらいのほうがいいのかもしれません。

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| 2021年2月 甲ヶ山 | 17:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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5時間半かかってもなお届かず: 甲ヶ山その2 

2021年2月13日(土) 鳥取県琴浦町 甲ヶ山 日帰り単独行 


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10:58 940.8mの三角点ピークから先は、細い尾根を渡ります。冬は西風が強いため、雪庇は東側(左側)に張り出しています。なので、左の方へ寄らないように気を付けて進みます。


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ところが、先行者のトレースはスキーの跡も足跡も、木が邪魔なところではわざわざ雪庇の先端に近い左側を巻いてついているところが多く、とてもこのトレースを辿る気にはなれません。多少歩きにくくても、夏道のある右手の方を辿って進みました。


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11:24 ようやく細尾根を渡り終え、勝田ヶ山への急登に取りつきます。


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徐々にきつくなってくる傾斜にあえぎながら、一歩一歩登ります。


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でかい雪庇が連なる急傾斜の尾根を、ときどき通せんぼする木を避けつつ登ります。


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11:50 急傾斜の尾根ももうすぐ終わりですが、最後に傾斜は一気にきつくなります。


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ざっと見た感じ、40~45度ぐらいありそうです。


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12:00 急斜面が終わり、1148.9mの三角点がある小ピークに着きました。振り返ると、一気に標高が上がったのがわかります。


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ここからしばらくはなだらかな広い尾根が続きます。



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勝田ヶ山山頂直下の急登に取りつきます。


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12:09 尾根に出ましたが、思いのほかナイフリッジになっていてちょっとびっくりです。


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ナイフリッジの稜線を慎重に進んでいくと、立ち木ががっつりと通せんぼしている場所がありました。先行者のトレースは、驚いたことに雪庇が出ている東側の斜面を巻いています。この斜面はかなりの急傾斜で立ち木もほとんどなく滑落した場合相当な距離を落ちることになるので、リスクを回避するためには西側斜面を巻くのがセオリーだと思います。先行者の判断には、首をかしげるばかりです。


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ということで、尾根の右側、つまり西側の斜面をトラバースして立ち木の障害物を避けて、ふたたび尾根に出てきました。このあたりは雪庇も出ていないので、安心してリッジを歩けます。


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出てきたところを振り返った写真です。左下から登ってきている足跡が自分のものです。


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あとは空へと続く白い稜線を辿って行けば、勝田ヶ山の山頂です。


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12:17 勝田ヶ山山頂です。2015年のときより1時間半も早く出たというのに、到着時刻はほぼ同じになってしまいました。前回は、勝田ヶ山の急登で残雪が残っていたのは上の方の一部だけだったのに、今回はがっつりフルで雪があったし、その下の細尾根でも雪のある無しで通過にかかる時間は違うでしょうから、仕方がありません。とはいえ、予想外の結果となり、甲ヶ山の登頂が難しくなってしまったのは紛れもない事実です。


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甲ヶ山の手前の尾根を下ってくる人が見えました。


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甲ヶ山の山頂にも、人影らしいものが見えます。


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勝田ヶ山山頂から見る大山の姿は、驚くほど高く勇壮に見えました。ここだけ切り取れば、北アルプスといってもまったく違和感がないほどのアルペン的風景です。前回来た時にも見えていたはずですが、雪がなかったし天気もいまいちだったのでほとんど記憶がありません。


大山の勇壮な姿に見とれてしまったものの、いつまでも風景を眺めているわけにはいきません。距離的には雪がなければ30分もかからない感じですが、なにしろ雪庇の発達した稜線を越えていかなければなりません。少なくとも40~50分はかかるはずです。いや、下手をすれば1時間を費やすかもしれません。しかも、まだ昼食も食べていません。だいぶん空腹感も出てきて、前回の休憩から1時間半近く経っているので、疲労感もあります。なにしろ急登をこなしてきたばかりですから、疲れているのも当然です。しかし、ここでランチ休憩をとってしまったら、甲ヶ山の登頂は不可能になってしまいます。


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12:25 勝田ヶ山山頂は風がありじっとしていると冷えてくるし、思案している時間がもったいないので、とにかく先に進むことにしました。空腹感はラムネでごまかして、歩き始めました。


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トレースを辿って行くと、立ち木のあるところを雪庇の先端側から通過しています。しかも立ち木のそばで踏み抜いた跡があり、どう考えても雪庇の根元部分にできたクラックを踏み抜いたものです。雪庇が崩れないと思う根拠はなんなんでしょうか。それとも、そんなことすら考えていないのでしょうか。1000回通過して無事であったとしても、1001回目で雪庇が崩れたらそれでおしまいです。そんなことを気にもしない人が雪山に入っているのですから、毎年遭難者が出るのも当然といえば当然なのでしょう。


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先の立ち木を右からかわして進んだところで、右足が雪を踏み抜いてしまいました。右足は雪の中で宙ぶらりん状態であるのがわかります。ということは、笹や木の枝の上に積もった雪を踏み抜いたわけではありません。足を引き抜いて穴の中を覗いてみると、2mぐらいの深さの空洞になっていて、さらに下のほうまで続いているようです。


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雪庇の先端からの距離は1.5mぐらいです。先行者のトレースよりも内側を歩いていたのですが、そこにクラックがあるということは、先行者のトレースは雪庇の付け根よりも外側についていることになります。万一のことを考えれば、もっと内側を歩く必要がありそうです。


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そう思って、さらに1mほど内側を歩き始めたとたん、再び踏み抜きました。内部は先ほどの空洞と同じような状況です。この部分だけ尾根が広くなっているような場所なので、どうやら本来の尾根が少しへこんだような状況になっていて、そこを雪庇がうめてしまって直線の稜線のように見せているだけなのかもしれません。


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とすると、信用できるのは立ち木の位置よりも右側だけです。ここからは一番外側の立ち木よりも内側を通って進むことにしました。


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森の中は何もない稜線よりも歩きづらいのですが、雪庇の上を綱渡りする気にはなれません。


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鞍部まで降りてきて、甲ヶ山へ登り返しが始まります。森の中でも十分歩きやすい状態ですが、先行者はわざわざ雪庇の先端に近いところを歩いています。


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ここで時計を確認すると、12時55分でした。GPSで確認したところ、標高1220m地点でした。甲ヶ山山頂が1338mなので、あと118mです。とすると、おそらくここから30分ぐらいかかることになりそうです。やはり、勝田ヶ山から甲ヶ山まで1時間を要することになりそうです。


登頂が13時25分として、15分のランチ休憩をとり、13時40分に下山開始なら、前回勝田ヶ山から駐車場まで3時間かかっているので、甲ヶ山からだと休憩込みで4時間は必要です。となると、下山完了となるのは17時40分なので、ほぼ日没の時刻です。太陽は大山の向こうに沈むので、日没時刻よりは早く暗くなることを考えると、足元の悪い雪の急斜面となる船上山からの下りをヘッドライトの明かりを頼りに下山するのは避けたいところです。なにより、膝痛などで下山が予定より遅れた場合完全な夜間行動となり、トレースがあるとはいえ迷いやすい平坦な船上山の森の中を歩くのはあまり気が進みません。


検討の結果、ここで引き返すことにしました。あとわずか30分の距離ですが、下山のリスクを極大化させてまで無理をする理由はありません。とりあえず、勝田ヶ山よりも10m高い1220m地点まで来たので、前回よりも進展はあったということで納得することにします。5時間半もかけてまだ甲ヶ山に登頂できないとは、わずか1338mの標高の山なのに、思いのほか手ごわい山です。

つづく。


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| 2021年2月 甲ヶ山 | 15:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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5時間半かかってもなお届かず: 甲ヶ山その1 

2021年2月13日(土) 鳥取県琴浦町 甲ヶ山 日帰り単独行 


12日金曜日に甲ヶ山(かぶとがせん)に行くつもりで朝早く起きたのですが、前日、前々日の簡易ガレージ周りの作業で思いのほか疲れたらしく、どんよりとした疲労感があり登山する意欲がまったくわいてこなかったので、金曜日はあきらめて二度寝しました。次に目覚めたのは午前11時過ぎだったので、相当疲れていたみたいです。それに、晴天予報だったのに曇り空が広がっていて、行ったとしてもあまりいい天気ではなかった可能性もあり、かえtって良かったのかもしれません。


12日は体を使うようなことはせず、下蒜山近くの道の駅で車中泊するつもりで準備していたのですが、出発直前の22時ごろ急激に眠くなってきたので、ここで無理して車を運転するより、このままさっさと寝て早起きしたほうがいいと思い、11時前に就寝。4時のアラームで目覚めて4時半に出発しました。


船上山(せんじょうさん)東坂登山口まで車で行くつもりで、船上山ダムの横の道を登って行ったのですが、トンネルを抜けて少し先で冬期通行止めになっていました。すっかり雪もないのに例年通り通行止めのままにしているとは・・・ お役所仕事を恨んでも仕方がないので、2015年に登った時と同じ船上山万本桜公園から出発することにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート アイガーエクストリーム メンヒ L/S
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
 キャップ/ハット: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス
       ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL
 ヘルメット: グラビティリサーチ アルパインヘルメット
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ


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写真では帽子をかぶっていますが、出発直前にヘルメットだけで行くことにしました。もともと勝田ヶ山(かつたがせん)から甲ヶ山にかけての稜線ではヘルメットを使う予定で用意していたのですが、帽子はすぐに汗をかいて脱ぐ羽目になりそうだったので、それならヘルメットだけでいいだろうという判断です。

登山天気予報では、標高1000mで気温7度、風速3m/秒という予想だったので、山シャツと薄手フリースという組み合わせで行ったのですが、歩きだして30分ほどでフリースは脱ぎ、結局下山するまで山シャツ1枚で行動しました。


ゲイターとワカンは念のため持っていきましたが、結局使いませんでした。ハードシェルとインサレーションも出番なしでした。



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7:36 万本桜公園を出発します。ルートは奥に見えている鳥居の道を登っていきます。2015年4月に登った時は、8時半に出発し、12時半に勝田ヶ山に着いたので、勝田ヶ仙まで約4時間かかっています。勝田ヶ山から甲ヶ山までは30~40分とみているので、お昼に甲ヶ山に着くためには、1時間早い7時半の出発で大丈夫のはずです。本当は余裕を見て7時出発のつもりでしたが、30分遅くなってしまいました。


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鳥居をくぐってその先で右カーブを過ぎると、脇道を右折します。入口にあるノルディックコースという道標の矢印は、そのまま見ると登ってきた道の方向を指しているので、この脇道のことを示しているのかどうか不明です。


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登っていくと見覚えのある小屋の脇に出てきました。あとはこの道をまっすぐ登っていくだけです。


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道が二股に分かれていました。前回登った時にこんなところで分岐があった記憶はありません。どちらに行くべきか迷いましたが、右は横の森の中へ続いているので、どこへ行くかわかりません。やはりまっすぐ上に進むことにしました。


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7:54 アスファルト道に出ました。右へ行けばすぐに登山口です。


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道は通行止めになっているので、登山口の駐車場に車はありません。ここまで20分を費やしているので、ここまで車でこられれば20分を節約することができたのですが、仕方がありません。


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登山口はアスファルト道路脇にあります。


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登山口から登り始めてわずか5分のところで、暑すぎてフリースを脱ぐことにしました。ちょうど荷物置き場になるような岩があったので助かりました。


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船上山の下部の雪はほとんど解けていました。このまま山頂まで雪がなければ楽なのにと思いながら進みます。


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しかし、横手道の分岐手前あたりから雪が出始めました。


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横手道分岐を過ぎるとすっかり雪道となりました。山頂まではけっこう急な坂道をジグザグに登っていくため、スリップに気を付けながら慎重に登っていきます。


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急傾斜区間が終わり、道が緩やかで広くなってくると頂上までもう少しです。


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8:38 船上山山頂に着きました。とりあえず避難小屋によって小休止をとることにしました。


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しかし、避難小屋は冬季閉鎖中でした。この避難小屋が通年利用可能なら、ここに泊まって早朝出発するというのもありかなと思っていたのですが、よく確認もせずに実行せずによかったです。しょうがないので、入口の階段に座って休憩をとりました。


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入口前にあった温度計は、11度を指していました。山シャツ1枚で寒くないわけです。


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10分の休憩後、出発です。


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小屋の周りにはたくさんの足跡がありましたが、登山道に入ると1人分の足跡とスキーの跡が1つあるだけでした。どちらも真新しいので今朝のものらしく、先行者はこの2人だけのようです。


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9:07 船上神社です。登山道は神社の脇を抜けて左奥へと続きます。


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神社の左奥にあった道標ですが、この先はほぼまっ平な雪原で、テープナビもほとんど見当たらないので、トレースがなかったら確実に迷いそうです。GPSに前回登った時のトレースが載っている地形図データを入れてきたので、まったくトレースがなくてもなんとかなるでしょうが、やはりトレースがあったほうが安心です。もっとも、このトレースの主がルートをわかっているのかどうかは不明なので、ときどき自分でGPSを確認する必要はあります。


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広い雪原を進みます。気温は高いのですが、雪の内部は意外と締まっていて、表面は柔らかいもののそれほど沈み込むこともなく、ワカンを使わないでもツボ足で普通に歩くことができました。ただし、たまに踏み抜くこともあります。


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途中、2本爪の足跡がたくさん残っていましたが、鹿でしょうか。


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ほとんど傾斜のない雪原のような区間が終わり、登りが始まりました。


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9:44 登り始めて10分ほどで斜度がやや急になるので、いったん休憩することにしました。


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荷物を下ろして、帽子代わりのヘルメットを脱いで、頭から滴り始めた汗をぬぐって一息つきました。


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風もほとんどなく、やわらかい陽射しが降り注ぐ静かな雪山を独り占めしているようです。晴天の週末でも場所を選べば、これほど静寂に包まれた山を楽しむことができるわけです。


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10:00 あまりにも気持ちがいいので、ついのんびりと15分も休憩してしまいました。先を急ぎます。


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急斜面を登りきってなだらかな尾根に出ると、これから向かう勝田ヶ山が見えました。まだそれなりに距離があり、時間がかかりそうです。


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ナラと思われる巨木がありました。しかし、すでに枯死していました。このルートにはこれ以外にも枯死した巨木・大木が何本もあり、ナラ枯れの影響がこのあたりにも及んでいるのかもしれません。


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広く緩やかな尾根をどんどん進んでいくと、勝田ヶ山がだいぶん近づいてきました。正面に見える急傾斜の尾根がそこそこ手こずりそうな感じです。


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940.8mの三角点の少し手前で、雪の中から道標がのぞいていました。船上神社を過ぎてから唯一見かけた道標です。


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940.8mの三角点がある手前の尾根とその西側の谷のあたりは、直径が1m前後以上の大木がたくさんあり、さながら巨木街道といった雰囲気です。この写真でも前方にある3本はどれも直径1m前後はあろうかという大木だし、右に見えている枯死した木は直径1.5mぐらいありそうな巨木でした。


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10:35 940.8mの三角点に着きました。前の休憩からまだ35分しか経っていませんが、この先の勝田ヶ山への急登に備えてクランポンとアックスを装備しておくことにしました。


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小さな段差を利用してベンチを作りました。


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小腹が空いてきたので、行動食の1本満足バーを食します。


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おなかも満足し、クランポンとアックスも装備完了です。


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前の休憩から脱いでいたヘルメットも再びかぶって、勝田ヶ山に向けて出発します。

つづく。


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| 2021年2月 甲ヶ山 | 20:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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山陰の名峰大山を眺めながの縦走: 毛無山その2 

2021年2月6日(土) 岡山県新庄村 毛無山(標高1218m) 日帰り単独行 


今日2月11日はすっかり春のような暖かい休日でしたが、明日の平日が仕事が入っていないので、山に行くのは平日である明日にして、今日はやり残していた簡易ガレージ周りの防草シートを敷きました。ちょっと動いただけで汗ばんでしまう陽気でしたが、とりあえず防草シートを敷き終えて、ひとまずやるべきことが一段落しました。


遅めのお昼ご飯を食べた後、毛無山レポの続きを急ぎ書き上げました。では、続きをどうぞ。




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尾根を登り詰めて出てきた場所から標高1180mのピークを越えて稜線を北へ向かいますが、1180ピークの手前が狭い尾根で、おまけに立木が真ん中に立っていて通せんぼするので、ここを突破するのに若干手こずりました。立ち木の根元が空洞になっていて、近づくと踏み抜いてしまい、立ち木をかわすのがますます難しくなってしまったというわけですが、なんとか突破しました。


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1180ピークの東斜面から木々に邪魔されずに毛無山(写真右)と大山を見ることができました。


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1180ピークを越えると尾根は広くなり、緩やかな稜線をのんびりと歩いていきます。


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高低差のあまりない鞍部に下ると、西毛無山への登り返しが始まります。


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西毛無山山頂直下の斜面は、大きなブナが広い間隔で立ち並ぶきれいな森が広がっていました。霧氷が付いていたらさぞやきれいだろうと思います。


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11:21 標高1216mの西毛無山山頂に着きました。確か手作りの山名板が気にぶら下がっていたはずですが、見渡した限りではそれらしいものが見当たりません。


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少し毛無山方向に歩いたところで、雪面から2mぐらいの高さのところに山名板が設置されていました。北向きに設置されていたので、南から来た場合見つけにくいようです。


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誰もいない西毛無山でランチタイムにしようと思ったのですが、思いのほか風が冷たくて寒かったので、風の当たらないランチ適地を探しながら毛無山方面に進むことにしました。前方には右に毛無山、左に大山が見えていて、気持ちのいい縦走ができそうです。


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毛無山の右奥に見えるのは、蒜山三座だと思いますが、稜線付近はかなり土が見えていて、今年はシーズン初めに豪雪があったわりにあっという間に春になってしまったようです。写真右端にあるピラミッド状の山は、金ヶ谷山です。


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大山は山頂付近に雲がかかっているようで、ガスで展望がない状態になっているのかもしれません。


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毛無山へ続く稜線は高低差もほとんどなく、歩きやすい広い尾根ですが、東側にすこし雪庇ができています。といっても、庇状になっているわけではないので、簡単に崩れてしまうことはなさそうです。


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前方に1200mピークが見えてきました。尾根の右側(東側)に降りれば風がさえぎられるし日当たりもいいのでランチによさそうですが、どうせなら大山を眺めながらランチにしたいので、1200mピークまで行ってみることにしました。


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1200mピークの東斜面なら風がさえぎられるうえに大山、毛無山が見えるはずなので、ここから右の斜面に降りることにしました。


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11:39 予想通り、1200mピークの東斜面から正面に毛無山、左手に大山が見え、風も当たらず寒くない絶好の場所があったので、ここでランチタイムにします。



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今日のランチは、久しぶりにケーキドーナツとカフェラテです。カフェラテはサーモスのポットではなく、ダブルマグで作りました。何度かサーモスの350mlポットで持って行ってみたのですが、まるまる2杯分になってしまうのでちょっと量が多すぎるし、重いということもあって、再びマグカップに回帰したというわけです。下のミニテーブルは、セリアで見つけたものです。


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ランチをしながら周囲の風景を眺めていると、右下の尾根にでかいブナがあるのに気が付きました。せいぜい50mぐらいの距離なので、食後に見に行ってみることにしました。


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ブナの巨木のそばまで行ってみると、幹周4m近くありそうなけっこうな巨木でした。


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登山道のない山の中でこのような巨木に出合えるのは、積雪期の楽しみのひとつです。


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ブナの周りを1周ぐるりと回ってその迫力のある姿をじっくりと楽しんでから、休憩場所に戻りました。


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たまには変わった自撮りもということで、休憩中のワンカットです。ちょっとわざとらしい感じでした。


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12:29 かれこれ50分ものんびりしてしまいましたが、そろそろ出発することにします。休憩中に大山にかかっていた雲が取れて、稜線まで姿が見えるようになりました。大山に登っていた登山者も展望が広がって喜んでいることでしょう。


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稜線に戻って毛無山へ向かいます。


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毛無山との鞍部に向かって降りていく途中で、毛無山と大山のコラボ風景に見とれてしまいました。


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名峰といわれるだけあって、大山の姿は美しくも勇壮です。


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鞍部の底から毛無山への登り返しが始まります。標高差は120mほどなので、30分ぐらいで山頂に着けそうです。


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ブナの森の中を登っていきます。


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山頂直下は結構な急斜面で、そのうえ笹の上に積もった雪なので、ちょっと手こずりました。


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13:05 毛無山山頂に着きました。鞍部から25分でした。お昼時間を過ぎていたためか、以外にも誰もいない山頂でした。


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誰もいないので、のんびりと記念撮影しておきました。


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何度見ても見飽きない大山の雄姿です。


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右の方へ眼を転じれば、鏡ヶ成の象山・擬宝珠山から皆ヶ山への稜線もくっきり見えてます。


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さらに右には蒜山三座。


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金ヶ谷山の奥には、おそらく花知ヶ仙から三十人ヶ仙へ続く白い稜線が見えていました。


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コッペパンのような雲がひとつ、ぽっかりと浮いた青空の風景をしばらく楽しんだ後、下山することにしました。白馬山へ縦走することも考えました、これから行くと下山が15時を回りそうだし、けっこう疲れたので毛無山から下山することにしました。


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夏道を辿って下ります。南向きの斜面のため、雪が緩んで何度か大きく踏み抜きました。


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避難小屋を通過して、ブナの尾根を下ります。


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尾根上からトレースが左へ下り始めた場所で、夏道から分かれて尾根をまっすぐ下ることにしました。積雪期は夏道沿いよりも尾根をまっすぐ下った方は楽です。いってみれば冬道です。


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しかし、夏道から分かれてすぐのところが結構笹が出ていて、踏み抜きまくりになりそうでちょっと躊躇しました。しかし、いざ足を踏み入れてみると、以外にも踏み抜くようなことはなく、思ったよりも楽に通過できました。


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その後は良く締まった雪の広い尾根を快適に下りました。


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途中にある982ピークです。大きなブナが1本立っています。


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982ピークから少し下ったところで、倒木が大きな段差を作っていたので、右から回り込んで段差をパスしました。飛び降りても雪があるので捻挫したりすることはないかもしれませんが、上からだと下がどうなっているのか見えないので、君子危うきに近寄らずです。


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その後、わずかに雪が残っただけの細く傾斜のきつい尾根になり、こんな尾根だったっけと少し不安になりましたが、GPSで正しい尾根を下っていることを確認して、そのまま下りました。


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急傾斜の細尾根が終わり、ようやく見覚えのある平坦な場所に出てきて一安心です。


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標高840m地点で、ふと気が付くと左手に別の尾根が分かれているのが見えました。記憶にある限り、このルートでこんな尾根が分岐しているのは見た記憶がありません。


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おかしいと思って立ち止まり、GPSで確認してみると、どうやら840m地点で南へ下る尾根に入ってしまったようです。そのまま下っても林道に出るので大丈夫ですが、少し遠回りになるので、引き返して隣の尾根に向かいました。


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840mの尾根の分岐点です。間違って右へ下ってしまったわけです。正しいのは左の尾根でした。


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14:10 林道に出てきました。少し下れば登山道です。


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登山道に合流しました。


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駐車場手前までクランポンを装着したままいくつもりでしたが、水道施設のところから先は除雪されていたので、ここでクランポンを外しました。


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14:29 駐車場に戻ってきました。晴天の土曜日でしたが、バリエーションルートから登ったので、うまく込み合う時間帯をさけて毛無山に登ることができたので、ほとんど人に会わずに静かな山歩きを楽しむことができました。

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| 2021年2月 毛無山 | 18:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ホンダ PCX125用簡易ガレージの雨対策

今日は仕事が夕方に1件入っていただけなので、お昼前からPCX125の簡易ガレージに雨対策を施しました。


大雨の後にガレージ内の地面も濡れていたので気になっていたのですが、裾が風でめくれたりするので外周部が若干濡れるのは仕方がないとしても、ガレージ中央近くまで濡れていたりするので、もしかして雨が流れ込んでいるのではないかと思っていました。


改めて地面の様子をよく見てみると、たしかに内部が濡れている西側の地面は外の地面のほうが高くなっていて、大雨が降るとガレージ内部に向かって水がしみてきそうな感じです。


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そこで、ガレージ西側の地面に溝を掘って、雨がガレージ内に流れ込まないように排水溝を作りました。堀った土はガレージ側に盛って土手のようにしておいたので、これで雨がしみ込むことはなくなるのではないかと思います。また、雨水が北に向かって流れるように勾配もつけました。


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入口となる南側も地面が低くなっている東に向かって排水溝を掘っておきました。


しかし、これだけで終わりではありません。どうせなら、ガレージ内も地面が露出した状態ではなく、何かしらのシートを敷いて、湿気がこもらないようにすることにしました。



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まずは、PCX125を出して、ガレージ内の地面が乾くように入口を開けておきます。向かって左が西側になりますが、地面が濡れて黒くなっているのがわかります。今日は暖かくていい天気なので、ホームセンターに買い物に行く間開けておけば、だいぶ乾いてくれるでしょう。


当初は、軽トラやバンの荷台に敷く黒いゴムマットを地面に敷くつもりでしたが、ホームセンターに行ってみると半端もの処分コーナーに、タキストロンというコンクリート床に敷くタイプのビニルシートが置いてあって、サイズが長さ1500mm×幅1350mm×厚さ2.5mmでした。よく、マンションの廊下やロビーなどに敷いているシートなので、かなりしっかりとしていてガレージの床としてもよさそうです。ガレージ内部の寸法が奥行き2250mm×幅1500mmなので、長さと幅がぴったり同じです。同様の寸法で追加で切り出してもらえば多少重なるとしてもよさそうです。


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同じシートが売られているところに行ってみると、色もデザインも全く同じで幅がすこし狭い1250mmのタイプがあり、こちらにすれば合わせて2700mmなので、重ね代に200mmほどとって、残りを立上げるようにすればシートがめくれて隙間ができたとして猫の侵入を防ぐことができ一石二鳥です。ということで、このシートを追加で1500mm切ってもらいました。価格は、半端ものだった方が3,870円、切り出してもらった方が3,570円で、税込合計8,184円でした。最初はモルタルで床を作ろうかと思っていましたが、モルタルをこねて打設する労力を考えると、楽ができたので多少の出費は良しとします。


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さらに、タキストロンの下に敷く防湿シートも買って帰ることにしましたが、住宅の基礎などで使うようなものはごつすぎるし、無駄に量が多いので、ダイソーの園芸コーナーで売っていた透明マルチシートで代用することにしました。地面からの湿気が上がってくるのを防げればいいので、ビニールシートならなんだっていいのです。サイズも0.95m×5mとなっていて、半分に切ればガレージ内に敷くのにちょうどいいサイズです。


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ということで、戻ってからさっそく透明マルチシートをガレージ内の地面に敷きました。敷いている途中からすでにシート下に水滴が付き始めていたので、やはりタキストロンを直接地面にしくよりも防湿シートを敷いておいてよかったと思った次第です。


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続いてタキストロンを敷いていきます。左の細いほうが追加で切り出してもらった方で、右の太いほうが半端ものとして売られていたものです。


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切り出してもらった方は手前に敷いて、半端ものだった方は奥に敷いたのですが、半端もののほうは長さが1700mmほどあり、ガレージの幅よりも長かったのですが、切らずに端を立ち上げて雨風動物避けにしておきました。奥の方も、当初の計画通り立ち上げておいたので、これで奥の方から雨だけでなく虫や動物が入り込むのを防ぐことができそうです。


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ということで、簡易ガレージの雨対策は完了です。この次は、ガレージ周囲の雑草対策として、防草シートを敷こうと思います。


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| ホンダPCX125 | 18:46 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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Canon PowerShot A2300がご臨終

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2012年10月に購入し、仕事用カメラとして使っていたコンデジ PowerShot A2300が逝ってしまいました。かれこれ1年近くレンズのズーム機能にひっかかりがあり、手で押したりしてきっかけを作ってやらないとレンズの出し入れができない状態になっていたのですが、本日仕事中についに動かなくなってしまいました。レンズが中途半端に出た状態で固まってしまい、押しても引いても叩いてもびくともしないので、どうやら完全にズーミング機構が故障したのでしょう。


新品なのに5980円という激安たたき売り状態だったカメラですが、高級コンデジのくせに約6年で壊れたPowerShot S110よりも長い8年3か月もの間仕事に貢献してくれたので、かなりのコストパフォーマンスでした。


発売された時期がちょうどコンデジの画素数競争真っ只中だったので、安価なカメラのくせに1600万画素もあるセンサーを搭載していて、分不相応なコンデジでした。実際、仕事で必要な画総数など20万画素もあれば十分なレベルで、無駄に高画素なカメラでしたが、8年もよくもったものです。撮影枚数は、約33,500枚でした。コンデジにしては良く撮ったといえます。


FT1
今後は、すっかり出番のなくなったPanasonic LUMIX FT1を仕事用に使うことにします。もともとは山行時の記録用に、雨でも撮影できる防水カメラとして購入したのですが、画質がいまいちだし、そもそも雨の日に山を歩くことがほとんどないということで、いまでは持ち出すことが全くなくなってしまいました。夏の縦走時に予備として持って行っても、結局1度も使うことなく持って帰るということが続いていたので、縦走時でも持って行かなくなり、A2300が引退するのをじっと待っていたようなものです。


FT1はズーム機構が内蔵式で、A2300のように鏡筒が出たり入ったりすることがないため故障しにくいのではないかと思われます。それに防水で耐衝撃性能もあるので、仕事用にはむしろ向いているといえます。長らく出番のなかったFT1ですが、やっと活躍の場を与えることができたので、しっかりと働いてもらおうと思います。


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山陰の名峰大山を眺めながらの縦走: 毛無山その1 

2021年2月6日(土) 岡山県新庄村 毛無山(標高1218m) 日帰り単独行 


春のような暖かい日となった2月6日(土)に、岡山県新庄村にある毛無山を訪れました。晴天で陽気のいい週末なので人出が多いかもしれないというのが少し気になったので、今回は一般登山者が立ち入らない西毛無山から毛無山へ縦走するルートを歩くことにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスサーマルジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: モンベル ジオラインLWインナーグローブ
        ショーワ テムレス02ウィンター
 キャップ/ハット: マムート ランボールドアドバンスドハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: ノースフェイス ウォームトラウザーズ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス
       ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL
 ヘルメット: なし
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ


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標高1000mの気温が1度ぐらいで風も6m/秒ぐらいという予報だったので、ハードシェルジャケットはおそらく使わないだろうと考え、軽くコンパクトになるコンベイプロジャケットにしました。


行動時は暑く、稜線で風にあたると寒いという状況だろうと考え、べ-スレイヤには暖かいパフォーマンスサーマルジップロングスリーブを選択し、薄手のウィンドストッパージャケットのアルティメイト V ライト SO フーデッドジャケットとの組み合わせとしました。


ハードシェルジャケット、インサレーションジャケット、ゲイター、ワカン、アックスは持って行っただけで使用しませんでした。



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登山口の駐車場に着いたのは8時15分頃でしたが、車は3台停まっていただけでした。途中の道に雪や凍結個所はなく、駐車場の雪もきれいになくなっていて、まだ2月上旬だというのにすっかり3月半ばの残雪期のような雰囲気です。


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8:45 駐車場を出発します。


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登山届はちゃんと提出しておきました。


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今日は西毛無山から毛無山へ縦走する予定なので、いつもと違ってキャンプ場の方へ向かいます。


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キャンプ場の炊事棟の前で除雪は終わっていました。前日に少し冷え込んでいたので、雪は締まっているだろうと思っていましたが、予想通り良く締まっていて歩くのに問題ありませんでした。


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炊事棟の横を通ってまっすぐ歩いてきたところで、ゆりかごの小径という散策路の入口となります。案内図が描かれた看板がありますが、この案内図は実際の道の状況を正しく描かれていないので、ただのイメージ図と思ったほうがいいです。


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思ったよりも多くのトレースが残っているゆりかごの小径を辿って歩いていたのですが、トレースが急になくなっていました。どうやらここで引き返したようです。この道を歩いたのはもう4年前となる2017年3月のことなのですでに記憶はあやふやで、しかもその時は下山で使ったので逆方向の記憶しかなく、事実上歩くのは初めてのようなものです。なので、自分もすっかりトレースに頼ってここまできてしまいました。


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あたりを見回してみると、左手後方に道標が見えました。見るとその方向に1人分だけですが足跡が残っています。おぼろげですが尾根を回り込むような道を歩いた記憶があり、その足跡が左手にある小さな尾根を回り込むように続いているので、とりあえず辿ってみることにしました。


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小さな尾根を回り込んでやや開けた場所にでたところで、新しい道標がありました。しかし、記憶に残っている尾根を回り込む前の開けた場所のイメージとは違う気がします。もっと広かったはずです。それにその開けた場所のすぐ上に目指す尾根があるはずですが、それらしい尾根がありません。


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GPSで確認してみると、自分が目指している尾根よりも南の尾根にいることがわかりました。どうやらルートを逸脱してしまったようです。そういえば、尾根からゆりかごの小径に入ってキャンプ場に出てくる前に小さな橋を渡ったはずです。となると、トレースが消えていた川沿いの場所のあたりに橋があってもいいはずです。


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トレースが消えていた場所まで戻って、そばを流れる川をよく見てみると、少し下ったところに橋があるのがわかりました。上に雪が積もっていて、しかもトレースが橋のそばを通らずまっすぐ登っていたので気が付かなかったようです。


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橋のそばにはちゃんと道標も建っています。トレースばかり追いながら歩いていたので、完全に見逃していました。雪山でよくやる間違いトレースを辿ってしまうというミスを犯してしまいました。トレースを100%信用してはいけません。


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橋を渡るとトレースは右へと続いていました。しかし、目指す尾根は目の前にあり、このままゆりかごの小径を辿ると、尾根の北側に回り込んでしまいます。なので、ここから尾根の南側をまっすぐ進むことにしました。前回下ってきたときに、ゆりかごの小径に出合った開けた場所から、ゆりかごの小径を辿って尾根を北側に回り込んで橋のある所に出てきたのは明確に記憶していたので、ゆりかごの小径を辿ると遠回りになってしまいます。。


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橋を渡ったところにある道標の脇をまっすぐ進みます。


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しばらく進んだところで、右上から降りてくる前爪のあるクランポンを装着した足跡を見つけました。それまではスノーシューだったり、ツボ足だったりの足跡ばかりでした。クランポンを装着しているということは、スノートレッキングのハイキング客ではなく、稜線から降りてきた登山者のものであることは確実です。であれば、西毛無山から降りてきた登山者でしょうから、このトレースを辿るのが一番手っ取り早いはずです。ということで、ここから足跡をたどって右上に行くことにしました。


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足跡をたどって尾根へと登っていきます。


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9:23 林道に出ました。おそらく、ゆりかごの小径につながる道のはずです。周りの景色もなんとなく見覚えがあり、前回出てきた場所のすぐ近くだと思われます。


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クランポンの足跡は林道を横切ってそのまま斜面の上へ続いますが、この斜面がけっこう急で登るのはちょっとめんどくさそうです。前回出てきた場所は、もっと斜面が緩くて楽だった記憶があるので、その場所から取りつくことにして、林道を右へ行くことにしました。


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すぐに見覚えのある場所がありました。


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この道標のある場所が尾根の登り口です。


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緩やかな斜面にはトレースもあり、ここからなら楽に登っていけます。


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尾根を10mほど登ったところで、杉の根元に倒木がちょっとした段差を作っていて、ベンチ代わりになりそうだったので、休憩を兼ねてクランポンを装着することにしました。


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グリベルの10本爪クランポンを装着しました。これは最初に購入したクランポンですが、1000m級の低山登山の時はたいていこのクランポンを使っています。その意味では、一番稼働率の高いクランポンです。1000m級の低山ならチェーンスパイクや4本爪でも十分登れる場合が多いのですが、今回のようにバリエーションルートだったり、傾斜が急な場所があったりする場合は、やはり前爪があり、爪の長いクランポンのほうが安心できます。


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9:40 10分の休憩後、尾根を登り始めました。はじめのうちは緩やかで楽な尾根道が続きます。


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しかし、5分ほど進んで馬の背のような場所まで来ると、その先に急登が待っていました。標高820mあたりの場所で、2017年3月に南にある996ピーク西の鞍部から下ってきたときに出てきたところです。なので、この急登から先は初めて歩くことになります。


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9:57 きつい傾斜の尾根を登り始めてから10分が経過し、暑くなってきたし小腹もすいてきたので、日当たりのいい少し傾斜の緩い場所を見つけて休憩をとりました。ここまで誰にも会っていないし、今のところ後ろから人が来る気配もありません。晴天の週末ですが、一人の静かな山旅です。降り注ぐ暖かい陽射しと、雪に覆われた白い風景に気持ちが安らぎます。


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空腹感は、とりあえずラムネでごまかしておきます。ほとんどブドウ糖でできたラムネなら、これから稜線に出るまでの急登をこなすぐらいのエネルギー源にはなるはずです。


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10:08 準備をしてさて出発しようと思ったときに、背後に人の気配を感じて振り返ると、2人組の登山者が登ってくるのが見えました。後ろから人が来るのは好きではないので、出発を遅らせて先に行ってもらおうかと思いましたが、2人組の登攀速度がわからないので、とりあえず先に登ることにしました。もしも追いつかれるようなら、そのときに先行してもらうことにします。


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10:15 尾根の傾斜が徐々にきつくなってきたころ、右側の尾根が近づいてきました。どうやらこの上で隣の尾根と合流するようです。


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この時の標高が930mあたりで、尾根の合流点は地形図で確認すると1030mあたりなので、15分ぐらいで合流点に着きそうです。


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標高950mの所で、ブナの大木に出合いました。直径は優に1mを越えていて、幹周3m超の大木です。この尾根で最大のブナだろうなと思ったのですが、この後もこれを越えるブナには出会わなかったので、この尾根の主といえる大ブナでした。


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隣の尾根と合流する直前の、標高1000mのあたりが結構な急斜面になっていて、その上笹の上に雪が乗っているので超えるのに手間取りましたが、なんとか無事に乗り越えることができました。


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隣の尾根と合流した後も傾斜のきつさはあいかわらずで、斜度はおそらく40度ぐらいでしょうか。たまらず汗が噴き出してきました。頭から流れ落ちた汗が目に入って、コンタクトレンズがずれたような感じになり、少し目がごろついてきたので、止まって汗をぬぐいました。背後から来ている2人組は幸いがつがつ登ってくることもなく、やや距離も開き気味なので、自分のペースで登って行けそうです。


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尾根の合流点を過ぎると、木立の先に毛無山が見えました。


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風が出てきて汗で濡れた体から体温を奪うので、冷えるのを防ぐためにペースを緩めることができず、休憩も取らずにきつい傾斜の尾根をひたすら登り続けます。


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ふと前方を見ると、木立の先に青空が見えていたので、どうやら稜線が近づいてきたようです。


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傾斜のきつい斜面をジグザグに登り続け、ようやく稜線が見えるところまで来ました。


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10:56 稜線に出ました。これできつい尾根の登りは終わりです。


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登ってきたルートを見下ろすと、なかなかの急傾斜です。


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このルートの下降点は、赤テープが一つあるだけで他には何もありません。下山で使うときは見落とさないように注意が必要です。とはいえ、毛無山方向から来た場合は、西毛無山から鞍部へ降りて、そこから登り返して1180mのピークをすぎたところで稜線が極端に狭まって急激に落ち込む場所なので、わかりやすいといえばわかりやすいといえます。


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稜線に出たところから、毛無山と大山が見えたのですが、木立が邪魔でいまいちすっきりと見えませんでした。

つづく。

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| 2021年2月 毛無山 | 23:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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厳冬期に心強いジャケット: マムート ライム プロ ジャケット

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2020年に厳冬期用のインサレーションジャケットとして、Rime Pro Jacket(style♯ 1010-12560)を購入しました。僕が購入したのは、2013-14秋冬モデルで、当然ながら中古品です。発売当時のメーカー希望小売価格は28,000円税抜でしたが、8,700円ほどで手に入れることができました。使用感はあまりなく状態は結構いいものでしたが、前身頃のおへそのあたりに薄いしみがあったために安くなっていたようです。しかし、洗濯するときれいに落ちたので、かなりお買い得でした。


インサレーションジャケットとは、中綿入りの防寒着のことで、ダウンジャケットなどもこの範疇に入ります。すでにダウンジャケットを複数枚持っているので、それを使えばよさそうなものですが、行動着としてダウンジャケットを使うと暑すぎるし、汗でダウンが湿ってしまうとロフトがつぶれて、休憩時やテント泊時に十分な保温性能を得られなくなるので、基本的にダウンジャケットは行動着としては使用しません。もちろん、撥水加工が施されたダウンであればその点はかなり改善されているわけですが、それでも絶対的な濡れに対する強さという点では化繊に及びません。


ということで、行動着として使うのは化繊綿100%のインサレーションジャケットが適しているわけです。ある程度の通気性を確保しつつ保温性能があり、なおかつ汗で濡れてもつぶれない中綿と、そこそこの防風性能を併せ持つ化繊綿のインサレーションジャケットは、気象条件の厳しい厳冬期の登山において心強い味方になってくれます。


化繊綿のインサレーションジャケットは、昨年購入したマムート フレックスライトインシュレーションフーディ(style♯ 1013-22961)があるのですが、購入したEURO M(ASIA L)だとサイズ感が大きくてだぶついてしまうので、EURO Sサイズのインサレーションジャケットを新しく購入したわけです。フレックスライトインシュレーションフーディは、タウンユースや仕事着として使っています。


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ライム プロ ジャケットが初めて発売されたのがいつのことかわかりませんが、ネットで検索してみたところ、2013-14秋冬モデルよりも前のものは見つけられなかったので、購入した2013-14秋冬モデルが初めてライムという名前を使ったジャケットかもしれません。1010-16160というスタイルナンバーのライム プロ ジャケットもありましたが、これは2014-15年のモデルらしくカラーリングが異なるだけのようです。その後は、同じアユンギラックという中綿を使ったフレックスライトインシュレーションジャケットが2016年に発売され、2019年にライム IN フーデッド ジャケット(style♯ 1013-00750)という名称に変更され、2020年にはライム プロ IN ハイブリッド フーデッドジャケット(style♯ 1013-01320)になったようです。


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生地には、ダウンジャケットによく使われているパーテックスクァンタムが採用されています。ダウンのように羽毛抜けがあるわけではありませんが、軽量でしなやか、防風性にも優れた生地なので、安心感があります。腕/肩/フードには耐水加工済みパーテックス エンデュランスが使われているそうです。


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フロントのジッパーは、かつてのマムートでは定番だったダブルジッパーです。上からも下からも開閉できるというのは何かと便利なので、今後も継続してもらいたいものですが、最近のマムートはシングルジッパー製品も増えているのが残念です。


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フードのちょうど額の上にあたる部分の縁にはしっかりとした芯が入っています。ヘルメット対応のフードなので少し大きめですが、ヘルメットなしで被っても芯があるおかげでフードが前に垂れ下がってくるのを防いでくれるので、視界の確保は比較的良いと思います。なお、フードにも中綿が入っています。


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内側には、大型のメッシュポケットが左右についています。濡れた手袋や凍結したゴーグルなど、ここに入れておけば解凍できて便利です。


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裏地には中綿のアユンギラックのロゴがしっかりと印刷されています。フレックスライトインシュレーションフーディでは黒い生地に赤色のロゴで派手でしたが、こちらはわりと地味に印刷してあります。


2021年1月10日の那岐山で初めて着用したライム プロ ジャケットですが、さすがに1000mクラスの低山で使うには保温力が高すぎたようです。山行記録でも書きましたが、出発から15分ほどで汗をかいて脱ぐ羽目になってしまいました。自宅から着ていったので、暖房のきいた車中で体が温まっていたことも原因かもしれません。はじめのうちはまったく無風状態であったため、気温が-7度ぐらいと低かったのにもかかわらず歩き始めてすぐに暑いかもしれないと感じたほどです。その点では、脇下にピットジップが欲しいところです。


しかし、標高1000mを越えた稜線では5~7m/秒程度の風があり、このジャケットを着て行動しても暑さは感じませんでした。山シャツ1枚の上にこのジャケットを着ていただけでしたが、必要十分な防風性能と保温性能を有しています。


休憩時にじっとしているとさすがに冷えてきましたが、上からハードシェルジャケットを羽織るだけで、背中から風を受けても十分しのげました。結局、ランチ休憩の間もダウンジャケットを使うことはありませんでした。


以前、正月の南アルプス鳳凰山に登った時は、中綿にポーラテックアルファを使用したマーモットのインサレーションジャケットを着ていましたが、このときもハードシェルを着なくてもインサレーションジャケットだけで行動することができ、快適でした。


テント泊での停滞時は寒さを一番感じる状況ですが、保温力のあるインサレーションジャケットにダウンジャケットの組み合わせなら十分な暖かさを確保でき、停滞時のためだけに余計な衣類を持っていかなくても済むので、荷物の軽減にもつながり、厳冬期には重宝するジャケットです。ただし、中途半端な寒さではかえって大汗をかくことになりかねないので、ある程度出番が限定されるジャケットといえるかもしれません。その意味では、入山から下山まで着たまま行動できるジャケットではなく、風の強い稜線や気象条件の厳しい環境で快適に行動するためのジャケットといったほうがよさそうです。もっと汎用的に使うのであれば、フリースとソフトシェルジャケットという組み合わせのほうが使い勝手はいいかもしれません。


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