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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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規模・美しさ共に県下一のブナ林かも:  笠杖山その3 

2020年5月24日(日) 岡山県新庄村 笠杖山(標高1063m) 日帰り単独行 


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13:20 1003ピークに着きました。三角点が落ち葉に埋もれながら存在を主張していました。ここも森の中のピークなので、展望はまったくありません。笠杖山に関しては展望のきく場所はまったく無く、笠杖山はもとより縦走路においても展望を期待して登って来るとがっかりすること間違いなしです。


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今日のところは1003ピークで引き返すことに決めたわけですが、この先の状況を少し確認するために、道が下り始めるところまで行って見ました。地形図から予想したとおり、そこそこの傾斜の下りが続いているようです。さすがにこの時間から100mも下る気にはなりません。ということで、予定どおりここで引き返すことにしました。


復路もブナの写真を撮りながらのんびり帰りました。せっかくなので、一眼レフで撮影した写真を、何枚か掲載しておきます。横位置写真はクリックで拡大します。


ペンタックスの一眼レフは、緑が派手目に再現される癖があり、デフォルトだと彩度をあげすぎた写真のように見えるので、どれも彩度を落とす調整をしていますが、それでもスマホなどのデバイスによってはまだ派手目に見えます。新緑が透過光に光る森の雰囲気はよく出ているので、記憶色に近いという意味ではまあありかなという気もします。でも、やっぱりどこか不自然さを感じるので、今後は新緑の撮影はやはりキヤノンのカメラで撮ることにします。

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ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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14:15 笠杖山の北にある1053.4ピークまで戻ってきました。ここから西へ下るトレースがあり、ピンクテープが森の奥のほうまで設置されているので、麓の林道まで下ることができそうです。来た道をそのまま戻ってもあまり面白くないので、1053.4ピークから西へ下ってみることにしました。


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トレースは、踏み跡というよりもしっかりと笹が刈り払われた登山道といってもいいレベルです。


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1分も下ると、前方にかなりの太さの巨樹が見えました。残念ながらすでに朽ちていましたが、この山で見た中でも最大級の太さのようです。手前にあるブナも直径1m級の巨木ですが、それと比べても倍近い太さのようです。樹種はブナだと思いますが、幹周はおそらく4mを越えていると思われます。笠杖山でみたブナの中では、間違いなく最大のブナです。朽ちてしまったのが残念です。


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朽ちたブナの下にもう1本ブナの巨木があり、こちらも半ば朽ちていましたが、まだ葉をつけていました。太さもかなりのもので、もしかしたら生きているブナとしては最大級かもしれません。トレースはこの木の下を通って下っていきます。


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14:20 朽ちたブナの巨樹から3分ほど下ると、再びブナの巨木に出合いました。直径1mを越えているであろう巨木です。下り始めてまだ5分程度しか経っていないのに、すでに朽ちたものもくわえて4本の巨樹・巨木に出合うなんて、偶然にしてもできすぎのようなトレースです。


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結構な急坂をほぼまっすぐ下ってきましたが、倒木が道をふさいでいたりして、楽に下れる道とは言い難い状況でした、とはいえ、崖のような場所は無いので、倒木があっても楽に迂回でき、その意味ではまだ歩きやすい道と言えるかもしれません。


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驚いたことに、さらに2分ほど下ると、先ほどのブナをしのぐほどの巨木がありました。標高960m付近ですが、これで5本目です。このトレースは意図的に笠杖山西面にある巨樹をつないでつけられているのではないかとさえ思えます。


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ちなみに、この写真は同じ木を一眼レフで撮影したものです。


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さすがに標高950mから下になるとブナは減ってきて、しだいに森を構成する樹種が変わってきました。巨木、大木と呼べるような木も見かけなくなり、ピンクテープをたどって急斜面をひたすら下るだけです。


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14:45 途中から植林帯に入り、ピンクテープもほとんど見かけなくなってトレースが若干怪しくなりかけましたが、なんとかそれらしいトレースを探して下っていくと、ようやく林道に出ました。この5分ほど前に、左下に林道が見えましたが、地形図に載っているものではなさそうだったので、そのままトレースをたどりました。


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14:56 最初の分岐で、右へUターンするように下ります。


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15:11 2つ目の分岐です。地形図では丁字路になっていますが、現場は十字路になっていました。いずれにしても右へ行くことにかわりは無いはずなので、右へ下る道へ進みます。


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15:24 GPSで正しいルートを進んでいることを確認しながら歩き続けると、アスファルト舗装の道に出ました。ここを左へ進めば、駐車場所まで一本道です。


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10分ぐらいで着くだろうと思っていましたが、行けども行けどもアスファルト道が続きます。


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15:44 予想の倍の20分かかってようやく駐車場所に戻ってきました。写真を撮りながらの山行だったので、時間がかかるのは仕方が無いとはいえ、結局6時間強もかかってしまいました。結構疲れましたが、予想よりもずっとブナ林の規模が大きく、かつ美しい森でした。


岡山でブナ林といえば毛無山のブナ林が県下では一番といわれているようですが、歩いてみた感覚では笠杖山北の縦走路まで含めれば毛無山のブナ林よりも大規模で美しいと思います。特に、1053.4ピーク北斜面から1003ピークにかけての縦走路のブナ林の美しさは、確実に毛無山のブナ林をしのいでいると言えそうです。そのうえ、巨樹巨木にもたくさん出会うことができ、なんだかとても充実した山歩きだったように感じます。今回は1053.4ピークから西へ下りましたが、ほかにも土用ダムのほうへ下る道が稜線上に2箇所ほどあったので、いつかそれらの道を下ってみたいと思います。もしかしたら、まだ知られざる巨樹巨木に出合えるかもしれません。

map20200524kasatueyama.jpg

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| 2020年5月 笠杖山 | 16:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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