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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

2020年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年07月

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いまさらですが「岳」全巻を大人買い

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古本になりますが、「岳」の全18巻をまとめて大人買いしてしまいました。レンタル落ちらしく、1~13巻まではビニールのカバーがセロテープでとめてあったりしているためか全部まとめて4000円でした。フリマアプリで検索してみるとだいたい5000円前後で売られているようなので、それなりにお買い得だったかと思います。



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レンタルで一度全巻を読んでいるし、山小屋に置いてあったものを読んだりもしているので、いまさら買ってもと思いましたが、最後に読んでからすでに何年も経っているので、久しぶりに読みたくなったというわけです。物が増えるのはできれば避けたいところですが、読み終わったら売ってもいいし、レンタルだと返却期限に間に合わせるために急いで読まないといけないのが面倒なので、読みたいときに読みたいだけ読める購入のほうが楽でいいだろうということで購入に踏み切りました。


自粛期間が長かったこともあり、家で過ごすことに慣れてしまったし、梅雨が明けるまではあまり出かける機会もなさそうなので、「岳」を読んで夏に向けて気持ちを盛り上げたいと思います。

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| ヤマネタ・ニュース | 18:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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住民税が4倍!

先日、岡山市から住民税の納税通知書が届きました。2019年度の確定申告では、2018年度に比較して課税所得が倍ぐらいになってしまったので、当然ながら税額は増えているだろうと思いつつ中身を確認してみると、なんと昨年の納税額の4倍となる数字が記載さえているではありませんか!?


課税所得が2倍だからせいぜい2倍ぐらいだろうと思っていたので、さすがに愕然としてしまいました。しかし、冷静になってサラリーマン時代のことを思い出してみると、月額にすればこれぐらいは天引きされていたような気がします。とすると、べらぼうに増税されたということではなく、課税所得に応じた妥当な税額ということなんでしょうが、それにしても4倍になるとは恐れ入りました。



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まあ、いろいろなところで新しい道が作られて便利になりつつあるので、それらのメリットを享受できる代価としての住民税と考えれば納得せざるを得ないというところです。ということで、素直に第1期分を納めてきましたが、思わぬ出費に軽くめまいを覚えました。


そういえば、老朽化した岡山市民会館を新しくするようですが、どうせなら2000人規模の大きな施設にすれば良いのに、1700人規模の中途半端なものにするようで、このあたりは納税者としては不満に思うところです。


岡山では倉敷市民会館が1979人のキャパがあり、メジャーなアーティストのライブ会場は100%倉敷市民会館が利用されています。新岡山市民会館を2000人規模にすれば、ライブ会場として利用される機会が増え、その分経済効果も増えるでしょうから、どうせ新設するならそういうことを考慮すれば良いのに、なんで中途半端な大きさにするのか理解できません。岡山はこうした文化施設に対する政策がおざなりで、集客力のある施設を作ろうという姿勢が感じられないのが残念なところです。地域の活性化などももう少し考えて欲しいものです。

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| 時事ネタ・ニュース | 12:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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PowerShot S110の代替でPowerShot SX230 HSを購入

昨年の夏ごろ、キヤノンのコンデジ PowerShot S110がご臨終となりました。レンズが収納できなくなって、撮影ができなくなったわけですが、カメラ本体の撮影に関する部分は問題ないので、気持ちとしては修理して使いたいところです。2019年5月末日をもって修理期間が終了しているので、いまさら修理もできません。仮に修理できたとしても、すでにS110よりも高性能のPowerShot G7XmarkⅡを持っているので、わざわざS110を修理してまで使う必要はありません。しかし、電池が予備電池を含めて3つあり、これをそのまま無駄にするのももったいないという気もします。


仕事で使っているキヤノンPowerShot A3200というコンデジも、かれこれ8年が経過してレンズの出し入れ時に引っかかることがしょっちゅうあり、手で押してやらないと出し入れできなくなって来たので、遠からず逝ってしまいそうです。なので、仕事用のカメラが1台ほしいところですが、最近ほとんど使っていないパナソニックのFT-1があるので、こちらを使うことにすれば問題なしです。しかし、G7XmarkⅡの予備がなくなってしまうので、やはりもう1台手元にあると安心です。


余談ですが、S110とその前の機種のS100は、同様のエラーが頻発していたようで、おそらく設計ミスだと思われます。そのせいか、2018年にキヤノンに修理依頼を出しても部品欠品で修理不能という返答がきて、PowerShot SX720 HSとの交換で了承して欲しいと言われた人もいるようです。モデルとしてはS110よりも格下のモデルですが、数年使って壊れたS110よりも年式が新しく新品の光学40倍ズームのモデルに無償交換してもらえるのならそのほうがお得かもしれません。僕のS110ももう数ヶ月早く壊れていたなら、ただでSX720 HSがもらえていたかも知れず、ほんと故障するタイミングが悪すぎました。



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ということで、あまり画質にこだわらず、S110の電池NB-5Lが使える機種ということで探してみると、すでに現行機種でNB-5Lを使う機種はありません。PowerShot SX230 HSというモデルが比較的よさそうだったので、中古品を探して購入しました。あまり使用感の無いもので、付属品もそろって箱付きのもので4000円でした。


もちろんS110の中古もあり、7000円ぐらいで入手できましたが、S110のレンズ収納の故障は設計ミスに起因するということなら同じ故障が発生する可能性が高いと思われるので、買うだけ無駄のように思えてやめました。


他には、IXY DIGITAL 3000ISとIXY DIGITAL 920 ISがよさそうでしたが、3000ISのほうは焦点距離の広角側が35mm相当なので、風景撮影には不向きだし、920ISのほうは動画の最大記録解像度が640×480ピクセル/30fpsとかなりお粗末な仕様なので、SX230の一択となったわけです。


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とはいえ、SX230も2011年春モデルなので、現行機種と比べれば性能的にはこれといって優れているわけではありません。撮像素子は有効約1,210万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。レンズは光学14倍ズーム。液晶モニターはアスペクト比16:9の3型46.1万ドット、焦点距離28-392mm相当(35mm判換算)の光学14倍ズーム。開放F値はF3.1-5.9、重さ約223gという仕様です。目玉機能としてGPS機能がついていて、写真に位置情報を添付できるとか、GPSのロガー機能をつかってログ情報を取得できるというのがありますが、GPSはガーミンのeTrexを使っているのでなくても困らないし、写真にいちいち位置情報を入れなくても撮影時間からGPSログを確認すれば撮影位置はすぐにわかるので僕には不要です。


むしろ、光学14倍ズームのほうが使えそうです。山で400mm相当にもなる望遠を使う機会などほとんどありませんが、気軽に使えるコンデジにこの焦点距離があるのなら、たとえば野鳥の撮影だったり、少し離れたところにある山野草の撮影には重宝しそうです。デジタルズームを併用すればなんと1568mm相当にもなりますが、さすがにそこまでいくと画質はかなり荒れそうなので、せいぜい600mmぐらいが実用的なところかもしれません。現行機種なら光学40倍ズームのモデルもあるので、本当に高倍率ズームがほしいのなら現行機種を購入するほうが現実的ですが、僕のようにあれば便利かなという程度なら14倍ズームぐらいでも十分です。

ということで、G7XmarkⅡと併用しながらSX230を使っていこうと思います。


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| 撮影用具 | 14:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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光のズーミングができる高性能ヘッドランプ: LED LENSER SEO5

ランプメーカーとして名の知れたLED LENSERの中堅ヘッドランプ SEO5が廃盤になったらしく、今セール中です。楽天市場のスポーツオーソリティでは2981円という破格値ですが、別途送料650円が必要です。3980円以上で送料無料となるので、食料や燃料などと一緒に買って送料無料にすればお得です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

● トレッキング アウトドア ヘッドライト LL SEO5 RD 43005
価格:2981円(税込、送料別) (2020/6/15時点)





SEO5は、最大光束180ルーメンの明るさがあり、最大光束の100%~15%の間で、好みの明るさに調節可能な無段階ディマー機能を装備しています。一度調節した明るさを記憶することもできます。メインライトの点滅モードもあります。また、山小屋などでまぶしさを軽減する赤色ランプも装備されていて、赤色ランプの点滅モードもあります。また、IPX6等級の耐水性能もあり、雨天時の使用も可能です。誤作動防止用のスイッチロック機能も装備されています。


スペックは、パワーモードの180ルーメンで照射距離120m、照射時間7時間、ローモードの20ルーメンで40m、25時間となっています。


最近はヘッドランプを使う機会自体が年に数回というレベルなので、必要ないといえば必要ないのですが、メインで使っているモンベル パワーヘッドランプの使い勝手がいまいちよくないので、前々から欲しいと思っていた機能を備えたSEO5がモンベル パワーヘッドランプよりも安価になったこともあり、この機会に購入することにしたというわけです。



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届いたパッケージは、ちょっとホラーチックなデザインでした。


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裏面は横文字の説明文だけで、日本語はありません。下のほうに日本法人の連絡先が書かれたシールが貼ってあるだけです。


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本体を取り出してみると、なんだか妙なものがくっついていました。二本の細い線が本体から延びていて、先端に丸いものがついています。触ってみると、ペコペコと押すことができ、何かのスイッチみたいです。


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スポンジ状の両面テープと白いカバーのようなシールが表裏に貼り付けてあり、なかをめくってみると緑の基盤に金属の板状スイッチのようなものが取り付けてありました。


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線の先は電池ボックスの接点に刺さっていて、やはりスイッチになっているみたいです。本体の中にすでに電池がセットされていましたが、これとは別に新品の単4電池が3本入っていました。ちなに、本体に入っていた電池はすでに切れていて、ランプを点灯させる事ができませんでした。


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この怪しげなスイッチは捨ててもいいのかどうか悩みましたが、ようやく正体がわかりました。パッケージの表面の右上のほうに黄色い○の絵があり、「TEST IT」と書かれています。右下に「PRESS」とも書かれているので、どうやらこの部分の内側に両面テープで貼られていて、パッケージを開かずにランプを点灯させる事ができるようになっていたのでしょう。ということで、どうやら必要ないもののようです。


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このヘッドランプで一番魅力を感じた機能が、ズーミング機能です。正面から見た場合、LEDがちゃんと見える状態がワイド光です。他社のヘッドランプでは暗い手元用ランプとメインランプの2種類になっていて、ワイド光はもっぱら手元ランプのほうが該当しますが、手元ランプの明るさでは夜間の歩行には不十分です。しかし、メインランプのほうはどちらかというとスポット光的で、あまりワイドな配光特性にはなっていないものもあります。モンベルパワーヘッドランプは、それ以前に使っていたブラックダイヤモンド スポットに比べるとワイドな配光になっていて夜間歩行でも十分使えるものですが、それでも立ち止まって地図の確認をするような場合は、やはり中心部分が明るいのでスイッチを切り替えないてローモードにしないと光って見にくい状態です。


ハイモード(パワーモード)のまま状況に合わせてメインランプをワイドにしたりスポットにしたりという切り替えができるものは、他にあるのどうか、残念ながら知りません。LED LENSERのヘッドランプにはズーミング機能があるため、メインランプのワイドとスポットをスイッチを切り替えずに任意で調整することができるというわけです。


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ズーミングして、スポット光にすると、レンズが前に出てくるのでLEDが拡大されたようになり、ちょっと見えずらくなります。


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横から見ると、レンズが出ていないのがワイド光。このヘッドランプのワイド光というのが、他のヘッドランプで見られるような中心と周辺で明るさが異なりムラができるようなことがなく、ほぼ均質な明るさで広範囲を照らしてくれるのがいいところです。部屋で試してみたレベルですが、なかなか綺麗なワイド光でした。


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ズームしてレンズが前に出るとスポット光です。180ルーメン時、照射距離は120mとなっていますが、これはスポット光の場合だと思われます。


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もうひとつ僕がいいなと思っているのが、ヘッドライトの角度調整機能です。一般的なヘッドライトは、ライト部分と電池ボックスが一体化していて、ヘッドランプの角度を調整するときは電池ボックスごと前に倒すという構造です。これだと、重量物である電池ごと頭から離れてしまうので、重量バランスが悪くなります。もっとも、せいぜい100g程度の重さなので、頭が前に引っ張られて首が疲れるということがあるわけではありませんが、感覚的になんとなく額の上に重いものがあるという感覚はぬぐいきれません。


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ところが、SEO5は電池ボックスとランプ部分が別体になっていて、ランプ部分だけが前傾する構造になっています。このため、ヘッドランプを前傾させても、重量バランスがかわったような違和感はほとんど感じません。


ということで、なかなかの高機能なランプなのに廃盤でかなりお買い得になっているヘッドランプなので、ランプを購入しようと考えている人にはおススメです。ただし、ボタン操作がちょっと複雑で説明書に書いているのと若干違う感じです。まだいじって確認中なので、使い勝手も含めて、実際に使ってからのレビューは次の機会にしたいと思います。ちなみに、中に入っていた説明書も日本語はありませんでしたが、ほとんどイラストだけなので、あっても無くても変わらないと思われます。

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| ギア | 17:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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星景写真にうれしいフィルター登場: Kenko プロソフトン クリア

星景写真を撮影するときに、明るい星をにじませて星空の表情にメリハリをつけるために用いるのがソフトフィルターですが、これを使うと地上の風景が少しぼんやりとしてシャープ感が無くなってしまうというデメリットがありました。


僕も初めの頃はソフトフィルターをよく使っていましたが、地上風景までぼんやりとした感じになり写真全体がピントが甘くなったように見えてしまうのが嫌で、次第に使わなくなっていました。しかし、ソフトフィルターを使用しないと星の明暗に差がなくなってしまい、ただ白い点が夜空に散らばっているだけで、星座もわからないし星空の表情がなくなってしまうので困っていました。もっとも、天の川が見える星空を撮ることが多いので、天の川がちゃんと写っていれば星座はわからなくてもまあいいかという感じで妥協していました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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2020年6月12日にKenkoから発売されたプロソフトン クリアというフィルターは、これまで地上風景が眠くなってしまうという欠点を解消してくれる画期的なフィルターです。


Kenko プロソフトンといえば星景写真で使われる代表的なソフトフィルターですが、ソフト効果がこれまでの半分になり、地上風景をクリアに表現できる一方で、星などの光源をにじませることができるということです。


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Kenkoのサイトに掲載されていた参考例によれば、プロソフトンA(僕もこのフィルターを使っています)とくらべて、鳥居がクリアに再現されているのがわかります。


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一方で星空の写真では、明るい星と暗い星のメリハリがはっきり感じられ、実際に肉眼で見たときの雰囲気が再現されています。フィルターを使っていない左側の星空では、星の明暗差が無く平面的で面白くない星空になっています。


定価では77mm径で8800円、82mm径で9200円というなかなかいい値段がしますが、楽天市場の安いところでは82mmで6500円前後という価格になっているので、発売されたばかりとはいえ実売価格はそこそこ安くなっているようです。









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| 写真ネタ・ニュース | 20:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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登山口が見つからず森をさまよう:  角ヶ仙その2 


2020年6月7日(日) 岡山県鏡野町 角ヶ仙(標高1153m) 日帰り単独行 


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9:49 展望台を素通りして、先に進みます。少し平坦な道があったものの、すぐに急登の階段になりました。


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久しぶりにギンリョウソウを見ました。


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10:07 急登の階段を超えると、その後はなだらかな尾根道となり、標高950mの小ピークにつきました。


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木々が邪魔ですが、隙間から角ヶ仙が見えました。この小ピークでバックパックを下ろして立ったまま小休止をとりました。背中が結構汗で濡れてしまいましたが、バックパックを下ろすとわずかな風がひんやりと背中をクールダウンしてくれて快適でした。虫もいないし、気持ちよく休憩をとることができました。


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10:15 小ピークを出発します。ここからはいったん小さな鞍部に向けて下ります。


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鞍部を越えると、すぐに階段の登りが始まりました。しかし、展望台を過ぎてからは偽木の階段になったおかげで、階段がちゃんと機能していて歩き易くなりました。


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登山道脇にタニウツギらしいピンクの花が咲き始めていました。青空を背景にすると、花のピンクが映えます。


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標高990mの尾根に出ると、ようやく前方に角ヶ仙が姿を現しました。


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標高1000mを越えたあたりからすこし傾斜がきつくなってきます。道はほぼ直登です。


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尾根の真ん中に巨岩が立ちふさがっていて、登山道は左から巻いて行きます。

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大岩を通過すると、きつい直登が始まります。空がよく見えるので山頂は近そうですが、この直登がけっこう大変でした。階段のなごりがたまにありますが、ほぼ消滅していてフラットに足を置ける場所はほとんどありません。


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しかし、振り返ると背後に泉山がどっしりと構えているのが見え、なかなかの絶景です。


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山頂の見えない急斜面を登りきってさあ山頂だろうと思っていたら、まだまだ先でした。かなりがっかり。それでも最後の急坂を黙々と登ります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:50 もくもくと急登をこなして、広場が見えたと思ったら山頂でした。誰も居ない静かな山頂です。


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ひとまず山名板といっしょに自撮りしておきます。


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展望は、南西方向だけひらけていましたが、ほかは木に邪魔をされて展望はありません。これなら、少し下の登山道からの眺めのほうがよかったなと思います。西の方に大山が見えているはずでしたが、なぜかそれらしい山を見た記憶がありません。なにか別の山と勘違いしていたのか、それとも物理的に見えていなかったのかよくわかりません。


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あまり展望に恵まれていないので、休憩をかねて早めのランチタイムにします。ジャムパンと消費期限が迫ってセール価格になっていたアミノバイタルゼリーに、いつものカフェオレで簡単に済ませます。最初は日陰にハイキングチェアーを出して座っていたのですが、黒い小さな虫がやたら頭のまわりを飛びまわってうっとおしいので、日向に移動しました。しかし、なにもかわりません。最後の手段として、自作虫除けスプレーを頭や耳、首筋あたりにたっぷり散布すると、突然虫がいなくなりました。虫除けスプレーの効果が絶大でした。アブやブヨのようなしつこい吸血虫でなかったのでしょう。


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11:24 カフェオレを飲み干したところで、下山開始です。下山は、南尾根を経由して周回コースで戻ります。しかし、入口がけっこう笹に覆われていて、最初見たときはやめようかと思いました。笹が低くてトレースが見えないほどでもないし、先行者がおそらくこのコースで下山しているはずなので、問題ないだろうということで行ってみることにしました。


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笹藪対策にグローブも装着していざ出発。


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そこそこ展望があるものの、笹薮の激下りが続きます。きつい道が嫌いな人は、素直にピストンで戻るほうが確実に楽です。


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11:42 笹や樹木の背丈が高くなってきて、トレースもわかりにくいし展望もなくなってくるしで、全然楽しくなくなってきました。その上、激下りはいっこうに緩む気配を見せません。


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11:49 森の中に入ってもあいかわずの激くだりで、笹も藪化してくるしでうんざりしていましたが、ようやく明確なトレースが見えました。傾斜も一気に緩んで、やっとのんびり歩くことができそうです。


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しばらく緩い尾根道を下ると、植林帯の中の道になりました。しかし、途中から間伐で伐採された木が林床に放置されてトレースを隠してしまっているところが時々あり、次第にトレースがわかりにくくなってきました。


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12:01 地形図で道が左へUターンしている場所まで下りてきました。正面にピンクテープがあり、その先にトレース痕は見当たりません。


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とはいえ、左手を見るとがっつり枝葉をつけた倒木が横たわっていて、こちらにもトレースを見つけることができません。もちろん右方向にもトレースらしきものはありません。地形図で確認すると、左へUターンした後、また右へUターンして、結局今いる尾根の下に戻って来るだけのようです。なら、まっすぐ下ってもよさそうですが、この先はけっこう傾斜が増しているみたいで、ちょっと手こずりそうだし滑落すると面倒なことになりそうです。ということで、とりあえず、正面よりは傾斜が緩そうな左の斜面を下ることにしました。


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立木を利用しながら左手の斜面を下っていくと、少し上のほうにピンクテープが撒いてある木があり、どうやら地形図の登山道に復帰したようです。


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下り始めるとすぐに黄色いテープみつかり、正しいルートにいるようです。


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上に見える斜面が、まっすぐ下りようとしてやめた斜面です。下れないほどではありませんが、そこそこの急斜面です。


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この急斜面の下で、林道に出合いました。


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この林道を下っていけばいいのかと思いましたが、林道の先を見ると上りになっています。GPSで確認してみると、こんなところに林道の記載はありません。地形図では、右ではなく左へ進み、すぐに右へ曲がって下っていくように道が記載されているので、この林道を右へ行くのは明らかに間違いです。しかし、左方向にはもう林道は無く、倒木があったりして道があるようにも思えません。


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林道上で思案していると、左下の木に赤テープがぶら下がっているのが見えました。さらにその下の離れたところにテープが撒いてある木が見えました。どうやら、ここから左下へ下りるようです。地形図で確認してみると、すぐ下の谷筋を越えて、もうひとつ奥の谷筋を下っていくようです。


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テープのぶら下がっている木のそばを通過して谷へ下ります。


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奥の谷のほうへ向かうと、流れの向こうにカツラの大木がありました。おそらく、このカツラの向こう側を右へ下っていくのだと思われますが、ここで流れを越えるのは難しいので、すこし下流のほうへ移動しました。


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倒木が道をふさいでいましたが、下をくぐります。


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倒木をくぐったところから、左下の谷に下りていくトレースらしきものがあったので、ここで対岸に渡りました。


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対岸に上がったところに古いオレンジテープあり。


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その先に、まだ新しいパンダデザインの布テープ。この布テープは上のほうでも見かけたので、どうやら正しいコースのようです。このあたり、上の植林帯の中のピンクテープの場所から、カツラの大木の下で流れをわたるところまではテープナビも少なく、トレース痕もわかりにくいので、道迷い要注意です。


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小さな流れに沿って下っていきます。


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12:16 無事に舗装された林道にでました。


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12:22 6分間の林道歩きで、管理棟前の駐車場に戻ってきました。登山口が見つからずに最初にうろうろしてしまった時間を差し引けば、約3時間の行程でした。


ちなみに、帰る前に正しい登山道を確認しておきました。


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管理棟の少し下の道沿いに、ちゃんと登山口の道標がたっていました。しかし、左手からカエデの枝が覆いかぶさりぎみで、ちょっとわかりにくい状態になっているため、うっかりしていると見逃してしまうかもしれません。


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しかも、道標のすぐ先に「広場」と書かれた大きな看板がたっていて、こちらのほうに注意が向きがちです。僕もこの看板は見た記憶があるので、どうやらこちらに気をとられて登山口の道標を見落としてしまったようです。で、登山口はこの広場の奥にあります。車は広場に乗り入れ可能なので、広場に停めておけばよさそうです。


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広場の奥から登っていくと、炊事棟の脇を抜けていきます。


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炊事棟の向こう側に、角ヶ仙の道標があり、その先から右上に道が続いていました。


ということで、角ヶ仙の登山口は、「広場」の奥にあるので、地形図や管理棟前の案内図を信用しないようにご注意ください。

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| 2020年6月 角ヶ仙 | 18:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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10万円給付金が振り込まれる

昨日、例の10万円給付金が振り込まれました。ありがたやと思う反面、特に収入が減ったわけでもないのにこんなにもらっていいのだろうかというなんとも言えない後味の悪さのようなものも感じてしまいます。もっとも、それを言えば公務員などもそうだろうし、逆にコロナ問題で収入が上がった人もいるわけだから、自分だけが罪悪感のようなものを感じる必要はないわけです。


個人的には、本当に困っている人がより多くの補助を受けられるような制度にすることこそ必要だと思います。なので、当初の政府案のほうが指示できますが、全国民に一律10万円のばら撒きで公明党に押し切られてしまったあたりが、安倍内閣のほころびが顕著になってきたような気がします。やはり、長期政権になるといろいろと問題が出てくるようですが、支持率も下がりっぱなしの安倍内閣は今後どうなるのでしょうか。親韓派の二階が応援し始めたのでますます信用できなくなった石破が政権をとるよりかなりましだろうと思いますけどね。嘘つきで口先だけのクソ集団である元民主党主体の野党連合なんかは、政権云々のレベルではなく、政治家としての資格があるのかを検証することから始めてもらいたいものです。


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| 時事ネタ・ニュース | 21:00 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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登山口が見つからず森をさまよう:  角ヶ仙その1 

2020年6月7日(日) 岡山県鏡野町 角ヶ仙(標高1153m) 日帰り単独行 


6日に行くつもりで朝起きたのですが、どんよりとした曇り空で、天気予報でも雨は降らないものの夜まで晴れそうも無い状況だったので、晴天予報だった7日の日曜日に急遽変更しました。


7日は朝から快晴で、1日延ばして大正解でした。空気も透明感があり、湿度もそれほど高くなく、日向は暑いものの日陰に入ると涼しくて、絶好の登山日よりでした。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート グレイシャーパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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そろそろトレッカーズパンツは暑そうなので、通気性と透湿性のいいグレイシャーパンツを久しぶりに履きました。生地を触った感じはトレッカーズパンツと大差ない生地厚なので暑そうに感じますが、ショーラーという生地はすこぶる通気・透湿性が優れていてとっても快適です。そのうえ、黒い生地なのに太陽熱を吸収しないという特性があるので日に当たっても暑くならず、この時期の登山にはもってこいです。ついでに、撥水性能も優秀で、少々の雨なら問題ないぐらいの万能パンツです。今年の夏はこのパンツで縦走しようかと思っているほどです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




角ヶ仙(つのがせん)は前から登りに行こうと思いつつも、なかなか足が向かなかった山です。というのも、鏡野町から県道392号を一番奥の越畑まで行くのですが、20年近く前に通ったときの記憶では、細くてカーブが多い区間がけっこうあり、時間がかかりそうというイメージがあったからです。しかし、今回走ってみるとずいぶん道が広く綺麗になっていて、あまりやっかいな区間はなく、20年の間にかなり道が整備されていました。鏡野町の国道179号線の分岐から越畑までは約30分でした。


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登山口となる越畑キャンプ場の管理棟前に着いたのは、8時30分頃でした。4年前に閉鎖されたキャンプ場はすっかり静まり返っていて、道路沿いの駐車場に車が一台停まっていただけでした。角ヶ仙は周回コースがあるので、おそらくこの車の主も周回すると思われます。なので、山頂で会わない限り、途中で会うことはなさそうです。ゆっくり登れば山頂でも会うことはないでしょう。


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9:00 出発します。


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どこが登山口なのかこれといって道標も見当たらないのですが、駐車場の隅に案内板があり、現在地の向かいからキャンプ場に入り、管理棟の北側を西へ向かう道が登山道となっていたので、その案内にしたがってキャンプ場に入りました。ちなみに、本当は管理棟から少し道路を下ったところに登山口の道標があり、広場から入っていくのが正解ですが、この日はこの道標に気がつかずに管理棟前の駐車場所まで行ってしまったのが敗因でした。


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入口にはクマ出没注意の注意書きがあったので、熊鈴をつけておきました。


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管理棟を左に見て進むと、すぐに分岐がありました。案内図では分岐など描かれていませんでしたが、管理棟の北側を西へ行くなら当然左です。


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分岐を左へ入っていくと、すぐに2つ目の分岐がありました。舗装された道は右上へ続いていますが、左の道は未舗装で雑草が生え放題です。案内図の絵なら左が正しい道っぽいのですが、どうも道という雰囲気がありません。なので、とりあえず右の舗装された道をたどってみることにしました。


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しかし、案内図のように西へ向かわずにまっすぐ北へ上って行くばかりだし、登山道という雰囲気も感じられないので、やっぱり違うかもしれないと思い、最初の分岐まで戻りました。


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最初の分岐で右へ行く道は、舗装されている上に落ち葉などが取り除かれていて、それなりに整備されています。廃止されたキャンプ場にあって整備する理由は、登山道として利用されているからということぐらいしか理由はなさそうなので、案内図とは方角が違うもののとりあえず分岐を右へ進んでみることにしました。


5分ほど登ってみましたが、やっぱり西へ向かう様子も無く、西へ入る道も見当たりません。どうも違うなと感じて、いったん駐車場まで戻って案内図を再確認することにしました。


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しかし、いくら見直してみても管理棟のすぐ北側を西へ行くようにコースが描かれていますし、GPSの地形図でも同じです。自分の歩いたログをみてみると、登山道とは違う方向に歩いています。となると、やっぱり2つ目の分岐から草ぼうぼうの左へ行くのが正解ということのようです。


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ところが、2つ目の分岐を左へ進んでみたところ、道はすぐに笹薮に覆われて消滅していました。この時点で、案内図も地形図もキャンプ場が営業していた頃の道を表示してあり、現在使われている登山口はおそらく別のところにあるのだろうと理解しました。可能性としては道路を少し下ったあたりにありそうですが、2つ目の分岐を右に上がっていけば、登山道に通じる道があるかもしれません。というのも、キャンプ場から登山する人も当時はそれなりにいたはずなので、キャンプ場内から登山道に出る道が作られていてもおかしくないはずです。ということで、2つ目の分岐をもう一度右へ進んでみることにしました。


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しばらく進むと、黄色のテープがありました。どうやら登山コースとして利用されているみたいです。


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その先には、今度はピンクのテープがありました。正規の登山道ではないものの、テープがあるということは少なくとも人が通っているということなので、やはり登山道に通じる道がありそうです。


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9:19 東西に走る遊歩道のような道の跡に出ました。道との出合い箇所に赤テープもあり、どうやらこれを西へ行けば登山道に出られそうです。


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しかし、遊歩道跡は途中で消滅し、その先はほぼ獣道のような状態になりました。獣道なのか、人が歩いてできたトレースなのか判然としませんが、とりあえず方角的にはあっているので、微かなトレースをたどってみることにしました。


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9:25 テープも何も無い森の中を、トレースかどうかもよくわからない痕跡のようなものを探しながら森の中を歩き続けていると、目の前に道が現れました。GPSで確認してみると、どうやら登山道に出たようです。


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結局、廃止されたキャンプ場からこんな風に山の中をさまよって、登山道の途中に出て来たわけです。


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下のほうを見ると、看板のようなものが立ち並んでいます。確か、角ヶ仙の登山口には、「角ヶ仙登山道」と一文字づつ書かれた看板が並んでいたはずなので、これらがそうなのでしょう。駐車場を出発してかれこれ30分近くも森の中をうろうろしてしまいました。登山口なんて行けばすぐにわかるという思い込みで、ちゃんと下調べをしてこなかったのが敗因でした。こういうちょっとしたことで遭難につながってしまうのかもしれません。


そういえば、少し前に福井と岐阜の県境にある左門岳で下山する方向を間違えて遭難した夫婦がいましたが、ちょっとしたうっかりミスで4日間も山中で過ごすことになるとは予想だにしていなかったことでしょう。登山回数が増えるほど慣れによる思い込みやミスが起こりやすくなるでしょうから、肝に銘じておきたいと思います。


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登山道に無事出ることができたので、あとはただ登っていくだけです。


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もとは木の階段があったらしい登山道ですが、すっかり木が朽ちて階段は消えてなくなっている部分が多く、急斜面を直登するようなきつい登りが続きます。


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9:36 いきなりの急登で息が上がって来たので、急登を登りきったところにあったベンチでたまらず休憩をとりました。


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朝食にアミノバイタルのゼリー飲料を飲んだだけだったので、ラムネでエネルギーを補給しておきました。


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休憩場所の先ですぐにまた急登が始まりましたが、休憩とエネルギー補給のおかげでばてずに登ることができました。


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9:48 急登を登りきると、テラス状の尾根にでました。標高840m地点です。


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コンクリートの案内板ようなものがあり、ここから見える山の解説が描かれているようですが、植林ですっかり展望は閉ざされていて意味がありません。駐車場の案内板に描かれていた展望台がここなのでしょうが、展望が無い展望台では休憩する気にもなれないので、水分補給だけして先へ進みます。

つづく。

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| 2020年6月 角ヶ仙 | 17:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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山小屋通信簿: 穂高岳山荘

山小屋通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、ヤマふぉと派の観点から撮影山行基地としての評価も加えた山小屋の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:小屋内の部屋や食堂、トイレ、布団など、清潔に保たれているかどうかももちろんですが、小屋周辺の状況やごみの処理なども含みます。
●快適度:小屋内で過ごす時間を快適に過ごせるかどうかです。乾燥室の場所や利用時間、自炊場所の有無と位置、談話室の有無と居心地、本や暖房などの設備をチェックします。
●ホスピタリティ:宿泊や幕営の申込み、売店の対応など従業員の応対をチェックします。
●食事のうまさ:朝食夕食だけでなく、昼食メニューなどボリュームや味をチェックします。ただし、食べたものにもよるのでかなりいい加減です。基本的にあまりグルメではないので、味については甘い評価かもしれません。
●施設充実度:宿泊客以外の登山者が利用できる設備についての項目です。小屋前のテーブル&ベンチ、無料の水場、屋外トイレ、雨をしのげるひさし付きベンチがそろっていると評価5です。1種類ないと4、2種類ないと3、3種類ないと2、まったく無いのは1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


●穂高岳山荘
清潔度:5
快適度:4
ホスピタリティ:5
食事のうまさ:5
施設充実度:3
ロケーション:5
総合評価:4.5


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穂高岳山荘は、奥穂高岳と涸沢岳の間のコルにある山小屋です。利用したのは2017年5月1日でした。GW時期なので、小屋開け直後でした。なので、小屋の周辺は完全に雪に埋もれていて無雪期の状況はよくわかりませんが、2001年9月に槍穂高連峰を縦走したときに立ち寄ったことがあるので、おぼろげな記憶に基づいて施設充実度も評価しておきました。


入口前には涸沢カールに面して石畳の広いテラスがあり、テーブルとベンチが数セット設置されています。展望は最高です。東向きになるので、常念岳の向こうから昇る朝日はもちろん、右手に前穂高岳、左手に北穂高岳などを望むことができます。屋根つきのベンチなどはないので、雨の日に休憩するには小屋に入らざるを得ませんが、夏でも雨の日は寒いので小屋に入って熱いコーヒーでも飲むに限ります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




小屋の中に入ると、石畳の土間が広がり、左手に食堂スペース、右手にラウンジがあります。GW時には、雪の廊下のような状態のアプローチを下り玄関前に着くと、クランポンを外して入るようにと書かれた張り紙がありました。悪天候で強風で雪が舞い上がる状態で凍りついたクランポンをグローブのまま外すのに手間取り、すぐに小屋に入るのだからと素手で外したのですが、凍傷になるかと思いました。ところが、僕の後から到着した香港から来たグループは当然ながらこの張り紙が読めず、クランポンのまま小屋に入ってきました。受付のお姉さんはクランポンのまま入ってきたことを注意することも無く応対していましたが、バカ正直に凍傷になりそうな状況でクランポンを外した自分が愚かしく感じてしまいました。


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1階は宿泊部屋はたしかなかったように記憶しています。玄関ロビー横のラウンジはストーブとテレビが設置されていて、セルフサービスのコーヒーや紅茶のサービスもありました。ここから東の展望があるので、寒いときのご来光は室内から見ることもできそうです。


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ラウンジの反対側(西側)には談話室があります。こちらはラウンジと違って締め切ることができる部屋になっていて、ストーブもあるので暖かく、暇つぶしにお茶を飲みつつ本を読んだりすることができます。こちらは西側の展望があるので、笠ヶ岳に沈む夕日を見ることができます。


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奥には乾燥室やトイレがあります。やや記憶が不確かですが、トイレは男女兼用だったと思います。


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個室のほうは簡易水洗の洋式になっています。GW時には洗面所は使用できなくなっていて、ポリタンクの水が用意されていたような気がします。ちなみに、立ち寄り者用に有料の外トイレがあるようですが、GW時は雪の下だったらしく未確認です。


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2階は中央に廊下があり、左右に宿泊部屋が並んでいます。廊下に荷物置き場の棚がありますが、廊下の幅が広いのですれ違いも十分できる余裕があります。


稜線上の小屋ということで、無料の水場はありません。宿泊者には無料で水を分けてもらえましたが、容量制限があったかどうかはよく覚えていません。たしか、2リットルのプラティパスをいっぱいにしてもらったような気がしますが、1リットルだったかもしれません。宿泊以外の立ち寄り者には、受付横で1リットル200円で販売していると、ホームページには書いてあります。


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食堂は2階の廊下の突き当りから直接出入りすることができるので、いちいちロビーで靴を履き替える必要はありません。このときは宿泊者は10名ぐらいしかいなかったのでこの場所だけで済んでいますが、混雑時は土間の食堂スペースも利用するのかもしれません。


食事については、3年前のことでほとんど記憶はありませんが、不味かったという記憶は無いので味はよかったのだと思います。この写真は、おそらく朝食のときのものです。


施設充実度については、小屋前のテーブル&ベンチ、屋外トイレがあるということで、評価3です。無料の水場と庇つきベンチはありませんが、絶景が広がる石畳のテラスがあるだけで、評価5にしてもいいと思えるほどです。


快適度が4になっているのは、談話室の書籍類がけっこう少なかったことによります。これはたまたまタイミング的なものなだったのかどうかわかりませんが、空白の本棚が多くもう少し種類を増やして欲しいところです。


ロケーション的には、槍穂高連峰の縦走路上にあるのでかなり便利でいい場所です。奥穂高岳、前穂高岳、涸沢岳、北穂高岳へ日帰りが可能ですが、小屋前から朝日も夕日も見られるし、あまり脚を伸ばさなくてもどこにでも撮影ポイントがあるといってもいい最高のロケーションです。


総合的に見て、トップクラスの快適な山小屋だといってもいいと思います。

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| 山小屋通信簿 | 08:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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プロトレック PRG-270-1JF レビュー

先日の笠杖山で、新しく購入したプロトレック PRG-270-1JFを試してみました。


といっても、あれもこれもついている機能をすべて試したというわけではなくて、とりあえず高度計測の機能がどれぐらい正確なのかをGPSと比較してみました。


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出発時、GPSの高度計は521mでした。地形図では520mと510mの間の場所ですが、520mのすぐ近くなので、おおむね正しい標高を示していたようです。


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PRG-270-1JFの高度計を同じ521mにセットしたものの、1分も経たないうちに520mにかわってしまいました。まあ、GPSのほうでも同じように数字が上下していたので、1m程度の違いなら誤差の範囲内とみなします。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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笠杖山山頂に着いたときに確認してみると、GPSは1046m、PRG-270-1JFは1053mとなっていました。笠杖山の標高は1063mなのでどちらもあっていませんが、GPSのログで確認すると、計測地点は山頂の東側の標高1050mと1060mの間なので、おおむねPRG-270-1JFのほうが正確だったようです。GPSのほうが誤差が大きいとは、ちょっと驚きました。


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下山して駐車場所まで戻って来たところで再度確認してみると、GPSが515m、PRG-270-1JFは541mとなっていて、今度はGPSのほうが実際の標高に近い値でした。


ということで、GPSにしろPRG-270-1JFにしろ、どちらも決して正確な標高を常に表示してくれるわけではないということです。これは、いまさら実験しなくてもわかっていたことですが、それでもGPSの誤差が思っていたよりも大きかったことにちょっとがっかりでした。


このようなデジタル機器を使いこなすのであれば、標高のわかっている場所で手間を惜しまずにリセットしてやれば、より精度の高い計測結果を表示してくれるのでしょうが、そこまで高精度の情報が必要なわけではないので、そんな面倒なことはやる気になりません。デジタル機器の高度計測はだいたいの標高を示していると思って使うのが、ストレスを感じずにすむ付き合い方だといえそうです。


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| ギア | 20:58 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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規模・美しさ共に県下一のブナ林かも:  笠杖山その3 

2020年5月24日(日) 岡山県新庄村 笠杖山(標高1063m) 日帰り単独行 


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13:20 1003ピークに着きました。三角点が落ち葉に埋もれながら存在を主張していました。ここも森の中のピークなので、展望はまったくありません。笠杖山に関しては展望のきく場所はまったく無く、笠杖山はもとより縦走路においても展望を期待して登って来るとがっかりすること間違いなしです。


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今日のところは1003ピークで引き返すことに決めたわけですが、この先の状況を少し確認するために、道が下り始めるところまで行って見ました。地形図から予想したとおり、そこそこの傾斜の下りが続いているようです。さすがにこの時間から100mも下る気にはなりません。ということで、予定どおりここで引き返すことにしました。


復路もブナの写真を撮りながらのんびり帰りました。せっかくなので、一眼レフで撮影した写真を、何枚か掲載しておきます。横位置写真はクリックで拡大します。


ペンタックスの一眼レフは、緑が派手目に再現される癖があり、デフォルトだと彩度をあげすぎた写真のように見えるので、どれも彩度を落とす調整をしていますが、それでもスマホなどのデバイスによってはまだ派手目に見えます。新緑が透過光に光る森の雰囲気はよく出ているので、記憶色に近いという意味ではまあありかなという気もします。でも、やっぱりどこか不自然さを感じるので、今後は新緑の撮影はやはりキヤノンのカメラで撮ることにします。

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ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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14:15 笠杖山の北にある1053.4ピークまで戻ってきました。ここから西へ下るトレースがあり、ピンクテープが森の奥のほうまで設置されているので、麓の林道まで下ることができそうです。来た道をそのまま戻ってもあまり面白くないので、1053.4ピークから西へ下ってみることにしました。


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トレースは、踏み跡というよりもしっかりと笹が刈り払われた登山道といってもいいレベルです。


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1分も下ると、前方にかなりの太さの巨樹が見えました。残念ながらすでに朽ちていましたが、この山で見た中でも最大級の太さのようです。手前にあるブナも直径1m級の巨木ですが、それと比べても倍近い太さのようです。樹種はブナだと思いますが、幹周はおそらく4mを越えていると思われます。笠杖山でみたブナの中では、間違いなく最大のブナです。朽ちてしまったのが残念です。


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朽ちたブナの下にもう1本ブナの巨木があり、こちらも半ば朽ちていましたが、まだ葉をつけていました。太さもかなりのもので、もしかしたら生きているブナとしては最大級かもしれません。トレースはこの木の下を通って下っていきます。


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14:20 朽ちたブナの巨樹から3分ほど下ると、再びブナの巨木に出合いました。直径1mを越えているであろう巨木です。下り始めてまだ5分程度しか経っていないのに、すでに朽ちたものもくわえて4本の巨樹・巨木に出合うなんて、偶然にしてもできすぎのようなトレースです。


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結構な急坂をほぼまっすぐ下ってきましたが、倒木が道をふさいでいたりして、楽に下れる道とは言い難い状況でした、とはいえ、崖のような場所は無いので、倒木があっても楽に迂回でき、その意味ではまだ歩きやすい道と言えるかもしれません。


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驚いたことに、さらに2分ほど下ると、先ほどのブナをしのぐほどの巨木がありました。標高960m付近ですが、これで5本目です。このトレースは意図的に笠杖山西面にある巨樹をつないでつけられているのではないかとさえ思えます。


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ちなみに、この写真は同じ木を一眼レフで撮影したものです。


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さすがに標高950mから下になるとブナは減ってきて、しだいに森を構成する樹種が変わってきました。巨木、大木と呼べるような木も見かけなくなり、ピンクテープをたどって急斜面をひたすら下るだけです。


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14:45 途中から植林帯に入り、ピンクテープもほとんど見かけなくなってトレースが若干怪しくなりかけましたが、なんとかそれらしいトレースを探して下っていくと、ようやく林道に出ました。この5分ほど前に、左下に林道が見えましたが、地形図に載っているものではなさそうだったので、そのままトレースをたどりました。


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14:56 最初の分岐で、右へUターンするように下ります。


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15:11 2つ目の分岐です。地形図では丁字路になっていますが、現場は十字路になっていました。いずれにしても右へ行くことにかわりは無いはずなので、右へ下る道へ進みます。


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15:24 GPSで正しいルートを進んでいることを確認しながら歩き続けると、アスファルト舗装の道に出ました。ここを左へ進めば、駐車場所まで一本道です。


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10分ぐらいで着くだろうと思っていましたが、行けども行けどもアスファルト道が続きます。


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15:44 予想の倍の20分かかってようやく駐車場所に戻ってきました。写真を撮りながらの山行だったので、時間がかかるのは仕方が無いとはいえ、結局6時間強もかかってしまいました。結構疲れましたが、予想よりもずっとブナ林の規模が大きく、かつ美しい森でした。


岡山でブナ林といえば毛無山のブナ林が県下では一番といわれているようですが、歩いてみた感覚では笠杖山北の縦走路まで含めれば毛無山のブナ林よりも大規模で美しいと思います。特に、1053.4ピーク北斜面から1003ピークにかけての縦走路のブナ林の美しさは、確実に毛無山のブナ林をしのいでいると言えそうです。そのうえ、巨樹巨木にもたくさん出会うことができ、なんだかとても充実した山歩きだったように感じます。今回は1053.4ピークから西へ下りましたが、ほかにも土用ダムのほうへ下る道が稜線上に2箇所ほどあったので、いつかそれらの道を下ってみたいと思います。もしかしたら、まだ知られざる巨樹巨木に出合えるかもしれません。

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| 2020年5月 笠杖山 | 16:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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