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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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プチ滑落でビビって撤退: 伯耆大山天狗ヶ峰その2 

西日本ではそろそろ残雪期もおしまいです。今週末が雪山を楽しむ最後のチャンスかもしれません。といっても、雪が残っているのはもう大山ぐらいしかないので、今週末も4週続けて大山登山になりそうです。




2020年3月21日(土) 鳥取県大山町 天狗ヶ峰(標高1711m) 日帰り単独行 


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11:53 ユートピア避難小屋から象ケ鼻に向けて出発しました。


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象ケ鼻のトップは雪がなく、折り重なった巨岩が出ていました。左側から巻く道もありますがあまり楽な道でもないので、まっすぐ巨岩を越えていくことにしました。


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クランポンで岩場を越えるのはなかなか神経を使いますが、無事に象ケ鼻のトップに着きました。ここから先は比較的傾斜の緩い尾根道です。


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雪の積もった尾根の上を進みます。このあたりは左右の傾斜が緩いので、あまり怖い感じはありませんが、かなり風が強く、時折吹き飛ばされそうな突風に襲われます。耐風姿勢で少しの間風をやり過ごしては進むということを繰り返しながら、天狗ヶ峰に向かいました。


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前方に先行者がいて、どうやら引き返して来たみたいですが、同じ場所にじっと立ったままです。


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そのうち降りてくるだろうと思いながら歩き続けました。ところが、いっこうに小ピークの上から下りてこないので、とうとう先行者が立っている小ピークの下まで来てしまいました。


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先行者が立っている小ピークはそれなりの広さがありますが、そこに登るルートは狭い尾根をたどって赤線のように行くのがいいのですが、まるでそのルートに立ちふさがるように先行者が立っているので、左側の斜面を青線のように迂回して行くことにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ところが、小ピークの斜面が思いのほか傾斜がきつく、しかも表面数センチの雪が柔らかく、その下は凍った状態だったので、つま先を蹴りこんで足場を作ることができません。そこで、横向きになってサイドステップで登っていったのですが、それだと当然ながらクランポンの片側の爪しか雪面に引っかかりません。その上、下が凍っていて硬くアックスを差し込むことができないので、ストックのように雪面に突き立てて手すりがわりに使うことしかできません。これではまったく3点支持をとることができませんが、全然気にしないで登っていました。完全に油断していました。


小ピークの上に出る少し前で一度立ち止まって休憩したのですが、足を止めて一息ついた瞬間、足がスッと滑りました。ほぼ両足が同時に滑ったのでそのまま横倒しに雪の斜面に倒れたのですが、ほぼ同時に体が斜面下に向かってずり落ち始めました。やばいと思ってすぐにアックスのピックを雪面に突き立てたのですが、体が滑って腕が伸びきった状態になってしまったので、手首でアックスを振ることしかできず、硬い雪の斜面にはわずかしか突き刺さりません。すぐにピックは外れてしまい、体は横向きのままさらに落ち続けます。


まずいぞと思いながら、アックスを引き寄せてシャフトの中ほどを握って肘を支点にしてアックスを振り上げて雪面に突き刺すと、今度はそこそこ深く刺さったようでぐっとブレーキがかかりましたが、シャフトを握った右手が滑ってアックスから手が外れそうになりました。右手を渾身の力で握り、同時に左手を伸ばしてアックスのヘッドを握り、体をひねってアックスに体重をかけるようにして、ようやく落下が止まりました。ただし、このときも腕が伸びた状態で、アックスは体から離れた場所にありました。今思えば、アックスを引き寄せたときに胸元まで持ってきて、体をひねってうつぶせになり、体の下でピックが雪面に突き刺さるようにする、いわゆる滑落防止姿勢をとればよかったのでしょうが、とっさの時にはとりあえず落下を止めようとしてしまうようで、反省点でした。


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けっこう長い時間に感じたのですが、どうやらほんの数秒のことだったらしく、改めて滑落した痕跡を確認してみると、せいぜい5mあるかないかという程度でした。人間、非常事態にはスローモーションのように感じることがありますが、今回もそのような感じだったのかもしれません。雪面に露出した登山道の土が薄く乗った状態だったのでそれが抵抗になったらしく、一気に速度を増して落下することがなかったのも幸運でした。倒れたときにちょうど雪面に接していた右足部分は、ゴアテックスパンツではなく冬用の山パンツだったので滑りにくかったということもあったのかもしれません。



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滑落が止まらず、ずっと下まで落ちたとしても、このようにほとんど障害物のない振子沢なので、命を落とす可能性はあまりなさそうですが、それでも落下中にアックスが刺さったり、クランポンの爪が雪面に引っかかって足を骨折したりという事故もないわけではないので、滑落などしないにこした事はありません。


このときはすぐに停止できたためかあまり恐怖感も感じることなく、登山道に上がって一息ついたら、すぐに1636ピークまで進みました。


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12:18 1636ピークに着いてすぐに、後続の登山者が天狗ヶ峰に向かって登っていったので、しばらくどんな具合なのか様子を見てみることにしました。


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手に何も持っていない状態で登って行くので、大丈夫かいなと思いながら見ていたのですが、天狗の難所と呼ばれる場所で引き返すこともなく登って行きます。ということは、登山道自体はそれほど崩落が進んでやばい状況になっているわけではないのかもしれません。


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しかし、途中で立ち止まってしばらく動かないでいたと思ったら、姿が消えたので反対側に滑落したのかと気になっていました。


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上から下山してくる登山者もいます。


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姿の見えなかった先行者が再び姿を見せました。どうやら稜線の向こう側の斜面を登っていたようです。なぜそうしたのでしょうか。理由は尾根を通る登山道が危険だからということなのでしょう。逆に言えば、尾根の向こう側の雪面は通過しやすいということなのかもしれません。しかし、アックスももたずに雪面をトラバースしたことになるわけで、どういうことなんだといぶかしく思うばかりです。


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とりあえず、登りも下りも目の前で登山者が通過して行ったので、行けそうだということで天狗ヶ峰を目指してみることにしました。


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しかし、難所が近づいてくると、危険度は一気に増して来ました。雪のない崩落した尾根で、しかも段差も乗り越えていかなければなりません。クランポンの爪を引っ掛けないように気をつけないといけないし、雪がないとアックスも無用の長物となりかえって邪魔だったりします。まして、胸元にぶら下げた一眼レフが邪魔だし、ぶつけたりしないように手で押さえたりしなければならなかったりで、登山に集中できません。


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12:40 いよいよ核心部となる天狗の難所に差し掛かりました。ルートはおおむね青線のように登るのですが、左側の雪のあるところに先行者の足跡が残っています。けっこう深い足跡なので雪は柔らかいようです。南向き斜面なので、融けかけなのでしょう。とりあえず、最初の難関は手前にあるコブです。高さ50センチほどのコブですが、右側は崩落して絶壁になっていて、絶対に右に落ちるわけにはいきません。しかし、左側も急傾斜の雪壁なので、そちらにも落ちるわけにはいきません。クランポンを装着したまま、小石の浮いたコブを乗り越えていくわけですが、右手にアックスを持ち、左手でぶらつく一眼レフを押さえながらコブを越えるのもけっこうきつい作業でした。


なんとかコブを越えて、その先の尾根道に立ったのですが、そこから上が思っていた以上に傾斜がきつく、砂利の浮いた急傾斜の尾根道でした。先行者が左側の雪壁にルートを取った理由がわかります。クランポンでこの砂利の浮いた急傾斜の道を登るのはかなりリスクが高そうです。ならば、先行者と同じルートで左から巻いて行くかと思って雪の斜面のほうに行きかけて、足が止まりました。突然、もし滑落したらという思いがわきあがってきて、一気に恐怖心にかられてしまったのです。


さっきのちょっとした滑落が思いのほかトラウマになったらしく、脚が前に進みません。すっかり体も萎縮してしまい、その場でしゃがみこんでしまいました。もはやこれまでです。こんな状態でこの先に進めるわけがないので、ここで撤退するしかありません。しかし、振り返ってみると、絶壁にはさまれたコブがまるで空に突き上げた巨大な塔のようにさえ見えます。登りではまだ先に高いピークがあるので、なんてことのないコブでしかありませんが、下りだと目の前に見えるわずか50センチほどのコブが遥か眼下に広がる風景の中でもっとも高い場所になるのです。


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しかし、こんなところで恐怖におののいてしゃがみこんでいても埒が明きません。無雪期とはいえ、一度は普通に歩いて通過した事のある場所です。それを思い出しながらなんとかコブを乗り越え、難所の下まで戻ってきました。ほっと一息つくことができたものの、まだもう少し楽に歩ける道ではありません。ビビる気持ちを押さえながら、ゆっくりと慎重に下りました。


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当初、下りで使うつもりだった上宝珠越にダイレクトに下る尾根ですが、さすがにこちらも下る気になれず、おとなしくユートピア経由で帰ることにしました。


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13:20 避難小屋まで戻ってくると、ようやく気持ちも落ち着き、どっと疲れが出てきました。避難小屋にはもう誰もいなかったようですが、日当たりのいい先ほど休憩した場所で再び休憩して行くことにしました。甘くて熱いカフェオレが体に染み渡りました。


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休憩しているときに、前方に見える野田ヶ山の山頂に赤いものが見えるなと思っていたのですが、どうやら登山者のジャケットだったようです。写真を拡大してみると、青色のジャケットを着た人もいるようですが、肉眼で判別できたのは赤色だけでした。やはり、山で目立つ色は赤系統が一番のようです。


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避難小屋には常設の携帯トイレブースができていました。以前はテント式の簡易ブースだったので積雪期は撤去されていましたが、これで積雪期でも利用できるようになったわけです。


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避難小屋の内部は、相変わらず綺麗に保たれていました。


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13:46 下山しようと避難小屋前に出てみると、なんとこんな時間に登って来た登山者がいました。今から休憩したり、象ケ鼻あたりまで行っていたらすぐに1時間が経つでしょうから、下山開始は15時ぐらいです。下山に2時間かかるとしたら、17時になってしまいます。日が長くなって17時ならまだ真っ暗ではないものの、捻挫とか膝痛とかで下山にかかる時間が長くなったらあっという間に真っ暗になります。あいかわらず山でトラブルが起こることを想定していない、時間感覚のおかしい登山者は後を絶ちません。


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落石に注意しながら下っていくと、上宝珠越が近くなったあたりで、今度は6名ぐらいの団体が登ってくるのに出会いました。あまり大きな荷物でもないのでユートピア小屋泊まりのようにも見えませんでしたが、どういう山行計画なんでしょうか。


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14:00 上宝珠越を通過します。


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上宝珠越のすぐ先から、登って来た斜面を下ります。斜面の降り口に立っている登山者が天狗の難所を越えて登っていた人で、このとき少し話をしたら、クランポンもアックスも持たずに来ていることがわかりました。もはや言葉もありません。


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急斜面を下っていくと、登って来たときには見覚えのない土石がたまっていました。朝通過した後に上から崩れ落ちて来たもののようで、油断は禁物です。


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元谷の下まで降りてきました。朝は堰堤の向こう側、右岸を登ってきましたが、今度はここから左岸側で下ります。クランポンもアックスもすべて装備を外して身軽になり、あとはのんびりと登山道を下るだけです。


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15:23 無事に駐車場に戻りました。プチ滑落という失敗をしたものの、怪我もなく、無事に下山できてなによりでした。一瞬の気の緩みが事故につながるのが登山だということを、今回改めて認識することになりました。とくに、雪山は慎重の上にも慎重であることが必要だと、肝に銘じておくことにします。

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| 2020年3月 伯耆大山天狗ヶ峰 | 21:08 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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プチ滑落でビビって撤退: 伯耆大山天狗ヶ峰その1 

2020年3月21日(土) 鳥取県大山町 天狗ヶ峰(標高1711m) 日帰り単独行 


3週続けての伯耆大山登山でした。本当は烏ヶ山に登るつもりで家を出たのですが、米子道蒜山SAから見た烏ヶ山は、かなり黒々としていて雪が少ないことが予想できたのに対して、大山のほうはまだけっこう雪がありそうだったので、急遽予定を変更しました。


先週、三鈷峰から眺めた北壁が気持ちよさそうだったので、再びユートピアに登って、今回は天狗ヶ峰まで行ってみることにしました。あわよくば剣ヶ峰まで行くことも頭の片隅に入れつつ、蒜山SAから大山寺へと向かいました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート アタカソジッププルAF
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
     モンベル ジオラインLWインナーグローブ
 キャップ/ハット: なし
 バラクラバ: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マーモット AWストレッチパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス(インナー)
     ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: なし
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ
 クランポン: グリベル G10ワイド
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター
 スノーシュー: なし


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出発前に写真を撮れなかったので、元谷で冬装備を装着したときのものです。もともと烏ヶ山に登るつもりだったので、装備は先週までよりも少しグレードダウンして暑さ対策優先としています。ハードシェルは無雪期のレインウェアであるエアロスピードジャケット/パンツにしましたが、使うことはありませんでした。


気温が朝夕で3~4度、風が17m/秒以上あるという天気予報だったので、汗抜けと保温力のバランスがいいポーラーテックパワードライ素材のシャツをベースレイヤにして、ゴアテックス ウィンドストッパー素材のソフトシェルジャケットにしました。登っているときの暑さと稜線に出てからの風と寒さへの対策として選んだ組み合わせですが、けっこう当たりました。ジャケットはジッパーをすべて閉めてしまうと内部に暖かい空気がたまるので、薄手の割りに思いのほか暖かく、稜線で強風に吹かれても大丈夫でした。一方、脇のピットジップなど全開にするとあまり暑くなく、春はハードシェルよりもソフトシェルが向いていることを実感しました。


パンツも、ゴアテックスのハードシェルパンツはやめて、冬用の山パンツを素足に履きました。最初は少し寒かったのですが、すぐに慣れて稜線で強風に吹かれても寒くはありませんでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




8時過ぎに南光河原駐車場に着いてみると、すでに満車になっていました。さすがに3連休中日は人出が多いようです。すぐに博労座の駐車場に移動しました。大山ナショナルパークセンター横の駐車場はまだ余裕があったので、建物に近いところに車を停めることができました。


この日は大きな失敗をひとつしてしまいました。山行記録用のコンデジを家に忘れてきてしまいました。スマホで代用するか、一眼レフを使うかのどちらかですが、スマホだといちいちグローブを外さないとシャッターを押せないので、一眼レフで代用することにしました。しかし、胸元にでかいカメラがぶら下がった状態になるので何かと行動に制限がかかることになりそうで、若干の不安は残ります。とはいえ、写真なしというわけにはいかないし、その都度バックパックから取り出していては面倒くさ過ぎます。なので、これで行くしかありません。


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8:48 準備を整え出発です。登山届けはナショナルパークセンターから向かいの交番に移動したとのことだったので、交番に寄って登山届けを出しておきました。


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大神山神社の参道は、先週と比べて凍結していなかったので楽に歩けました。先週の寒気でけっこう積雪があったようですが、週末にかけて気温が高くなったので、参道脇の森の中に痕跡程度に雪が見られるだけでした。


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大神山神社横の登山道入口あたりも、融け残った雪がわずかに残っているだけです。


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下宝珠越への道を左に分けて、今回は直進します。今日はユートピアまでは元谷経由で登ることにしました。先週の下山路を逆にたどることになります。


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進むにつれて雪が徐々に出てくるようになりました。しかも、ガチガチに固まった氷の状態です。上宝珠越に上る急斜面がガチガチだったらやばいかもと、少し気になりました。


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9:38 元谷に出ました。雪は先週よりも減っている感じで、16日頃に降った雪はすべて消えてしまったようです。


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元谷に出たところから先週の下山ルートを正直にたどったので、堰堤左側の少し藪化したところを進んだのですが、よく見れば右側の土手のようなところを上がって堰堤を越えることができます。無駄な回り道でした。


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堰堤を越えて元谷避難小屋の近くまで来ましたが、雪はすっかり消えています。先週は、まだこのあたりは雪に覆われていました。


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9:48 少し進んで雪が出て来たところで、休憩がてら冬山装備を装着しました。上宝珠越下の急斜面まではなくてもいいのですが、どうせ装着するものなので、さっさとつけておくことにしました。


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10:10 休憩後、元谷の上流に向かって進みます。1週間前に通ったばかりですが、逆向きに歩くとなるとやはり見覚えのない風景のように感じます。とにかく、元谷の左岸をまっすぐ大屏風岩に向かって進むだけです。


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上流に行くにつれて雪が増えると思いきや、案外砂礫が露出していて、雪解けが進んだことを感じます。先週はこのあたりは一面の雪原でした。


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黒々とした大屏風岩が近づいてきました。この先を左に入ります。


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正面に、先週下りて来た急斜面が見えてきました。けっこうトレースがついているので、登るのにそれほど苦労しなくて済みそうです。


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砂すべりの谷からひっきりなしに落石が転がり落ちてくるので、合流地点を直進するのはやめて、左側の斜面のほうを回りこんで通過しましたが、かなり雪が柔らかくなっていて、踏み抜いたり滑ったりで思うように進めず、転がり落ちてくる岩にビビリながらなんとか突破しました。時には人の頭ほどの岩が転がってくるので、うかつなところを歩いていると直撃されかねません。それなのに、そこに足跡が残っているというのが理解できません。ほんとに、危険を回避しようという意識のない登山者が多すぎます。


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落石の心配が低くなって、ようやく雪壁の登りに集中できました。雪は表面が柔らかく、中が硬い状態でしたが、足跡がしっかりと残っていたので、無理につま先をけりこんだり足場を作ったりしなくてもよく、傾斜の割りに案外楽に登ることができました。


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中ほどまで登ってくると、先週はなかった雪崩の跡があり、この斜面も油断はできないとわかりました。もっとも、もう落ちてきそうな雪は上のほうになさそうなので、今日はあまり雪崩の心配はしなくてよさそうです。


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デブリの中に100kgぐらいありそうな大きな岩があり、落石の警戒も怠ることができないとわかります。安全を優先するなら、やはり宝珠尾根を歩いて来たほうがよさそうです。


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ブッシュが近づいてきました。ブッシュ帯を抜ければ尾根上です。先日の記事でも書きましたが、このブッシュ帯を抜けている最中に上のほうから声がして、ここを下るのは難しいかと聞かれたわけです。誰でもそうですが、自分で見てわからないのなら、素直に登山ルートを下るのが正解です。難しいかどうかは人によるし、装備内容でも違います。自分の経験や装備を総合的に判断して、行けると思えない場所には立ち入らないことです。それがすなわち身の程を知るということです。僕もそうしてます。


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11:06 宝珠尾根に出ました。この右手すぐのところが上宝珠越です。



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11:08 1週間ぶりの上宝珠越です。先週、宝珠尾根経由で3時間かかりましたが、今回は2時間で着きました。やはり、元谷経由のほうが圧倒的に早いことがわかりました。もっとも歩いて面白いかというと、北壁の眺めはいいもののほとんどが元谷の単調な雪原歩きなので、宝珠尾根経由のほうが登山している気分にはなります。


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今回は時間が早いので、上宝珠越では休憩しないで通過します。平日だった先週よりも確実に入山者は多いみたいで、かなりしっかりとしたトレースができていました。


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背後の北壁は雪が減ったためか、ひっきりなしに落石が発生していて、常にガラガラと音が聞こえてきました。


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上宝珠越からユートピアに向かう斜面でも、勝間ケルンの前後で落石が多くあり、通過には最新の注意が必要でした。小石ならまだましですが、通過しているときにハンドボールぐらいの大きさの岩が自分の方に転げ落ちてきてヒヤリとしました。こういうときはあわてて動かず、石の動きをよく見て、じっとしていたほうがいいのか、左右どちらかに移動すべきなのかを判断したほうがいいです。柔らかくなった雪の斜面は案外石の落下速度を押さえてくれるので、よく見てから動いても十分避けることができる程度の速度で落ちてきます。とにかく、雪の斜面に石が落ちている場所は、要注意です。


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今回は、途中からユートピア避難小屋へ直接上がるトレースをたどりました。


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11:35 ユートピア避難小屋に着きました。


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まずは雄大な北壁の眺めを楽しみます。


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避難小屋に入って休憩しようかと思いましたが、入口前にクランポンが数組置いてあったのでやめました。元谷方面から冷たく強い風が吹き上がってくるので、風下になる反対側の斜面の緩くなった場所で休憩することにしました。座ってしまえばほとんど風もなく、背中側から日が当たるので温かく、気持ちよく休憩することができました。


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小腹が空いたので、菓子パンをひとつ食べました。最近はランチとしてがっつり時間をとるよりも、空腹感がでればそのつど軽く食べるという方式にしています。そのほうが短時間で休憩を終えられるし、継続して行動できてシャリばてで余計な時間を費やすことがなくなるので、時間を読みやすいと感じます。

つづく。


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| 2020年3月 伯耆大山天狗ヶ峰 | 13:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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岡山市でコロナ感染者

本日21時30分に、岡山県知事と岡山市長がそれぞれ会見し、岡山市内在住の60代女性が新型コロナウィルスに感染していることが判明したと報告しました。


この女性は3月9~15日にスペインを旅行し、17日に発熱の症状が出たため、帰国者・接触者外来を受診。21日に再度受診し、22日にPCR検査で陽性と判明したということです。


大阪でも3月22日に感染がわかった人が3名あり、3名とも3月18日にスペインから帰国しているところを見ると、同じツアーだったのかもしれません。なぜこの時期にわざわざ感染が拡大しているところへ旅行に行くのでしょうか。自分だけが感染して終わるのならまだしも、自分が感染すれば家族や友人、仕事の同僚や取引先の関係者などにも感染させる可能性があるし、そうでなくても検査や自宅待機などで迷惑をかけるのですから、自重するという選択があっても良かったのではないかと思うのですが、状況がわかって行っているわけですから、そういう考えはなかったんでしょうねえ。


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| 時事ネタ・ニュース | 23:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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山は冬でも頭の中は春の登山者

八ヶ岳の赤岳鉱泉スタッフがつづる鉱泉日誌というブログで、2020年3月21日に「冬山をなめないでください。」という記事が掲載されました。


内容を簡単に言うと、前日の客の中に夏靴(トレランシューズ)でアイゼン無しという装備で赤岳に登ろうとしていた人がいたとのこと。また、3月に入ってから冬の八ヶ岳登山にふさわしくない装備で来る客が見受けられるようになったとのことで、里が春だからすっかり春気分で高山に来る人がいるようです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




実は、まったく同様の登山者を昨日、伯耆大山で見かけました。昨日は、ユートピアから天狗ヶ峰へと登ったのですが、赤岳のケースとまったく同じ装備で、しかもアックスさえ持たずに天狗ヶ峰へ登る登山者を見かけました。


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これがその人物ですが、両手に何も持っていないのがわかると思います。足元はよくわかりませんが、実は下山時に一瞬だけすれ違ったときに言葉を交わしたのですが、アックスもクランポンも装備していないことが判明しました。靴ははっきりとはわかりませんが、赤岳のケースと同じトレランシューズだと思われます。赤岳のケースとあわせて考えると、トレラン愛好者にありがちなパターンなんでしょうか? もしかして、クランポンなんか装着したらランニングできないじゃん、なんて思っているとか?


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そんな装備でけっこうな強風の中この天狗の難所と呼ばれる急峻なリッジを登っていくのですから、ようやるわと思いながら見ていました。


そういえば、この人物のおかしなところとして、バックパックにスノーシューをくくりつけていたことです。大山寺からユートピア経由で天狗ヶ峰方面に登るとき、スノーシューを使うような場所はほぼありません。厳冬期の降雪直後ならいざ知らず、3月下旬になろうかというこの時期にそんなふかふかの雪が積もっている平坦な場所などどこにもありません。宝珠尾根は基本的に稜線の道なので踏み抜きまくるようなこともないし、元谷経由で登ったとしても、踏み抜くようなことはあまりありません。アックスやクランポンといった必要な装備を持ってこず、必要のないスノーシューを持ってくるということから考えると、1000mクラスの低山で、スノーシューを使う比較的平坦な場所でスノートレッキング的な冬山経験がある程度だったのかもしれません。


まして大山ユートピア方面に来るのは初めてで、事前のルート確認や情報収集もしていない人だったのではないかと思うわけです。少なくともある程度冬山登山の経験があり、2000mクラス以上の険しい山に登ったことがある人なら、クランポンとアックスは絶対必需品だと判断するはずです。それよりもスノーシューを優先してしまうというのが、すべてを物語っています。


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また、同じ場所で、6本爪クランポンに、なぜかアックスの代わりにスコップを握り締めた登山者もいました。写真でわかると思いますが、右手に持っているのは赤いスコップです。この人も、前の人と同じような経験しかないのだろうと思われます。ただ、この人は難所に行く前に引き返していたので、まだましなほうかもしれません。


そういえば、元谷から上宝珠越に上がる急斜面を登っていたら、宝珠尾根登山道のほうから声がして、そこを下るのは難しいかと聞かれました。見ず知らずの人がどんな装備をつけていて、どのような経験や技術を持っているのかなど知る由もないので、あなたのレベルや技術を知らないのでなんともいえないと答えると、苦笑しながら宝珠尾根を下っていきました。おそらく、感じの悪い奴だと思ったことでしょう。


しかし、実際問題かなりの急斜面であり、正規の登山道でもないところを、なんの面識もない人に簡単に下れると言って滑落でもされてはこちらの責任問題になりかねません。そもそも、ある程度冬山の経験があるのなら、装備と経験から自分で判断できるはずなので、そういう質問をする人のレベルは推して知るべしと考えるわけです。なので、どう思われようと愛想のいい返答などする必要はないししたくもないのです。


その他、気になるのが時間感覚がおかしい登山者です。僕が下山し始めた午後2時を回っている時間に、まだユートピアを目指して登ってくる登山者がいました。夏山登山道でも、午後3時頃に3合目あたりですれ違う登山者がいたりします。泊まりなのかと思って荷物を見ても、日帰り用の小型バックパックを背負っていたりするし、普通のスニーカーにジャージ姿だったりで、かなり驚かされたりします。どこまで登るつもりなのか、なぜ夕方近くにこんなところを登っているのか、とにかく謎です。このように、春の山は遭難予備軍といえるような登山者がたくさん入り込んでいるというのが実態のようです。


どういう装備で山に登るのかなど本人の自由ですから、トレラン装備で冬山に登りたければ勝手に登ればいいと思います。おそらく、軽装備で雪山に入り込む人は、過去に問題なく下山できたという成功体験があり、この時期の雪山なんてこの程度の装備で十分だという思い込みがあるのでしょう。もしくは、自分だけは遭難することはないという根拠不明の絶対的な自信を持っているかのどちらかです。しかし、ヒマラヤなどで登頂経験のある著名な登山家でさえ国内の冬山で遭難死していることを考えれば、絶対ということはないのです。たとえ命は助かっても、長期間の入院や手術にかかる費用の問題もあるし、障害が残れば社会復帰も難しくなるかもしれません。過去に問題がなかったから今回もこの先も問題ないと考えているとしたら、あまりにも浅はかであるといわざるを得ません。


登る前にその装備で登ったらどんなことが起こる可能性があるのか、もう少し慎重に考えるぐらいのことはしたほうがいいといえます。その意味で、想像力が足りない人が増えたような気がします。ネットで簡単に情報を得られる時代になり、自分で考えるということができなくなっているのかもしれません。


ちなみに、遭難して遺体が発見されない場合、認定死亡の決定が下るまでは生命保険の受け取りはできません。仮に登山に行ったことを誰も知らずに遭難死した場合、失踪人扱いとなり、7年が経過するまで失踪宣告による「死亡認定」を受けることができません。もしもその間に生命保険料の支払いが滞って失効したら、生命保険の請求権すらなくしてしまうことになります。自分勝手に死ぬのはいいとしても、家族がいるのならもうちょっと足りない脳みそを働かせる努力はしたほうがいいでしょう。いい大人なのにそんなこともわからないのなら、登山なんてするべきではありません。


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| ヤマネタ・ニュース | 15:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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コロナウィルス関連 もろもろのこと

その1
先日、愛知県蒲郡市でコロナウィルスを撒いてやるといって飲食店2軒を訪れた男性が、入院先で亡くなったそうです。ニュースでカラオケを歌っている当人の画像が流れていましたが、かなり肥満体で、生活習慣病を患っていそうだなと思っていたのですが、どうやら肝臓癌だったようです。ただし、死因は肺炎だとか。他人を巻き込んではた迷惑な行動をした挙句に命を落としたわけですが、本人はどんな気持ちで最後のときを迎えたのでしょうか。してやったりと思ったのか、反省していたのか、回復してどこかで会見でもしてくれないかと思っていたのですが、本心を語らぬままかえらぬ人になってしまいました。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




その2
コロナウィルスは、エアロゾルという微粒子の状態で3時間程度生存できるというニュースが流れていました。エアロゾルというのは、人のくしゃみなどの飛沫よりももっと小さい微粒子だそうで、飛沫は1~2mほどしか飛ばず重さですぐに落下してしまうのに対して、エアロゾルは長時間空気中を浮遊するそうです。コロナウィルスはその微粒子に付着した状態で3時間程度生存するそうです。ただし、このことがすなわち空気感染するというわけではなく、外を出歩いているだけで感染するということではないので心配しすぎないことです。要するに、人の多く集まる場所で、近くに人がいて接触や会話があり、換気もよくない場所であれば、空気中にコロナウィルスが付着した微粒子が漂っていて感染リスクが高まるということのようです。いままでは、飛沫感染や接触感染が感染の原因だとされていたので、マスクをしてうがいや手洗いをしっかりすれば感染をかなり防ぐことができるとされていましたが、それほど甘くはないということだと認識しておいたほうがよさそうです。やはり、この時期に人の多く集まる場所に出かけていくのは、かなり感染リスクが高いということだけは間違いないといえます。


その3
茨城県で感染者が出ていないのは、納豆がコロナウィルスに効くからだというデマが広まって、納豆が品薄になっているとか。よくもまあ、そんなでたらめを思いつくものだと思う反面、そんなでたらめを信じるバカが世の中にいっぱいいるんだなとあきれてしまいます。納豆なんて日本中で食べられているのに、そんなわけないだろうとなぜ思えないのでしょうか。その理屈で言えば、18日現在感染者が出ていない県の特産品はすべてコロナに効くという話になってしまいます。鹿児島県の芋焼酎、富山県の白えび、青森県のリンゴ、山形県のさくらんぼ、岩手、福井、鳥取、島根は何でしょうか。


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| 時事ネタ・ニュース | 23:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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北壁を眼前に貸切ランチタイム: 伯耆大山三鈷峰その2 

今回の三鈷峰登山は、朝4時半に起きて19時前に帰着というハードスケジュールだったため、なかなか疲労感が抜けませんでした。なおかつ、今回はアックスをけっこう使ったせいか腕や肩周りの筋肉痛が激しく、土曜日まで痛さに苦しめられました。しかし、前回は脚、今回は腕・肩と満遍なく鍛えることができてよかったのかもしれません。当然ながら、14日、15日の週末は天気がよくないこともあり、家でゆっくり過ごしました。


それでは、レポの続きをどうぞ。




2020年3月12日(木) 鳥取県大山町 三鈷峰(標高1516m) 日帰り単独行 


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中宝珠越のすぐ先にある崩落箇所は、以前に比べると崩落が進んでいるように見えました。ただ、ロープや柵が設置されていて、通過するのは問題ありません。


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崩落箇所を越えてから上宝珠越までが宝珠尾根の核心部です。まずは急斜面のトラバースです。雪が柔らかいとかなりやっかいな場所ですが、このときはしっかりと締まっていて足元は安定していたので、無難に通過できました。


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トラバース箇所の次は雪壁の直登です。


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夏道ならロープが設置されている岩溝のような場所です。ここも雪が締まっていて登るのは問題なかったのですが、一部半凍結しているような硬さで足をけりこめず、クランポンの爪がしっかりと噛んでいることを確認しながら通過しました。


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雪壁を登りきって狭い尾根に立つと、真っ白な北壁が出迎えてくれました。


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木の枝に張り付いた霧氷が日差しを浴びてきらきらとまぶしいほど輝いていました。写真で再現できていないのが残念です。


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近づいてみるとただの氷ですが、日差しを浴びた状態で少し離れてみると、クリスマスの電飾のように輝いて綺麗です。


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大屏風岩が正面にどっかりとそびえています。


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太陽の高度が高くなったためか、北壁にもそこそこ日が当たって白く輝いています。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:19 標高1330mの上宝珠越に直接連なる主稜線に出ると、ユートピア避難小屋が見えました。空は相変わらず雲ひとつない青空です。


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ここから上宝珠越までは細いリッジ状の尾根が続きます。


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雪山初心者にはちょっと難しい尾根歩きかもしれません。


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上宝珠越手前の崩落箇所は、大岩を乗り越えるのがちょっと厄介でしたが、無事に通過できました。


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11:41 ようやく上宝珠越に着きました。南光河原駐車場から3時間10分もかかってしまいました。夏山登山道ならすでに弥山頂上についている頃です。休憩したり、ゆっくり歩いたりしていたせいですが、ちょっとのんびりしすぎたかもしれません。


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上宝珠越の道標は、尾根の反対側にひっそりと顔を出していました。


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上宝珠越からはなかなかの絶景が広がります。北壁がまるで城壁のようにそびえています。


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先ほど正面から見た大屏風岩が、ここからはほぼ横から同じ目線で眺めることができます。


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お昼が近いためかけっこうお腹が空いたので、ここで軽く食事をしていくことにしました。北壁を眺めながらパンをほおばります。ついでに暑くなって汗ばんで来たので、ハードシェルも脱ぎました。薄手のフリースジャケットだけでも、寒くはありませんでした。


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12:08 休憩を終えて出発です。ここからは巨大な斜面のトラバースです。正面に見えるユートピアの尾根までひたすら斜面を横切っていきます。2018年3月に上宝珠越までは来ていますが、そのときは時間切れということで引き返してしまったので、積雪期にここから先へ進むのは今回が初めてです。


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ひたすらトラバースするだけかと思っていましたが、細い尾根を上がる場所もありました。トレースがかなり上のほうを回りこむようについていて無駄に遠回りしていたので、途中から最短距離で歩けるようにトレースを外れて進みました。


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12:21 勝間ケルンを通過します。けっこう雪が硬くて足も疲れるし神経も使うしで、思っていた以上に疲れるトラバースです。


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低木を避けながら進んでいくのもそれなりに大変です。


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12:37 30分かかってユートピア尾根に着きました。


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トレースはありましたが、ユートピア避難小屋へ向かうトレースだけで、三鈷峰に向かうトレースはありませんでした。今日は誰も三鈷峰に登っていないということです。つまり、これから登れば本日の三鈷峰初登頂者になるというわけです。


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ちょっと得したような気分で三鈷峰に向かいました。


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三鈷峰手前の崩落箇所に向かいます。


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左手は切れ落ちた崖なので、滑落したら助かりそうにありません。しかし、登山道はギリギリを通っているわけではないので、それほど危険な感じはありません。


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山頂直下の急斜面は凍結していてちょっと滑りましたが、手がかりがしっかりあるので無難に突破しました。


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12:54 三鈷峰に登頂です。足跡のない山頂の雪を踏みしめて標柱前まで行くほんの数秒が、何だかうれしく感じました。



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貸切の山頂なので、誰にも気兼ねすることなく標柱横でまずは自撮りです。背景の北壁もしっかり入れました。


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少しの間北壁を眺めながらアルペン気分に浸りました。


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ひとしきり展望を楽しんだ後、ちょっと遅めのランチタイムです。今回も手軽にパンとカフェオレです。


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北壁を目の前に見ながら、貸切の山頂で飲むカフェオレは最高でした。


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ランチの後は、もう一度山頂からの展望を楽しみました。東に見えるのは矢筈ヶ山や甲ヶ山です。積雪期の矢筈ヶ山までは行ったことがありますが、積雪期の甲ヶ山にはまだ登ったことはありません。どこからアプローチするにしてもけっこう大変な位置にある山なので、大休峠避難小屋をベースにして宿泊で行くのがよさそうです。


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米子方面の展望なども楽しみつつ、北壁へもう一度目を向けると、北壁の上空にハート型のようにも見える雲がぽっかりと浮かんでいました。いわゆるインスタ映えってやつでしょうか。もっとも、インスタなんてやっていないので関係ありませんが。


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13:31 名残惜しいところですが、下山することにしました。おそらく最低でも2時間はかかると思われるので、日が暮れる前に余裕をもって下山するには、そろそろタイムリミットです。山頂にいた30分の間、結局他には誰も登ってきませんでした。素晴らしい展望の山頂を貸切にできるなんて、いい日に登ることができました。


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山頂から崩落地横を下ります。スリップやクランポンの爪を引っ掛けないように、慎重に下りました。


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13:44 ユートピア避難小屋手前の分岐点まで戻ってきました。避難小屋には寄らず、そのまま上宝珠越方面に下ります。


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14:05 長いトラバースを終えて、上宝珠越まで下りてきました。けっこう足が疲れていましたが、出発してから30分しか経っていないので、そのまま通過しました。


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帰路は、上宝珠越から少しくだったところから急斜面を元谷へ下ります。以前にも下った斜面ですが、前回に比べると雪が少なくブッシュが多く出ています。しかし、おかげで手がかりがたくさんあるので、ただの雪壁よりも安心して下れました。


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ずっとバックステップで下ってきましたが、傾斜が緩んでようやく前向きに歩いて下れるようになりました。右側には落石がたくさん落ちていて、いつ新しい石が落ちてくるかわからないので、石の落ちていない左側を下ります。ときどき立ち止まって後ろを見て、音もなく落ちてくる石がないかどうかを確認しながら早足で下りました。


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左から砂滑りの谷が合流してくるところでは、砂滑りを落ちて来たデブリがたまっていて、雪崩を警戒しながら右側を急いで下りました。


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14:26 落石もデブリもない傾斜の緩やかな場所まで来て、やっと休憩をとることができました。急いで下ってきたのですっかり汗だくでした。背後に見える2本の谷の右側を下ってきました。ここからは見えませんが、その右側に上宝珠越につながる砂滑りがあります。


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あとは広い元谷を下っていくだけです。午後になって気温も上がっていますが、幸い雪はそれほど緩んでいなくて、ほとんど踏み抜かずに歩くことができました。


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14:44 元谷の一番下まで下りてきて、ここでクランポンやアックスなどの冬装備を外すことにしました。元谷は避難小屋の周辺は雪がだいぶん減っていましたが、避難小屋より上は地面が見えている場所はほとんどありませんでした。


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冬装備を外して身軽になり、大山寺へと下ります。


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林道の入口脇から遊歩道へ入ります。


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遊歩道に入ると雪はぐっと減って、歩きやすくなりました。


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15:14 大神山神社を通過します。


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モンベル前の大山寺橋から、まだまだ晴天の大山北壁が見えていました。


15:33 南光河原駐車場に戻りました。写真は撮り忘れたので、時間はGPSで確認しました。三鈷峰山頂からちょうど2時間でした。宝珠尾根をたどると、もう少しかかったものと思われます。そう考えると、ユートピア方面に登るのも元谷経由のほうが早いし楽かもしれません。この次は元谷経由で登ってみようと思います。

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| 2020年3月 伯耆大山三鈷峰 | 16:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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会計ソフトと税務署Web 確定申告の還付金に2万円以上の差

今年の提出期限はまだ1ヶ月先ですが、3月中に事業報告書を建築士事務所協会に提出しなければいけないため、例年通りのスケジュールで提出してきました。


岡山西税務署管轄の提出場所は本日まで岡山駅前のママカリフォーラムですが、最終日とはいえさすがにガラガラに空いていました。コロナウィルスのためなのか、提出期限まで1ヶ月あるからなのか知りませんが、以前は提出だけでも列に並んで待っていたのに、今年は列さえない状態で、会場に入ったらそのまま受付カウンターに行って、書類を出してチェックを受けたら終了でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ところで、確定申告書は例年税務署のWebで作っていたのですが、今年は青色申告書を作成している弥生のソフトに付属している確定申告書作成モジュールを使って作ってみました。青色申告書のデータがそのまま反映されるので、入力項目が少なくて済むので楽でした。しかし、念のため税務署のWebでも作ってみたところ、なんと還付金が2万円以上も違っているではありませんか! 税務署のWebで作ったほうが還付金が多いのです。二つを見比べて違っていたのは源泉徴収税額でした。会計ソフトのほうでは、収入のほうで源泉徴収された金額だけが源泉徴収額になっていて、配当金のほうで源泉徴収された金額が反映されていませんでした。


株式の配当金の入力欄で、税務署Webでは配当金と源泉徴収されている所得税と住民税の金額を入力したのに対して、会計ソフトのほうでは税込み配当金額しか入力項目がなく、その違いなのでしょう。税額は決まっているので、てっきり自動で計算されるのかと思っていましたが、どうやらそうではないみたいです。会計ソフトのバグなのかどうかわかりませんが、いちいち調べるのも面倒なので、結局例年通り税務署Webで作成した書類を提出しました。やはり、還付金がからんでくる確定申告書は税務署Webで作ったほうが安心ということのようです。


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| 時事ネタ・ニュース | 16:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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北壁を眼前に貸切ランチタイム: 伯耆大山三鈷峰その1 

2020年3月12日(木) 鳥取県大山町 三鈷峰(標高1516m) 日帰り単独行 


先週の3日に引き続き、今週も平日登山に行ってきました。12日が晴天予報だったので、週初めから12日の予定をクローズして山に行くつもりでいました。僕はメインの仕事とサブの仕事を2つやっていて、メインのほうは自分の予定を自分の都合で決めることができるので、休みたいときはあらかじめ予定をクローズしておけば仕事の依頼が来ることはありません。まったく誰にも気兼ねすることなく100%自分で予定を組めるのがいいところです。しかし、サブのほうはハウスビルダーの基礎配筋の自主検査を請負でやっていて、電話で仕事の依頼が来るので、前日の夜になるまでは翌日の予定が確定しません。どうしてもだめなら事前にメールで連絡しておけばいいのですが、そうたびたび休みにしますというわけにも行かないので、正月、GW、お盆休みの長期休暇と、講習会に参加するなどの場合以外では、ただ電話が来ないことを祈りながら待つしかありません。幸い、12日に仕事は入らなかったので、早起きして伯耆大山三鈷峰に登りました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス L/S ハイブリッドパラマウントメッシュクルー
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: バーグハウス スモルダーライトフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
     モンベル ジオラインLWインナーグローブ
 キャップ/ハット: マムート トゥウイークビーニー
 バラクラバ: マムート バラクラバアークティックウィンドストッパー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: ノースフェイス ウォームトラウザーズ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス(インナー)
     バーグハウス メリノウール トレッキング ソックス
 シューズ: シリオ 712GTX

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: なし
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ
 クランポン: グリベル G10ワイド
 ゲイター: なし
 スノーシュー: なし
 ヘルメット: グラビティリサーチ アルパインヘルメット


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山の天気予報では標高1500mで朝夕にマイナス1度、風速7m/秒となっていたので、少し寒い可能性を考えてハードシェルを着て歩くことにしました。しかし、登っていると暑くなることはほぼ予想できるので、ベースレイヤを省いてドライレイヤの上に薄手のミドルレイヤを直接着ることにしました。先週ミドルレイヤにモンベル ジオラインLWを着ていて汗だくになってしまったことの反省です。


三鈷峰に行くには、宝珠尾根を登り、上宝珠から急斜面をユートピアまでトラバースしなければならないので、今回はガッツリの冬装備に加えてヘルメットも持っていきました。ビーニーとバラクラバは結局使いませんでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:28 ほぼ先週と同じようなスケジュールになって、出発時間は10分ほど早かっただけでした。ただし、今回は朝から青空が広がり、陽射しも降り注いでいます。大山北壁も大山寺橋から綺麗に見えていました。しかし、大山寺橋の歩道に敷き詰められた白いタイルが凍結していて、危うくひっくり返るところでした。


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誰もいない大山寺の参道をゆっくりと登っていきます。


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大神山神社への石畳の道は凍っていて、うかつに足を置くとつるっといってしまいます。表面が濡れた石は、そのまま水分が凍結して氷の幕に覆われてしまうので、見た目には普通に濡れた石という感じですが、油断は禁物です。それにしても、3月半ばで氷が張るほど冷え込んだというのですから、山はやっぱり油断なりません。


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石の上にたまった水が氷結しているので、石畳が滑るのも当然です。


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8:51 大神山神社を通り過ぎます。以前、ここの宮司に不愉快な気分にさせられたので、それ以来参拝はしていません。


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登山道入口あたりに丸い霰の粒がたくさん落ちていました。昨晩の冷え込みで霰が降ったようです。


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登山道に雪はありませんでした。


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9:03 下宝珠越方面への分岐を左へ入ります。


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少し進むと雪が出てきました。石は相変わらず見えない氷で覆われていて、つるつるとよく滑ります。


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9:12 林道に出ました。林道を越えて奥へと進みます。


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足跡は、少なくとも2名分ついていました。つぼ足とグリベルのクランポンのもので、他には新しい足跡は見つけられませんでした。ということは、人に会う可能性はかなり低そうです。南光河原駐車場にはたくさんの車が停まっていたのに、宝珠尾根に来たのは2名程度のようです。雪が硬くて半分凍っているし、石は相変わらず滑るので、クランポンを装着しようと思いましたが、冷たい風が吹いていてつらそうなので、もう少し先へ行くことにしました。


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10分ほど登って、谷が広くなったところで風が弱まり寒さが気にならなくなったので、冬山装備を装着することにしました。まずはクランポン。グリベルG10ワイド 10本爪です。


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次に、アックス。ブラックダイヤモンドのベノムアッズです。


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最後に、ヘルメット。グラビティリサーチのアルパインヘルメットです。入っているのは、先日購入したマムート ヘルメットホルダープロ。早速役に立ちました。


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ヘルメットを取り出した後は、アックスのプロテクター収納ポケットに早がわりです。


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このときの気温は、0度ちょうどでした。


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クランポンのおかげで硬く閉まった雪の急斜面も楽々こなし、ようやく下宝珠越が見えてきました。


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足跡をたどってまっすぐ登ってきましたが、下宝珠越の手前には低木がたくさん茂っているし、雪もなくなっているみたいなので、このあたりから左手の夏道がある尾根に上がることにしました。


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ちょうど楽に上がれそうな場所があったので、尾根に上がります。


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夏道にはほとんど雪はありませんでした。クランポンで歩くにはちょっと面倒ですが、わずかな距離なので、足元を確認しながら慎重に登りました。


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9:55 下宝珠越につきました。急斜面を30分ほどノンストップで登ってきたので、少し汗ばんでしまいましたが、風が冷たくてとても休憩する気にはなれないので、ゆっくりと歩きながらクールダウンすることにしました。


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宝珠尾根を登っていくと、ブナ林の向こうに真っ白な北壁がそびえているのが目に飛び込んできます。ブナが葉を落としたこの時期にしか見ることができない迫力の風景です。


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今年は雪が少ないので、宝珠尾根の夏道もけっこう露出していて歩きやすかったです。


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北壁の迫力ある姿を楽しみつつ、雪の尾根をゆっくりと進みました。


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中宝珠越に近い1242ピークまでくると、三鈷峰が眼前に大きく見えるようになりました。ずっと元谷方向から冷たい風が吹いていたのですが、この場所は風が当たらず陽射しが暖かかったので、ここで三鈷峰を眺めながら休憩をとることにしました。


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少し小腹が空いたので、プロテイン入り1本満足バーをかじりました。このプロテインバーですが、味は美味くも不味くもないというところですが、けっこう硬くて食べづらい感じです。これなら、普通の1本満足バーのほうが美味しいし食べやすいと思います。


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15分ほどゆっくりと休憩をとった後、中宝珠越に向けて歩き出しました。


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中宝珠越手前にある小ピークは、相変わらず三鈷峰の絶好のビューポイントです。


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昨晩けっこう吹雪いたようで、三鈷峰の山頂部は白くなっていました。


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夏山登山道にある六合目避難小屋も見えました。最大望遠で撮影すると、人が2人立っているのがわかります。まだ時間が早いためか、登山者は少ないようです。


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10:50 小ピークから急な斜面を下りて行くと、その下の鞍部が中宝珠越です。やたら背の高い道標があいかわらず電柱のように立っていました。


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見上げないと読めない高さになんで取り付けてあるのか、謎です。もっと下に付ければいいのにと思うのは僕だけでしょうか。

つづく。

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| 2020年3月 伯耆大山三鈷峰 | 21:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今日も平日登山

3月に入ってようやく仕事が落ち着いて来たので、天気のよさそうな日を狙って今日も平日登山に行ってきました。これで2週連続です。


行ったのは先週と同じ伯耆大山ですが、今日はさすがに夏山登山道はパスしました。夏山登山道は平日でもけっこう人がいるので、今後は早朝とか夜とか人のいない時間帯に登るようにしようと思います。今日も南光河原駐車場は、午前7時過ぎだというのに満車に近い状態でした。ほとんどの人は弥山を目指して登っていたのでしょう。


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ということで、今日は宝珠尾根をたどりました。驚くほど人がいなくて、これぞ平日の山だという感じで、静かな山を満喫することができましたが、午前4時半起床、午後7時帰着というハードスケジュールだったので、さすがに疲れました。これから風呂に入ってゆっくりと疲れを癒したら、今日はさっさと寝ることにします。


レポはとりあえず明日以降ということで。


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| ヤマネタ・ニュース | 21:09 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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新型コロナ 喫煙で重篤化

ヤフーニュースに、「指摘され始めた「喫煙」と「新型コロナ感染症」の関係」という記事が載っていました。


簡単に言うと、喫煙は全身の免疫系に悪影響を与えるためウィルスなどの病原菌に感染しやすくなるだけでなく、呼吸器疾患が重症化し、治りにくくなるということだそうです。これは受動喫煙でも同じで、家族に喫煙者がいる場合は、要注意というわけです。


喫煙が体に悪影響を与えるということはずいぶん昔からわかっていることなのでいまさらという気がしないでもないですが、肺炎を発症する新型コロナウィルス感染症では、喫煙で痛めつけられた呼吸器をずばり重篤化させる要因となってしまうということなのでしょう。そのうえ体の免疫系まで低下しているのですから、悪化するだけでなく治るものも治らないのは自明の理です。


もしもこの感染症が今後も拡大を続け感染者が増え続けることになれば、喫煙者に限ると致死率はぐっと高くなるという可能性もあります。それでも喫煙を続けるというのであればそれは個人の自由ですが、少なくとも受動喫煙で周囲の人間を巻き込むのだけはやめてもらいたいものです。いずれにしても、これを機に喫煙率が大きく下がることを切に願うばかりです。

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| 時事ネタ・ニュース | 11:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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こんなホルダーを待っていた: マムート ヘルメットホルダープロ

登山でヘルメットを使うことはそれほど多くはありませんが、日本アルプスや滑落・落石の危険があるような山に行くときはもって行くことが多くなります。


しかし、ヘルメットはかさばるし、使うのはほんの短時間で、ほとんどは持ち運ぶだけという道具なので、その携帯方法にけっこう困ることがあります。荷物に余裕がある場合は、バックパックの中に入れてしまえばいいのですが、余裕がなければどうしても外付けということになってしまいます。しかし、外付けをするときにブラブラしないように取り付けるのは案外難しいものです。ネット状のヘルメットホルダーで取り付ける場合でも、雨蓋の開閉に邪魔にならないように取り付けようとすると、必然的にバックパックの前面に取り付けることになるのですが、最近のバックパックは前面に大型のポケットがついているものが多く、そのポケットが使えなくなったり使いにくくなったりということもあったりして、気持ちよく収まらないこともよくあります。


結局、一番邪魔にならない場所として、雨蓋の上に載せたりするのですが、そうすると頭より上にヘルメットが飛び出してしまうため、木の枝にぶつけたり、岩場でこすったりしてヘルメットに傷をつけてしまうこともあります。というわけで、ヘルメットの携帯方法と固定場所には悩むことがよくありました。


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マムートから新しく発売されたヘルメットホルダープロは、こうした悩みをかなり解消してくれるホルダーだといえます。これまでのヘルメットホルダーと異なるのは、ネット状のものではなくバッグになっているところです。


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そして、フックのついたバンジーコードでホルダーごとバックパックに取り付けることができるようになっています。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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袋から出してみると、こんな形になっています。


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バンジーコードは2本づつ長さ調整ができるようになっているので、バックパックの適当な位置に取り付けてから、内部の取っ手を引っ張るとバックパックにぴったりと張り付くように固定することができます。


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取り付けてみると、こんな感じです。この状態で、雨蓋の開閉に支障はありませんし、ヘルメットホルダーの下に位置する前面ポケットの開閉も問題ありません。


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ヘルメットホルダーの固定は、上側はデイジーチェーンに、下側はサイドベルトの根元を利用しています。


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バックによるかもしれませんが、アイスアックスの脱着にも影響しません。完全に独立したヘルメット用前面ポケットが追加されたといった感じです。ネット状のホルダーと違って完全に閉じることができるので、ヘルメットの内側にゴーグルなどの小物を入れておくこともできます。


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ヘルメットを使用しているときは、無意味に膨らんだホルダーが背中にくっついていることになりますが、ヘルメットホルダーの上と横の下部にボタンがついているので、折りたたむことができるようになっています。


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ボタンを留めて折りたたんだ状態です。この状態でもッジッパーの開閉ができるので、ちょっとした小物入れとしても利用することができます。


ヘルメットを使わない登山であっても、荷物が多くてパッキングが難しいときには、外付けポケットとして利用することもできそうです。見た目にはヘルメットを装着しているようにしかみえませんが、中身はレインウェアだったり、ジャケットだったりしてもいいわけです。ちょっとお高いですが、ネット状のヘルメットホルダーを買うぐらいなら、こちらを買ったほうが何かと便利だと思います。









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| ギア | 18:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ついに中国地方でもコロナ感染者

山口県と広島県でコロナウィルスの感染者が出たようです。韓国ほど爆発的に感染者が増えているわけではないにしても、じわじわと増えているので、当分はこの傾向が続きそうな雰囲気です。岡山県内ではまだ感染者がでていませんが、倉敷市在住の夫婦が、帰省先の高知で発症したというニュースが流れていたので、事実上岡山でも感染が広がりつつあると考えていたほうがよさそうです。


仕事柄、建設現場に行くだけなので、不特定多数の人が集まるような場所に行くことはありませんが、月に1度程度、完成後の住宅の検査をすることがあり、その場合家主が住んでいる家に入ることになるので、もしもその家に感染者がいたらと思うとちょっとなあと思うわけですが、とりあえずマスクだけは忘れないようにするしかありません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ところで、愛知県蒲郡市で感染した50代男性が、感染していることをわかったうえで「ウィルスをばら撒いてやる」と言って、2件の飲食店に行ったというニュースが流れていましたが、こうなるともはやバイオテロです。こういう奴は反社会的勢力として実名報道してやればいいのです。なぜマスゴミは意味のない匿名報道をしているのでしょうか。やっぱり、どこまでいってもマスゴミはゴミの集団でしかないということなのでしょう。


毎日新聞にいたっては、コロナウィルス感染が拡大している最中に韓国釜山が旅行先として魅力的だとアピールするような記事をだしていましたが、これぞまさにゴミ中のゴミといってもいいクズゴミ会社です。おそらく、韓国の観光関連の団体かどこから金をもらって提灯記事を書いたのではないかと思うわけですが、日本国民が感染するリスクよりも韓国に金を落とさせることを目論むこんなクソ記事をだせるなんて、ある意味反社会的勢力といってもいい会社です。それなのに自分たちが社会に害をなすゴミ以下の存在であるということ自覚しないばかりか、吾こそは社会の公器だなどととんだ勘違いをしているのですから始末に終えません。すべての報道機関がそうだとはいいませんが、朝日新聞、毎日新聞、NHK、テレビ朝日(朝日新聞系列)、TBS(毎日新聞系列)などはその代表なので、これらのマスゴミの偏向報道は耳目に触れさせないほうがいいと思います(あくまでも個人的な意見ですが)。


そういえば、先日発表された中国と韓国からの渡航者を2週間待機させるという措置に対して、中国は自分たちが同じことをしているためもあるのでしょうが、日本の措置は理解できるというコメントを発表し、とくに何も言ってきていません。ところが韓国のほうは、予想通り大騒ぎで、在韓日本大使を呼びつけたり、即時撤回を要求したりと、あいかわらずのクレーマーぶりです。そのコメントが噴飯もので、日本の措置は非友好的だなどと言い出す始末です。


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戦後のどさくさにまぎれて竹島を占拠し、日本漁船を多数拿捕して乗員を死なせたりしただけでなく、最近では朝日新聞の捏造記事を使って慰安婦問題をでっち上げ世界中で反日活動を行い、あまっさえ両国間で合意して設立した財団を一方的に解散させました。日韓基本条約を反故にする自称徴用工問題では、でたらめな判決を認めて日本企業の財産を差し押さえています。ほかにも自衛隊機に対する火器管制レーダー照射問題、日本国元首である天皇に対する侮辱発言、事実無根であるにもかかわらず放射能汚染があるとして日本産海産物などの輸入規制、うその放射能汚染データをでっち上げて放射能防護服を着た聖火ランナーのポスターを世界中に配布するなどして東京オリンピックに対する妨害工作の実施、日本製品不買運動など数え上げればきりがないほどの非友好的な活動をしている国のくせに、どの口が言っているのか!


そもそもすでに韓国からの渡航者を受け入れ拒否している中国を筆頭に世界中で100になろうかという国々に対しては何も言わないのに、日本にだけは烈火のごとく激昂しているのはなんなんでしょうか。そのくせ、コロナウィルスに効果があるとされる富士フイルムの子会社富山化学が開発したアビガンという薬を売って欲しいと擦り寄ってきたりで、言行不一致、支離滅裂です。日本製品は買わないのだから、自分たちで特効薬を開発すればいいのです。中国と比べるとその小物ぶりが遺憾なく発揮されているわけで、まさに迷惑で厄介な隣人です。これを機会にビザなし入国は全面的に廃止してビザ発給要件を厳格化、必要最低限の国交しか維持しないというレベルにしておいたほうが日本の国益にかなうといえます。


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| 時事ネタ・ニュース | 12:57 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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思いがけず春の雪: 伯耆大山その2 

本日5日はかなり寒くなるとの予報でしたが、岡山市はそれほどでもない感じでした。登山天気では、伯耆大山の標高2000mで午前9時がマイナス11度、風速20.6m/秒となっていて、標高800mでも氷点下予報でした。ライブカメラで見ると、大山寺でも雪が降ったようで、道路の脇が白くなっていました。雪がほぼ消えていた奥大山スキー場も、再び白いゲレンデと化していますが、積雪量は数センチといったところかもしれません。それにしても、まだこんな厳冬期のような天気になるんですねえ。ノーマルタイヤに履き替えたのはちょっと早かったかもしれません。


ところで、大山から帰ってきて猛烈な足の筋肉痛にもだえ苦しんでいます。すでに2日目になるというのに、まだ階段の上り下りやしゃがむ動作が厳しい状況です。触ると痛いぐらいなので、あと1~2日は痛みが残りそうです。今日は仕事がつら過ぎました。やっぱり3週間も間を空けてしまうと筋肉がなまくらになってしまって使い物になりません。近場でもいいので、毎週登山を心がけたいと思います。


ということで、伯耆大山弥山のレポの続きをどうぞ。




2020年3月3日(火) 鳥取県大山町 弥山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


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六合目避難小屋でガスに煙る元谷を眺めながら、しばしドリンク休憩をとりました。


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10:47 休憩を終えて出発します。


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歩き始めてすぐにやたら暑いと感じるようになりました。温度計を見てびっくり! なんと8度です。何かの間違いかと思いましたが、温度計はずっとバックパックの横に外付けしているので、体温の影響を受けているとは思えませんし、陽射しがないので太陽光の影響もないはずです。やたら暑いと感じるのは、やはり温度計のトラブルではなく気温が高いせいだといわざるを得ません。それにしてもなぜ標高が上がっていきなり気温が上がっているのか、なんとも解せません。


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たまらず、途中でハードシェルジャケットを脱ぎました。風もほとんどなく、薄手のミドルレイヤだけでも全然寒くありません。


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11:04 草鳴社ケルンを通過します。えびの尻尾は全然着いていませんでした。


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11:16 ようやく頂上台地まで上がってきました。


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頂上台地はガスで視界は50m程度でした。


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トレースは雪のあるところをつないでついていましたが、木道が見えていたので木道をたどります。八合目あたりからシャリばて状態でしたが、とにかく避難小屋まで行くことにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:36 頂上避難小屋に着きました。少し風はありましたが、あいかわらず気温が高くそれほど寒さは感じません。少し青空が見えていますが、ガスで展望はなさそうなので、ひとまず避難小屋に入ってランチタイムにすることにしました。


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改修作業途中の避難小屋は中に入れるものの内部は一部のみ使用可能の状態で、床もなければベンチもない資材置き場となった倉庫のような状態でした。その上、外よりも冷え冷えとしていて冷蔵庫の中のようです。当面、工事が完了するまではハイキングチェアなど座るものを持参したほうがよさそうです。今回は資材が置いてあるコンパネの端に座って、ランチにすることにしました。なお、トイレ部分も改修工事のため完全に撤去されていましたが、写真右手に写っているドア付のブースのようなものが仮設のトイレです。トレイは使えなくなっているものと思っていましたが、幸い仮設ながら使えるようにしてくれています。


今回は手間をかけずにさっさと済ませられるように、菓子パンとカフェオレのランチです。シャリばて状態だったためか、写真を撮るのをすっかり忘れて、一気に食べてしまいました。


ところで、六合目避難小屋から気温が高くて汗だくで登ってきたので、頂上避難小屋に入ると一気に冷えてきました。汗が乾かない状態でインサレーションジャケットを着たため、すっかりインサレーションジャケットが湿ってしまいました。しかし、化繊綿のジャケットだったのでなんとか保温力はキープされていたようで、とくに寒さを感じることなくランチを終えることができました。家に戻ってバックパックからインサレーションジャケットを取り出すと、ぐっしょりと湿っていてまるで洗濯したてのようでしたが、多少なりともロフトは残っていて山で使うインサレーションジャケットは、やはり化繊綿のほうがむいているのかもしれないと感じました。ダウンジャケットを使うのなら、やはり撥水処理されたダウンのものを選んだほうが無難ですね。


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12:15 ランチを終えて、弥山山頂にやってきました。相変わらずガスで展望はありません。


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大山山頂の石碑は無残にも解体されていて、土台だけがむなしく残置されていました。すぐそばまで崩落が進んでいたので、移動して設置しなおすのか、このまま撤去されてしまうのかくわしいことはわかりません。


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三角点ピークは、微かに姿が見えている状態です。剣ヶ峰はシルエットさえ見ません。


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上空に青空が見えていたので、15分ほど待ってみましたが、ガスが晴れたのはここまででした。このまま晴れるかと期待しましたが、再びガスが濃くなって陽射しもなくなりました。薄日が差したりしていたせいか、山頂に立っていても全然寒くなく、むしろほんのり暖かさを感じたりして妙な天気でした。


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12:38 あきらめて下山することにしました。


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やっぱりガスが覆っている頂上台地を下ります。


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晴れそうで晴れないもどかしい天気です。


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13:19 五合目まで下りて来たところで、休憩をとりました。気温が高くて雪がシャーベットのようになってけっこうずるずる滑って足が疲れました。10本爪にしても、こういう柔らかい雪のときは滑るので、クランポンは4本爪のままにしておきました。滑るといっても、いきなりスパッと滑るのではなく、足を置いた後、ズル~と短くゆっくり滑るだけなので大きな問題はありません。


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五合目からは弓ヶ浜がきれいに見えていました。


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宝珠尾根と宝珠山もよく見えました。北壁も別山から東側が見えていたので元谷へ下ろうかと思いましたが、3週間ぶりの登山でかなり足に疲労感が出ていたので、夏山登山道をまっすぐ下ることにしました。


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14:14 阿弥陀堂まで下りてきました。もう足が棒のようになっていてこれ以上歩きたくないところですが、まだ最後の階段を下りなければいけません。


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足の痛みを忘れるために考え事をしながら階段を下りていたら曲がるところを通り過ぎてしまい、下山野営場方面の登山口まで下りてしまいました。足が痛いのに遠回りになって踏んだりけったりです。


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14:25 駐車場に到着です。下山届けを出して、荷物を降ろしたらどっと疲れました。


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帰り際、橋の上から北壁が見えました。しかし、弥山あたりはガスがかかっていて、弥山から剣ヶ峰が見える状態になっていたかどうかはビミョーなところです。

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| 2020年3月 伯耆大山弥山 | 17:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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思いがけず春の雪: 伯耆大山その1 

2020年3月3日(火) 鳥取県大山町 弥山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


3月3日のひな祭りの日はラッキーなことに仕事の予定が入らなかったので、伯耆大山に登って来ました。天気予報は一応晴れ予報になっていましたが、弱い冬型の気圧配置で雲が多くあまり予報は当てにならないだろうなと思いつつも、平日の大山なんてめったに登れないので強行することにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
 ミドルレイヤ: バーグハウス プラヴィターレライトジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
 キャップ/ハット: マムート トゥウイークビーニー
 バラクラバ: マムート バラクラバアークティックウィンドストッパー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: ノースフェイス ウォームトラウザーズ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス(インナー)
     ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: なし
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ
 クランポン: マウンテンダックス HG121(4本爪)
 ゲイター: なし
 スノーシュー: なし


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気温は0度以上になりそうだったのですが、雨に降られる可能性を考えて上下ともゴアテックスのハードシェルで行くことにしました。今シーズン使っていたマムート マサオジャケットは、外側は綺麗なのに経年劣化はいかんともしがたいようで、内側のシームテープが一部はがれかけているのを見つけたので、スリルトリップジャケッを持って来ました。マサオジャケットは、晴天確実のときと厳冬期で雨の心配がないとき専用のジャケットにすることにします。やはり中古で買うとこういうリスクがあります。もう少し劣化が進んだら、シームテープを買って修理してみようかと思います。


ビーニーとバラクラバは念のため持っていきましたが、使うことはありませんでした。また、クランポンもグリベルの10本爪は持っていきましたが、4本爪だけで事足りました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




前日は0時過ぎに寝て5時過ぎに起きる予定でしたが、気合が入っていたのか4時過ぎに自然に目が覚めました。今起きるとあまりにも寝不足すぎないかと布団の中で少しの間モンモンとしていましたが、どうせ目が覚めたんだからと起きることにしました。


自宅を5時過ぎに出て、大山南光河原駐車場に7時45分ごろ到着しました。朝出発前に、道路情報のライブカメラで南光河原前の道路状況を確認したところうっすらと白くなっていたので、桝水高原経由で行くのは避けて、溝口から県道52号と36号を経由して融雪道路になっている県道24号で大山寺を目指しましたが、さすがにこのルートに雪はありませんでした。ノーマルタイヤに履き替えたばかりなので、安全なルートを選ばないとやばいことになってしまいかねません。


南光河原駐車場前までくると、路面にはシャーベット状の雪がうっすらと残っていました。この程度ならノーマルタイヤでも大丈夫だと思いますが、やはり少し標高が高く急坂もある桝水高原経由ではリスクが高くなるので、融雪道路経由にして正解でした。


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驚くことに、南光河原駐車場に着いてすぐに雪が降り始めました。といっても、湿った重い雪ですぐに融けてしまうような雪でしたが、まさか降雪になるとは想定外でした。しかし、着替えたりしているうちにみぞれのような雨のような状況に変わってしまい、少し様子を見ることにしました。


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8:42 雨はほぼ止んだので、出発することにしました。


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夏山登山道には、雪は全然ありません。


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阿弥陀堂前あたりから雪が出てきました。


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お地蔵さんに安全祈願をして、登山開始です。


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阿弥陀堂からすぐの登山道には、きれな階段が設けられていました。以前はなかったような記憶がありますが、どうだったのでしょうか。昨年から頂上避難小屋と六合目避難小屋の改修工事をやっているので、ついでに登山道も手直ししたのかもしれません。


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一合目の手前ぐらいから、本格的な積雪路になりました。


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夜のうちに吹雪いたようで、ブナの幹の片側だけが白くなっていました。


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うっすらと新雪が地面を覆った登山道を、ゆっくりと登っていきます。気温が高いので、できればハードシェルジャケットを脱ぎたいところですが、霧雨のような細かい雪が降っていたのでハードシェルを脱ぐことができず、汗をかかないようにできるだけゆっくり登りました。


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気がつくと、登山道の隣にモノレールのレールが設置されています。おそらく六合目まで続いているのでしょう。


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二合目あたりで少し寒くなって来たので温度計を見ると、1度になっていました。このまま行けば、山頂は氷点下かもしれません。意外と寒いみたいです。


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出発してからずっとガスっぽい曇り空でしたが、途中でほんのりと青空が見えました。このまま晴れてきそうな雰囲気です。


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10:05 大汗をかいて五合目に着きました。ここで大休止です。急傾斜で少しスリップしやすくなって来たので、4本爪クランポンを装着しました。雪が少ないので、4本爪で十分だろうという判断です。実際、下山するまで4本爪のままでしたが、下りでは雪が溶けて滑りやすかったので、10本爪のほうが安心だったかもしれません。まあ、無事に下りてこられたので大きな問題はありませんでした。


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さっき見えた青空は再びガスに閉ざされてしまい、ブナの枝には白い霧氷がびっしりと張り付いていました。


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10:33 五合目からひと登りで六合目避難小屋に着きました。新しくなった避難小屋は、ずいぶん立派な建物にかわっていました。


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建物が以前よりもふた周りほど大きくなっているので、内部もけっこう広そうです。


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ところが、入ってみると外から見るよりも広くありません。以前の1.5倍という感じでしょうか。3人寝られるぐらいの大きさです。


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もっとも、二階ができていたので、こちらに二人寝られるとして、収容人数5人といったところかもしれません。ただし、この避難小屋に寝泊りする人はほぼいないでしょうから、休憩用の小屋としてならまあこんなものでしょう。


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ちなみに、思ったほど広くなかった理由は、更衣室をかねた携帯トイレブースが内部に設置されていたからです。


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内部はこんな感じで、結構広いです。1.5畳ぐらいありそうです。


つづく。

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| 2020年3月 伯耆大山弥山 | 10:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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3月入りで冬タイヤはお役御免

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今日は天気もよく、午後3時ごろから時間があったので、タイヤ交換を行いました。長期予報によると、この後も暖かい日が続くらしいので、もうスタッドレスが必要になることはなさそうですし、ちょうど車検から戻って来たばかりで、タイヤもホイールも洗車してもらってピカピカ状態なので、今交換してしまえばタイヤを洗わずに済みます。まさにベストタイミングというわけです。


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ノーマルタイヤは、昨年購入しておいたアルミホイール付の新品タイヤです。グッドイヤーのGT-Eco Stageというタイヤで、いわゆる低燃費タイヤに分類されるタイヤのようです。消費税が上がる前にネットで購入し、税込み4本セットで34,000円でした。ホイールが若干高かったのでそれなりの価格ですが、安いホイールとのセットだと3万円ぐらいになります。車検時の走行距離が139,378kmだったので、次にタイヤを買い換えるまでどれぐらい走行できるかしっかりと確認してみようと思います。


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ホイールは、ガンメタのリムポリッシュで、デザインはメッシュです。バドックス(BADX) エスホールド グランツSEというホイールで、楽天市場のカーポートマルゼンで購入しました。





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スタッドレスを履いているホイールがスポークタイプなので、ノーマルタイヤはちょっと高級感のあるメッシュにしてみました。



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タイヤ交換後はこんな感じになりました。黒のリムポリッシュと迷いましたが、黒のホイールだと足元が重い感じになりすぎるので、ガンメタにしたわけですが、とりあえず正解だったかなと思います。


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今シーズンは、スタッドレスを12月末に装着して、3月頭までの実質2ヶ月ちょっとしか使っていないので、磨耗具合もそれほど進んでいない感じです。こちらは前輪に装着していたタイヤ。


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こちらは後輪に装着していたタイヤ。昨年は前輪に使っていたので、どちらも前輪と後輪で各1回使ったわけで、おおむね同じような磨耗状態ですが、やはり後輪で使用していたほうが、ブロックのエッジ部分はしっかりしています。


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前輪で使っていたタイヤの残り溝はこんな感じです。あと2mmあるかないかといったところでしょうか。


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取り外したスタッドレスタイヤは、ダイソーで購入したタイヤ収納カバーをかけて、屋根のあるところでタイヤラックに保管します。


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こんな感じでタイヤラックに載せます。


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さらにその上からカバーをかけて、陽射しと雨風から完全に遮断しておきます。こうすると、スタッドレスのゴムが硬化するのを抑えることができ、性能が低下するのを防ぐことができます。たまに見かけることがありますが、裸で屋外やベランダに放置するような保管をすると、タイヤの寿命を縮めるだけです。

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