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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

2019年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年02月

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コスパ最強の冬山グローブかも: TEMRES 02winter

今シーズン導入したテムレス02ウィンターですが、年末から年始にかけて使ってみてその驚くべき性能にすっかり感心させられました。


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通常のテムレスだと2000円ぐらいで購入できますが、このカフ付のバージョンは税抜き3480円とちょっとお高めです。それでも、カフのないものを冬山で使うよりも絶対的な安心感があるので、凍傷のリスクなどを考えれば安いものです。何が問題なのかという人もいるかもしれませんが、裾が絞れないということは隙間ができるということで、グローブ内部の温まった空気が逃げやすく、外部の冷気が入りやすいということになります。また、雪が入ってくる可能性もあるということで、冬山でグローブ内部を濡らすことは致命的なミスになります。


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僕が購入したのはLサイズです。中指の長さが8センチあるので、寸法的にLサイズがぴったりでした。Mサイズだときついし、LLサイズだとちょっとぶかぶかする感じです。インナーグローブを使う場合は、薄手のメリノウールのインナーグローブであればLサイズでもきつすぎることなく装着することができました。しかし、フリース生地などのやや厚めのタイプを使うのであれば、Lではきつすぎて血行が悪くなりかえって指が冷たくなりそうです。インナーに少し厚手のグローブを使いたいのならLLサイズにしておいたほうがいいと思います。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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初めて使用したのは、12月下旬の三嶺でした。気温マイナス2.3度で風は少しあったという程度でしたが、素手に直接はめた状態で冷たさを感じることなく行動することができました。内側にモコモコとまではいかないまでもボアがついているため、はめた感じも柔らかく暖かいもので、ゴム手袋を直接はめたときのような不快な感じはありません。ただ、避難小屋を出た直後はしばらく指先が冷たくて、かなりがっかりしました。小屋を出る前に素手でいろいろと準備をしていたのでもともと指先が冷たくなっていたところで気温の低い屋外に出たのが原因だったようです。歩き始めると心拍数が上がり血行がよくなって体温も上昇したためか、指の冷たさがなくなりました。


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次に使ったのは、2020年正月の天狗岳でした。気温はマイナス9度で、風はほとんどない樹林帯の中でしたが、メリノウールのインナーグローブをはめていたおかげもあって、まったく寒さは感じませんでした。ただ、黒百合平に近くなってくると少し指先が冷たく感じるようになってきたので、黒百合平以降はブラックダイヤモンド ソロイストに交換しています。このときの冷たさの原因はよくわかりませんが、風もなく、ずっと行動していて体温が下がる原因が見当たらないので、気温マイナス10度前後がテムレスの防寒性能の限界点なのかもしれません。アウターグローブをつければもっと低い気温までいけるのかもしれませんが、このときはグローブを交換してしまったのでそこまでの検証はできませんでした。


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2日後の1月3日に蓼科山でも使用しました。気温はマイナス5度で、かなり強い風が吹く状況でしたが、インナーグローブとアウターグローブを装着したら、全然寒さは感じませんでした。マイナス5度ぐらいならアウターはなくても大丈夫だったかもしれません。


蒸れないことが売りのテムレスですが、3回使って3回とも蒸れを感じて不快になることはありませんでした。さすがに、下山で登山口が近くなってくるとすこし暑いかなと感じたことはありましたが、いわゆる蒸れ蒸れになるという感じはありませんでした。見た目はただのゴム手袋ですが、テムレスという名前だけあって、透湿性能は一級品だと言っても過言ではないものでした。


これまでは、厳冬期の登山用グローブといえば1万円を越えるようなものばかりでした。それでも、極寒の山で手指を凍傷から守るためにはそれぐらいの出費は必要だと思っていましたが、テムレスならわずか3分の1の出費で同等の性能が手に入るわけです。これは驚くべきことです。厳冬期の北アルプスなど、気象条件の厳しい山に入らないということなら、わざわざ高いグローブを買わなくても、テムレスだけで済んでしまうというケースがほとんどかもしれません。


しかし、テムレスも決して万能というわけではないので、あまり過信するのもよくないといえます。事実、天狗岳でグローブをソロイストに交換したあとは、その暖かさと快適さの違いを実感しました。さすがに、作業用グローブと登山用グローブの違いはあるということがはっきりと感じられました。なので、テムレスだけで大丈夫だとしてしまうといざというときリスクが高くなりかねませんが、テムレスを大きめのLLサイズにして厚めのインナーグローブとオーバーグローブを併用すれば、かなり使用できる条件の幅も広がってきそうです。


また、ゴム手袋ということで、クランポンの脱着なども分厚い冬山用グローブに比べればやりやすく、ほぼテムレスを装着したままで作業や行動ができるという点でも、非常に優れています。コスパ最強の冬山グローブといっても過言ではないといえそうです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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