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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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一部廃道と化した中国自然歩道: 駒の尾山その2 

2019年9月7日(土) 岡山県西粟倉村大茅 駒の尾山(1280.5m) 単独日帰り 


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10:59 微かなトレースと赤テープを探しながら登っていくと、突然道標が現れました。本来は中国自然歩道に沿った場所にあるのでしょうが、現状ではなぜこんなところに忽然と建っているのという雰囲気が否めません。とにかく、正しい道をたどっているのは間違いないようなので、少しほっとしました。


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さらに10数分歩くと、再び道標が見つかりました。ここでも先ほどと同じで遊歩道の痕跡はほぼ消えていて、山中に唐突に建っているという感じでした。


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2つ目の道標から10分強歩いたあたりで斜面の勾配がきつくなり、トレースもかなり怪しくなってきました。赤テープがあってもその先がどうなっているのか見た限りではほとんどわかりません。草の葉をかきわけて踏み跡を探しながら進みます。


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急斜面を大きく左に行ってから、Uターンするように右にトラバースして小尾根に出てくると、上のほうに陽射しにあふれる林道が見えました。どうやら、ダルガ峰林道との出合いまで来たようです。しかし、この最後の斜面が曲者でした。ここに来て完全にトレースが消滅しました。しかも急斜面の草の下に木の枝やら石やらが隠れていて歩きにくいのです。


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林道が見えているので直登すれば簡単なのですがそうもいかず、とりあえず今までのトレースのつき方から考えてこうだろうと思えるルートを考えてジグザグに登っていくと、草の中に木階段が埋もれていました。これで林道まで問題なくたどり着けます。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:34 想定外の荒廃ぶりにちょっと手こずりましたが、ようやくダルガ峰林道出合いに着きました。標高差で約400mなので、1時間もかからずに出られるだろうと思っていましたが、1時間15分ほどかかってしまいました。ここまで立ったままドリンク休憩をとっただけだったので、日陰に座ってやっと大休止を取ることができました。


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10分ほど休憩して出発しました。ここからは林道を少し歩いて、ダルガ峰登山口から再び中国自然歩道に入ります。ちなみに、ダルガ峰林道に出て来たところの反対側に支柱だけ残った壊れた道標があり、そこから斜め上に上って行くようなトレース跡がありますが、林道を行くのが正しいルートです。


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林道を3分ほど歩くと、ススキの原が広がっていました。まだ穂は開いていませんが、もう少しすれば秋らしい高原の風景が楽しめることでしょう。


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11:50 ダルガ峰林道出合いから5分で、案内板のあるダルガ峰登山口に着きました。ただし、ここには中国自然歩道の案内図があるだけで、駐車場もないし登山口を示すようなものは何もありません。もう少し先に公衆トイレがあるらしいので、おそらく駐車場もあるのでしょう。


ダルガ峰から駒の尾山への縦走をするのなら、大茅スキー場からではなくここをスタート地点にしたほうが楽だし、気持ちのいいトレッキングができると思われます。スキー場からダルガ峰林道出合いまでの区間は荒廃しすぎていてほとんど廃道といってもいい状態なので、物好きでない限り避けたほうがよさそうです。


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ダルガ峰林道から中国自然歩道をダルガ峰に向かって進みます。大茅スキー場からダルガ峰林道出合いまでの区間と比べると明るく開放的な道ですが、あまり利用されている雰囲気はやはりありません。


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クマ出没注意の看板もあります。


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途中、右手に避難小屋がありましたが、帰りに寄ってみようと思います。


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よく整備されているとはいえないまでも、広く歩きやすい道が続きます。


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11:59 林道との交差点の先は階段を上って先に進みます。


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このあたりは広く比較的平坦な場所ですが、林業には利用されていないらしく、切り残されたようなスギがちらほら立っている以外は、背の低い広葉樹がパラパラとあるだけの殺風景な雰囲気です。こういう平坦な場所ほど大型重機で効率のいい伐採ができるので林業適地のはずですが、なぜ利用されていないのかなぞです。


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ほぼ山頂と思われるところまでくると、駒の尾山まで2350Mという道標が建っていました。ダルガ峰はどこに行ったんだと思ったものの、GPSで確認するとまだ山頂には到達していません。とりあえず、ダルガ峰山頂から駒の尾山まで縦走路がつながっているので、道標の示す方向に進むことにします。


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ところが、トレースをたどっていくと20mほど先で消えていました。赤テープもあるので間違っているとも思えませんが、どう見てもトレースは消滅しています。


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道標のところまで戻ってもう一度先をよく見てみると、すぐ先で左に分岐するようなトレース跡らしきものがあるのに気がつきましたが、その先は倒木にふさがれています。先ほど進んだのは右方向ですが、あきらかによく踏まれているのは右方向です。


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倒木にふさがれている左方向の先がどうなっているのか、右方向に進んで倒木の先端から左へ回り込んでみると、しっかりしたトレースが残っていました。


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どうやら本来のトレースが倒木にふさがれたので、右から倒木を回り込むようにして迂回路ができたのですが、迂回部分の入口が不明瞭なので、直進するとトレースが消滅するということになってしまったようです。


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倒木を迂回して進んでいくと、すぐに道標があり安心しました。道標のすぐ先でちぐさ高原スキー場への道を左に分け、そのまま直進します。


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2分ほど行くと、地形図には載っていない分岐がありました。駒の尾山へは右折となっています。


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肝心のダルガ峰山頂は直進です。地形図には、ダルガ峰山頂を経由する稜線の縦走路しか描かれていないので右折するような道はないことになりますが、もしかすると崩落などでダルガ峰から先の部分が通行止めになって迂回路が設けられたのかもしれません。とりあえず、ダルガ峰山頂まで行ってみることにしました。


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ほぼフラットな道を進んでいくと、森の中の広場のようなところにダルガ峰山頂の標柱が建っていました。


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展望はまったくありません。休憩する気にもならないような場所だったので、そのまま駒の尾山に行くことにしましたが、山頂からそのまま南下する稜線の道はとくに通行禁止にはなっていないようです。なので、先ほどの分岐に戻るのはやめて、地形図に記載されている道をたどることにしました。


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ダルガ峰山頂から少し行くと、ダルガ峰南側の鞍部に向けて下ります。


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トレースはややはっきりしませんが、下草のない見通しのいい林床なので、道迷いの心配はなさそうです。道標もありました。


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鞍部まで下りてくると、道標がありました。ちくさ高原方向から降りてきたわけですが、ここで中国自然歩道が西に分岐しています。どうやら先ほどのダルガ峰手前の分岐が、ダルガ峰の西側を迂回してここで合流しているようです。


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ダルガ峰南の鞍部からは、緩やかな斜面の階段を登っていきます。


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ひと登りしたところで、大海里山と書かれた道標がありました。中国自然歩道は右に続いていますが、この道標に描かれた矢印は斜面をまっすぐ登る方向を指しています。地形図にも、1206.6mの三角点のあるピークをまっすぐ通過する道と、手前でピークの西側を迂回する道が描かれています。この三角点に大海里山という名前がついているようです。どちらでも駒の尾山に行けますが、大茅スキー場からダルガ峰林道に出るまでの区間でけっこう疲れたので、今回は西側の迂回路のほうで行くことにします。

つづく。

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| 2019年9月 駒の尾山 | 21:34 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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