FC2ブログ

ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

2018年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

錦秋の彩と凍える寒さ: 白山 その4 

2018年10月14日(日)~15日(月) 石川県白山市 白山御前峰(2702m) 単独小屋泊 


10月15日の朝は、2時半頃に一度起きました。天気が良ければ日の出前から白山に登って、星景写真と夜明けの写真を撮るつもりでしたが、外に出てみると完全な曇りで、ガスも出ていました。ということで、再び布団にもぐって4時ごろまで二度寝しました。


5時前にもう一度起きて外の様子を見ると、ガスで真っ白です。これでは早くから登っても無駄足に終わりそうです。日の出時間までもう一眠りしようかと思いましたが、上に上がれば雲の上に出ている可能性もあるし、日の出の頃にガスが急に晴れるということもあります。曇っていても、地平線のあたりだけ雲の切れ間があって太陽が顔を出すということもあるので、とにかく行ってみなければわからないのが山の天気です。


ということで、三度寝はやめて出かけることにしました。朝食は行動食とスープで簡単に済ませ、カメラ、三脚、レインウェア、食料など必要最低限の物をバックパックに詰め込んで、出かける準備を整えました。


かなり気温は低いようなので、持ってきていた衣類はほぼすべて着こみました。上は、ドライレイヤとベースレイヤはそのままで、ソフトシェルの代わりにフリース、その上にダウンジャケット、ハードシェルという組み合わせです。下は、ジオラインLWタイツに登山パンツです。それでも寒ければレインパンツをオーバーパンツがわりに着る予定です。


IMG_1360_201810312319158db.jpg
5:30 ほんのり明るくなり始めた室堂を出発します。相変わらずガスが視界を閉ざしています。


IMG_1361_201810312319165ee.jpg
昨日と同じく登山道の十字路を左折して、大汝峰方向に進みます。


IMG_1363_20181031231918c79.jpg
登って行くうちにガスが薄れて、ビジターセンターがくっきりと見えるようになってきました。途中、暑くなってきたのでダウンジャケットを脱ぎました。さすがに、真冬でもないのに着こみ過ぎでした。


IMG_1364_20181031231919711.jpg
6:05 千蛇ヶ池上まで出てくると、ガスの中に大汝峰が見えました。この分なら日の出の頃にはガスが晴れるかもしれません。


IMG_1368.jpg
などと思いながら進んで行くと、見る間にガスが晴れてきたではありませんか。


IMG_1372.jpg
五色池の上までくると、すっかりガスがなくなってしまいました。しかし、ほぼ日の出の時間だというのに、東の空に太陽の光は全く見えてきません。日の出は期待できそうにないので、少し下って百姓池の近くまで行ってみました。池というよりも大きな水たまりのようでした。


IMG_1374.jpg
登山道に戻って大汝峰を目指します。かなり風が強く、体が冷えてきたのか、少し寒くなってきました。


グローブは、マムート メリットパルスグローブだけをつけていましたが、通気性のいいグローブということもあり指先が冷たくなってきました。念のためにと持ってきていた、アクシーズクインのウィンドストッパーグローブをインナーにして、メリットパルスグローブの上からイスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブを装着して、3レイヤのシステムグローブにしてみました。この組み合わせはウールグローブのような断熱性能の高いものが入っていませんが、メリットパルスグローブの生地が少し厚手だったため、想像していたよりもかなり暖かく、マイナス2度ぐらいならこれで十分でした。


これから大汝峰を登るわけですが、撮影のためにじっとしている時間が増えるので、大汝峰の手前にある風の当たらないハイマツの中を通る部分で、ダウンジャケットをもう一度着ておくことにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_1376.jpg
6:23 大汝峰の下まで来ました。


IMG_1378_20181031232240b2e.jpg
気温は、昨日と同じマイナス2度でした。しかし、風がきついので昨日よりも寒く感じます。


IMG_1379.jpg
6:35 大汝峰の急斜面を登りきって、頂上に続く尾根の末端まできました。


IMG_1381.jpg
日の出の時間はとっくに過ぎていますが、東の空は厚い雲がべったりと張り付いていて、太陽のシルエットさえ見えません。しかし、思っていたよりも空気は澄んでいて、昨日は見えなかった北アルプスの稜線が見えていました。


IMG_1382_201810312322457db.jpg
槍穂高連峰がくっきりと見えています。


IMG_1384.jpg
槍ヶ岳から左へ視線を移すと、台形の山と三角形の山が見えていますが、おそらく立山と剱岳でしょう。


IMG_1385.jpg
穂高連峰から右へ視線を移していくと、いくつかのピークがひと塊になっているのが見えますが、おそらく乗鞍岳だと思います。


IMG_1386_20181031232249973.jpg
ここでお腹が空いてきたので、朝食用に持ってきていたクルミパンを取り出してかじりました。ポットに入れてきた白湯を飲むと、体が温まります。


IMG_1390.jpg
6:49 すでに日の出の時刻から50分近く経ちますが、あいかわらず東の空はぼんやりと明るいというレベルです。朝日に染まる剣ヶ峰と御前峰の姿を写真に撮りたいと思っていたのですが、どうやらその可能性はなさそうです。


IMG_1392.jpg
さて、どうしようかなと思っていたら、急に御前峰や剣ヶ峰が濃いガスに包まれ始めました。


IMG_1393.jpg
またかよ、と思いながらしばらく状況を見守っていました。


IMG_1396.jpg
しばらく見ていると、ガスが次第に薄れて、再び御前峰が姿を見せるようになりました。どうやら一時的に雲の塊が通過しただけのようです。あとから他の雲が流れてきているということもないので、この後はガスの心配はなさそうです。ということで、昨日断念したお池巡りコースで御前峰に登って室堂に帰ることにしました。


IMG_1397.jpg
7:05 大汝峰を下り、翠ヶ池を見下ろす丘の上までやってきました。ここまでに3組ほどの登山者とすれ違いました。御前峰からこちらに回ってきたようで、大汝峰から御前峰へと歩く登山者は僕のほかにはいません。天邪鬼な性格なので、一般的な順路の逆をたどっているみたいです。まあ、普通ならまず御前峰に登って日の出を見て、それからお池巡りで大汝峰はパスというパターンでしょうから、大汝峰から登るというのは相当天邪鬼です。


IMG_1398_2018103123244549a.jpg
曇ってはいるものの、今日は翠ヶ池の彼方に北アルプスの稜線が見えています。


IMG_1400_20181031232446378.jpg
翠ヶ池から御前峰へと岩ゴロの道を登って行きます。


IMG_1402_2018103123244839d.jpg
昨日撤退した場所から、油ヶ池を見下ろします。白山山頂にある池のうち、油ヶ池は青緑色ではなく、普通の水たまりのような無色透明の水が溜まっています。たぶん、火口湖ではなく低地に水がたまっただけというのが理由なのではないかと思われます。


IMG_1403_20181031232449b94.jpg
振り返ると、翠ヶ池と左手奥に大汝峰が見えていました。


IMG_1404_20181031232451582.jpg
御前峰と剣ヶ峰の間に広がる平地に向かって下りて行きます。


IMG_1405.jpg
左手に、紺屋ヶ池が見えてきました。ここも火口湖らしく青緑色の水をたたえています。後のピークは剣ヶ峰です。剣ヶ峰には登山道がありませんが、登って登れないことはないみたいです。


IMG_1406.jpg
7:18 賽の河原のような平地まで下りてくると、平地を突っ切って御前峰へと向かいます。御前峰のピークは左奥の岩壁上になります。


IMG_1407.jpg
御前峰の取り付きは岩ゴロの急斜面で、なかなか手ごわそうです。


IMG_1408.jpg
しかし、意外にも岩で階段が作られていたりして、見た目よりも歩きやすい状態の場所が多かったです。


IMG_1409.jpg
7:34 急斜面を登りきって稜線に出ました。この先は緩やかな稜線歩きです。目の前に見えているのは天柱石と呼ばれている岩です。


IMG_1411_201810312326265c8.jpg
天柱石を通過しかかりましたが、せっかくなので上に登ってみることにしました。


IMG_1412_20181031232628009.jpg
天柱石の上からは、紺屋ヶ池、油ヶ池、翠ヶ池の3つが見え、なかなか悪くない景色です。ただ、剣ヶ峰と大汝峰がなんとなくなだらかに見えて荒々しさが少し弱いように感じます。位置関係もやや間延びした感じです。同じ白山でも見る場所によって雰囲気が変わって見えるものだということを実感しました。


IMG_1413_20181031232629541.jpg
稜線を御前峰に向かって歩いていくと、正面に月のように太陽がぼんやりと見えていました。朝なのに夜のような妙な感じです。


IMG_1419.jpg
7:46 御前峰までやってきました。山頂にはこの寒い中でTシャツ姿になって一眼で自撮りをしているちょっと変わった方が一人いただけで、とっても静かな状況でした。ただし、風が強くかなり寒いので、さっさと自撮りだけしてすぐに下山することにしました。


IMG_1420.jpg
御前峰からは翠ヶ池が見えず、油ヶ池と紺屋ヶ池の2つしか見えません。その代り、天柱石からみたよりも大汝峰と剣ヶ峰の位置関係が良くなり間延びした感じがなくなったので、写真を撮るなら御前峰から撮るほうがよさそうです。


IMG_1423_20181031232932e9d.jpg
山頂にある白山奥宮です。


IMG_1422.jpg
祠が大きいので石垣から上半分が出てしまっていますが、人間には十分な高さの石垣なので、中に入ると風がぴたりとやんで寒さをしのぐことができます。


IMG_1424_20181031232933a31.jpg
7:50 下山します。途中、3人ほどの登山者とすれ違っただけでした。宿泊客があまりいなかったのかもしれません。


IMG_1425_20181031232935145.jpg
8:22 閑散としたビジターセンターに下りてきました。今日で営業終了だし、天気も良くないためか、ぜんぜん人の気配がありません。さっさと白山荘に戻ってパッキングをし、寝床を片付けて下山の準備を整えました。

20181015hakusan1.jpg

つづく。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング










スポンサーサイト



| 2018年10月 白山 | 23:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

錦秋の彩と凍える寒さ: 白山 その3 

2018年10月14日(日)~15日(月) 石川県白山市 白山御前峰(2702m) 単独小屋泊 


紅葉シーズンということで、21日、28日とでかけて来たのですが、白山レポが終わらず、タイムリーに記事にできないでレポがたまりつつある今日この頃。早く白山レポを書き上げなければと思いつつも、何かとすることがあったりで遅れ気味です。


ちなみに、21日は奥大山に近い木谷から鳥越峠あたりをぶらりとしてきました。28日は反対側になる宝珠尾根と宝珠山を歩いて、伯耆大山のブナ林の美しさを再認識してきました。


ということで、白山レポ第3弾です。


IMG_1336.jpg
静かな大汝峰から下りて、お池巡りコースをたどります。血の池から翠ヶ池を経由して御前峰に登って室堂に帰るつもりですが、軽いとはいえいっぱいに詰めた32リットルのバックパックに体力が少しづつ削られていくようで、なんだか少し疲労感がでてきました。


IMG_1337_20181030120233acd.jpg
13:13 血の池です。名前からすると赤っぽい水があるように思いますが、翠ヶ池と同じような深い緑色です。雲が多くなって日があまりささなくなったので、どんよりとしてちょっと暗い感じでした。


IMG_1339_2018103012023401d.jpg
13:23 血の池から小さな丘を越えると、翠ヶ池を足元にたたえた剣ヶ峰が眼前にそびえます。深いエメラルドグリーンの翠ヶ池は神秘的ですが、日がさすと明るい青緑色の湖面が美しく、池の向こうに広がる山岳風景とあいまって白山で一番の絶景といえます。火口湖なので、かつてはここから溶岩などが噴き出していたかと思うとぞっとしますが、いまはいたって静かなたたずまいです。とはいえ、白山は活火山らしいので、再噴火の可能性はないわけではなく、御嶽のことを思うと落ち着かない気持ちになってきます。


IMG_1342_20181030120237dd4.jpg
あいにくガスで遠景が見えていませんが、晴れていれば遠くに北アルプスの山並みが見えます。


IMG_1343_20181030120239cb2.jpg
翠ヶ池から少し御前峰方面にいったところで、ちょうど崖下で風があまり当たらない場所があったので、休憩していくことにしました。荷物をおろし、岩に座って行動食をかじります。御前峰への登り返しに備えて、カロリーを摂っておきます。このころになると太陽もほぼ隠れてしまい、空はすっかり曇り空になってしまいました。風は冷たくわりときつめに吹いているため、寒さも増してきました。


IMG_1344_20181030120240416.jpg
13:38 休憩後、小さな丘の上に出てくると、眼前の御前峰がガスに巻かれかけているではありませんか。うそだろうと思いながら立ち止まって様子を見ていましたが、ガスはあっというまに御前峰を隠してしまいました。寒くガスガスの御前峰にわざわざ登ろうという気にはなりません。そうじゃなくても必要のないすべての荷物を背負っていて疲れているというのに、展望のない山に登るほどの体力も気力もなくなりつつあるので、この時点で撤退決定です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_1345_20181030120241f8c.jpg
お池巡りコースを引き返して血の池が見えるところまで戻ってくると、その先もガスで隠れかけていました。こうなると何の楽しみもないので、さっさと戻って食事をして寝るだけです。


IMG_1347_2018103012024347c.jpg
大汝峰を見上げると、稜線を二人の登山者が下ってくるのが見えました。大汝峰山頂から誰もいない状態がつづいていましたが、たまに歩いている人もいるようです。


IMG_1348_20181030120244bc1.jpg
血の池を通過します。


IMG_1352_2018103012044468c.jpg
13:58 雪渓に埋まる千蛇ヶ池の上まで戻ってきました。ここから右手に下って室堂に戻るコースがあり、行ってみたい気もしますが、遠回りで時間がかかる上にガスが出てきているので展望のないハイマツの道を長く歩くだけになりそうです。なので、来た道を戻ることにしました。


IMG_1353_201810301204453d2.jpg
室堂に向けて戻って行くと、幸いにもガスが消えてきました。山頂付近にだけガスがかかっていたようです。


IMG_1354_20181030120447237.jpg
14:22 昼間たくさんの人がいたビジターセンター前は、すっかり閑散としています。さっさと受付を済ませて、宿に入ることにします。


今回宿泊したのは、自炊のできる白山荘です。室堂では、素泊まりの場合自炊の有無によって宿泊場所が異なるらしく、自炊をしないのであれば食事つきの宿泊者と同じ小屋に泊まるらしいのですが、自炊をする場合は専用の施設である白山荘への宿泊になります。白山荘は冬期避難小屋として解放されている小屋なので、2015年に来たときも利用させてもらったところです。


IMG_1355.jpg
案内されて小屋に入ると、入って右手2つ目のブースに寝床が用意されていました。5人分ぐらいのブースを一人で使えるほど空いていました。ほかの宿泊者は、反対側のブースに3名と2名の2組がいるだけでした。夕方になってソロの男性が加わりましたが、結局それで全部でした。


IMG_1356_20181030120450d8c.jpg
小屋の構造は、中央部分に自炊用のテーブルとイスがあり、左右に2階建ての床が設置されています。


IMG_1357_20181030120451a8b.jpg
大型の石油ストーブが1台置かれていて、ちゃんと火が入っていました。どおりで小屋の中がほんのり暖かいわけです。しかし、周囲には立入禁止のテープが張られていて、たっぷり2ブース分をつかっているので、ストーブのそばに行って暖を取るというわけにはいきませんでした。3名と2名の2組はこのストーブの左右のブースになっているので、もしかしたら案外暖かいのかもしれません。おそらく予約が早い順でストーブのそばから埋まって行くのでしょう。僕が予約したのは前日なので、反対側のブースになってしまったというわけのようです。


IMG_1358_20181030120453621.jpg
寝床の用意をおえて、荷物もひととおりばらしてしまうと、ちょっと早いのですが夕食にすることにしました。夜に天気が良ければ星景写真の撮影に出かけるつもりなので、さっさと食事を終えて仮眠をとるためです。荷物が少ないのでもう少し贅沢な食事を持ってきても良かったのですが、その分重くなるのでいつもの山食です。


IMG_1359_201810301204544a0.jpg
しかし、食後になにか物足りなさを感じてしまい、予備食のカニ雑炊も食べてしまいました。そういえば、ちゃんとした昼食をたべていなかったので、さすがに体がカロリーを欲していたようです。


食事を終えて、お茶を飲みながら地図で明日の予定を検討したりしながらまったりとしたあと、17時頃には布団にもぐりました。どういうわけか足先の冷たさが解消されませんでしたが、疲れていたみたいでいつの間にか眠っていました。


しかし、18時過ぎに目が覚めてしまいました。なんだか妙に寒いのです。マットレスの上に二つ折りの毛布をシーツにして、その上に毛布二枚で寝ていたわけですが、ダウンジャケットも着ていたというのに寒さで目が覚めました。足先の冷たさも解消されていません。体もなんだか凝り固まったようで不快感があります。そういえばストレッチも何もしないで寝てしまいましたが、それが良くなかったようです。


とりあえずポットに入れておいた白湯を飲んで体を温めて、ストレッチで体をほぐします。以前はストレッチなんてほとんどしませんでしたが、ある時ものすごく首や肩が固まったような感じがして不快だったので、テントの中でストレッチをしてみたら気持ちよく寝ることができ、それ以後は寝る前に簡単なストレッチをするようにしています。ストレッチをすると、血行が良くなるので暖かく寝られるようになりますし、翌日の筋肉痛も柔らぐので、やっていない人にはお勧めします。


ついでに、寒さ対策に葛根湯を一包飲んでおきました。葛根湯といえば風邪の初期症状を抑える薬として知られていますが、漢方薬なので風邪の症状がなくても服用できます。詳しいことは知りませんが、どうやら血行をよくして体温を上げてくれる効果があるようで、寒いときに飲むと30分ほどでポカポカしてきます。肩こりや筋肉痛にも効くというので、血行を良くすることで痛みを和らげてくれるのでしょう。登山の時にはうってつけです。


ストレッチと葛根湯のおかげで、その後は足先の冷えも解消し、寒さも感じず眠ることができました。念のため、毛布をもう一枚借りて3枚にしたというのも効果大だったのでしょうけど。


夜中に一度トイレに出たのですが、頭上に星は見えていたものの周囲は雲が出ているらしくあまり星は見えませんでした。なので、星景写真の撮影はあきらめて再び眠りにつきました。

20181014hakusan2.jpg


つづく。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング









| 2018年10月 白山 | 12:08 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

錦秋の彩と凍える寒さ: 白山 その2 

2018年10月14日(日)~15日(月) 石川県白山市 白山御前峰(2702m) 単独小屋泊 


25日と26日はいい天気で、奇跡的に仕事も入っていなかったので絶好のチャンスでした。ところが、どういうわけか少し寒気がしたり疲労感があったりで、自宅でゴロゴロして無駄にしてしまいました。夜冷え込んで、寝ていて寒いと感じたりしたので、もしかすると風邪のひき始めだったのかもしれません。山に行って悪化させてしまっては元も子もないので、自宅でのんびり休養したのは結果的によかったのかもしれません。幸い、明日の日曜日は晴天予報なので、しっかり出かけてきたいと思います。


それでは、白山のレポ 第二弾です。


IMG_1285.jpg
9:04 旧甚之助小屋の休憩場所を出発します。頭上に雲が覆いかぶさるように流れてきたので、なんとなく天候が気になりますが、とりあえず室堂まで頑張って行くだけです。


IMG_1287_20181027213205f30.jpg
美しい紅葉を愛でながら、先を急ぎます。


IMG_1288.jpg
南竜分岐の手前から急こう配の石段が続きます。前回は荷物がそこそこ多かったのでかなりきつかった記憶がありますが、今回は荷物が軽いのでけっこう楽です。甚之助小屋までももう着いたんだという感じでした。


IMG_1289.jpg
9:23 南竜分岐です。


IMG_1290_20181027213209ed4.jpg
展望が良かったので、立ったまま休憩しながら秋色に染まった山々を眺めます。眼下に甚之助避難小屋も見えます。


南竜分岐からは傾斜が緩み、比較的楽な道が続きますが、石もごろつき気味でそれほど歩きやすいとは言えないので、立ち止まることもなく無心で歩き続けました。この区間に水場が3か所ほどあります。


IMG_1291_20181027213210762.jpg
9:42 ずっと斜面をトラバースしてきた道がようやく小尾根を回り込むところで、小休止をとりました。そこそこ展望はありますが、このときはガスが上がってきていまいちでした。


IMG_1293_20181027213212391.jpg
小尾根を回り込むと、落石危険の区間があり、そこを過ぎると急斜面をジグザグに登る石段の道になります。


IMG_1294_20181027213213b26.jpg
この区間も前回は死ぬ思いで登りましたが、今回はちょっとしんどいなという程度で通過できました。ちなみに、この区間の途中に延命水という湧水があります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_1295_20181027213215dae.jpg
気が付くと黒ボコ岩が近くに見えてきました。あそこまで登れば急登は終わりです。


IMG_1296.jpg
9:59 黒ボコ岩に着きました。ところが、どこかの学校の団体なのか、大勢の子供が狭い場所に群れていて騒々しく大変な状況でした。もちろん、休憩などしていられないので、一瞬も立ち止まらずに足早に通過しました。


IMG_1298_2018102721334758a.jpg
黒ボコ岩の先は弥陀ヶ原という平坦な草原の中の木道歩きになるので、休憩のかわりに息を整えながらゆっくりと歩きました。


IMG_1299.jpg
木道脇の赤い実が、風景に彩りを添えます。


IMG_1300_201810272133504f3.jpg
10:22 結局、立ち止まって休憩することなく、弥陀ヶ原から五葉坂も続けて登り切り、室堂まで登ってきました。

20181014hakusan.jpg


IMG_1301_2018102721335184b.jpg
五葉坂の途中からちょっと寒いなと思っていましたが、室堂ビジターセンター入口の温度計を見てびっくり。なんとマイナス2度です。その気温の中を山シャツ一枚で登って来たわけですから、いくら登りで暑くなるとはいえそりゃあ寒いはずです。


ビジターセンターに入り、ジャケットを羽織って寒さをしのぎ、さっさとチェックインして荷物を下そうと思ったら、なんと宿泊受付は午後1時からとなっているではありませんか。必要のない荷物は小屋に置いてから、白山登山にいくつもりだったのですが、これでは計画がすべておじゃんです。大荷物なら小型のバックパックを持ってくるのですが、今回は32リットルのバックパックなのでそのまま兼用で使う予定です。余分な荷物をまとめるための大型スタッフサックなどもないので、荷物を出してどこかに置いておくこともできません。


とりあえず、暖かい飲み物でも飲んで休憩しながら考えようということで、売店でココアを買って、食堂でのんびりと休憩しました。ところが、どういうわけか食堂の窓が少し開けられていて、隙間風が入ってきてちょっと寒いのです。ココアが冷めないうちに飲み干して、ストーブがついているロビーに戻ることにしました。


売店で、飲み干した紙コップをどこに捨てればいいのか聞いたところ、ゴミは持ち帰ってくださいというではありませんか。自分で持ってきたゴミは当然として、ここで販売したものまで持ち帰れというのはどうよと思います。食堂で提供する食事類は容器を回収しているのに、売店で販売する飲み物はカップを回収しないというのは筋が通りません。こんな山小屋はじめてです。缶ジュースやビールなども空き缶は持ち帰れということなんでしょうか。紙のコップなら潰してしまえばかさばらないし重くもないので困りませんが、何本もビールを飲んだあとから持ち帰れと言われたらけっこう困るでしょうねえ。とにかく、白山室堂センターの売店でうかつに飲み物を買うと、余計なゴミが増えるということを覚えておいた方がいいです。



IMG_1302_20181027213353ff5.jpg
11:07 いつまでもビジターセンターでぐずぐずしていてもしょうがないので、受付開始時間が来るまでの間に白山に登ってくることにしました。もちろん、荷物は全部背負って行きます。気温は氷点下ですが、日差しがあるためかそこまで寒いという感じはしません。


IMG_1303_201810272133543b5.jpg
神社の横を抜けて御前峰に向けて登って行くと、すぐに十字路があります。御前峰にはまっすぐですが、今回は大汝峰に行くので、左に曲がります。大汝峰は前回来たときに登っていないので、今回は最優先で登ることにしていました。


IMG_1305_2018102721335669e.jpg
10分ほどなだらかな道を進んで行くと、急に岩ゴロの急登にかわります。


IMG_1306_201810272133572cf.jpg
11:40 ようやく急登を登りきるとなだらかな土の道になり、大汝峰が正面に見えてきました。


IMG_1307_201810272133592cf.jpg
すぐに千蛇ヶ池が眼下に見えてきましたが、驚くことにまだ雪渓に埋もれていました。2015年に来たときはどうだったかと思って写真を見返してみましたが、この場所の写真がなく、記憶もないのでわかりませんでした。地形的に東と南に高い斜面があって日差しがあたりにくい上に、すり鉢状になっているので冷気がたまりやすいので雪渓が融けにくいというのはわかりますが、西側は開けているので、夏の西日はあたるはずです。ここまでしっかりと雪渓が残るものなのかと思います。


IMG_1308_20181027213556d9a.jpg
そのことと関係があるのか、何かの調査が行われていました。


IMG_1309_201810272135584dc.jpg
千蛇ヶ池から一段登ったところで分岐点があります。左は室堂へ下る道で、まっすぐ行けば大汝峰です。


IMG_1310.jpg
分岐点の左手には、五色池(右)と百姓池(左)が見えています。


IMG_1311_20181027213601bd0.jpg
分岐点から3分ほどで、お池巡りコースを右へ分けます。


IMG_1312_2018102721360293e.jpg
お池巡りコースの分岐から10分ほどで大汝峰の下まで来ました。ここからは急登になるので、必要のないバックパックはデポしていくことにしました。登山コースから少し離れた大岩のそばにストックとバックパックをデポして、カメラだけを持って登ることにしました。気温が低く風があるのでハードシェルジャケットを着て、水は不要と判断しておいていくことにしました。また、雲がわりと多く流れてくるので、念のためレインカバーをバックパックにかぶせておきました。


IMG_1313.jpg
巨岩が折り重なる斜面を登って行きます。


IMG_1314.jpg
急登部分を越えて尾根に出ると、山頂までは緩やかな尾根歩きです。


IMG_1316.jpg
山頂手前で振り返ると、素晴らしい展望が広がっていました。ややガスがかぶっていますが、右に御前峰、左に剣ヶ峰が聳え、血の池と翠ヶ池も見えています。御前峰からの景色もいいのですが、こちらからの景色も負けず劣らずです。


IMG_1317.jpg
12:31 大汝峰山頂に着きました。誰もいない静かな山頂です。


IMG_1320.jpg
ひとまず記念撮影。


IMG_1321_2018102721380840b.jpg
石垣の中には大汝神社が祀られていました。どういう神様が祀られているのかと調べてみたら、大国主命が祀られているようです。


IMG_1322.jpg
大汝神社から少し離れたところにも、石垣に囲まれた建物があったので行ってみました。


IMG_1326.jpg
こちらは神社ではなく避難小屋でした。床にはブルーシートが敷いてあり、四畳半ほどの小さな小屋でした。


IMG_1327_201810272138124a5.jpg
だだっぴろい山頂はけっこう西風が強く寒いので、大汝神社の石垣の風下になる東側に避難することにしました。


IMG_1330_20181027213814439.jpg
石垣で風がさえぎられ、寒さに凍えることもなく荒涼とした白山の風景を楽しむことができました。御前峰のアップです。


IMG_1331.jpg
翠ヶ池と剣ヶ峰です。


IMG_1334_20181027213817e03.jpg
しばらくすると日差しが戻ってきました。翠ヶ池のエメラルドグリーンが印象的な色を放ちます。それにしても、室堂にはけっこう多くの登山者がいたのに、見渡す限り人影がみあたりません。いったい彼らはどこに行ったのでしょうか。御前峰に登ってすぐに下山してしまったということなのかもしれません。静かな白山を楽しみたいのなら、御前峰ではなく、大汝峰がおススメのようです。

つづく。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング









| 2018年10月 白山 | 21:42 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

錦秋の彩と凍える寒さ: 白山 その1 

2018年10月14日(日)~15日(月) 石川県白山市 白山御前峰(2702m) 単独小屋泊 


10月13日に伯耆大山で日帰り登山をしたあと、そのまま白山にやってきました。鳥取から一般道で舞鶴まで行き、そこから高速道路にのりましたが、舞鶴まで4時間ほどかかり、高速にのってから食事をしたりしてのんびりしていたため、別当出合に着いたのは23時をまわっていました。


下の駐車場に停めると、長くてしんどい階段を上り下りしないといけないので、今回は道路沿いにある駐車スペースに車を停めました。しかし、地面が平坦ではなく、少し斜めになっているため、車中泊をするにはあまり向いていませんでした。それでも、横になっているうちにいつしか眠りに落ちていて、時計のアラームで目覚めるまではそれなりに眠れたようです。


今回のレポで使用している写真は、すべてコンデジのPowerShot G7X MarkⅡで撮影したものです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス L/S ハイブリッドパラマウントメッシュクルー
 ベースレイヤ: マムート コンフォート4Sジップ L/S
 ミドルレイヤ: マムート アコンカグアジャケット
 ソフトシェル: マムート ソフテックグラナイトハイブリッドジャケット
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: マムート フリーフライト ダウンジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
        イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ
        アクシーズクイン ウィンドストッパ―グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
            マムート バイザービーニー

●ボトムス
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: マムート グレイシャーパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ
 ソックス: ファイントラック メリノスピンソックスEXPレギュラー
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンライト32L
 ストック: レキ マイクロバリオタイタニウム
 ヘルメット なし


IMG_1243.jpg
2015年10月に一度来ているので、気温などの状況はおおむねわかっています。山頂付近はけっこう寒いとはいえ、真冬と同じ装備までは必要ないだろうということで、ダウンジャケットはインサレーションとして使える薄手のマムート フリーフライト ダウンジャケットにし、念のためやや厚手のポーラーテックフリース マムート アコンカグアジャケットを加えました。前回は小屋の営業が終わっていたので寝袋持参でしたが、今回はまだ小屋が営業中なので、自炊の用意だけとなり、バックパックは32リットルのマムート クレオンライト32Lです。パンツは、1年半ぐらい使っていなかったマムート グレイシャーパンツを選びました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_1241.jpg
5:57 準備を整え、車内もある程度整理してから、出発です。


IMG_1245_20181025210043ece.jpg
紅葉のシーズンということで車はたくさん止まっていましたが、早朝のためか別当出合はまだあまり人はいませんでした。


トイレに寄って、朝食用に暖かい缶コーヒーを買って持ってきたパンをすきっ腹に流し込みます。食後の歯磨きと洗顔も終えてさっぱりし、コンタクトレンズを入れたら、ようやく準備完了です。


IMG_1246_2018102521004482a.jpg
6:34 ぼちぼち人が増えてきた別当出合を出発します。


IMG_1248.jpg
今回は観光新道を使おうかと思いましたが、往路はやはり砂防新道で行くことにして、下山は観光新道を使うことにしました。


IMG_1249.jpg
白山は分厚い雲に隠れて見えません。


IMG_1250_20181025210048d85.jpg
一方通行になっている石段は、相変わらず強烈な傾斜でした。しかし、今回は荷物が軽いのであまりしんどくありません。やはり、登山に置いては軽さは最強のスペックです。


IMG_1251.jpg
階段が終わって、中飯場に向けて緩やかな上り坂になってくると、周囲に色づいた木々が増えてきました。


IMG_1252_20181025210149bca.jpg
まだ日が差していないので彩はいまいちですが、紅葉の見事さは前回となんらかわりません。


IMG_1255_20181025210151b02.jpg
7:10 中飯場に到着しました。数人が休憩していただけで、まだあまり混雑はしていませんでした。


IMG_1256_20181025210152317.jpg
前回、2015年10月18日に来たときは中飯場のあたりが紅葉のピークでしたが、今年は1週間早いということもあり、まだ五割程度の紅葉といった感じです。


IMG_1257_20181025210154ef9.jpg
彼方に見える巨大な滝は、おそらく不動滝だと思います。


IMG_1260_2018102521015519c.jpg
中飯場から先に進んで行くと、紅葉も次第に深みを増してきました。まだ緑の木々も混ざっているので、ピークはもう少し先のようです。


IMG_1264_201810252101579b0.jpg
鮮やかな赤や黄色が森を彩ります。


IMG_1266_20181025210158d73.jpg
次第に日差しが出てきて、紅葉がさらに色鮮やかに輝き始めました。


IMG_1267_20181025210200b3a.jpg
やはり紅葉は日差しを浴びてこそ美しいと思います。


IMG_1268_20181025210356a68.jpg
黄葉には青空が良く似合います。


IMG_1271_2018102521035742a.jpg
紅葉の美しさにたびたび足を止めてしまうので、なかなか先に進めません。


IMG_1274_20181025210359c41.jpg
別当谷の右岸に陽があたるようになり、錦秋の森が鮮やかに浮かび上がりました。ちょうど標高1500mとなるこのあたりが紅葉のピークになっているようです。


IMG_1276_20181025210400f1b.jpg
植林帯がない自然林なので、紅葉は視界いっぱいに広がっていて、いつまでも見飽きない美しさでした。


IMG_1277_20181025210402f33.jpg
ダケカンバの木も、美しく色づいています。


IMG_1282_201810252104041ab.jpg
8:34 甚之助避難小屋に着きました。小屋前の広場にはたいていたくさんの登山者がいて、その中にはかならず喫煙する輩がいるのでここには立ち寄らず、すぐ上にある旧避難小屋のあった場所で休憩することにしました。


IMG_1283_20181025210406102.jpg
旧避難小屋のあった場所は、たくさんのベンチとテーブルが設置されていて、水場もありますが、あいにく水場は使用できなくなっていました。今回は小屋が営業しているので水をたくさん持ってあがる必要はないので、ここで給水しなくても大丈夫です。かりに水が必要であっても、ここからさらに登って行けば途中に水場が3か所ほどあるので、問題はありません。


IMG_1284_20181025210407a83.jpg
ベンチに座って、別当出合で食べ残したパンを食べながら、すっかりいい天気になった白山を見上げます。といっても、見えているのは弥陀ヶ原の縁に当たる部分なので、白山はここからでは見ることはできません。汗ばんだ服が冷えてきて、じっとしていると少し寒さを感じますが、日差しがあるので背中を太陽に向けていると暖かく感じます。

つづく。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング










| 2018年10月 白山 | 21:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

水害にあった真備町に行ってきた

今日は、7月の豪雨で水害に見舞われた真備町の現場に行ってきました。


場所は、真備町箭田(やた)というところで、被害の大きかった地域になります。


高梁川を渡り国道486号線で真備町の市街地に入って行くと、見た目には水害前と特に変わった感じはありませんでしたが、道路脇のお店の多くがひっそりと静まり返っていました。月曜日だしお休みなのかと思っていたら、中には扉を開いて什器などを店の前に出していたりするところもあり、まだ洪水被害の後処理が終わっていないのだとわかりました。


P1040681.jpg
真備町川辺にあった山陽マルナカという地元のスーパーは、現状では店舗の再開ができなかったのか、閉店していました。来春オープン予定とのことですが、ゲートが閉ざされていて工事車両の出入りもなくひっそりとしていました。


P1040690.jpg
ガソリンスタンドも休業中です。給油機が水没したためでしょうか、すべて撤去されていました。


P1040686.jpg
ダイソーも閉店していました。


もちろん、営業している店舗もありましたが、国道沿いの店舗はむしろ営業していないお店の方が多く、建物自体は大きな被害がないので、なんだか妙な雰囲気でした。


P1040683.jpg
マービーふれあいセンターという公共施設の広い駐車場は、瓦礫が山のように積まれていて、ダンプカーが出入りしていました。一時的な集積所になっているようです。あれから3か月がたちますが、まだこれほどの瓦礫が残っているというのが驚きです。



P1040682.jpg
国道からそれて住宅地の中に入って行くと平屋の建物が数棟並んでいましたが、どれも廃屋になっていて生々しい洪水の爪痕が残っていました。


建築現場は、比較的新しい住宅地の一角でした。周囲には築浅と思われる住宅がならんでいて、最初は普通の住宅地という感じでした。ところが、どの家も窓やドアが開け放たれていて、人の気配がありません。


IMG_0987_20181022224913e9f.jpg
仕事終わりに、近くにあった白い壁の家のそばまで行ってみると、二階の窓の中ほどの高さまで泥汚れがついているのがわかります。つまり、あの高さまで水が来たということになります。二階にいても人の背丈ほどの高さまで水があったわけで、そうなると屋根に逃れるしかすべはありません。


IMG_0988_20181022224915807.jpg
開け放たれた窓から見えるのは、泥にびっしりと覆われたフローリングのリビングです。壁も泥で汚れています。住民の方は、住めるようにするには何をどうすればいいのかわからず途方に暮れているのかもしれません。


IMG_0985_20181022224912f76.jpg
別の家では、リビングの天井から泥にまみれた断熱材が垂れ下がっていました。


躯体そのものは大きなダメージがないので、掃除さえすればすぐにでも住めそうですが、ことはそれほど簡単ではありません。壁や天井の中に入っている断熱材が泥水でダメになっているので、壁や天井をはがして断熱材をすべて入れ替えなければなりません。最近の住宅の内装下地は石膏ボードが多く使われているので、そうした下地類も水を吸ってだめになっているので、交換が必要です。また、床下に泥や水がたまっているでしょうから、それらの撤去も必要になります。無垢の木のフローリングならまだしも、合板のフローリングは水を吸ったらだめだと思うので、床の張り替えもしなければならないケースも多いでしょう。それに、電気関係の配線もやり直さないといけませんし、換気扇や照明器具、冷蔵庫など電気関係の製品もすべて水没して交換しないといけません。そうしたことを考えると、かなり大規模なリフォームが必要となり、費用もかさみます。


多くはまだ住宅ローンを払っている途中でしょうから、何百万円もの費用をポンと出すことは難しいはずで、手つかずの住宅がゴーストタウンのようにならんでいるのも仕方のないことです。


自分に何かできることがあるだろうかと考えながら帰路につきましたが、がれきの撤去などはあらかた終わっているようなので、現状ではボランティアでできることはあまりないのかもしれません。とにもかくにも、1日も早い復旧が実現することを願うばかりです。




にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング

| 時事ネタ・ニュース | 23:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

大山の紅葉は標高1200~1100mあたりが旬でした

今日は、先週のリベンジで伯耆大山東壁を望む鳥越峠から烏ヶ山へのルートを歩いてきました。


IMG_1581_201810212055105f6.jpg
雲一つない晴天の下、まぶしい日差しを浴びて照り映える紅や黄の木々の美しさは格別です。天を突き刺すような大山剣ヶ峰を頂く荒々しい東壁と紅葉とのコラボレーションは、数ある名峰群に勝るとも劣らない絶景でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




紅葉が旬だったのは、おおむね鳥越峠から文殊越にかけてで、標高1200mから1100mあたりです。標高1300mあたりまではまだ色づきが残っているので、全体的にはもう少し広い範囲に紅葉が広がっているように見えます。鳥越峠からコマドリ小屋方面の斜面も、かなりいい色づき具合でしたが、そちら方面には行きませんでした。


夏山登山道でいうと、五合目から四合目あたりが旬ということなので、今日も登山者が多かったのでしょうが、木谷から鳥越峠方面はほとんど人に会うこともなく、紅葉を静かにゆったりと楽しむことができました。


大山パークウェイ沿いの紅葉は、おそらく来週末頃から見頃になってくると思います。しかし、27日(土)は紅葉ウォークとかいうイベントが行われるらしく、枡水高原から奥大山スキー場までの区間は自動車は通行止めになるという看板が設置されていました。ということで、27日に大山に行く予定の方は、ご注意ください。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング










| ヤマネタ・ニュース | 21:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ガスと強風で撤退: 大山槍尾根 その3 

2018年10月13日(土) 鳥取県大山町 槍尾根(標高1500m地点) 日帰り単独行 


IMG_1207_201810202159578c9.jpg
11:10 草付斜面のトップから、下り始めました。下の方はガスで見えなくなっています。


IMG_1209_201810202159594b4.jpg
トレースは草に覆われて非常にわかりにくく、最近はこの道を歩く人がほとんどいなくなったのではないかという感じです。文殊越から登って来たバリエーションルートも薄いトレースが多かったのですが、むしろ元正規の登山道だったこちらの槍尾根ルートの方がバリエーションルートのようです。


IMG_1211_2018102022000004c.jpg
下るにつれて徐々にガスが薄くなってきて、紅葉した森が見えるようになってきました。


IMG_1212.jpg
草付斜面を下りきって、キリン峠までの尾根道に入りました。


IMG_1214_20181020220003176.jpg
真っ赤に熟した実が登山道わきにぽつぽつあって、秋を実感します。


IMG_1216_20181020220004028.jpg
黄葉しかけた木の緑と黄色のモザイク模様も彩りを添えます。


IMG_1217_20181020220006821.jpg
キリン峠までの尾根道も半分消えかけたような道になっていて、バリエーションルートっぽさが漂います。


IMG_1219_2018102022000728e.jpg
背の高い草や低木に覆われた平地に出ました。ここが1405mのキリン峠です。道標もないし休憩できるようなスペースもありません。ガスで視界もないので、そのまま通過します。


IMG_1220_201810202200085c8.jpg
いつの間にか再びガスに覆われて視界がなくなっていました。しかし、キリン峠から下は比較的トレースがはっきりしていて、ずいぶん歩きやすくなりました。


IMG_1221_20181020220151428.jpg
途中にあった白ポール。ここについていたであろう道標はすでに影も形もなく、足元に残骸さえ残っていないので、何が書かれていたのか不明です。


IMG_1222_20181020220153551.jpg
白ポールのあるところから尾根道を離れて、右手に斜面を下って行きます。


IMG_1223_20181020220154a81.jpg
しばらくは斜面をまっすぐ下って行きますが、この区間がなかなか急傾斜で滑りやすく、木の枝や草をロープがわりにつかみながらゆっくりと下りました。


IMG_1225_201810202201559d5.jpg
途中で見つけた饅頭のようなキノコ。


IMG_1226.jpg
12:01 鳥越峠に出てきました。


IMG_1227_20181020220159e65.jpg
まっすぐ行けば烏ヶ山、左へ下ればコマドリ小屋を経由して振り子谷方面、右へ下れば木谷登山口のある健康の森です。もともとは、健康の森からここへ上がってきて、烏ヶ山を目指すつもりでした。体力と時間に余裕があれば烏ヶ山方面に行ってみようかと思っていましたが、ガスで視界はないし、時間もないし、けっこう疲れたので、明日の白山のためにおとなしく下山することにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





IMG_1228_2018102022020024c.jpg
少し休憩してから、木谷登山口へと下りました。


以前来たときには鳥越峠のすぐ下に倒木が道をふさぐように倒れていて、その下をしゃがんでくぐり抜けないといけない状態でしたが、あいかわらずその倒木は残っていました。もっとも、巻道ができていて、小さくなって下をくぐる必要はなくなっていました。しかし、その下に新たな倒木が2本絡まるように倒れていて、2本の狭い隙間を横向きになってくぐらないといけない状況でした。いくら一般登山道としてはあまり使われなくなったといっても、管理主体はもう少しなんとかしてもいいのではないかと思うのですが、この道はどこが管理しているのでしょうか。


IMG_1230_2018102022020218c.jpg
下って行くと、きれいな紅葉がありました。


IMG_1231.jpg
しかし、よく見ると枯れていてそれほどきれいとは言えない紅葉です。今年はこういうのが多いみたいです。アップで切り取れるほどきれいな紅葉は全くといっていいほど見かけることがありませんでした。


IMG_1232.jpg
途中にも登山道をふさぐように大木がゴロゴロ倒れていました。


IMG_1233.jpg
倒木のあったところは、日がさすようになったためか、笹が生い茂っていて道もわかりにくい状態です。この道ももう何年かすると事実上廃道になってしまうのかもしれません。


IMG_1234.jpg
12:42 文殊越に戻ってきました。ここから先は歩きやすい道です。文殊越えを過ぎてすぐに一瞬雨がパラリと降りましたが、幸いにもすぐに止みました。今回、うっかりレインジャケットがわりのハードシェルを持ってくるのを忘れてしまったので、本降りにならなくて助かりました。


IMG_1235.jpg
ブナの森の中を緩やかに下って行きます。


IMG_1236.jpg
登山口が近づいてくると、森に陽が差し込み始めました。


IMG_1237_20181020220315461.jpg
日が当たるとかすかに黄色身を増したブナ林が輝きます。


13:09 木谷登山口に戻ってきました。烏ヶ山方面には行けませんでしたが、文殊越えから槍尾根に抜けるバリエーションルートが確認できたので、今日のところは満足です。大山のバリエーションルートでは、野田ヶ山から親指ピークを越えてユートピアに抜ける尾根道と、地獄谷をたどってコマドリ小屋に至るルートが次の目標です。

20181013daisenyarione.jpg



装備を片付けた後は、鏡ヶ成の奥大山休暇村でお風呂に入り、どういうルートで白山を目指すか考えました。時間的には蒜山から米子道にのって、中国道、舞鶴若狭道、北陸道を経由するのが一番早いのでしょうが、いったん神戸近くまで下ってから再び日本海側までもどってくるので、かなり遠回りです。時間的には余裕があるので、国道9号線と一般道を使って舞鶴まで行って、そこから舞鶴若狭道にのることにしました。


IMG_1238.jpg
国道9号線で鳥取市街地を抜けた頃、前方に大きな虹が見えました。


IMG_1240.jpg
その後、山間部でも鮮やかな虹を見ることができました。


道も空いていて楽勝だなと思っていたら遅いトラックなどにつかえて、東舞鶴から高速にのったのは19時頃になってしまいました。22時頃には別当出合について寝るつもりだったのに、だいぶん遅くなりそうです。


ということで、このあとは白山のレポに続きます。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング









| 2018年10月 大山槍尾根 | 22:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ガスと強風で撤退: 大山槍尾根 その2 

2018年10月13日(土) 鳥取県大山町 槍尾根(標高1500m地点) 日帰り単独行 


IMG_1171.jpg
休憩を終えて先へと進んで行くと、次第にガスが立ち込めてきました。同時に、紅葉も深まってきた感じです。


IMG_1174.jpg
真っ赤になったナナカマドの実がたわわに実っています。


IMG_1175_20181018145843ab5.jpg
10:25 標高1300mあたりまで来ると、傾斜がきつくなってきました。ガスはますます濃くなって、視界はせいぜい50m程度といった感じです。


IMG_1176_2018101814584592b.jpg
このあたりが紅葉のピークのようで、全体が色づいた木々が目立ち始めたのですが、ガスで視界が悪くせっかくの紅葉を楽しむことができません。


IMG_1177_20181018145846322.jpg
標高1300mを越えてくると、今まで広かった谷筋はぐっと狭くなり、せいぜい幅5m程度のハーフパイプのような地形にかわりました。そのハーフパイプの中をまっすぐに登って行くのですが、右手の土手上にトレースらしきものがあり、土手に登ったほうがいいのかなと思いつつも登り続けていました。いつまでまっすぐ行くのだろうかと不安になってきたころ、赤テープが見つかりました。ここにテープがあるということはここから土手に登れということなのかと思ってみたものの、上に登るようなトレースは見当たりません。とりあえずもう少しハーフパイプを登ってみることにしました。


IMG_1178_20181018145848b97.jpg
谷筋はさらに狭まり、傾斜もかなりきつくなってきました。すでにトレースらしいものは皆無で、右手の土手に上る場所を探しながら登り続けます。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_1179_20181018145849809.jpg
10:36 ちょうど標高1350m地点に来たとき、ハーフパイプの底を登るのはそろそろ限界じゃないかと思って立ち止まり、何気なく振り返ってみたところ、すぐ下の右手の土手に生えている木に赤テープが見えました。登っているときはどうしても視線が下に行くので気が付きませんでした。土手の斜面にもよく見ると足跡のようなものがかすかに残っています。どうやらここで土手上に出るようです。


IMG_1180_2018101814585155e.jpg
土手上に出て、しばらく進んで行くと、赤テープがありました。ただしい道を進んでいるようです。


IMG_1181_201810181500386a7.jpg
土手上のトレースは、ずっと谷筋に沿って登っています。早々に右手方向にそれるのかと思っていましたが、どうやら槍尾根の稜線近くまで谷筋に沿って行くようです。


IMG_1182_201810181500407a0.jpg
10:43 土手上のトレースが消えました。斜面が削れて道がなくなっているのか、それともここからもう一度谷底に下りるのかわかりませんが、谷底に下りる方向には人の歩いた痕跡は見られません。それなら右手の藪の中に入るかと思って藪の中をよく見てみると、どうやらかすかなトレースらしいものがありました。


IMG_1183_20181018150041ff3.jpg
半ばヤブコギのようなトレースをたどって登って行くと、急にガスが消えて視界が広がりました。


IMG_1184_20181018150043298.jpg
振り返れば、麓の方も見え始めています。このまま晴れてくれればいいのにと思いつつ、すこし様子を見ることにしました。


IMG_1186_20181018150044405.jpg
しばらくガスの様子を見ていると、麓の方では日差しも出ているようで、天気は回復傾向にあるように思えます。しかし、一気にガスが晴れる気配はなく、鍵掛峠から見たように、大山の上の方だけガスに覆われている状況のようです。


IMG_1187_2018101815004628e.jpg
そうこうしているうちに再びガスが濃くなって視界を閉ざしてしまったので、あきらめて先に進むことにしました。


IMG_1188_20181018150047e8d.jpg
再び藪の中を灌木につかまりながら登ります。


IMG_1189_201810181500499c8.jpg
灌木帯が終わり草付斜面になって見晴らしがよくなってきましたが、あいかわらず前方はガスガスです。


IMG_1190.jpg
結局このルートは、文殊越の分岐点からずっと沢沿いに登ってきており、途中で土手に登らなくてもそのまま登りつめれば槍尾根の草付横にある広いガレまで来られるようです。もっとも、石ころだらけの急傾斜の枯れ沢を登るわけなので、あまり登りやすいとはいえないし、落石の危険もあるので、やはり途中から土手に登ったほうが安全安心です。


IMG_1191_20181018150244028.jpg
目の前にはすでに沢の源頭部が大きく見えてきました。この上に槍尾根の危険個所があり、そこをよじ登れば槍ヶ峰から剣ヶ峰へと槍尾根をたどることができるわけです。


IMG_1192_20181018150246ae8.jpg
そろそろ槍尾根に出るころだろうというあたりで、ガスが晴れてきたので休憩がてら様子を見てみました。日差しもでてきて紅葉の森が俄然色鮮やかになってきました。


IMG_1195_201810181502477ed.jpg
11:01 ようやく槍尾根ルートに合流しました。もっと草付斜面の中間あたりに出てくるのかと思っていましたが、ほぼてっぺんでした。


IMG_1196_201810181502497eb.jpg
合流点から見上げると、草付斜面のピークがすぐそこに見えています。


IMG_1199_20181018150250dbb.jpg
少しするとガスが晴れて草付斜面の上の槍尾根が姿を見せました。青空も少し覗きます。


せっかくここまで来たので、槍尾根を登って危険個所がどんな状況なのか見に行くことにしました。このルートを歩いたのは2012年10月14日のことなので、丸6年ぶりということになります。


IMG_1201_201810181502525b4.jpg
草付斜面の一番上まで来てみると、細尾根に乗った瞬間、右から強烈な風が吹き付けてきました。危険個所は左上にうっすらと見えていますが、そこまで行くのに細い尾根を渡らないといけません。


IMG_1202_20181018150253cb9.jpg
バランスを崩されるほどの強風を受けながら、目の前の細尾根を渡るのは、なかなか厳しい状況です。


IMG_1203_20181018150255abe.jpg
右に落ちればキリン沢まで200mほど落ちることになりますが、さいわい風は右からなのでその点はあまり心配なさそうです。しかし、左側も先ほど見た沢の源頭部へと転がり落ちることになり、こちらも数十mは落ちることになりそうです。そこまで危険を冒して見に行く必要もないので、今回はここまでにしておくことにしました。


IMG_1205_201810181502568dc.jpg
見下ろせば遥か眼下の森の色づきも見え、鳥越峠方面に下ればそこそこ紅葉した森が見られそうです。ということで、ここから鳥越峠へ下ることにしました。

つづく。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング









| 2018年10月 大山槍尾根 | 16:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ガスと強風で撤退: 大山槍尾根 その1

2018年10月13日(土) 鳥取県大山町 槍尾根(標高1500m地点) 日帰り単独行 


9月の2週続きの三連休は奇跡的に2度とも三連休になったというのに、1回目は台風直撃のおかげで出かけらませんでした。2回目はこれまた台風のおかげで日曜日に日帰りで出かけただけ。続く10月初週の三連休も、天気と仕事の関係で、やっぱり中日に日帰りで終わりました。


なんだか不完全燃焼のような鬱屈した気分だけがたまってしまった10月第2週は、ようやく台風の災いからも逃れられたものの、土曜日はあまり天気は良くないみたいでしたが、日曜日には回復し月曜日にかけて良くなるとの予報でした。こういうこともあろうかと月曜日に仕事を入れないように調整していたら、見事に月曜日が空いたので、千載一遇のチャンスとばかり、出かけることにしました。


当初は、金曜日の夜から信州方面を考えていましたが、日本アルプスの高山はすでに紅葉は終わっています。標高1500mあたりはいまが盛りですが、ただ通過するだけになってしまいます。時間に余裕があればいいのでしょうが、信州だと行き返りに時間をとられるので、そうそうのんびりとしていられません。というわけで、1泊2日でも時間的に余裕があり、紅葉も楽しめる白山に3年ぶりに登ってみることにしました。


しかし、その前にどうしても伯耆大山の紅葉状況を確認しておきたかったので、土曜日は日帰りで伯耆大山に行き、その足で白山に向かうというちょっとハードなハシゴ登山とあいなりました。

装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート コンフォートジップ L/S
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: マムート ソフテックグラナイトハイブリッドジャケット
 ハードシェル: なし(忘れた・・・)
 インサレーション: なし
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ
 ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムソックス
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし
 ヘルメット なし
 ゲイター トレックメイト ゲイター


IMG_1150.jpg
前日に雨が降っていたし、夜露で草が濡れているだろうと思ってゲイターを使いました。トレックメイトというのは聞いたことのないブランドですが、だいぶん前に好日山荘でセール品を購入したものです。一度使っただけで何年もほったらかしでしたが、久しぶりに使いました。透湿防水素材ではないので通気用にジッパーがついていますが、内部に結露が生じるのがいまいちです。ま、安物なのでしかたありません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




8時30分頃、鍵掛峠手前にある健康の森入口に到着し準備をしていたところ、急に尿意を催してきたので鍵掛峠の公衆トイレまで行って用を足しました。紅葉時期の鍵掛峠は朝から混雑があたりまえですが、まだ紅葉には少し早く、週末とはいえ早朝なので車が2台ほど停まっていただけでした。


IMG_1149.jpg
大山南壁は半分ほどガスの中です。紅葉はまだ始まったばかりという感じですが、上の方はそれなりに色づいているようです。


IMG_1151.jpg
8:52 健康の森入口に戻って、出発です。今日は、鳥越峠から烏ヶ山に登るつもりでしたが、上の方はガスの中だったので展望は期待できそうにありません。もともと、大山東壁と紅葉の写真を撮るためのロケハン目的なので、烏ヶ山はやめて槍尾根のほうへ登ってみることにしました。


IMG_1152_2018101714080594d.jpg
入口からすぐのところで、トチノキの巨樹が出迎えてくれます。


IMG_1153_20181017140806d9d.jpg
10分ほど登ったところにも、左手にトチノキの巨樹があります。木谷はブナ林が大勢を占めていますが、ぽつぽつとトチノキなどの巨樹があっていいアクセントになっています。


IMG_1154_20181017140808d06.jpg
このあたりのブナはまだまだ黄葉には早いようで、おそらく黄葉するのは10月下旬ぐらいになるのではないかという感じです。


IMG_1155.jpg
気持ちのいいブナ林の中を登って行きます。


IMG_1156_20181017140811eff.jpg
9:39 文殊越の分岐です。鳥越峠へはここを右折するのですが、今回は槍尾根の草付上部に直接突き上げるバリエーションルートを使うので、ここを直進します。このルートの存在は知っていましたが、歩くのは初めてです。なお、一般登山者が迷い込まないように、直進方向にはロープが張られています。


IMG_1157.jpg
文殊越からすぐのところで、倒木の下をくぐります。


IMG_1158_20181017140920914.jpg
10分ほど進むと、突然トレースが消えました。大きな木が谷筋を埋めるように倒れていて、その枝葉で藪のような状態になっていました。本来のトレースはおそらく直進のはずで、右にも左にもトレースはありません。とりあえず、正面の倒木を避けて左右どちらかを巻いていくしかないわけですが、左は歩きやすそうですが、まったく人の歩いた形跡がありません。


IMG_1159_20181017140921c9f.jpg
右にも倒木がありますが、よく見ると倒木に沿ってなんとなく人が歩いた痕跡が見られたので、右から巻いていくことにしました。


IMG_1160_20181017140923a19.jpg
右から巻いて進んで行くと、左下にトレースが見え、赤テープもありました。正しいルートに戻ったようです。


IMG_1161_201810171409242a1.jpg
しかし、ルートに復帰した直後に再び倒木に行く手をふさがれました。幸い、今回の倒木は跨ぎ越して行ける状態だったので、倒木を乗り越えて直進します。


IMG_1162_20181017140926c47.jpg
9:48 標高1150m付近まで登ってくると、ちらほら紅葉した木々が目につくようになってきました。


IMG_1164_20181017140927e5d.jpg
とはいえ、全体的にはまだまだ色づき始めというレベルです。


ところで、途中で登山道から少し外れた木の下にひとりの男性が佇んでいて、一瞬ギョッとしました。木の根元に向いて何かしていたので、たぶんキノコ採りだったのでしょう。それにしても、こんな森の中でじっと立っている人がいるとは思ってもいなかったので、見てはいけないものを見てしまったのかと思いました。


IMG_1165_20181017140929ddc.jpg
9:57 傾斜が緩く開けた感じの場所があったので、少し休憩していくことにしました。といっても、雨上がりで地面は濡れているし、石がゴロゴロした場所だったので、座る気になれず立ったままの休憩です。


朝の気温は10度ぐらいと肌寒かったので、ここまでフリースとソフトシェルジャケットを着てきましたが、さすがにここで暑くなってきたのでソフトシェルジャケットを脱ぎました。しかし、これは間違いでした。この後けっこうヤブコギに近い状態が多くなり、フリースが汚れてしまいました。フリースをアウターにしたのは失敗でした。


IMG_1167_201810171409319fe.jpg
周りには紅葉した木々が増えてきましたが、近くで見ると紅葉というより枯れかけの葉っぱという状態で、今年はあまり紅葉が美しくない感じです。


IMG_1169_20181017140932b84.jpg
それでも、遠目に見ると割ときれいに見えるので、それなりに秋の風情を感じることができました。

つづく。


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング










| 2018年10月 大山槍尾根 | 14:15 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

白山から下山

朝は天気が悪く、日の出も朝焼けも見られませんでした。しかし、下山中に徐々に晴れてきて、午後からは晴天でした。ま、そんなもんでしょう。
201810151632437f5.jpg


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村




登山ランキング











| ヤマネタ・ニュース | 16:34 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

白山室堂より

白山に来ています。10時過ぎで0度、今2度と寒いです。午後は一時的にガスが出ましたが、15時現在は良い天気です。明日も晴れるかな?

2018101415092252b.jpg



ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村




登山ランキング










| ヤマネタ・ニュース | 15:06 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

テント場通信簿: 白馬岳頂上宿舎キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し
、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


白馬岳頂上宿舎キャンプ場
清潔度:5
快適度:4
施設充実度:3
ロケーション:4
総合評価:4


白馬岳頂上宿舎キャンプ場は白馬岳頂上宿舎の裏にあり、標高2700mという高地にあります。白馬岳頂上から30分という至近距離にあるキャンプ場です。


IMG_0954b.jpg
テント場は、谷間のような場所にあり、緩やかな傾斜があるものの比較的フラットです。しかし、岩ゴロの地面なのでどこにでもテントを張れるというわけではなく、整地されている場所を選んで幕営するという状況です。そのため、たとえ繁忙期でも白馬大池のようにテント同士がくっつきあうほど混雑した状態にならないのがメリットでもあります。ペグはあまり効かないので、ガイラインを石に巻いてテントを固定する方法が有効です。


谷間のような地形ですが風はかなり強く吹くので、中途半端な固定だと吹き飛ばされる可能性があります。ガイラインを石に巻いて固定する場合は、ガイラインを巻いた石に他の石を数個載せて固定するぐらい用心しておいた方がいいでしょう。


IMG_0961.jpg
谷間のような場所なので雨が降ると水が集まってくるらしく、幕営場所によってはテントの下が水たまりになるため、幕営場所の地面に水たまりの跡や水が流れた後がないかを確認しておく必要があります。不幸にも水が溜まりそうな場所に幕営せざるを得ない場合は、排水溝を掘っておくなどの雨対策をしておいたほうが無難です。


白馬村営山小屋のHPには、キャンプ場のキャパが書かれていないので不明ですが、ざっとみたところ50張ぐらいという感じです。キャパ100張と紹介しているブログもあるようですが、さすがにそこまでの数は無理だろうと思われます。幕営料は1000円となっています(2018年現在)。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_0958_2018082818021874f.jpg
テント受付は頂上宿舎の外来レストランで行っています。写真の左下が外来レストラン棟です。レストラン入口前には長椅子とテーブルのセットがいくつかありますが、キャンプ場にはありません。食事をベンチとテーブルでとりたいという場合は、ここまで来る必要があります。また、早く着いて暑かったり寒かったりでテントにいられないという場合は、外来レストランで飲み物を買って中でゆっくりすることもできます。軽食などもあるので、暑さ寒さから逃げ込むには最適な場所です。


IMG_0956_20181008210354431.jpg
水場はトイレの前にホースを引っ張ってきた水場が設置されていて、無料で利用できます。トイレの前なので手洗を兼ねていて、最初は飲んでもいいのか戸惑いますが、テント受付で聞いたところ、飲用可ということでした。水場の蛇口は一つなので、朝夕の混雑時はけっこう待ち時間が発生します。トイレ利用後の手洗利用者もいるので、なおさらです。テントを張ったらすぐに水を汲んでおくのをお勧めします。これ以外にも、頂上宿舎前の雪渓下部に水場があるので、気分的にトイレ前の水はどうも嫌だという人は、そちらから汲んでくるという手もあります。


IMG_0953_201810082108592ab.jpg
外トイレは、キャンプ場上部にある横長の建物です。男女別になっています。手洗いは、前述のとおり飲用の水場を兼ねたものが、トイレ前にあります。


IMG_0957_2018100821035587e.jpg
トイレの建物がビミョーにキャンプ場側に傾いているので、中に入ると妙な感じがします。女性用の構造はわかりませんが、男性用は右手が小便、左手が個室になっています。小便器はなく、昔よくあった壁に向かって用を足すタイプです。個室の方は和式で、ペーパーは備え付けがあったと思います。小便の場所がちょっと汚れていたので、それなりに臭いがあり、見た目に清潔感があるとはいえませんが、個室の方はきれいでした。


白馬頂上宿舎キャンプ場は、谷間地形であるためキャンプ場から直接展望があるわけではありませんが、2~3分で稜線にでられるし、白馬岳山頂まで30分程度と至近距離にあるので、ロケーション的には恵まれています。杓子岳や白馬鑓ヶ岳までも1~2時間だし、清水岳や雪倉岳へも日帰り可能な距離なので、白馬岳主体に撮影するのに適した場所です。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング










| テント場通信簿 | 21:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

人気がない、展望がない、面白くないの三拍子: 三十人ヶ仙その2  

今日は朝から雨予報だったので、出かけることなど考えもしないでのんびりと朝寝を楽しんでいたのですが、あまりの暑さに10時ごろどよーんとした気分で起きてみると、窓の外には爽快な青空とさんさんと降り注ぐ陽光がっ! 気象庁の野郎、ジョーダンじゃねえぞ!! と思ってみたところでどうなるものでもありません。とりあえず洗濯物を洗濯機に放り込んで、ライブカメラでお山の様子を見てみると、大山も剣山も石鎚山も、おおむねガスか雨のようです。立山だけは晴れていましたが、いまから立山に行けるわけがないので、ふーんという感じです。結局、晴れているのは岡山だけのようで、さすが晴れの国おかやまというだけのことはあります。


まあ、洗濯ができたし、山行レポも書き上げることができたので、良しとしましょう。それにしても蒸し暑いです。台風が南の暖かく湿った空気を呼び込んだみたいで、日中の室温は33度ぐらいありました。なので、久しぶりにエアコンを動かしています。明日は朝方だけ雨が残るようですが、日中は天気がいいみたいなので、ちょっと遠出してみようかと思います。


それでは、三十人ヶ仙のレポの続きをどうぞ。



2018年10月3日(水) 岡山県津山市 三十人ヶ仙(標高1172m) 日帰り単独行 


IMG_1176_20181006170434d4f.jpg
11:22 山頂で20分ほどまったりしてから、天狗岩に向けて出発しました。


IMG_1177.jpg
11:32 登って来た登山道の分岐を通過します。天狗岩まではずっと尾根道の縦走路です。


IMG_1178.jpg
とはいうものの、尾根上を歩くわけではなく、少し西側の尾根下を道が通っているので、縦走路という雰囲気は全くありません。


IMG_1179_20181006170439a0f.jpg
そのうえ、相変わらずネマガリタケが繁茂していて、展望は皆無です。


IMG_1180_201810061704417ff.jpg
あまり歩く人がいないのか、トレースもなんとなく明瞭さに欠ける雰囲気があります。もっとも、迷ったりするほど不明瞭なところはないので、その点では心配ありません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_1181_2018100617055635e.jpg
11:47 1076mの鞍部です。地形図には、ここから東側に下る道の記載がありますが、それらしいトレースは見当たりませんでした。もともとは、ここが遠藤越えという峠になっていて、津山側の加茂と上斎原側の遠藤を結ぶ道があったらしいのですが、歩く人がいなくなって消滅してしまったようです。


IMG_1182.jpg
1076mの鞍部を越えると、道は登りになりました。


IMG_1183_2018100617060000f.jpg
巨岩の上にしがみつくように木が生えていました。たまたま岩の上で芽を出したのでしょうが、土のない岩の上でよくここまで成長できたものです。たこ足のような根は、土に入るまで2mほど岩の上を這っていますが、年に50cm伸びたとしても4年かかったわけで、栄養分も水分も乏しい岩の上でなぜ4年も生き延びられたのか不思議です。


IMG_1184_20181006170602b57.jpg
登り勾配が少し緩んで、森の向こうにピークが見えてきました。


IMG_1186.jpg
再び勾配がきつくなり、ピークまでもう少しだろうと思っていたら、左に分岐する道がありました。何の道標もありませんが明瞭なトレースが残っているので、いまでも使われている道であることは間違いありません。地形図にも天狗岩直下から分岐する道は描かれていませんが、どうやらこれが天狗岩への登山道のようです。下山はここから下ることになります。


IMG_1187_20181006170605a86.jpg
分岐のすぐ上に巨岩が見ました。道はその足元を抜けていくようです。


IMG_1188_201810061706078c9.jpg
巨岩の脇を抜けると、天狗岩と書かれた標柱がありました。もっと大きな岩を想像していたのですが、高さ4mぐらいの思っていたよりも小ぶりな岩でした。


IMG_1189.jpg
天狗岩のすぐ前が山頂ですが、三十人ヶ仙よりもずっと狭くて小さい山頂です。しかも、ネマガリタケなどを切り払った状態なので、ここでもやはり切り株が針山のように地面から突き出ていて、シートを敷いて座る場所もほとんどないような状況です。今回はトレッキングチェアを持ってきたので困りませんが、シートしかなかったらけっこう大変だったかもしれません。


IMG_1192_20181006170610c6a.jpg
山頂にある三角点の先は、ネマガリタケに覆われていて、行き止まりです。


IMG_1194_20181006171543f19.jpg
天狗岩の上に登れそうなので、登ってみました。てっぺんは少し傾斜していたので、うっかり足を滑らせて転落するとやばいので、座ってから写真を撮りました。


IMG_1196.jpg
足の下は4~5m下に笹薮があるので、実際の高さはわかりませんが、10mぐらいはあるかもしれません。天狗岩だけぽつんと山頂にあるのかと思いきや、下の方にもいくつか巨岩があり、麓から見ると山頂部に巨岩がいくつか固まってあるように見えるのでしょう。山名が天狗岩となっているのは、そういうことなんだろうと納得しました。


天狗岩からの展望は三十人ヶ仙よりもよく、那岐連山も見えていました。


IMG_1202_2018100617102320a.jpg
岩から下りてランチタイムです。今日はトップバリューのちゃんぽんです。太めのモチモチ麺が美味です。


IMG_1203_20181006171023cbf.jpg
食後は、カフェオレを楽しみます。


IMG_1204_20181006171026c97.jpg
デザートは、行動食として利用している1本満足バーです。


IMG_1205_20181006171026c1d.jpg
山頂から南に見えるピラミッド状のピークは角ヶ仙だと思われます。その右奥に見える3つのピークは泉山でしょう。


IMG_1207_20181006171028105.jpg
12:57 最後に天狗岩前で自撮りして、下山します。


IMG_1208_20181006171030a07.jpg
山頂下の分岐まで来た道を戻り、分岐を右に入ります。


IMG_1209_20181006171031218.jpg
ネマガリタケを切り開いた道は、すぐに右へ曲がっていました。


IMG_1210_2018100617103230a.jpg
ところが、10mも行かないところから急降下が始まりました。しかし、降り口には伐採されたネマガリタケらしい枯れ枝がまるで障害物のように詰まっていて、歩くことができない状態です。うかつにこういう枯れ枝の上に乗ると、ソリのように滑って落ちるので、ここは迂回するしかありません。右方向の斜面から降り口を迂回して、ネマガリタケをロープがわりにしてつかまりながらバックステップで慎重に下りました。


IMG_1211_2018100617131582f.jpg
その後も、急降下の道が一直線に続きます。落ちているネマガリタケの枯れ枝を踏まないように気をつけながら、ゆっくりと下ります。この道を登りで使うのはかなりやっかいなので、この山は、三十人ヶ仙に登って天狗岩から下山するというルートで歩くのがよさそうです。


IMG_1214.jpg
ようやく急降下の道が終わり、ゆるい登り返しをこなすと959mの小ピークです。これを下ればすぐに林道出合です。


IMG_1215.jpg
13:26 林道に下りてきました。ここを左へ曲がり、その先は登山口まで林道歩きです。


IMG_1216_2018100617132073a.jpg
わりと草の多い利用頻度の少なそうな林道を下ります。


IMG_1218_20181006171320b4e.jpg
途中、崩落個所が3カ所ほどありましたが、比較的林道の道幅が広いので、軽トラぐらいなら問題なく通れるぐらいの道は残っていました。


IMG_1220_20181006171323c88.jpg
林道が半分川になっているところもありましたが、おおむねあまりひどく荒れたところはなく、歩きやすい道でした。


IMG_1221_201810061713231d8.jpg
14:07 三十人ヶ仙方向との分岐点まで下りてきました。ここからは往路と同じ道です。


IMG_1223_20181006171326dce.jpg
14:22 代わり映えのしない植林帯の中の道に飽き飽きしてきたころ、ようやく駐車場所に戻ってきました。出発したときと同じで、他に車は停まっていません。平日なので当然なのかもしれませんが、那岐山あたりならたいてい数台はとまっていますから、やはり人気のない山のようです。展望もないし、林道歩きばかりで面白くないし、きれいな森があるわけでもないし、これで人気があるわけがないというのが正直な感想です。そのぶん静かな山行ができるので不人気はある意味メリットではありますが、何度も来たいと思うような山ではないというのは間違いないところです。

20181003sanjyuningasen.jpg


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング









| 2018年10月 三十人ヶ仙 | 17:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

人気がない、展望がない、面白くないの三拍子: 三十人ヶ仙その1  

2018年10月3日(水) 岡山県津山市 三十人ヶ仙(標高1172m) 日帰り単独行 


週末が雨でつぶれてばかりなので、晴天の平日に山に行ってきました。


登ったのは、津山市加茂町倉見にある三十人ヶ仙(さんじゅうにんがせん)です。変わった名前の山ですが、かつて砂鉄掘りの鉱夫30人が山崩れで生き埋めになったことに由来しているとか。


三十人ヶ仙はどこにあるのかというと、鳥取県境に近い津山市加茂町倉見というところにあります。津山市というと意外と県境から離れたところにあるようなイメージですが、恩原高原のすぐ近くで県境まで2キロ程度の距離です。


IMG_1126_20181004175758f1e.jpg
中国道津山ICから国道53号を鳥取方面に進み、3キロほどいったところにある野村交差点から県道6号線を北上、加茂町から県道68号線で左折し、すぐに県道75号線に入ってしばらく走ったら分岐を右に入り県道336号線で倉見方面に進みます。途中で黒木ダムを渡り、黒木キャンプ場を過ぎると県道は終わり林道になりますが、そのまま直進。今は営業していない倉見温泉を過ぎて1500mほど走ると左に入る道があり、そこが登山道入口となります。


IMG_1127_20181004175800726.jpg
登山道入口の林道には、登山道を示すものは何もありません。唯一、「巨木の森づくりモデル林」と書かれた道標が半分草に埋もれた状態で見えているだけです。林道は県有林の作業道になっていて一般車両は進入禁止なので、入口前に駐車します。5台ぐらい停められるスペースがありますが、もしも停められなければ、アスファルト道を100mほど行くと広い駐車スペースがあります。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート メンヒ ロングスリーブ
 ミドルレイヤ: マムート エクスカーションジップフリース
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
 
●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ
 ソックス: メリノウール トレッキング ソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし
 ヘルメット: なし

朝の気温は12度ぐらいまで下がっていて、かなり涼しくなりました。登山装備も夏物から秋物にかわりました。念のため薄手フリースを持参しましたが、日中はさすがにフリースを着るほど寒くはありませんでした。


IMG_1130_2018100417580122c.jpg
アッパーのベースレイヤとして着ていたマムート メンヒロングスリーブは、昨年マムートストアの半額セールで購入したものですが、それでも8000円といいお値段でした。ベースレイヤーに理想的と言われるポーラーテックパワーストレッチプロという生地が使われてい着心地はいいのですが、タイトなデザインのためコンプレッション下着のような締め付け感があり、お腹周りが気になる年頃にはちょっと着こなしが難しいシャツでした。それに、接触冷感の生地みたいにひんやりとした肌感覚で、今の時期はいいのですがもう少し寒くなるとどうだろうと思われます。長袖のドライレイヤーを着れば大丈夫だと思いますが、いろんな意味でとがった性格のシャツです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_1131_201810041758023de.jpg
9:08 さっさと準備を終えて出発します。ほかに車は停まっていないので、登山者は僕だけのようです。


IMG_1132_201810041758035d5.jpg
しばらくは、よく整備された植林帯の中をゆるく登って行きます。


IMG_1135_20181004175805e6d.jpg
県有林ということで、途中から勝間田高校の演習林になっているようです。


IMG_1137_20181004175806f51.jpg
9:27 二股の分岐がありました。


IMG_1138_2018100417580876a.jpg
左が天狗岩、右が三十人ヶ仙となっています。天狗岩というのは、三十人ヶ仙から稜線を南下して行った先にある小ピークの名前で、天狗岩という巨岩があるので、そのまま山の名前になっているみたいです。周回コースになるのでどちらからでも登れますが、メインは三十人ヶ仙なので右へ進みます。下山は、天狗岩からここに出てくるわけです。


IMG_1140_201810041800159bb.jpg
ここの植林帯は水が豊富で、あちこち川が流れています。土壌が花崗岩質らしく、川底には白い花崗岩由来の砂がたまっていて、美しい渓流になっていました。殺風景でドライな感じの植林帯が多い中でちょっと珍しい風景です。


IMG_1141_20181004180017c18.jpg
9:35 再び二俣分岐に来ました。


IMG_1142_20181004180018915.jpg
今度は左に進みます。先ほど天狗岩は別方向となっていたのに、ここでは同じ方向と書かれています。地形図には天狗岩と三十人ヶ仙の中間に突き上げる道が記載されているので、そのためかと思われます。


IMG_1144.jpg
分岐から少し行くとログハウスの休憩小屋がありました。東屋といってもいいオープンなログハウスです。


IMG_1145_20181004180021888.jpg
先に進んで行くと、渓流沿いの対岸がようやく自然林にかわりました。このまま植林帯がおわるのかと思ったら、ここだけが取り残されたように自然林として残っていただけでした。


IMG_1149_20181004180023941.jpg
その自然林の一角に、ミズナラの巨樹が佇んでいました。幹周は3mを越えていると思われます。


IMG_1153_2018100418002495b.jpg
9:48 天狗岩と三十人ヶ仙の中間に突き上げる道の分岐と思われる場所に来ました。左へ行けば尾根に突き上げる道のはずですが、何の道標もありません。地形図に記載されている道は必ずしも実際に使用されている道とは限らないので、現場に何の道標もないということは、廃道になったと思ったほうがよさそうです。


IMG_1154.jpg
とりあえず、道標に従って右に進みます。


IMG_1156_20181004180027517.jpg
長い林道をひたすら登って行きます。展望はないし、ヒノキ林ばっかりだし、もう飽き飽きというのが正直なところです。


IMG_1158.jpg
10:18 林道の終点までもう少しというところですが、出発して1時間以上経過しているし、ちょうど平坦で木陰のある場所があったので、ここで大休止をとりました。トレッキングチェアをだして、どっかりと座って休憩しました。


駐車場所では携帯もスマホも完璧圏外でしたが、標高が上がったおかげで、携帯だけはアンテナが3本立っていました。これで仕事の電話がかかってきてもつながるわけですが、メールを確認しておかないと別件の仕事が入っているかどうかわかりません。同じドコモ系のシムなのに、なんでスマホはつながらないのかわかりません。途中の加茂町倉見にアンテナが設置されていたのでそれほど電波が弱いことはないと思うのですが、なぜなんでしょうか。GPSで確認したら、ここの標高は950mです。加茂町方向にそれなりに開けている場所ですが、もう少し標高が上がらないと無理なのでしょう。


IMG_1159.jpg
休憩場所からわずか1分ほどで、林道の終点にきました。その先は急に道が細くなり、階段が始まります。


IMG_1160.jpg
そして、その先もずっと階段でした。


IMG_1161_2018100418043902d.jpg
まさに階段地獄です。とはいえ、しばらくすると、時々階段のない地道の区間も出てきたりして、先週の那岐山Aコースよりも幾分ましでした。


IMG_1162_201810041804404c5.jpg
登るにつれて両側のネマガリタケの藪がどんどん濃く高くなってきました。左右から覆いかぶさってくるので、空もほとんど見えなくなり、半ばトンネルのような状態です。


IMG_1163_20181004180441b37.jpg
ようやく傾斜もゆるみ、空も広く見えてくるようになってきました稜線までそう遠くなさそうです。


IMG_1165_20181004180443756.jpg
10:50 稜線にでました。ここを右に行けば三十人ヶ仙です。


IMG_1166.jpg
稜線の道に出れば展望も開けて気持ちのいい山行になるかと思いきや、左右には高さ2mを超すネマガリタケが繁茂しているし、木も生えているしで、展望は皆無です。ただただ、ネマガリタケの中に続く道を歩くだけです。


IMG_1168_2018100418044697c.jpg
ネマガリタケがトンネルのようになったところまでありました。なんてつまらない稜線なんでしょう。


IMG_1169.jpg
11:02 駐車場所からほぼ2時間で山頂に着きました。さすがに山頂はネマガリタケが刈りはらわれていて北東から東方向に展望はありました。誰もいなし静かな山頂でした。


IMG_1172.jpg
とりあえず、記念写真。


IMG_1175.jpg
山頂はネマガリタケが刈りはらわれているといっても、ネマガリタケの切り株が10センチほど地面から出ていて、まるで針の山みたいなので、座って休めるような場所はそれほど広くありません。山名の標柱付近にあったわずかな地面にトレッキングチェアを置いて休憩します。


IMG_1173_20181004180733ec5.jpg
北東方向はきれいに展望が開けていました。左奥に見えている山並みは鳥取県内の高鉢山あたりだと思われます。右のやや近くに見えるのは、県境の山々でしょう。これ以外にとくに見栄えのする山が見えるわけではなく、山座同定したくなるような山はありません。なので、すぐに見飽きてしまい、椅子に座って休憩しました。


このあとは、稜線をたどって天狗岩へ向かいます。おそらく、1時間もかからないと思われるので、ランチは天狗岩でとることにしました。

つづく。

ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング









| 2018年10月 三十人ヶ仙 | 18:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

2台目のスマホ: FREETEL RAIJIN

グーグルのタブレットNEXUS 7が突然死した後、2016年7月に初めてのスマホ FREETEL MIYABIを購入し現在も使っているわけですが、MIYABIもこの夏で2年を迎えました。現在3年目に突入というわけですが、最近電池の持ちがすこし悪くなったように感じます。また、使い始めたころはグーグルナビの動作もきびきびしていたのに、このところけっこうもっさりすることが多くなってきました。交差点を右左折しても、画面が追従するのは数秒後という状況です。右左折後にすぐまた右左折があるような場合、さっぱり役に立ちません。


そういうわけで、いつまた突然死が起こるやもしれないということも危惧されるので、そろそろ予備のスマホを用意しておくことにしました。で、2台目はなにがいいのかといろいろと検討した結果、またまたFREETELのスマホになりました。今はMAYA SYSTEMという会社に買収されたFREETELですが、MAYA SYSTEMに買収される前に発売された機種の市場在庫が残っているらしく、けっこういいスペックの機種が安く売られています。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_1125_201810012114381a8.jpg
今回購入したRAIJINという機種(写真右)は、2016年冬の発売なのでMAYA SYSTEMに買収される前に発売されたものです。時期的にあまり新しくはないのですが、アンドロイド7.0とそれなりに新しいOSが載っているし、RAM4GB、ROM64GB、CPUはオクタコアで、電池は5000mAhと現在でもそこそこハイスペックと言えるハードウェアなのに、18,000円ほどで購入できたのでお買い得感がありました。


ハードウェア的に良いスペックということもありますが、実は一番の理由はマイクロSIMが使える機種があまりない中で、スペック、コストともに納得のいく機種はこれぐらいしかなかったというのが本当のところです。今は使っているSIMはマイクロSIMなので、最近の機種が主に採用しているナノSIM専用の機種を買うと、3000円払ってSIM交換しなければならなくなるため、とりあえずマイクロSIMが使える機種で選んだというわけです。


MIYABIが5インチだったのに対して、RAIJINは5.5インチと一回り大きくなり、メリットもあればデメリットもありますが、とりあえず電池容量が倍以上になったので、カーナビとして1日使ってもたぶん大丈夫だと思われ、その点だけでも購入した意味があるというものです。価格コムなどでは、あまりいい評価をつけていない人もいますが、自分としてはゲームはしないし、もっぱらカーナビ、メール確認、ネット検索、たまに動画という程度の使い方なので、性能的にも必要十分です。


とりあえず、セットアップは問題なく完了することができました。セットアップの前に、MIYABIのおまけで付いてきた無線LANルーターを設定して、Wi-fiが使えるようにもなったので、ギガの残量も気にしなくて済むようになりました。2年間もつかわずにほったらかしにしていましたが、ようやく役に立つようになりました。


新しい機種を買うと、また初めからアプリを入れたり設定をしたりとめんどくさいことになるかと思っていましたが、おなじアンドロイド機ということで、グーグルアカウントでログインすることで、前の機種の設定やアプリを自動的に継続してくれる機能があり、自動で同じアプリのインストールをしてくれて助かりました。世の中便利になったものです。


ということで、明日からさっそくRAIJINを使ってみたいと思います。







ランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング










| 時事ネタ・ニュース | 21:26 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |