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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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2か月ぶりの病み上がりにはきつかった: 伯耆大山弥山 

2018年2月27日(火) 鳥取県大山町 大山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


27日は朝9時に津山の西にある久米町の現場に行くことになっていて、その後は予定なしでした。朝っぱらから片道1時間半かけて県北まで行って、そのまま帰ってくるだけではもったいなさすぎます。幸い天気は晴天予報ということで、仕事終わりに正月以来のまともな登山に行くことにしました。


米子道久世ICから高速道路にのって、蒜山あたりまで来るとまだ真っ白な蒜山三座が視界に飛び込んできました。冬期登頂していない上蒜山でもいいかなと一瞬思いましたが、その先に見えている大山の姿を見るとやはりそちらに魅かれます。2か月ぶりの病み上がりということを考えると、大山はちょっときつすぎるかなと思うものの、晴天で人の少ない大山に登れる機会はそう多くないので、とりあえず大山に向かうことにしました。


南光河原駐車場は、工事のために駐車スペースが減っていたものの、なんとか停めることができました。最近は岡山ではわりと暖かい日が続いていたので、雪もかなりなくなっているかなと思ていましたが、駐車場はまだ雪が残っている状態でした。


今回の服装
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マーモット HYBRID PP L/S ZIP(旧製品)
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: バーグハウス ジョラスソフトシェルジャケット
 ハードシェル: バーグハウス チベッタジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ(アウター)
        ブリッジデイル Bdメリノグラブ(ミドルレイヤ)
        モンベル ジオラインL.Wインナーグローブ(インナー)
 キャップ: バーグハウス サイドスナップブリムハット

●ボトムス
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 アウター: ミズノ ベルグテックハードシェルパンツ
 ソックス: BVD? 5本指化繊ソックス
       ノンブランド 厚手ウールソックス
 ゲイター: アウトドアリサーチ バーグラスゲイター
 シューズ: シリオ 712GTX


天気予報によると山頂での気温はマイナス3度だったし、風も10m/秒未満だったので、晴天ということもありすっかり春山だろうと考え、最近あまり使っていなかったウェアを中心に春山仕様でまとめました。なので、アッパーのミドルレイヤはソフトシェルと兼用にしました。ボトムスもいちおうメンブレンが入ったハードシェルパンツですが、薄手のベルグテックハードシェルパンツとし、ベースレイヤ―も一番薄いジオラインLWタイツといういでたちです。ゲイターは一応持っていきましたが、結局使わず。しかし、このウェアリングは失敗でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:53 南光河原駐車場を出発します。


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行者道から夏山登山道に出ると、階段は完全に雪に埋まっていて、春の気配はまだありません。唯一、雪がザラメっぽく固まっているのが冬の終わりを感じさせるぐらいです。


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登山道はけっこう踏み固められていて滑るので、阿弥陀堂前でチェーンスパイクを装着しました。10本爪クランポンもありますが、この雪質ならチェーンスパイクで行けそうなので、とりあえず六合目避難小屋まで行って、必要ならそこでクランポンに付け替えることにしました。


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まだ完全に調子が良くなったわけではないので、歩き出しは少ししんどさが気になります。ゆっくりゆっくり足を運びながら進みますが、平日でしかも遅い時間なので後から来る登山者を気にする必要がないのが楽でいいです。


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登山道は幅1mぐらいのきれいに踏み固められたトレースができていて、非常に歩きやすくなっていました。


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11:50 三合目で小休止をとりました。体が慣れてきたのかしんどさもなくなっていい感じです。思っていたよりも少し寒いのが不安要素です。ジョラスソフトシェルはフリースかと思うぐらい風を通してきます。通気性がいいソフトシェルジャケットですが、ここまで風を通してたっけなあといまいち記憶と違う状況に困惑気味です。ベースレイヤーにウールの長袖を着ておけばよかったなと思ったものの、後の祭りです。このままだと体が冷えそうなので、上着を着ることにしました。化繊綿のレッドポイントライトジャケットにするかハードシェルジャケットにするか迷いましたが、さすがにインシュレーションジャケットは暑そうだったので、ハードシェルを着ることにしました。ソフトシェルとハードシェルのビットジップを両方とも開けて歩けば蒸れることもないだろうという判断です。


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五合目は通過します。


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六合目の少し手前で雪の壁が風を遮ってくれる場所があったので、座って休憩することにしました。六合目で休憩をとるとまた不愉快な煙害にさらされかねないので、できるだけ人の集まる場所で休憩をとらないようにしようというわけです。風もなく、日差しも当ってきもちのいい場所でした。スポーツドリンクでスニッカーズを流し込んでエネルギーの補給をしました。


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休憩を終えて歩き始めると、すぐに北壁がきれいに見えるようになりました。見た目にはまだ冬山の顔です。


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剣ヶ峰もたっぷり雪がついています。


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三鈷峰も頂上まで白さが残っています。


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12:51 六合目避難小屋に着きました。3人ほど登山者がいましたが、喫煙者がいなかったので小休止することができました。


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六合目から上は吹きさらしになるので、寒さも増してきます。ビットジップから吹き込んでくる風が冷たいので、ビットジップは閉じましたが、それでも寒さがしみてきます。春山を想定したウェアリングなのでフリースのような断熱性の服がないこともあるのでしょうが、それでも吸汗速乾性能を考えたレイヤリングにソフトシェルを組み合わせ、ハードシェルまで着ているのにここまで寒いなんてことがあったかなという感じです。過去の経験からして気温0度ぐらいでこのレイヤリングなら寒くはなかったはずです。正月の八ヶ岳以来、やたら寒さに敏感になっているような気がします。


さらに、普段寒さを感じることの少ないボトムスのほうでも、寒いと感じます。風にパンツが膨らんでいたので気が付いたのですが、サイドにあるベンチレーションのジッパーが半分空いていました。そりゃあ寒いわと納得したものの、ジッパーを閉めてもやっぱり寒い。せめてタイツだけでも厚手のものにしておけばよかったと思いました。


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草鳴社ケルンが近くなってきましたが、体が冷えてきたためか、しんどさが強くなってきました。標高も上がっているし時間も経過している上に傾斜もきついのだからしんどいのは当たり前だといいきかせながら、ステップを一歩一歩登って行きますが、次第に気力も萎えてきました。


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なんとか草鳴社ケルンまでたどり着き、立ち止まって息を整えます。雲一つない晴天と真っ白な雪山の景色を眺めても、いまひとつ盛り上がりません。


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目の前には最後の急斜面が立ちはだかります。でも、これを登り切ってしまえばもう頂上台地です。そこから先はだらだらとした傾斜が続くだけです。とにかく、頂上台地の縁まで登ろうと思い、足を踏み出しました。しかし、10歩も歩かないうちに足が止まってしまいました。しんどいという思いに加えて、もうこれ以上行ったらだめだという気持ちが突然湧き上がってきたのです。昨今は山で突然死する登山者のニュースもたまに見聞しますが、無理をすると自分がニュースを提供することになりかねません。これは体の警告だと素直に受け止めて、ここで引き返すことにしました。


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こんなにいい天気なのに山頂まで登らずに引き返すのは残念ですが、久しぶりにいい景色を眺めることができたので良しとします。


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記念の自撮りを終えたら、さっさと下山開始です。


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早く完治させてまた戻ってきたいと思います。


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人けのない避難小屋前で、座って休憩をとりました。


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気温はほぼ0度です。いままでは晴れた日の冬山の0度なんて温かいという認識でしたが、寒いと感じるようになった自分になんだかがっかりしてしまいます。とにかく、体調を戻さないと日帰りで低山の山歩きしかできないことになってしまいかねません。


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14:04 休憩を終えて下山開始です。


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三合目のあたりから膝痛が出始めました。2か月ぶりだから、これは想定の範囲内です。


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14:50 膝痛が悪化しないように小さい歩幅でゆっくり下り、駐車場まで帰り着きました。


豪円湯院で温泉につかって、暑くなったので露天風呂に出て涼んでいると、一気にしんどさが増してきてやばい感じ。あわてて内湯に戻って体を温めましたが、やっぱり体を冷やすとだめみたいです。風邪なのか、八ヶ岳の後遺症なのか、なんだかよくわかりませんが、とにかく体を冷やさないということだけを徹底して完治を目指したいと思います。


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| 2018年2月 伯耆大山弥山 | 15:46 | comments:5 | trackbacks(-) | TOP↑

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ミラーレスのEOS KissMが登場

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キヤノンから新製品の案内が届きました。ミラーレスのラインナップにEOS KissMが新登場。3月下旬に発売予定だそうです。


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外観はEOS M5によく似ていて、もしかしたらボディの基本設計はM5のものを流用しているのかもしれません。デザイン的によかったのが、EOS KissMのロゴを目立ちにくい背面上部に小さく入れていることです。一眼レフのEOS Kissでは前面にでかでかと書かれていて、軽くてコンパクトなボディに魅かれてもあのロゴが嫌で買う気にならないということがあったわけですが、これぐらい謙虚ならまあいいかという気がします。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




スペック的にはけっこう頑張ってます。

2410万画素APS-CデュアルピクセルCMOSセンサー搭載で快速オートフォーカス

390gという小型軽量ボディ(EOS KissX9が453g)

236万ドットの電子ビューファインダー内臓

バリアングル液晶モニター

最新の映像エンジンDIGIC8搭載

最高7.4コマ/秒の連写で、AF追随なしなら最高10コマ/秒が可能

光学式と電子式を組み合わせた手振れ補正のデュアルセンシングIS

高精細な4K動画とタイムラプス動画

HD120p/100pのハイフレームレート動画撮影が可能

専用アプリCamera ConnectでWi-Fi/NFC/Bluetooth対応

無音撮影機能

最高感度のISO25600に加えて拡張ISO51200も選択可能


全体的に見てM5よりも高性能なところも多々あり、しかもチルト液晶のM5に対してバリアングル液晶になっているアドバンテージはけっこう大きいと思います。ただ、エントリーユーザー向けのKissなのに、ファインダーを付けた理由がよくわかりません。市場調査かなにかで要望が多かったのでしょうか。ま、ファインダーがなかったらM3の焼き直しかと言われそうですし、ファインダー無しはM6とM100、ファインダー付はM5とKissMという展開にしたかったということなのかもしれません。


直販価格はボディ単体が税別7万3,500円、15-45mmレンズキットが税別8万8,500円、ダブルズームレンズキットが税別11万1,500円、ダブルレンズキットが税別10万4,500円、18-150mmレンズキットが税別12万2,500円になるようです。


M5とちゃんと性能比較したわけではないのですが、ざっと見た限りではKissMのほうがいいんじゃね? というのが正直な感想です。これでMレンズがもっと充実すれば、重くてでかい一眼レフは卒業です。


MシリーズにKissMを出してきたということは、どうやらキヤノンもミラーレス分野において本気で市場開拓する気になったみたいなので、噂のフルサイズミラーレスもそう遠くないタイミングで出てくるかもしれません。そうなれば機材の大幅な軽量化ができて願ったりかなったりです。


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| 写真ネタ・ニュース | 17:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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メルカリでお宝発見: バーグハウス ラムチェダウンジャケット

先週なにげにメルカリを見ていて、”バーグハウス”で検索してみたところ、1着の青いダウンジャケットが目に留まりました。出品されてまだ半日も経っていないダウンジャケットです。なんだかすごくもこもこしていて、ダウンがたっぷり入ってそうな感じです。


写真を確認してみると、なんとバーグハウス最高峰のダウンジャケットであるラムチェダウンジャケットではないですか。出品されていたのは、現行品であるラムチェダウン2.0ジャケットの1つ前の型ですが、なにしろ定価が税込7万円を越えるダウンジャケットです。もともと市場に出回っている数は多くないはずですし、中古で出たとしても2万円を切る価格というのはまずなさそうなのに、なんと15,000円という価格がついているではないですか。


コメントを見てみると、9時間前に13,000円にならないかという値下げ交渉がひとつついているだけです。これに対して出品者から14,000円でどうかという返信がついているものの、コメントの主はいまだに音沙汰なしの状態です。メルカリは早い者勝ちがルールですから、速攻で色についての質問と14,000円で購入希望のコメントを入れました。もっとも、コメントをしたのが午前2時頃だったので、出品者からの返信は翌朝でした。色の確認が取れ、ついでに購入時期とどんな使い方をしていたのかを質問してみると、2013年頃に購入して、タウンユースで年に5~6回使ったということで、山でのヘビーユースはしていないことがわかりました。とすると程度はかなりよさそうです。これは買うしかないということで、購入の意思をコメントしたら、なんと最初のコメントの主も直後に同額で買いたいとのコメントを入れてきたのです。出品者はどうするかなと思っていたら、最初に購入意思を明示したこちらを優先してくれて無事に購入することができました。


まだ購入後使用していないマムート セラックダウンフーディーがあるのでどうしようかと一瞬迷いましたが、スペック的にはセラックダウンフーディーよりも1クラス上のダウンジャケットです。完全に重複するということではないので、行く先や気象状況によって使い分けることができますし、2着を着まわせばそれだけへたり方もゆるくなって長く着られるでしょうから問題ありません。


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本日、ラムチェダウンジャケットが届きましたが、思っていた以上にきれいでいい状態のものでした。これで14,000円だなんて出血大サービスです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




ちなみに、ラムチェダウンジャケットのスペックは、好日山荘の商品説明ページによれば次のようになっています。

・重さ448g
・表地 パーテックスカンタム  裏地 パーテックス クァンタムGL
・中綿 耐久撥水加工のハイドロダウン90%、フェザー10%  グースダウン850フィル(225g)
・ヘルメットを装着したままでも被れる、自由に調整可能なフード
・前面センターにYKK製ファスナー
・内側に2つのファスナー付ポケット
・部分的にストレッチする袖
・片手で調整できるドローコードの付いた調整可能な裾
・3つのゾーンに分けた「ボディマッピング構造」によるインシュレーション
・内側にボトルホルダー
・メッシュのスタッフバッグ


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850フィルパワーの撥水ダウンが225gも入っているなんておどろきの高スペックです。これが撥水加工なしだったら購入していなかったところですが、YouTubeでバーグハウスのハイドロダウンの実験動画を見た限りでは、ダウンの弱点である湿気に対する問題はおおむね解決されているようです。



生地にパーテックスカンタムが使われているので、防風性能も期待できますから、アウターとしても十分通用するでしょう。日本Lサイズですが少し大きめに作られているようで、厚手フリースとハードシェルジャケットの上から着てもとくにパツパツになることもなく、これなら極寒の山中で立ちんぼの撮影をする時の強い味方になってくれそうです。


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商品説明には書かれていませんが、ダウンの構造はラムチェダウン2.0と同じオフセットバッフル構造のようです。これは、表地と裏地を直接縫い付けるのではなく、仕切りを入れて箱型にした空間にダウンを封入するバッフル構造をさらに進めて、表側と裏側の縫い目の位置を交互にずらし平行四辺形のようなバッフル構造にすることで、断熱性能をさらに高めたということのようです。実際に触って確認してみると、見事に縫い目の位置が表側と裏側でずれていました。


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ただし、この構造は前後の身頃部分だけで、腕やサイドの部分はシングルキルト構造になっています。これは、説明文にあったボディマッピング構造によって、冷えを感じやすい体幹部分の保温性能を高め、汗をかきやすい脇の部分などは暑くなり過ぎないようにしているわけです。


厳冬期も終わりが近づきつつあり、今シーズン中にこのダウンジャケットを試すことができるかどうかビミョーなところですが、焦る必要はないのでタイミングを待ちたいと思います。







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| ジャケット | 22:09 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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理想の冬期ミドルレイヤを求めて~通気・透湿性能と保温性能の両立

登山における服装の基本はレイヤリングであるということは、すでに登山をされている方であれば周知の事実です。冬期登山の場合は、ベースレイヤ・ミドルレイヤ・アウターレイヤという3レイヤが基本でしたが、最近ではベースレイヤの下にドライレイヤを入れて4レイヤにしたり、さらにミドルレイヤを断熱レイヤと防風レイヤの2つに分けて5レイヤにするといった方法もあって、レイヤリングも多様化しています。


僕が雪山を始めたころはやはり3レイヤから始めました。最初のうちはベースレイヤとアウターレイヤはちゃんとした登山用品でしたが、ミドルレイヤはユニクロのフリースなんかを着ていました。次第に条件の厳しい山へ登るようになると、それでは対処しきれなくなり、ユニクロのようなタウンウェアからは早い段階で卒業しました。現在のスタイルは、4または5レイヤという形に落ち着きました。


一番最初に3レイヤで限界を感じたのは、やはり汗冷え対策です。いまでもよく覚えていますが、素肌にミズノ ブレスサーモMW長袖を着て山に登った時で、帰路の車中で汗で濡れたベースレイヤがなかなか乾かず、暖房を強く効かせても寒さがおさまらなかったことがありました。登山の最中でなかっただけましですが、これが山の上のことだったらやばかったなと思ったわけです。


次の登山のときに、素肌に夏用のブレスサーモLW半袖を着て、その上にブレスサーモMW長袖を着てみたら、山中でも帰りの車中でも汗冷えを感じることがなかったので、ドライレイヤの必要性を実感したわけです。もっとも、この頃はドライレイヤという概念を明確に持っていたわけではなく、ブレスサーモMWの汗抜けがよくないのなら、もっと薄手で汗抜けのいいシャツを下に着れば改善されるのではないかと思ったという程度の発想です。


さらに、厳冬期の高山に登るようになると、断熱層となるミドルレイヤに悩むようになりました。そのころ使っていたユニクロのリバーシブルフリースは厚手で生地もそこそこ詰まっていたので防風効果はそれなりにありました。しかし、袖口が閉められず緩いし首元も少し余裕があるつくりだったので保温性能があまりいいとはいえず、ハードシェルを着る機会が多くありました。冬の山では、晴れているけれど風があるという状況が多いわけですが、その場合フリースでは寒いけれど、ハードシェルを着ると暑いのです。また、風はないし気温もそれほど低くないけど雪が降っている場合もフリースのままというわけにはいきません。そういう場合も、ハードシェルを着ざるを得ないわけです。


最初に購入したハードシェルは脇下のビットジップがないものだったので、フロントジッパーを開けていてもジャケット内にこもる熱気をうまく排出できずすぐに汗をかいてしまいました。そのため、フリースを薄手のマイクロフリースに変更したりしたのですが、そうすると今度は寒いのです。稜線や山頂で風に吹かれるとハードシェルを着ていてもさすがに薄手のマイクロフリースでは寒さをしのげません。


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考えた末に、晴天時の登山であればハードシェルよりも通気性の高いソフトシェルで行動した方がいいだろうということで、ソフトシェルを購入しました。最初に購入したのはモンベル ライトシェルアウタージャケットというもので、今のライトシェルジャケットです。今のモデルはサイドと袖口にジャージのようなストレッチ素材を組み合わせているので、動きやすさとともに蒸れにくさも良くなっているのでしょうが、当時のものは全身ナイロン生地だったのですぐに暑くなって蒸れてしまい、とても登山の行動着として使える代物ではありませんでした。アップダウンの少ない稜線を風に吹かれながらのんびり歩くようなときはいいのですが、登りではほぼサウナスーツ状態でした。








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ライトシェルジャケットの反省を踏まえて次に購入したのは、バーグハウスのジョラスソフトシェルジャケットです。脇下のビットジップも付いていて、温度調節もやりやすいということで、しばらくは満足していました。しかし、次第に不満点が出てきました。ひとつには、ジャケットが重いということです。けっこう厚みのある生地なので仕方がないのでしょうが、暑くて脱いだりするとけっこう持て余します。バックパックのポケットに突っ込んでおくということができないので、たたんでバックパックの中に入れるわけですが、そうすると寒くなってまた着たいというときに取り出すのが面倒です。


また、いがいと汗を吸って濡れやすいということもあります。山頂について避難小屋で脱いだりすると背中がじっとりと濡れているというのが普通でした。このあたりはモノによって違うのかもしれませんが、なんだかなあと思う原因のひとつでした。真冬では途中で脱ぐことはほぼないのですが、天気が良くて登っている途中で暑くなって脱いだ場合、あっという間に冷えるので休憩時に再び着ると背中がひんやりするのが嫌でした。


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冬用ではありませんが、春秋用の薄手ソフトシェルジャケットとしてマムート ソフテックハイブリッドジャケットを購入しました。こちらはほぼ期待通りの性能ですが、ハイブリッドという名前のとおり、汗をかきやすい脇や背中の生地が薄手になっていて、気温が低く風があるとやや肩の後ろあたりがスース―する感じがあるので、冬に使うのはやはり厳しい感じです。


細かい不満を感じつつも、それでもトータルとしては悪くないと思ってソフトシェルジャケットを愛用していたのですが、2年前に寒さに弱くなっている自分に気が付きました。装備は変わっていないのに、以前よりも寒いと感じることが増えたのです。経年劣化による装備の性能ダウンというのもないわけではありませんが、やはり自分自身の経年劣化、つまり歳をとって体力が衰えたというのが主な理由だろうと感じたので、装備も状況に応じて変えざるを得ないと悟りました。



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というわけで、改善すべきはミドルレイヤの保温力を高めることです。しかし、保温力を高めると汗をかきやすくなります。保温力がありながら通気性があって汗をかきにくいものってなんだろうと思っていろいろと調べてみたところ、同じような要望は高いらしくさまざまな素材が開発されていることを知りました。その中で一番良さそうだと思ったのが、ポーラーテックアルファという化繊綿です。暖かいフリース素材として有名なポーラーテックのバリエーションとなるポーラーテックアルファは、米軍特殊部隊用に開発された素材ということで、保温力がありながら蒸れにくいという特徴があります。この生地を採用したジャケットを見つけて購入してみました。マーモットのアイソザムフーディーというジャケットです。


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アイソザムフーディーは、ジョラスソフトシェルジャケットよりも確かに防風性能・保温性能ともに高く、しかも蒸れにくいので行動着としてはより快適でした。しかし、何度か使ってみると、その快適さが得られる条件はそれほど幅広いわけではないということがわかってきました。状況に合わせて中に着るもので調整が必要であることに変わりはありません。ジャケットではなくインナーで温度調整するというのは、あまり歓迎できません。なぜなら、脱ぐ作業と着る作業をそれぞれ2回行わなければならなくなるからです。暑ければ上着を脱ぐ、寒ければ上着を着るというのが一番シンプルです。インナーは着たままというのがめんどうくさくなくていいのです。通気性の高いジャケットは、いまのところかなりいいということは確実ですが、これで決まりというほどの決定打となっているわけではありません。


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さらなる快適さを求めて今シーズン試してみたのは、フリースとウィンドブレーカーの組み合わせです。寒さに弱くなったということで、テント泊での就寝時に着ることを想定して購入したノースフェイス マウンテンバーサロフトジャケットを見ていて思い立ったのがきっかけです。重さは450gあり、これを就寝時の防寒用だけにわざわざ追加で持っていくと荷物の重量増になるわけで、だったらソフトシェルがわりに行動着にしてしまうというのはどうだろうと思ったわけです。


マウンテンバーサロフトジャケットは、ポーラーテックサーマルプロハイロフトという毛足の長い厚手のフリースです。いわゆるふわモコの暖かいフリースですが、珍しく脇下にビットジップを備えています。フリースと言えば一番の弱点は通気性能が良すぎて防風性能が低いということですが、毛足の長いフリースなら風を通しにくいのではないかと思ったわけです。それでもジャケットに使われている生地に比べれば当然通気性能はいいわけで、そのぶん透湿性能がいいわけです。通常のフリースよりも保温性能が高く風を通しにくいけれど、ソフトシェルジャケットほど防風性能が高いわけではないということなら、見た目には暑そうでも行動着として使えるのではないか。もしも暑くなったらビットジップで温度調節もできるわけで、これは案外いけるかもしれないと思いました。


とはいえ、冬山の風は温度も低いしいつもそよそよと吹いてくれるわけではありません。風が強い場合は、いくら毛足の長い厚手フリースとはいえさすがに耐えられないでしょうから、防風対策は必要です。当初はハードシェルがあるからそれを着ればいいだろうと思いましたが、それだとソフトシェルを買う前の段階と同じだとすぐに気がつきました。となると、なんらかの防風ジャケットが必要ですが、ウィンドストッパーを使ったソフトシェルなど買ったらいままでとなにも変わりません。防風性能は向上するでしょうが、メンブレンが入っていれば基本的に通気性能はあまり期待できません。中に厚手のフリースなんか着ていたら余計に暑いだけです。とすると、防風性能はそこそこで、ある程度の通気性能があり薄手で軽いジャケットが必要です。該当するのはウィンドブレーカーぐらいしかなさそうです。


Softech Granite hooded Jacket
いろいろと検討してみた結果、購入したのはマムートのソフテックグラナイトフーデッドジャケットでした。ソフテックというマムートオリジナルの生地で作られたジャケットです。ソフテックは、撥水性に優れた二重織りになっていて、防風性・透湿性があり、伸縮性にも優れた生地です。ウィンドブレーカーによくあるナイロンのシャカシャカした感じはなく、ソフトで肌触りのいい生地なのもいい感じです。以前購入したソフテック グラナイトハイブリッドジャケットでも使われている生地なので、その性能はわかっています。ソフテック グラナイトハイブリッドジャケットが使えれば問題なかったのですが、さすがに厚手フリースの上に着るにはサイズが小さかったので、倉敷のマムートストアで試着してみて、自分のサイズよりも2サイズ大きいユーロL(日本XL)を購入しました。通常は、シャツやフリースはS、ジャケットはMを選びますが、マムートは腕が細い作りになっているので、パツパツ感がないサイズとなるとユーロLだったわけです。丈は思っていたよりも長くなくて、それほどダブダブした感じもありません。






この組み合わせで今年の正月は八ヶ岳に行ってきました。登山口から行者小屋までの工程では、気温はマイナス6度以下でしたが、はじめのうちはマウンテンバーサロフトジャケットだけで大丈夫でした。すこし汗ばむぐらいのところもありましたが、脱ぎたくなるほど暑くもなく、かといって寒いということもなく、いい具合でした。文三郎道の中岳のコルでは、気温マイナス19度、風速20m/秒ぐらい吹いていましたが、グラナイトフーデッドジャケットの上にハードシェルを着れば優秀な防寒性能を発揮してくれました。ハードシェルは完ぺきに風を防いでくれますが、断熱性能がないに等しいので寒さはしみてきます。しかし、断熱層であるマウンテンバーサロフトジャケットとハードシェルの間にグライナトフーデッドジャケットがあることで、ハードシェルからの寒さを遮ってフリースの毛足の間に溜まった暖かい空気が冷えるのを防いでくれるというわけです。いわゆる、二重窓と同じ原理です。


朝の気温がマイナス15度と低かったものの風が弱く晴天だった硫黄岳への登頂時は、グラナイトフーッデッドジャケットは着ないでバーサロフトジャケットに直接ハードシェルを着ていましたが、暑くもなく寒くもなく赤岳山荘に戻るまで服装の調整はしませんでした。


下山時はハードシェルの代わりにグライナトフーデッドジャケットを着て下りましたが、これもまた暑くも寒くもなく登山口までそのままでした。いつも下山するときは登山口が近くなると汗ばむことが多いのですが、この時は汗ばむこともありませんでした。


ということで、今のところ厚手フリース+ウィンドブレイカーという組み合わせがもっとも汎用性が高く、幅広い気象状況に対応できる組み合わせだと感じています。ただし、考え方は人それぞれなので、あくまでも個人的な意見です。


ミドルレイヤ―を防風レイヤと断熱レイヤに分割するという発想になるわけですが、アウターレイヤ―にハードシェルがあることを前提にしているので、この場合の防風レイヤはハードシェルのような完ぺきな防風性能は不要です。防風・通気・透湿の3つがうまくバランスしている軽量なものでいいわけです。断熱レイヤは極寒の状況でも耐えられる保温性能があるのが理想です。断熱性能の低いものにしてしまうと、インシュレーションジャケットを余分に持つ必要が出てくるので、はじめから高い保温性能があるほうがいいわけですが、暑すぎて行動に支障をきたしては意味がありません。なので、保温性能が高いのに通気性能もあるフリースジャケットが適しているといえます。


マウンテンバーサロフトジャケットは使ってみるとアウターとしての使い方を考えて設計されているようで、左右のポケット位置が高めについているため、バックパックのヒップベルトと干渉しないようになっていて使いやすいと感じました。また、ノースフェイスお得意の肩についている補強生地もショルダーベルトとすれて毛足が切れたり毛玉になったりするのを防いでくれます。ビットジップは結局使いませんでしたが、あれば便利な機能であることは事実です。現行品では、より極地向けのアンタークティカバーサロフトジャケットと、ビットジップとをなくして中厚手の生地にしたスーパーバーサロフトジャケットの2系統に分かれたみたいです。どちらも肩の補強生地はなくなってしまいました。







アウターとしても使うことを考えると、肩の補強生地があるマウンテンバーサベントジャケットのほうがいいのかもしれません。いまならアマゾンでブラックの日本Lサイズが通常20%オフに加えて10%オフクーポン(3月2日まで)が使えるので、18,800円ほどで購入できます。オリーブ色ならさらに500円ほど安いです。








さらにメリットがもう一つ。重さ的には、マウンテンバーサロフトジャケットが450gでグライナトフーデッドジャケットが381gですから、厚手ソフトシェル+薄手フリースと大差ありません。しかし、ソフトシェルジャケットの時には休憩時用にインシュレーションジャケットが別途必要でしたが、この組み合わせではそれが省略できます。防風性能が上がればマウンテンバーサロフトジャケットはインシュレーションジャケット並みの保温力を発揮してくれるからです。


休憩時のインシュレーションジャケットが必要なければ、トータルの荷物の軽量化になりますが、その分テント泊時の停滞時用ダウンジャケットのグレードを上げるということもできます。持っている装備や状況に合わせて判断すればいいわけですが、選択肢が増えるというのはいいことです。


とりあえず、自分がいま求めているミドルレイヤの性能を手に入れることができたわけですが、決してこれで完成というわけではありません。素材開発は日進月歩です。これからもどんどん新しい素材が開発されるでしょうから、さらに快適で高性能なウェアがリリースされる可能性は間違いなくあります。現状で満足できなくなったときは、またまた素材探しの旅に出ることになるわけですが、それもまた楽しです。懐はさびしくなりますけどね。


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軽いリハビリのつもりが3時間: 笠井山その2 

2017年2月13日(火) 岡山県岡山市 笠井山(標高134m) 日帰り単独行


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笠井山山頂には北向きの展望をイラストで説明した鉄板が設置されていましたが、北方面は樹木がけっこうあって展望はあまりありませんでした。真冬でこの状況ということは、事実上展望はないといってもいい状態です。なので、この説明版はいまのところ役立たずです。


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鉄板の近くにあったベンチでチョコレートと白湯で軽く休憩をとりました。登ってくる途中の竹藪で道がわからなくなったとき地図ロイドを起動して現在地を確認しようとしたら、竹藪で電波の入りが悪かったのか全然違う場所を示して役に立たなかったのですが、さすがに笠井山の山頂では正しい場所を示していました。


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14:06 山頂で15分ほど休憩してから、下山開始です。


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山頂下の十字路は右から登ってきましたが、下山は直進します。


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直進する道は「避難路」となっていましたが、何から避難するのでしょうか。悪天候での緊急避難なら、右へ下りればすぐに野鳥の森公園があるので、そっちのほうが避難路としては適切だと思うのですが、よくわかりません。


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避難路を進んで行くと、左手の展望が開けました。東区の西大寺あたりがきれいに見えています。


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14:12 分岐がありました。ここを右へ下れば円山から笠井山へ下りてきたときの十字路に出るはずです。


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「ゴロゴロ太師」と書かれている方向に下ります。


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そこそこ傾斜のきつい道を5分ほど下ると、往路で通った十字路にでてきました。往路では奥から下ってきて右へ下りました。


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十字路を直進し、円山方向へ約4分登ったところで、トラバース道の分岐を左折します。


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円山南面をトラバースする道はフラットで楽な道でした。帰路にこちらを歩くことにして正解でした。


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途中で笠井山が見える場所がありました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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14:27 不動明王まで戻ってきました。


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当初は来た道を戻るつもりでしたが、同じ道をそのまま帰るのも面白くないので、不動明王の前を下ってBルート分かれへ戻ることにしました。


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不動明王の下にはため池があり、その脇を下って行きます。


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途中に分岐が一つありますが、この道を行くと金蔵山古墳下の大きな看板のあったところにでるようなので、直進します。


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Bルート分かれから円山市街地へ下る道に出ました。ここを右へ登って行けばBルート分かれに戻ることができるはずです。


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ゆるやかな上りの階段をのんびりと進んで行きます。


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14:38 Bルート分かれまで戻ってきました。往路は左からきて右へ進みましたが、今度は直進です。


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Bルート分かれからわずか2分ほどで、分岐がありました。これを右へ行けば里山センターに戻ることができます。ただ、来る途中のふれあいの辻から八畳岩古墳へ続く尾根道から里山センターへの避難路という道ができていて、地図にも載っていない道だったので、気になっていました。せっかくだからその避難路を通ってみようと思い、左の八畳岩古墳方面に行くことにしました。


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ところが、分岐からすぐ先のところで、長い階段が出現。これを見た瞬間にげんなりしてしまい、先ほどの分岐に戻ることにしました。


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分岐まで戻って、里山センターへ下ります。


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少し下ったところで再び分岐がありますが、これは左へ向かいます。


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竹藪の中を進んで行くとまた分岐がありますが、これも左です。ここには道標がないので、地図がない場合は要注意。里山センターは左手方向にあるので、右に行くことはありません。


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やがて、すこし傾斜の急な階段になります。


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階段を下りてコンクリート舗装の道なると、左前方に里山センターが見えました。少し前から膝痛がでてきたので、コンクリート舗装の硬い急傾斜の道がこたえます。40日間の怠惰な生活ですっかり膝が弱ってしまったようです。


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下に沢田池が見えてきました。里山センターももうすぐです。


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14:53 ようやく里山センターまで戻ってきました。腕時計をしていなかったので、あまり時間の感覚がなかったのですが、気が付けば出発してから3時間近くが経っていました。当初は1時間半程度の軽い里山歩きのつもりでしたが、思っていた以上に長く歩いてしまいました。


そのためかどうか、家に帰ってから少し寒気がぶり返してしまい、この週末もおとなしくしている羽目になってしまいました。ああ、全快するのはいつなんでしょうか。

笠井山地図



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| 2018年2月 笠井山 | 16:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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軽いリハビリのつもりが3時間: 笠井山その1

2017年2月13日(火) 岡山県岡山市 笠井山(標高134m) 日帰り単独行


正月の八ヶ岳山行から戻って以来、ずっと体調不良が続いていました。どういうわけか寒気がとれず、寒いところに行けない状態でした。熱もないし咳も出ない、のどの痛みもないので風邪とは違うようだけど、お腹の調子もよくなかったので、医者の診断は風邪がお腹に来たのではないかというものでした。まあ、そんなものかなと思っていましたが、やたら首筋が寒く感じるということもあって、八ヶ岳で体調不良になった時の感覚に似ていました。もしかすると八ヶ岳で体を冷やし過ぎて、その後遺症みたいなものもあったのかもしれません。凍傷になるとその部分が寒さに弱くなるという話を聞いたことがありますが、マイナス10度ぐらいの寒さに首筋を長時間さらし続けたことで、寒さに弱くなってしまったということも無きにしも非ずかなという気がします。


そんなこんなで山に行かないばかりか、仕事や買い物以外で外に出かけることのない生活を約40日も続けていたわけですが、さすがに体調不良もほぼ回復して、首筋の寒さもどうやら感じなくなってきたので、ようやく出かけようという気分が盛り上がってきました。ちょうど13日の午後が空いていたので、現場近くの操山公園センターから里山歩きに行くことにしました。久しぶりに体を動かすということで、軽く1時間半程度の山歩きでリハビリしようというつもりでした。


今回の服装
●アッパー
 ドライレイヤー: なし
 ベースレイヤ: ミズノ ブレスサーモLWロングスリーブ
 ミドルレイヤ: ミレー テックストレッチトップ(旧製品)
 ソフトシェル: バーグハウス ジョラスソフトシェルジャケット
          バーグハウス ライトインシュレーテッドジャケット
 ハードシェル: なし
インサレーション: マムート フリーフライト ダウンジャケット
 グローブ: イスカ ウィンターシェルグローブ(旧製品)
 キャップ: なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 アウター: マーモット AWストレッチパンツ
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス(ウール混)
 シューズ: ファイブテン キャンプ4

ミドルレイヤのミレー テックストレッチトップというのは、ずいぶん前にどこかのセールで購入したジップアップの山シャツで、表面はジャージっぽいのですが、裏地がグリッド状の起毛素材になっています。薄手のフリースと同じぐらい暖かいのですが、色がグレーとグリーンのツートーンで今のウェアとあわせづらいので自然と使わなくなっていました。今年に入って仕事にいくときにたまに使っていたので、今回は午前中の現場からそのまま着てきたというわけです。名前はタグに書いてあったのでそういう名前なんだろうと思いますが、正直シャツの名称なのかどうかよくわかりません。


ソフトシェルのバーグハウス ライトインシュレーテッドジャケットは薄い中綿入りのジャケットですが、ジョラスソフトシェルジャケットだけでは寒そうなので、ウインドブレーカーがわりに上から着ていました。大きめのサイズなので突っ張ることもなく余裕があるし、適度に通気性もあるので暑からず寒からずでちょうどよかったです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:06 操山公園里山センター前を出発します。


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アスファルト道を山の方へと進んでいくと、すぐに山道になりました。傾斜の緩い谷沿いの道を登って行きます。落ち葉の積もった土の道をあるくのも久しぶりで、なんかいい感じです。


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12:20 ふれあいの辻に着きました。ここは操山エリアから笠井山方面へ行く分岐路になっている場所で、鞍部であり峠でもあります。16年12月に護国神社から操山に登った時にも通過した場所です。


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ふれあいの辻から左へ進み、八畳岩古墳を経て前回行けなかった笠井山へ向かいます。なお、この地図は里山センター前に設置されている案内図を写したものですが、南北が逆になっています。地図の上が南、下が北になります。里山センターから見た状態を再現するのにそのほうがわかりやすいということなんでしょうが、地図は上が北という大原則を常識として理解しているとちょっと戸惑ってしまいます。


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笠井山へ続く尾根道を東へ向かいます。ふれいあいの辻までは山の北側にある谷筋だったので暗い道でしたが、尾根道は木漏れ日も多く明るい気持ちのいい道です。


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12:30 前回引き返した場所の八畳岩古墳です。古墳の脇を左へ下って行きます。


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5分ほど下ると二股古墳分岐の道標がありました。


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直進しかけてちょっとまてよと地図を確認してみると、直進しても二股古墳方面に行っても、結局同じ場所に出ることがわかりました。距離的には二股古墳経由ほうが短いようなので、二股古墳経由で行くことにしました。


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分岐から少し下ると二股古墳の看板があり、名前のとおり石室が二股に分かれているとの説明が書いてありました。


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覗いてみるとたしかに石室が二股に分かれていて、珍しい古墳です。


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二股古墳から2分ほど下ると丁字路になっていました。地図によれば笠井山方面に向かうコースとの合流点は十字路になっているはずです。しかし直進するコースはないし、直進すると下ることになるので、明らかに笠井山方面へのコースとの合流点ではなさそうです。地図には二股古墳を経由するコースの途中に分岐は描かれていません。あいかわらず迷路のような里山です。方角的に右はないだろうということで、左に進みました。


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トレースはしっかりしていて、道間違いというわけではなさそうです。ここで粉雪がちらほら舞いはじめましたが、すぐに止んでくれたのでひと安心です。


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12:44 広い十字の分岐にでました。道標もあるし、どうやらここがBコースとの分岐点のようです。


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二股古墳方面からやってきて、直進が金蔵山古墳で、右が円山方面ということで、地図に描いてある分岐と合致します。道間違いはないということで、金蔵山古墳方面に直進です。


市役所地図
なお、岡山市役所からダウンロードできる地図には、この十字路に”Bルート分かれ”と記載されています。「操山 地図」で検索すると最初に出てきます。地図の出来としてはこちらのほうが上なので、ダウンロードしてスマホに入れておくか、印刷して持ってくるのがいいと思います。なお、pdfファイルでのダウンロードになります。


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12:52 左手に大きな看板のある分岐まできました。ここまでは緩やかな上りの道でした。


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大きな看板には地図が書かれていましたが、この地図が微妙に実際と違っていてますます混乱させてくれました。赤い四角の下にある丁字路がどうやらさっき通ってきたBルート分かれの十字路のようですが、二股古墳経由のルートが描かれていません。赤丸が現在地のようですが、目の前にある右への分岐道が描かれていません。どちらのルートも看板が設置されてから後に設けられたということなのでしょうか。なんにしても、行くべきは場所は不動明王なので、もう少し先で右に進むというのが正解のようです。


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里山センター前にあった地図だと、正しい表記になっています。なお、赤丸や赤文字はこちらで追加したものです。


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先ほどの分岐のすぐ先に、金蔵山古墳への分岐があり、解説の看板がありました。それによると、全長165mの大型前方後円墳だそうで、いままで見てきたような古墳とは全然規模が違っていました。この時代では吉備国最大の規模らしいので、当時の最高権力者の墓なんでしょう。こんな場所にこんな大きな古墳があるとは知りませんでした。でも、コースから外れているので通過します。


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金蔵山古墳の看板を過ぎたところで二股分岐がありました。右へ進みます。


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12:57 右手に建物が見えてきました。


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正面に回ってみると、めざす不動明王の建物でした。


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ここにはトイレが設置されています。山の中の仮設トイレですが、中は以外にもきれいでした。ただし、最近の水洗タイプではなく、ぽっとんタイプで、水面まであまり高さがないため大きいのをするとおつりがたっぷり返ってきそうです。


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トイレの脇に手洗い水が用意されていましたが、凍っていました。


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不動明王から笠井山方面へは2つのルートがあります。1つは円山山頂を経由するルート、もう一つは円山の南面をトラバースするルート。写真では、手前にある左への分岐が円山山頂ルートで、トラバースルートはその奥の緑の丸太ベンチの先を左へ入ります。直進すると曹源寺というお寺の三重塔へ行けるようです。円山山頂ルートは当然ながら上りと下りのある道です。帰路にこのルートを通るのはしんどいと思われるので、先に円山山頂ルートから笠井山へ向かうことにします。


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円山山頂へは長い階段が続いていました。帰路に選ばなくて正解でした。


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長い階段とはいっても、しょせん里山。5分も登れば山頂です。階段を登りきると石垣がありました。城跡みたいですが、地図には城跡の記載はありません。


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石垣の上はちょっとした平地になっていて、妙見大菩薩と刻まれた石碑がありました。しかし、仏像のようなものはなく、なんだかよくわからない場所です。


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妙見大菩薩から奥へ入って行くと、広々とした平地になっていました。


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笠井山山頂へは右へ行くのですが、奥に道が続いているので、まっすぐ行ってみることにしました。


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進んで行くと、ベンチが二つ。その奥に巨岩が並んでいるのが見えます。


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巨岩のところまで来てみると、古墳かと思いきや自然石のようです。


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ぐるりと歩いてみましたが、古墳らしいものはありませんでした。


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先ほどの道標までもどり、笠井山方面へ下ります。


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下って行く途中にけっこうな規模の古墳がありましたが、地図にも記載されていないし、説明板もない無名の古墳でした。なんだかちょっとかわいそう。


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途中で円山南面のトラバース道を分け、歩くこと8分。ちょっとわかりにくい十字路に出ました。笠井山へは、直進して左折する尾根道と、左折してその先で右折する谷筋を登るルートの2通りがあります。尾根道は帰路に使うことにして、往路は谷筋ルートで行くことにします。


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左折して竹藪の中を下って行くと右に分岐する道がありました。しかし、道標も何もありません。ただし、左手にピンクテープがあります。ということをここを曲がれという印なのかもしれません。分岐道は車が通ったあともある広い道で、なんとなく違和感がありましたが、とりあえず地図では分岐道は1本しか描かれていないので、これを入ってみることにしました。


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しかし、100mも進むと道はなくなっていました。切られた竹が道に置かれているところを見ると、竹林整備のための車道のようです。


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道がなくなる手前に右に入るトレースのようなものがあったので、念のため入ってみましたが、すぐに痕跡がなくなってしまい、明らかに登山道ではありません。


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ということで元の道に戻り、さらに下って行くと道標がありました。さっきの分岐を登山道だとして無理やり竹藪の中を山頂方向に登っていたら面倒なことになっていたかもしれません。地図はあまり信用しないほうがよさそうです。


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道標にはしっかりと「450m 笠井山山頂」と書かれているので、正しいルートです。


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竹藪の中の緩やかな坂道を登ります。


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13:44 分岐から10分で尾根に出ました。山頂へはここを左折します。


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左折してわずか3分で山頂に着きました。ここも巨岩が散在しています。誰もいない静かな山頂でした。

つづく。


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| 2018年2月 笠井山 | 12:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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メルカリでの売却 その後の状況

先週、メルカリに不用品を出したらすぐに売れてびっくりしたという記事を書きましたが、あのとき一緒に登山用品も売りに出していました。


以前、このブログでも紹介したマムート ノードワンドプロパンツと、初めて購入したハードシェルジャケットのコロンビア フォレイカーシェルの2点です。


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その後どうなったかというと、ノードワンドプロパンツのほうは、先日めでたく売れました。最初につけた価格のまま1週間様子を見ていたのですが、昨日突然購入されたという通知が届きひと安心です。販売価格から手数料と送料を引くと少し赤字になりましたが、もともと利益を上げようというつもりはなかったので、買値と同じぐらいで売れればOKでした。1000円程度の赤字なのでまあいいかというところです。


ちなみに、ノードワンドプロパンツはメルカリに出す前に買うトドアのLINE事前査定を申し込んでみたのですが、査定額は5000~10000円でした。メルカリでの販売価格の三分の一です。そこらの古着屋よりは高いのかもしれませんが、所詮こんなものです。プロの査定で高価買取といってみても、個人売買の比ではありません。メルカリは発送が手間という人もいますが、らくらくメルカリ便を使えば、梱包してコンビニかヤマト運輸の営業所にもっていくだけで送り状を書く必要もないし、送料をその場で支払う必要もないので案外楽です。買うトドアに商品を送るのよりも楽だといえます。


ただし、買うトドアなら安くても買い取ってくれるが、メルカリは売れるかどうかわからないというのがネックです。なので、最初に買うトドアでLINE査定をしておいて、メルカリでの販売価格はそれよりも高めに設定してみる。値下げする場合の限度額を買うトドア査定額までとしておいて、そこまで下げて売れなければメルカリでの出品をやめて買うトドアで買い取ってもらうというのがよさそうです。もっとも、買うトドアも必ず買い取ってくれるとは限りませんけどね。



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フォレイカーシェル
フォレイカーシェルの方は、まだきれいでくたびれた感じもなく、生地表面の滑り止め加工のザラザラ感もしっかり残っている状態です。フォレイカーシェルが過去にいくらぐらいで売れたのかを検索してみると、3000円~10800円で5000円代が多いという状況だったので、5800円で出してみました。しかし、1週間経つもいまだ売れません。ノードワンドプロパンツは「いいね」が9件つきましたが、こちらは1件のみ。やっぱ注目度が低いと難しいです。グリーン系統の色があまり人気がないというのもあるのでしょう。先ほど5600円に値下げしてみましたが、はたして売れるでしょうか。


マムート製品は、検索してみると数ページさかのぼれば「SOLD」表示の商品が多くなってきますが、コロンビアはジャケットに絞って検索しても、「SOLD」表示の商品の数はちらほらというレベル。やはり人気ブランドとの差は大きいと感じます。結局、コロンビアのようにタウンユースでも多く使われていて安価なブランドは、リセールバリューは期待できないということです。購入時に安くかえて財布には優しいものの、そのぶん中古品としての価値は低く、基本的に使いつぶすつもりで購入する必要があります。


マムートの方は、新品の市場価格よりも高い価格がついている商品がけっこう多く強気な売り手が多いようですが、リーズナブルな価格の商品はわりと早く売れています。少々痛んでいたり、古い商品でも価格によっては売れていたりするので、マムート人気はまだ根強いようです。


とはいえ、商品名がわからないのか記載がなかったり、メーカーの写真や商品説明文をコピーしただけで中古品としての状態の説明がないものがあったりで、売り手側のレベルの低さも気になるところです。商品名なんて、タグについているスタイルナンバーで検索すればたいていわかるものですが、めんどくさいのが先に立つのかもしれません。商売の鉄則は購入を決断させるために必要な情報をいかに提供するかということにあるわけですが、そのあたりのことに考えが及ばない人がけっこういるみたいです。


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山岳漫画「おれたちの頂」復刻版

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先日、書店で見つけて思わず購入したのは、「おれたちの頂」という山岳漫画です。この漫画は、スポーツ青春漫画の名作を多く発表している塀内夏子のデビュー作で、1983年に週刊少年マガジンで連載となったものです。長らく絶版になっていましたが、2014年にヤマケイ文庫から復刻版が発売されました。

内容については、ヤマケイ文庫のサイトで次のように紹介されています。

”不朽の感動作がヤマケイ文庫で復刻!
スポーツ青春漫画の名手・塀内夏子のデビュー作にして、山岳漫画の金字塔。
2人の少年の山に賭ける情熱や友情を軸に展開する青春山岳ドラマ。
やんちゃながら天才肌の南波恭介とまじめで優等生の佐野邦彦という正反対の性格の少年たちが、山やクライミングを通じてをお互いを信頼、 友情を深め、やがて憧れのヒマラヤの超高峰へと挑んでゆくというストーリー。
荒削りながら、さわやかで力強い作画をベースに描かれる、 主人公2人の山への熱い情熱と無二の友情、 そして避けられない山での死…。
涙なくしては読めない感動作、山漫画の名著です。”

塀内夏子は高校時代にワンダーフォーゲル部に所属していたらしく、登山に関する知識もそこそこしっかりしているようで、読んだ感じではそれなりによく描かれているなと思いました。ただし、大詰めとなるヒマラヤでのシーンでは、エベレストのサウスコル付近で吹雪の中キャップもゴーグルもバラクラバもなしで行動しているなど、ちょっとどうだかなと思うシーンもありました。まあ、あまり細かいことにこだわらず娯楽として読むのがよさそうです。




[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

おれたちの頂復刻版 (ヤマケイ文庫) [ 塀内夏子 ]
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メルカリ恐るべし~出品後わずか数分で売れた

以前使っていたエプソンのA3プリンタが壊れてしまいストックしていたインクが11本余っていたのですが、このまま持っていても使いようがないし、誰か使いたい人がいれば使ってもらおうと昨日メルカリに出品してみました。


インクの使用推奨期限はとっくの昔に切れていたので、11本で1500円という格安でだしたのがよかったのか、出品後6分で売れてちょっとびっくり。インクなんて腐るものでもないし、使用期限と言ってもそれほど意味がないというのがわかっている人にとってはまさに捨て値同前ということなんでしょう。新品で買えば1本1000円ぐらいするものですから。



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で、本日さっそく発送してきました。手数料10%に配送料700円ということで、実質的な売り上げは650円にしかなりませんが、どうせ捨てるしかなかったものなので、まあよしとしましょう。


ところが、このインクを見てプリンタ本体の方を買いたいという人が現れ、なんと壊れたプリンタが15,000円で売れてしまってもっとびっくり。思いがけない臨時収入が入ってちょっとハッピーな気分です。


自分には無価値なものでも、それを必要としている人がいるわけで、なんでもポイポイ捨てずに物は試しで出品してみるというのもいいかもしれません。ただし、自分から出品する場合は値付けが問題です。一度、メルカリで商品検索してみて、同じものがどれぐらいの価格で売れているかを確認してから値付けをすれば安すぎたり高すぎたりというのを避けられそうです。


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| 時事ネタ・ニュース | 18:22 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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山小屋通信簿: 三嶺ヒュッテ

山小屋通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、ヤマふぉと派の観点から撮影山行基地としての評価も加えた山小屋の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均が総合評価です。

評価項目
●清潔度:小屋内の部屋や食堂、トイレ、布団など、清潔に保たれているかどうかももちろんですが、小屋周辺の状況やごみの処理なども含みます。
●快適度:小屋内で過ごす時間を快適に過ごせるかどうかです。乾燥室の場所や利用時間、自炊場所の有無と位置、談話室の有無と居心地、本や暖房などの設備をチェックします。
●ホスピタリティ:宿泊や幕営の申込み、売店の対応など従業員の応対をチェックします。
●食事のうまさ:朝食夕食だけでなく、昼食メニューなどボリュームや味をチェックします。ただし、食べたものにもよるのでかなりいい加減です。基本的にあまりグルメではないので、味については甘い評価かもしれません。
●施設充実度:宿泊客以外の登山者が利用できる設備についての項目です。小屋前のテーブル&ベンチ、無料の水場、屋外トイレ、雨をしのげるひさし付きベンチがそろっていると評価5です。1種類を1ポイントとして評価します。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要

三嶺ヒュッテ
清潔度:4
快適度:3
ホスピタリティ:-
食事のうまさ:-
施設充実度:2
ロケーション:5
総合評価:3.5

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三嶺ヒュッテは、四国は徳島県の三嶺山頂にある避難小屋です。名前だけ聞くと営業小屋のようですが、通年無料開放されている無人の避難小屋になります。


徳島県側の三嶺登山口は、いやしの温泉郷がある菅生と、菅生からさらに東へ行ったところにある名頃の2か所ですが、どちらから登っても3時間強の時間がかかります。宿泊装備ならさらに30分ぐらい余分にかかるとみておいた方がいいでしょう。



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三嶺ヒュッテの入り口を入ると、最初に半分物置になっている土間があり、そこからさらに引き戸を開けると小屋の内部に入れます。中央の廊下を挟んで左右と正面に床があります。1階床の上に同じ広さの二階床があり、梯子が二カ所設置されています。定員がどれぐらいなのか知りませんが、結構な人数が宿泊できる広さです。1階だけでも30人ぐらい寝られそうな感じです。


いままで利用した限りでは、室内は常に清潔に保たれています。床の上も虫の死骸やゴミなどが落ちているのを見た記憶はありません。定期的に清掃されているのか、利用者のマナーがいいのかわかりませんが、気持ちよく利用することができます。


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トイレは小屋外にあります。小屋から歩いて1分ぐらいのところに建っている小さな小屋がトイレです。



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中は個室が2つあるだけで、古いわりにそれほど汚い感じはありません。ペーパーの備え付けはないので、持参が原則。使用済みの紙の処理をどうしろという注意書きもないし、紙を入れるゴミ箱も設置されていませんが、昨今の山小屋のトイレ事情を考えれば持ち帰るのがマナーかなと思います。なので、三嶺ヒュッテを使う場合は、トイレ用のゴミ袋を持参しましょう。スーパーのレジ袋を2枚重ねにすれば強度も臭いも心配ないと思います。


水場は近くにはありません。一番近くの水は小屋の近くにある池で、見た目にはけっこうきれいですが、煮沸したとしてもそのまま飲むのはちょっと勇気がいります。浄水器を使ったほうが無難だと思います。名頃コースを10分ほど下ったところに水場があり、2015年8月に通った時は水は流れていましたが、常に枯れずに出ているのかどうかは不明です。菅生から登る場合は、途中に水場はないので、登山口から担ぐか、浄水器で池の水をろ過するかのどちらかになります。


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ロケーション的には、山頂まで10分程度と至近の距離にあり、山頂からの展望も360度広がっていて、撮影拠点にするにはいい場所です。


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笹原に覆われた台地に池と小屋がある風景はどこか牧歌的で、いい雰囲気です。


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剣山との縦走路を白髭山方面に下って行けば、巨岩のある力強い風景にも出会えます。


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足を延ばして天狗塚まで行けば、どこか黒部源流の雲ノ平に似た雰囲気も味わえます。


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剣山と次郎笈がよく見えるので、背景にからめる構図を考えながら撮影するのも面白いエリアです。


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| 山小屋通信簿 | 15:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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