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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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仕事の合間にトレーニング山行: 那岐山 

2017年11月28日(火) 岡山県奈義町 那岐山(標高1255m) 日帰り単独行 



28日は9時半と16時に仕事が入っていて、その間の6時間がぽっかり空いてしまいました。9時半は東区瀬戸町、16時が赤磐市ということで、どちらも那岐山まで1時間強の距離です。ということで、長い空き時間を使って那岐山にトレーニング登山に行ってきました。


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歩く時間を短縮するために一番登山口に近い第三駐車場へ行くつもりでしたが、なんと工事中ということで全面通行止になっています。


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11:16 仕方がないので第1駐車場に停めて出発。


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アスファルト舗装の林道を登って行くと、第三駐車場の手前で工事中の現場がありました。道を横断する排水路の工事のようです。


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第三駐車場の先から未舗装路にかわりますが、このあたりは台風でやられたのか、粗く整備しなおしたばかりのような状態です。フラットではあるものの、大きな石が混ざっていたり、車のわだちもまだついていない状態でした。どこかから土砂を持ってきて、ブルドーザーで均しただけのような感じです。


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Bコース分岐までくると、Bコースは伐採作業中という看板が出ていました。久しぶりにBコースで上がってみようかと思っていたのですが、この看板を見てCコースのピストンに変更しました。通行不可というわけではないのでしょうが、作業中に通ると作業を中断させてしまうので、あえて通行するのも迷惑な話です。


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11:53 林道との合流点です。この手前で仕事の電話がかかってきて少し時間ロスしたのですが、思いのほか暑く、汗が流れ落ちる状況だったので、レイヤー調整を兼ねてもう一度小休止をとりました。気温は駐車場で9度ぐらいで、決して温かいというほどではなかったのですが、少し歩いただけで汗が出てくる状況なので、上に着ていたマイクロフリースを脱ぎ、メッシュのタンクトップに夏用の吸汗速乾シャツだけで行くことにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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林道との合流点から登り始めると、登山道がきれいに整備されていました。以前はけっこう深くえぐれたりしていた場所ですが、土を入れて階段を作っていました。


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水場を越えて登って行くと、まだ新しいヒノキが登山道に覆いかぶさるように倒れていました。先の台風でそこそこ被害が出ているようです。


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12:28 大神岩に着きました。


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以前はなかった案内板が設置されていました。大神岩の反対側に「不動明王」と「大日如来」という文字が彫られているらしく、その紹介でした。岩の上に登って風景をみたことはありますが、足元にそんなものがあったとは知りませんでした。立ったまま水分補給の休憩をして、すぐに出発です。尾根にでたのでそれなりに風がありますが、動いていれば寒くはなさそうなので、着こまずにそのまま進みます。


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大神岩から先は、もっと緩い坂道だったような記憶がありますが、思いのほか急傾斜です。どこでどういう風に記憶がすり替わったのでしょうか。


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12:39 坂道を登りつめると、1071mの小ピークです。葉を落とした冬枯れの森の向こうに、那岐山の三角点ピークが見えます。


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山頂まではあと1.1km。今日は後ろに予定があるので、14時に下山することにしています。遅くとも14時30分には出発する予定なので、下山に1時間かかるとすると、13時には下山を始める必要があります。とするとあと20分しかありません。那岐山山頂は無理としても、せめて三角点までは登りたいということで、ペースアップして行くことにしました。


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次第にきつくなる傾斜の道をズンズン登って、やっと山頂に続く稜線にでました。ここからは笹原の道です。


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12:58 ぎりぎり13時前に三角点ピークに着きました。


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トイレのある東屋は屋根が吹き飛ばされていて、使用不能になっていました。となると、那岐山山頂にはここが再開されるまでトイレがない状態が続くことになります。登山される方は、くれぐれも登山口でトイレに行くのを忘れないようにしましょう。


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とりあえず三角点まできて、ひと休みです。


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ガスで展望はなしです。風もそれなりに吹いていますが、夏用の山シャツとメッシュのタンクトップだけでもなんとか凍えずにいることはできました。そろそろ冬山対策で寒さ慣れしておく必要があるので、我慢できなくなるまで山シャツのままでいましたが、雪彦山と天神山でそれなりに寒さに慣れてきたのか、5分程度の休憩は大丈夫でした。


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13:04 予定時間を過ぎているので、さっさと下山することにしました。


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13:30 大神岩まで下りてくると、少し気が緩んだのか、2時に下山完了ということをうっかり忘れて座って休憩してしまいました。のんびりと7分も休憩をとってしまい、再び歩き始めたのは13:37になっていました。


あと30分ぐらいかなというところで時計を見たら、13:47になっていてちょっと焦りました。14時に駐車場というつもりだったのに、なんでこんなに時間が経っているんだと思ったら、そういえば大神岩を出たのが37分だからあたりまえです。7分も休憩してしまったのが遅れている最大の原因です。まあ、余裕を30分みているので、最悪14時30分までに下山できれば問題はありませんが、少し急ぐことにしました。


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13:57 林道との合流点まで下りてきました。急げばここから15分ぐらいで駐車場まで行けそうです。


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第三駐車場前の工事は終わっていました。もう一日早ければここまで車で来られたのに、間が悪いとしか言いようがありません。


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14:13 予定時間を少しオーバーしましたが、駐車場まで戻ってきました。靴だけ履きかえて、すぐに出発しました。16時の現場には、もちろん余裕で間に合いました。後の予定が詰まっていると、せわしない山行になってしまうので、できれば後の予定はオープンの状態で山に入りたいものです。

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| 2017年11月 那岐山 | 16:27 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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けっこう大規模な天神山城跡: 佐伯天神山 

2017年11月24日(金) 岡山県和気町 佐伯天神山 (標高408.9m) 日帰り単独行 


雪彦山に登った翌日、昼前に美作市で仕事が入り、午後は空いていたので那岐山に行くつもりでした。ところが、現場から一路那岐山に向けて走り出したところ、雨がパラパラと降ってきました。那岐山もガスに隠れていてどうやら登山にはよろしくない天気だということで、やめて帰ることにしました。


しかし、県南に行くにつれて天気は回復し、周匝(すさい)のあたりまで来ると日差しも出てきました。このまま帰るのももったいないということで、近くの天神山に寄って行くことにしました。


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天神山は吉井川沿いの里山で、山頂に天神山城跡があります。同じ名前の山があるので、旧町名の佐伯をつけて佐伯天神山と呼ばれています。なので、地形図には天神山としか書かれていません。


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佐伯天神山は、和気町から国道374号線を北上したところにあります。ちょうど吉井川が90度曲がっているところで、和気町からだと車で10分程度の距離です。登山口そばに天石門別神社があり、その前には公衆トイレも設置されていますが、登山口周辺には駐車場はありません。374号線を100mほど西に行ったところにコミュニティハウス(いわゆる公民館)があり、そこの駐車場に車を停めることができます。


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登山口の道路脇に割れたプラスティックの看板が地面においてあり、登山者向けの駐車場案内が書かれていましたが、50m西というのは嘘です。ゆうに100m以上はあります。また、コミュニティ広場というのも何も表示がなく、コミュニティハウスも見た目には民家のように見えるため、何も知らないで行くと少し迷うかもしれません。


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僕もどこがコミュニティハウスかわからず、登山口から集落の方へ50mほど行ったところにあったふるさと会館という看板がかかっている洋館がそうなのかと思って、そこに停めさせてもらいました。結果的に違っていましたが、特に使われている建物でもなかったようなので、とりあえず問題はなかったようです。


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12:20 ふるさと会館を出発します。前方に見えるのが天神山です。


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登山口です。入口にけっこう雑草が生えていて、ぱっと見本当に登山道かと疑ってしまう状態でした。右奥に見える小屋は公衆トイレです。男女共用ですが、きれいに掃除されていました。手洗いの水道もあります。


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登山口にあった天神山城跡の標柱。


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10mほど行くと、左手の斜面下に登山口の看板が立っていました。ここからいきなり急登が始まります。


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落ち葉の積もった急登を登って行きます。


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数分のぼったあたりでロープの設置された岩が現れました。とりあえずこの岩を登って行くようです。ロープはあるものの使うほどの斜度ではないし、大きな凹凸や段差はないので普通に歩けます。ただ、岩の上なので踏み跡がなく、ロープが終わると何の表示もないので、ロープが終わった後はなんとなくこっちかなという感じで登って行くしかありません。おおむねまっすぐ登って行けばOKですが、ほんとにこっちなのかという不安はぬぐいきれません。


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12:53 岩が集まっている場所の足元に壊れかけた案内板があり、「武者おとし上の石畳」と書いてありました。しかし、石畳と言えるようなものは見当たりません。


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上に回ってみると、なんとなく石畳のように見えなくもない状態ですが、落ち葉が積もっていてよくわかりません。結局、どこが石畳なのかわからないまま通過しました。


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12:55 今度は「見張り所」という案内板がありました。ここはちょっとした平地になっていて、休憩にはいい場所です。


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見張り所は展望がよく、その名のとおり見張りをするにはいい場所です。南に流れる吉井川と天神山の岩壁に黄葉が彩りを添えてなかなかの絶景です。


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こちらは西方面。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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見張り所から尾根道を上って行くと、山頂らしきピークが見えてきました。


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徐々に傾斜がきつくなり、岩の露出した道になってきました。


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13:08 天神地蔵と書かれた道標がありました。登山道から右へ入って行くようです。


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ほんの5mほど行ったところに大きな岩があり、その足元に小さなお地蔵さんが祀られていました。


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天神地蔵はかなり展望がよく、吉井川が屈曲する様子が一目で見渡せました。


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登山道に戻ると、尾根の左側を巻くようになりましたが、少し行くと再び尾根に戻りました。


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山頂直下は大岩がごろごろする急登でした。


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目の前に粗い石積みが見えると、天神山城跡に到着です。


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13:16 石積みを巻いて上がって行くと、下の段という場所でした。上に東屋が見えます。


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下の段の案内板です。


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下の段の上には西櫓台という場所がありました。


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東屋があったのは三の丸でした。てっきり山頂で本丸だと思っていたのですが、天神山城跡は思いのほか奥に広がっていました。せっかくの東屋ですが、風が強く寒いので座って休憩する気になれず、立ち止まらずに本丸まで行くことにしました。


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三の丸はずっとフラットで幅の広い尾根になっています。


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三の丸の案内板です。


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その後、帯曲輪、鍛冶場という場所を通過。ところどころきれいな紅葉が残っていました。


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風は強いものの日差しがあるので、紅葉が青空に映えます。


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さらに、桜の馬場や大手門跡を通過。


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たこ足のように幹が分かれた大きなカゴノキの脇を通って先に進みます。


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行けども行けども本丸にたどり着きません。ちょっとした山城ぐらいに思っていたのですが、かなり本格的な山城だったようです。


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さらに一段高い場所が見えたので、これこそ本丸かと思い登って行くと、


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違っていました。何度も偽ピークに騙されているような感じです。


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ようやく、二の丸がありました。本丸はもうすぐのはずです。


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二の丸の先は空堀になっていて、一段低くなっていました。とすると、その向こうが本丸でしょうか。


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空堀から段差を登り返すと、大きな石碑がある場所に出ました。


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かなり広い場所です。


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13:34 やっと本丸に到着です。下の段から本丸まで20分近くもかかりました。これほど大きな城跡だったとは思いもよりませんでした。


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石碑には、「浦上遠江守宗景之城址」と掘られています。歴史マニアではないので詳しいことは知りませんが、岡山を宇喜多家が治めるようになる前に備前一帯を支配していた大名のようです。


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本丸にあった天神山城の鳥瞰図です。端から端まで1kmにも及ぶ大規模な城郭だったようです。


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本丸からさらに奥へ行くと南櫓や太鼓の丸という遺跡があるようですが、寒いし、本丸まで来たのでこれ以上奥へ行くのはやめにしました。なお、本丸があるのは標高337mの西峰で、さらに奥へ行くと標高408.9mの三角点が設置された東峰があり、地形図では東峰に天神山の表記があります。ピークハンターなら東峰まで行かないとピークハントしたことになりませんが、僕はピークハンターではないので、西峰で登頂完了ということにしました。


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13:42 日差しはあるものの冷たい風に体温を奪われるのでじっと座って休憩するわけにもいかず、広い本丸を少しぶらぶらしてから下山することにしました。雪山シーズンに向けて寒さ慣れしておく必要があるものの、風邪をひいてしまっては元も子もないので、今日はここまでということで。


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14:08 下山はわき目もふらずに一目散に下り、約30分で登山口まで帰ってきました。雪彦山から2日連続の登山でしたが、足腰は特に問題なく、これといった筋肉痛はありません。しかし、腕につながるわきの下の筋肉や胸筋が徐々に筋肉痛になってきて、翌日の25日は背伸びもできないほどの痛みでした。日ごろ使っている筋肉とそうでない筋肉の差がもろに出た感じです。


今年も気が付けば残り1ヵ月です。年末年始の山行に向けて、寒さ慣れと筋力強化のために、12月は時間を見つけてたくさん山に行こうと思います。

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| 2017年11月 佐伯天神山 | 18:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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修験道の山は甘くない: 雪彦山(大天井岳)その2 

2017年11月23日(木) 兵庫県姫路市 雪彦山(大天井岳) (標高811m) 日帰り単独行 


久しぶりの筋肉痛に見舞われました。下半身は全然ですが、上半身がきてます。雪彦山でたくさんの鎖場を上り下りしたことで、最近めっきり使うことが減った上半身の筋肉が悲鳴を上げたようです。腕自体は特に痛いことはないのですが、胸筋やわきの下の腕につながっている前後の筋肉がかなり痛い状態でした。幸い、26日の日曜日の時点ではほぼ痛みはとれましたが、昨日が最悪でした。最近は泊まりの山行以外ではストックを使わなくなったので、そのせいもあるのでしょう。腕のトレーニングのためには、ストックもときどき使ったほうがよさそうです。


それでは、雪彦山の下山編です。


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11:10 団体さんがちらほら到着して混みあい始めた山頂を離れることにしました。山頂から北へ向かって下って行きます。


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鞍部まで下ってから登り返したところに天狗岩というのがありました。上に登れるのかと思って行ってみましたが、簡単に登れるわけではなさそうなので、すぐに引き返しました。


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天狗岩の先で分岐がありました。


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左が「鹿ヶ壷・峰山方面へ」と書かれています。直進は「地蔵岳・虹ヶ滝へ/下山」となっています。よくみると余白部分に手書きで、鹿ヶ壷方面の道標には「←雪彦山(三角点)」「新下山道←」、地蔵岳方面の道標には「下山道→クサリ場コース」と書かれています。


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地形図をとりだして確認してみたところ、なんとこの分岐は記載されていません。分岐があるのは三角点のある雪彦山手前であり、その分岐は鹿ヶ壷へ下る道の分岐です。幸い、登山口の案内板をデジカメで写してきていたので、地蔵岳経由で虹ヶ滝へ下る道があることは確認できましたが、古い方の案内板だったために新下山道が描かれていません。そのため、鹿ヶ壷方面の道標に書きくわえられていた「新下山道←」がどこにあるのか、どのようなコースなのかわからず、地蔵岳経由のクサリ場コースへ行くことにしました。


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クサリ場コースは、けっこうな難コースらしいということは知っていたのですが、標高1000mにも満たない里山クラスの山でビビるほどのものでもなかろうとたかをくくっていました。ところが、いきなり始まった奈落の底へ落ちていくような岩壁を目の前にして、思わず「マジかっ!」という言葉が口をついて出るほど。最初のクサリ場はまだ足場がそれなりにあってましですが、段差が大きく小柄な女性はかなり苦労しそうです。


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最初のクサリ場をテラス状のところまで下りて見上げたところ。ほぼ垂直にちかい岩壁で、高さは5mぐらいでしょうか。なかなかしびれました。今回ヘルメットは持ってきていませんが、この段階で持って来ればよかったと後悔しました。


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最初のクサリ場からロープを頼りに下って行くと、倒木が引っかかった崖に出ました。ロープはこの倒木の根に結ばれていますが、こんないつ落ちるかわからないものに結び付けられていたとは驚きです。しかし、驚きはそれだけではありません。この倒木の左側にいかにも滑りやすそうな濡れた急傾斜の岩壁があるのですが、なんとその岩壁へ下りるためのロープもこの倒木に結び付けられています。木の根とロープを頼りに左の岩壁へ下るのが本来のコースのようですが、濡れて滑りそうな岩壁に安心できそうな足場になる凹凸が見当たらず、倒木の根とロープにすべてを託さないといけない状況です。まあ、簡単に倒木が落ちる心配がないということでロープがかけられているのでしょうが、さすがにそこまで信頼できないので、倒木の右側から下りることにしました。とはいえ、こちらも楽には下りさせてもらえず、1mちょっとの段差があるオーバーハング気味のところを、細い立木につかまりながらずり落ちるように下りました。


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濡れた岩壁に出てみると、中央に鎖がかけられていて、それを頼りに下ります。この岩壁も足場が少なくて小さいので、けっこう苦労しました。写真は下から見上げたものです。一番上に倒木の根の部分が少し見えています。


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その後は少しまともに歩けるようになりますが、傾斜はそれなりにきつく、時々ロープが設置された急傾斜の部分が現れます。さすがに上級者コースといわれるだけのことはあります。岩場や鎖場の経験が少ない人は、このコースは選ばない方が賢明です。


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だいぶん下ってきたところで、樹間に切り立った岩塔が見えました。登っている人がいるところを見ると、あれが地蔵岳のようです。普通の小ピークかと思っていたのですが、どうやらそこそこ厄介な山のようです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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11:37 鞍部のような場所に出ると、そこが分岐になっていました。左へ下ると虹ヶ滝、直進すると地蔵岳です。まよわず直進です。


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地蔵岳の下までくると、下山者を待つ渋滞が発生していました。とはいっても、2人下山で2人待ちという渋滞なのですぐにおわりそうです。登り待ちの2人の後ろでまっていると、先にどうぞと順番を譲ってもらったので、ほとんど待つこともなく登りに取り掛かることができました。この二人は後から登ってくることがなかったので、登らずに下山したようです。


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11:43 地蔵岳山頂に着きました。それなりにクライミング的要素はありますが、足場や手がかりがしっかりしているので、鎖やロープがなくても大丈夫でした。ただし、足場になるような場所は、すべてつま先がのる程度の大きさしかないので、誰でも簡単に登れるというほど安易でもありません。登るよりも下るほうが厄介なので、登るのなら安全に下れるかどうかよく考えて判断してください。


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地蔵岳山頂からの展望です。


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すぐ隣に同じような岩峰が見えています。案内板から判断すると、低い方が三峰岳、高い方が不行岳のようですが、確かなことはわかりません。


地蔵岳山頂でランチにしようかと思いましたが、たいして広くもない岩だらけの山頂だし、数人で混雑感がでるのは明らかです。僕の後からもグループが下山してきていましたから、彼らが上ってくるだろうし、そのあとに大天井岳の団体が続いているかもしれません。なので、さっさと下山ことにしました。地蔵岳から下りかけていると、予想通り後ろにいたグループが登って来たので、さっさと下山することにしたのは正解でした。



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11:51 地蔵岳下の分岐から虹ヶ滝へ下ります。


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地蔵岳からはそれほど急傾斜の場所はありませんが、ロープや鎖のかかる場所も何カ所かあり、また濡れた岩の上をトラバースするような区間もあり、それなりに気の抜けないコースです。


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やがて眼下に沢が見えてきました。虹ヶ滝までもう少しのようです。


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しかし、虹ヶ滝に下りるには、最後に鎖場が待っていました。高さはそれほどでもありませんが、濡れて滑りやすい岩のクサリ場なので、気を抜かないように慎重に下りました。


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さらに落ち葉ものっていて、最後にトラップのような下りでした。


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12:13 虹ヶ滝に着きました。


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名前の通り滝があるのかと思いきや、見えるところにそれらしい滝はなく、上流にカツラの大木があるだけのきれいな渓流でした。


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下山路は渓流を渡渉して対岸へと続いています。


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対岸を渓流沿いに下るのかと思いきや、左岸の斜面を上って行くようです。


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斜面を登りきるとベンチが二つある広場になっていました。時間的にもちょうどお昼時なのでベンチでランチにしようかとも思いましたが、ここまで来てランチでもないかと思い、さっさと下ることにしました。


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下山路は尾根を越えて反対側へ続きます。


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少し紅葉も残っていました。


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虹ヶ滝までの道とうってかわって傾斜の緩い歩きやすい道になりました。


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植林帯の中の道になってしばらく行くと、前方に道標が見えてきました。


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12:34 大曲という分岐です。下山路は折り返すように右下へ下ります。左上に行く道もあり、登山口の案内板によると登った先に展望台があるようですが、この分岐には展望台があるとは書かれていません。なので、何の躊躇もなく右に折れて下山を続けました。わかっていれば展望台まで行ってみたかもしれません。


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というのも、ここから少し下ったあたりで、樹間から地蔵岳や三峰岳と思われる岩峰が見え、その迫力がけっこうすごかったので、もっと良く見える場所はないものかと少し道を外れて探してみたりしたほどでした。


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きれいな水の流れる渓流を3度ほど渡渉しながら、渓流に沿って下って行きます。


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やがて渓流を左下に見ながら下る、ほどほどに整備された道になりました。


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12:55 大きな堰堤があり、右岸側から回り込んで下りました。


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近代芸術のオブジェのような巨大な鉄パイプ式の堰堤が印象的でした。ただ、見た目にはアーティスティックですが、、パイプの隙間は車がらくらくと通れるぐらいあって、土石流で流れてくる巨岩をくいとめるためのものだとはいえ、本当にこれでいいのかという気がしないでもありません。


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13:00 13時ぴったりに登山口に戻ってきました。結局お昼休憩はとらず、また座ってゆっくり休むこともなしの、歩きっぱなしに近い3時間半でした。足を止めたのは大天井岳と地蔵岳の山頂のみで、一度も座ることはありませんでした。それでも、ひざが痛むこともなく、足の筋肉痛になることもなかったので、下半身はそれなりに鍛錬されてきたようです。翌日の夕方から上半身の筋肉痛が始まったので、今後の課題は上半身ということになりそうです。


ということで、標高811mの低山ですが、けっこうタフな山だったなというのが実感です。かなり危険な場所もあるので、ヘルメットは着用することをお勧めします。修験道の山をなめてはいけないというのが、今回の教訓でした。

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| 2017年11月 雪彦山(大天井岳) | 21:42 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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修験道の山は甘くない: 雪彦山(大天井岳)その1 

2017年11月23日(木) 兵庫県姫路市 雪彦山(大天井岳)・標高811m 日帰り単独行 



兵庫県姫路市の北部にある雪彦山(せっぴこさん)に登ってきました。前から一度登ってみたかった山ですが、ヒルが出るため暑い時期には行く気になれず、雪が降る前のこの時期がちょうどいいタイミングだろうということで、祝日だった23日に決行となりました。しかし、祝日だけあってそこそこ登山者が多く、団体やグループの渋滞に巻き込まれることも何度かあり、ややストレスのたまる山行になってしまいました。


雪彦山というのは複数の山の総称らしく、しかもいろいろと説があるようで、どれが本当なのかよくわかりません。とりあえず、地元である旧夢前町では、洞ヶ岳、鉾立山、三辻山の総称であると定義しているそうですが、洞ヶ岳という山も大天井岳、不行岳、三峰岳、地蔵岳等の総称だそうで、なんのこっちゃという感じです。とりあえず、洞ヶ岳の最高峰である大天井岳を雪彦山としているようなので、大天井岳を目指すことにしました。


ちなみに、地形図には915.1mの三角点がある山を雪彦山として記載してありますが、そこが三辻山だそうです。それ以外の山名はまったく記載されていません。また、登山道も実際にあるコースが記載されていないなど、あまり役に立ちませんでした。地形図だけ見ていると、道標に書いてある山名や地名、コースの記載がないので、どの道がどこに向かっているのかほとんどわかりません。念のため印刷して持っていくのはありですが、登山口の案内板をデジカメやスマホで撮影しておいた方がよほど役に立ちます。


雪彦山登山口に着いたのは9時頃でした。まだ駐車場には余裕があるだろうと思っていたらけっこういっぱいで、あと2~3台で満車という状態でした。団体さんが駐車場前の道路に広がって準備運動をしていたりしていたので、どうも関西地方では人気の山のようです。僕が準備をしている間にこの団体さんは出発して行ったので、追いつかないようにすこしゆっくりと準備をして時間をずらすことにしました。


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9:31 出発です。駐車場前の道路からは、そそりたつ岩峰が見えました。あれが大天井岳だと思われます。


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余談ですが、トイレは、駐車場手前の道がカーブしているところに建っている携帯のアンテナ塔の裏にあり、すぐ前に車が停められていると気が付きにくくなっています。登山口前のバンガローは閉鎖されていてトイレは使用できないので、駐車場のトイレしか使えません。駐車場のトイレは、きれいに掃除されていて、登山口の公衆トイレにしてはかなり清潔なレベルでした。


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登山口には2種類の案内板があります。こちらの案内板のほうが古いものらしく、天狗岩と虹ヶ滝を結ぶコースの北側に設置されている新しいコースの記載がありません。(写真クリックで拡大)


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こちらの案内板は写真つきだし、危険個所まで詳細に書かれていたりするので、写真に撮っておくならこちらがおすすめです。B1~B3を結ぶコースは新下山道とのことですが、A9~A14を結ぶコースがあまりにも難易度が高いので、新しく作られたようです。詳しくは後で書きますが、鎖場や岩場の経験が少ない人はとんでもないところに来てしまったと後悔するようなコースです。(写真クリックで拡大)


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登山口はバンガローの脇にあります。階段を登って行くのがAコースの時計回りで、大天井岳に最短で登るコースです。出雲岩コースともいうようです。Aコースを反時計回りに登って行く場合は、道を直進します。今回は素直にAコース時計回りで行くことにします。


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しかし、スタートからいきなりの急登が始まります。ほんと、マジか!?と言いたくなるような急傾斜です。


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はじめのうちは石ゴロの道でしたが、すぐに土の道になります。傾斜は相変わらずで、土や濡れた岩が滑りそうで慎重に歩を進めました。今回は1000m未満の山ということで、トレッキングシューズのミレーオールロードGTXを選んだのですが、この靴はソールのグリップが秀逸なので助かりました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:02 展望岩という道標のある岩に着きました。


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その名の通り、大天井岳が眼前にそびえたっているのがよく見えます。岩も階段状でそこそこフラットなので休憩によさそうでしたが、汗をかかないようにゆっくり登って来たからかあまり疲労感がなく、水分補給だけして先に進みました。


展望岩から先は傾斜が緩み歩きやすくなりましたが、それでも上り坂は続くので、すこし汗ばむぐらいになってきました。ちなみに、気温は8度ぐらいで、出発時はミレー ドライナミックメッシュ長袖+薄手メリノウール長袖シャツ+薄手フリースという3枚重ねでしたが、急登ですぐに暑くなり、フリースは早々に脱ぎました。ミレー ドライナミックメッシュ長袖は今回初めて着たのですが、タンクトップタイプと比べると袖がある分肩から腕が冷えることもなく、10度を下回る気温で風も少しあるというのに、上に薄手のウールシャツ1枚だけでも大丈夫でした。ただし、立ち止まってじっとしているとさすがに冷えてきます。


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10:23 A-4という道標のある場所に来ると尾根がフラットになり、ようやく一息つける状態になりました。しかし、風がちょっと強かったので、休憩なしで進みました。


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少しの間フラットな尾根が続きますが、ほんの1分ほどで終わりです。


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再び急登が始まります。


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前方に3階建てくらいありそうな巨岩がそびえたっていました。尾根をふさぐように立っているので、道は左手を巻いていきます。


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巨岩の下を巻いていくと、ちょっとしたロープ場がありました。4mぐらい下りて、その先は落ち葉の積もる岩を渡って行くようです。それほど厄介なことはなかったので問題はないのですが、ここで団体の最後尾に追い付いてしまいました。この団体は年配の団体で、けっこうな人数がいたようです。


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10:37 先ほどの巨岩など比べ物にならないぐらいの超巨岩が出現しました。


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出雲岩という名前がついています。


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出雲岩の下を抜けていくのですが、岩というよりもでかいビルが建っているかのようです。岩壁といったほうが早いレベルです。


出雲岩の下を奥へと進んで行くと、とうとう団体の渋滞につかまってしまいました。追い付かないようにゆっくりと歩き、立ち止まって写真を撮ったりしながら時間を調整して歩いていましたが、ここにきて岩をよじ登る場所が出てきたため、順番待ちが発生してしまったようです。仕方がないのでおとなしく待つしかありません。


岩の上に出ると数人が先に行かせてくれたので、渋滞待ちも少し解消しました。


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しかし、すぐに鎖場が現れて渋滞はさらにひどくなります。人気の山に祝日に来てしまったのが原因なのでどうしようもありません。幸いにも、順番が近づくと前の人が先に行かせてくれて、わずかですが早く登ることができました。


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鎖場を抜けると、セリ岩というところに出ました。


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セリ岩というのはこれ。人一人がやっと通れる幅の岩の隙間を抜けていきます。体を横にしないと通れないので、バックパックは手に持っていきます。バックパックは冬装備に準じる荷物と一眼レフを入れているために、担いでいるとそうでもないのですが、手に持つとけっこう重いと感じます。


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奥の方はトンネル状になっていて、横歩きしながらようやく通り抜けました。このセリ岩で渋滞がなかったのはラッキーでした。


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セリ岩に誰もいなかったので、抜けた後はスムースに進めると思いきや、すぐに渋滞につかまりました。今度はおじさんの集団です。男性ばかりなのでサクサク進むかなと期待しましたが、あっさり裏切られました。それでも、時々追い越すことができたので、ずっと渋滞の後ろをついていくストレスは多少なりとも緩和されました。


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ようやく渋滞を抜け出して、前に誰もいない状態になったところで、岩ゴロの急登が出現しました。しかし、その先に空が見えていたので、どうやら山頂まで近いようです。


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11:05 岩ゴロの急登を上りきると、山頂に出ました。


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それほど広くない山頂は、大きな岩がごろごろとあって、平地はほとんどない場所でした。見える範囲で10人ぐらいいたので、意外と空いていると思いましたが、岩陰にもそこそこ人がいて、それなりに混雑している状態でした。


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山頂からは展望が得られましたが、風がきつくてけっこう寒かったです。休憩している人たちはジャケットのフードをかぶりながらラーメンをすすったりしていましたが、見るからに寒そうです。


自分も早いランチにしようかどうしようかと迷いましたが、すぐに団体が上ってくるのがわかっているので、ここでランチを食べ始めると、人ごみの中で食事をすることになり、それを思うだけで食欲もなくなります。それに、あまりお腹も減っていなかったので、あえて今食べる必要はありません。ということで、混雑した大天井岳はさっさと出発することにしました。

つづく。


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| 2017年11月 雪彦山(大天井岳) | 21:40 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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フォトギャラリー: 森林 秋3

掲載している写真は、2017年11月5日に鳥取県琴浦町の一向平から大休峠への登山道で撮影したものです。

撮影に使った機材は、ペンタックス K-50 + DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRです。

横位置の写真は、クリックすると拡大表示されます。サムネイルのままだと色が少しくすんで見えるので、ぜひ拡大してご覧ください。


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紅葉に染まり始めた大山滝。


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ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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| 森林 | 21:04 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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今年最後の紅葉ハイク: 皆ヶ山(みながせん)その2 

2017年11月13日(月) 岡山県真庭市 皆ヶ山(標高1159m) 日帰り単独行 


二つ玉低気圧の通過後に冬型の気圧配置になって、岡山県北の山にも雪が積もったようです。奥大山スキー場のライブカメラでは、一面真っ白になっていて、大山は本格的に雪山シーズンを迎えたように見えます。もっとも、来週半ばには寒気もゆるんでくるようなので、このまま根雪になってしまう可能性はあまり高くなさそうです。大山が本格的な雪山になるのはだいたい12月半ばごろなので、今年もそんな感じなのかもしれません。

さて、皆ヶ山レポの続きです。


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12:59 二俣山で短い休憩をとった後、皆ヶ山に向けて出発です。二俣山からはそれほど高低差のない尾根を緩く下り、皆ヶ山へ登り返すことになります。


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二俣山山頂直下は少し傾斜がきつく、地面も濡れた状態だったのですこし厄介な感じでしたが、すぐに傾斜もゆるくなり、乾いた尾根道をだらだらと下って行くと、皆ヶ山下の鞍部に着きました。ここから登り返しです。


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鞍部からの登り返しがかなりの急登でした。きつい傾斜の斜面をほぼ直登する道なので、かなりハードな区間です。真夏だと大汗をかきそうですが、気温が高くないので汗ばむ程度で済みました。また、この区間だけやけに風があり、山頂でも寒い思いをするのではないかという不安を抱えながらの登山となりました。


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ようやく傾斜が緩み、フラットに近い道になりました。山頂付近はブナの大木が立ち並んでいて、規模は大きくないもののそこそこ雰囲気のあるブナ林です。


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13:24 皆ヶ山山頂に着きました。


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こじんまりした空間で、10人ぐらいいると混雑感がきつそうな広さでした。幸い誰もいないので、ゆっくりと休憩をとることができます。心配だった風は、ほぼ無風でした。皆ヶ山山頂は南北に長い台形で、山頂はその北側にあるため、南斜面で吹いていた風はそのまま上空に吹き上がってしまうのか、山頂まで届かないようです。周囲にブナ林があり、林床にはそこそこ高さのある笹が密生しているので、風が弱められるというのもあるみたいです。


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山頂からは、東から東南にかけて展望があります。こちらは東方向で、左手近くにアゼチ、右奥に上蒜山が見えています。


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写真ではただの笹薮に見えますが、アゼチへの薄いトレースがあるようです。ただし、おそらくヤブコギの道だと思われます。積雪期でないと厳しそうです。


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東南方向は上蒜山の山麓と蒜山高原の一部が見えていました。緑の牧場のような場所は、上蒜山スキー場跡です。


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西方向は木立があってほとんど展望はありませんが、冬枯れのこの時期は木々の隙間に大山が見えていました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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13:54 山頂で30分ほどのんびりしたので、そろそろ下山することにします。ランチ用にカップめんを持ってきていましたが、空腹感がなかったので結局食べませんでした。チョコレートを2片と水分補給しただけでした。来るときの車中で朝食を10時ごろ食べたので、お腹がすかなかったようです。


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山頂近くのブナ林を振り返って。なかなか立派な大木がちらほらありました。


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二俣山に向かって下って行きます。皆ヶ山南斜面の急斜面は、下るのもけっこう大変でした。落ち葉が積もっているので滑りやすかったり、落ちた木の枝や石、木の根が隠れていて、そういうものを探りながら下りないといけないので、時間もかかりました。


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二俣山北斜面を登り返しているとき、一カ所だけ木の枝に邪魔されないで大山を見ることができる場所がありました。


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14:20 二俣山まで戻ってきましたが、帰りはそのまま通過です。


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大木はありませんが、きれいなブナ林の中を下って行きます。


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二俣山から下る尾根道も、なかなかの傾斜があり落ち葉の下にトラップが隠れているので、やはり気の抜けない区間でした。


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14:41 ようやく急傾斜区間が終わり、楽に歩けるようになってきました。


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登って来た時と同様に、紅葉の美しさが目を引きます。


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午後の斜光に照らされる紅葉は、朝の光を浴びているときとは少し趣が違います。


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茶色になったブナの大木は、どこか郷愁を感じさせます。


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枯れ葉のじゅうたんが敷き詰められた道を、カサカサと音をたてながら歩くのは不思議と気持ちがいいものです。


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下の方まで来ると、少し緑の葉も混じっていて、まだ秋が深まっていない雰囲気が残っていました。


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登山口まで戻ってきたころには、空は雲が覆い始めていました。山にいる間だけ日差しが残っていてなんだ得した気分です。


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管理棟前から、来るときに使った車道ではなく、ゲート前へ直接つながっている歩道で下りました。


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15:55 駐車場に戻ってきました。出発が遅かったので夕方になってしまいましたが、誰にもあわず、天気にも恵まれて、いい山行ができました。山はリフレッシュの場所なので、こういう山行は理想的です。やっぱ山に行くなら平日に限ると思った次第です。

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| 2017年11月 皆ヶ山 | 14:52 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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中国山地に雪

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国道のライブカメラを見てみると、大山寺の南光河原駐車場入口の道路に積雪が見られます。積雪深のデータが出ていないので詳しくはわかりませんが、どうやら数cmは積もったようです。明日、伯耆大山に行く予定の人は、チェーン必携です。お忘れなく。


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鳥取県境の各峠のライブカメラを見た限りでは、19日の午前零時段階で道路に積雪があるのは、人形峠と辰巳峠だけのようです。


それにしても、いきなり冬が来てしまいました。雪山シーズンに向けて準備を急げ! ですね。


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| ヤマネタ・ニュース | 00:21 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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今年最後の紅葉ハイク: 皆ヶ山(みながせん)その1 

2017年11月13日(月) 岡山県真庭市 皆ヶ山(標高1159m) 日帰り単独行 


久しぶりに月曜日が空いたので、平日登山に出かけてきました。登ったのは上蒜山の西隣にある皆ヶ山。人気の蒜山三座に比べるとマイナーな山で、いままで一度も登ったことはありません。どんな山なのか、どんなコースなのか、事前の情報はほとんど持たずに行ってきました。


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皆ヶ山の登山口は蒜山キャンプ場の中にあるので、蒜山高原キャンプ場に向かって車を走らせていたら、直前でゲートが半分閉められていました。なんと営業終了で関係者以外進入禁止となっています。


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10:54 仕方がないので、ゲート前の駐車場に車を停めて歩いてキャンプ場まで行くことにしました。


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関係者以外立ち入り禁止となっていますが、入らないことには登山ができないので、ゲートを通過します。


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もう紅葉も終わりかと思っていましたが、ちょうど蒜山高原のあたりがピークになっているようです。


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管理棟西隣の駐車場から奥へと入って行きます。このあたりには皆ヶ山登山口を示す道標の類は何もありません。


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管理棟から奥に向かってずっとキャンプサイトが続いていて、アスファルト舗装の道を進んで行きます。


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一番奥まで行くと、初めて「皆ヶ山」と書かれた道標がありました。


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銀色の水タンクの前に熊出没注意の看板がありました。といっても、ここで出たわけではなく上蒜山での話でした。とりあえず、用心のためにクマ鈴を準備しました。


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登山口に皆ヶ山の説明版がありました。「皆」は水の多い土地という意味だそうです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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銀色の水タンクの脇から登山道が始まります。


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はじめのうちはほぼフラットで広い道が続きます。


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両側にはきれいな紅葉の森が広がっていました。


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山の紅葉はもう終わっていると思っていたので、うれしい誤算でした。


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道標に「皆ヶ山野営場」と書かれていて、蒜山高原キャンプ場は以前はこう呼ばれていたようです。


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黄色のモミジもありました。


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標高600mあたりがちょうど紅葉のピークになっていたようです。


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ここの森は、赤いモミジと黄色のモミジがそれぞれあってカラフルです。


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日差しと青空が紅葉を引き立たせてくれます。前日の日曜日はあまりい天気ではなかったので、出かけるのをやめて今日にしたわけですが、我ながらいい判断でした。


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標高800mあたりがほぼ皆ヶ山への中間点でした。


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ちょっとした広場になっているので、休憩にいいところです。


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その先は紅葉はすっかり終わって冬枯れの森になっていました。


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進むにつれてブナの森になりました。葉を落としたブナ林はカラリと乾いた明るい森です。


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登山道の傾斜が次第にきつくなってきました。


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標高900mあたりからけっこうな急登になりました。落ち葉が道を覆っているため、石や木の枝が見えず、うかつに歩くと滑ってしまうので、慎重に足を運びました。


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冬枯れの森の向こうにピークが見えていますが、あれは皆ヶ山の手前にある二俣山のピークです。


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空が見えてきたので、どうやらピークが近いようです。


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12:52 二俣山山頂に着きました。そこそこ広いピークです。周囲の木立は葉を落としきっているので、展望もそれなりにあります。


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二俣山の標高は1080mで、皆ヶ山の前衛峰のごとく、手前に立ちふさがっています。結構な急登でもあるので、皆ヶ山のジャンダルムとでもいったところでしょうか。


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南側は木立もなく、蒜山高原がよく見えました。


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西の方には木立の向こうに大山がくっきり。この時期だからこそ見える風景です。風もなく、日差しは暖かで、荷物を降ろして急登で出た汗を拭きつつ少しの間休憩をとりました。ここまで誰にもあっていません。平日のマイナーな山は、貸切になるのがいいところです。

つづく。

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| 2017年11月 皆ヶ山 | 12:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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紅葉探しのトレッキング: 一向平~大休峠 

2017年11月5日(日) 鳥取県琴浦町 大休峠(標高1120m) 日帰り単独行 


11月に入って最初の日曜日は、10月後半の紅葉最盛期を2週続けて台風につぶされたリベンジに出かけてきました。といっても、標高1000mを越える場所はすでに紅葉は終わっているタイミングなので、それよりも標高が低いところに行かないと紅葉に出会えません。しかしどこでもいいというわけでもなく、森がきれいで紅葉のピークになっていそうなところを検討した結果、伯耆大山の東にある一向平(いっこうなる)キャンプ場から大休峠までの区間を写真を撮りながら歩いてきました。


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9:07 一向平キャンプ場を出発します。出発前に登山届をだそうと管理棟に立ち寄ったところ、登山届用紙はなく、かわりにノートが置いてあり、そこに名前や連絡先を記入するようになっていました。避難小屋の雑記帳でもあるまいに、なんだかなあと思いつつも必要事項を記入して出発しました。


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少し先で分岐がありますが、通常は直進です。しかし、この日は右折方向に進入禁止や通行禁止の看板がなく、「法面対策を行っています」という看板だけが出ていました。先行の男性も右に曲がって、以前のトレッキングコースを進んで行ったので、通行できるようになったものだと思って右折しました。もともとはここを右折して、川沿いの吊り橋まで行く道があったのですが、崖崩れで通行できなくなり、直進して長くて急な階段を使うコースが作られたわけです。


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川沿いのコースにでると、対岸の山が紅葉に赤く染まっていました。読み通り、紅葉のピークは800mあたりに下りてきているようです。


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進んで行くと、崖崩れが発生した場所が見えました。法面の工事も完了しているみたいで、バリケードもなく普通に通れるようになっていました。


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吊り橋と鮎返りの滝も見えます。


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吊り橋まで来ました。ちなみに、歩いてきた道は吊り橋の前にバリケードが置かれ、吊り橋方向に向けて通行止めの看板が出されていました。キャンプ場のほうには何もないのに、なぜキャンプ場に戻る方向にだけ通行止めの看板がでているのか謎です。日曜日で工事もしていないので通行に支障はないはずです。


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橋を渡って森の中に入って行くと、紅葉した木々がちらほらと目につき始めました。


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頭上に覆いかぶさる木々の樹冠にも秋の彩が始まっています。


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朝の斜光に輝く紅葉の木々が言葉にできないほどの美しさです。このコースは、吊り橋を渡ると南に向いた加勢蛇川の左岸を歩くので、ちょうど紅葉の木々が逆光を浴びて光り輝く様子を見ながら進んで行くことができるいい条件に恵まれています。


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そこかしこにきれいな紅葉が見られるので、ついつい足が止まります。


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9:48 大山滝の入口まで来ました。展望台から大山滝を見ることができますが、奥まったところにある滝には陽があたらず、手前の紅葉し始めた木々に陽が当たっているので、明暗差が厳しくて紅葉と滝をうまく再現できるか気になりましたが、コンデジでも黒潰れや白飛びしないでなんとか再現できました。もちろん、一眼レフで撮影したものは、よりきれいに再現できてますので、現像が終わったらフォトギャラリーのほうで公開する予定です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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大山滝入口から先は少し山道っぽくなってきます。


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しかし、紅葉はここからが本番でした。


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地獄谷入口までは、ずっと一眼レフで撮影していたので、コンデジで撮影した記録写真はありません。なので、3枚ほど一眼レフの写真を載せておきます。


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10:32 地獄谷入口です。ここまでは比較的傾斜の緩い歩きやすい道ですが、ここから大休峠までは本格的な登山道になります。この場所は標高750mになりますが、ここから上にどれほどの紅葉が残っているのかよくわかりませんが、とりあえず行ってみることにします。


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急傾斜の尾根をジグザグに登って行くと、紅葉した木々が現れました。


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尾根に出ると、紅葉の森の中を登って行きます。


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矢筈ヶ山の南麓にある大きな谷に沿った尾根道は、ちょうど紅葉のピークをわずかに越えたぐらいの状況で、まだまだ十分きれいな紅葉を見ることができました。


残念だったのは、このあたりで撮影していると、犬を連れたグループが音楽を流しながら登ってきて、せっかくの静かな雰囲気をぶち壊しにされたことです。五月蠅いので、すこし余計に時間を使って彼らの音楽が聞こえないぐらいになるまで先行するのを待ってから、再び歩き始めました。しかし、厄介は不思議としつこくまとわりついてくるもので、少し先でなんと立ち止まってぐだぐだと雑談しているではありませんか。休憩なのかなんなのかしりませんが、ほんと勘弁してもらいたいものです。


彼らを追い越して先に進み始めると、なんとこちらの後を追うかのようにすぐに彼らも歩き始めてもうげんなり。幸い、標高1000mあたりになって紅葉もほぼ終わりの状況だったので、足を速めて五月蠅い音楽が聞こえなくなるまで先を急ぎました。クマよけの鈴の代わりなのかもしれませんが、もう少し他人の迷惑ということに気が回らないのでしょうか。野放しの犬といい、ほんと典型的な迷惑登山者です。


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大きな谷をぐるりと回り込むようにトラバースして、再び尾根に出てみると、木立の向こうに大山が見えました。


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こうしてみると、わずか1700m程度の標高しかない山とは思えない迫力があり、新穂高温泉から見上げる穂高岳のようにも見えます。


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尾根からは再び斜面のトラバースとなります。標高1100mの等高線に沿うように水平な道が大休峠まで続きます。


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11:58 大休峠避難小屋が見えました。ちょうど昼時なので混雑しているかもしれません。


とりあえず、小屋に入ってトイレで用を足して、中に入ってみると、意外にも誰もいませんでした。中から外を覗いてみると、外のベンチには大勢の登山者がいます。どうやら、日差しのある暖かい外で昼食を食べているようです。それならということで、誰もいない小屋の中でゆっくりとランチタイムにさせてもらいました。


ランチ後、外に出てみるとベンチがあいていたので、日当たりのいいベンチで少し休憩しようとしたら、どこからともなくあの頭痛と吐き気を引き起こす臭いが漂ってきました。振り返ってみると、犬を連れて音楽の雑音を垂れ流していたあのグループが少し離れたベンチにいて、なんと全員がたばこをくわえています。そこらじゅうに煙が流れ受動喫煙による健康被害をまき散らしていることには、まったくお構いなし。というより、その事実にすら気が付いてさえいないのでしょう。厄介はどこに行ってもやっぱり厄介というわけです。これを見た瞬間に荷物をまとめてベンチを離れました。


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12:31 こんなところに長居は無用というわけで、すぐに下山開始です。


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同じ道でも、歩く方向が違えば往路で見えなかったものが見えてきます。この紅葉も往路では気が付きませんでした。


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矢筈ヶ山の南側、大きな谷をトラバースしながらぐるりと巻いていく区間のちょうど真ん中あたりに、「三本杉別れ」と書かれた道標が立っています。ここから谷を下る道がかつてあったようですが、地獄谷へ下りることができたのでしょうか。


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道標の反対側の地面にはこのような案内板が地面に置かれています。これがなくても、すでに踏み跡らしいものさえわからない状態なので、だれも下る人はいないのだと思いますが、どんな道でどこに出るのか、すこし興味もわいてきます。


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まだお昼休憩の時間に下山し始めたので、今度は厄介者に煩わされることもなく、静かな山旅を楽しみながら下ります。


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14:12 少し撮影に時間を使いましたが、地獄谷入口まで下りてきました。


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大山滝入口で少し休憩をとりました。


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1500 吊り橋まで戻ってきました。ちょうど午後の斜陽が吊り橋の対岸の紅葉を照らし出していて、すごくきれいでした。


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15:19 撮影に時間を使った登りで約3時間かかりましたが、下りでも三本杉別れから少し下ったあたりで撮影に時間をかけてしまったので、同じくらいかかってしまいました。そこそこいい写真が撮れたので、良しとしておきます。


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| 2017年11月 大休峠 | 21:10 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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フォトギャラリー: 森林 秋2

掲載している写真は、2017年10月9日に福井県白山市の別山で撮影したものです。

横位置の写真は、クリックすると拡大表示されます。


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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水面に映り込む紅葉と青空。
撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF24-105mmF4L IS USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM


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撮影機材:CANON EOS6D + CANON EF16-35mmF2.8L II USM



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| 森林 | 15:03 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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歴史をめぐる散策路: 吉備の中山その3 

今日は午後になって例の楽天カードを装った不審なメールが2通届き、うっとおしいので迷惑メールに指定してやりました。夕方迷惑メールのフォルダを見てみると、なんと6通も届いていました。基本的には楽天のキャンペーンやリボ払い申し込みでポイントがもらえるという受信者の物欲をくすぐる内容のもので、ぱっと見ただけでは怪しいところがなさそうに見えます。もちろん、発信元のアドレスが違うので詐欺メールであることは明白です。しかし、楽天が1日に6通もメールを送ってくるなんてことはこれまでの記憶ではありません。詐欺メールもこういうところがアホなところです。


さて、ちょっと遅れてしまいましたが、吉備の中山のレポの完結編です。




2017年11月3日(金) 岡山県岡山市 吉備の中山(標高170m) 日帰り単独行 


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13:36 吉備津神社からまっすぐ車道を歩いてくると、「鼻ぐり塚」と書かれた看板があります。この右手にあるのが福田海のお寺で、その中に鼻ぐり塚があります。


そもそも福田海って何?と思う人が多いと思いますが、宗教法人です。詳しくはググってもらえばわかりますが、実は我が家のお墓はここにあります。で、鼻ぐり塚というのは、食肉にされた牛と豚を供養するために鼻輪を集めた塚というわけです。鼻輪の数は700万個近くあるそうです。昔は誰でもいつでも自由に見学できたのですが、今では護摩木料というお布施をしないと見学できないようになっているようです。ウルトラセブンだったか、ウルトラマンエースだったかのロケ地にもなりました。


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福田海の入り口には、りっぱなムクノキが立っています。


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福田海を通り過ぎて、小さな川を渡った先の右手に墓地があります。吉備の中山への登山口がこの墓地の脇にありました。


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いままで数えきれないぐらいこの前を通りましたが、単に墓地に上がる階段だと思っていましたが、ここから天柱岩を経て龍王山に登ることができます。入口に「天柱岩登・・・」と掘られた石柱がありますが、下の方は埋まってしまったのか見えませんでした。たぶん、天柱岩登山口と掘られているのだと思います。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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長い石段を上って行きます。真夏に通るとやぶ蚊に襲撃されそうな雰囲気ですが、この時期はさすがに大丈夫でした。


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石段の一番上で登山道が右手に分岐します。


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上って行くと水平な道に合流しましたが、この場所にはなんの道標もありません。この水平な道は吉備の中山を守る会の地図にも記載されていない謎の道です。方角的には右へ行けば福田海の奥から中山へ登る道に続いていると思われますが、左はどこへ行くのかわかりません。どちらに行くべきか迷いましたが、左の先に分岐があり、小さな道標らしいものが見えたので左へ行ってみました。


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予想通り、この分岐を右へ上がって行くと天柱岩へ行けるようです。


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分岐から先はジグザグの急登が続きます。立ち止まって写真を撮っていると、蚊がまとわりついてきました。温暖化の影響なのか、子供の頃よりも蚊が飛び回る時期が長くなっているようで、まだまだ油断はできません。


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13:52 木々の隙間に塔のような巨岩が見えました。どうやらあれが天柱岩のようです。


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登山道は天柱岩のすぐ下を通過します。この手前から上に上がる道もありましたが、岩の下を通って向こう側から上がることもできます。


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岩塔の先端に「天柱」と掘られていました。天柱岩という名前の由来だそうです。


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天柱岩から上はさらに急斜面になり、ロープにつかまりながら登って行きます。


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上りきったところに元宮磐座という巨岩があります。おそらく”もとみやいわくら”と読むのだと思いますが、正しくはわかりません。なんでも、吉備津彦神社の元宮と伝えられる磐座だそうです。


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下から見るとあまり大きく見えませんが、上から見ると結構な大きさです。


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元宮磐座の先が龍王山の山頂でした。広い草地になっていて、それなりに展望もあります。のんびりと弁当をたべるのに良さそうでした。


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山頂には八大龍王が祀られています。八大龍王は水神なので、雨乞いの儀式を行う場所だったそうです。


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八大龍王の前から岡山市街地が見えました。


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あとは、吉備津彦神社へ下るだけです。元宮磐座まで戻って吉備津彦神社から登って来た道に出ることもできますが、同じ道を下るのも面白くないので、山頂から北東へ下る道で行くことにしました。道標によればこの道も吉備津彦神社へ下ることができるようです。


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北東斜面を下る道なので日差しはまったく差し込まず、まだ14時過ぎだというのに夕方のような暗さです。


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下って行くと分岐が現れました。道標がないので、どちらにくべきかわかりません。吉備の中山を守る会の地図にも載っていないし、そもそもこの地図に描かれている道は吉備津彦神社の手前で尻切れトンボになっていて、どこか中途半端な地図です。どうせ作って公開するのならちゃんとしたものを作ってもらいたいものです。とりあえず、踏み跡の幅が広い右へ行くことにしました。方角的にも、北東に向かっていた道から左へ行くと北向きになってしまい、吉備津彦神社から離れた方向に行ってしまう可能性があるので、無難な右を選んだということでもあります。もっとも、実際には左へ行けば駐車場の上に出られたみたいです。


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右の道は斜面をトラバースしながら、右方向へまっすぐ下って行きます。どうも吉備津彦神社の上を通り過ぎて、登山道に合流する雰囲気です。このあたりは湿気た感じで、何度か蚊にまとわりつかれました。


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予想通り、朝通った登山道に出ました。結局、さっきの分岐で遠回りの道を選んでしまったようです。


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登山道に合流し、朝登って来た道を下ります。


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朝は通らなかった登山口を通って駐車場へ戻ります。写真は振り返って撮影したものです。


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登山口の前にもそこそこ広い駐車場があり、登山する場合はこちらのほうが便利です。ただし、この駐車場へは入り口が異なります。国道180号から入ってきた場合、正面の鳥居前を右折すると今回駐車した神社北側の大駐車場ですが、登山口前の駐車場は鳥居前で左折し、次の信号を右折して入ります。


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駐車場わきにはきれいなトイレもあります。


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神社前の広い道を歩いて駐車場にもどります。


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門前に新しい茶屋ができていました。以前は駄菓子屋でしたが、改装して茶屋になったようです。


14:22 駐車場に戻ってきました。最後に駐車場の写真を撮り忘れました。標高170mの里山ですが、ぐるりと回って歩くと3時間もかかってしまいました。とはいえ、筋肉痛にならない程度にいい運動ができました。

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| 2017年11月 吉備の中山 | 17:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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楽天カードを装った不審なメール2

メールを確認していて、ほかにも楽天を名乗る不審なメールがありました。


先の記事で紹介した「お客様情報の確認・変更についてのご案内」が届いたのと同じ11月8日に届いたものですが、2通あります。


ひとつは、「楽天カード会員様へもれなくポイント進呈のご案内」というものです。発信元が同じad02.clickmailer.jpになっていて、メール内のリンク先URLもすべてtc.apiで始まるアドレスになっています。


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もうひとつは、「1週間限定★2,000ポイントゲットの大チャンス!」というものです。こちらも同じ発信元で、リンク先URLも全く同じでした。


念のため、楽天e-NAVIのサイトにログインして、本当にこのキャンペーンがあるかどうか確認してみたところ、ありました。


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メールと楽天e-NAVIのサイトのデザインは全く同じです。僕の勘違いだったのかと思ったものの、楽天e-NAVIのサイトでいろいろなリンク先アドレスを確認してみると、メールのリンク先とは一致しません。


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メールの下の方には、このようなポイントがもらえる商品の紹介が出てきますが、デザインは楽天e-NAVIと同じです。ただし、リンク先はすべてtc.apiで始まるアドレスでした。楽天e-NAVIのサイトの方では、おなじ商品でもリンク先URLは異なります。


同じキャンペーンの同じ商品のリンク先がメールとサイトで異なることがあるでしょうか。それに、サイトにある内容をそっくりそのままメールで送ってくるというのも妙です。メールではキャンペーンの概要を告知するだけで、詳細はサイトを見てくれとリンクが張ってあるのが普通です。同じデータを違うサーバーに2つ用意するということになるわけで、そんな無駄な手間をかける必要があるとは思えません。


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あきらかにおかしいのは、メールの最後にあったエントリー用のボタン。妙にシンプルです。


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本物の楽天の場合は、このようにメルマガの読者を増やすことを目的にしているので、キャンペーンの多くはメルマガを受け取ることを条件にしています。だから、そういうのが何もないキャンペーンはおかしいということです。クリックして確認してみたい気もしますが、おかしなことに巻き込まれては面倒なので、無視することにします。


僕は、DMが送られてくるのが嫌であまりこの手のキャンペーンには応募しません。たまに買い物したいときにクーポンがもらえるという場合にエントリーすることはありますが、その場合はお店のサイトから直接エントリーします。メールからリンク先に飛ぶことはないので、いままで被害にあうことはなかったのでしょう。


ということで、巧みに人間の欲をくすぐるようなことを利用して詐欺行為を働こうとする輩がいるみたいなので、おいしそうな話は基本的に疑ってかかることが必要です。いつになっても詐欺被害者がなくならないのは、人間の強欲のなせる業と言わざるを得ません。


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| 時事ネタ・ニュース | 00:40 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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楽天カードを装った不審なメール

ちょうど昨日、楽天から”「楽天」を装った不審なメール(会員情報変更メール)にご注意ください。”というメールが届き、ふ~んと思っていたところ、本日その不審なメールが送られてきました。



画像クリックで拡大できます。
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タイトルは、”お客様情報の確認・更新についてのご案内【楽天カード株式会社】”というものです。このタイトルを見た時点で、なんだこれ?と疑問がわく内容なので、こんなのに引っかかる人がいるのかと思わなくもないのですが、僕のようにひねくれた人ばかりではないでしょうから素直に信じてしまう人もいるのでしょう。


そもそもカード会社からこのような個人情報の確認や更新を促すことなどありません。カード会社のサイトにログインした時に、パスワードの変更が長期間されていないから変更するようにと促されることはあるものの、わざわざメールで連絡などしないはずですが、メールのデザインが本物そっくりなので信じられがちなのかもしれません。


あきらかにおかしいのが、「会員様のクレジットカードに適正なご利用可能枠を付帯するためお客様情報の定期的な確認ならびに更新をお願いしております。」という冒頭の一文。カードの利用可能枠は、過去のカード利用の支払いに滞納がないかどうかや、これまでのカード利用額などに基づいて決められるもので、不審なメールにお客様情報の例として書かれている 住所、電話番号、メールアドレス、本人年収、世帯年収、預貯金額、ご職業 等で判断されるものではないし、カードの与信情報は個人が勝手に書き換えるようなものでもありません。


この他、明らかにおかしい点として発信元のアドレスがあります。この不審なメールは「ad02.clickmailer.jp」となっていて、楽天のアドレスではありません。


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いつも楽天カードから送られてくるメールの発信元は、「xxxx.rakuten-card.co.jp」(xxxxは念のため伏字にしてます)となっているので、この時点で偽物だと気づくことができますが、こういうところを確認する人がはたしてどのぐらいいるのかというところでしょう。


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ちなみに、「楽天e-NAVIへはこちらからログインできます。」という部分のリンク部分にカーソルを持ってきたときに画面下に表示されるリンク先URLもいつもの楽天カードからのメールとも違っています。頭の「tc.api」というところが違うし、「co.jp/」以下の数字の羅列も本物のメールではこんな表記はありません。ちなみに、このメールにあるリンク部分のリンク先URLは、すべてスラッシュより前はtc.apiで始まる同じアドレスで、スラッシュ以降の数字の羅列が少しづつ違うアドレスになっています。


楽天に限らず、この手の個人情報にかかわるメールが届いた場合は、よく内容を確認し、うかつにリンク先をクリックしないように気を付けましょう。どうしても不安なら、メールのリンクを使わず、直接カード会社のホームページからログインすれば情報を盗まれる心配はありません。いずれにしても、詐欺被害にあわないためには自分で自分を守るしかありません。不審なメールを不審だと感じられるかどうかが分かれ道ですが、こればかりは日常の生活においてニュース等をきちんと見聞し、一般常識を身に着けておかないとどうしようもありません。


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| 時事ネタ・ニュース | 12:07 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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山というより公園: 鷲羽山 

2017年11月7日(火) 岡山県倉敷市 鷲羽山(標高133m) 日帰り単独行 


仕事の途中で2時間ほど空き時間ができたので、現場近くの鷲羽山(わしゅうざん)に行ってきました。鷲羽山と言えば、岡山の観光地としてはそこそこ名の知れた場所です。瀬戸内海に面した山で、瀬戸大橋を眼下に見渡すことができますが、地元に住んでいるとめったの訪れることはありません。だいぶ前に星景写真を撮りに来たことがありますが、もう10年ぐらい前のことになります。


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13:27 駐車場から歩き始めます。


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大きな駐車場から階段を登って行くと、すぐに展望台のある場所に出ます。ここからは瀬戸内海と瀬戸大橋が一望できます。今日はあいにくの天気なのでパッとしませんが、晴れていればなかなかの絶景です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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鷲羽山は一応山ですが、駐車場がすでに山頂近くだし、なだらかで起伏の少ない山なので、登山という雰囲気はまったくありません。案内図に描かれている散策コースも、なだらかな山稜を往復するだけです。道はアスファルト舗装されていたり、しっかりと固められた土の道だったりするので、トレッキングシューズすら必要ありません。下手をすればハイヒールでもOK。山ではなく公園と思ってもらえればいいと思います。とりあえず、コースに描かれている一番奥、瀬戸大橋の真上にあたるところまで行って戻ってくることにします。


ビジターセンターまでは、なだらかなアスファルトの道を上って行きます。


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ビジターセンターの前から鷲羽山の最高峰 鍾秀峰(しょうしゅうほう)が右手前方に見えますが、ここだけ見ると険しい岩峰に見えます。


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ビジターセンターの先に階段が待ち受けていますが、それほど急ではないし、段数も多くないので恐れる必要はありません。


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階段を登りきった先で右にUターンするように上ったところが山頂です。標高はわずか133mですが、海辺にあることもあり、標高の割になかなかの展望です。


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ビジターセンターを見下ろす方向には紅葉も始まっていて、いよいよ平地にも秋が来たことを実感します。


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こちらは北側に見える児島の町並みです。今日は競艇開催日で、ボートの音がブンブンとうるさかったです。


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山頂を後にして、アスファルト道を先に進んで行くと、道が下り始めます。途中展望の良さそうな岩の上に登ると、下津井の港が眼下に見えました。


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少し階段を下りたところからアスファルト道を外れて左の芝生道に入って進んで行くと、東屋のある場所に着きます。すぐ下を瀬戸中央道が海の上に向かって伸びているのが見えます。


東屋で少し休憩してから、奥へ下って行くとアスファルト道に出ます。左に曲がって下って行くと車道に出てしまうので、右に曲がって鷲羽山方面に戻ります。


ビジターセンターまで戻ると、建物の脇から下へ降りる道をたどって山腹を巻くように進んで行くと、再びアスファルト道に合流します。


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その後は来た道をたどって、14時17分に駐車場に戻りました。30分ぐらいで戻ってこられるかと思っていたのですが、意外にも50分もかかりました。うっすら汗ばむ感じで、軽い運動をしたという感じです。トレーニングになるほどではありませんが、眺めもいいので気分転換するにはいい場所です。


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| 2017年11月 鷲羽山 | 20:30 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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歴史をめぐる散策路: 吉備の中山その2 

2017年11月3日(金) 岡山県岡山市 吉備の中山(標高170m) 日帰り単独行 



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環状石離から福田海へ下る道の分岐までもどり、福田海方面へと進みます。


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この区間、GPSが調子悪かったのか、同じ道をたどらずぐるっと回っているようなログになっていました。ただしくは、青色のコースです。


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分岐から1分ほどでダイボーの足跡という名前の窪地がありました。人工的に掘られたものらしく、何のために作られたのかいまだわかっていないそうです。水に関する祭が行われていたのではといわれているようです。ダイボーとは大きな坊さんということだそうです。


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登山道からダイボーの足跡の奥に沿って左に入って行くと八畳岩があります。


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分岐のすぐ近くには八畳岩古墳があり、崩れかけた石室が露出しています。


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分岐から1分ほど行くと八畳岩です。名前からして大きくて平べったい岩があるのかと思っていましたが、ぱっと見は巨岩が寄り集まっているだけのように見えます。


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一番大きな岩の後ろに回ってみると、水平ではないものの、平たい岩になっていました。大きさは、まあ八畳といわれればそれぐらいかなという大きさです。ダイボーの足跡もすぐ近くにあり、ここが古代には信仰の場所だっただろうことは間違いなさそうです。


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八畳岩から踏み跡をたどって奥へと進んで行くと、何かのアンテナが設置されている広場にでました。162mの三角点が設置されている場所です。アンテナの下を奥へ下って行くと鏡岩があります。


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下りて行くと左手に巨岩がいくつか並んでいます。


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一番下の岩が鏡岩でした。


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正面がほぼ平べったい状態になっていて、名前の通り大きな鏡のような巨岩です。表面に小さな傷のようなものがたくさんついていたので、人工的に削られて平べったくなっているのかと思いましたが、ほかの面にも同様の傷がついているので、どうやら自然にこうなったようです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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鏡岩を見た後は162mの三角点があった場所まで戻り、反対側から石船古墳方面への道を下ります。


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稜線上を通る中国自然歩道に合流し、右に進みます。


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森の中の道を歩いていくと、突然コンクリートの支柱にワイヤーが張られた柵が現れます。この柵の中に大きな前方後円墳があり、宮内庁の管理になっているというわけです。


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柵に沿って進んで行くと、道が分岐します。左は八徳寺というお寺に続く道です。今回は吉備津神社のほうへ下る予定なので、右に進みます。


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柵の途中に鉄格子の門があり、中に入ることができます。せっかくなので入ってみました。


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すぐ下にある八徳寺の奥ノ院ということで、仏像が彫られた石が祭られているそうです。


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丸っこい石が数個寄り添うようにあり、赤い前掛けをかぶせられていますが、一見すると不気味な雰囲気もあります。石に掘られた仏像というのはどれがそうなのかわかりませんでした。背後の丸っこい山が前方後円墳の後円部です。


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登山道に戻り、柵沿いに先へ進みます。


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左手下側に八徳寺が見えています。確かこのお寺のすぐそばに平安桜という大きな桜の木があったと記憶していますが、いまでも枯れずにあるのでしょうか。


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12:59 柵に沿って歩いてくると、古墳の正面に出ました。吉備津彦神社を出発してからほぼ1時間30分かかりました。この古墳は中山茶臼山古墳といい、吉備津彦命の墓とされています。吉備津彦命は、桃太郎のモデルになった人物で、第七代孝霊天皇の皇子であることから宮内庁が管理しているというわけです。


吉備津彦命は、吉備の国の鬼退治に遣わされ、温羅という鬼を退治したということになっていますが、これは勝者に都合のいい歴史話だと思われます。実際のところは、かつて大和朝廷に匹敵する勢力を誇った吉備国を攻め滅ぼし、大和朝廷による全国統一を推し進めるために派遣された将軍が吉備津彦命であって、鬼とされている温羅は吉備国を治める豪族だったのでしょう。見方をかえれば、吉備津彦命は吉備国の民からすれば侵略者であり、悪者はむしろ吉備津彦命だったのかもしれません。侵略者によって悪者にされてしまった温羅ですが、はたして実際はどうだったのか、真実は誰も知りません。


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中山茶臼山古墳からは長い石段を下ります。この石段の両側にはサクラが植えられているので、春は桜並木になってなかなかきれいです。


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石段を下りきるとアスファルト道に出るので、右折して吉備津神社へと下ります。


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右手に畑があるのですが、その奥の森がいい色に色づいていました。オートのjpeg撮影なのであまりきれいに再現できていないのが残念です。こういうときはRAWで撮影しておくべきでした。


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やがて遊歩道が左に分岐するので、遊歩道に入ります。僕が子供の頃はこんな遊歩道はありませんでした。


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遊歩道の左手には小さな沢があり、少し濁った水がさらさらと流れていました。細谷川という名前の小さな川です。標高が200mにも満たない低山なのに水の流れる川があるということがちょっとした驚きです。森の保水力には驚くばかりです。


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再びアスファルト道に合流すると、目の前が吉備津神社です。


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左手の崖の上に、2本の石樋から水が流れ落ちる祠が設置されていますが、子供のころからこの祠が不思議でした。なぜ水が流れ落ちているのか、なぜ崖の上にポツンと祭られているのか、なんとも不思議な祠です。ちなみに、小学校に上がる前まで、吉備津に住んでいたので、吉備津神社にはよく遊びに来ていました。


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吉備津神社は長い廻廊が有名ですが、その廻廊の末端が吉備の中山から下りてきたところにあります。廻廊入り口から吉備津神社本殿へと向かいます。


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廻廊を上りきって右に曲がったところが拝殿正面です。吉備津彦神社と同様に七五三の参拝客がたくさんいました。


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境内の大きな銀杏の木がきれいなレモン色に染まっていました。銀杏の木のそばにテントのある休憩場所があったので、ランチ休憩をとりました。


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国宝に指定されている比翼入母屋造の本殿を見ながらの、贅沢な休憩をとることができました。この様式の建物は全国で吉備津神社だけなので、吉備津造とも言われています。1425年の室町時代に再建されたものだそうですが、オリジナルも同じ様式だったのでしょうか。いずれにしても、クレーンもない時代によくこんな巨大な建物を作ったものだと感心するばかりです。


吉備津神社も吉備津彦神社も、どちらも吉備津彦命を祀った神社ですが、吉備の中山の西麓にある吉備津神社は備中国の一宮で、東麓の吉備津彦神社は備前国の一宮。吉備津神社の方が明らかに豪華でお金がかかっているのがわかりますが、なぜこのような差が生まれたのか気になるところです。


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蛇足ですが、地形図を見ると吉備の中山の南側に境目川という川が南北に流れていますが、この川が備前と備中の境界になります。なので、吉備の中山は備前と備中の境界線上にあるというわけです。


13:30 行動食だけの簡単なランチを終えて、5分ほどで出発しました。


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拝殿正面から北に向かって階段を下ると、矢置石のある神社入口に出ます。矢置石とは、吉備津彦命が温羅を退治するときに矢を置いたとされる岩です。このあとは、アスファルト道をまっすぐ北に進んで行きます。


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矢置石の前に毛並みのいいグレーの猫がいました。観光客や参拝客がわさわさしているのに動じる様子もなく、矢置石を眺める観光客を何してるんだろうと言いたげにじっと眺めていました。首輪はしていませんが、たぶんこのあたりの家の飼い猫なんでしょう。

つづく。

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| 2017年11月 吉備の中山 | 14:50 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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