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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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素晴らしいブナ林で紅葉満喫: 別山(白山)その1 

2017年10月8日(日)~9日(月) 石川県白山市 別山(標高2399m) 避難小屋泊単独行 



10月の連休は天気が良ければ南アルプス塩見岳を考えていましたが、3連休の初日が雨ということで断念。2連休になってしまうと信州方面は日程的に厳しいということで、白山に行くことにしました。といっても、白山本峰は連休で大混雑することは明らかなので、あまり登山者が多くないという別山に登ることにしました。混雑するバスに乗る必要もないし、市ノ瀬からの登山道であるチブリ尾根のブナ林が素晴らしいとのことで、紅葉のブナ林を撮りたいというのも理由の一つです。日帰りが可能なコースですが、白山の星景写真も撮りたいので、避難小屋を利用して1泊2日の計画で出発しました。


8日土曜日のお昼前にのんびりと出発しました。18時ごろ白峰に着き、白峰温泉総湯でゆっくりと温泉につかり、20時前に市ノ瀬に到着。


早い時間なので十分あいているだろうと思っていたら、ほぼ満車に近い状態でびっくり。警備員の誘導に従って奥の方にある芝地に入ってすぐのところにあった空きスペースに駐車することができました。芝地は奥に向かってゆるい上りになっていて夜露でしっとりと濡れていたため、あとから来たステップワゴンは途中でスリップして入ることができず、他の場所に誘導されていました。結局、その後はこの芝地に車が入ってくることがなかったので、警備員も無理だと判断したみたいです。こういうときに4WDの必要性を感じてしまいます。


トイレと給水を済ませて車に戻り、21時前には就寝。8日の午前3時に起床し、お湯を沸かしたり、朝食を食べたりしながらのんびりと準備を整えました。今回は避難小屋周辺には水場がないので、食事用に2リットル、行動時の給水用に2リットル、予備としてポットにお湯を0.6リットル、合計4.6リットルを担ぎました。ただ、1泊2日ということで食料が少なく、着替えやテントもないので思ったよりも重くなかったのが救いです。


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5:09 駐車場を出発します。


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芝地から石段を上がると、そこが別山への登山道入り口です。たまたまですが、いい場所に車を停めることができました。


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アスファルト道は別当出合へ続く林道で、別山はコンクリート舗装の道を右に上がって行きます。


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林道の分岐から約10分、橋を渡ったところで登山道は左の藪の中へと入って行きます。右手の林道はすぐ先に植物の種などをとるための水たまりが作られていて、歩いて通過するには路肩の細いコンクリートの上を渡る必要があります。林道をまっすぐ進んだほうが早いのですが、この時はそれを知らず、また先行のグループが登山道の方へ入って行ったので、そのまま後に続きました。


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分岐地点の藪の中にある道標です。暗いと気づきにくいので、初めて通る場合は見落とすかもしれません。


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藪の中へと続く登山道。暗い中、一人で歩くにはちょっと薄気味悪い感じです。


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10分ほど森の中を歩くと、再び林道に出ました。林道から分岐する前にはいなかった登山者が、数名すぐ先を歩いていたので、林道をそのまま直進した方が早かったということを知りました。昼間だと工事車両が通過するので林道を歩くのは危険ですが、この時間であればその心配もないし、早いわけです。この合流点のすぐ先で、登山道は再び右手の森の中へと分岐するのですが、先行の登山者にならってそのまま林道を進みました。


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林道との合流点から約5分で、堰堤のある場所に着きます。ここが登山口への入り口で、右手の堰堤を渡って行くのですが、道標も何もありません。もともと登山道ではない工事用の林道ですから登山者用の案内などあるはずがないわけです。知っていないと気がつかずに通過してしまう可能性が高いので、初めて通る場合は要注意です。今回は、先行者が数名いたので助かりました。初めて歩く場合で他の登山者がいなければ、素直に登山道を歩いたほうが確実かも知れません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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5:40 登山口の道標によれば、チブリ尾根避難小屋まで5.2kmだそうです。


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ようやく明るくなりかけた森の中を、トラバースするように登って行きます。初めのうちは等高線に沿った方向になるので、傾斜もゆるく歩きやすい道です。


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登山道のそばにはたくさんの大木がそびえたっていて、しょっぱなからわくわくさせられます。こちらはブナの大木。


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少し進むと、トチの巨木が多く見られます。


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幹が半分空洞になりながらも、立派なトチが枝葉を広げていました。


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これは幹周6mぐらいありそうなトチで、背後の木もトチです。このあたりはトチの巨樹巨木が林立する森になっていました。こんな森は初めてです。ちなみに、巨樹と巨木の使い分けは、幹周3m以上(直径約1m)を巨木、幹周5m以上を巨樹と言っているようですが、あまり厳密なものではありません。


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そして現れたのがカツラの巨樹。丸いかわいい葉っぱでカツラと判別。登山道の上に覆いかぶさるように伸びている堂々たる躯体が迫力満点です。幹周は8mはありそうな感じです。


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カツラは大きくなると、主幹以外にたくさんの枝が幹のように成長している姿をよく見かけます。


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カツラのすぐ下から見上げるとすごい迫力です。


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反対側から見るとこんな感じ。歩き始めて1時間も経たないうちに、こんなすごい巨樹に出会えるとは、チブリ尾根の森のすごさを雌つけられたような気がします。


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6:26 登山口から1km進んできました。カツラの巨樹の写真撮影で少し時間をロスしていますが、登山口から46分かかっています。


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小さな沢を越えていきます。


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6:34 清流沿いの開けた場所にベンチがあったので休憩することにしました。登山口からほぼ1時間弱のところなので、ちょうどいいタイミングです。地形図によれば標高1120m地点の等高線が広くなった場所です。ここまでは等高線に沿うようなコースでしたが、ここからは等高線に直角な方向へと向きを変えるので、傾斜がきつくなります。いよいよ本格的な登りの始まりです。


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沢沿いの休憩地点から歩くこと30分で最終水場に着きました。山と高原地図に上段床と記載されている場所ですが、道標には水飲場としか書かれていません。背負った時には思ったより軽いと感じた荷物ですが、さすがに登りがきつくなってくると次第にその重さを感じてきます。先の休憩から30分しかたっていませんが、ひとまず荷物を降ろして小休止です。水はあるので水場にはいきませんでした。

つづく。


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| 2017年10月 別山(白山) | 13:21 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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