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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

2017年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年10月

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水の山行ってきた: 烏ヶ山 

2017年9月25日(月) 鳥取県江府町 烏ヶ山(標高1448m) 日帰り単独行 



サントリー天然水 奥大山編のCMで、宇多田ヒカルが尾根の岩の上に座っているカットを見た時、奥大山編のくせに烏ヶ山でロケしてるなと思って、ちょっと気になっていました。というのも、鳥取地震の影響で登山道が崩落し、公式的には烏ヶ山は長らく登山禁止になっていたからです。


2001年8月から登山禁止になっていましたが、2016年7月30日にようやく解禁となりました。ところが、同年10月21日に発生した鳥取県中部地震で再び登山道が崩落し、再び登山禁止になっています。もっとも、登山道が閉鎖されているというわけではないので、登ること自体は可能です。


僕が烏ヶ山に登ったのは、2015年3月が直近で、この時は当然雪山でした。その前というと2011年10月になり、ずいぶんご無沙汰です。鳥取中部地震以降、登山道がどうなっているのか気になっていたところにサントリーのCMを見たこともあって、久しぶりに烏ヶ山に登ってきました。


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10:05 鏡ヶ成から大山環状道路を鳥取方面に登ったところにある新小屋峠が登山道入り口ですが、わずか車2台分しかない駐車スペースは埋まっていたので、少し鳥取県側に下ったところにある路肩の広い場所に車を停めて歩き出します。


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新小屋峠から登山道に入ります。


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登山道入り口に熊出没注意の看板があり、ちょっとビビりました。クマ鈴をつけて入山します。


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歩き始めるとすぐに気持ちのいいブナ林が広がります。


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ブナの大木が適度に広い間隔で立ち並ぶ森は、明るく解放感があっていい感じです。


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奥に進んで行くと、二抱え以上もありそうなブナの巨木がたくさん現れます。わずかに紅葉が始まっていました。


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やがて、笹が繁茂して地面が見にくい状態が続くようになります。長らく登山禁止となっていたので、入山者が減ったためか、それとも草刈などの整備がされなくなったのかわかりませんが、ちょっと廃れかけたような雰囲気がありました。とはいえ、おおむね歩きやすくわかりやすい道です。


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緩い上り道から次第に傾斜が強くなり、ロープが設置された場所が現れました。しかし、このロープ場を登りきれば、尾根上にでます。


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10:54 尾根に出ました。ちょっとした広場になっていたので、荷物を降ろして少し休憩をとりました。登山道はここから左手方向、すなわち南へと向きを変えて尾根道をたどります。


ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



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5分間の休憩を終えて、出発します。今日は晴天予報でしたが、なぜか空は曇りで、烏ヶ山もガスって見えます。


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右が烏ヶ山北峰、左が南峰で、登山道は南峰の左側、肩のあたりに突き上げます。その突き上げた場所が鏡ヶ成キャンプ場からの烏ヶ山正面登山道と合流する場所になっていて、崩落個所はその合流点のある場所です。


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休憩場所からはしばらくくだりが続き、5分ほどで鞍部まで来ました。ここから登りが始まります。


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鞍部から南峰の肩にある登山道合流点までが、このコースの難所の一つです。かなりの勾配の道が続きます。


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標高1300mの尾根に出たところで一息つけます。ここからはしばらく傾斜が緩みます。展望もすこし開けてきました。


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烏ヶ山北側の断崖は、地震の影響はなさそうです。


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登山道わきの木々に真っ赤な木の実がたくさんついていました。ナナカマドかな?


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南峰の近くまで来ると、右手前方に崩落した跡のような裸地が見えました。地震で崩落した場所は南側のはずですが、北側でも崩落があったようです。


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南峰の肩に上がる直前の区間は、かなりの急こう配です。新小屋峠コース一番の難所といってもいい区間です。比較的新しい感じのロープが設置してあり、それほど厄介な場所ではありませんが、岩が滑りやすいことなどもあって慎重な足さばきが要求されます。


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11:41 登山道合流点に着きました。以前登った時にはなかったりっぱな道標が建っています。


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右上がすぐ南峰山頂です。


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尾根通しに下方へ烏ヶ山正面登山道が続いているわけですが、通行禁止の札やロープがないところを見ると、どうやら通行できるようです。


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どんな感じなのか、少し下ってみました。少し下にある大岩が、まるで掘り起こされたように浮き上がっています。この大岩の左側にトレースがついていました。


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大岩の下まで行ってみると、その先の南側斜面が大きく崩落していました。しかし、尾根そのものが崩れたわけではないので、登山道はなんとか残っているみたいです。


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昔の登山道は、崩落した尾根の南側を通っていたと思いますが、いまは北側の藪の中にトレースが続いています。通ることは可能みたいですが、新小屋峠コースの方が安心かもしれません。


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偵察を終えて、合流点に戻ります。南峰直下のところにも、小さな崩落跡のような部分が見えます。


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道標のすぐそばにある岩は下がなくなって半分宙に浮いていました。上から見ると下の様子が見えないので、うっかり乗っかると岩もろとも落ちそうでやばい状態です。


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ところで、サントリー天然水 奥大山編のCMで宇多田ヒカルが座っていた岩はどれだろうと思って、CMの画像をよく観察してみると、どうやらこの道標の左手にある岩の赤丸の位置みたいです。


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CMのキャプチャー画像ですが、道標が写っていません。設置される前のロケなのか、画像処理で消しているかのどちらかだと思います。位置を特定するために、特徴的な岩を探してみると、右下の大岩と左上の白っぽい三角の岩がわかりやすそうです。写真クリックで拡大します。


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左上の白っぽい三角形の岩は、どうやらAの岩のようです。


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拡大してみるとフラットな三角形の面があるので、光を反射して白っぽく見えているのでしょう。頭の部分だけ少し色が違うという特徴も一致します。


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右下の大岩は、合流点から少し下にあった浮き上がったような大岩だと思われます。頭のでっぱりと、下の方だけ色が違うという特徴が一致します。こちらの岩はBとしておきます。


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ということで、位置関係を書き入れてみると、こんな感じだと思われます。道標の位置は後ろの草むらが妙な感じで丸くボケているので、おそらく画像処理で消去したのだと思われます。だからなんだといういわけではありませんが、宇多田ヒカルも撮影のためとはいえ、よくここまで登ってきたなと感心します。写真クリックで拡大します。


さて、宇多田ヒカルの座った岩探しはこれくらいにして、さっさと烏ヶ山山頂を目指して先へ進みたいと思います。


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登山道合流点から少し上がったところが、下から見えた北側の崩落個所の真上のようで、岩が浮いたような状態になっています。通過するのがちょっと怖い場所でした。


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少し登ると、崩落個所の様子がよくわかります。


ガスが上がってきた尾根
2011年の時の写真と比べると、一目瞭然。


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南峰は台形のフラットな山頂ですが、そこに至るまで少し岩伝いの歩きにくい場所があります。


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南峰山頂に出ると、紅葉が進んでいました。


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まだ紅葉は始まったばかりというところです。


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南峰の西端までくると、ガスの中に北峰が姿を現しました。


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南峰から北峰へは、一度鞍部へと下り、登り返します。南峰からの下りはあまり問題ありませんが、北峰の登りはそこそこ大変です。


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山頂直下の岩場です。初めて見ると、どこを登るんだと思うような岩ですが、左側から割れ目を伝って登れるようになっています。


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12:00 ちょうどお昼ぴったりに登頂することができました。


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さすがに平日のお昼なので、誰もいません。


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ガスガスで展望もよくありません。南側の方は、少し日が差していますが、全体的に曇り空です。


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南峰も半分ガスの中。


とりあえず、ランチにしようと思って山頂の大岩の上に登ろうと思ったら、そこらじゅうに虫が団子になって飛んでいて、近づきたくない雰囲気です。いわゆる蚊柱です。


南峰を見下ろす、登山道上のフラットな岩のあたりには蚊柱がいなかったので、そこでお昼にしようと移動すると、なんと蚊柱が追いかけてきて、頭のあたりにたかってくるではないですか! 虫よけスプレーを噴霧しても、一瞬たじろぐだけですぐにまた向かってくるし、グローブを振り回して追い払ってもまったくひるむ様子がありません。吸血昆虫ではないとはいえ、こんなのに頭の周りを飛び回られてはランチどころではありません。滞在時間わずか3分で、逃げるように北峰を後にしました。


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南峰まで戻ってくると、一瞬ガスが晴れて、北峰が見えました。写真を撮っていると、静かだった山が急に騒がしくなり、結構若そうなグループがどやどやとやってきました。こんな平日に登ってくるところを見ると、大学生だろうかと思っていると、そのあとからも数名の登山者が登ってきて、みな比較的若いのが不思議です。平日だし、登山者に会うこと自体あまりないだろうと思っていたら、予想外に多くの登山者に会いました。


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登山道合流点まで戻ってきて、岩に座っておにぎりを食べていると、またもや若者グループが登ってきました。今度は完全に学生らしく、一人を除いては普通にジョギングでもしているかのような服装だったりしていて、登山が初めてといった雰囲気でした。平日に若者に人気の烏ヶ山って、いったいなに? もしかして宇多田効果なんでしょうか。そういえば、南アルプス編でロケ地となった栗沢山も、いままでは全然人気がなかったのに登山者が急増したというニュースを何かで読んだのですが、同じことが起きているのかもしれません。


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12:40 ランチを終えて出発するときに北峰を見ると、天狗の鼻のような突き出た岩がよく見えていました。


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13:08 尾根道からの下降点まで戻ってきました。汗ふきと水分補給で立ったまま小休止をとりました。


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あとはひたすら下って行くだけです。


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13:44 登山口に出ました。朝、2台停まっていた駐車スペースを、でかいベンツが1台で占領していました。


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13:47 駐車場所まで戻ってきました。今回の行動時間は、約3時間42分とけっこう短めでした。そのためか、あまり休憩をとっていないわりに、足の痛みも疲労感もなく、行動を終えることができました。


帰りは、鏡ヶ成国民休暇村にあるホテルで、日帰り入浴してかえりました。ここのお風呂は温泉ではありませんが、超軟水である奥大山の水で沸かしたお湯なので、肌触りが滑らかでとっても気持ちのいいお湯でした。料金は510円とリーズナブルなので、烏ヶ山登山の後におススメです。


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| 2017年9月 烏ヶ山 | 19:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 五竜山荘キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要

五竜山荘キャンプ場
清潔度:5
快適度:5
施設充実度:4
ロケーション:3
総合評価:4.25


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五竜山荘キャンプ場は、五竜岳の北、標高2490mの稜線にあるキャンプ場です。


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五竜岳山頂まで約1時間の距離にあります。


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テント場は、小屋の前から稜線の西側斜面に広がっていて、大きく3段に分かれています。稜線上にある一段目がもっともフラットで快適です。僕は3段目に幕営しましたが、多少傾斜はあるものの、寝苦しいと感じるほどではなく、おおむね快適でした。キャパは公式には25張となっているようですが、写真に写っているテントを数えると、軽く50張はあります。幕営料は1000円となっています(2017年現在)。地面は土なので、アルミペグが楽に刺さり、テントの設営が楽でした。



混雑時には慇懃無礼なスタッフがテントを張る場所や張り方までいちいち指図してくれるので、ありがたいご指導に従って無駄なスペースが出ないように張ると50張ぐらいのキャパはあるようです。なので、連休などの混雑時は、むやみに好きな場所に張ってしまうと、移動させられる羽目になります。端っこまたは段差のある場所から間を開けずに張れば文句も言われないわけですが、そうするとほかに平坦でいい場所があるのに、石ころだらけで傾斜のきつい場所に張らされることにもなりかねず、場所選びはよく考えてする必要があります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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外トイレは、小屋の入り口に向かって左側をずっと奥へ入ったところにあります。入り口前に大きな黄色の水タンクがあり、手洗いもできます。トイレは男女共用です。


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トイレに入ると左手に個室、右手に男子小便器があります。女性が使用する場合、男性が用を足している後ろを通って個室に入るので、双方なんとなく気まずい感じは否めません。個室の順番待ちは、この気まずさを嫌ってか、入り口外側で並んで待っていました。


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個室は、3つありましたが、中を確認したのは1つだけなので、3つすべてが使えるのかどうかは不明です。形式はたぶんすべて和式だと思われます。ペーパーは備え付けられていました。


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水は、小屋の玄関右側に設置された黒い水タンクから汲みます。1リットル100円で、蛇口の横に設置してあるボックスに投入し、セルフで水を汲みます。この水は天水なのか、沢水なのかよくわかりません。なので、僕は一度煮沸してから利用しました。


五竜山荘キャンプ場は、目前に五竜岳が望めますが、ここから見る五竜岳はあまりフォトジェニックではありません。反対方向の唐松岳については、僕が幕営したときはガスがかかって唐松岳方面を見ることはできませんでしたが、五竜岳へ登るか、白岳まで行く必要があると思われます。白岳からどういう風景がみえるのかわかりませんが、ネットに上がっている写真をみると、唐松岳の手前に大黒岳があってちょっと邪魔な感じです。その点では標高の高い五竜岳から見た方がいい感じですが、1時間近い登りがあるので少々大変です。


ここをベースキャンプにして行動しようとしても、南の五竜岳の先は八峰キレット、北の唐松岳の先は不帰キレットがあり、唐松岳と五竜岳の2座以外に行く場所はありません。そういう点で、ロケーション的にあまりいい場所とはいえなさそうです。


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| テント場通信簿 | 14:11 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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紅葉はまだまだ、天気はいまいち: 岡山県立森林公園その2 

2017年9月14日(木) 岡山県鏡野町 きたけ峰(標高1099m) 日帰り単独行 


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11:32 もみじ平での休憩を終えて、千軒平に向けて出発です。出だしはまたまた笹薮の道です。


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しかし、すぐにブナ林の道になりました。展望はなくても、笹薮の道に比べるとブナ林の中のほうが断然気持ちがいいので、気分も高揚してきます。


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途中、ブナとは違う大木があり、なんだろうと思って葉っぱの形を確認してみました。


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丸いハート形の葉っぱだったので、白っぽく縦割れの樹皮とあわせて判断すると、どうやらカツラのようです。渓流沿いなどの水気のある場所でよく見かける樹種ですが、こんな稜線にあるとは意外でした。もっとも、ちょっとした鞍部のような場所だったので、土中に水分が多い場所なのかもしれません。


カツラの木を過ぎたあたりで、前方から機械音が聞こえてきて、伐採でもしているのかと思ったら、登山道の草刈整備の人たちでした。6人ほどがそれぞれエンジン式の草刈り機を持って、歩きながら登山道わきの笹や雑草を刈りながら進んできました。さすがに県立公園だけあって整備もきちんとされているようです。


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11:51 千軒平に着きました。ここは以前にも来たことがあります。管理センター前の園路をまっすぐ進んで、もみじ滝からあがったところが千軒平なので、日曜祝日だと登山者が多くいる場所ですが、さすがに平日なので誰もいません。


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先ほどすれ違った登山道整備の人たちがきれいに草刈をしてくれたようで、雑草が生い茂るようなこともなく、休憩にもってこいの場所でした。


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もみじ平を出てからまだ20分ほどしかたっていませんが、展望もよくなっていたので少し休憩していくことにしました。


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南側に最高峰のきたけ峰が見えているはずですが、どれがそうなのかさっぱりわかりません。


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登山道整備の人たちは、雑草はきれいに刈っていたものの、花の咲いているマツムシソウの株はちゃんと刈らずに残していました。さすが、わかっているなと感心しました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:03 小休止を終えて再び歩き始めました。千軒平からはいったん東に向かって下ります。


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土の露出した滑りそうな道を慎重に下ります。


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大きなブナが道の真ん中に立ちふさがるように立っているところから、軽く登り返しになりました。


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ブナを過ぎてすぐに、分岐がありました。


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左へ下ると中央園路、直進はもみじ滝となっていますが、きたけ峰方面も同じです。


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分岐から約10分で、再び分岐です。きたけ峰は右折して西へ向かいます。ここへ来るまでにどうしようかとずっと考えていました。けっこう疲れてしまったので、もみじ滝へ下って下山するか、それとも当初の予定通りきたけ峰経由で外周の縦走を続けるか、迷うところです。分岐で立ち止まって少し考えましたが、ここで下山してしまったらまたいつか外周部の縦走をしにこなければならなくなるので、計画通りきたけ峰経由の縦走を完遂することにしました。


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もみじ滝の分岐からはアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていきます。


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少し斜度のある坂道を上りきったところにちょっとした広場があり、その向こうに道標があったので、意外と早くきたけ峰に着いたなと思ったのでした。


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しかし、道標を見ると、無情にもまだ600m先でした。疲れてくると気持ちだけが先走ります。


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どうやら、前方に見える植林帯のあるピークがきたけ峰のようです。


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笹薮の混じる登山道をゆるゆると登って行きます。


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もみじ滝への分岐を左にわけて進みます。


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きたけ峰まで残り180mになりました。


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12:52 ようやくきたけ峰にたどり着きました。このコースの最高峰ですが、まったく展望はありません。


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きれいに草刈がされていましたが、展望がないのであまり休憩したいという気持ちは湧いてきません。立ったまま水分補給をして、屈伸運動で疲れた足をケアしただけで、すぐに下山することにしました。


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きたけ峰からの下山路はそれなりに傾斜のある道です。


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ブナ林の中を下って行きます。


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道が左へ曲がる場所で、直進しないようにロープが張ってありました。おそらく直進して道迷いした登山者がいたのでしょう。


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その後もぐんぐん高度を下げていきます。


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もみじ滝への分岐を直進し、あせび台を目指します。


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この下山路はずっときれいなブナ林の道なので、歩きやすく気持ちのいい道が続きます。


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おたからこう湿原への分岐を過ぎます。


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分岐のすぐ先が、ちょっとした平地のようになっていて、そこがあせび台でした。あせび台はちょっと道が不明瞭で、どっちに進めばいいのかわかりにくいので注意が必要です。


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あせび台から下ってくると、小さな橋を渡ります。その向こうはちょっとした登り返しですが、距離も傾斜もあまりないので助かりました。


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橋からの登り返しを上がったところで、南展望台・北展望台への分岐を過ぎ、まゆみ園地へと向かいます。このあたりはほぼ平坦地なので、疲れた足には助かりました。


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13:50 まゆみ園地です。これでほぼゴールといってもいい場所です。管理センターはすぐ目の前にありますが、ベンチで休憩することにしました。


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ベンチの背後にあるトチノキの葉っぱが目の前に垂れ下がっています。


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トチの実がなっていました。


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トチノキは大きな葉っぱを掌のように広げているので、比較的わかりやすい樹種です。ちなみに、5枚の葉っぱがついているように見えますが、この5枚全部で1枚の葉っぱです。モミジの葉っぱが巨大化し、切れ込みが根元まで広がったものだと思えばいいわけです。よく似た葉っぱを付けるホオノキという樹種がありますが、トチノキは葉っぱの縁がギザギザで、ホオノキはギザギザがないので見分けることができます。


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トチの実が落ちていたので拾って観察してみました。実は、トチの実の中を見たのはこれが初めてです。クリとよく似た色形をしていました。


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14:03 休憩を終えて駐車場に戻ってきました。5時間ちょっとの縦走で、けっこう疲れました。しかし、以前から歩いてみたかった県立森林公園の外周路を踏破できたので、満足感のある山行になりました。もっとも、天気がいまいちということもありますが、あまり面白くないコースだったなというのが正直なところです。やはり、ピークに向かって登るにつれて、植生や風景がどんどん変化していくという登山のほうが断然面白いと思います。

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| 2017年9月 岡山県立森林公園 | 21:44 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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紅葉はまだまだ、天気はいまいち: 岡山県立森林公園その1

2017年9月14日(木) 岡山県鏡野町 きたけ峰(標高1099m) 日帰り単独行 



9月半ばの連休は台風直撃らしいし、土曜日と月曜日に仕事が入ってしまい、どちらにしても遠出は無理ということで、14日の平日に県立森林公園を歩いてきました。


県立森林公園は何度か訪れたことはありますが、いまだに外周部の縦走路を一周したことがなかったので、今回はぐるりと縦走することにしました。


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8:30 駐車場には他に車はなく、一番の到着でした。準備をしているときに1台入ってきましたが、僕が出発するまではそれ以上の車は来ていません。さすがに平日は空いています。


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本日の予定コースです。水色のコースを反時計回りに歩きます。県立自然公園は、湿原のような平坦な場所を1000m級の山々が取り囲む場所で、中心部を散策するだけならほとんど登りもないし楽ちんです。登山道や散策路も縦横に整備されていて、周辺部の山々を縦走することもできるし、一部に登って降りるということも可能で、気軽にトレッキングを楽しむにはいいところです。


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8:46 駐車場から管理センターのほうへ歩いていきます。管理センターは8時30分からオープンしていて、園内のマップももらえます。


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管理センターのサイトから、園内マップのpdfをダウンロードすることもできます。なお、園内地図には左下のきたけ峰の標高が1,108mと記載されていますが、地形図では1,099mとなっているので、この記事では地形図の標高を使っています。


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管理センター前の道をまっすぐ奥に向かって歩きます。


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8:55 最初の分岐を右折です。


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行く先はすずのこ平。六本杉を経由します。


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分岐からすずのこ平への道に入ってすぐのところに、名木百選に選出されたオオヤマザクラの巨木があります。


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醍醐桜にはとうてい及びませんが、なかなか立派なサクラです。一度満開のところを見てみたいのですが、なかなかタイミングが合わず、いまだに見に来ることができていません。


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9:02 オオヤマザクラから少し行くと、六本杉があります。すずのこ平には六本杉の前を右に行けばいいのですが、分岐に気が付かず直進してしまいました。


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六本杉の裏をぐるっと右に曲がって下りて行くと、丁字路があります。すずのこ平へは右のはずということで、右に進んでみましたが、これだと六本杉のほうへ戻るだけではないかという疑念が湧いてきました。


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案の定、すぐ先で右手に六本杉が見えました。ここが丁字路になっていて、すずのこ平には左へ進みます。結局、六本杉の前で右折すればいいだけだったのですが、道標がなかった(見落とした?)ので直進して、六本杉の後ろをぐるっと回って戻ってきたというわけです。


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なだらかな森の中を登って行きます。


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標高が上がるにつれて、きれいなブナ林になってきました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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9:27 大きなブナのあるちょっとしたピークのような場所に着きました。登山道はここからいったん左へ下ります。下りたところで再び丁字路になっていて、右折して進みます。


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谷を一つ越え、尾根を回り込んだところで、道標のある分岐にでました。すずのこ平へは右の尾根へ進みます。


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尾根を登って行くと、太いブナが立ち並ぶきもちのいい森になっていました。


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ひときわ太い苔むしたブナが存在感を放ちます。


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美しいブナ林の中を進みます。


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ひんやりと涼しくて気持ちのいい散策路です。


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ブナ林が突然終わり、笹薮の道になると、尾根まであと少しです。


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尾根に出たところで、左折して北へと向かいます。


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左折した先がフラットなピークのような場所だったので、ここがてっきりすずのこ平だと思ったのですが、なにも表示板がないので、違うみたいです。


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再び笹藪の道を進みます。


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道の真ん中にカエデの木が通せんぼしているところから、左へ曲がり下って行きます。


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進んで行くと道標があり、すずのこ平はまだ先のようです。


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小さな鞍部を通過して緩い上り返しを詰め上がったところにすずのこ平と書かれた板が置かれていました。ここがすずのこ平なのか、それともこの先ということなのか、いまいちよくわかりません。


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歩いて行くと、フラットで開けた尾根になり、避難小屋がありました。


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休憩して行こうかと思って中を覗いてみると、ちょっと入るをのためらう雰囲気だったので、そのまま通過しました。


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10:08 避難小屋の少し先に、ようやく目指すすずのこ平がありました。ほとんど地面と大差ない高さのベンチがひとつだけあり、すこし休憩していくことにしました。


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地図で確認すると、ここが鳥取との県境になり、森林公園で一番北に位置する場所です。北側はガスで展望はゼロ。歩いてきた方角である南側をみると、少し青空がのぞいていました。


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ドリンクを二口ほど飲んだところで、雨粒がパラリと落ちてきたので、休憩は切り上げて出発しました。


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ここからはいったん南へと下り、少し下ったところからもみじ平まで西へ向かって縦走していきます。


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県境を越えたきたガスが森にかかって、雨になりそうな雰囲気です。


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紅葉にはまだ早い時期ですが、気の早いツタ類はすでに紅葉しはじめていました。


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足元で何かが動いたので見てみると、なんとカニでした。沢沿いならまだしも、こんな稜線にカニがいるとは驚きです。


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降りそうで降らない妙な天気ですが、日差しが少し差し始めたので、どうやら雨の心配はなさそうです。


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展望のないかわり映えのしない笹薮の道が続き、なんだか退屈してきました。


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ようやく少し展望が得られる場所に来ても、天気が良くないので盛り上がりません。


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左手前方に見えるひときわ高い山が、このコースの最高峰であるきたけ峰だろうかと思ってみても、山座同定するには特徴がなさ過ぎてわかりません。


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10:48 ログハウス風の避難小屋が見えてきました。ここはなんとなく記憶に残っているので、おそらく県境三叉路というところでしょう。


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以前、反対方向からここまで来て、中央園路へ下山したことがあります。


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すずのこ平でほとんど休憩しなかったので、さすがに疲れてきて避難小屋で休憩しようと思ったのですが、やっぱり入る気がしなくてもみじ平までそのまま行くことにしました。


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道標に貼ってあった地図です。赤丸のところにいます。もみじ平まではそれほどかからなかったような記憶があります。


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県境三叉路から少し進むと、これも記憶にある変に曲がったブナがありました。こんな形になっても立派に生きているのだから、植物って不思議です。


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もみじ平への道はおおむねフラットで歩かいやすいのですが、両側から笹薮が迫ってくる迷路のような道で、正直面白くありません。


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11:09 見覚えのある広い場所に出ました。


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もみじ平です。避難小屋の前で年配のご夫婦がすわって食事をしていたので、すこし先に進んだところで荷物をおろし休憩することにしました。森の中の広場のようなところなので、まったく展望はありませんが、静かでいい感じです。出発して2時間半近く経っているので、さすがに疲れました。トレーニング目的とはいえ、休憩は必要です。コンビニで買ってきたおにぎり1個を食べ、塩レモンの飴をデザートにして、20分ほど休憩しました。

つづく。


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| 2017年9月 岡山県立森林公園 | 21:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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登山用サングラスに最適: SWANS エアレス リーフ

登山にサングラスは欠かせないアイテムの一つですが、これだというものに巡り合うまでいくつか買って試してみたという人も多いと思います。


そもそも、サングラスといってもピンからキリまで本当に多種多様です。高いサングラスの方がいいんだろうなと思うわけですが、なかなか1万円を越えるような金額をサングラスに払う気になれないというのも正直なところです。高いものと安いものと何がどう違うのか、そのあたりもいまひとつよくわかりません。


サングラスには、ちゃんと工業規格が決められていて、その基準を満たしたものだけが「サングラス」という名目で販売することが許されています。基準を満たさないものは、「ファッション(用)グラス」という名前で販売されています。偏光グラスの場合は、さらに独自の基準が定められています。


スポーツ用品店でも眼鏡屋でも、売られているサングラスのタグを見ればサングラスまたはファッション(用)グラスと明記されています。基本的に、価格の安いものはファッション(用)グラスである場合がほとんどです。


サングラスの工業規格はどういうものかというと、以下のように決められています。

”屈折力がいかなる経線においてもマイナス0.125ディオプトリから0.125ディオプトリまでの範囲内であり、かつ、任意のいかなる二経線間の屈折力の差が0.125ディオプトリ以下であって、平行度が0.166ディオプトリ以下のもの”


はっきりいって、なんのことだかよくわかりません。屈折力ということからして、光線が透過するときの屈折に関する規格なのでしょうが、素人には理解できません。てっきり、可視光線透過率とか紫外線透過率が何%以下という規格かと思っていたのですが、どうも視界がゆがんだりしないという方面の規格のようです。


であれば、かけてみて違和感がないものなら問題ないわけで、サングラスをかける目的である可視光線や紫外線をどれだけブロックしてくれるかという数値を基準に選んでもよさそうだと思うわけです。


いままでお店で見てきた感覚では、サングラスは紫外線透過率がほぼ0.1%以下で、ファッション(用)グラスは1%以下と表示されているものがほとんどのようです。サングラスの紫外線透過率はファッション(用)グラスの1/10以下になるわけですが、なにも0.1%までいかなくても1%以下なら十分じゃないかとも思うわけです。だって、普通に街を歩くときは裸眼で歩く場合がほとんどで、その時は100%の紫外線を浴びる環境にいるわけです。それに比べれば、たとえ紫外線の強い山であっても、99%も紫外線をカットしてくれればほぼ完ぺきといえます。


そんなわけで、僕は2000円ぐらいの安価なファッション(用)グラスをしばらく愛用していました。すぐになくしたり壊したりしやすいサングラスだから、安価なもので十分と思っていたわけです。


実際にはなくしてしまうということは1度も経験したことはないのですが、安いものは壊れやすいというのは紛れもない事実で、これまで少なくとも4つ以上のファッション(用)グラスを壊して捨てた記憶があります。どこが壊れるかというと、レンズが割れるとか、ツルが折れるというのがほとんどです。1枚レンズの場合は真ん中あたりで割れることが多く、レンズが分かれているタイプでも、レンズをフレームに止めているでっぱりの部分が折れて、レンズが外れるということもありました。このほかには、フレームがビニールコーティングのようになっていて、そのコーティングがはがれてきたというのもありました。


そういうわけで、安物買いの銭失いを実践していることに気が付いて、ようやくまともなサングラスを購入することになったわけです。で、最初に購入したのが、AXEというブランドのAS-375というモデルです。


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AS-375は、レンズの色とフレームの色の組み合わせで何種類かありましたが、僕が購入したのは白いフレームに赤いレンズのタイプです。当時は、まだ安価なファッション(用)グラスも持っていたので、曇りの日や森の中でも使える明るめのレンズのものを買おうということで赤系のレンズにしました。このサングラスは黄色のスペアレンズがついているので、赤でもまだ暗いと思ったら黄色に交換することができるというのもポイントでした。いままでのところ、黄色レンズを使ったことはありませんが。


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かけたらこんな感じです。


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AS-375はフレームがしっかりしていてそれなりに装着感はありますが、顔にフィットする形状なので、風の巻き込みが少なく、ハードコンタクトレンズを使用している自分には好都合です。しかし、フレームがあるためやや曇りやすいという欠点もあります。赤いレンズは視界が明るく見え、可視光線透過率が27%のわりに森の中でもそれなりに視界は良好です。購入後すでに3年以上が経ったと思いますが、いまのところ壊れる気配はありません。AS-375はまだ市場在庫があるみたいで、定価7,000円の半額ぐらいで売られています。







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最後のファッション(用)グラスが壊れたタイミングで、その代替品として購入したのがAXEのSC-1027P BKです。晴天の雪山なでど使えるように可視光線透過率20%で偏光グラスというスペックが気に入って購入しました。SC-1027Pはすでに廃番になったらしく、AXEのサイトの製品一覧には載っていませんが、こちらも市場在庫があり、検索すると安いところでは1,700円台で販売されているようです。僕が購入したのは好日山荘のセールだったので、2,500円ぐらいで購入したと記憶しています。定価は5,000~6,000円ぐらいだったように思います。


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かけたらこんな感じです。


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SC-1027Pもしっかりとしたフレームがあるタイプで、顔のカーブにあっていてフィット感も悪くありませんが、やはり装着感はそれなりにあります。曇りやすいという傾向もAS-375と似ています。







最近の登山では、この2つのサングラスを持参して、天候や状況に応じて使い分けてきたわけですが、明るい稜線から暗い森の中に入ると目が慣れるまでしばらく見にくい状況が続くし、結局サングラスを外してしまうということもよくあります。また、登りの時に汗をかくとレンズが曇っていちいち外して曇りをとったりするのが面倒だと感じることも時々あります。


そういうわけで、曇りにくく暗い場所でも明るい場所でも継続して使えるもっと明るいレンズのサングラスがないかと探していたところ、SAWNSのエアレス・リーフに出会ったわけです。楽天スーパーセールのおかげで、ほぼ半額で購入することができました。








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前置きが長くなりましたが、今回新たに購入したのは、エアレス・リーフSA-606 COPというモデルです。フレームレスタイプで、重さは14グラムという驚異的な軽さです。可視光線透過率は45%と明るく、レンズはミラーレンズになっていて、色は淡いブラウンというかピンクというか、そういう色です。本体の色はコーラルロゼというオレンジっぽい赤色で、男性の場合は好みの分かれるところかもしれません。ただ、派手な色ではないので、悪くないと思います。


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かけたらこんな感じです。


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先日の下蒜山から中蒜山への縦走で使用しましたが、草木のない晴天の稜線から暗い森の中にはいっても、あまり見にくいという感じがなく、入山から下山までずっと通して使用することができました。また、額から流れ落ちるほどの汗をかいてもレンズが曇って見えなくなるということもなく、フレームレスのおかげでレンズ内側の通気性も良好のようです。もちろん、14グラムという軽量さはかけているのを忘れるほどでした。


SA-606 COPも旧製品になり、現行品はエアレス・リーフフィット ミラーレンズモデル SALF-0712 COPというモデルになります。ノーズパッドが調整可能なタイプになったことと、重さが2グラム増えて16グラムになったこと以外は変更点はないようですが、価格は1,000円高くなっています。なので、値引き率の大きいSA-606 COPのほうがお買い得だと思います。


色がどうもという方には、SA-512というモデルがあり、こちらも可視光線透過率45%になってますが、お値段がちょっと高めになります。SA-512はフレームレスではなく、レンズ上側にフレームがあり、ねじれなどには強い構造になっています。





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| ギア | 00:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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累積標高差893mは意外ときつかった: 下蒜山~中蒜山その3 

2017年9月10日(日) 岡山県真庭市 下蒜山(標高1100.4m)・中蒜山(標高1123.4m) 日帰り単独行 



前回で終わるつもりでしたが、時間が遅くて眠かったことと、左腕が疲れてきたので、下山部分だけが残ってしまいました。わざわざ独立して記事にするほどのボリュームはありませんが、早めに書き終えてしまいたいと思います。


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12:04 ランチ休憩を終えて、下山にとりかかります。今回はバーナーを持ってきて山頂でゆったりとコーヒーでも飲もうと思っていたのですが、朝急いで準備したためバーナーとクッカーを忘れてきてしまい、結局水でおにぎりを流し込んだだけでした。


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中蒜山登山口への分岐を通過するとき、下の方から声が聞こえていたので、登山者が登ってきていたようです。時間的にはこれから本格的に混雑する時間だったのかもしれません。混雑する前に休憩し終えることができてラッキーでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:27 フングリ乢を通過します。ここまでは単独の男性を一人追い越しただけでした。


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フングリ乢の上にある笹原の尾根から樹林帯に入ったところで、道端に人が寝転んでいてちょっとびっくり。赤い服を着た男性で、単に寝転んで休憩していただけでしたが、最初見た時は死んでいるのかと思って焦りました。


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下蒜山への登り返しは、それほど斜度はきつくありませんが、だらだらと続く感じで長く感じます。


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しかし、見通しが良く次第にピークが近づいてくるのが見えるので、気持ち的にはまだ楽でした。


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下蒜山山頂西の尾根に上がる階段が一番しんどかったです。足腰に疲れがたまる時間帯だったからでしょう。


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ようやく階段を登り終え、フラットな尾根道を下蒜山山頂へと向かいます。下蒜山から団体が下ってくるのが見えたので、あまり急ぐと坂道ですれ違いになり、通過待ちが発生しそうだったので、フラットなところですれ違えるように少しゆっくり目にあるいてタイミングを調整しながら行くことにしました。それにしてもすでに13時を回っているのに、どこまで行くのか知りませんが、これから中蒜山に向かうというのもずいぶんのんびりとした計画です。


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13:28 下蒜山山頂まで戻ってきました。団体さんとはうまくフラットな尾根道ですれ違えたので、下蒜山への最後の登り坂はスムースに通過できました。


汗で服がびっしょりだったので、誰もいない山頂のベンチにすわって、すこし休憩していくことにしました。気温的にはたいして暑くはなかったのですが、やたら汗をかいた一日でした。


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13:48 山頂で20分休憩をとって、下山開始です。


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下蒜山山頂から9合目の小ピークまでは、改めて見るとけっこうな急傾斜で、登ってきたときの印象とはずいぶん違っていました。


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反対に、45度の壁は思っていたほどの急斜面には感じなくて、むしろ登りの時の方がきつく感じました。登りと下りでこんなに感じ方が違う山もあるんだなと改めて思った次第です。積雪期に通った時は、さすがに登りも下りも怖かったのに、妙な感じです。


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誰もいない雲居平をズンズン下ります。


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途中休憩なしで、尾根道末端まで一気に下ってきました。これを下ってしまえば、あとはフラットな森の道だけです。


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14:58 最後の方は少し足が痛くなってきましたが、なんとか無事に車まで戻ってくることができました。登りも下りも、それぞれ休憩込みで3時間を要しました。トータル6時間の山行になり、日帰り山行としてはそこそこ長い時間歩いたので、思っていたよりも疲れたというのが実感です。蒜山三座の縦走となると一日がかりになるでしょうから、そのうち機会を見つけて挑戦してみたいと思います。


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| 2017年9月 下蒜山・中蒜山 | 13:09 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ついに避難勧告発令

台風なんて本当に来てるのかという穏やかな午後が一転、夕方になって風雨が強まりまさに台風襲来という状況になりました。


そして、20時には岡山市内に避難勧告が発令されました。土砂災害の危険が非常に高いということで、南区の迫川や片岡といった山沿いの地区が対象です。永く岡山に住んでいますが、僕の知っている範囲では市内で避難勧告が発令されたのは初めてです。


また、20時50分発表の情報によると、岡山市の西部を流れる笹ヶ瀬川水系笹ヶ瀬川・足守川では、いつ氾濫してもおかしくない状態である氾濫危険水位(レベル4)に到達する見込みだそうで、この河川流域でも注意が必要です。


光回線のパソコンのネットも繋がりにくくなっていたりして、なんだかやばい感じです。何事もなく済めばいいのですが。



【避難情報】 避難勧告・避難準備 岡山県岡山市 (20時00分)
----------------------------------------------------------------------------
【発令地域】
岡山県岡山市

【発令理由】
台風警戒のため

【発令区分】
避難勧告 発令
片岡
川張
宗津
西高崎
奥迫川
迫川

避難準備 発令
北幸田
幸地崎町
水門町
西幸西
東幸西
東幸崎
南水門町
犬島
久々井
西片岡
東片岡
宝伝
正儀
飽浦
北浦

宮浦
阿津
小串


【発表時刻】
9月17日20:00




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| 時事ネタ・ニュース | 21:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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岡山市に避難準備発令!?

午後12時に岡山市に避難準備が発令されました。しかし、小雨がぱらぱら降っているだけで、なぜに?という感が否めません。


発令地域は岡山市ですが、区分で言うと主に岡山港周辺の沿岸地区のようで、中心市街地のあたりは含まれていません。これから雨風が強まってくるのかもしれませんが、現状はたんに雨の日曜日という雰囲気です。


メールで届いた避難情報によると、避難準備発令内容は以下の通りです。



【避難情報】 避難準備 岡山県岡山市 (12時00分)
----------------------------------------------------------------------------
【発令地域】
岡山県岡山市

【発令理由】
台風警戒のため

【発令区分】
避難準備 発令
北幸田
幸地崎町
水門町
西幸西
東幸西
東幸崎
南水門町
犬島
久々井
西片岡
東片岡
宝伝
正儀
飽浦
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宮浦
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| 時事ネタ・ニュース | 14:32 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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累積標高差893mは意外ときつかった: 下蒜山~中蒜山その2 

2017年9月10日(日) 岡山県真庭市 下蒜山(標高1100.4m)・中蒜山(標高1123.4m) 日帰り単独行 


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9:52 汗を拭いて水分補給をしただけの休憩とは言えないような小休止のあと、下蒜山山頂から西へと下ります。


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前方遠くに大山と烏ヶ山が見えていました。この日はガスがかかることもなくきれいに見えていました。しかし、こうしてみると、とても標高1700m程度の山とは思えない圧倒的な存在感と高さを誇る大山は、やはり名峰と呼ぶにふさわしい風格があります。


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下蒜山山頂から西へ下る道は、なぜかやたらドロドロしていて、スリップに気を付けて左右の笹がある場所をたどりながら下りました。距離があまりないのがせめてもの救いです。


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下蒜山から標高差50mほど下ると、いったんフラットな尾根道になります。尾根の末端あたりまで来ると展望が得られて、これから下って行くフングリ乢とそこに至る稜線が見えました。こうしてみると結構な標高差です。1100mの山頂から820mの最低鞍部まで下るので、標高差は280mあります。ちょっとした里山程度の標高差があるわけです。登山を始めてから休憩らしい休憩をとっていないので、ちょっと脚が心配です。


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フラットな尾根の末端から南西方向に延びる尾根を下って行きます。この尾根はなぜか樹木がなく、展望のきく気持ちのいい尾根です。ただし、結構段差のある階段が設置されている部分もあるので、それなりに楽ではありません。


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5分ほど下ると尾根道の傾斜が緩くなって、階段もなくなり歩きやすくなってきます。前方に、再び木々が生い茂る尾根が近づいてきました。


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919ピークで尾根が南へと向きを変え、そこから先は樹林帯の道になります。日差しがさえぎられるため、急に涼しくひんやりとした空気にかわりました。


樹林帯から抜け出て笹原になったところで、尾根道は再び西へと向きを変えます。緩く下って、軽い登り返しをこなした標高870mの小ピーク上に笹がかられた3畳ほどのスペースがあったので、そこでようやく大休止をとることができました。


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休憩場所から西に中蒜山が見えます。


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振り返った東側には、今まで下ってきた下蒜山へと続く尾根道が見えます。空を薄い雲が覆い始めたので、笹原のど真ん中とはいえ日差しがさえぎられてあまり暑さはかんじません。しかし、歩きづめのためけっこう汗をかいてしまい、シャツもパンツも汗だく状態になっていました。最近、日帰り山行のお供にしているグリベルのハイキングチェアーにどっかりと座って、おにぎりを食べたり水分補給をしたりで、15分ほどゆっくりしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:48 再び中蒜山へと向かいます。まずはフングリ乢へ向けて下降です。


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フングリ乢のあたりまで来ると、ちょっとしたブナ林になっていて、再びひんやりとした涼しさを味わうことができました。


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10:53 ブナ林の中を進んでいくと、突然木々のないところに出て、そこにブングリ乢の標柱がありました。笹原を切り開いた道端にひっそりと建っていて、休憩するようなスペースもなく、ここがそうなのかと思っただけで、そのまま通過します。


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フングリ乢を過ぎると、中蒜山への登り返しが始まります。初めのうちは階段が設置されていて歩きやすい道ですが、途中やや傾斜がきつい場所もありましたが、全般的にはこれといって厄介な場所はなく、淡々と登りつめていくだけです。


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フングリ乢から20分ほど登ると、中蒜山山頂へ続く尾根にでて傾斜が緩くなります。ここまでくれば山頂はもうすぐです。


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11:23 塩釜からの中蒜山登山道との合流点です。中蒜山山頂まで、あと10分もかからない距離です。


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のんびりと登って行くと、前方に避難小屋と山頂が見えてきました。


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避難小屋まで来ると、2匹のアゲハチョウがダンスを踊るかのごとくくっついたり離れたりしながら華麗に舞っていたので、そばに咲いていた花にとまったところを激写。


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11:31 中蒜山山頂です。まだお昼前だったためか、登山者は3人ほどいただけで、思ったよりも空いていました。下蒜山登山口から休憩込みで約3時間でした。コースタイムより30分ほど遅れていますが、おおむねこんなものだろうという感じです。


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5か月ぶりの中蒜山です。


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人のいないうちにさくっと自撮りしておきました。このサングラスは、先日の楽天スーパーセールでゲットした、スワンズのエアレス リーフSA-606というもので、重さ14gとかけている感じがしないほどの軽さに加え、可視光線透過率45%となっているので、明るい尾根道でまぶしいことはなく、反対に暗い林の中でも比較的よく視界が確保され、ずっとかけていられるいいサングラスです(現行品はSALF-0712 COPというモデルで16gになってます)。詳しくは後日レポする予定です。







ベンチに座ってランチ休憩していると、続々と登山者がやってきて山頂はあっというまに人が増えましたが、それでも10人ぐらいだったので、それほど混雑している感じはありませんでした。他にも、立ち止まらないで写真だけ撮ってすぐに立ち去るような人もちらほらいて、それなりに日曜日の山頂の雰囲気ではありました。幸い、このときは近くで喫煙する愚者がいなかったので、不快な思いをすることなく休憩することができました。


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山頂からの展望はやや霞んでいましたが、麓の様子はよく見えました。水田がほんのりと黄色くなっているのをみると、秋が来たのを実感します。


つづく。


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| 2017年9月 下蒜山・中蒜山 | 00:05 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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本日より好日山荘オータムセール

春から夏までセール続きだった好日山荘ですが、1か月ほどのセールなし期間を経て、再びセールが始まりました。


今回は9月15日から10月1日までの2週間ちょっとの期間で、メンバーズポイント13%還元がセール特典になっています。ハガキのDMしか来ていないので、なにかセール用の特価品があるのかどうかわかりませんが、店舗の場合は行ってみればなにかあるかもしれません。


WebShopのほうでも同時にセールが始まりました。こちらのほうでもオータムセール用の特価品はとくに無いようです。ただし、ジャンルごとに個別にみていくと、40%以上オフになっているものなども見つかるので、ほしいものがあれば一度覗いてみれば掘り出し物があるかもしれません。


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| ヤマネタ・ニュース | 23:27 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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累積標高差893mは意外ときつかった: 下蒜山~中蒜山その1

春ごろからずっと痛めていた左右の肘ですが、特に左ひじがひどく、時にズキズキと痛んだり、力を入れて左腕を握ることができないような状態が続いていました。幸い、夏山山行前にはだいぶん回復して、後立山連峰縦走後は悪化することもなく、痛みもほぼとれてこれで全快と喜んでいました。


ところが、先週あたりから左腕を使うと腕がピクピクとひきつったようになる症状が出始めました。特に腕を痛めるようなことはしていないはずですが、思い当たることといえば、仕事で建築現場の足場に上り下りしたことぐらいです。基本的には階段がありますが、場合によっては足場に段差があったりするので、ジャングルジム的な上り下りをすることもあります。その場合、どうしても足場のパイプを強くつかんだりぶら下がるようなこともあるので、筋を痛めたのかもしれません。


痛みはほとんどなく、ピクピク痙攣だけの症状なので日常生活に大きな支障はないものの、キーボード入力がうまくできず、それだけが困ります。というわけで、ブログも更新は片手で入力しなければならず、まったくはかどりません。とりあえず、ぼちぼち進めて行こうと思います。






2017年9月10日(日) 岡山県真庭市 下蒜山(標高1100.4m)・中蒜山(標高1123.4m) 日帰り単独行 


8月31日に歩くつもりだった下蒜山から中蒜山への縦走に行ってきました。中蒜山から上蒜山への縦走は2017年4月に済ませてあるので、残り区間を早く歩いてみたかったというわけです。


とはいえ、下蒜山登山口から下蒜山山頂までの標高差は約590m、下蒜山と中蒜山の最低鞍部フングリ乢から中蒜山山頂までの標高差は約303mで、累積標高差は約893mあり、中国地方ではなかなかの標高差です。伯耆大山が約935m(南光河原~弥山間)なので、それと大差ないレベルであり、前回の櫃ヶ山ほど楽ではないだろうというのはわかります。休憩込みで往復6時間と見積もっています。


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8時過ぎに下蒜山登山口に到着しました。日曜日ということもあり、登山口横の駐車場はいっぱいだったので、奥にあるアスファルト舗装の駐車場に停めました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:25 登山開始です。登山口横の駐車場に停まっている車を見ながら登山口に歩いていくと、長野ナンバーの車があってちょっとびっくり。もちろん岡山ナンバーの自分が長野まで登山に行くわけですからその逆もあるわけですが、標高わずか1100mという低山に、3000m級の山が連なる長野からわざわざ登りに来る人がいるとは!? 大山登山のついでなのか、それとも二百名山に入っている上蒜山まで縦走するつもりなのかもしれませんが、ちょっとした驚きでした。


IMG_8558.jpg
登山道は湿原の中を突っ切って西へ向かいます。下蒜山には何回か来ていますが、実は無雪期に登山するのは初めてです。初めて訪れたのは2012年1月で、その時は悪天候のため雲居平で引き返しました。そして、その時が初の雪山登山でした。


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森の中に入ると黒い火山灰の道になりますが、意外と滑らないので歩きやすかったです。


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8:35 短い登り階段を詰めあがると尾根に出ます。ここで左に曲がり、尾根道をたどります。


IMG_8561.jpg
尾根道は始まりからいきなり急な階段道が続きます。


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最初の階段がやっと終わったと思ったら、すぐに次の階段が現れます。


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8:48 二つ目の階段を終えるとやや傾斜が緩くなり、三合目の道標があります。


IMG_8564.jpg
三合目を過ぎるとすぐに急傾斜の岩が露出した道になります。鎖も設置されていますが、足場はそれほど悪くないので鎖に頼ることなく登っていけます。


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8:58 岩の急斜面が終わると緩い傾斜の森の中をしばらく進み、ぱっと開けたところが五合目です。下蒜山も頭をのぞかせています。


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ここからは直射日光を後ろから浴びるので、帽子のサンシェードをおろします。この帽子は以前記事にしたphenix ARBOR HATです。メッシュ窓もあるので涼しく快適です。首筋に日差しを受けなくて済むだけで暑さの感覚はだいぶんなくなります。ツバの芯がもうすこししっかりしていればいいなと思いますが、価格が安いのであまり多くは望めません。



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雲居平は快晴です。広大な笹原の中をのんびりと歩きます。


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9:10 雲居平に着きました。後からトレランっぽい人が来ていたので、先行させるために休憩をとりました。


IMG_8573.jpg
流れ落ちる汗を拭きながら蒜山高原の風景を楽しみます。


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ところどころススキの群生がありましたが、まだ穂はしっかりと閉じたままで、秋らしくなってくるまでもうしばらくかかりそうです。


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9:19 七合目を通過します。この先に、下蒜山の壁といってもいい45度の急斜面が待ち構えています。


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次第に傾斜が増し、45度の壁が迫ってきました。しかし、積雪期と違ってちゃんとした登山道がジグザグについているので、思ったほどの厄介さはありませんでした。


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振り返れば笹の海原が広がっています。


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横を見ればさすがに45度を実感させられる角度の斜面が伸びています。


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上の方は岩の露出した直登の道になるのでそれなりに大変でしたが、距離が短いので助かります。雪の1枚バーンになる積雪期は、ここを上り下りするのはかなり緊張しますが、無雪期はほとんど緊張する要素がありません。


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45度の壁を登りきると、そこが9合目です。下蒜山の山頂までもう少しです。


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9合目から山頂まではそこそこきつい登りですが、特に危険なところはないので淡々と登って行くだけです。


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9:50 下蒜山登頂です。登山者が5人ぐらい休憩していました。登山口からここまで立ったままの小休止しかとっていないので座って休憩したかったのですが、ここにもタバコを吸う愚者がいて、毎度のことながらなぜか風上で吸うので煙が流れてきて大迷惑。山で喫煙する人は押しなべて知能指数が低いようで、周囲に配慮して喫煙している人を見たことがありません。休憩どころではないので、すぐに中蒜山に向かいました。

つづく。

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| 2017年9月 下蒜山・中蒜山 | 23:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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山小屋通信簿: 冷池山荘

山小屋通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、ヤマふぉと派の観点から撮影山行基地としての評価も加えた山小屋の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均が総合評価です。

評価項目
●清潔度:小屋内の部屋や食堂、トイレ、布団など、清潔に保たれているかどうかももちろんですが、小屋周辺の状況やごみの処理なども含みます。
●快適度:小屋内で過ごす時間を快適に過ごせるかどうかです。乾燥室の場所や利用時間、自炊場所の有無と位置、談話室の有無と居心地、本や暖房などの設備をチェックします。
●ホスピタリティ:宿泊や幕営の申込み、売店の対応など従業員の応対をチェックします。
●食事のうまさ:朝食夕食だけでなく、昼食メニューなどボリュームや味をチェックします。ただし、食べたものにもよるのでかなりいい加減です。基本的にあまりグルメではないので、味については甘い評価かもしれません。
●施設充実度:宿泊客以外の登山者が利用できる設備についての項目です。小屋前のテーブル&ベンチ、無料の水場、屋外トイレ、雨をしのげるひさし付きベンチがそろっていると評価5です。1種類を1ポイントとして評価します。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要

冷池山荘
清潔度:5
快適度:5
ホスピタリティ:5
食事のうまさ:-
施設充実度:3
ロケーション:4
総合評価:4.4


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冷池山荘は、後立山連峰の鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳の中間の尾根上にある山荘です。


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爺ヶ岳を越えて北上していくと、冷乗越の先で最低鞍部を通過して、5分ほどの登り返しをこなすとベンチのある広場に出て山荘はそのすぐ先に見えます。鹿島槍方面から南下してくると、テント場を過ぎて急傾斜の道を5分ほど下ったら山荘に着きます。


それほど広くない尾根に建つ小屋なので、建物は尾根に沿って南北に細長い建物です。玄関は東側にあり、玄関前には屋根がついているので、雨の時は濡れずにカッパを脱げるので助かります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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玄関ホールは大変広く、石畳の広い土間に面して、正面にテレビのある休憩場所が設けられています。休憩場所の右側にあるドアを入ったところが乾燥室になります。乾燥室も8畳間ぐらいの広さがあり、満室に近い状態でも干すスペースはそれなりに確保できそうです。


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受付と売店は玄関を入った左側にあります。一応宿泊やテントの受付と売店の窓口は分けられているようですが、人手の多少によってはいっしょくたになってしまうようです。


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自炊室は玄関を入って右手にあり、土足のままま入れるようになっていますが、基本的に素泊まりの宿泊客しか利用しないはずなので、床をはって素足で利用できるようにしてくれた方がありがたいと思います。広さは6畳間ほどなので、キャパは多くなく、混みあうときは早めに利用するなど工夫が必要です。


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僕が冷池山荘を利用したのは激混みになるであろうお盆休み初日の祝日だった8月11日です。もともとテント泊の予定がテントを張るスペースがなく、やむなく素泊まりで宿泊を申し込んだのですが、奇跡的に部屋に余裕があり、一人一枚の布団で寝ることができました。しかも6人部屋に5人の宿泊で、余裕まである状態でした。水場もトイレもない離れた場所にあるテント場でテント泊するより格段に好条件で寝ることができてラッキーでした。


受付の対応は極めて丁寧で、受付後には乾燥室やトイレ、洗面所の位置などを説明しながら部屋まで案内してくれる親切さで、どこぞのリゾートホテルにでも迷い込んだかのようでした。


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小屋の内部は大変きれで、廊下も広びろしており、すれ違いで体の向きを変えたりよけたりする必要がない程度の幅が確保されています。


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洗面所もあり、歯磨きなども混みあうことなくすることができました。ただし、洗面所の水は天水利用らしく、飲用は不可で、歯磨きにも不適だと書かれていました。手洗いなどの利用にとどめておいた方がいいようです。


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トイレは、これまでこれほどきれいで広いトイレのある山小屋は見たことがないというハイレベルのトイレです。完全男女別のトイレなのに、男性用だけでこの広さです。個室の方は洋便器のブースもあります。トイレ内に手洗いも設置されていて、しかもペーパータオルまで用意されています。


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二階に談話室があり、漫画や雑誌類もたくさん置いてありました。もともとはバーかカフェとして利用していたみたいで、カウンターがありましたが、今は使われていないみたいです。



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また、二階に診療室という札がかかった部屋がありましたが、山荘のサイトには医者がいるという説明はないし、チェックインのときにも説明はありませんでした。しかし、「診療室に御用の方は受付まで申し出ください」と書かれた札がかかっていたので、実際にお医者さんがいるのかもしれません。



飲用の水は、小屋の外にある水専用の売店で購入します。宿泊者には1リットルが無料になりますが、それ以上は1リットル150円です。沢水をポンプアップしているとのことなので、沸かさなくても直接飲用できます。


ロケーション的には、北に鹿島槍ヶ岳、南に爺ヶ岳があり、どちらへも1時間半から2時間程度で行くことができます。晴れていれば小屋前の一段高いところにある東向きのテラスからどちらの山も見られそうですが、僕が宿泊した時はガスで確認できませんでした。もしも、鹿島槍や爺ヶ岳がきれいにみえるのであれば、撮影地としてはそれなりに便利です。


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もっとも、テント場まで上がれば爺ヶ岳はきれいに見えているし、鹿島槍もテント場からすこし北へ行けば十分見ることができます。ガスで確認はできていませんが、立山や剱岳もおそらく見ることができると思います。テント場から見えなくても、鹿島槍の手前にある布引山の近くまで行けば森林限界を超えた稜線になるので、確実に見ることができるはずです。その点では、撮影するならむしろテント場にいたほうが便利かもしれません。ただ、テント場は水場もトイレもなく、どちらも小屋まで急傾斜の尾根道を5分ほど歩かなければいけないのが不便です。


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| 山小屋通信簿 | 01:03 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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倉敷のマムートストアでグレイシャーパンツが14,800円

昨日記事を書いたマムートのグレイシャーパンツですが、本日仕事帰りに三井アウトレットパーク倉敷に入っているマムートストアに立ち寄ったところ、ワゴンセールの中にひっそりとグレイシャーパンツが置いてありました。サイズは44と46があって、価格は驚きの税抜14,800円でした。店員さんもschoelle生地の撥水性能をやたら絶賛していました。後加工ではなく繊維そのものが撥水性能を持っているとかで、撥水の耐久性が全然違うそうです。


好日山荘のタイムセールが終わったところでさらに安いものが見つかるのは皮肉ですが、興味があって倉敷に行ける方はお早くどうぞ。


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| ヤマネタ・ニュース | 20:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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マムート グレイシャーパンツ: 秋冬用ソフトシェルパンツ 

この春に好日山荘のセールでマムートのグレイシャーパンツという山パンツを購入しました。このパンツは2015年春夏モデルで、もうカタログ落ちしているらしくマムートのサイトにも掲載されていないし、ネットで検索しても好日山荘以外では扱っている店がほぼないという状態です。なので、レビューはしないつもりでしたが、好日山荘Web店で復活しているので、レビューしておくことにしました。


僕がグレイシャーパンツを見つけたのは、好日山荘岡山駅前店のセールに訪れたときで、しなやかでストレッチがきいていて、やや厚手で保温力のありそうな生地、スマートで体にフィットするシルエットがすっかり気に入ってしまいました。


積雪期は基本的にゴアテックスのハードシェルパンツを使用していますが、晴天の初冬や残雪期であればかならずしもゴアテックスのハードシェルでなくてもいいかなという気がしていたのと、晩秋などの雪はないけれど気温は低いという時期に使えるソフトシェルパンツが1本ほしかったのもあって、ちょっと高いけれど購入しました。税込で18,000円ぐらいでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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全体的なシルエットは、細身ですらっとしています。ポケットは全部で4か所、左右と右後ろ、右太ももにあり、すべてジッパーつきです。おそらく積雪期での使用を考慮して、雪が入り込まないようにしているのでしょう。ポケットの内側はメッシュ生地になっていて、ジッパーを開ければベンチレーションとしても機能します。ひざ部分は補強が入っています。写真ではちょっと青っぽい感じに見えますが、実際の色はチャコール(濃いグレー)です。左太ももにはマムートロゴマークが刺繍で入っています。


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背面は、お尻の部分がひざと同じチャコールの補強生地が使われています。右ひざの後ろ側にマムートロゴが刺繍で入っています。


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裾の内側には明るいグレーのお尻やひざよりもさらに強そうな生地で補強が入っています。クランポン対策だと思います。また、裾を絞ることができるようにボタン留めのフラップがあり、ボタンも3か所あるので、状況に応じて絞り方を調整することができます。


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腰の部分内側は、ポケットの生地と同じメッシュが使われていて、汗によるべたつきを軽減してくれるようです。これで通気性が確保されているかどうかはビミョーです。また、サスペンダー用のループもつけられています。マムートのサスペンダーであればこれを利用してスマートに取り付けられます。


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生地の裏側は、細かいグリッド状で微起毛になっているので、肌触りも良く秋冬の行動時もそれなりの保温力がありそうです。


このパンツの一番の売りは、schoeller(ショーラー)-dryskinという生地が使われていることです。ついていたタグによれば、

1、Breathable 通気性
2、Wind and water repellent 耐風・耐水性
3、Permanet elasticity 永続的な柔軟性
4、Hard-wearing and durable 高い耐久性
5、Moisture transport functional fiber 透湿性機能繊維
6、Fast drying 速乾性
7、High level of comfort 高い快適性能

といった特徴がある生地だそうです。


このほかに、UPF40+、SUN Reflector、UV Protectorの機能もついています。このうち、SUN Reflectorというのは、太陽光による熱の吸収を阻害する機能らしく、黒色の生地の割に直射日光を浴びても熱くならないという不思議な生地です。


このパンツを5月、6月の1000mクラスの低山登山で使用した限りでは、透湿性やストレッチ性はまったく嘘偽りがなく、脚上げも快適でベンチレーションがついていないパンツのわりに蒸れを感じることはありませんでした。また、ひざの上にお湯をこぼしてしまったことがありましたが、パンツがお湯をはじいて吸収しなかったので、やけどもせず、あとから冷たい思いをすることもなく、撥水性がとても役に立ちました。


サイズは、ユーロの44を購入しました。日本サイズだとM(ウェスト83㎝)サイズなので、公表されているサイズだと46がちょうどいいはずですが、試着してみると46ではややだぶつきぎみでした。通常はマムートであればユーロSがぴったり(M寄りのSです)というサイズですが、このパンツはウェストが少し余裕のあるつくりになっているようです。なので、保証はできませんが日本サイズのMなら44、Lなら46でいけると思われます。なお、ベルトは付属していないので、別途用意する必要があります。


そこそこ値の張るパンツですが、秋から春まで使えるし、セールでかなり安くなっているので、買って損のないパンツだと思います。


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| パンツ | 21:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ゆく夏くる秋: 櫃ヶ山 

2017年8月31日(木) 岡山県真庭市 櫃ヶ山(標高953.5m) 日帰り単独行 


8月最後の日、快晴予報が出ていたので仕事は休みにして出かけてきました。下蒜山から中蒜山への縦走をしようと思ってでかけたのですが、後立山連峰縦走から帰ってから2週間、どこにも出かけずかなり足腰がなまってそうなので、ちょっときついかなと思い、急きょ櫃ヶ山に目的地を変更しました。


櫃ヶ山は湯原温泉の近くにあるピラミダルな山で、岡山ではそこそこ人気の山だと思います。湯原ICから国道313号を少し南に下ったところに櫃ヶ山登山口という大きな看板がたっていますが、そこにある駐車場はけっこう狭くて、4台分ぐらいのスペースしかありません。そこがいっぱいだった場合は、登山口のすぐ南にある橋を渡ったところから河原に下りることができ、河原に広い駐車スペースがあります。


国道沿いの登山口からは集落の中を通り、畑のそばを通って竹藪の中を登って行くのですが、この区間が登山道という雰囲気がなく、ただのアクセス路という感じで面白くありません。2016年5月に櫃ヶ山から星山へ縦走した時は、復路に基幹林道を使うことから、林道を上がったところにある登山口に駐車して、そこを起点にしました。ここからなら、すぐに登山道に入れるので、集落や畑などを通過する必要がないので始めから登山の雰囲気を味わうことができます。今回も林道の登山口を利用しました。さすがに平日ということで、ほかに停まっている車はありませんでした。


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9:23 準備を終えて出発です。今回は、いつも通り駐車場所の登山口から入山するのではなく、しばらく基幹林道を南へ歩いたところにあるもう一つの登山口から入ることにしました。同じルートを同じ方向に歩いていも目新しさがないので、逆回りで歩いてみようというわけです。


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林道を歩き始めて5分ほどすると、急に勾配がきつくなります。最初は11%の表示があり、その後12%の表示がありました。10%を超える勾配なんて山岳路にでも入らない限りあまりでくわすことはありません。高速道路でけっこうきつなと思う勾配でも、たいてい5%ぐらいですから、12%勾配はなかなかレアです。もっとも、登山道ではこんなものではないでしょうから、歩いている分にはそれほどでもありません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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9:47 登山口に到着です。八月末ということで、雑草が伸び放題です。


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林道からの入り口は廃道のような雰囲気で、かなり草に覆われていました。


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しかし、森の中に入ってしまうとトレースはしっかりと見えています。


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苔むした丸太橋を渡ります。


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沢音を聞きながら谷筋に沿って登って行きます。


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若干わかりにくい場所が渡渉地点になっていました。沢の手前でトレースが消えたようになっていて、立ち止まって道を探しましたが、よく見ると沢へ下りて行くようにかすかな足跡がついていました。沢に下りると歩いてきた道の延長方向についトレースを探してしまいますが、沢の上流方向にはトレースらしい物はありません。なので、ここでもう一度周囲を確認してトレースを探すと、右手後方にトレースがありました。ちょっとわかりにくい場所です。


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数本の倒木がまとまって道をふさいでいました。またぐには高過ぎるし、くぐるには低すぎます。なので、上側を巻いて通過しました。


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植林の尾根下に見覚えのある看板がありました。標高630mぐらいの場所です。古い地形図には、このあたりから尾根を通って山頂南側の稜線に出る登山道が描かれていました。2010年12月に初めて櫃ヶ山に登ったときには、その古い地形図を持って行ったので、登山道の入り口がわからず行きつ戻りつして探したことがあります。最新の地形図では、現在の登山道が反映されていて、古い尾根筋の道はなくなっています。この看板は古い地図を参考にして廃道になった登山道に入り込まないようにするための注意書きなのでしょう。


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次第に登山道の傾斜がきつくなり、沢からも距離・高さが遠くなって水音も聞こえなくなってきました。標高700mあたりで、仕事の電話がかかってきました。スマホにはメールの着信音もしています。こんな山の中の谷筋にいるのに、電話もメールも通じるなんて、さすがドコモだと感心するばかりです。以前はソフトバンクの携帯でしたが、ちょっと山間部に入るとすぐに圏外になってしまい、平日に登山するのは躊躇したものでしたが、いまは全く気になりません。山に入るならドコモ回線が一番です。


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10:50 急に樹木のない開けた場所に出ました。


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稜線が近くに見えます。以前、下山で使ったときにこんな場所を通った記憶があるので、稜線まで近くなったことがわかります。樹木がない理由はわかりませんが、一度土砂崩れでもあったのかもしれません。ただ、日当たりがいいためか、登山道わきにトゲのある草がけっこうあり、夏用の薄手のパンツだとトゲが貫通しがちなので、パンツに引っかかったりビミョーにチクチクしたりしてあまりうれしくありません。短パンにタイツといういでたちだとけっこう大変かもしれません。


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再び森の中の道になり、草の少ない歩きやすい道になります。


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10:59 稜線に出ました。稜線上の道はきれいに草刈がされていて、星山への縦走路も1mを越えるぐらいの広い幅で続いていました。出発以来とくに休憩をとっていませんが、電話がかかってきたときに荷物を降ろして数分間立ち止まっていたので、休憩をとったようなものです。なので、ここでも休憩なしで山頂まで行くことにしました。


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櫃ヶ山へと続く尾根道をたどります。


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振り返ると、星山への縦走路になっている尾根と、その向こうに星山が半分だけ顔をのぞかせているのが見えました。


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小ピークに登ると、櫃ヶ山が見えました。あとひと登りです。


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足元にあまり見たことのない花が咲いていました。戻ってネットで調べてみると、どうやらフシグロセンノウという花のようです。都道府県によっては絶滅危惧種に指定されているみたいです。


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11:13 櫃ヶ山山頂です。誰もいない静かな山頂です。山頂南側の一部だけ草刈がされていました。しかし、山頂部から北側にかけては雑草が伸び放題です。


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相変わらず標高しか記載していない標柱がたっています。


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離れたところにぽつんと立っている標柱に消えかけた文字で日津ヶ仙と書かれていて、古くはこちらの字をつかっていたのかもしれません。とりあえず、その標柱横で自撮り。


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今日はいい天気で、日差しも常に降り注いでいるのですが、風がひんやりと涼しくて少し前のうだるような暑さが全然ありません。風がやんでも、日差しに焼けつくようなエネルギーはなく、夏が往き秋が訪れたのを感じました。


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大山は雲に邪魔されて頂上付近は見えません。単に雲が邪魔しているだけなのか、頂上付近にガスがかかっているのか、ここからだとはっきりしません。


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蒜山三座は雲の下、山頂までなんとか見えていました。


かれこれ30分ほど誰もいない山頂でぼけーっと景色を見て過ごしていました。お昼前ですが、あまり空腹感もなく、ランチ用に持ってきたパンも手をつけませんでした。山頂でコーヒーでも飲もうと担いできたバーナーと水も使わずで、無駄に重い荷物になってしまいましたが、日帰りなのでたかが知れています。


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11:43 この日は休憩用にシートではなくトレッキングチェアーを持ってきたので、山頂で昼寝というわけにもいかず、せっかくの静かな山頂ですが下山することにしました。伸び放題の草の中を北に向かって下って行きます。


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山頂直下は比較的傾斜が急ですが、ちゃんとした階段があってそれほど大変な場所ではありませんが、草に階段が覆い隠されていて、足で段差を探りながら下りなければならず、けっこう手間取りました。


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9合目の草地にたくさん生えていた赤っぽい猫じゃらしのような植物。花なのか実なのかよくわからないものですが、調べようもないのでそのうち判明することを期待しつつ、先を急ぎます。


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9合目から8合目へと下る道も、やはり藪化していました。ここでも足で段差を探りながらゆっくりと下って行きます。


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8合目の天狗の森分岐はただの草薮状態です。


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天狗の森へ下る道も草で覆われてトレースさえ見えません。夏場はほとんど人が通っていないみたいです。


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8合目から下って行くと、マツムシソウが咲いていました。やっぱり秋だなあと納得。


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7合目あたりにある天狗の森分岐が見えてくると、単独の男性が天狗の森方面に入ってくのが見えました。この日見た唯一の登山者でした。


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下って行くと、ナデシコも咲いていました。またまた秋を感じた瞬間でした。


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12:17 6合目を通過します。


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6合目にある広場のような場所も、伸び放題の草に覆われていました。


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6合目から5合目にかけての急傾斜の区間も草がびっしりついていて、段差がまったく見えないばかりか、草で滑ったりしてかなり大変でした。夏の櫃ヶ山はめんどくさい山でした。


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ようやく樹林帯に入ると、草ぼうぼうの登山道から解放されて、涼しくて歩きやすい道になりました。


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イガグリもたくさん落ちていて、すっかり秋っぽくなっていました。


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急傾斜の植林帯を水平にトラバースする道になると、登山口ももうすぐです。


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12:51 登山口に下りてきました。特に急いだわけではありませんが、休憩をとらなかったので、1時間10分で下りてくることができました。3時間半の山行ということで、2週間ぶりの山としてはきつすぎず緩すぎずでちょうどいい感じでした。


帰りは足(たる)温泉に立ち寄りましたが、平日の午後早い時間だったため、ガラガラでした。山も温泉も平日に限るなと思った1日でした。

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| 2017年8月 櫃ヶ山 | 15:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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