ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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テント場通信簿: 徳澤キャンプ場(冬期)

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要



● 徳澤キャンプ場・冬期

清潔度:5
快適度:5
施設充実度:2
ロケーション:4
総合評価:4

この評価はお正月に訪れた時のものなので、冬期限定の評価になります。


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上高地エリアの人気キャンプ場である徳澤キャンプ場は、冬期にも安心して宿泊できるキャンプ場です。利用したのは2015年末から2016年正月にかけてです。


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冬期の上高地は、釜トンネルから徒歩で入山しなければならず、徳澤までは健脚でも4時間ぐらいはかかると思います。僕の場合、20㎏ほどの大荷物だったこともあり、休憩込みで4時間40分ほどかかりました。徳澤までの道はこれといった上り坂はないので、淡々と歩くだけです。下山時に、プラスチックのソリに荷物を積んで引っ張りながら歩いている人がいて、そういう手もあるなと思いました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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徳澤はもともと牧場だったところらしいので、まったくもってフラットで広大なテントサイトが広がっています。冬期は当然ながら真っ白な雪原です。そこに大木が点々立っていて、雰囲気もすごく落ち着いています。広大なキャンプサイトですが、あいにくベンチやテーブルなどはありません。小屋の近くにはあったかもしれませんが、トイレの周辺は何もありませんでした。


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キャンプ場の上高地側入口近くの登山道沿いに公衆トイレがあります。写真に写っている小屋がそうです。このトイレには冬期用の個室がひとつあり、冬期の利用ができます。ペーパーは置いてあったと思いますが、こまめに補充されているかどうかわからないので、基本的に持参したほうが無難です。


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水場として整備されたものはありませんが、トイレ棟の少し先に川があり、そこで汲むことができます。上流に山小屋があり、そのすぐそばを流れてくる川ですが、冬期は営業していないので排水などが混ざっていることはないと思います。僕はこの水を汲んで、コーヒーのペーパーフィルターで濾してから煮沸して飲用しました。変な味もなく、雪を溶かして作る埃くさいような水よりは全然ましです。


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ところが、2日後には枯れてしまっていて、常に水量があるというわけではなさそうです。


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しかし、上流の山小屋のそばまで行けば水がありました。なので、基本的に水は入手できます。水量が少ないので水質に疑問がないわけではありません。実際、ペーパーフィルターにはゴミや毛のようなものも少しですが残っていました。なので、気になる人はきれいな雪を溶かして水を作ったほうが安心かもしれません。


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ロケーション的には梓川沿いの平地になるので、眺めがいいというわけではありませんし、近場で撮影にいい場所があるというわけでもありませんが、キャンプ場奥からは明神岳や前穂高岳がよく見えます。


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晴天の朝なら、朝日に染まる明神岳や前穂高岳の姿が感動的な美しさです。


徳澤から長塀尾根で蝶ヶ岳へ登ることができますが、けっこう長大な尾根なので、日帰りの軽装なら4時間ぐらい、テント泊装備など重い荷物なら5~6時間かかると思います。日帰りで蝶ヶ岳から穂高連峰の朝焼けを見ようと思うと、夜中の3時ぐらいには出ないといけないのでけっしてロケーションがいいとはいえませんが、圧巻のあの風景を見るためならそれぐらいの代価は支払う価値があるといえます。しかし、トレースがない場合、迷いやすそうな箇所も多いので、うかつな行動は控えましょう。日帰りで行けるキャンプ場という点では、徳澤か横尾のどちらかしかないので、その希少性を考慮してロケーションポイントは4にしておきます。


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