ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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気持ちのいい縦走路: 滝山~那岐山 その2

2015年4月26日 岡山県奈義町 滝山・那岐山 単独日帰り


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12:00 ランチ休憩を15分で切り上げて、那岐山への縦走に出発します。おおむね1時間というところでしょう。


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長い階段を下りきると、比較的フラットで道幅もある縦走路になりました。


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途中笹原になっていて、南側の展望が開けた場所を通過。風が心地よくて、ご機嫌な縦走になりました。


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小さなアップダウンがありますが、高低差はあまりないし勾配も緩やかなので、上りも下りもあまり苦労はありません。


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上りきったらまた下る。縦走路の宿命ですが、ややゲンナリ感が首をもたげます。


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この縦走路にある階段は巾が広くないので、左右の足を交互に出して上り下りできるところがいいところ。たいていの登山道はどういうわけか同じ足ばかり出るような巾になっていることが多いのですが、交互に足を出せると疲れにくいし通過もスムースです。


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12:30 階段を登りきると、東屋がありました。人がいっぱいで、東屋に入りきれないほどだったので、そのまま通過。


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東屋の先は、もう那岐山が目の前です。といっても、緩やかに下って上りかえさなければなりません。


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笹原で見晴らしのいい縦走路をサクサク歩き、やっと最後の上り坂まで来ました。三角点のピークにある東屋がだいぶん大きく見えるようになりました。


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12:54 三角点に到着です。1時間をちょっと切るぐらいの行程でした。


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三角点から那岐山山頂を見ると、かなりの賑わいです。わざわざあの人ごみの中へ行く気にはなれず、本日の縦走は三角点で終了にしました。


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行動食を食べ、記念写真を撮って、少しのんびりします。


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三角点山頂にある謎の柵囲い。中心に白っぽい卵のような石(直径50cmぐらい)があるのですが、いったいなんなんでしょうか。


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お守り代わりにバックパックにつけている「おこじょ」のキーホルダー。正月の仙丈ヶ岳登山の帰りにかったもので、ちょっとしたゲンかつぎ。



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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13:24 のんびりする時間はあっという間。下山します。


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下山途中、南側斜面下のほうに見えた彩り。薄いピンクは桜でしょうが、赤っぽいのなんでしょうか。


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人があふれていた東屋は、すっかりもぬけの殻でした。せっかくなのでちょっとだけ休憩していきました。


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滝山への登り返しが見えてきました。滝神社への分岐はもうすぐです。


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最後の階段がけっこう長い・・・


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14:25 往路とほぼ同じぐらいの時間で分岐に着きました。左膝に若干の痛みが出始めたので、少しの間座って休みました。ここからは下りばっかりですし、勾配もけっこうあります。膝の痛みが本格化しないようにゆっくり下ることにします。


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八合目を過ぎたあたりで、小鳥のさえずりがすぐ近くで聞こえました。写真を撮ってみると、どうやら勝田ヶ山でも撮影したソウシチョウのようです。外来種ということですが、すっかり日本に定着してしまったようです。


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15:06 五合目まで下りてきました。やはり膝の負担は厳しいようで、少し痛みが増してきたようです。とはいえ、歩くのが困難というほどではないので、まだましなほうです。少しでも回復するように座って休憩をとりました。


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五合目から奥の院滝分岐までがもっとも勾配のきつい部分です。無理をしないように、ゆっくりと下ります。


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転んだりすることも泣く、ぶじ奥の院滝分岐まできました。あとは、比較的緩やかな道なのでひと安心です。


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15:28 滝神社です。だいぶん日が傾いて、朝とは雰囲気が変わっています。


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滝神社下の登山道では、新緑がきれいでした。上ってくる時は気がつかなかったのはなぜでしょうか。


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二ノ渡あたりで左膝がつらくなってきたので、林道を下ることにしました。登山道よりフラットだし、段差もないから楽そうです。とはいえ、ずっと下り坂になっているというのも、それはそれで疲れました。ある程度段差があったりしたほうが、フラットな場所ができるので、小休止しながら下ることができ、膝の負担も軽減されるのかもしれません。


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16:03 やっと駐車場までたどりつきました。軽いトレーニングのつもりでしたが、案外ハードな山歩きになってしまい、膝に負担をかけてしまいました。はたしてGWの山行までに回復できるのでしょうか。そのまえに、どこに行くか決めないと・・・ 

20150426滝山那岐山


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| 2015年4月 滝山・那岐山 | 19:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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気持ちのいい縦走路: 滝山~那岐山 その1

2015年4月26日 岡山県奈義町 滝山・那岐山 単独日帰り



GWを目前に控えた4月最後の日曜日。土曜日から引き続きのからっとした晴天で、絶好の登山日和となりました。雪のあるうちに登りたかった甲ヶ山に行ってみようかと思いましたが、数日前から左膝に妙な違和感があり、GWの長期山行を控えて膝を痛めてしまっては元も子もありません。なので、今回は足慣らしとトレーニング目的で滝山から那岐山への縦走路を歩いて見ることにしました。


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10:00 自衛隊の演習地を通って滝山の登山口に着きました。予想通り、那岐山と違って閑古鳥が鳴いている状態です。車は1台しか止まっていません。


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駐車場を囲むように映えている木々の枝には、目にも鮮やかな新緑が日の光を浴びて輝いています。


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10:10 軽く柔軟体操をして出発です。今日は、足慣らし目的ということで、一眼レフなどの重い荷物は置いてきました。25リットルの小型バックパックに、水と行動食、コンパクトデジカメ、ジャケットという程度の軽装なので、足取り軽く登ります。


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稲荷神社の長くてきつい階段は、荷物が軽くてもやっぱりパス。右の巻き道を進みます。


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二ノ渡の橋を通過。


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10:30 滝神社に到着。出発してから20分しか経っていませんが、ひとまず休憩を取ります。


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2月に来たときに、スローシャッターで滝を白糸のように撮ればよかったと思っていたので、今回それにチャレンジしてみました。コンデジではそういう芸当はできない場合が多いのですが、Powershot S110には、内蔵のNDフィルターがあり(電子的な擬似NDなのかもしれませんが)、これを使うとスローシャッターにすることができます。シャッター速度優先モードTvにして、シャッター速度を1/2とか1秒、2秒という具合にして撮影してみると、こんな感じです。確かに意図通りですが、水量が少なすぎて滝というより白いシミのようになってしまいました。


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撮影休憩を終えて、先に進みます。2月には右手の斜面を高巻いた倒木のある場所ですが、雪がなければなんとか潜り抜けられる状況でした。とはいえ、できれば撤去してほしいものです。


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倒木のすぐ先にある渡渉地点はぱっと見わかりにくいのですが、こちら側と向こう側に赤テープがあるのでちゃんと見ればわかります。


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10:52 奥の院滝分岐です。今回は奥の院滝はパス。滝山に向けて右に曲がります。


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分岐から先は尾根の直登ルートになっていて、けっこうな急坂です。途中トラロープが設置してありましたが、かなり痛んでいて今にも切れそうなので、下手に頼らないほうがいいでしょう。それにロープが必要なほどの勾配でもありません。


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ツツジが鮮やかに咲いていました。青空と新緑との取り合わせが絶妙です。


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11:00 五合目に着きました。立ったまま小休止をとります。



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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目の前に咲いているツツジが鮮やかです。


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背景を暗い森にしてみてもなかなか映えます。


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モミジの若葉も心が洗われる様なすがすがしい緑色を纏っていました。


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五合目を過ぎると道は少し緩やかになりました。尾根の直登ではなく、尾根をジグザグに縫うように登る感じにかわります。


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登るにつれて大きなブナやミズナラの点在する森になり、林床は笹が繁茂し始めました。


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このあたりは国有林になっているらしく、人の手が入ったことがなさそうな雰囲気で、なかなかいい森です。野鳥のさえずりが耳に心地よく響きます。那岐山にはこういう森がないので、山として楽しむなら滝山のほうが断然良いと思うのですが、人気はなぜか那岐山に集中しています。まあ、山は静かなほうがいいので、滝山はいつまでもマイナーな存在で良いと思います。


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11:30 八合目まで来ました。山頂までもうちょっとです。


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登山道の先が青空になったので、どうやらこの上が稜線のようです。


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右手に那岐山が見えました。このあたりは針葉樹の立ち枯れした木が多く、ちょっと意外な雰囲気でした。


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11:41 縦走路と合流です。右へ行けば那岐山、左が滝山山頂。ひとまず滝山山頂を目指します。


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登山道脇にもたくさんの立ち枯れがあり、星空写真を撮ったら面白そうです。


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山頂の展望台が見えてきました。わりと人が多そうです。那岐山から縦走してきたのでしょう。


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11:45 展望台前に滝山山頂の標柱がありました。標高は1,196.5mです。展望台の上は日差しがもろに当たるし、人もそれなりにいるので、展望台下の日陰にあるベンチにすわって休憩することにしました。日陰に入ると、すぐにひんやりと涼しくなります。日差しはけっこうきつい感じですが風はまだ熱を帯びていないので、しばらくすると寒くなるぐらいです。


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眼下の風景は、モヤがかっていていまいちすっきり見えませんが、上空の青空はきれいです。休憩中にも、那岐山方面から数人の登山者がやってきました。那岐山から滝山まで縦走する人もそれなりにいるようです。行動食を食べ、水を飲んで少しの間休憩をとってから、那岐山への縦走に出発しました。

つづく。

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| 2015年4月 滝山・那岐山 | 23:38 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #10 雲湧く北穂

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大キレットの途中、重い荷物と長時間の緊張を強いられるコースで、やっとたどり着いた荷物を下ろして休憩できる場所から見上げた北穂高岳は、絶望的なほど冷徹な岩の要塞でした。まるで身をよじりながらとぐろを巻く白竜のようにうごめく雲と目前に聳える大岩壁の圧倒的なスケール感に、しばらくの間放心したかのようにただ見入ってしまいました。2001年9月撮影。


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| ふぉとログ | 19:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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もらい事故でも4000万円の賠償責任

福井県で起きた交通事故の裁判で、ちょっと信じがたい判決がありました。Yahooニュース(ソースは福井新聞ON LINE)によると、センターラインを越えて対向車線にはみ出した車と直進してきた対向車が衝突し、はみ出した車の助手席に乗っていた男性が死亡するという事故が発生。はみ出した車の保険の契約は、家族が運転していた場合のみ保障される内容だったため、家族でない男性が運転していたこの事故では、任意保険が使えなかったようです。そのためかどうかわかりませんが、遺族が対向車側に損害賠償を求めて訴訟を起こし、裁判所が対向車側の賠償責任を認めた判決を下しました。それも4000万円余りの賠償金額ですから、びっくりです。対向車側が速度超過していたとか、何らかのルール違反をしていたのかどうかはこの記事からはわかりませんが、もしもそういう事実がなかったとしたらまったくもって理不尽な判決だと感じます。


自動車同士の人身事故の場合、基本的には共同不法行為とみなされて、わずかでも過失があれば賠償責任が生じるということのようです。今回のケースでは、対向車側に過失があったと認定されたわけではありませんが、反対に無過失であったという証明ができなかったため、賠償責任があるとされたようです。対向車側はおそらく任意保険が使えるでしょうから直接4000万円を支払うということにはならないでしょうけれど、素直には納得できないことでしょう。



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無過失であることを証明できなければ、たとえ無過失であっても賠償責任を認定されてしまうだなんて信じがたいことです。なぜ、過失があると証明することが前提とならないのでしょうか。常識的に考えて、対向車線をはみ出してきた時点ではみ出した車が全面的に過失があると考えるのが筋だと思います。判決内容では、対向車の運転手がセンターラインをはみ出してきた車を発見したのがどの時点だったのか認定できないので、過失があったとはいえない。しかし、もしも早い時点で発見していれば、クラクションを鳴らすなどすることができたはずで、前方不注視の過失がなかったとはいえないとしているようですが、そんなのただの屁理屈でしょう。過失があったともなかったとも証明できないのであれば、疑わしきは罰せずが法の大原則だと思っていましたが、最近はグレーの場合は有罪にされてしまうんでしょうか。


いずれにしても、これが前例になると今後も同様の判決が行われる可能性が高くなります。自動車を運転する場合、自分に過失がないことをどうやって証明すればいいのか考えなければなりません。いまのところ有効なのは、やはりドライブレコーダーでしょうか。もっとも、ドライブレコーダーは自分の過失も証明してしまいますから、法令順守を徹底して、安全運転に徹する必要がありますね。


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| 時事ネタ・ニュース | 13:31 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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残雪に思いのほか手こずる: 勝田ヶ山・船上山 その2

2015年4月12日 鳥取県琴浦町 勝田ヶ山・船上山 単独日帰り


残雪に足を踏み入れてみると表面はシャーベット状になっていましたが、ところどころ氷の状態になっている場所もあり、うかつに足を置くとけっこうずるっと滑ります。クランポンを装着するほどのことはないとしても、下山時のことを考えるとちゃんとしたステップを作りながら登ったほうが良さそうなので、一歩ずつ足を蹴り込んでステップを作りながら登りました。


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トレースはあるにはあるのですが、かろうじてつま先が入る程度の穴があるだけなので、登りは良いとしても下りでは使えそうにありません。このトレースの穴を大きく広げて、下るときに足を置ける程度の大きさに加工しながら進むので、1歩進むのに数秒、時には十数秒かけることになってしまいました。


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12:01 雪渓をやっと登りきって、予定よりもだいぶん遅れて勝田ヶ山の三角点に着きました。標高は1149.1mです。国土地理院の地形図には勝田ヶ山の山頂位置と標高の記載はなく、この三角点だけが記載されています。実際の山頂は、まだ50mほど登ります。


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三角点から先は緩い傾斜の森の中を進みます。


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少し進むとやや斜度のある斜面に雪渓が広がっていました。トレースが不明瞭ですが、とりあえずまっすぐ登って行っているようです。この雪渓は下半分はたいした斜度ではありませんが、上半分はそこそこの斜度があったので、上半分ではそれなりにステップを切りながら登りました。崖地ではないので、少々滑っても命の危険はないでしょうけれど、それなりに擦り傷・切り傷・打撲などを負うことになりそうなので、やはり滑落はしないにこしたことはありません。


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雪渓を登りきると薮っぽい狭い尾根に出ました。尾根の反対側はけっこう切れ落ちた崖みたいです。登山道はこの尾根上を右に向かって続いています。


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再び登山道は雪渓に飲み込まれてしまいました。踏み抜きに注意しながら雪渓を進んでいきます。


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12:18 雪渓から登山道に戻ったところからすぐ先に勝田ヶ山の山頂がありました。11時30分に着くと予定していましたが、思いのほか遅くなってしまいました。勝田ヶ山山頂は登山道の途中がたまたま山頂というような場所で、ピーク的な雰囲気はまったくありません。山頂の表示板も割れて山名表示も見えず、甲ヶ山への通過点としてしか認識されていないかのような、ちょっとさびしい山頂でした。



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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勝田ヶ山の山頂からは、尾根続きに甲ヶ山が、その右後に大山が見えます。甲ヶ山までは、雪がなければ30分もかからないでいけそうな距離です。


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しかし、尾根の上にはけっこう雪が残っているみたいで、この状況だったら40分ぐらいかかりそうです。往復すると1時間強必要になりそうなので、今から出発すると勝田ヶ山に戻ってくるのは13時30分ぐらいと思われます。下山に3時間弱かかるとすると、駐車場に着くのは16時30分。日は長くなっているので暗くなることはありませんが、岡山へ戻るのがかなり遅くなってしまいそうです。雪渓にステップを切るのにけっこう足を使って疲れてしまったこともあって、甲ヶ山はあきらめて勝田ヶ山でゆっくりすることにしました。


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勝田ヶ山山頂から大山をしげしげと眺めてみると、ここから眺める大山は形がいい上に東壁と北壁がきちんと見えて、なおかつ三鈷峰や野田ヶ山の存在感が控えめで山々のバランスがいいことに気がつきました。槍ヶ峰、天狗ヶ峰、剣ヶ峰、弥山がすべて見えますし、三鈷峰の頂が大山の稜線よりも下にあるので前衛峰らしさを出しつつ主張しすぎないのがいい感じです。


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ちなみに、矢筈ヶ山から見る大山は、三鈷峰の存在感が大きすぎて北壁をかなり隠してしまっています。それに大山の稜線よりも三鈷峰が高く見えて邪魔です。野田ヶ山も三鈷峰を大きく隠すようにあって、これまた邪魔です。勝田ヶ山よりも標高が高く、南側にある甲ヶ山からだと、三鈷峰が高く見えずにもっと右に移動して存在感がより小さくなりそうなので、おそらく一番バランスのいい大山が見られるのではないかと期待してしまいます。


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13:04 昼食のおにぎりを食べ、ゆったりと景色を楽しんでから、下山にかかります。ちなみに、往路では船上神社までに5人と会いましたが、神社から勝田ヶ山までの間では誰とも会いませんでした。


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稜線に残る雪渓を慎重に下ります。


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稜線からP1149三角点へ続く斜面の雪渓です。そこそこ斜度があるので、登るときにつくったステップをたどりながら下ります。下りきる直前あたりで、カップルが登ってきました。この日船上山から勝田ヶ山の間で出会った唯一の登山者でした。


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P1149三角点下の雪渓は一番斜度のある雪渓なので、神経を使いながらゆっくりと下ります。


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途中で一息つきながら目を上げると、彼方に日本海が見えました。大山方面はどんよりとした曇りですが、北方面は薄日が指していい天気です。


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13:58 P941三角点まで戻ってきました。予想はしていたものの、下山でもあまり時間短縮できませんでした。ここからはフラットな道が多いのでさらに往路と大差ない時間になるでしょうから、結局下山にも3時間以上費やすことになってしまいそうです。


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薄日が差し始めた明るい森の中を黙々と歩きます。さすがに疲れも出てきて、単調な景色に少し飽きてきました。


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登山道脇にちらほら咲いているスミレの花で気を紛らわします。


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少し足が痛くなってきた頃、やっと避難小屋に着きました。下山に使おうと思っていた正面登山道の入口が見つからないままここまできてしまったので、往路をそのまま戻ることにします。


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15:54 東坂登山口に着きました。ここに車があったらもう歩かなくていいのに、もうひと下りしなければいけません。


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茶園原小屋上の登山道を下って行くと、桜が出迎えてくれます。


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茶園原小屋のすぐそばに水道があったので、ストックの汚れを洗いました。


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16:13 やっと駐車場にたどり着きました。足は痛いしけっこう疲れました。結局下山にかかった時間は3時間9分でした。

20150322矢筈ヶ山



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| 2015年4月 勝田ヶ山・船上山 | 19:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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残雪に思いのほか手こずる: 勝田ヶ山・船上山 その1

2015年4月12日 鳥取県琴浦町 勝田ヶ山・船上山 単独日帰り


晴れの天気予報をあてにして、矢筈ヶ山登山のときに行けなかった甲ヶ山に登るつもりで出かけましたが、思いのほか残雪にてこずって、またもや甲ヶ山は未踏に終わってしまいました。


当初は香取側から大休峠経由で考えていましたが、どうせなら船上山経由で縦走してみようということで、船上山東坂登山口から入ることにしました。


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琴浦町に来るのは初めてですが、山陰道の無料区間を走っていると右手に日本海、左手に残雪の大山山系や蒜山三山が見えていて、なかなかいい眺めです。いつも岡山側から見る景色と違って、広々とした田園風景の彼方に並び立つ山々の姿はすごく新鮮でした。この写真は電線を避けた結果墓石が入ってしまいちょっと失敗しましたが、琴浦東IC辺りの風景は北海道っぽい雰囲気があって気に入りました。


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船上山ダム下の駐車場の前には桜が満開の公園があり、岡山で見そびれた桜を満喫することができました。


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8:25 駐車場から鳥居のある道を上がっていきます。


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鳥居をくぐった先、道が右にカーブした先にある分岐を右に入ります。鳥居をくぐったすぐの右手にも急な階段がありましたが、ここの分岐と同様に登山口ともなんとも案内ありません。地形図には鳥居のところからの道は記載がないので、茶園原小屋を経由するこちらのルートを選びました。


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道が左にカーブすると、右手に茶園原小屋がありました。小屋といってもトイレつきの東屋のようなものです。


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芝生が植えられたような広い道を登っていくと、正面に船上山が大きく見えて来ます。道沿いには桜の木が植えられていて、桜を眺めながらの山行がちょっと贅沢な気分です。


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登山道が道路に合流します。


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合流点のすぐ先に駐車場があり、船上山登山口の看板がありました。この駐車場はダムから香取方面に抜ける道路の途中にあり、この道はまだ通行止めが解除されていないということでダム下に車を停めたのですが、ここまで上がってこれるのであればここに停めたほうが楽でした。ちょっと失敗。まあ、トイレもなにもない場所なので、一長一短ではありますが。


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登山口にある案内板を見てみると、船上山の断崖のど真ん中を通る正面登山道が描かれています。行ってみようかと思いましたが、かなり急登になりそうなので、下山路として使ったほうが良さそうです。なので、素直に東坂で行くことにします。


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8:45 東坂登山口をスタートです。勝田ヶ山まで3時間、甲ヶ山までなら3.5時間という目論見です。


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朝一は晴れていたのに、いつの間にか薄曇になっていました。空が白んでしまうと、どうしても気分が盛り上がりません。


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横手道のほうにも行ってみたいところですが、下山時に正面登山道が使えれば通れるので、後のお楽しみです。


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途中かなり大きな木がありました。樹皮の感じからするとトチのようです。


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道が次第に緩やかになってきて、山頂が近づいてきたことを感じます。


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9:12 船上山の上に出ました。船上山の山頂は神社の裏なので、ここは山頂ではありませんが、石碑と避難小屋があって山頂っぽい雰囲気です。


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避難小屋で休憩しようと入ってみると、水洗トイレもあってまだ木の香りがするきれいな小屋でした。


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2階に部屋があるようですが、靴を脱ぐのが面倒なので下から覗いただけで出ました。


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入口前の温度計は10℃になっていました。もうすっかり春山です。


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避難小屋からはまっすぐな道をゆるーく登って行きます。


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甲ヶ山まで2.5時間という道標がありましたが、無雪期の計算でしょうから、山頂付近に残雪があればもっとかかるはずです。


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新芽が出始めた木々の向こうに見えるのは勝田ヶ山。山頂付近にはまだ残雪がたくさん見えます。念のためということで、12本爪クランポンとアックス、ワカンを背負ってきましたが、はたして使うことがあるかどうかです。



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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9:33 船上神社に着きました。何もない山の中を歩いてきて、突然神社があるとちょっと違和感がありますが、もともとはかなり大きな伽藍があったそうなので、最盛期は山の中のあちこちに寺坊が立ち並んでいたのでしょう。そういえば、後醍醐天皇はなんでこんな山の中に登ったのだろうと不思議に感じていたのですが、山岳宗教の拠点となる大伽藍があったということなので、いまさらながら納得でした。


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神社の脇に大スギがありました。樹高23m、周囲5.6mだそうです。


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縦走路入口は神社の左手奥にありました。


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ほぼ平坦といってもいいような森の中を進んでいくと、周囲5mぐらいありそうな巨木がありました。ミズナラっぽい感じですが、はっきりとはわかりません。


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あまり変化のない平坦な道が続きます。小鳥のさえずりが耳に心地よく、見た目の単調さを紛らわせてくれます。


歩いているうちに、踵に痛みを感じ始めました。左右両方ともです。ちょっと靴紐がゆるかったのか、踵が少し遊び気味で歩いていると持ち上がるので、擦れてしまったのかもしれません。とはいえ、いままでもそのようなことはありましたが、靴づれになったことはありません。なんで今日に限って痛くなるのでしょうか。道の勾配が徐々に上がってきて、このままだと靴づれがひどくなってしまいかねないので、椅子代わりになりそうな倒木がある場所で応急処置をすることにしました。痛みのあるところに絆創膏をはるというだけのことですが、それだけでも直接皮膚がこすれることを防ぐことができるので、だいぶん違うはずです。


靴を脱いで見ると、ソックスの踵の部分がすっかりへたっていて、ほとんど厚みがなくなっていました。何度も使っているソックスなので、ある程度そのあたりを予想して事前にチェックしておくべきでした。厳冬期でないし、低山歩きなのでつい手抜きをして失敗してしまったというわけです。とりあえず、踵のほうは皮がむけているわけではなくすこし赤くなっている程度でした。絆創膏を貼って処置をして、再び先を急ぎます。しばらくは痛みがありましたが、次第に痛みが取れてきたので応急処置が効いたようです。


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標高が900m近いあたりで、登山道に残雪が現れました。この標高でも残っているとなると、山頂付近にもたくさん残っていそうです。


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神社を出てから1時間が経ったところで小休止をとりました。場所は標高900mあたり。P941の三角点までもう少しというところです。行動食としてよく利用している1本満足バーのカルピス味を試してみましたが、カルピス味のチーズケーキのようでおいしかったです。行動食はいろいろ試しましたが、いまのところ手軽さと食感、味、適度なボリューム感など、総合的に1本満足バーが一番いいなと感じてます。


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P941の三角点が近づいてくると、予想通り登山道に雪が出始めました。とはえ、登山道の傾斜も緩いし歩くのに困るほどのものではないので、このあたりではまったく問題ありません。


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10:56 P941三角点に着きました。神社から約1時間半なので、少し時間がかかっています。靴づれ対策と休憩で20分ぐらいロスしているのが原因だと思います。ここまではわりとフラットなルートだったのですが、ここからが勝田ヶ山までの登りルートになります。無雪期であれば1時間もかからないぐらいで勝田ヶ山山頂に出られると思いますが、残雪の状況によってどれだけタイムロスが生じるかです。


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ここまでは登山道左右の笹はきれいに刈り取られていて、とても歩きやすい道でしたが、三角点の先はいきなり笹薮状態です。こんな状態がずっと続くと、それだけでもタイムロスが増えてしまいそうです。


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三角点から少しの間は踏み跡もよくわからないぐらい笹が密生した状態でしたが、少し進むと適度に地面が見えるぐらいの状態になりました。心配したほどのこともなく、普通に歩くことができました。



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正面に勝田ヶ山を見ながら、鞍部に向けて緩く下っていきます。


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途中、近くの枝できれいな声でさえずる小鳥を発見。見るとカラフルできれいな羽を纏っています。ネットで調べてみたところ、野生化した外来種のソウシチョウという小鳥のようです。


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鞍部を過ぎて、次第に登山道の勾配がきつくなってきた頃、いよいよ本格的に登山道を覆う残雪が出てきました。とはいえ、このあたりはまだ勾配もそれほどきつくはなく、残雪を普通に歩いて渡ることができます。


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残雪を越えて進んでいくと、今度は背丈以上の笹薮状態になっています。笹の葉で顔や手を切ったりしないように、帽子、サングラス、グローブを装着して笹薮に入りましたが、わりとすぐに普通の背丈の笹に戻ってしまい、拍子抜けしました。


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勝田ヶ山の三角点が近づいてくると、きつい勾配の斜面を残雪がびっしりと覆っていました。古いトレースが残雪の上に残されていて、この残雪をまっすぐに登っていかなければいけないようです。左上のピークのように見えるあたりが三角点だと思われます。さて、がんばって登りますか。


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| 2015年4月 勝田ヶ山・船上山 | 18:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #9 鮮血に染まる鏡池

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ずいぶんとご大層なタイトルですが、デマやホラではなく、実際に戸隠山の山麓にある鏡池であまり思い出したくない怖い体験をしました。


それは2000年11月7日のことでした。紅葉と戸隠山を映し出す鏡池を撮影しようと真夜中に車を走らせ、夜明け前に真っ暗な山道を登っていました。あと少しで鏡池に着くというころ、ヘッドライトの中に突然髪を振り乱した女性が現れたのです。その女性は、両手を上げてこちらに向かってこようとしていました。人間なのかどうかなどと考えているほどの余裕はありませんから、とにかくブレーキを踏んで車を停めました。何が起こっているのか、正直理解できない状態でした。恐怖感を感じていたのかどうか、それすらもはっきりしません。とにかく、目の前にいるその女性が、現実のものなのかどうか、ただじっと見つめることしかできませんでした。


停車した車に向かって、女性は小走りに近づいてきました。そして、運転席のすぐ横までやってきてだまってこちらを覗き込むように見つめています。その時には、さすがに幽霊とかもののけの類ではなく、本物の人間だということがわかったので、窓を少し開けて彼女に声をかけました。

「どうしたんですか?」
「男にここまで連れてこられて、ナイフで切りつけられたんです。」
彼女はそういって片手を差し出しました。親指の付け根がざっくりと切られていた。傷は手首の辺りまで達する長さでした。すでに出血は止まっていましたが、かえってなまなましい傷跡がグロテスクでした。

とにかく、彼女を後部座席にのせて、すぐ先にある鏡池の駐車場まで行き、そこから警察に電話をかけました。駐車場には3人ほどカメラマンらしき人がいましたが、なぜ彼らに助けを求めなかったのだろうかと怪訝に感じたのも事実です。しかし、真っ暗な山道でどこに何があるかもわからず、たとえ人の気配が感じられたとしても犯人がまだいるかもしれないという恐怖で、隠れていた林の中から出てくる勇気はなかったのでしょう。後でわかったことですが、男に切りつけられたのは鏡池の駐車場だったようで、襲われた場所に戻る勇気はなかったということのようです。そこにたまたま犯人がいた駐車場とは別方向からやってきた僕の車に、助けを求めにでてきたということなのでしょう。


ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



あたりがだいぶん明るくなってきた頃、彼女を乗せた場所に向かって少し道を歩いてみると、駐車場にはちょっとした血だまりがあり、アスファルトの路上にはおびただしい数の血痕が続いていて、真夜中の惨劇を想像すると背筋が寒くなるような気がしました。やがて、近くの駐在さんらしい警察官がやってきて、その後救急車と警察がやってきました。傷の手当てを受けて、警察に事情徴収されたあと、彼女は救急車に乗って去っていきました。彼女とはそれきりです。犯人がつかまったのかどうかもわかりません。駐在さんから聞いた話では、彼女は新潟あたりから長野に一人できて、長野駅でナンパされて犯人に車でここまで連れてこられたということだったようです。家出少女だったのかたんなる夜遊びだったのかわかりませんが、見た目にはとくにぐれている風でもなく普通の女の子でした。


その後、今度は僕が事情徴収されたり、実況見分に付き合わされたりして、朝日に赤く染まる戸隠山とそれを映す鏡池という絶好のシーンを撮影することはできませんでした。この写真は、ようやく警察から開放されて撮影したものです。


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| ふぉとログ | 00:43 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ふぉとログ #8 天使の梯子

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2001年9月、初めての北アルプスは槍・穂高の縦走という難関コースをたどりました。2泊以上のテント泊というのも初めてでした。重い荷物にあえぎながら飛騨沢をなんとか登りきり、槍ヶ岳のテント場でホッと一息つくことができました。翌日歩いた槍ヶ岳から北穂高岳までのコースは初心者同然の自分には相当きつかったようで、夕方小屋へたどり着いたときにはテントを張る気力は完全になくなっていて、迷うことなく2食付で小屋泊へ変更しました。仮にも難コースといわれる大キレットを4泊予定のテント泊装備で越えたわけですから、疲れるのも当然です。


翌朝、どんよりとした曇り空が広がっていて、日の出の写真はあきらめつつもテラスへ出て東の空を眺めていました。日の出の時間になっても当然ながら朝日は顔を出しません。それでもテラスでぐずぐずしていると、突然雲間から光芒が差し込んできました。眼下には雲海、頭上には分厚い雨雲。上下を雲にサンドイッチされた隙間のような空間で、何かを探しているかのように光の帯が降りて来る光景は、とても神秘的な雰囲気がありました。


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| ふぉとログ | 11:25 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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雪崩ビーコン オルトボックス S1+ がリコール

先日、突然オルトボックスから英語のメールが届いてちょっとびっくり。雪崩ビーコンS1+をリコールするとのことです。ざっと読んだだけですが、ごくまれに送信機能に障害が発生することがあるらしいです。僕が持っているのは旧モデルのS1ですが、ユーザー登録をしているS1ユーザーにも念のために連絡したのか、それともS1も含めてのリコールなのか、そのあたりの説明がないのでよくわかりません。原文は以下のとおりです。



PRECAUTIONARY RECALL
OF ORTOVOX S1+ AVALANCHE TRANSCEIVERS

Dear ORTOVOX customer,

Individual feedback after search training and intensive follow-up inspections have shown that in very rare cases, a disturbance can occur in the transmission function in the ORTOVOX S1+ avalanche transceiver. The reason for this is the possible failure of a component.
In order to eliminate any risk for our customers, we have decided on a precautionary recall so that the affected component can be replaced. The S1+ devices affected by the recall may no longer be used without the required component being replaced.

Despite our comprehensive quality control measures, we have now discovered a scenario that has never occurred before in our QA processes.
Our examinations have shown that in rare cases, a component can fail after an indeterminate period of use. Until now this error could not be detected when installing components, despite 100% comprehensive quality control.

This recall is being conducted in cooperation with the U.S. Consumer Product Safety Commission.

SOLUTION
The component can only be replaced at the ORTOVOX service point. All necessary information about the recall can be found on our website: www.ortovox.com/recall-s1plus.
In addition to our website, you can also contact us at recall@ortovox.com and on +49-89-66674-215.

We apologize for the inconvenience caused and thank you for your understanding and cooperation.

Kind regards,

Your ORTOVOX team



ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




そこで、オルトボックスのHPでS1+のリコール情報を探してみたところ、FAQの中に他の製品はどうなのかというQAがありました。

COULD THERE BE A SIMILAR DEFECT IN THE 3+ AND ZOOM+ AVALANCHE TRANSCEIVERS, OR IN PREVIOUS S1 MODELS?
3+やZOOM+などの雪崩ビーコン、もしくは旧モデルであるS1でも同様の障害が発生する可能性がありますか?


NO. The potentially affected component is used exclusively in the ORTOVOX S1+. There are no risks when using any other ORTOVOX avalanche transceiver.
いいえ。問題のあるコンポーネントはS1+でのみ使用されています。他の製品を使用しても問題ありません。


とりあえず、S1+以外のビーコンは問題ないそうなので、ユーザーは安心していいみたいです。念のため日本の販売代理店であるマジックマウンテンのHPものぞいてみましたが、この件に関しての情報はありませんでした。S1+のユーザーは、日本の正規販売品ならとりあえずマジックマウンテンに問い合わせてみるのがよさそうです。輸入品などのユーザーは、www.ortovox.com/recall-s1plus のページの下の方に住んでいる国を選ぶところがあるので、JAPANを選択するとその下に製品の送付方法などが表示されます(英語です)。


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| ヤマネタ・ニュース | 17:39 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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