ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

2014年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年11月

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リチウム電池も保証対象: JVC ADIXXION GC-XA1

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今年の3月に購入したアクションビデオカメラ JVC ADIXXION GC-XA1に付属していた純正のリチウム電池が、半年ほど経ったころから膨張し始め、最近ではカメラに出し入れするのが難しい状態になってきたので、サポートに連絡してみました。そうしたら、現物を確認したいので送ってほしいと返信がありました。電池だけでなく本体のほうもチェックしたいので、本体と電池を両方送ってほしいとのことで、先日大阪のサポートセンターに送ったのですが、本日返却されてきました。


ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



箱を開けてみると、修理報告書が入っていて、「バッテリーを交換しました」と書いてありました。箱入りの新しい電池が同梱されており、当然ながら費用の請求はありません。バッテリーは消耗品なので、保証してもらえないと思いがちですが、もともと購入したときの付属品の一部ですから、不具合が出れば保証の対象になるようです。


いままでデジタル家電はいろいろと買いましたが、電池が膨らんでしまったことはありません。使っているうちに破裂したり発火したりされたら困るので、膨らんできたら保証期間が終わる前にサポートに連絡したほうがいいですね。


ちなみに、同時期に購入した互換電池は膨らむこともなく、ちゃんと使えてます。





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| 撮影用具 | 16:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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山小屋通信簿: 早月小屋

山小屋通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、ヤマふぉと派の観点から撮影山行基地としての評価も加えた山小屋の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:小屋内の部屋や食堂、トイレ、布団など、清潔に保たれているかどうかももちろんですが、小屋周辺の状況やごみの処理なども含みます。
●快適度:小屋内で過ごす時間を快適に過ごせるかどうかです。乾燥室の場所や利用時間、自炊場所の有無と位置、談話室の有無と居心地、本や暖房などの設備をチェックします。
●ホスピタリティ:宿泊や幕営の申込み、売店の対応など従業員の応対をチェックします。
●食事のうまさ:朝食夕食だけでなく、昼食メニューなどボリュームや味をチェックします。ただし、食べたものにもよるのでかなりいい加減です。基本的にあまりグルメではないので、味については甘い評価かもしれません。
●施設充実度:宿泊客以外の登山者が利用できる設備についての項目です。小屋前のテーブル&ベンチ、無料の水場、屋外トイレ、雨をしのげるひさし付きベンチがそろっていると評価5です。1種類を1ポイントとして評価します。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要

●早月小屋
清潔度:5
快適度:4
ホスピタリティ:3
施設充実度:3
食事のうまさ:-
ロケーション:3
総合評価:3.6


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早月小屋は、馬場島から剱岳への登山路である早月尾根にある唯一の小屋です。標高約2200mの尾根上にあり、剱岳山頂まで約3時間のところにあります。


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小屋前には広い広場があり、登山者が休憩等に利用できるベンチとテーブルも置かれています。西側は富山市街が一望でき、運がよければ雲海と夕日を見ることができます。


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また、小窓尾根の岩峰が目の前に眺められ、その迫力はなかなかです。あいにく、剱岳本峰は早月尾根に隠れてほとんど見えません。


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小屋は木造の総2階建てになっていて、玄関を入って左手に受付兼売店、右側にストックルーム兼乾燥室があります。この小屋は近くに水場がなく、天水利用のため、水は売店でペットボトルのミネラルウォーターを購入します。0.5リットルが400円、2リットルが900円と結構高額です。小屋裏に大きな天水用のタンクが設置してあったので、余裕のある場合は1リットル300円ぐらいで売ってくれてもよさそうなものですが、なぜかペットボトルの水しか売っていません。ちなみに、カップヌードル500円、0.35リットルのビールが600円、0.5リットルのコーラが400円と、他の山小屋と比べて基本的に物販は高いです。


1階には食堂、談話室、トイレがあり、客室は2階です。


ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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談話室は6畳ほどの広さで、テレビとDVDプレーヤーがあり、おいてあるDVDは自由に観ていいようです。山の雑誌などもおいてありました。朝にはポットに入ったお茶が用意されていて、自由に飲んでもいいようです。


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トイレの入口前には流しがありますが、水道は設置されておらず、歯磨きなどは自分の水を使わなければなりません。トイレのあとの手洗い用に、アルコール消毒のスプレーが設置されていて、手をかざせば自動的にアルコールが噴霧されます。水がないかわりにアルコールで消毒するという方式にしているようです。


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男女共用のトイレのドアを入ると、左手に男性小便器、正面に個室が2つ。


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個室はどちらも洋式便器となっており、疲れた足腰には助かります。数が少ないので、混雑している日の朝は大変なことになりそうです。外のテント場に屋外トイレがあり、そちらのほうは個室が3つあるので、混んでいる場合はそちらをつかうという手もあります。ただし、和式便器でペーパーと手洗い場はありません。


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階段を上がったところにあるホールには、ストーブが設置されていて、その周囲に敷かれているブルーシートに荷物を置くようになっています。廊下の奥にも同様の荷物置き場があり、室内への荷物持ち込みは禁止となっています。


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階段ホールには、小説や漫画がならんだ本棚があり、そこそこの種類と数がありました。山関係では、漫画の「孤高の人」が7巻ぐらいまでありました。


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僕が利用したのは廊下の奥にある12畳の大部屋で、その日はほぼすべての宿泊者がこの部屋に通され、部屋の出入り口まえまで布団が敷かれたため、出入りがちょっと面倒でした。双六小屋などであれば、空いていれば4人部屋をひとりで使わせてくれたりしましたが、ここはとりあえず定員になるまで同じ部屋に詰め込む方針のようです。もう少しゆったりめに使わせてくれてもいいのではないかという気がします。


食堂には入っていないのでどういう状態かわかりません。自炊の場合は、基本的には外のベンチとテーブルでということですが、天気が悪ければ乾燥室を使ってくださいということでした。夕方は天気がよかったので外で作りましたが、朝はさすがに寒かったので、乾燥室を利用しました。


小屋自体は清潔に保たれており、漫画などもあって小屋内で退屈してしまうということはありませんが、水に不自由するということがややネックです。早月尾根の途中にあるということで、剱岳に登るか下山するという選択肢しかないので、撮影山行のベースにしてあちこち出かけるということはできません。剱岳を撮影するにしても、けっこう早月尾根に邪魔されてしまい、ロケーション的にも恵まれているわけではありません。なので、撮影山行のベースにするには不向きです。


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| 山小屋通信簿 | 19:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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北アルプス三大急登に挑め!: 剱岳早月尾根 その3

2014年9月22~23日 富山県上市町 剱岳(2999m) 1泊2日単独小屋泊


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別山尾根との合流点から少し上ったところにある道標。ここが登山道の分岐になるということなのでしょうが、実際に別山尾根を登ってくると、ここではなくてもう少し上で合流するようです。夏に別山尾根から登ったときに、下からこの道標が見えたのに、気がつけば道標の前を通ることなく山頂についてしまいました。


8:05 山頂に着きました。早月小屋から2時間45分かかりました。とりたてて急いだわけではありませんが、山と高原地図のコースタイムよりも45分早く着いてしまいました。荷物の軽さが登頂時間を左右するというのを実感しました。


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祠の前は混みあっていたので、少し離れたところで荷物を下ろして、祠が入るようにして記念撮影。最高の天気に恵まれて、今度こそゆっくりと景色を楽しむことにしました。


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東側の眼下には、鋸の歯のような八峰が鋭いエッジを連ねています。


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八峰のはるか先に見える双耳峰は、おそらく鹿島槍でしょう。


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鹿島槍から視線を左に移動させていくと見えてくる三角形のとんがりは、もしかしたら白馬岳? 後立山連峰も早く歩いてみたいところです。


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鹿島槍から右へ視線を移動させていくと、はるか遠くにうっすらと富士山が顔をのぞかせていました。


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さらに右へと視線を向けると、剱沢をはさんで左に別山、右に剱御前。別山の背後に富士ノ折立、大汝山、雄山の3つのピークがきれいに並んだ立山が良く見えます。立山の後には槍の穂先も見えていました。笠ヶ岳、黒部五郎岳、薬師岳もやや靄がかりながらもはっきりと見えています。


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空には一筋の飛行機雲。やっぱり山はこうでなければと思うわけです。ガスや雨の中で登っても、何も楽しいことはありません。


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登ってきた早月尾根方面を見れば、すっきりと晴れた空の下に、富山平野が広がっています。富山市街から眺められる剱岳の頂に今立っていると思うと、なんだか妙な気分です。


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視線を少し下に向ければ、早月尾根と赤い屋根の早月小屋も見えてます。


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8:49 剱岳山頂からのパノラマを十分堪能したので、下山することにしました。これから2239mの標高差を下っていかなければなりません。膝痛がでないかどうかだけが気がかりです。


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別山尾根との分岐点までくると、別座尾根ルートから多くの登山者が登ってくるのが見えました。それに比べて早月尾根方面からは誰一人登ってきていません。登山道自体は早月尾根のほうが難しくないのですが、やはり2000mを越える標高差が敬遠されるのでしょう。技術の別山尾根、体力の早月尾根という感じですが、登った充実感は優劣つけがたく、逆に言えば両方のルートで登ってこそ剱岳に登ったという実感が得られるような気がします。


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別山尾根から早月尾根へと向かいます。


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転倒、滑落はもちろん、落石にも気をつけて鎖場を慎重に下ります。


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登山者が少ないおかげで、鎖場も渋滞無しにスムースに通過できます。


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この鎖場を下れば、あとは比較的楽な登山道となります。


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小窓尾根の岩峰にも光があたり始めました。


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9:58 山頂から1時間強で標高2600m地点まで下りてきました。往路では休憩をとらずに通過した2614mピークに寄って、休憩して行くことにしました。


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ちょっとした広場のようになっていたピークからは、迫力のある小窓尾根が目の前に見えます。


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剱岳の上にちょうど太陽があり、丸い暈がかかっていました。天気は下り坂になりつつあるようです。休憩は5分ほどで切り上げて、先を急ぎます。


ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



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急傾斜の道を足元に気をつけながら下ります。ペースは、おおむね15分で100m下るぐらいの早さです。急ぐでもなくセーブするでもなく、足が自然に出る感じで下るとそれぐらいのペースになるようです。


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11:00 早月小屋に戻ってきました。出発時には、12時ぐらいに戻ってくる予想だったので、思ったよりも早い時間にもどれて少し気持ちに余裕ができました。小屋前のベンチで休憩をとりながら、ここからの長丁場に備えてストックを準備したり、行動食を食べたりして、下山の準備を整えます。


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11:30 下山開始です。心なしか、昨日登って来た時よりも紅葉が進んだような気がします。


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真っ青な空に黄葉が映えます。


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もう一週間遅かったら、紅葉のピークに出会えたかもしれません。秋分の日が1週間遅くなればいいのにと思ってしまいます。


ところで、下り始めて10分ほど経ったころ、トレランの男性が追いついてきたかと思うと、まるで高速道路で後に張り付いて煽ってくる車のように黙って背後に張り付いてプレッシャーをかけてきました。通常、早い登山者が追いついてくる場合、足音が聞こえてくるので、追いつかれる前に適当なところで休憩をとって先に行ってもらうようにしていますが、トレランの場合はあっというまに追いついてくるのでそういう対応が取れませんでした。


それにしても、先に行きたいのであれば、一言「すいませんが、先にいかせてもらえませんか」と声をかければよさそうなものです。そうであればこちらも気持ちよく道を譲ることができますが、だまって後について「どけ」といわんばかりにプレッシャーをかけてくるその態度がむかつきます。なので、止まって道を譲ってやる気持ちはおきず、しばらく知らん顔をして歩き続けました。ちょうど道が二又に分かれているところで、トレラン野郎はあわてて追い越していきましたが、登山道はトレラン優先の道ではないぞと思うわけです。


トレランそのものに反対するつもりはありませんが、そんなに山の中を走りたいのなら、一般の登山道ではなく、車両通行止めになっている林道などで好きに走ればいいのです。車だってバイクだって、早く走りたい人はサーキットという専用の場所で思う存分走っています。一般公道で好き勝手に走り回ればそれは迷惑行為以外の何ものでもなく、ただの暴走族でしかありません。登山道でトレランをするのは別に禁止されているわけではないのでかまいませんが、登山者がいる場合は登山者を優先し、尊重するべきです。登山者に追いついたら、少し距離をとって追い越せるようになるまで走るのを自重するか、声をかけて道を譲ってもらうかするのがマナーだと思うわけです。登山道でトレランをしている人は、自分の行為が一般登山者にとって迷惑行為になっていないかどうか、常に考えながら行動してもらいたいものです。


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その後、100mを15分というペースで下り、1時間ごとに休憩をとりながら下山を続けました。剱岳の山頂から早月小屋まではストック無しで下りましたが、早月小屋からはストックを利用したので、膝がかなり楽になりました。そのため、心配していた膝痛は出ることなく歩くことができました。


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14:08 標高1000m地点のベンチまで下りてきました。膝痛は出なくても、足の疲れはかなりたまってきています。ここからは登山口まで30分もかからないと思いますが、最後の休憩をとることにしました。


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ハイドレーションの水はとっくの昔になくなっており、残っている水はアルミボトルにコップ一杯程度だけです。疲れを軽減するために、最後の水でアミノバイタルを流し込みます。


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見上げれば北方稜線の頂が雲に巻かれ始めていました。ほんの6時間ほど前には、あの稜線よりも高いところにいたというのが信じられません。


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14:25 休憩を終えて出発です。しばらくは平坦な道が続きます。


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やがて、階段の続く急坂となりますが、ここを下りきれば登山口です。


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14:49 馬場島に着きました。さすがに疲れました。8時49分に下山を始めて、ちょうど6時間。コースタイムでは6時間40分ということですから、休憩込みで6時間ならそこそこいいペースで下ることができたようです。


車で上市町へ向かっている途中で、なぜか膝が猛烈に痛くなってきました。歩いているときでなくて良かった。上市町のアルプスの湯に立ち寄って疲れを落としていくことにしました。ここは、高濃度炭酸水の露天風呂があり、疲労回復に効果があるようです。


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帰路、きれいな夕焼けを見ることができました。


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| 2014年9月 剱岳早月尾根 | 13:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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北アルプス三大急登に挑め!: 剱岳早月尾根 その2

2014年9月22~23日 富山県上市町 剱岳(2999m) 1泊2日単独小屋泊


9月23日
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5:20 朝食を終えて、準備を整え出発です。すでにあたりは明るくなり、ヘッドライトはなくても歩けるぐらいになっていました。もう少し早く出発しても良かったのですが、山頂まではコースタイムで3時間半程度なので、明るくなってから出てもお昼までには帰ってこられるだろうということで、のんびり行くことにしました。


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5:30 東の空が少し焼けてきました。


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左手にどっしりと横たわっているのは猫又山だと思われますが、山頂付近からだんだんと明るくなってきました。


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道はそれなりに勾配がありますが、それほど歩きにくいわけでもなく、岩と雪の殿堂といわれる剱岳らしさはまだ見られません。


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太陽が顔を出したらしく、猫又山が赤らんできました。


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出発から30分ほど経ったところで、見通しのいい場所に出ました。眼下に早月小屋が小さく見えています。


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5:56 標高2400m地点まできました。まだあまり時間が経っていないので、休憩無しで通過します。


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道は徐々に険しさが増し、大きな岩も目立ち始めました。


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標高2450mあたりで平坦な尾根上に出ました。姿の見えなかった剱岳がやっと見えてきました。このあたりから森林限界を超えたらしく、背の高い木がなくなり、尾根上の登山道も見通せます。


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背後にはまだ朝日が差し込んでいない富山の町がきれいに見えています。


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岩ゴロの岩峰を左から回り込むと、登山道の様子がこれまでとはうってかわって難しくなっているように見えます。人の背丈の倍ほどもあるような大岩が露出しており、その上を越えていかなければならないようです。休憩を兼ねてバックパックを下ろし、ストックをたたんで収納します。ここから先は両手をフリーにしておいたほうがよさそうだという判断です。また、ヘルメットもかぶって、準備万端整えました。


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先に進んでいくと、大きな岩をよじ登るような場所が出てきました。やはりストックを収納して正解でした。


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さらに登っていくと、崩落した崖地の脇の急斜面を登るように道が続いていきます。


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傾斜の急な登山道を登っていくと、いきなり平坦な道が現れました。右前方の小ピークが2614mのピークです。剱岳の姿がだいぶ大きく見えるようになってきました。


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6:32 標高2600mです。すぐ上に2614mのピークがあり、そこへ上がることもできるようですが、さっき休憩をとったばかりなので立ち寄らずに通過することにしました。


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しばらくフラットに近い道を進んで行くと、目の前に急傾斜の岩壁が迫ってきました。やっと剱岳らしい道になってきたという感じです。


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登山道はぐっと傾斜を増し、ときどき手を使わなければいけないような場所も出てきますが、このあたりはまだまだ楽勝です。


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登山道は断崖絶壁になっている南側を避けて、尾根の北側を巻いている場所が多く、大日岳や立山がなかなか見えなかったのですが、2700mあたりからようやく南側を見ることができるようになってきました。左手に別山尾根が弧を描くように剱御前へと伸びています。右奥には室堂のターミナルビルが朝日に光っています。そのはるか彼方に見えているのは薬師岳。その左奥には黒部五郎岳も小さく見えています。笠ヶ岳の頭もちょこんと顔を出しています。


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深い東大谷をはさんで奥大日岳がどっしりと聳えています。この方向から見る奥大日岳は初めてなので、全然違う山のように感じます。


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早月小屋から見上げていた小窓尾根の岩峰も、すっかり同じ高さに見えるようになりました。


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急登が続きます。


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鎖場が現れましたが、鎖はなくても登れるような場所です。


ここでひと息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。



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7:12 いよいよクライミング的な岩壁のルートになってきました。


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岩壁を登って崖のような場所をトラバースするところでは、なかなかスリルがありました。このあたりには鎖もロープもありませんので、慎重な足さばきが必要です。


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岩壁を過ぎると、再び緩やかなトラバース道になり、緊張がほぐれます。


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7:21 トラバースを詰めあがったところが尾根上で、標高2800m地点です。ここは道標を立てられなかったのか、文字を掘り込んだ黒御影の石板が地面においてありました。


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標高2800mの尾根からは、剱岳が目の前に聳えていて、圧倒的な存在感をひしひしと感じます。


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これまでと違って、荒々しい雰囲気の稜線を詰めていきます。


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上空でブーンという音がしたので、なにかと思って見上げると、パラモーター(モーターパラグライダー)が飛んでいました。どこから飛んできたのかわかりませんが、なんとも優雅な空の散歩です。


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2800m地点からは比較的歩き易い稜線の道でしたが、いよいよ難所に近づいてきたようです。


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早月尾根上部に「カニのハサミ」という岩があるとのことだったので、それっぽい岩を見つけてこれかなあと思っていたのですが、どうやら鎖の設置してある岩峰のことだったようです。なので、この岩は無関係。


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7:39 いよいよ本格的な鎖つきの岩のぼりが始まります。ここは獅子頭と呼ばれる難所のひとつだそうですが、足場はそこそこ幅があるし、それほど厄介な場所ではないので、難所というほどのものではないという感じです。とはいえ、それなりに高さがあるので、落ちればただではすまないという意味では難所といえるでしょう。


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獅子頭の鎖場の最後(登りの場合)は足場が狭くなっていて、ここはそれなりに気をつけなければいけない場所です。


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ちなみ、足元はこんな感じになってます。


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狭くて細い足場を慎重に渡ります。


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獅子頭を越えるとやや安心できる道になりますが、それでも気楽に歩けるというほどではありません。


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鎖の助けもかりながら、岩を越えていきます。


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7:49 そして、再び現れた急傾斜の鎖場。早月尾根コースで一番の難所といえるかもしれませんが、別山尾根のカニのタテバイに比べればかなり楽です。実はここがカニのハサミと呼ばれる岩峰の下部に当たるとか。別山尾根から見るとカニのハサミのように見える岩峰だったらしいのですが、いまでは一部が崩落してハサミのように見えなくなっているそうです。


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鎖場が続きますが、このあたりは傾斜はきついものの足がすくむほどの高度感がなく、それほど恐ろしい感じはありません。


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鎖場を登りきったところで尾根を乗越します。


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鎖のついた岩尾根を南側から巻くように登っていくと・・・


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右下に別山尾根が見えました。


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7:59 別山尾根との合流点です。ここまでくれば山頂はすぐそこ。

つづく。


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| 2014年9月 剱岳早月尾根 | 23:46 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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御嶽の行方不明者捜索打ち切り

56人が死亡し、いまだ7名が行方不明となっている御嶽で行われていた捜索活動が、10月16日をもって打ち切りとなりました。山頂付近での積雪や凍結などで二次災害の恐れが大きくなっているためだそうです。来春以降、雪解けなどの状況を判断した上で捜索を再開する見通しになっているとのことですが、時間が経てば火山灰が硬化するなどして捜索が難しくなる可能性もあり、状況は厳しさを増しています。残る行方不明者が全員見つかることを願うばかりです。


ところで、噴火直後に江川という女性ジャーナリストが、「なぜ、御嶽山に自衛隊派遣なんだろ…。人が必要なら、むしろ警視庁や富山県警の機動隊や山岳警備隊の応援派遣をした方がよさそうな気もするが…。」とツイッターでつぶやいて炎上していましたが、ずいぶん見識の低いジャーナリストがいるもんだと失笑してしまいました。


多くの人員を輸送できる大型ヘリや、火山灰の上でも走行でき火砕流などにもある程度耐えられる性能の特殊車両、火山性有毒ガス濃度を計測する装置、火山灰に埋もれた犠牲者を捜索するための地雷探知機などの装備を保有しているのは自衛隊であり、通常業務として救助活動などを行っていない自衛隊のほうが緊急時に集中的に人員を確保できるはずです。災害現場で最悪の事態を想定した場合、自衛隊を現場に出動させるのがもっとも合理的な方法であることは明らかです。実際に、大規模な捜索隊を大型ヘリで山頂に輸送するなど、自衛隊が被害者の捜索に大きく貢献したのはニュースで報道されたとおりです。捜索隊には周辺自治体の警察や消防から多くの人が派遣(警視庁機動隊、関東管区機動隊、東京・山梨・愛知・静岡・富山の各緊急消防援助隊など)されており、現場で取材するでもなく遠く離れた場所で安穏とツイッターをしている見識の低いジャーナリストごときに言われるまでもないということです。


行方不明者を残したまま捜索活動が打ち切りとなってしまいましたが、自衛隊はもちろん、警察や消防を含め二次災害の恐れのある中で困難な捜索救助活動を行った捜索隊の方々、またそれらのバックアップやサポートに携わった事務方、医療関係の方々など、すべての関係者に対して深く感謝したいと思います。


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| ヤマネタ・ニュース | 22:37 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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北アルプス三大急登に挑め!: 剱岳早月尾根 その1

2014年9月22~23日 富山県上市町 剱岳(2999m) 1泊2日単独小屋泊


9月21日に馬場島の中山に登ったあと、いったん上市町まで下りて台風の動きなどを天気予報で確認したところ、どうやら23日は快晴になるようです。22日は晴れのち曇りということで、こちらも問題なし。予定通り22日に早月小屋までのぼり、23日に剱岳に登頂するという計画で、北アルプス三大急登のひとつに数えられる早月尾根に挑戦することに決めました。22日は平日の月曜日なので登山者も多くないだろうと考え、早月小屋に宿泊予約の電話を入れてみたところ、予想通り空いているとのことで、素泊まりで予約を入れました。久しぶりの小屋泊登山です。


早月尾根は北アルプス三大急登のひとつ。早月尾根の他に烏帽子岳のブナ立尾根、燕岳の合戦尾根を指すのが一般的のようですが、笠ヶ岳の笠新道のほうがきついという意見もあり、かならずしも先の3つが絶対というわけではないようです。ちなみに、早月尾根の登山口である馬場島の標高が760m、剱岳の標高が2999mということで、その標高差は2239mにもなります。ブナ立尾根は麓の高瀬ダムまでタクシーで入れるので、高瀬ダム上部の標高が約1280mとして計算すると、標高2628mの烏帽子岳山頂までの標高差は1348mとなります。また、合戦尾根の場合は、中房温泉にある登山口の標高が約1450m、燕岳の標高が2763mなので標高差は1313mとなり、早月尾根の標高差が飛びぬけて大きいということになります。まあ、急登とは標高差よりもむしろ勾配のきつさがメインでしょうから、標高差の大小はそれほど考慮されていないと思います。ブナ立尾根も合戦尾根もいまだ登ったことはないので比較のしようもありませんが、とにかく簡単に登れるルートではないということだけはしかと覚悟しておく必要があります。


上市町のスーパーで、カキフライやとんかつを買ってなんだかちょっと贅沢な夕食を食べ、日が暮れる頃再び馬場島へと向かいました。昼間いっぱいだった駐車場は空きスペースがちらほらあり、馬場島荘前の駐車場に車を停めることができました。寝る前の暇つぶしに読み始めたヤマケイ文庫の「遭難」という本につい夢中になってしまいました。明日は早月小屋までの行動予定なので、朝は6時ごろの出発で十分ということもあり、結局読破するまで読みふけってしまい、寝たのは23時をまわってしまいました。


9月22日
5:30 起床。空はからっと晴れていていい天気です。前日買ってきたパンで軽く朝食をとり、6時過ぎに出発。登山口の前まで来たところで帽子を忘れてきたことに気がついて、取りに戻りました。


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6:30 忘れ物をとりに戻ったために、出発時間が30分遅れてしまい、これでやっとスタートです。今回小屋泊にした理由は、2239mにもなる標高差の往復で膝痛がでることが心配だったことと、途中水場がないために多量の水を背負い上げなければならないことの2点にあります。水は早月小屋で購入することが可能ですが、2リットル900円も取られるので自分でもっていくことにしました。そういうわけで、荷物の軽量化を優先するために小屋泊にしたわけです。


荷物の総重量は量っていないのでわかりませんが、テント泊装備がなかったため、相当軽かったはずです。水は全部で4.5リットル担ぎました。22日の登りで消費する予定が1.5リットル。夕食と朝食で1.5リットル、剱岳登頂と下山で1.5リットルという計算です。この他、三脚と交換レンズ類も下ろして、一眼レフはEOS6DとEF24-105の組み合わせのみ持参することにしました。星空撮影や夜明けの撮影などができなくなってしまいますが、今回はピークハント目的、撮影はできる範囲でするということで割り切りました。これ以外では、防寒着を兼ねたゴアテックスのレインウェア上着、ダウンの上下、山シャツ予備1枚、ガス、バーナー、最低限の食料やライトなどの小物類だけだったので、おそらく出発時の荷物は10kgもなかったと思われます。


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登山口にある「剱岳の諭」の石碑。”諭”の部分はなんて読むんでしょうか。”さとし”かな? この文章、最初の3つは「来たれ」「徹せよ」「挑め」という命令形で身が引き締まるような強さがあるのですが、最後の二つは、なんとなくとってつけたようでちょっと違和感があります。最初の3つだけでよかったのにというのが個人的な感想。


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そして、有名な「試練と憧れ」の石碑です。石碑の前で軽く柔軟体操をして、奥にある登山口へと向かいます。


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6:54 ずっと登ってみたかった早月尾根ルートに足を踏み入れます。標高差2239mというのは、自分の登山歴の中でもっとも大きな標高差です。何事につけ、未経験の領域へ足を踏み出す時は、不安と同時に心の昂ぶりを感じます。


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登山口からはすぐに階段の急登が始まります。まずはウォーミングアップを兼ねてゆっくりと登っていきます。


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急登は長くは続かず、標高差にして100mもないぐらいで、15分も上がると道は緩やかになってきました。


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道の脇で、大きな立山杉が迎えてくれます。


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木の根が階段状に折り重なっている緩やかな坂を登っていきます。


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7:37 登山口から40分強でベンチのある広場に着きました。


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ここは標高1000m。からだもあったまっていいウォーミングアップができました。ひとまずベンチで休憩します。


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前方のはるか高いところに稜線が見えます。方角的には大きな鞍部が大窓で、左が白ハゲ、右が池平山のように思えますが、はたして正解は?


ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。



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天気は快晴。真っ青な空が広がっています。


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今回は小屋泊ということで、中型バックパックのオスプレー ケストレル38を担いできました。1リットルのプラティパスをハイドレーションにして、中にアミノバイタルウォーターを溶かしたドリンクを入れています。このドリンクがけっこう効果があったらしく、朝食に菓子パンをひとつ食べただけなのに早月小屋に着くまでシャリバテを感じることはありませんでした。


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休憩を終えてほとんどフラットな尾根道を進んでいくと、再び大きな立山杉に出会いました。昨日の中山でもそうですが、尾根上にはなぜか巨大な杉が多く見られます。斜面と違って土砂が雨で流されにくく杉の生長にとって安定した環境なんでしょうか。また、土中の栄養分も失いにくいのかもしれません。


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さらに進んでいくと、巨大な杉が次々と現れます。


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極めつけがこれ。標高1000mのベンチから30分ほど歩いたところにありました。平坦な尾根道が終わり、ここから勾配がきつくなるという場所にあった大杉です。幹周りは15mぐらいはありそうな感じです。早月尾根ルートで最大の立山杉でした。


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後ろから見ると、こんな風になっていて、大人が余裕で入れそうな洞があいています。


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大杉を過ぎると、道はどんどん傾斜を増してきます。


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途中、幹周りが2mぐらいありそうな大きくて美しいブナの木もありました。


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8:25 巨樹の門を通過します。右は杉のようですが、左はミズナラかなにかの広葉樹です。


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腕時計の高度計と連動して、時間と高度の関係をグラフにしてくれる機能がありますが、その傾斜がなかなか見ないほどの急角度になっています。地形図の等高線でみても、標高1100mから1250mあたりはかなり間隔が狭く、急傾斜になっているのがわかります。


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9:16 標高1400m地点に着きました。さすがに大汗をかいてしんどくなってきたので、ここで休憩をとりました。1000m地点から1時間半で標高差400mを登ったので、100mをおよそ20分ほどで登った計算になります。荷物が軽いだけあって、テント泊装備のときと比べるとさすがに早いです。


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ここは西に開けた場所になっていて、富山の町まで見渡すことができました。


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1400m地点を過ぎてからも道は相変わらずですが、ときおりこのような梯子がついているぐらいの急傾斜の場所も出てきました。


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10:17 何も考えず、黙々とのぼり続けて標高1800m地点まできました。ここはそれほど広くはありませんが、森の中で木陰になっていて、休憩するには涼しくていい場所でした。空気がひんやりとしているせいか、それとも時期のためか、うっとおしい虫もいなくて気持ちよく休憩できます。


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1800m地点から少し登ると傾斜が急になり、大きな木の下を根につかまるようにして登る場所も出てきました。1800mから1900mあたりがわりときつい部分でした。


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標高1900mを越えると傾斜は少し緩くなって、歩きやすくなってきました。尾根の北側を巻くような場所では、小窓尾根が大きく見え、その迫力に驚きます。


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11:14 やっと標高2000mまで登ってきました。早月小屋まではあと200mと少しです。


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2000m地点から10分ほどのところに、小さな池がありました。水は透明ですが茶色をしていて、のぞいてみるとおたまじゃくしがたくさんいました。


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池を過ぎてから、木の根と大岩が絡み合うようなちょっとした難所があります。とくに通過するのに困るということはありませんが、段差が大きくそれなりに厄介でした。


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やがて紅葉の始まった草木がちらほらと見え始めます。


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11:55 広場のような場所にポンっと出てくると、右手に早月小屋が見えました。標高2224m地点です。


12時に早月小屋に着き、ひとまず小屋前の広場にあるベンチで休憩です。山と高原地図のコースタイムでは4時間40分となっていて、休憩こみだと5時間30分ぐらいと考えていましたが、おおむね予想通りでした。まだ残っていたハイドレーションパックの中身を飲み干して、ようやく空腹感を感じ始めたところで行動食で軽い昼食をとります。売店で1本400円というべらぼうな価格のコカコーラを買って飲みながら、ガスに巻かれていた山を眺めていると、次第にガスが薄くなり始めました。


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やがて、小窓尾根の岩稜が姿を現しました。切り立つ岩壁の迫力がハンパない感じです。


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紅く染まったナナカマドの実や、黄葉し始めた木々などが気の早い秋の訪れを感じさせます。


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12時30分ごろになると再びガスが湧いてきたので、チェックインをすませ、ふとんの上に寝転がって漫画「孤高の人」を読みふけっていました。


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17時ごろ外を見ると、すっかりガスが消えています。


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カメラを持って外に出てみると、富山平野の上空は一面雲の海になっています。


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小屋前のベンチで自炊して、雲海に沈む夕日を堪能しながらの夕食はなかなか優雅でした。


日が沈むとあっというまに冷え込んできます。肉眼でも天の川が確認できるほどの満点の星空でしたが、三脚を持ってこなかったので星空撮影はあきらめて、消灯時間まで漫画三昧の時間を楽しんだのでした。


つづく。


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| 2014年9月 剱岳早月尾根 | 16:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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御嶽噴火を喜ぶ人々

・日本は沈没する、実質。
共感2581非共感266


・残りの火山は何をしている!?
みんな頑張れ。
共感4155非共感1859



御嶽の噴火に関する情報をネットで探していると、どうしても目にしてしまう某国民のネットに書かれた罵詈雑言の数々。上の二つは、共感数が多いものを抜粋したものですが、これ以外にも嫌悪感をもよおすような言葉も目に付きます。政治や歴史の問題を自然災害と人的被害にまで結びつけてそれを喜び、さらなる被害の拡大を望むその感覚がまったく理解できません。



ところで、昨年の中央アルプスで某国の団体が遭難した事件がありました。彼らは軽装で十分な装備を持たないまま、山小屋のスタッフが止めるのも聞かずに荒天の中を出発して遭難したらしいのですが、日本の救助隊は彼らを分け隔てなく救助しました。


仮に今回の御嶽噴火に巻き込まれた犠牲者の中に某国の人が含まれていたとしても、当然日本人となんら差別や区別することなく救助されたことでしょうし、そうあるべきです。 人命の価値は、いかなるイデオロギーにも左右されない。僕はそう考えますが、某国の人たちはどう考えているんでしょうか。



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