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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

2013年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年04月

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カーオーディオを自分で取付け

先週購入したばかりのN BOX+ですが、もともとオーディオレス仕様ということもあり、オーディオのない状態で購入しました。もちろん、ディーラーオプションで取り付けることは可能ですが、ディーラーのオーディオは高いか使えないかのどちらかしかありません。


ナビは最初からつけるつもりはないので純粋にオーディオだけほしいわけですが、自分としてはラジオが聴けてUSBからMP3ファイルの音楽データが再生できればいいだけなので、CDとかDVDとかの再生機能も必要ありませんしテレビも不要です。それなのに、ディーラーオプションのオーディオは、USBが使える一番やすいのが36,575円の2DINサイズ。一番安い1DINサイズはUSBが使えないのに26,625円もするので、オートバックスでUSBが使える安いオーディオを購入することにしました。


ホンダの担当営業さんがメカニック出身ということで、取り付け作業は会社に内緒でサービスでしますよといってくれたので、USBが使えてラジオチューナーもある一番やすいオーディオをオートバックスで買ってきました。


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買ったのは、これ。パイオニア カロッツェリア MVH-380です。6,980円でした。


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本体だけで良いのかと思っていたら、取り付けキットが必要だとかで、日東工業のNKK-H79Dというキットが6,300円。本体とほぼ同じ金額の取り付けキットって、詐欺じゃねえかと思いつつも、仕方がないので購入です。ただし、最初に買ったキットは、なぜか同じN BOX用なのにアンテナ接続用ケーブルのコネクタ形状が違っていて、アンテナの接続ができませんでした。キットの型番も異なっているので、購入時に注意が必要です。結局オートバックスに戻って、取り替えてもらった正しいキットがNKK-H79Dということです。


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さらに、2DINサイズのコンソールに1DINサイズを入れるので、残りの空間を埋めるための小物入れが900円。しめて、14,180円でした。


ホンダ純正のUSBが使える2DINサイズのWX-128CUというモデルだと、本体35,000円+取付アタッチメント1,575円となり、合計36,575円なのですが、こちらの取付キットはやたら安いのはなぜ? まあ、ケーブル類と取付用の金属板ぐらいしかないので、本来はこのあたりが適正価格なのでしょう。とはいえ、総額では半額以下なので、純正品よりもお得だったと納得せざるを得ません。ほんと、車って無駄なコストばっかりです。


ところで、担当営業さんも年度末決算時期で忙しいみたいだし、取り付けの説明書をみてみるといがいと簡単そうなので、自分で取り付けてみることにしました。


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取り付ける前にケーブルコネクタの形状を確認します。センターコンソール内部のケーブルを引っ張り出してみると、右のグレーの大きいほうがAV用のケーブルコネクタ、左の白い小さいのがラジオのアンテナ用です。最初に買ったキットは、このアンテナ用コネクタと同じ形状の接続ケーブルだったのでつなぐことができませんでした。このコネクタを差し込むメス形状のコネクタでないとだめなわけです。


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まずは、オーディオを取り付けるセンターコンソールのパネル枠をはずさなければいけません。しかし、これがどうやれば外れるのかわかりません。引っ張ってみても動かないし、爪のようなものが5箇所あるのですが、押してみても外れる気配なし。


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さっぱりわからないので、ディーラーに行ってメカニックに聞いてみたところ、なんと手前に引っ張るだけでした。ちょっと硬かったので、少し引っ張ったぐらいでは外れなかったようです。爪によるロックもなにもありません。



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この枠にハザードランプのケーブルが接続されているので、まずこのケーブルをはずします。これも手で簡単にとれます。


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取扱説明書にしたがってオーディオと小物入れを金属板で固定します。オーディオ本体に接続するケーブルと、車のコネクタとオーディオを接続するキットのケーブルにそれぞれアース端子がついているので、それを金属板を固定するネジに固定します。どこに接続すればいいのかホンダのメカニックさんに確認したらここでいいとのことでした。


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オーディオ背面に付属のケーブルを接続したら、今度は取り付けキットのケーブルと接続します。同じ色同士をつなぐだけなので誰でもできます。


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あとは、車側のコネクタとそれぞれつなぐだけです。


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接続が終わったら、ひとまず仮組みして動作確認を行います。この段階ではネジ止めはしません。不具合があったらすぐに取り外さなければいけませんから。


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エンジンをかけると、みごとにオーディオが起動しました。最初にセットアップ作業が必要になるので、エンジンをかける前に作業内容と手順を確認しておきましょう。30秒なにもしないと自動的にセットアップがキャンセルされて、あとからシステムセットアップで行うことになります。まあ、手順が複雑になるわけではないので、どっちでも同じですが。


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動作確認が終わったら、ネジを締めてパネルの枠を取り付けて作業完了です。ハザードランプのケーブル接続を忘れないように。イルミネーションが赤色というのがちと気に入りませんが、とりあえず音楽とラジオが聞けて、時刻が確認できればなんでもいいです。小物入れも一つ増えたのでめでたしめでたし。




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| N BOX+ | 18:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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新しい相棒、来たる。

レガシーランカスターに代わってあたらしく相棒としてやってきたのは、この車です。


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ホンダのN BOX+です。2.5リットルの普通乗用車から、超ハイトワゴンの軽自動車への乗換えなので、なにかとギャップを感じてしまいますが、そのうち慣れてくるでしょう。


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この車を選んだ理由のひとつは、なんといってもシングルベッドと同サイズ(1m×2m)のフルフラットなシートレイアウトが可能で、広くて快適な車中泊ができることです。このままではボード部分が硬すぎるので、この上にマットレスを敷けば快適なベッドになります。いままでレガシーでもなんとか車中泊はできましたが、はっきり行って快適とは言いがたい状況でした。なので、熟睡することができずいつも仮眠のレベルでした。今度は熟睡できるのではないかと期待してます。


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フルフラットのベッドにした状態でも、ボードの下にはけっこうな荷室があり、80リットルのバックパックぐらい余裕で入れられそうです。助手席足元も通常のスペースは残っているので、二人で車中泊する場合でも荷物置き場に困ることはなさそうです。


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もうひとつの理由が経済性です。軽自動車にしてはボディ重量が1トンもあり、その重さから想像すると燃費が悪そうですが、これがけっこういいんです。今のところ買い物で発進停止を繰り返すような街乗りしかしていませんが、車についている平均燃費計では14km/リットルという数字が出ています。もう少し普通に走るような使い方なら、街乗りでも17km/リットルぐらいいきそうな感じですし、遠乗りだったら軽く20km/リットルを超えると思われます。レガシーだとどんなにがんばっても遠乗りで13km/リットル、街乗りだと7km/リットルがせいぜいでしたから、かなり経済的になりました。ガソリンはプレミアムからレギュラーになったので、その点でも経済的です。


ただし、その分発進加速時の鈍重さがやや気になります。エンジンも3,000~4,000回転まわしてやらないと流れに乗って加速できないこともあるので、ちょっとうるさい感じです。もっとも、今まで乗っていたのが低回転でも巨大なトルクで楽々と加速するような車だったので、慣れるまでは仕方がないのでしょう。ホンダのエンジンは元気に良く回るようなので、吹き上がりを楽しむつもりで乗ろうと思います。


ナンバープレートは、今回初めて希望番号を取得しました。今、一番登りたい山である剣岳に関係する数字を貰ったので、覚えやすくて助かります。ここまで言うと、だいたいわかると思いますが。



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| N BOX+ | 22:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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最後のドライブ

本日夕方、ディーラーへと引き取られることになったので、その前にレガシーランカスターと最後のドライブに出かけました。


相変わらずエンジンの1気筒が死んでいる状態なので、もちろん遠出はできません。春のぽかぽか陽気の中、20分程度で行ける備中国分寺まで行って来ました。


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桃の花が咲く五重塔をバックに記念撮影。サイドのシルエットがわりとシャープで気に入っていました。


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正面のフェイスは、最初あまり好きではありませんでしたが、いまでは見慣れたせいか、いいなと思うようになりました。


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一番好きだったのが、斜め後ろからのからアングル。ワゴンボディなのに後ろが厚ぼったく重い感じがしないし、直線基調のデザインがシンプルでいい感じだと思います。


現行型のレガシーは、トヨタ資本がはいったせいか、トヨタっぽいデザインになり、ずんぐりとして大きくなったので、まったく乗りたいとは思いません。先代のデザインは良かったんですけどねえ。


新しい車は、明日の夕方納車になります。レガシーランカスターを選んだときは、立体駐車場に入る高さ、4WD、長距離ドライブも快適なボディサイズとエンジン性能、車中泊可能な荷室が絶対条件でした。今回は、経済性と車中泊の快適性が2大ポイントだったので、レガシーランカスターとはかなり方向性の違う車です。明日がたのしみです。




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| 時事ネタ・ニュース | 19:48 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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さらばレガシーランカスター

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1週間前のことです。大山からの帰り道、走行中に突然レガシーランカスターのエンジンががくがくと振動を始めました。アクセルを踏んでも振動が増えるばかりで加速しないし、エンジン音もなんだかおかしい。ボボボボッとこもったような不安定な音がしています。


とりあえず、道端のパーキングエリアに車を止めて、エンジンを切って様子を見ることに。以前からエンジンオイルの消費が激しくなり、1000kmも走るとオイル警告等が点燈するような状態だったので、まずはオイルを確認。前回補給してから600kmほどしか走っていないのに、オイルレベルは補給が必要なレベルになっていました。しかし、今回の症状はいつものオイル不足のときの症状とは明らかに異なります。とりあえず、いつも荷台に準備しているオイルを補給してみたものの、状況は改善しません。


エンジンは動くものの、アイドリングが不安定で回転数も低い。燃料ポンプのトラブルなのか、エンジンそのもののトラブルなのか、それとも電気系統なのか、いろいろと考えてみましたがさっぱりわかりません。時間が遅くなると万一ストップしてしまったときに困るので、とにかくエンジン回転を上げないように慎重に車を走らせて、なんとか自宅まで戻りました。


翌日、スバルのディーラーへ行こうとエンジンをかけてみると、真っ白な煙が排気管からもうもうと出る始末。しばらくするとおさまったものの、爆発すんじゃないかと恐ろしくなりました。その上ディーラーに来てみると、なんと定休日。水曜日が定休日だったはずなのに、なんで火曜日が定休日なんだ!? 


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もはやこれは車を買い替えたほうがいいということに違いないと悟り、以前から買い換えるならこの車だなと思っていた車のディーラーに行って、できるだけ早くほしいので在庫はあるのか聞いてみたところ、マイナーチェンジ前の型落ちモデルの在庫があるというではないですか。昨年末にマイナーチェンジがあったのですが、燃費が多少よくなったことと、オプション装備がいくつか標準装備になったぐらいで基本的にそれほど変わっていませんから、べつにマイナーチェンジ前のモデルでもかまいません。その分値引きをしてくれるというので、1日だけ考えて決めました。15年ほど連れ添ったレガシーランカスターと、いよいよお別れすることになったわけです。


ちなみに、新車を契約したディーラーでレガシーランカスターの下取り査定をしてもらったところ、どうやら4気筒エンジンのうちの1気筒が死んでいる可能性が高いとのこと。原因はわかりませんが、もしかしたら単にプラグの問題なのかもしれません。それならプラグを交換するだけで治るはずです。しかし、走行中にそんなトラブルが発生するなんて、永く自動車に乗ってきましたがはじめてのことです。オイルの消費量がやたら多いことや、いろいろなトラブルがあることを考えると、この先どんなトラブルが発生するかわかりません。それが仕事中で、仕事に穴を開けるようなことにでもなったら信用問題です。209,000kmも走行していることを考えれば、もはや買い換えたほうがいいのは明白です。


ということで、レガシーランカスターは21日に引き取られていくことになりました。数ある車の中で、自分の使用条件に合致する唯一の車として決め打ちで購入した車だけに、いまでもほとんど不満らしい不満はないぐらい気に入っている車です。それだけに別れるとなるとさすがに残念な気持ちになります。お金をかけて整備して乗り続けるという選択肢もないわけではありませんが、さすがにそれも現実的な選択とはいえず、やはりここらへんが潮時なのでしょう。



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ありがとう、レガシーランカスター。君は最高のパートナーでした。君と走った道を、君と見た景色を、僕はずっと忘れない。



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| 時事ネタ・ニュース | 00:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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GANREFはじめました

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GANREF(ガンレフ)って何? と思われるかもしれませんが、写真のSNSみたいなものです。別に交流が目的ということではなくて、デジタルカメラマガジンという雑誌と連動したサービスがあり、それを使いたいので登録しました。


登録しただけでは意味がないので、1日1枚ぐらいのペースで写真を公開しています。こちらのブログや自分のHPには未掲載の写真もけっこうあるので、興味のある方は暇つぶしにでもご覧ください。


GANREFでも同じハンドルネームで登録してあります。ちなみに、GANREFって名前、一眼レフからきているみたいです。


登録ページは、こちらです。




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| 写真ネタ・ニュース | 22:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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朝の稜線はまだ厳冬期:伯耆大山

2013年3月11日 鳥取県大山町 伯耆大山・弥山(標高1709.4m)日帰り山行


二週続けての大山詣でです。今回はラッキーなことに月曜日が休める状態だったので、天気が悪かった日曜日はやめにして、晴天マークのついていた月曜日を狙って行って来ました。


目的は、夜明けの写真撮影。1月13日の失敗を反省し、日曜日の午後7時過ぎに就寝したのですが、慣れない早寝のため午後9時過ぎには目が覚めてしまいました。しょうがないのでそのまま起きて、食事をすませシャワーを浴びて、午前0時に出発です。


時間に余裕があるので、高速は使わず一般道でのんびりと走って、午前2時30分頃南光河原駐車場に着きました。さすがに平日のこの時期この時間は駐車場は空いていましたが、それでも10台程度は停まっていました。


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2:48 真っ暗な中、出発です。


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道路脇には高さ1mほどの雪壁が残っていて、夏山登山道へのルートは駐車場入口からすぐに雪壁の上に登るようになっていました。


前日に寒冷前線が通過して気温が下がった影響で、登山道の雪は凍結気味。阿弥陀堂近くにあるベンチですぐにクランポンを装着しました。


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4:20 誰もいない深夜の登山道を黙々と登り、五合目に到着しました。けっこう風があって寒いです。今回は山頂まで登るということと、天気予報では気温が低く風が強いということだったので、先週使ったフォレイカーシェルジャケットではなく、バーグハウスのチベッタジャケットを選んだのですが、まずいことにフェイスマスクもバラクラバも忘れてきてしまいました。ネックゲイターすらありません。左手から吹き付けてくる冷たい風が顔に当たって苦痛です。チベッタジャケットを着ると汗をかいてしまいそうなので、ソフトシェルだけで登っていたのですが、体はさておき顔が我慢できません。フードを全体に右方向に回して顔の左半分を隠すようにして登ります。


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4:36 六合目避難小屋です。転がるようにして避難小屋に入り、休憩と装備変更を行います。チョコレートをかじり、お湯を飲み、ストックからアックスに持ち替え、ハードシェルジャケットを着て、準備万端整いました。


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5:02 山頂目指して出発です。途中、振り返っても登山道に1つとしてライトの明かりは見えません。完全に孤独な夜の雪山登山です。なんだか、ヒマラヤあたりの山にアタックをかけているみたいです。


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5:38 頂上台地の木道までたどり着きました。場所によっては完全に雪がなくなっていたりします。気温は低いけれど、山頂にも着実に春が来ているようです。


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5:48 山頂避難小屋に着きました。東の空が赤く染まり、真っ暗だった空も少し青みを帯びてきています。急がないと日の出に間に合いません。トイレに行き、撮影の準備をしてすぐに弥山山頂に向かいました。


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気温は-10度です。2月の石鎚山と同じレベルですから、気温的にはまだ厳冬期です。


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6:06 弥山山頂に立つと、さっきまで静かな海のようだった雲海が、急に荒海のようになってきました。雲が湧きあがるので、太陽は地平線からずいぶん上でようやく顔をだせるような状態になり、期待していた雲海から登る日の出の瞬間は見ることができませんでした。


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山頂稜線では猛烈な風が吹いています。時々からだがふらっとするぐらいの風なので、風速10m/秒前後はあるようです。眼下の雲も高速で動いています。スローシャッターで雲の動きを表現してみましたが、強風でカメラがぶれてしまい、拡大して表示できる品質の写真にはなりませんでした。


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時間と共に雲が押し寄せてきて、しまいには剣ヶ峰を飲み込むようにして北壁を吹き上がります。吹き上がるガスのカーテンが朝陽に赤く染まり、ときおり太陽も姿を見せます。日の出は見られなかったものの、これはこれでなかなかダイナミックで貴重なシーンかもしれません。それにしても、めちゃくちゃ寒い! 石鎚山のときは背後から風が吹いていたので、フードをかぶっていればそれほどでもなかったのですが、今回は左前方からもろに吹き付けてくるので、顔が凍りそうです。バラクラバがあればまだましだったのですが、ハードシェルジャケットのフェイスガード部分だけなので、ときおりフード内に吹き込んでくる風で悲惨な状況です。とはいえ、チベッタジャケットのフェイスガード部分がうまく機能してくれて、鼻から下はそれなりに風から守ってくれます。問題は目の周りと鼻です。


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足や指の先もギンギンに冷えてくるので、10分ほど撮影しては、風の当たらない弥山山頂の下まで退避しそちらでしばらく撮影して、また三角点の先まで行って撮影するという繰り返しでした。弥山山頂下から振り返ると、影大山が長くのびているのが見えました。


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撮影を始めてすぐぐらいに、気がつくともう一人登山者がいます。あとで避難小屋の中で話をしたところ、4時30分ぐらいに登り始めて、6時過ぎに着いたそうです。僕が六合目避難小屋を出た頃登り始めたということですから、上からライトの明かりが見えなかったようです。


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すっかり太陽は雲の上まで登ってしまい、剣ヶ峰で荒れ狂っていたガスも背後に引いてしまいましたが、それはそれでまたいい絵になります。レンズを換えたり、撮影場所を移動したりしながら、あいかわらずの強風吹きすさぶ稜線上で8時過ぎまで撮影を続けました。


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最後に、久しぶりに動画も撮影してみました。


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8:15 見た目にはすっかり穏やかになってしまった剣ヶ峰の撮影は終えて、冷えた体を温めるために避難小屋に入りました。もう一人の登山者は先に入ってお湯を沸かしていました。その後、もう一人若い男性が来て、避難小屋の中は3人になりました。少し話をしたりしながら、冷えたドーナツをお湯で流し込み、9時ごろ出発しました。


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外に出てみると、風は少し穏やかになったみたいです。西側の雲海はなくなっていました。


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山頂避難小屋は2/3ほど雪から出ている状態で、まどから光が入るため中はそこそこ明るい状態でした。


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東側にはまだ雲海が広がっていました。


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八合目あたりで、三鈷峰が雲海に飲み込まれつつあるのが見えました。しかし、雲海の勢いはあんがいなくて、その後はおとなしくなっていました。


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下を見ると、ぽつぽつと登ってくる人が見えます。平日だというのにさすがに人気の山です。


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雲に飲まれそうで飲まれない三鈷峰。


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背後にガスがうごめく剣ヶ峰。


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七合目あたりでは、木の枝に透明な氷がたくさんついていて、日の光を浴びてきらきら輝いていました。きらきらの玉ボケを入れて、剣が峰のクローズアップ。


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五合目から下の登山道では、場所によって雪がなくなりかけのところもあります。


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美しいブナ林の中を下ります。


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ブナは、春芽で枝先が赤くなっています。もうすぐ春なんだなあと感じました。


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11:49 途中撮影したりしながらのんびり下りてきたので、けっこう時間がかかってしまいました。3月いっぱい雪山が楽しめればいいのですが、はたして雪の状況はどうなるでしょうか。




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| 2013年3月 伯耆大山弥山 | 18:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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格安タイヤZETRO C4 : 25,000km走行時レビュー

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以前紹介したイエローハットのPBタイヤ「ZETRO C4」を装着して、約25,000km走行しました。25,000kmになったのは昨年12月だったのですが、その時点でスタッドレスに履き替えたため、その後はこのタイヤでは走行していません。


本日、スタッドレスタイヤからZETRO C4に換装したので、そのついでにレビューしておきたいと思います。


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後輪に装着していたタイヤです。レガシィランカスターの場合、フルタイム4WDとはいいながら通常は前輪9:後輪1の割合で駆動がかかっているので、基本的にはFF車に近いといえます。なので、後輪のタイヤのほうが磨耗しにくいのですが、実際にこうしてみてみると確かに劣化が少ないと感じます。


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スリップマーク部分を拡大撮影してみました。スリップマークまではまだ6mmぐらいありそうです。タイヤ表面もそれほど磨り減ったような感じはありません。


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ブロックのエッジも案外しっかりと残っています。



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こちらの写真は駆動輪である前輪に装着していたもの。後輪に装着していたタイヤと比べると、若干表面の荒れがあります。


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スリップマーク部分ですが、後輪と比べて特別減っているようには見えませんが、比較すればこちらのほうが気持ち減っているかなという気もしますが、明確な差があるというレベルではありません。


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ブロックや細いサイプのエッジ部分は磨耗で荒れていたり劣化が少し進んでいます。



全体的には、25,000kmという走行距離にしては、悪くない状態だと思います。新品からゴムが5mmも減ったわけではないので、すくなくてももう25,000km走行したとしてもスリップマークが出ることはないといえます。となると、このタイヤでも5万kmオーバーの走行距離が楽勝で可能ということですから、国産タイヤに比べて圧倒的なコストパフォーマンスのタイヤだといえます。


先入観や思い込みで安物タイヤは耐久性がないとか、走行性能が劣ると決め付ける人もいるようですが、実際に使ってみればそんなことはないということはすぐにわかることです。価格の差は、生産国の物価、人件費、為替差益などでけっこう変わるものですから、単純に価格の高低が品質を決める要因ともいえません。このタイヤは、価格のわりに十分な性能を持っているといっても差し支えないと思います。




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| ヤマネタ・ニュース | 23:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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なかなかいいです。レッドポイント ライト ジャケット

本日伯耆大山で使用してきました。結論から言うと、厳冬期の防寒用インシュレーションとして十分使えそうです。

寒冷前線が通過してぐっと冷え込んだ伯耆大山の頂上稜線は、気温-10度、推定風速10~12mとかなり厳しい環境でした。このジャケットを購入するきっかけになった2月の石鎚山のときに勝るとも劣らない強烈な寒さ。

インナー以外は石鎚山のときと同じウェアリングで、同じぐらいの時間撮影していましたが、上半身の保温はダウンジャケットにそん色ないぐらいしっかりでした。


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下山時、レッドポイント ライト ジャケットは脱いだらすぐ付属のスタッフバッグに入れてバックパックの中にしまいこんだのも石鎚山のときと同じです。ちなみに、ハードシェルジャケットの内側がうっすら結露したようになっていたのも、石鎚山のときと同じです。

自宅に戻ってスタッフバッグから出してみると、しっとり感はなく、ロフトもしっかり。湿気を吸ったような感じはまったくありませんでした。ダウンジャケットはしっとりとしてロフトもなくなっていたのに比べると、まるで使用していないような雰囲気です。

やっぱり、厳冬期のインシュレーションは化繊綿がいいのかもしれません。もっとも、インシュレーションはテント泊や小屋泊などの時しか使わないなら、ダウンで全然問題ありません。ハードシェルの下に着て行動するような場合は、化繊綿が向いていると言えるでしょう。



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THE NORTH FACE レッドポイント ライト ジャケット

3月に入ってから気温がぐっと高くなり、西日本では残雪期になってしまいました。ああ、信州がうらましい。

さて、冬が終わる前に今シーズン購入したグッズのレビューをしておきたいと思います。


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今年は年末年始の山行前に買ったもの以外は、ほとんどありません。数少ない追加購入品は2つだけ。そのうちのひとつがノースフェイスのレッドポイント ライト ジャケットです。


購入動機は、2月24日に行った石鎚山でモンベルのダウンジャケットがしっとりと湿ってしまい、あまり保温力を発揮していなかった可能性があるとわかったことです。もっとも、現地ではそういうことはわかっていなかったのですが、自宅に戻って荷物を解いてみたところ、ダウンジャケットがしっとりとしていて、袋から取り出してもなかなかロフトが回復してこなかったという事実があったので、もしかしたらと推測したわけです。


原因は、おそらく石鎚山頂でダウンジャケットの上にハードシェルを着たままの状態で3時間ほど過ごしていたことだと思います。寒いのでハードシェルのジッパーやベンチレーションはすべて閉めた状態でしたから、体から発散する水蒸気がシェル内にこもって、ダウンが湿気を吸ってしまったのだと思われます。


この日は下山日だったのでなんら問題なかったのですが、もしも山行の中日だったらその後の活動に影響があったかもしれません。とくに夜寝るときにダウンが湿って保温力が得られないとしたら、寒くて寝られないということになる可能性もあります。


そういうわけで、厳冬期の保温用インシュレーションは、湿気に強い化学繊維のほうがよさそうだと思ったのでした。で、前年春のバーゲンで買おうかどうしようかと迷ったレッドポイント ライト ジャケットを思い出したのでした。


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ところが、世の中うまくできているもので、そういうときに楽天からポイントの有効期限が切れますよというメールが届き、そのうえサカイヤさんからレッドポイント ライト ジャケットのバーゲンセールのお知らせが届いたのでした。


紺色か黒色がほしかったのですが、選べる色の中では明るいブルーしか好みのものがなかったので、このアテネブルー(AT)という派手な水色を約半額で購入しました。実際の色はもう少し落ち着いていたので、まあ許容範囲でしょうか。サイズはLでちょうどいい丈でした(身長171.5cm)。



このジャケットは、板状の化学繊維綿ではなく、サーモボールという粒状の化学繊維綿が入っていて、暖かく、柔らかな着心地となり、また水に濡れるような状況でも十分なロフトを確保するそうです。また、化繊綿でも非常にコンパクトに収納できるため、ダウンジャケットと比べても収納サイズはそん色ないレベルにまで小さくなります。


残念ながら、暖かくなってしまって着用して試す機会がまだありませんが、着た感じはモンベルのU.Lダウンジャケットと大差ない感じです。


あいにく厳冬期は終わってしまいましたが、とりあえず近いうちに試してみたいと思います。





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春の新雪、貸切の雪原。: 伯耆大山三ノ沢その2

2013年3月3日 鳥取県大山町 伯耆大山三ノ沢(標高1370m地点まで) 単独日帰り山行


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最終堰堤の上に広がる三ノ沢の広い河原は、一面真っ白な雪に覆われた大雪原となっていて、そこに野うさぎの足跡が点々と続いているだけです。地面も空も真っ白け。その間に黒い岩壁が鋭利な刃物のようにエッジを刻んでいます。


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振り返れば雪に埋もれた三ノ沢の彼方に、青みがかった山並みが続いており、前と後ろで極端に違う風景が広がっています。


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どうしたものかとしばし立ち尽くしていましたが、とりあえず左手前方に見える大きな岩壁の下まで行って、南壁の写真を撮ることにしました。


で、ああでもないこうでもないといろいろと撮影しているうちに、ときおり雲間から日差しが筋状に南壁に当たったりしたので、すかさずそのシーンを撮影しました。帰ってからRAW現像してみたのですが、そのままカラーで現像してもほとんどモノクロ写真状態っだし、陰影の少ないぱっとしない写真だったので、思い切ってモノクロにして、コントラストを高めに調整したりしてみたのが以下の写真です。


横位置の写真はクリックで拡大します。
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ぱっとしなかった写真も、こうやって調整してみると案外面白いものになったかなと思います。


11:00 一通り撮影を終えてからどうしたものかと考えました。天気は相変わらずの曇天です。このままあきらめて下るもよし。もう少し登ってみてアングルの違う写真を撮ってみるもよし。槍尾根まで登ってみたい気もしますが、天気も良くないし降雪直後なので雪崩の心配もあります。とりあえず、左岸側にある小さな尾根伝いにもう少し南壁直下まで登ってみることにしました。


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三ノ沢を横断して左岸の小尾根下まできましたが、ここから上を眺めると左上の大きな急斜面が気になります。もしもあそこが雪崩れたら、直撃を食らう可能性があります。なので、尾根下を登るのではなく、尾根上を登ることにしました。


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木は生えていますが、それほど密生していないので、割と登りやすい尾根でした。


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振り返ると案外高度感があります。


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11:55 登るにつれて傾斜が急になり、とうとうスノーシューでは登れなくなってしまいました。単に急傾斜なだけならたぶん登れたのでしょうが、硬い雪の上に柔らかい雪が15cmばかり積もっている状態なので、スノーシューが雪と一緒に滑ってしまいお手上げでした。クランポンを装着すればいいのでしょうが、どうせ下山時にはまたスノーシューを使う必要があるわけで、登頂目的ではないのにそこまでするのも気が進みません。それに、せっかく登ってきましたが、おもったほどいい景色ではなく、写真を撮ろうと気にもなりません。というわけで、ここで撤退することにしました。


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ちょうどお昼時だったので、食事休憩をしてから下山でもいいかと思いながら河原まで下ってきましたが、じっとしていると風が冷たいということもあり、もっと下ってからランチにすることにしました。


ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。



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ちょっとびびりそうな急傾斜の最終堰堤脇の斜面を慎重に下ります。


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最終堰堤を下りてしまえば、あとは楽勝のスノートレッキングです。


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下りは、三ノ沢の中には下りずにまっすぐ右岸の林の中を下ることにしました。


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まだ若い感じのブナ林の中をのんびりと下っていきます。


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12:46 大山パークウェイまで戻ってきました。朝には何もなかったパークウェイの上に、スキーの跡がついていました。


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南壁を仰ぎ見ると、なんと日が差していました。「うわっ、やられた!」と思ってみても後の祭り。やっぱり上でランチにしておけばよかったと後悔しかけましたが、まてよ。鍵掛峠まで戻る頃にはもっと天候が回復して南壁のガスも取れるかも、と思い直しました。それなら、ランチは鍵掛峠で食べればいいわけで、休憩もなしでそのまま鍵掛峠まで戻ることにしました。


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右手に鍵掛峠を遠望しながら歩きます。つぼ足でやや苦労した往路にくらべて、スノーシューの復路は踏み抜くこともなく楽チンです。


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13:10 鍵掛峠に着きました。目論見どおり、見事に晴れた南壁が青空バックに輝いています。ランチは後回しにして撮影を優先です。

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14:30 ランチも終えて、下山まえに記念撮影です。今回はフォレイカーシェルを着てきました。すっかり出番がなくなってしまったフォレイカーシェルですが、撮影山行ぐらいは着てみようというわけでチョイスしたのですが、やっぱ行動中に着るには暑かったです。


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朝には足跡ひとつなかった健康の森入口には、たくさんのトレース跡がついていました。三ノ沢では誰一人見かけませんでしたが、こちらの方面は入山者がそれなりにいたようです。それにしても、雪がべったりとして重くなり、むちゃくちゃ歩きにくくなっていました。日差しが戻ってきて一気に気温があがったせいでしょう。

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駐車場の手前にある木谷の橋ではすっかり雪がなくなっていたので、ここでスノーシューをはずしました。


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15:18 駐車場の雪もきれいになくなっており、冬はおわったんだなあと実感しました。


大山三ノ沢jpg

 ■山行データ
<往路所要時間> 5時間19分(休憩時間・撮影時間を含む)
駐車場6:36→鍵掛峠7:26→三ノ沢入口8:19→標高1370m地点11:55

<復路所要時間> 3時間22分(休憩時間・撮影時間を含む)
標高1370m地点11:56→三ノ沢入口12:46→鍵掛峠13:10→駐車場15:18

<登山道情報>
大山パークウェイは雪が少なく、問題なく三ノ沢まで歩いていくことができます。ただ、ときどき踏み抜くので、スノーシューやワカンがあったほうがいいかもしれません。鍵掛峠のトイレは、現状は使用不可です。三ノ沢はつぼ足では厳しそうです。



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| 2013年3月 伯耆大山三ノ沢 | 22:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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春の新雪、貸切の雪原。: 伯耆大山三ノ沢その1

2013年3月3日 鳥取県大山町 伯耆大山三ノ沢(標高1370m地点まで) 単独日帰り山行



天気予報をにらみながら、3日はどこへ行こうかと悩んでいました。今シーズンまだ登っていない毛無山にも行きたいし、上蒜山は未だに未踏のまま。大山も一度しか登っていないし、もう一度ギラガにも行ってみたい。恩原高原を除いて、天気予報は曇りマーク。四国方面には晴れマークがついているけれど、二週連続で瀬戸大橋を渡るのも気が進まない。気温もそれほど低くないのでかなり登らないと霧氷もないだろうし、曇りの天気だと写真に撮ってもぱっとしないし、恩原高原の晴れマークも怪しい感じだし・・・


で、悩んだ挙句の結論が大山の三ノ沢でした。運がよければ、鍵掛峠から朝陽に染まる南壁が見られるかもしれないし、日が差していなくても南壁の写真ぐらいは撮れそうだということで、登頂を目指さない撮影山行で行くことにしたのでした。



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6:36 奥大山スキー場の駐車場を出発します。当然ながら大山パークウェイは通行止めなので、ゲートを回りこんで中に入ります。



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前日に新雪が積もったらしく、まったくトレースのないまっさらな雪の道が続いています。ただ、おそらく一度は除雪車が入っているのでしょう。道路の積雪はそれほど深くありません。なんとなく判別できる程度のトレースをたどりながら進めば、つぼ足でも難なく歩けましたが、それでもときどきくるぶしの上まで踏み抜いたりしました。


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7:12 健康の森の入口です。鍵掛峠から先の道が昨年のように雪の急斜面の状態だったら、健康の森から入って文殊越から尾根を越えて三ノ沢に下りるつもりです。


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7:26 鍵掛峠に着きました。昨年と比べると雪はかなり少ないです。アスファルト路面が見えているなんて予想外でした。


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昨年の3月13日に来たときは、7時30分ぐらいに南壁全体に日が当たるぐらいだったので、時間的にはちょうど良いぐらいなのですが、天気予報どおりどんよりとした雲に覆われていて、日差しは皆無です。


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アップにしても陰影がないので、立体感がなく話しになりません。


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7:50 一瞬でも日差しがさしてくれるのを期待しながら待ちましたが、あきらめて出発です。鍵掛峠から先もちゃんと道の状態になっていたので、このままパークウェイを進むことにしました。昨年は完全に雪に埋まっていてただの急斜面になっていたのですが、今年はパークウェイの開通が早まりそうな感じです。


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道路上の急斜面の雪も落ちきっており、雪崩の心配もありません。


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急斜面の谷筋には小さなデブリがありましたが、通過に支障はありません。


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8:14 文殊越ルート入口です。


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トレースの痕跡すら見当たらない、まっさらの雪に覆われいてました。


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8:19 三ノ沢に着きました。


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堰堤がすべて雪で埋まっていたら、まっすぐ沢の中を登っていけるのでらくなのですが、それほど甘くはなさそうです。


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毛無山方面は雲がかかっていません。あっちにしておけばよかったかなあとちょっぴり悔しい気持ち。


三ノ沢の橋の真ん中でスノーシューを装着して、夏道と同じように右岸を登っていきました。


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途中、前方の南壁に薄日が差し始めました。このまま晴れてくれればラッキーなのにと思いながら進みます。


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右岸の林の中をまっすぐ進もうかとも思いましたが、状況がわからないので、とりあえず無雪期のルートで登ることにし、右岸から沢の中へと入りました。


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途中の堰堤で左岸へと上がり、そのまま進んでいきます。上のほうは雪が深くなっていて、沢の中をまっすぐ登っていけそうな雰囲気です。


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左岸から沢の中へ降りてみると、滑らかな雪原のような状態でした。


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バージンスノーに自分のトレースを刻みながら進みます。天気はいまいちですが、気分は最高です。


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右岸の尾根上にあるブナ林の向こうに、青空が見え始めました。


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最終堰堤の4つ手前の堰堤から、再び右岸に上がりました。


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最終堰堤が目の前に迫ってきました。さすがに高さのある最終堰堤は雪に埋まってしまうということはないようです。


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最終堰堤の右岸側はかなりの急斜面になっていますが、これを登らなければ上に出られません。


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なんとか登りきりました。


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9:52 真っ白な雪原の向こうに、南壁がそびえています。しかし、どんよりとした雲に覆われてまったく立体感のない世界です。足元の雪原も滑らか過ぎて距離感がさっぱりつかめません。こんな状態では写真を撮ってもつまらない結果にしかならないし、どうしたものかと考え込んでしまいました。

つづく。



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| 2013年3月 伯耆大山三ノ沢 | 00:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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再び雪の石鎚へ ~ 今度はテント泊: 石鎚山その2

2013年2月23日~24日 愛媛県西条市 石鎚山(標高1982m) 単独テント泊山行



日の出の時間は概ね午前7時ごろ。朝6時30分に山頂に着くということで逆算すると、午前5時には出発する必要がああります。朝食、お湯の沸かしなおしなどで2時間かかるとして、時計のアラームは午前3時にセットしました。ちなみに、夕食後に外の様子を見てみたところ、ガスで星空は見えなかったので、星景写真の撮影は中止です。


前述のとおり、なかなか寒さで寝付けなかったのですが、南アルプスのときと同じくシルクのインナーシーツを寝袋の中に入れると寒さがおさまり、眠りにつくことができました。


目が覚めたのは午前2時を回った頃でした。前日は2時間しか行動していなかったので疲れもなく、わりとすっきりと目が覚めました。3時までまだ時間があるしもう一眠りしようと思っていましたが、なんだかわけもなく時間がかかってしまった正月の仙丈ケ岳山行を思い出して、2時30分には寝袋を出ました。


食事を済ませ、荷物を片付けて準備万端整ったところで時計を見ると、なんと5時前。30分早起きしたのが幸いしました。やっぱり冬は知らない間に時間が経ってしまいます。


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4:58 一晩お世話になった、前社が森の小屋に別れを告げて出発です。写真はなぜかピンボケでした。


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5:19 夜明峠です。


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真っ暗で、風があり、ときおりゴーゴーとものすごい音で周囲の木々がざわめきます。冷静に考えれば、真っ暗な山の中にたった一人でいるのですからかなり恐ろしい状況ですが、不思議となんとも感じません。強風で消えかけたトレースを探しながら先へ進みます。


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夜明峠から先は足跡が風で運ばれた雪で埋め尽くされており、わずかな痕跡だけの状態でした。


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5:55 気がつけば目の前に二の鎖下の鳥居がありました。標高が上がったためか、ガスが出始め、風も少し強まってきました。鳥居の上のほうにライトの明かりが2つほど見えています。こんな時間に下りてくる人がいるなんてどういうことだろうといぶかしく思いながら登って行くと、明かりのともるテントが一張りあり、中に人がいるのがわかりました。後でわかったことですが、なんと斜面に雪洞を掘って泊まっているパーティーがいて、テントは食事用に張ってあったものでした。


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二の鎖下から先は、いよいよ核心部です。急斜面のトラバースと、雪に半分埋もれた鉄階段をたどります。出だしの急斜面のトラバース部分は、すでに雪に埋まっており、ラッセルが必要な状態でした。そのうえ、硬い雪の上にさらさらの新雪が30cmほど積もった状態で、表面の3cmほどだけ半分クラストしたような状態です。足を乗せるとずぶりと沈み込むのですが、その時斜面下側の雪の表面が30cm角ぐらいの板状に割れて、下の柔らかい雪と一緒にズリ~と流れていくのです。踏み出した足に体重をかけると、そのまま雪と一緒にずるずると斜面下へわずかに滑るので、かなり慎重に歩かざるを得ません。これが大きな斜面だったら雪崩そうな雰囲気です。今は気温が低いので大丈夫そうですが、気温が上がるとちょっと怖い斜面です。帰りは早めに降りたほうがよさそうだなと思いながら通過しました。


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鉄階段は、昨年同様半分は雪に埋もれています。場所によってはすべて埋もれているところもありました。


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階段のところはあまり問題はないのですが、とにかく急斜面のトラバースに時間がかかります。三の鎖下につく頃には、回りは明るくなっていました。


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山頂直下の階段は、完全に雪に埋まっており、そのうえ凍結してカチカチになっています。かろうじて踏み跡が残っていたので、慎重に踏み跡をたどって凍結した斜面をトラバースしました。


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6:53 予定より少し遅れてしまいましたが、なんとか7時前に山頂にたどり着きました。しかし、山頂は完全にガスの中です。天狗岳のシルエットすらみえません。もちろん、夜明けの色も、太陽の姿も何も見えません。気がつけば、右足の指先だけがギンギンに冷えて痛みがあります。左足のほうはちょっと紐が緩く感じていたのですが、そのことがかえって血流を妨げずによかったようです。


ドアが開け放しになっていた避難小屋に入って靴紐を緩めて、撮影の準備をして外に出ました。


天狗岳を望む神社の前には、体格のいい男性が一人カメラを三脚に乗せてシャッターチャンスをまっていました。昨晩から避難小屋に泊まりこんでいたようです。「ガスが晴れると良いですね」と少し言葉を交わして、僕も彼の少し上でカメラを三脚にセットしました。温度計は-9度をさしています。風はかなりの強さで拭いています。おそらく風速10m毎秒ぐらいあるでしょう。ソフトシェルの上にダウンジャケットを着て、その上からハードシェルを着ていますが、じっとしているとやはり冷えます。小刻みに体を動かしながらガスが晴れるのを待ちましたが、なかなか晴れてくれません。


約1時間が経過した頃、ようやくガスが途切れ始めました。瞬間的ですが、ときどき太陽がその姿をぼんやりと見せるようになって来ました。


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そして、待ちに待った天狗岳のシルエットも見え隠れするようになって来ました。


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ガスの中から太陽と共に姿を見せ始めた天狗岳は、やっぱり神秘的です。


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突然ガスが薄くなって、天狗岳がその姿を現しました。目の高さを猛烈なスピードでガスが流れ飛んでいくのを見ていると、まるで空を飛んでいるかのような錯覚を覚えます。


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岩壁を身をよじるように這い上がり、頂を飲み込むように流れてゆくガスは、まるで生き物のようです。


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9:10 ガスが飛び去り、朝のドラマチックな時間がおわりました。風は相変わらず強いのですが、天狗岳は落ち着いた表情に変わりました。


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日差しが降り注ぐようになり、風の当たらない避難小屋前にいると気温の低さを忘れるほどです。


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西ノ冠岳と二の森もはっきり見えるようになりました。


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9:45 避難小屋の中で軽く朝食をすませると、下山することにしました。


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三の鎖下から黒いドームのような天狗岳が見えました。


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1920.5mの無名の三角点峰に日差しがさしています。


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二の鎖下まで戻ってきました。アックスからストックに装備を変更して休憩無しで下山します。


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夜明峠を過ぎたところから振り返ると、石鎚山の上にのしかかっていた雲の塊が徐々に千切れ飛んでいっているのが見えました。この調子ならすっきり晴れるかもしれません。


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10:55 前社が森に着きましたが、小屋の中や前に休憩中の登山者が数名いて場所がなかったので、休憩はなしで通過します。


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昨年美しい霧氷の花を咲かせていたブナの巨木も、今日はすっかり地味な冬枯れの姿です。


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11:31 八丁まで下りてきました。さすがに疲れが出たので休憩することにしました。クランポンをはずし、足元もすっきりして、ここからの登り返しに備えます。


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疲れた体にこたえる登り返しは、延々と続くようでげんなりしてきます。


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12:17 長い長い坂道が終わり、やっと成就社まで戻ってきました。


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今回、山中で1泊させていただき、また暗く寒い中無事登頂と撮影ができたので、成就社にお礼のお参りをしていくことにしました。


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12:43 だらだらとした下りの坂道ですっかり足が痛くなってしまいましたが。ようやくロープウェイ駅に着きました。今度は雪がなくなった時期に、星景写真狙いで訪れたいと思います。


石鎚山1jpg

石鎚山2jpg

 ■山行データ
<1日目往路所要時間> 1時間52分(休憩時間を含む)
山頂成就駅15:32→成就社16:01→八丁16:21→前社が森17:24

<2日目往路所要時間> 1時間55分(休憩時間を含む)
前社が森4:58→夜明峠5:19→二の鎖下5:55→弥山山頂6:53

<復路所要時間> 2時間58分(休憩時間を含む)
弥山山頂9:45→二の鎖下10:18→前社が森10:55→八丁11:31→成就社12:17→山頂成就駅12:43

<登山道情報>
八丁から上の登りは雪が少ない急斜面なので滑りやすく、八丁でクランポンを装着しておいたほうが無難。前社が森の小屋裏トイレは使用可能。二の鎖下から山頂までは、急斜面や凍結した斜面のトラバースがあるため、ストックでの通過は危険。アックスに持ち替えてから入ること。また、ステップを切りながら登る必要があるところもあるので、前爪のない4本や6本のクランポンの場合は引き返したほうがいい。山頂のトイレは使用可能。



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| 2013年2月 石鎚山 | 17:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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