ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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紅葉の山歩き: 比婆山連峰(牛曳山・伊良谷山・毛無山)

2012年10月21日 広島県庄原市 比婆山連峰毛無山 標高1143.7m



10月21日に広島県比婆山連峰の北側に位置する牛曳山、伊良谷山、毛無山を歩いてきました。白樺林やブナ林があるということで、見事な紅葉を期待していたのですが、紅葉のピークにはまだ少し早かったようです。


広島といえばぽんきちぽんたさんということで、今回も二人パーティーの山行です。紅葉を楽しむために早起きして、朝7時に待ち合わせ、8時の公園センターを出発しました。


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牛曳山から毛無山へと縦走するため、牛曳山登山まで車道を10分ほど戻ります。


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牛曳山山頂まで2.5kmだそうです。いつも思うのですが、この距離は誰がどうやって求めているのでしょうか。まさか地図上の直線距離というわけではないでしょうから、どの程度正確なのかわかりません。


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登山道から少し入ったところに白樺林がありました。こんなところに自然林としてあるわけはなさそうなので、おそらく人工的に作られたものだと思いますが、りっぱな白樺林になっています。朝日の当たる部分だけ薄黄色に色づいた葉っぱが輝いてきれいです。


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時折赤く色づいたカエデも混ざっていたりして、秋らしい風景を楽しめました。


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朝日が差し込む森は、格別にきれいです。


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もっと紅葉が進めば、すばらしい光景にめぐり合えそうな場所です。


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進むにつれて葉っぱの色づきが増してきました。


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青空と紅葉の組み合わせは、やっぱり最高です。


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やがてブナ林に入りましたが、このあたりはまだあまり色づいていません。


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谷沿いの細い道を進みます。


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前方に一筋の滝が見えました。


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滝を回りこんで上に抜けると、日差しが当たるようになり、まばゆい緑の輝きが目に飛び込んできました。


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気の早いカエデが、ひとり真っ赤に染まっています。


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森のパワーを感じるような気持ちよさです。


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見ているだけでリフレッシュ!



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やっぱり赤があると艶やかです。



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まだ色の浅いカエデですが、逆光で輝いています。


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10:14 牛曳山に着きましたが、たんなる登山道の分岐点に過ぎない山頂です。


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少し展望はありましたが、これといって長居をするような場所ではありません。


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ということで、すぐに伊良谷山に向けて出発しました。


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南側にある比婆山がよく見えました。比婆山の山頂付近のブナ林が赤く染まっています。しかし、ブナ林が赤っぽくなるということは、黄葉が終わりかけているということ。標高が高い分すでに終わりかけなのでしょうか。


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途中鮮やかに紅葉した木がありましたが、伊良谷山への道中できれいな紅葉をみたのは、これだけでした。


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伊良谷山頂手前から牛曳山を振り返りましたが、緑が多くて紅葉している感じがあまりありません。


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10:39 伊良谷山です。四畳半ほどの小さな広場になっていますが、展望はほとんどなくあまり長いしたくなるような場所ではないのですが、朝早かったこともあってすっかり腹ペコでした。ということで、狭いスペースにシートを引いてちょっと早い昼食にします。といっても、朝遅れそうになってコンビニに寄るのをすっかり忘れていた僕は、お昼のおにぎりを買い忘れていたのでした。用意のいいぽんきちぽんたさんからおすそ分けをいただき、なんとか空腹を満たすことができました。ぽんきちぽんたさん、どうもありがとうございました。



ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。





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11時30分ごろ伊良谷山を出発しました。


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道は森の中を鞍部に向けて下ります。


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きれいに紅葉したツタウルシが鮮やかです。


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鞍部を過ぎて、緩やかな登り返しの道になります。


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色づいた木々の中を進みます。


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12:19 毛無山に着きました。


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山頂は広い芝生の広場になっていて、周囲はススキの原です。多くの登山者が休憩していました。


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ケルンを激写する変な人。


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方位盤を撮っていると、変な人が邪魔しにきました。「目」だそうです。


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二本まつげの目?


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変な人はさておき、すっきりとした青空が気持ちいい日です。


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ランチはすでに終わっているので、山頂でティータイム。日帰りにしてはでかいバックパックだと思っていたら、バーナーとクッカーとお菓子がぽんきちぽんたさんのバックパックから出てきました。用意周到とはまさにこのこと。おかげで、おいしいコーヒーとお菓子をいただくことができました。ごっつあんです。


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14:00 名残惜しいところですが、寒くなる前に下山です。


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途中、出雲峠への分岐を過ぎます。


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下山路もブナ林の中を通るのですが、牛曳山への登山路よりも紅葉は進んでいなくて、時折木立の向こうに赤い紅葉が見つかる程度でした。


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西日の差し込む森は気持ちがいいのですが、紅葉が進んでいないのが残念です。


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かなり下まで降りてきたところで、やっと色鮮やかな紅葉が見つかりました。


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紅葉が少なかった代わりに、逆光に輝く美しい緑を楽しむことができました。


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15:39 公園センター近くで紅葉した木を見つけたので記念写真をとろうとしたのですが、グダグダしてしる間にシャッターが切れてしまいました。そのうえ足元が切れているし。取り直そうとしたら年配の夫婦に割り込まれ、めんどくさいのでそのまま帰りました。なんだかなあ。



■山行データ
<往路所要時間> 4時間19分(撮影/休憩時間を含む)
駐車場8:00→登山道入口8:13→牛曳山10:14→伊良谷山10:39/11:30→毛無山12:19

<復路所要時間> 1時間39分
毛無山14:00→公園センター15:39


<登山道情報>
歩きやすく、わかりやすく、何の問題もありません。牛曳山から毛無山へと周回するコースは、毛無山まで時間がかかるので、出雲峠から毛無山へという反対周りのほうがいいかもしれません。牛曳山から周ると、狭い伊良谷山ぐらいしか休憩場所がないので、混みあうとめんどうです。



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| 2012年10月 比婆山連峰毛無山 | 18:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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山ブランドのタウンユース: Berghaus RG PARKA

2日前に書いたコンデジ買い替えの記事が、なぜか注目記事の2位になっているのが解せないヤマふぉとです。特に面白い記事でもないのに、なぜに? 




好日山荘の秋山セールが終わってから、ふと気がついたことがありました。好日山荘が入っているビブレ全館で使える500円の買い物券があったことを! しかも、使用期限が10月末日!! 秋山セール中ならポイントも3倍つくし、なぜもっと早く思い出さなかったのか・・・ と悔やんでみても始まりません。


思い立ったが吉日ということで、さっそく好日山荘へと向かったのでした。ところが、こういうときに思わぬ掘り出し物にめぐり合うものです。というより、虫の知らせだったのか。いやいやジャケットが呼んでいたというべきなのか。


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セール品のウェアがぶら下がっているところを何気に覗いてみると、真っ黒な渋いジャケットが目に付きました。基本的に山で使うウェアに黒は買わないことにしています(パンツ類は除く)。なぜか。何かあったときに発見されにくい。クマと間違われて鉄砲で撃たれやすい。スズメバチの標的になりやすい(クマと勘違いされるかららしい)。という理由です。


しかし、そのRGパーカーというジャケットは、登山用というよりも普通の街着として使うタイプのジャケットでした。胸には「Berghaus」のロゴがついてます。最近、Berghausに縁がある自分としては、このロゴを見ただけで”いいかも”と思ってしまうほど洗脳されつつあります。そのうえ、19,950円の販売価格が、66%オフの6,800円。デザインが変更になったとかで、旧モデルになってしまったらしいのですが、そんなことはどうでもいいのです。AQ2という透湿防水素材を使っているし、襟の中にフードが収納されているので雨でもOK。サイズはあちらのSなので、日本サイズのM相当になり、自分にぴったり。もはや買うしかないという天の声を聞いたのでした。


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ちなみに、こちらが新デザインの現行品だそうです。ポケットのデザインがかわって、ちょっとすっきりしたようです。


実は、街着としてまともなジャケットをもっていなかったので、冬になるとたいていはモンベルのダウンジャケットで済ませていたのです。しかし、いつも同じダウンだとあまりにも貧乏そうなので、せめてフリースの上に羽織れるジャケットぐらいは1枚買ってもいいかなあと思っていたところでした。


Berghausがタウンユースのウェアを作っていたとは知りませんでしたが、HPで見てみると定番中の定番だそうです。山ブランドのジャケットは派手な色使いが多くて、そのままタウンユースにするのには抵抗がありましたが、これなら全く問題なし。


レジに行くと、お客様感謝デーのためポイント2倍の立て札が! ポイント3倍は逃してしまったけれど、かわりに2倍がついてくるとはなんたるラッキー。おかげで1000円の買い物引換券もゲット! 冬山セールが始まったら、狙っているBerghausのジョラスソフトシェルジャケットを速攻で買うのじゃあぁぁぁ。






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| ヤマネタ・ニュース | 10:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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建築現場の足場で鳩が巣作り

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検査で訪れた、とある新築住宅の現場での出来事です。

壁や屋根の状況確認をするために、足場に上って裏側に回り込もうとして角を曲がったところ、足元に鳩が一羽いるのに気がつきました。怪我でもしているのかと思ってよく見ると、なんと足場の上に巣が作られており、その中に白い卵があるではないですか。跨いで奥に行くべきかどうか迷っていると、鳩が翼をばたばたさせて”あっちに行って!”とアピールします。しょうがないので、反対側から回ることにしました。

現場監督さんや大工さんも困っているそうで、これから外壁の工事で多くの職人さんが足場に上がってくるというのに、この鳩の子育ては果たしてうまくいくのでしょうか。がんばれ、かあさん鳩! クルック~


ちなみにこの写真は、昨日買ったばかりのキヤノンパワーショットA2300での撮影です。



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| 時事ネタ・ニュース | 19:35 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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コンデジ買換え。さよならTZ3、よろしくA2300。

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かつての山行記録用としての役目をパナソニック防水コンデジLUMIX FT1に譲った後、仕事の記録用として使っていたLUMIX TZ3が逝ってしまいました。


住宅の躯体検査をしているとき、二階の窓から下屋根の取り付け部分の防水処理を確認しようと上半身を乗り出したところ、胸ポケットに入れていたTZ3がするりと落下。屋根の端にぶつかった後、金属足場の板の上でバウンドして、そのまま足場の上で止まりました。せいぜい2mほどの落下だったし、外観もあまり大きな傷はついていなかったので、無事に復活してくれると信じて電源を入れてみたら・・・ 反応なし。何度もオンオフを繰り返してみたものの、二度と目覚めることはありませんでした。


幸い仕事の写真はすべて撮り終えていたので問題はなかったものの、今後FT1を仕事と兼用にするのは嫌なので、新しいのを買うことにしました。電池を使いまわせる同じシリーズの中古品でもと思ってキタムラネット中古を探してみるも、古すぎるのか同じ電池を使っているモデルは全然ありません。しょうがないので近所のキタムラに寄ってみたところ、なんとキヤノンのパワーショットA2300というモデルが新品なのに5980円で売っているではありませんか。今年の3月に新発売になったばかりのモデルですが、8月にA2400という新型が出たので処分価格だそうです。最後の1台だったので色は赤のみ。仕事用なので写ればなんだっていいのです。


画素数が1600万画素もあるのですが、仕事で必要なのは30万画素程度。仕事用にはもったいないぐらいの性能ですが、今のコンデジはこれで普通なんですねえ。小さく軽くなったので、使い勝手はよさそうです。今後は、落下防止用の紐をつけて末永くお付き合いしたいと思います。



ちなみに、A2300の使用感ですが、AFや書込み速度など反応がちょっともっさりしていて、安いだけのことはあるという感じです。まあ、仕事の記録用なので特に困りませんけど、日常の趣味として使うカメラにはもう少し上級クラスを使ったほうがストレスがたまらないと思います。



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| 写真ネタ・ニュース | 18:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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タフなバリエーションルート キリン峠~槍尾根~振り子沢周回:伯耆大山その3

2012年10月14日 鳥取県大山町 伯耆大山天狗が峰(標高1710m)



<注意>
ここで紹介しているルートには危険度の高い難所があります。この記事を参考に同じルートを歩いて発生した事故・怪我等については、当方はいかなる責任も負いかねます。あくまでも自己責任であるということをお忘れなく。



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10:31 鉄柱下の難所をクリアし、鉄柱のある場所で少し休憩をすればよかったのですが、難所を通過するのにアドレナリンが出まくったのか、じっとしていられないような衝動に駆られ、そのまま槍尾根を歩き始めました。もしかしたら、恐ろしかった場所から早く離れたかったのかもしれません。しかし、これが膝への負担を増す結果になったようです。


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鉄柱からの槍尾根は、多少のアップダウンがあったり、崖っぷちのぎりぎりを通るような場所もありましたが、なにしろさっき通過した難所に比べればまったくもって楽勝です。


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空はすっかり雲に覆われてしまいましたが、稜線はガスに巻かれることもなくクリアに見えています。快適な稜線散歩を楽しみながら槍ヶ峰を目指します。


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下から見上げるとものすごい絶壁の東壁ですが、神経が麻痺してきたのか細いナイフリッジのような稜線を歩いてもあまり怖いと思わなくなりました。


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左側も三の沢に向かって急傾斜が下まで続いていますが、草があることの視覚効果もあって、これまた全然怖くありません。こうやってだんだん高度に慣れていくんだなあと実感します。


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10:44 三の沢への下降路分岐に着きました。ここから先はすでに歩いたことのある道です。この前歩いたときと比べて特に変わったところもなく、槍ヶ峰までスムースに歩くことができました。


11時ごろ槍ヶ峰に着きました。時間が不正確なのは、GPSロガーがおかしくなっていて、草つきの上部あたりからログデータが記録されていなかったためです。槍ヶ峰についたときに写真も撮っていないので、到着時刻は不明です。ここでようやく気持ちが落ち着いて、ゆっくりと座って休憩することができました。少し肌寒いのでソフトシェルを着て、チョコレートをかじりながらのんびりと風景を楽しみます。


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11:15 誰もいない槍ヶ峰山頂で剣ヶ峰をバックに記念写真を撮り、天狗ヶ峰に向けて出発しました。


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11:22 天狗ヶ峰です。さて、この先どうするかです。今日の目的は振子沢ルート経由の周回なので、ユートピア方面に降りればいいのですが、目の前にある剣ヶ峰に登らずに下るというのもなんとなくもったいないような気がします。ついでに、主稜線のラクダの背も近くまで行って確認したいという気もします。しかし、そこまで行って帰ると40分ぐらいロスしそうだし、体力も消耗します。剣ヶ峰山頂には3~4人のグループがいたこともあって、今回は剣ヶ峰をパスして下ることにしました。


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天狗ヶ峰山頂から、弓ヶ浜のカーブがきれいに見えています。


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紅葉に彩られたユートピアと三鈷峰です。


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いよいよ2つ目の難所へと進みます。


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天狗ヶ峰の山頂から少し下ったところが、細く削られたナイフリッジになっており、ここが天狗の難所のようです。下から何人か登ってきていたので上で待っていたのですが、怖いのか難所の手前で立ち止まってなかなか登ってきません。ようやく先頭にいた小学生1年生ぐらいの男の子を連れた若いお父さんらしき人が待っているこちらに気がついて四つんばいになりながら登ってきましたが、子供はほったらかし。あとから子供がおっかなびっくりついてきますが、よくこんなところまでつれてきたものだと呆れます。結局こどもは誰の手も借りずに難所を登りきりましたが、案外子供のほうが怖がっていないのかもしれません。


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続いて後続も来るのかと思っていたら、最後の二人は引き返して行きました。残った二人がいつまでもぐずぐずとしているので、先に下ってしまえと下りることにしました。ところが、こちらが下り始めるのを待っていたかのように下の二人が上を確認もしないで登り始めました。いまさらこちらも引き返すなんてアホらしいので、かろうじてすれ違えそうな場所まで行ってなんとか彼らをかわしました。すれ違うときに、「山小屋までどれぐらいあるのか」と意味不明な質問をされたのですが、どうやら弥山の避難小屋まで普通に縦走できると思っていたようです。縦走は自粛要請されていることや、もっと危険な箇所があることを伝えておきましたが、服装もハイキングっぽい格好だったので、事前の情報収集もしないで来たのでしょう。


そんなこともあってか、天狗の難所はまったくもって恐怖感もなく、普通に歩いて通過してしまいました。最初に通過した鉄柱下の難所で恐怖感は麻痺してしまったのかもしれません。


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1636mピークの横から振り返ると、さっきの難所ですれ違ったグループが、先に行くのはあきらめたらしく、しゃがみこむようにして下り始めていました。あの様子では、ラクダの背まで行ってしまったら身動きが取れなくなっていたかもしれないので、結果的によかったのでしょう。


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左手に賽の河原のような場所が見えてきましたが、位置的に墓場尾根ではないかと思われます。


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ユートピアに近づくと、紅葉がきれいになってきました。


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11:59 象ヶ鼻に到着です。ちょうどお昼になったので、ここでランチにします。今日は朝立ち寄ったスーパーでおにぎりがなかったので、菓子パンのランチです。しかし、なんとなく食べた気がしなかったので、やっぱお昼はおにぎりに限ります。


ところで、食事の最中にある異変に気がつきました。左足の膝痛です。象ヶ鼻に着くまではなんともなかったのに、なんで休憩中に痛くなってきたのでしょうか。出発するまえに膝の屈伸運動もしたし、歩き始めてまだ5時間程度しかたっていないので、膝痛になる理由がわかりません。どうやら外側の靭帯を痛めているらしく、力を入れると膝の外側がピキッ! と痛みます。象ヶ鼻から予定通り振子沢を下るか、それとも登り返して三の沢を下るか、どちらがいいか考えました。登り返した場合、天狗ヶ峰まで標高差160mですが、三の沢に下りるまでがかなりの急傾斜です。ストックを使えない狭い稜線の下りが膝には厳しそう。下った場合は、振子沢の谷底までおよそ200mです。谷底まではそれなりに急傾斜ですが、谷に入ってしまえばそれほど急傾斜ということはなさそうです。ただし、駒鳥避難小屋から230m程度の登り返しがあります。鳥越峠から先はなだらかなので、負担は少ないでしょう。膝の状態は、登るよりも下りがつらい状態です。であれば、下りが楽なほうに行くのが得策。とすると、やはり振子沢へ下るほうがよさそうです。ストックに頼った歩き方をすれば、なんとか悪化させないで乗り切れるかもしれません。


12:17 膝痛で歩行速度が遅くなることを考慮して、お昼休憩を早めに切り上げました。ダブルストックを使って振子沢方面に下ります。


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12:27 道標の立っている場所まで下りてきました。


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ここを左に曲がって尾根を下っていくと、振子山・野田ヶ山を経て大休峠ですが、振子沢へ下るには直進します。どちらのルートもバリエーションルートなので、地図では点線表示になっています。


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美しい紅葉に彩られた振子沢目指して下っていくルートは、最初は尾根をたどるので快適です。


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しかし、途中から右手の振子沢へ急降下する道になり、膝痛の足には厳しい道でした。左足をかばうように歩くため、いつの間にか右膝も痛くなってきました。踏んだりけったりとはまさにこのこと。


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12:43 やっと谷底まで下りました。ここからは谷に沿って下ります。




ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。






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傾斜が緩やかになって足への負担は減ったものの、両側を高い崖に囲まれた谷底の風景がいつまでも続く退屈な道です。


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途中、倒木に鈴なりになったキノコを発見。シメジみたいでおいしそうですが、野生のキノコについてはさっぱり知らないので、もちろんそのままにしておきます。そもそも食べられるキノコなら、こんな登山道脇にあるキノコなどとっくの昔にキノコハンターが取って行っているはずです。


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単に涸れた沢を下っているだけので、正しい道なのかどうかよくわかりませんが、ときおり赤テープがあって安心します。まあ、狭い谷底なので迷いようもないのですが。


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見上げれば崖の上に紅葉した木々。


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行けども行けども迷路のような谷が続きます。


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谷が開けてきました。もうすぐ地獄谷へ出られそうな予感がします。


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13:52 やっと地獄谷に合流しました。


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広い谷になって、歩きやすくなります。


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振子沢との合流点です。登るときはこの大きな矢印が目印です。


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鳥越峠へ向かう道の入口は駒鳥避難小屋の見えるところなので、右岸に小屋を探しながら下っていくと、木々の隙間からわずかに屋根が見えました。ほとんど見つけられないレベルです。


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取り付き場所がわかったので、ひとまず休憩です。膝は痛いし、景色の変わらない谷底歩きですっかり疲れてしまい放心状態です。


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14:15 暗くなる前に戻りたいので、休憩を切り上げて出発します。避難小屋への取り付きは、丸い巨岩の脇からで、赤テープがあるので見落とすことはなさそうです。


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ここは以前一度だけ来たことがありますが、あの頃と変わっていません。小屋は急傾斜の崖の上にあるので、河原から登るのがけっこう大変です。


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梯子とロープを使って登るのですが、湧き水があったりして滑りやすく汚れやすいのであまりうれしくない道です。


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石造りの古い駒鳥避難小屋です。大山の避難小屋の中でもっとも古くて汚い小屋ではないでしょうか。


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ドアは太い針金がで閉じられており、使用されていないような雰囲気です。もっとも、針金をはずせば入れそうなので、単に開けっ放しにならないようにしているだけかもしれません。


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避難小屋の脇を抜けて、鳥越峠への登り返しが始まります。ここからしばらくは斜面を直登することにありますが、この部分がコケのついた岩の道で、足元に気をつけないを簡単に転倒しかねません。


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つるつるの滑り台のような岩をロープにつかまってクリアします。


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直登が終わり、斜面のトラバースになりましたが、今度は倒木のバリヤーです。


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苔むしたブナの根元がきれいですが、膝痛の身としてはあまり感動している余裕がありません。


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フラットな道が続くので、膝には助かります。


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これはもしかしたらツキヨタケかもしれません。闇夜でぼんやりと光るというキノコですが、機会があれば夜に撮影に来てみたいものです。ちなみに、ツキヨタケが光っている幻想的な姿は、KINOKO WEBというブログで見ることができます。



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フラットなトラバースが終わり、ロープが張ってある急斜面になりました。おそらく鳥越峠直下の斜面だと思われます。これを登りきれば鳥越峠のはず。


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15:12 鳥越峠へ戻ってきました。朝ここに着いたのが8時15分ですから、およそ7時間かけて周回してきたことになります。撮影の道草や膝痛のためとはいえずいぶんのんびりしたものです。



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10分間休憩してから、下山に取り掛かりました。


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すぐ下にある倒木のトンネルをしゃがんだままよちよちと歩いて通過します。


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15:57 文殊越えまで戻ってきました。ここを左折して健康の森入口へ下りれば楽ですが、車道を三の沢まで歩くことになるので、文殊峠へ登り返すことにします。


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最後の急坂です。


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最初の倒木。


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次の倒木。


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こいつが最後です。


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笹原を泳いで文殊峠。


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森の中に夕日が差し込み、なんとなく物悲しい雰囲気です。


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ミズナラの巨樹が待っていてくれました。


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苔むした岩の転がる谷筋を慎重に下ります。


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16:46 やっと道路に出ました。


P1020740_20121023123516.jpg
夕日を浴びる大山南壁。今日はずっとガスに隠れることなく、その姿を見せていたようです。


P1020742_20121023123517.jpg
16:54 誰もいない駐車場に戻ってきました。遭難して山中を彷徨ったあと、なんとか自力下山したような気持ちでした。


■山行データ
<往路所要時間> 4時間52分(撮影/休憩時間を含む)
駐車場6:30→文殊峠7:11→鳥越峠8:15/8:28→キリン峠9:22→槍尾根鉄柱10:28→槍ヶ峰11:00/11:15→天狗ヶ峰11:22

<復路所要時間> 5時間31分
天狗ヶ峰11:23→象ヶ鼻11:59/12:17→地獄谷駒鳥小屋下14:04/14:15→鳥越峠15:12/15:22→文殊峠16:05→駐車場16:54


<登山道情報>
キリン峠から槍尾根に上がる部分、特に草つきの上は滑落の危険性がある相当な難所です。天狗ヶ峰からユートピアへ下る尾根も、細くて砂利の浮いたナイフリッジがありますから、こちらも危険度大です。基本的に、トレッキング気分であるく道ではありません。振子沢ルートは特に危険な場所はなく迷うこともなさそうですが、両側を絶壁に挟まれた展望のない道なので、はっきり言って面白くない道です。




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| 2012年10月 大山天狗ヶ峰 | 12:56 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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タフなバリエーションルート キリン峠~槍尾根~振子沢周回:伯耆大山その2

2012年10月14日 鳥取県大山町 伯耆大山天狗が峰(標高1710m)




<注意>
ここで紹介しているルートには危険度の高い難所があります。この記事を参考に同じルートを歩いて発生した事故・怪我等については、当方はいかなる責任も負いかねます。あくまでも自己責任であるということをお忘れなく。



P1020580.jpg
鳥越峠で10分程度の休憩をとり、キリン峠にむけて出発しました。鳥越峠の道標には「キリン峠」を指し示すようなものは何もありませんが、烏ヶ山方向とは逆についている踏み跡をたどります。


P1020581.jpg
標高1250mぐらいになると、ブナの森の黄葉が多くなってきました。まだ、三分~四分といったところでしょうか。


P1020583.jpg
標高1300mに達するあたりになると、少し黄葉も増えてきた感じです。カエデ類の紅葉もちらほらあって、秋らしくなってきました。


P1020585.jpg
登山道脇には鮮やかな赤い葉っぱの低木もあります。


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キリン峠直下の斜面を見上げると、黄葉がかなり進んでいました。


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振り返ると秋色の森の向こうに烏ヶ山が見えています。


P1020588_20121018182908.jpg
バリエーションルートだけあって、両脇から潅木の枝が張り出し、地面にはこぶし大の石が転がって歩きにくい道です。その上急傾斜の直登ですから、けっこう疲れます。


P1020590.jpg
9:04 やっと東壁が見えました。急傾斜の道を登りきると突然目の前に現れるので、意外と感動してしまいます。すでに鉄の支柱だけになった道標がぬぼーっと立っているのですが、ここがキリン峠ということではなく、登山道が左に曲がる場所だから設置されているのでしょう。ここからもう少し上がったところにある1405mの小ピークがキリン峠です。


P1020591.jpg
道標のあるこの場所からは、眼下に色づいたキリン沢の森が見え、その背後に白い東壁がそびえているので、けっこうフォトジェニックな風景です。


P1020592.jpg
少し尾根を下ってみると、いい感じに紅葉した古木がありました。


P1020593_20121018182909.jpg
キリン沢を見下ろせば、色づき始めた木々がきれいです。


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いつの間にか空には薄い雲が広がっており、紅葉の色も今一歩鮮やかさが足りません。


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撮影タイムはほどほどにして、先を急ぎます。ここから先の道も、草や木の枝に邪魔をされて、歩きにくい状況でした。


P1020598.jpg
しかし、背の高い木が少なくなったため、展望はよくなりました。


P1020600.jpg
キリン峠の辺りがちょうど紅葉のピークだったようです。


P1020601.jpg
9:22 キリン峠です。積雪期に来るとこのあたりの低木はすべて雪の下になっていて見晴らしのいい場所ですが、さすがに今は視界が広がりません。休憩できるようなスペースもないので、そのまま通過します。


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大きな三角形の草つき斜面がよく見えるようになってきました。草紅葉も始まっています。


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キリン峠から草つき斜面までの道がさらに厄介な状態でした。木の枝の張り出しが多く、うかつに手で掻き分けて進んでいると、手を離れた枝に顔をたたかれて痛い目にあいました。


P1020606_20121018183221.jpg
草つき斜面にたどり着くと、やっと低木もなくなって歩きやすくなってきました。しかし、ここからは傾斜が急になります。


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振り返ると烏ヶ山が眼下に見えるようになっていました。手前のピークがキリン峠です。


P1020610_20121018183221.jpg
草つき斜面の途中で、左から合流してくる踏み跡がありました。もしかしたらこれが文殊越えから草つき斜面に直接上がってくる踏み跡なのかもしれません。


P1020611_20121018183221.jpg
その踏み跡の合流点のすぐ上にちょっとしたスペースがあったので、小休止をとることにしました。ここから先はいよいよ難所がる核心部です。なので、トレッキング装備から、登攀装備にチェンジします。


P1020617.jpg
ビフォア。


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アフター。といっても、帽子の代わりにヘルメットをかぶり、ストックと一眼レフを収納しただけですけど。ついでにチョコレートを少しかじってエネルギーもチャージします。




ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。






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準備も整ったところで、見上げると絶壁のような草つき斜面に取り付きます。


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10:13 草つき斜面の最上部に来ました。ここからが本番です。とりあえず目指すのははるかうえに見えている鉄柱のある場所。そこから先は比較的楽な尾根歩きになるはずですが、鉄柱下のこの尾根が問題の難所です。


P1020629.jpg
少し上がったところで、ファーストステージが待ち構えています。ここは、4月にクランポンを装着したまま越えようとして越えられなかったところです。しかし、今回は様子が違っていました。4月に来た時は、どこに手がかり足がかりを求めればいいのかわからないほどきれいさっぱり削り取られたような状態でしたが、今は斜面に草が生えており、その上に砂利がたまっていて、足を置く場所がちゃんとあります。砂利がたまったせいなのか、斜度も緩くなっているようで、なんでこんなところで引き返したのか理解できないほどあっさりとクリアすることができました。


P1020630_20121018183408.jpg
難なくクリアしたファーストステージを上から見ると、こんな感じです。そして、ここから先はわりと歩きやすい尾根をたどる道だったので、難所とはいえどうということはなさそうだと感じたのでした。


P1020631.jpg
しかし、この場所に立ったとき、その考えはめちゃくちゃ甘かったということを思い知ったのでした。はじめ尾根伝いに右のほうへ行けるのかと思ったのですが、上のほうが逆層のスラブみたいになっているので、登るのはまず無理だと思われます。どこを登ればいいのかと思ってよくよく斜面を見てみると、わずかなくぼみのようなところに踏み跡らしきものが見えており、どうやら赤線のように辿って行くしか道はないようです。高さにすると5~6m程度のようですが、この斜面は左下方向にずっと切れ落ちており、本当にこんなところを確保も無しで登っていいものかどうか、判断がつきかねるというのが正直なところです。ファーストステージのあとに、いきなりファイナルステージになったようなものです。


P1020632_20121018183409.jpg
とにかく、足の置き場所と手の置き場所があるのかどうか、斜面を見ながらシュミレーションしてみます。片足がかろうじてのせられる程度のわずかな窪みをたどっていくわけですから、途中で間違えて足を入れ替えるなんてことはできないのです。まして、途中で行き詰って引き返すなんてことができるかどうか、はなはだ怪しい感じです。足を踏み出したら是が非でも上りきるしかないという感じです。手前の斜面をトラバースするところはなんとかなりそうですが、奥の岩溝のようなところを登る箇所については、ここから見ているだけではよくわかりません。ここを越えたというブログの記事も読んだことがありますが、あまり詳しく書かれたものがなかったので、せいぜい主稜線のような細いナイフリッジがあるぐらいだろうと思っていたのですが、こんな崖だったとは・・・とはいえ、他の人間が通った道ならば行って行けないことはないはず。覚悟を決めて踏み出しました。



シュミレーションどおり、前半のトラバースはうまくいきましたが、後半の直登部分は苦戦しました。手がかりになりそうな岩は、力をかけるとどれもぐらついて役に立ちません。しっかりしているのは、つかみどころのないようなフラットな岩ばかりです。しょうがないので、フラットな岩に手を置いて、上から押さえつけるようにして体を持ち上げていきました。もちろん、3点支持はしっかり守ってのことですが、それでも体重を移動する瞬間は恐怖の一瞬です。手がすべりはしないか、足元が崩れはしないかとひやひやしながら、なんとかこの難所をクリアしたのでした。



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登りきって見下ろした写真です。なんとも恐ろしい難所でした。



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この先、さらにこれを上回るような難所があるのではと、びくびくしながら上を見てみたのですが、どうやらそれほど厄介な場所はなさそうです。



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踏み跡がなかったらやっかいそうな場所も、斜めに道ができていて難なく通過できました。


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10:28 槍尾根の鉄柱まで登ってくることができました。


P1020637_20121018183602.jpg
登ってきたルートを見下ろすと、最大の難所が隠れて見えないせいか、なんてことはない普通の尾根に見ますが、想像以上に危険なルートでした。


つづく。



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| 2012年10月 大山天狗ヶ峰 | 18:48 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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タフなバリエーションルート キリン峠~槍尾根~振子沢周回:伯耆大山その1

2012年10月14日 鳥取県大山町 伯耆大山天狗が峰(標高1710m)



伯耆大山はたかだか1700m程度の標高しかありませんが、もろく険しい主稜線とその派生尾根をたどるルートは侮れません。今回、以前から気になっていたキリン峠から槍尾根をたどり、天狗尾根を下って振子沢から地獄谷へと抜け、鳥越峠を経由して戻る周回ルートを歩いてきました。


伯耆大山の主稜線とその派生尾根には、難所が3箇所あります。弥山と剣ヶ峰の間にある難所、通称「ラクダの背」、天狗ヶ峰とユートピアの間にある天狗の難所、そして槍尾根の鉄柱下の難所の3つです。この周回ルートをたどると、鉄柱下の難所と天狗の難所の二つを通ることになり、その意味でもけっこうタフなルートです。


なお、どの難所も滑落の危険性が高い場所ですから、くれぐれも安易に立ち入らないようにしてください。この記事を参考に同じルートを歩いて発生した事故・怪我等については、当方はいかなる責任も負いかねます。あくまでも自己責任であるということをお忘れなく。



P1020533_20121016221730.jpg
6:30 三の沢の駐車場を出発です。気温は9度。肌寒いのでソフトシェルを着て行くことにします。



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三の沢にかかった新しい橋から南壁がよく見えました。今日は天気に恵まれそうです。



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三の沢を通り過ぎ、鍵掛峠方面に少し戻ったところに文殊越えルートの入り口があります。



P1020537_20121016221730.jpg
このルートを歩くのはこれが初めてです。


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薄暗い涸れた沢をたどっていきます。


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朝早いせいでまだ森の中に陽が差しません。地図によると沢に沿ってずっと登っていくようです。


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入口から10分のところに、巨樹がありました。葉っぱの形からするとどうやらミズナラのようです。目通り周囲で5mぐらいありそうな巨樹です。ミズナラの巨樹はあまり見かけないので、わりと貴重な樹かもしれません。


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6:54 文鳥水の水場です。入口に「文鳥水20分」と書いてありましたが、まさに20分で着きました。飲んでみようという気になれなかったので、そのまま素通りします。


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しばらく進んでいくと、後ろのほうで女性の声が聞こえました。誰か来たんだなあと思っていると、あっという間に追いついてきました。追い立てられるのは嫌なので、道を譲って先に行ってもらいます。ある程度年配の女性と男性のペアでした。僕が駐車場で準備していたときに入ってきた人のようですが、それにしても健脚です。あっという間に姿が見えなくなりました。


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やがて沢が消えてなくなり、傾斜が緩くなってきました。


P1020545_20121016221924.jpg
7:11 文殊峠に着きました。壊れた道標が悲しげにたたずんでいました。


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文殊峠から文殊越えへと下るルートの出だしは、笹が密生していてちょっと藪こぎ状態でした。


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笹薮が終わると、ルートを倒木がふさいでいました。


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最初の倒木を乗り越えると、さらに倒木が現れます。結局3本も倒木を乗り越えなければなりませんでした。壊れたままの道標といい、あまり登山道の整備はされていないようです。


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滑りやすそうな急傾斜を慎重に下ります。


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下りた所が文殊越えでした。ここで、右から健康の森ルートが合流します。ちょうどT字路のようになっているところです。キリン峠に行くにはここを直進し鳥越峠へ向かえばいいのですが、健康の森からのルートをそのまま直進(文殊峠から来た場合は左折)すればキリン峠の上にある草つき斜面に出ることもできるようです。当初、草つき斜面に出る踏み跡を行こうかと思っていたのですが、僕が文殊越えに着いたとき、ちょうど誰かが草つき斜面方面へ入っていくところでした。しかし、昨年の台風でかなりルートが荒れているらしく、なんだか大きな声でああだこうだとルートを探しているようでした。なので、正規のルートである鳥越峠を経由して行くことにしました。





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登山道脇の倒木に、クラゲの様なきのこがびっしり生えていました。ちょっとグロテスクです。


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先に進んでいくと、紅葉し始めた木々が目に付き始めました。


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まだ色づき始めといった感じです。


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それでも薄日に透ける紅葉はきれいです。


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ブナの根元にも小さな秋がありました。


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これはウルシの木でしょうか。


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壊れて割れた道標が地面に落ちていました。鳥越峠まで20分と書いてあるようです。


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苔むした倒木に、かわいらしいキノコが生えていました。


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色づき始めたマムシグサ。秋の森は楽しいですね。


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標高が上がってくると、黄葉した木も目に付くようになって来ました。


P1020574.jpg
登山道の傾斜がきつくなってきました。


P1020575.jpg
倒木の下をくぐります。


P1020576.jpg
急傾斜の登山道を登りきると・・・


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8:15 鳥越峠に到着です。標準コースタイムだとここまで1時間ですが、1時間40分もかかってしまいました。ついついいろんなものに目がいってしまい、道草に時間をとられてしまいます。


P1020578.jpg
峠のツタウルシが鮮やかに紅葉しています。


P1020579.jpg
見上げると立ち枯れのブナの向こうに秋の空が広がっていました。


つづく。





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| 2012年10月 大山天狗ヶ峰 | 22:33 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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登山用具選びの指南書: 山岳装備大全

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山と渓谷社から発刊されている「山岳装備大全」という本があります。
図書館で見つけて何気に借りて読んでみたのですが、これがなかなかいい内容です。


最初は、各種登山道具のウンチクや雑学程度の内容だろうと思っていたのですが、商品選びのポイントがわかる基本知識が詳しく書かれており、それぞれの道具の歴史やマニアックなエピソードもあります。


実際に読んでみて、そうだったんだとか、なるほどねえという新たな発見がいくつもありました。


周囲に登山に詳しい人がいなくて道具選びにいつも悩むという人はもちろん、いままでまったく我流でやってきたという人にもいい本だと思います。








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| ヤマネタ・ニュース | 21:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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フォトギャラリー: 森林 夏1

夏のブナ林のフォトギャラリーです。主たる撮影場所の伯耆大山小谷が雨上がりだったこともあり、しっとりとした感じの森をイメージしてまとめています。なお、木谷渓谷の写真は、台風被害を受ける前に撮影したものです。




01IMG_4961.jpg

比婆山にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




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比婆山にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




<写真クリックで拡大>
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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)





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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




<写真クリックで拡大>
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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)





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伯耆大山木谷にて(EOS5D・SP AF28-75mmf2.8)




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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




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伯耆大山木谷渓谷にて(EOS5D・SP AF28-75mmf2.8)




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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




<写真クリックで拡大>
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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM





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伯耆大山木谷にて(EOS5D・EF17-40mmf4L USM)




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伯耆大山木谷渓谷にて(EOS5D・SP AF28-75mmf2.8)




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| 森林 | 14:17 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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謎の高熱で38.5度

左足付け根の違和感に気がついたのは、9月30日の夕方でした。いつのまにか、痛みを伴うしこりができていたのです。リンパが腫れているのだろうとは思ったのですが、そうすると何らかの雑菌が左足から体内に入ったということになります。最近、左足に傷を負った記憶はありません。”妙だな” とは思いました、触るとちょっと痛いという程度だったので、すぐに治るだろうと思ったのでした。


しかし、それは始まりに過ぎませんでした。その夜、いつものようにTシャツに短パンという姿で部屋で過ごしていて、トイレに下りたときのことです。突然、猛烈な寒気に襲われたのです。真冬でもめったにないほどのそれは、歯の根がかみ合わずガチガチと歯を鳴らし、上半身は痙攣したかのように猛烈に震えました。その夜は、少し冷えていたのは事実ですが、秋らしい涼しさといった程度のことです。


事態がのみこめず、震えながらトイレを出て部屋に戻り、あわててフリースを羽織りました。震えるほどの寒気はおさまったものの、なんとなく肌寒いという感覚が残ります。風邪をひいたのかもと思いつつ、テレビを見たりしながらいつもどおりの日曜日を過ごしたのでした。


幸い、翌日の10月1日は出かける用事がなかったので、1日家で安静にしていました。ところが、夜寝る頃になると、再び寒気を感じ始めました。Tシャツと短パンはやめて長袖のシャツとトレパンで寝ていたのですが、真夜中に寒さで目が覚めます。まだ冬用に布団など出しているはずもなく、しょうがないので夏用寝袋を引っ張り出してそれに包まって寝ました。しかし、次第に熱っぽくなってくるのを感じます。頭がぼんやりとして、体も火照ったようになっているというのに、それでも寒い。寝袋の上からタオルケットやベッドカバーをかけて、蓑虫のようになりながらなんとか眠りに落ちたのです。


翌朝、熱っぽさはだいぶよくなっていたのですが、左足の腫れは以前よりも大きくなったように感じます。また、痛みも増してきたようです。しかし、熱っぽさ、寒気、体のだるさなどの症状は風邪そのものだったので、風邪のウィルスが直接体内に入ってリンパが腫れたのかも、などと素人ゆえに気軽に考えていたのでした。


10月3日、さすがに朝から熱っぽく、体調もよくありません。昨晩も寒気でよく眠れませんでした。左足の腫れは痛みが増し、それまで触らなければ痛みを感じなかったのに、歩くと痛い状態になっていました。たまたまこの日は午後空いていたので、さすがに病院に行って診てもらうことにしました。


診察結果は、何らかのウィルスによる感染症でした。どんなウィルスがどういう経路で体内に入ったのかまったく不明です。なぜ左足付けのリンパのみ腫れているのかも謎です。家では体温計がどこかに行ってしまっていたので、体温を測っていなかったのですが、病院で測るとなんと37.8度。微熱があるぐらいに感じていたのですが、けっこうな熱が出ていたのでした。ひとまず、抗生物質と解熱鎮痛剤で様子を見て、2~3日しても改善しなかったらもう一度来るように言われました。抗生物質が効いてくるまで最低でも2日ほどかかるそうです。



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その日の夜から薬を飲み始めましたが、医者が言ったとおりすぐには効果無しです。体温計をやっと発見し、翌朝計ってみると、37.7度。む~ん・・・と思ったものの、朝から仕事で金光町や里庄町まで行かなければなりません。ぼんやりしがちな頭を気にしつつも、建築現場の配筋検査に赴きます。最初の現場は無事に終わり、次の現場に行ってみると、最近珍しいほどのおそまつさ! 素人に組ませたのかと思うほどのひどさで、即刻再検査にして帰ろうかとも思ったのですが、立会いに来ている年配の親方がいい人なのでそうも言えず、ひとつひとつ手直しをしてもらい、そのうえ自分とその親方しかいないので、くそ重い鉄筋を持ち上げたりという力仕事までこなす羽目に・・・ 帰りの車中では、高温のサウナ風呂に入っているかのような高熱を感じながら、ハンドルを握っていたのでした。


4日の夜は、最悪でした。昼間の力仕事で体がさらに弱ってしまったためか、いつも以上の寒気を感じながら早々にベッドに入りました。しかし、午前3時過ぎに目が覚めたときには、またサウナ風呂に入っているかのような熱が頭にこびりついています。朦朧としながら熱を測ると、なんと38.5度。38度越えは人生で初体験です。もしかして、このまま高熱で死ぬ? などと恐ろしい考えさえわいてきます。


とりあえず、処方された鎮痛解熱剤ロキソニンを1錠飲み、冷蔵庫に常備してあるアイス枕と濡れタオルを用意して頭を上下から冷やしてみたところ、これがすこぶる快適です。熱でぼやけていた意識がじょじょにすっきりとクリアになってくるのがわかるほど。


”俺の免疫細胞がんばれ! マクロファージ、白血球、がんばって変なウィルスをやっつけろ!” などとおかしなことを考えながら丸くなって寝ていると、不思議なことに突然汗がだらだらと流れ落ち始めました。半分朦朧としているせいか、不快感すら感じませんが、体や手足を汗が流れ落ちているのはわかります。5時ごろ再び目が覚めて、起きてみると汗でびっしょりです。すぐに着替えて再び寝たら、汗もまた流れ落ち始めました。


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携帯のアラームが7時に鳴ったので起きてみると、体調が改善に向かっているのを実感できました。熱を測ると、なんと36.4度に下がっています。38.5度の高熱がうそのようです。抗生物質を飲み始めてまだ1日半しかたっていないので、効果が出るにはちょっと早いような気もしますが、やはり薬が効いたのでしょうか。それとも免疫細胞たちが奮闘してくれたおかげでしょうか。どちらにしても、謎の高熱でやばいことにならずに済んだようで助かりました。


そんな状態なのに、4日にブログを更新しているじゃねーか! と怒られそうですが、あの時は帰宅後解熱剤を飲んだら熱が下がって体調が一時的によくなったので、書いたままにしてあった記事をただアップしたということです。さすがに、熱があるなか記事を書くなんてことはできませんです。


せっかくの連休ですが、7日以外は仕事でつぶれてしまい、そのうえ天気もよくないようなので、明日は心置きなく自宅で養生したいと思います。




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| 時事ネタ・ニュース | 19:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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