ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

2012年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年05月

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GWは立山へ

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今日からGWがスタートです。
昨年同様、今年も立山の雷鳥沢にテントを張って、
3泊4日でカメラ片手にあちこち足を伸ばして来る予定です。


本日、28日午後に岡山を出発し、29日朝から雷鳥沢に向かいます。


初日は、テント設営後に天気がよければ奥大日岳へ。
天気が悪ければ雷鳥を探して室堂を散策しようかな。


その後は、昨年行けなかった立山~別山の縦走、
浄土山~龍王岳、剣沢方面へ行ってみようと思います。


というわけで、GW中は更新はお休みさせていただきます。



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フォトギャラリー: 立山 残雪期1

2011年のGWに訪れた立山の写真です。はじめての立山、初めての雪上キャンプで、思い出深い山行でしたが、荒天で山行日程が短くなったこともあり、あまりじっくりと写真を撮ることができませんでした。なので、今年もまた雷鳥沢をベースキャンプにして、今度はじっくりと立山を撮り歩こうと思います。



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雷鳥沢キャンプ場と立山




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朝の浄土山




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一ノ越の手前から見た奥大日岳




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雪面に刻まれたシュプール




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立山から見下ろした室堂と大日岳・奥大日岳




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立山から眺める北アルプス中心部の山々




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雄山山頂から眺めた剣岳




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逆光の奥大日岳(新室堂乗越より)




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新室堂乗越から剣岳




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雲海寄せる東大谷と毛勝三山(室堂乗越より)




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夕照の剣岳




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雷鳥沢キャンプ場のブルーモーメント





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朝の剣岳
ほぼ順光の状態で撮影したので、山の陰影がほとんどでなくて立体感のない写真になってしまいました。別山から剣岳を撮影するなら、早朝か夕方でないとつまらない写真になってしまうということがわかっただけよしとします。昨年はその意味ではロケハン山行でした。これ以後の写真も同様に立体感のないものですが、参考までにということでs。




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登山者と剣の大岩壁




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剣岳を見つめる登山者




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剣沢と剣岳





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| 立山 | 20:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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融ける残雪ともろい岩尾根でビビる:伯耆大山槍尾根 その2

2012年4月15日 鳥取県大山町 伯耆大山 キリン峠~槍尾根 日帰り



キリン峠で少しゆっくりしたかったのですが、BCスキーヤーがなんだか一生懸命話をしており、そう広くもないキリン峠で静かに景色を眺めるような雰囲気でもなかったので、そのまま槍尾根に取り付くことにしました。


キリン峠から槍尾根への稜線
槍尾根を眺めると、キリン峠のすぐ先はブッシュ、その先はまだ雪があるようですが、詳しくはブッシュにさえぎられてよくわかりません。草つきと呼ばれている大斜面は上のほうだけ三角形に大きく雪が解けていますが、下部はまだ雪のある斜面です。草つきの上は、雪があったりなかったりでなんだかめんどくさそうな雰囲気です。


ブッシュの出た尾根
キリン峠から先に進んでいくと、ブッシュの上に融けかかった雪が載った中途半端な状態の稜線になっていました。大きく踏み抜いた跡もあり、足元を慎重に確かめながら進みます。


草つき手前のコブ
草つきの手前の小さなコブは、右手の急斜面を足跡がトラバースしていましたが、そのトレースのすぐ上に大きなクラックができていました。さすがに、その状況でトレースをたどる根性はありません。コブの左側のブッシュのほうに行くと、幸い踏み跡が見えていたので、左側からコブを巻いて進みます。


草つきの大斜面
コブを越えた先で草つきの大斜面に出ました。雪はよくしまっていますが、すでに日も高くなり気温も上昇しているおかげで、雪の表面がぐずぐずに融けていて、クランポンの爪があまり効きません。普通にフラットフッティングで登ろうとすると、ずるずると滑ってしまいます。逆ハの字で登ろうとしましたが、斜面に対して90度に近いぐらいまで足を広げないとグリップしないので、かえって足が疲れます。しょうがないので、横向きのカニ歩きで登ることにしました。アックスをつくと、途中でしっかりと止まるところと、中までずっぽりと入ってしまうところがあります。中まで容易にアックスが突き刺さるということは、下部の雪も融けてやわらかくなっているということでしょうから、こんな木の生えていない急斜面だと全層雪崩が起こりかねないので、かなりびびりながら上りました。とりあえず、アックスが途中でしっかりと止まる状態の雪を探しながら進みます。


クラック跡
草つきの地面が見えているすぐ下に、大きなクラックの跡が残っていました。かなり融けかけていたので、クラックができてからそれなりに時間がたっているらしく、そうであればすぐに雪崩れる心配はないのかもしれません。おそるおそるクラックの上を渡り、草つきの地面が出ているところに移動しました。


烏ヶ山
眼下にキリン峠が見え、烏ヶ山も視線の下に見えるようになっていました。


木谷源頭部
木谷の源頭部はまだ雪がたっぷりと残っています。


草つき上部
草つきには踏み跡がついているので、クランポンを装着したまま地面の上を上りました。


核心部
草つきの一番上までやってきました。ここから上がこのルートの核心部です。右上に見えているコブを超え、左上の小ピークまで尾根伝いに登っていくわけですが、状態はかなり悪いと聞きます。クランポンをはずすべきかどうか迷いましたが、コブを越えた上にはまだ積雪が残っており、はずしてもすぐにまた装着しなければならなさそうです。であれば、そのまま行くか。ということで、クランポン装着のまま核心部に足を踏み入れました。


目もくらむ細い尾根
最初の難関は、目もくらむような細い尾根。わずか3mほどの短い尾根ですが、これがなかなかスリル満点です。クランポンの爪を引掛けないように注意しながら尾根を渡ります。


もろい岩肌の急斜面
次に、もろい岩肌の急斜面が待ち構えています。岩肌をまっすぐ登るのではなく、斜めに突っ切って草の載っている場所の真ん中付近に出るように踏み跡らしきものがついています。岩肌の真ん中あたりにあるドーム状の草の下まではそれほどやばい感じもなくすすむことができました。


撤退場所
ところが、その先ですっかり足が止まってしまいました。小さな谷状になっている箇所を渡って正面の草のあるところに行かなければ行けないのですが、左下はずっと下まで続く滑り台のような地形で、足元の小石が遥か下までがんがん転げ落ちていきます。手がかりになりそうな岩をつかむと、どれもぐらぐらと動いて簡単に取れてしまいます。砂利のたまった斜面にクランポンの爪を食い込まそうとしても、砂利と一緒にずりずりとずり落ちていくばかり。しばらくの間どうやればこの小さな谷を越えて目の前の壁の先に進めるのか手の置き場所や足の置き場所を探しましたが、いい解決策は思い浮かびません。クランポンをはずして無理やりよじ登るかとも思いましたが、朝からの嫌な感じがあいかわらず消えないため、今日はリスキーなことはやめたほうがよさそうだと感じます。




ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。






しばらく逡巡してから、撤退決定です。今思えば、ドーム状の草の上に出て回り込んでみればもう少しましな状況だったかもしれませんが、あの時はそういう余裕がなかったようです。


槍尾根の傾斜
なんせこんな急傾斜地の途中なので、うかつな行動をして足を滑らせでもしたらあっというまにジェットコースターも真っ青の急降下を体験する羽目になるのは確実。


草つきの斜面を下る
もろい岩場と細い尾根を慎重にこなし、草つき上部から下部の雪面に降りてきました。ここまでくれば一安心と思いきや、踏み出した一歩がずるずると滑り落ちていきます。『ひぇ~!』と心の中で叫びつつあわてて両足で踏ん張るも、両足もろともまるで流砂に載ったかのようにずり~と落ちていくではありませんか。あわてて腰を下ろして左手で雪面に指を立て、右手でアックスのピックを雪の中に押し付けるように食い込ませて、加速がつく前に落下をとめることができました。恐るべし、春のべた雪!


登ってきたときと同じように横向きになって、アックスをしっかりと雪に突き刺しながら草つきの斜面を下り、キリン峠に続く尾根まで下りました。しかし、このまま来た道を下るのはあまりにも面白くないので、ここから右手の木谷へ下りることにしました。


木谷源頭部の雪原
昨年の3月に木谷から草つきに直接登ろうとしたときには、上のほうから雪の塊がぼろぼろと落ちてきてやばそうな感じでしたが、今回上から見てみるとデブリの跡はもちろん雪の塊すら落ちていないきれいな斜面でした。どうやら、急斜面の不安定な雪は全部落ちきったようです。であれば、ど真ん中をどうどうと下っても問題なさそうです。


巨大な落石
ところが、少し下って傾斜が緩くなり始めたあたりから、やたら石が転がっているのが目に付き始めました。多くはこぶし大ぐらいでしたが、中には一抱えもありそうな大きなものも。雪は落ちきったのかもしれませんが、こんどはあらわになったもろい岩肌の斜面から、落石が発生しているようです。雪の上の落石は音もなく飛んでくるので油断なりません。


後ろを振り返りながら足早にやや下りながら斜面をトラバース気味に横へ逃げました。


斜面上部を警戒
周囲に落石が見当たらなくなってから荷物を下ろして休憩しましたが、やはり落石が気になって、斜面上を見ながら休憩していました。


下山途中、木谷の鳥越峠への分岐点あたりで、どこからともなくヘリコプターが飛んできて、やたらキリン峠のあたりをぐるぐると旋回しはじめました。そのうち、振り子沢のほうへ消えたと思ったら、また戻ってきたりしていたので、どうやら遭難者の捜索をしていたようです。

駐車場
10:30 駐車場に戻ってくると、警察が来ていました。振り子沢の辺りでスキーヤーが骨折して救助要請の連絡があったそうです。そういえば、けっこう大勢がスキーで振り子沢方面に下っていくのを見ました。立ち木の多い急斜面なので、転倒したり木をよけ損なって立ち木に激突したのかもしれません。どうなったのかはわかりませんが、ニュースにもなっていないようなので、大事はなかったのでしょう。


というわけで、あえなく敗退となった槍尾根ですが、GWがあけて雪がなくなったらもう一度チャレンジしてみたいと思います。


今回、どういうわけかGPSロガーが狂っていたらしく、わけのわからない軌跡を描いていました。下山ルートはほぼ正しい軌跡でしたが、登山ルートはけっこうデタラメです。なので、GPSログのマップ掲載はやめにします。



■山行データ
<往路所要時間> 3時間24分(撮影・休憩時間を含む)
駐車場5:30→鳥越峠上7:18→キリン峠8:10→草つき上8:54

<復路所要時間> 1時間33分(撮影・休憩時間を含む)
草つき上8:57→木谷源頭部9:15→駐車場10:30

<登山道情報>
林間部はまだたっぷり雪がありますが、尾根・稜線はかなり雪がなくなりつつあります。槍尾根は残雪がまだらに残っていて、クランポンのまま歩くのも、クランポンなしで歩くのもどちらもやばそうなので、雪が解けるまで待った方がよさそうです。






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| 2012年4月 伯耆大山槍尾根 | 22:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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融ける残雪ともろい岩尾根にビビる:伯耆大山槍尾根 その1

2012年4月15日 鳥取県大山町 伯耆大山 キリン峠~槍尾根 日帰り



厳冬期に挑戦してみたかった伯耆大山の稜線ですが、今期はタイミングがうまくあわず、今頃になって初登山となりました。


天気予報は晴天だったので、ちょいと早めに出発して大山南壁の星景写真を撮ってからにしようということで、午前2時に出発。午前4:20分頃大山南壁を望む御机に着きました。ちょうど三日月が南東の空に上がっていて、ぼんやりと大山南壁を照らし出していました。満月だと明るすぎて星が見えにくいのですが、これぐらいの月明かりであればあまり影響はなさそうです。


(写真クリックで拡大)
御机の星景写真
20分ほど撮影していると、東の空がほんのり明るくなり始めてしまいました。もう1時間早く来ないとだめですね。


撮影を切り上げて鍵掛峠手前の健康の森駐車場に向かいます。この時期は鍵掛峠までは除雪が完了していて、車で入れます。今回は健康の森からキリン峠に上がり、槍尾根を経由して可能なら剣が峰まで、無理なら三の沢に下って鍵掛峠経由で下山という予定です。なので、鍵掛峠に駐車してもよかったのですが、日曜日なので観光客も多いはずで、広くない駐車場所を占拠するのはマナー違反だろうと考え、健康の森入口に駐車しました。


5:30 入口の雪壁は高さ1mほどしかなく、それも崩されていたので難なく進入できました。それにしても、今回は気持ちが盛り上がりません。どういうわけか、なんとなく気が乗らないというか、あまり好んで進みたいという気持ちになれません。ここまで来たから行っとくか、という妙にネガティブな気分のまま出発です。


木谷入口
木谷のなだらかな斜面は、相変わらず雪に覆われていましたが、早朝ということでかなりしまっており、つぼ足でも十分です。ただし、今回は初めから10本爪クランポンを装着してきました。キリン峠や槍尾根の急斜面では、どうせクランポンが必要になることはわかっているからです。


朝日を浴びる東壁
6:24 森の向こうに、朝日が当たり輝き始めた大山東壁が見え始めました。


赤テープ
文殊越に向けて夏道が北西に向きを変えるあたりでどうするか迷いましたが、昨年使ったキリン峠に直接突き上げる尾根は雪が減ってブッシュが出ている可能性があります。なので、今回は鳥越峠方面から回り込むことにしました。鳥越峠への直登ルートにある木の枝には、赤テープがぶら下がっていました。


根開き
ブナの大木の根元は、すっかり雪が解けており、これをみると積雪はたっぷり1m強は残っているようです。


鳥越峠
やがて前方に鳥越峠の鞍部が見えてきましたが、どうやらキリン峠に上がる尾根はブッシュが出ているようです。


鳥越峠の一段上の鞍部
そこで、一段上の鞍部に直接上がることにしました。


トレース
トレースもその方向に向かっています。


展望
途中振り返ると、だいぶん高度が上がっているのがわかります。


きついトラバース
急斜面を斜めにトラバースしながら鞍部を目指しますが、けっこうきつい上りでした。




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米子工の荷物
7:18 ようやく鞍部にたどり着いてみると、奇妙な光景がまっていました。最初お地蔵さんでも並んでいるのかと思ったのですが、デポされたバックパックが5つ。「米子工」の名札がついていたので、米子工業高校の学生さんのものだと思われます。整地されているところを見ると、おそらくここでテント泊をしたのでしょう。それにしても、どこに行ったのやら。


キリン峠下の急斜面
さて、この鞍部からこの大斜面を直登していけばキリン峠に出られるはずです。しかし、この日は気温が高く、この時点ですでに5度ぐらいありました。天気は薄曇ですが、予報では晴れ。雪が緩むのは早そうです。そろそろ休憩もしたいところなので、とりあえず右手にある尾根をたどることにして、尾根を目指します。


休憩場所
鞍部からひと登りしたところで、木の下にフラットなところが見つかりました。荷物を降ろして休憩をとることにします。


烏ヶ山を正面にみる
雪の段差に腰を下ろすと、烏ヶ山が正面に見えます。先週、鏡ヶ成の象山から眺めたときに比べて、黒い地肌が多く見えています。あの厳しくも美しい白い世界がおわってしまったのだと、実感しました。盛り上がらない気持ちが、ますますトーンダウンしてゆくのを感じます。


約30度の斜面
休憩を終えて、傾斜30度ぐらいありそうな斜面を登ります。


大山東壁
尾根に出たところで、正面に槍が峰と東壁が姿を現しました。槍のピークはすかり雪がなくなっていますが、稜線上はどうなのでしょう。


ブッシュの道
キリン峠への尾根道はすっかりブッシュの道になっていました。雪の急斜面を直登したほうが楽だったかもしれませんが、いまさら戻るのもめんどくさいので、そのままブッシュの中の踏み跡をたどることにしました。バックパックにまとわりつく木の枝と格闘しながらブッシュの中を進みます。


キリン峠から烏ヶ山
8:10 キリン峠です。BCスキーヤーが二人いましたが、尾根のブッシュの中から出てきた僕を見てさすがに怪訝な顔をしていました。下に見える鞍部からまっすぐ雪の斜面を上がってくれば楽なのに、なんでブッシュの中を登ってきたんだ? とでもいいたげな雰囲気でした。まあ、たしかに普通ならそう思うでしょう。いろいろあるんですよ。


つづく。



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| 2012年4月 伯耆大山槍尾根 | 00:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ドライで暖か: モンベル ジオラインL.Wインナーグローブ

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モンベルアウトレットにふらりと立ち寄ってみたところ、ちょうどMサイズがひとつだけ残っていました。インナーグローブとしてはモンベルのメリノウールインナーグローブを持っているのですが、シェトランドウールグローブと組み合わせたときにややきついと感じていたので、もうひとつ薄手のインナーがほしいと思っていました。なので、ちょうどいいタイミングでした。



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3月の上高地で早速使ってみたのですが、これはいいです。すごく薄手なので厚手ウールグローブのインナーとしてつけても圧迫感がなく、手袋をはずすときも厚手ウールグローブからするりとインナーグローブだけの状態で手を抜くことができます。抜いた瞬間は汗が一気に熱を奪うので一瞬ヒヤッとしますが、すぐに乾いて冷たさはなくなります。ものすごく薄手なのに、素手と比べると暖かく、そのくせ細かい指先を使う作業もやりやすく、これ一枚つけているのといないのとでは大違いでした。価格もリーズナブルで、理想的なインナーグローブかもしれません。






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| ウェア類 | 21:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬山から春山へ ダブルヘッダー2回戦: 下蒜山 その2

2012年4月8日 岡山県真庭市 下蒜山(標高1100m)日帰り 





七合目
七合目からはすっかり本格的な積雪状態になりましたが、クランポンをつけるほどではありません。


ウサギの足跡
雪の上にウサギらしき足跡がいっぱい残っていました。


獣道
てんで勝手気ままに歩いているように見えて、意外と同じルートをたどっているようです。これぞまさに獣道。雪の上にも獣道はあるんですねえ。


核心部の急傾斜
いよいよ、下蒜山きっての急傾斜地にさしかかりました。この写真でみると、少し急な道ぐらいにしかみえません。


麓からの下蒜山
しかし、麓から眺めたらその急傾斜度合いがよくわかります。右端の40度ぐらいありそうな傾斜がこの場所です。登っているとほとんど絶壁のような感覚です。その上、気温が上がってシャーベット状になった雪が薄く積もっているので、気を抜けません。この斜面はなぜか風があまり吹いていなくて、ハードシェルを着ていると暑くてこまったのですが、なにぶん急傾斜地なのでバックパックを下ろす場所がなく、着たまま登らざるを得ません。おかげですっかり汗だくになってしまいました。


九合目
10:33 やっと急傾斜地を登りきって九合目に着きました。ここから先はそれほど急な場所はないので、安心です。


ルート上の雪庇
登山道に覆いかぶさるような雪庇を乗り越えます。


山頂直下ののぼり
山頂直下の最後ののぼりです。雪はよく締まっていました。


山頂
10:54 下蒜山登頂です。2ヶ月ぶりのリベンジですが、すっかり春山になってしまい、たいして苦労もなく登れてしまったので、なんとなくむなしさが漂います。


山頂はさすがに強い風が吹いていました。急斜面で汗だくなったため、汗冷えが一気に体温を奪っていきます。


山頂からの展望
山頂からの眺めはなかなかすばらしいものがありました。


中蒜山と上蒜山
中蒜山、上蒜山はくっきりと見えています。よっぽど中蒜山まで縦走してやろうかと思いましたが、今日はすでに象山に登っていて、案外疲れてしまいました。そのうえ、強風で体が冷えてきて、気力はすっかり萎え気味です。


伯耆大山
遠く烏ヶ山や伯耆大山も見えています。朝の雲はどこへ行ったのでしょうか。これなら大山でもよかったのに、と思うとちょっと悔しい気もします。とはいえ、大山はまだしばらくは雪が残っていますが、下蒜山はもうこれでほぼおしまいのはず。今日が雪のある最後のチャンスだったと思うことにします。


風をさけ、笹の茂みの風下側に座って、ランチにしました。いつものようにバーナーやクッカー、ラーメンはあるのですが、風が強いので菓子パンだけ食べてさっさと下山することにしました。食事中に、雲居平からずっと後を歩いてきた単独行の男性が登ってきましたが、ほんの少しいただけですぐに降りて行ってしまいました。





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11:23 かなり汗冷えで寒くなってきたので、下山することにしました。あの融けかけた雪のある急傾斜地を下るのはさすがにやばそうなので、10本爪クランポンを装着し、ストックをアックスに持ち替えて下ることにしました。


雪の尾根を下山
緩み始めた雪の尾根も、クランポンががっちり食い込んで安心です。


核心部
いよいよ核心部の急傾斜地ですが、予想外に雪解けが進んでいて、岩や土の露出した部分がほとんどになっていました。おかげで、クランポンではかえって歩きにくい状態です。クランポンもドロドロになってしまい、失敗でした。


雲居平
七合目でクランポンをはずし、再びアックスをストックに持ち替えて、軽快に下山開始です。雲居平の雪はほぼ消えていました。


ヒオドシチョウ
途中足元にずいぶんきれいな枯葉があるなと思ったら、蝶々でした。まだ花なんてどこにも見当たらないのに、なんでこんなところにいるのか不思議です。と思ってちょっと調べてみたところ、どうやらヒオドシチョウという種類のようです。この蝶、初夏に生まれた成虫が越冬して翌年の春に産卵するそうで、どうやらこの固体も越冬して生き延びたもののようです。樹液・獣糞・腐果を好むそうで、花にはほとんど集まらないとか。それで、こんな時期の山の上でも生きていけるというわけなんですね。それにしても、いったいどこで越冬したんでしょうか。


雲居平道標
12:15 すっかり雪のなくなった雲居平道標前を通過します。


ぬかるみの道
三合目上の急傾斜地は、雪解け水が地面を濡らしてけっこうドロドロ。滑らないように慎重に下ります。


スリップ
と思っていたら、三合目道標前ですってんころりん。幸い、枯葉の上に倒れたので泥まみれにならずにすみました。記念のスリップ痕をパチリ。


長い階段
長い階段をえっちらおっちら下ります。


尾根の道標
12:49 谷から尾根上に出たところにある道標まで戻ってきました。


13:04 駐車場に到着です。下界はすっかり春の陽気。車の中は温室みたいになっていました。


今回、アンダーウェアにパタゴニアのキャプリーン1を着てみたのですが、汗冷えがひどくてだめでした。詳細は、前回のレポのとおりです。キャプリーン3だと全然違うのかもしれませんが、もっとも薄手の生地でこの乾きにくさであることを考えると、積極的に購入しようという気になれません。それに、パタゴニア製品を買うとシーシェパードの活動資金を拠出しているようでなにか釈然としないので、その点でも手を伸ばしにくいブランドです。とにかく、メッシュ状の生地で体にフィットしているほうが確実にドライ感があるので、ドライレイヤとしてのアンダーウェアは、素直にそういう製品を選びたいと思います



GPSマップ_下蒜山201204


■山行データ
<往路所要時間> 2時間35分(撮影・休憩時間を含む)
駐車場8:19→三合目9:00→五合目9:24→七合目10:01→山頂10:54

<復路所要時間> 1時間41分(撮影時間を含む)
山頂11:23→雲居平12:15→駐車場13:04

<登山道情報>
七合目までは雪もほとんどなく、春山装備で問題ないと思いますが、7合目から上はまだ雪が多く、軽アイゼンぐらいはもっていたほうが無難です。




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| 2012年4月 下蒜山 | 17:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬山から春山へ ダブルヘッダー2回戦:下蒜山 その1

2012年4月8日 岡山県真庭市 下蒜山(標高1100m)日帰り



頭上を雲に覆われていた鏡ヶ成から岡山の真庭市に入ってくると、すっかり雲はなくなってぽかぽかした春の陽気に包まれます。


上蒜山はまだ真っ白な雪をかぶった状態でした。この山もいまだ未登のままなので、上蒜山でもいいかと思いつつも、やはり一度敗退した山を先に登っておこうということで、下蒜山登山口にやってきました。


霧氷1
登山口周辺の雪はまったくないものの、朝方冷え込んだらしく、周囲の木々に霧氷が見られました。そういえば、鏡ヶ成では明け方の気温が-5度と、真冬と変わらない寒さでした。


霧氷2
このあたりでも確実に氷点下にまで下がっていたのでしょう。


駐車場
駐車場には車の姿は1台もなく、貸しきり状態です。一番便利な入口脇の東屋の隣に駐車しました。


登山口
8:19 すっかり雪が消えてしまった湿原入口から歩き始めます。


残雪の林
林の中に入ると、すぐに残雪が出てきました。


しばらく進むと、谷が二股に分かれています。このあたりになると登山道はほぼ残雪の下に消えてしまい、踏み跡もぜんぜんない状態です。残雪が少し融けた登山道らしき跡はどちらの谷にも存在していて、どっちが本来の道なのかよくわかりません。あいにく、大山を予定していたこともあり、下蒜山の地図は持ってきていません。一度途中まで登っているので問題ないと思っていたのですが、いきなりこんなところでつまづくとは・・・。


前回1月28日の山行ではトレースをたどったこともあり、谷の分岐についてはまったく記憶にないのです。ただ、早い段階で尾根上に出たということはわかっています。最初は右側の谷に入りかけたのですが、前方に倒木があったこともあり、ひとまず左の谷を進んでみることにしました。しかし、進んでいくと前方にけっこう高い尾根が見えてきて、こんな高い尾根に取り付いた記憶はないということで、引き返しました。これで10分ほど時間を無駄にしてしまいました。


テープ
残雪の上をショートカットして右の谷に戻ってみると、前方の木にテープが見えました。やっぱりこちらで正解だったということです。


尾根に上る階段
谷の奥に尾根に上る急傾斜の階段がありました。前回は雪で階段は見えませんでしたが、傾斜の感じと斜面の長さは記憶のとおりです。


尾根上の道標
8:43 尾根上に見覚えのある道標がありました。


最初の急傾斜
道標からすぐに始まる急傾斜は、鎖が設置された階段でした。雪道の記憶しかないので、なんとなく新鮮です。しかし、鎖が必要なほどの傾斜とは思いませんが・・・


三合目
9:00 三合目です。さすがにラッセルで登ってきた前回と違って、あっという間に到着です。





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三合目上の急傾斜
三合目の先にあった、雲居平までの区間で一番急傾斜だった場所は、雪がなくなってもやっぱり急傾斜です。ま、当たり前ですけど。雪解けで下がぬかるんでいたり濡れていたりで、案外手間取りました。


キジの足跡
急傾斜を登りきると、雪が多く見られるようになりました。大きな矢印のような足跡が残っています。真ん中の指の長さは6~7cmはありそうな大きさで、たぶんキジだと思いますが、こんなにでかい足をしているなんてちょっとびっくり。


雪の林床
五合目が近くなると、すっかり雪山の風情です。雪は締まっていて、少し沈む程度なので、歩きやすい状態でした。


五合目
9:24 五合目です。前回は2時間以上かかったのに、今回はほぼ1時間しかかかっていません。ラッセルがないとこんなにも楽だなんて、改めて雪山の大変さを思い知りました。


前回ランチをした場所
前回、この松の間に座ってツェルトをかぶって昼食を食べました。


雲居下部
雲居平の笹原に入ります。前回撤退したのは、この少し先だったと思います。


雲居平中間部
見渡す限りの笹原ですが、笹の葉は強風に引きちぎられてしまったらしく、全部茎だけ。まるで巨大なブラシみたいです。


雲居平道標
9:44 雲居平の道標に着きました。このあたりはほんの数センチですが、雪が残っています。


麓の展望1
風がきつくなってきたので、休憩ついでにハードシェルジャケットを羽織ります。


麓の展望2
写真を撮っていると、いつの間にか後ろに単独行の男性がいて、突然「こんにちは」と声をかけられたのでびっくり。忍者かよっ!


せっかくここまで今日の一番乗りで来たので、登頂も一番でという気持ちが強くなり、単独男性よりも一足先に出発しました。


つづく。



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| 2012年4月 下蒜山 | 00:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬山から春山へ ダブルヘッダー1回戦: 象山

2012年4月8日 鳥取県江府町 象山(標高1085m)日帰り


久しぶりに晴れた日曜日、今冬まだ訪れていない伯耆大山を目指して、午前2時30分に出発しました。なんでそんなに早いのかというと、ちょうど満月だったので、落月に烏ヶ山と大山東壁をからめた写真を撮り、ついでに朝焼けに染まる両山も撮ってから大山に行こうと思っていたわけです。


しかし、途中道路工事で信号待ちする場所が多く、妙に時間を食ってしまいました。鏡ヶ成に着いたのは、夜も明け始めた5時過ぎ。月の入りの予定時間は6時15分だったので、急がないと間に合いません。


日の出前の烏ヶ山
5:22 大急ぎで準備をして出発しました。すでに東の空は赤く染まり始めています。


落月
象山に向かって歩き始めて、すぐに月の方向が南に寄り過ぎていると悟りました。そういえば、月の入りの方角まで調べていませんでした。大失敗。この分だと象山山頂からは、とうてい烏ヶ山や大山と月をからめて撮るのは不可能。スタート直後に当初の目的の半分をあきらめつつ、山頂を目指します。モチベーションが半分ダウンしてしまったので、気持ちはいまいち盛り上がらないのはいうまでもありません。


日の出の時間は5:43です。月の入りと日の出との競争になってきました。なので、途中写真なんか撮っている余裕はなく、ひたすら上を目指しました。ルートは、鏡ヶ成スキー場のリフト下から象山と擬宝珠山との鞍部を経由する夏道です。


象山に登るのは初めてですが、鏡ヶ成スキー場からだと標高差はたかだか150mほど。積雪期とはいえ、ラッセル不要でつぼ足OKなので、30分ほどで登れるはずです。


山腹から落月
5:40 山腹で、月の明るさと空の明るさがいいぐらいの状態になったので、ひとまず落月の撮影をしておきます。ただし、急傾斜の雪面でバックパックを下ろすのが難しかったのと、当初の目的と違ってただの落月写真になってしまったので、一眼レフは出さずにコンデジで手抜きをしてそのまま上を目指します。コンデジでも、月が白飛びせずちゃんと模様まで写っていたので、まあ良しとしましょう。でも、やっぱり一眼レフでちゃんと撮っておくべきでした。反省。


朝焼けの稜線
6:15 太陽が顔を出して、稜線を赤く染めています。赤く色づいた雪の尾根がきれいだったので、今度はちゃんと一眼レフを出して撮影しておきました。バックパックを下ろしてカメラを取り出せる平坦な場所があったのも幸いしました。


朝焼けの烏ヶ山
鏡ヶ成からだと手前のピークに隠れて見えない烏ヶ山の本峰も、ここからだと顔をみることができます。




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6:06 やっと山頂に到着しました。ちょっとした雪庇がありますが、崩落するような危険なものではありません。前日に積雪があったらしく、硬い雪の上に10cmばかりさらさらの雪が積もっています。4月だというのに、まだここは冬山です。


山頂から
雪庇の上に登って烏ヶ山と大山東壁を撮影しました。日が昇ってからすでに30分以上たっているので、たいして赤くもなく、2つ目の目的も達成できず。何しに来たんだか・・・ こんなことなら前のりして車中泊しておくんだった・・・


鏡ヶ成
すっかりトーンダウンしたところに、強風がビュービュー吹きつけてきて、心も体もすっかり寒々。見下ろす鏡ヶ成には、人の気配はまったくありません。さびしくなったので、そそくさと下山にかかります。


下山途中の稜線
下山は新小屋峠方面に下って、ホテルの裏手に出るルートを歩くことにしました。雪庇のある稜線を慎重に進みます。


1050m付近から
途中の1050mぐらいのところからは、手前に木々のないすっきりとした展望が開けていました。今度来る機会があったら、ここから撮影することにしたいと思います。山頂は、立木がちょっと邪魔でした。


雲湧く烏ヶ山
撮影している間に、突然烏ヶ山の上空に雲が湧き始めました。最初は小さな雲だったのですが、見る間に成長してどんどん大きくなっていきます。山腹を駆け上がった空気が冷やされて頂上付近で雲になっているのでしょう。そのうち、空一面に雲が広がり、烏ヶ山はもちろん、大山頂上も雲の中。これから登ろうかというときになんでこうなるんでしょうか。


撮影を終えて、下山します。夏道どおりに行こうかと思っていましたが、1050m地点から南にまっすぐ下る尾根に踏み跡があったので、それをたどることにしました。夏道どおりに下るよりだいぶ近道になります。


下山尾根を振り返る
尾根を下っている途中から、振り返ってパチリ。


下山方向
進行方向の鏡ヶ成スキー場をパチリ。


7:14 駐車場着。わずか2時間にも満たない登山でした。最近の登山では最短記録です。というよりも、いままでの登山中最短ですね。ということで、なんだか意味のない早朝登山になってしまいました。


さて、このあとはどうするかです。予定では、キリン峠から槍尾根に上り、三の沢に下るルートを考えていましたが、あの風とガスでは楽しくなさそうです。目の前の烏ヶ山という手もありますが、こちらも山頂はガスの中。やっぱり楽しくなさそうです。


西のほうに目を向けると、蒜山方面は雲がかかっておらず、青空が広がっています。やっぱり、山陰と山陽というだけのことはあると実感。陽光あふれる山陽方面に移動することにしました。そういえば以前下蒜山で敗退してからまだリベンジしていません。鏡ヶ成でこれだけ雪があるのなら、下蒜山も途中から上はまだ雪がありそうです。それならばということで、下蒜山を目指したのでした。


gpslog_zouyama_jpg.jpg


■山行データ
<往路所要時間> 34分(撮影時間を含む)
駐車場5:22→山頂6:06

<復路所要時間> 58分(撮影時間を含む)
山頂6:16→駐車場7:14

<登山道情報>
雪はありましたが、クランポンなしで登れました。スノーシューも必要ないぐらいしまっています。もっとも、早朝だけでしょうから、昼間登るときはスノーシューがないと踏み抜きで大変だと思われます。GWごろまでは雪が残っているのではないかと思います。





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| 2012年4月 象山 | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬のドライレイヤーとしては不適:パタゴニア キャプリーン1

キャプリーン1
好日山荘でパタゴニア製品の特売をしていたので、キャプリーン1というアンダーウェアを買ってみました。


キャプリーン1裏面
背中の葛飾北斎が泣かせます。



基本的に好日山荘のセールではパタゴニアは対象外という特別待遇なので、僕としてはあまりこのブランドを買うという発想はない(シーシェパードの支援企業というのもひっかかる)のですが、たまたま少し安く売っていたし、いろんなところで見聞するキャプリーンなるアンダーウェアには多少なりとも興味がありました。価格も高いしユーザーも多いようなので、けっこういいのかもと思って買ってみたのですが、残念ながら期待に沿うものではありませんでした。





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パタゴニアの名誉のために言っておきますが、シーシェパードの支援企業だから貶めてやろうとか、製品そのものが使い物にならないと悪口をいうつもりはありません。僕の望む性能と製品コンセプトが適合しなかったということです。その性能とは、冬期におけるドライレイヤーとしてのアンダーウェアということです。つまり、かいた汗をすぐに吸収・発散することでドライ感を保つというものであってほしかったのですが、こういう用途には向いていないみたいです。


この製品のパタゴニアの宣伝文句は、「温暖な天候下でのアクティビティに最適」となっているので、そもそも製品コンセプトからして違うじゃんといわれそうですが、「涼しい天候下ではレイヤリング・アイテムとして着用可能」という文言に一縷の望みをかけたわけです。ただ、生地を触った時点で、これは速乾性は期待薄かもしれないという予感はありました。いわゆる目の細かい、すべすべした光沢感のある化学繊維。そう、CW-XやC3fitのようなストレッチ素材のタイツなどと同じようなタイプの生地です。あの手のやつは、夏に着るとクールでいいのですが、冬に汗をかいてしまうとなかなか乾かずに汗冷え感が長く続くので、寒い時期には着ないようにしています。しかし、パタゴニアだけに実はもっとすごいんじゃないかなんて期待してしまったのです。サイズもS(日本サイズでM)なのにまだ大きいのか、多少ルーズでフィット感が少ないというのも、吸汗速乾のアンダーウェアとしては不適です。


下山時にかいた汗でキャプリーン1が濡れた状態のまま、上着を脱いで温室のようになった車を運転すること40分、ずっと汗冷えによる寒さを感じていました。ぽかぽか陽気の中、エアコンもオフにしたままの日当たり抜群の車内で乾くのに40分もかかるなんて、本当に吸汗速乾なんでしょうか。もちろん、登山中や山上でそれなりに寒かったのはいうまでもありません。「速乾性もあるので濡れても体をドライで温かく保ちます」というコピーには疑問が残ります。真夏の暑いときは、逆に体熱を奪ってクールダウンしてくれそうなので、やっぱり夏用ということなんでしょう。


パタゴニアとしては、冬期にはキャプリーン3を着てほしいみたいですが、今回は夏には単独で使えて、冬には直接肌に着る吸汗速乾性アンダーウェアがほしかったので、キャプリーン1を買ってしまったというわけです。特売といっても4,800円もしたので、それならモンベルのジオラインかノースフェイスのDRYというアンダーウェアにしておいたほうがよかったなあ。失敗したあ~。


まあ、キャプリーン1には、夏にしっかり働いてもらいましょう。








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| ウェア類 | 17:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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冬期テント泊:3シーズン寝袋+夏用寝袋の寝心地は?

冬期テント泊での宿泊用に僕が選んだ寝袋は、これまで使っていた3シーズン用寝袋に夏用の寝袋を入れて使うという方法です。よく言えば合理的、悪く言えば貧乏くさいこの方法ですが、メリットもあればデメリットもあります。


メリットは、出費が抑えられること。実際、新たに購入した夏用寝袋イスカチロルは、セールの値引きのおかげでわずか10,600円でした。もともと使っていた寝袋は、東京にいたときにニッピンで買ったZOOMという寝袋で、価格がいくらだったのかはすでに記憶にありません。そこそこダウンの量は入っていて、-2度ぐらいまではなんとか寝られる程度の保温力があります。総重量が1.2kgもあり、重さだけでいうとイスカエア630Xよりも重いのですが、保温力はエア450Xと280Xの中間ぐらいの実力だと思われます。まあ、10年以上昔に買ったものですからしかたありません。フィルパワーもおそらく650ぐらいではないかという感じです。




それから、4シーズンを通して使えるシステム寝袋になることもメリットです。今までは、ZOOMを夏山で使うとちょっと暑いと思うことも多々あり、掛け布団のようにして使うこともありました。夏山であれば2500mぐらいの標高のテント場であっても、もっと薄手の寝袋で十分だと感じます。そのほうが重量も軽くなって助かります。というわけで、夏山にはイスカチロル、春や秋はいままでどおりZOOMだけでOK。そして冬は2つを組み合わせればいいといわけです。わずか1万円の出費で、4シーズン使える寝袋になるのですからとっても合理的。


しかし、冬山だけに限っていえば、重量と容量がかさむというデメリットがあります。たとえば最低使用温度-25度で厳冬期の3000m級の山岳縦走に使えるイスカエア810Xなら重量1.32kgですが、ZOOM+チロルでは1.85kgにもなってしまいます。チロルを買うときに別候補だったイスカエア180Xにしていたとしても、200g程度しか軽くならないので、ZOOMを使う以上は軽量化は期待できないというわけです。収納サイズにしても、イスカエア810Xは収納サイズ:φ21×37cmであるのに対し、ZOOMは圧縮しても直径18cmぐらいにしかならないので、チロルの直径13cmとあわせるとけっこうな容量になってしまいます。


ただし、イスカエア810Xは価格45,150円という出費が必要になるうえに、夏は暑すぎて使えないわけです。結局快適性を求めれば、夏、春秋、冬と3種類の寝袋が必要ということなのかもしれません。




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さて、先日の上高地でZOOM+チロルでテント泊をしてみたわけですが、最低使用温度は、-10度ぐらいが限界かなという感じです。ただ、あの時は1泊しかしていないため寒さ慣れしていない状況でしか試しておらず、寒さ慣れしてしまうともうすこしは大丈夫かもしれません。秋の北アルプスでのテント泊でもそうですが、冷え込んで氷点下にまで気温が下がった夜は、最初の日はやたら寒いのです。しかし、2日目以降は意外と寒くなくなります。高度順応ならぬ低温順応みたいに寒さには慣れるものです。なので、実際にどの程度まで使えるかというのは、2泊以上してみないとわかりません。とはいえ、せいぜい-15度まで使えるかどうかだと思われますし、どうがんばっても-20度は無理でしょう。


今回失敗したなと思うのは、星空撮影から帰ってきてそのまま寝てしまったことです。体が冷えた状態で寝てしまうと、なかなか体が温まりません。そのうえ、寒いからダウンジャケットをはじめから着て寝てしまったので、寝袋自体が温まりにくかった可能性があります。ダウンは、人間の発する熱を羽毛の間の空気層に蓄えて保温効果を発揮するわけですから、ダウンジャケットを着てしまうと寝袋にまで熱が届かなくなり、寝袋の保温効果が十分発揮されなかったのかもしれません。


使い勝手についてですが、2つの寝袋を重ねて使うということは、ジッパーなどの操作が2つ必要になるということなので、けっこう面倒くさいことになります。そのうえ、シュラフカバーのジッパーもあるわけですからなおさらです。


というわけで、この組み合わせは西日本の低山であれば厳冬期でも問題ないでしょうが、中部山岳エリアの厳冬期で使うのは無理との結論です。厳冬期に上高地に入ってテント泊をしようとすると、-20度以下もありえるので、そういう用途であればやはりそれなりの寝袋を買わないといけないですね。やはり厳冬期の中部山岳でのテント泊は甘くないです。


ただし、3シーズン寝袋と夏用寝袋を組み合わせるのがだめだということではありません。僕の場合、もともと持っていたZOOMがあまり高性能でないということが問題だったわけで、たとえばイスカエア450Xとエア130Xの組み合わせなら、総重量は0.84kg+0.3kg=1.14kgとなりかなり軽量化できますし、収納サイズも、φ16×32cm とφ10×18cmですから、まあ妥協できるレベルです。2つに分割されたほうがバックパックへの収まりがいいというケースもありますし。価格は32,025円+16,170円=48,195円なのでべらぼうに高いというわけでもありません。セールをうまく利用すれば、39,000円ぐらいで買えるでしょう。あとは、この組み合わせで何度までいけるかという問題だけです。少なくとも僕のZOOM+チロルの性能よりもいいでしょうから、-15度ぐらいまでは問題なく使えると考えられます。であれば、イスカエア630Xを購入するのと大差ないということになります。現在エア450Xクラスの寝袋を持っているという場合なら、そういう選択もありえるわけです。




ちなみに、今回はじめて使ったゴアテックスシュラフカバーですが、内部結露することなく快適でした。保温力があったのかどうかはわかりませんが、内部結露したテント内壁に接触しても寝袋を濡らすことなく使えたので、高いだけの価値はあったようです。




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| 寝袋・マット・枕 | 18:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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