FC2ブログ

ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

2010年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

到着!

新穂高温泉無料駐車場に着きました。駐車場はかなり余裕で空いています。一番奥に停められました。外は真っ暗で降るような星空です。感動的! 天気予報はうまく外れたのかも。明日も晴れたら最高なんですが。外気温は13度です。寒いです。とりあえず、寝ます。おやすみなさい。
スポンサーサイト



| ヤマネタ・ニュース | 23:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

富山着


20時に着いて、城南温泉で汗を流し、松屋で晩ご飯です。城南温泉は見た目も中身もただの銭湯ですが、お湯は確かに温泉です。お肌スベスベ!て男にはどうでもいいですね。さて、食事も終わったので新穂高に向けて出発します。

| ヤマネタ・ニュース | 21:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

北陸道杉津PA


ただいま休憩中です。夕日の展望台がありましたが、僅かに焼けただけでした。天気は下り坂らしいのですが、明日はなんとか持って欲しいです。

| ヤマネタ・ニュース | 17:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

黒部源流秋の山行


天気予報は雨なのに、快晴です。本日出発で、明日から6泊7日の予定で入山します。毎度の新穂高から双六経由で雲の平周辺で撮影しながらの山旅です。テント担いでがんばって来ます〓

| ヤマネタ・ニュース | 09:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

星景写真のためのその3 絞りとシャッター速度と感度

「星景写真のためのその2」はこちら。


 星景写真で星を点として止めて撮影したければ焦点距離30mm前後で15秒程度のシャッター速度であればおおむね止まります。一眼レフカメラが自動で設定できる最長のシャッター速度は、通常30秒です。なので、カメラ任せで撮影しても大丈夫といえば大丈夫なのですが、カメラ任せのプログラムモードや全自動モードではうまく撮れないこともあります。暗い夜空に対して自動モードで撮影しようとすると、カメラは暗すぎて写真にならないと判断するので、適正露出よりも明るく写そうとします。そのため写真が白っぽいオーバー露出の写真になったり、30秒以上のシャッター速度に設定されてしまったり、ストロボを焚こうとします。そういう場合は自分で露出を補正すればいいのですが、カメラ任せのモードでは露出補正ができない機種が多く、絞り優先モード(Avモード)やマニュアルモードでの撮影のほうが適しています。マニュアルモードで撮影するには、絞り、シャッター速度、感度(ISO)を自分で設定しなければなりません。特別難解な計算をすることはありませんが、最低限、絞りとシャッター速度と感度の関係を理解しておく必要があります。

 絞り、シャッター速度、感度(ISO)は三角関係にあります。3つのうちのひとつを固定し、残りの2つで調整をするという考え方です。感度(ISO)を固定し、絞りを決めてシャッター速度を変更していくというのが一般的です。もちろん、シャッター速度を決めて絞りを変更してもいいのですが、暗い星を写すためには絞りはできるだけ開いておいたほうがいいので、シャッター速度で調整するほうがいいでしょう。

 絞りやシャッター速度を調整するときに重要なのが、「段」です。絞り(F値)の1段とは、1.4倍(正確には√2倍)のことです。例えば、F2を1段暗くする場合は、F2×1.4=F2.8と計算します。この1.4倍をいちいちその場で計算していては面倒です。なので、覚えておけばいいわけです。F1.0を基準にすると、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16・・・となります。全部覚えられればいいのですが、一般的によく使われるF2.8 からF11まで覚えておけばまず大丈夫です。星景写真に限って言えば、F1.4 からF4ぐらいまでしか使わないでしょうから、その間だけ覚えておくというのでもいいでしょう。

 シャッター速度は、半分または倍の速度が1段です。1/50の1段速いのは1/100、1段遅いのは1/25です。シャッター速度が速くなれば暗くなり、遅くなれば明るくなります。例えば、1/50で撮影した写真が明るすぎた場合、シャッター速度を1段速くしてやれば暗くなります。つまり、1/100で撮影してみれば暗くなることが期待できるわけです。ところが、1/100で撮影してみると今度は暗すぎました。とすると、その中間の1/75で撮影してみるというぐあいに考えるわけです。

 ISOは数字が大きくなるほど感度がよくなりますから、倍になれば1段明るくなります。例えば、ISOを800から1600にすると単位時間あたりに取り込める光の量が倍になると考えます。

 余談ですが、おおむねF値が2.8以下のレンズを「明るい」レンズと言います。F値が小さいほど大きく絞りを開いた状態になり、一度にたくさんの光を取り込めるので「明るい」という意味になるわけです。明るいレンズの事を、「大口径」のレンズという言い方をしますが、物理的なレンズの直径のことではありませんのでご注意ください。 

 時々、明るいレンズで撮ると明るい写真が撮れると勘違いしている人がいますが、写真が明るいか暗いかはレンズの口径(開放F値)とは無関係です。適正露出よりシャッター速度が遅ければ明るくなりますし、速ければ暗くなります。また、薄暗い場所でストロボを使えば明るい写真が撮れると勘違いしている人もいますが、これも必ずしも正解ではありません。住宅の室内ぐらいの広さならストロボ光が満遍なく届くので明るい写真になりますが、屋外などで撮ると、近くのものにしか光が届きません。結果、背景は真っ暗で近く物や人物だけが明るいという写真になります。こういう場合はスローシンクロという方法で撮影すればいいのですが、この話は別の機会にすることにします。




 では、実践的に考えて見ましょう。これから星景写真を撮影しようと思います。撮影時の設定は以下の通りです。

ISO800
F値2.8
シャッター速度 15秒

ISO800/F2.8/15秒
 写真を見ると、星空はそれなりに写っていますが、なんだか暗すぎて地上の風景が真っ暗です。もう少し地上の様子がわかるようにしたいと思います。シャッター速度を変更して写真を明るくしてください。さて、どうしますか?

 正解は、「シャッター速度を30秒(+1段)にして撮影してみる」です。シャッター速度で写真を明るくするためには、長い時間光が取り込めるようにしなければなりません。つまり、シャッター速度を遅くする必要があります。だったら40秒でもいいじゃないかといわないでください。何事も段階を踏んで調整します。こういう場合、まずは1段変更してみる。それでもだめなら2段、という風にしていけばいいのです。それに、30秒以上になると星が流れてしまいます。経験をつめば自分のイメージ通りにするには何段変更すればいいかがわかるようになりますが、はじめのうちは順番にやってみるのが一番です。Avモードなら露出補正を+1にする、マニュアルモードならシャッター速度を30秒に設定します。
ISO800/F2.8/30秒


 ところで、先に覚えておくといいと言っていたF値の中にF3.5なんてないじゃないかと思うかもしれませんが、F3.5というのはF2.8の半段明るい値になります。つまりF2.8とF4の真ん中です。だから、F値を1段明るくしようとすると、F4とF5.6の間のF4.5にすることになりますが、中間の値までいちいち覚えてられません。こういう場合は、F値を変更するダイヤルの回数で数えればいいです。カメラの設定が1/2段刻みなら2回、1/3段刻みなら3回まわしたら1段分ということです。どちらの設定になっているかは、F4からF5.6など覚えているF値の1段分を変更するのに何回回せばいいのかを確認すればすぐわかります。たいていのカメラはカスタム機能で1/2段刻みか1/3段刻みかを変更できるようになっています。


 次に応用問題です。条件は次の通りです。

ISO1600
F値4.0
シャッター速度 30秒

ISO1600/F4/30秒
 写真の明るさはいいのですが、F値を2.8に変更して撮影しようと思います。シャッター速度はいくつにすればいいでしょうか。なお、この写真はうっかりISO1600/F4/15秒で撮影してしまったので、RAWファイルで露出を1段明るくして現像しています。若干下の写真と明るさが違いますが、細かいことはいいっこなしということで。RAWで撮影しておくと、露出を+-2の範囲であとから変更可能ですし、ホワイトバランスやピクチャースタイルなどいろいろとPCで変更可能なので、jpeg派の人もこれを機会にRAW撮影をオススメします。

 問題の答えは、15秒です。F値が1段明るくなったわけですから、取り込める光の量が増えました。シャッター速度がそのままでは写真が明るくなりすぎます。そこで、シャッター速度を1段速くして取り込む光の量を半分にしてやれば、取り込める光の量の総量は最初の設定時と同じです。今回は「写真の明るさはいい」のですから、明るくしたり暗くしたりする必要がないわけです。つまり、取り込む光の総量を変えないようにしなければいけません。絞りが1段明るくなったら、シャッター速度は1段暗くすればいいわけです。写真の明るさが問題ないのになんでF値を変更する必要があるのかと思ったあなた。物事は多角的に考えましょう。F値は被写界深度と密接な関係があります。いわゆるボケのコントロールをしたい場合にF値を変えるのです。それに、シャッター速度は星の流れ方を左右します。時間が短いほど星が点として写るわけです。30秒だと拡大してみると多少流れているのがわかりますから、大きく引き伸ばして印刷するような場合は、シャッター速度が速いほうが点像としては綺麗に見えます。
ISO1600/F2.8/15秒


 最後に難問です。星を流して線のようにした写真を撮りたいと思います。当然、シャッター速度を数分間にしなければなりません。そこで次のように設定を変えます。

ISO1600を200に変更
F値2.8を4.0に変更
シャッター速度 30秒を???に変更

ISO1600/F2.8/30秒
 シャッター速度を求めてください。

 正解は、480秒です。ISOが3段低くなり、F値が1段低くなりますので、合計-4段分です。光の取り込み量が4段分減るわけですから、シャッター速度で4段分明るくしなければなりません。つまり、4段分シャッター速度を遅くすればいいわけです。30→60→120→240→480秒ということになります。
ISO200/F4/480秒
 この写真は、ほかの事をしている間にシャッター速度が480秒を90秒ほどオーバーしてしまったので、RAW現像時に少しアンダーに仕上げてます。

 以上のように、絞りとシャッター速度の関係が変わることによって、写真の明るさを変えることもできるし同じにすることもできるわけです。F値もシャッター速度も変えたくないという場合は、ISOを変更してやれば写真の明るさが変わります。暗くしたければISOを低くし、明るくしたければ高くすればいいわけです。ここに掲載している写真はすべて暗めの露出ですが、明るい暗いは人それぞれの好みなので、自分の好みの設定を見つけてください。

 星景写真の場合は、経験があれば状況にあわせてある程度感が働きますが、とりあえず一度撮影してみて、その結果から設定を絞り込んでいくという方法が一番わかりやすいと思うので、絞りとシャッター速度と感度の関係を理解しておく必要があるのです。

 3回目で終わらせるつもりでしたが、長くなってしまったので次回以降に続く、ということにします・・・

星景写真のためのその4に続く


ランキングアップにポチッとご協力お願いします。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

| 撮影用具 | 00:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |