ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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四国の山は雪不足: 剣山~次郎笈 その2

2013年2月3日 剣山(標高1954.7m)・次郎笈(標高1929m) 日帰り山行


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剣山と次郎笈の鞍部へ下りてきました。大きな岩が稜線にある場所です。おそらく1791mのピークだと思われます。岩の上へ向かうトレースと岩の下をまくトレースの両方がありました。最初は上へ向かうトレースをたどったのですが、夏道らしいルートが岩の下を巻いてたので、途中からそちらへ移りました。しかし、岩を巻いた後で稜線に戻る手前がけっこう急な斜面のトラバースになっており、ちょっとてこずりました。冬期は素直にピークを越えたほうが楽チンです。


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鞍部を過ぎると、いよいよ狭い急斜面の稜線歩きになります。とはいえ、それほど切り立ったような状態ではなく、雪庇も特に危険なほど発達していなかったので、あまり緊張するような尾根ではありません。


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9:50 次郎笈から三嶺への巻き道分岐点です。途中、写真を撮ったりしていたのでいがいと時間がかかっていました。普通に歩けば、剣山頂から30分程度だと思われます。



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雪は硬く締まっており、めったに踏み抜くことはありませんでした。


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ところどころ融けた雪が凍り付いた状態の場所がありましたが、クランポンをつけていれば特に困ることもありません。とは言うものの、クランポンも絶対ではないので氷の上を歩くときは、爪がしっかりと刺さるように足全体を押し付けるようにして慎重に通過しました。ところで、このあたりで記録用のコンデジFT1が書き込みエラーになってフリーズしてしまったので、ここから先はEOS6Dで撮影することにしました。


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10:27 やっと尾根を登りきってピークに出ました。三角点らしき標石があったので、ここが次郎笈山頂かと思いきや、どうやらもうひとつ先のピークのようです。


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10:32 次郎笈の山頂に着きました。すっかりいい天気になっており、剣山で吹いていた寒い北風は、ここでは弱くなっています。なので、あわてて下山しなくてもよさそうです。


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三脚を持ってきていなかったので、地面の上に平らな石を置いて、その上にEOS6Dを置いて記念撮影です。コンデジと違って赤外線リモコンが使えるので、タイマーをセットしてあわてて走らなくても済み楽チンでした。今後はコンデジは悪天時の予備にして、山行記録も一眼レフで撮影したほうが楽かもしれません。


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三嶺の向こうにいくつかの頂が見えていますが、方向からして石鎚山系の峰々だと思われます。


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拡大してみてみると、三嶺の右手にややかぶり気味なのが瓶ヶ森。


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三嶺の左側2つ目のひときわ高いのが石鎚山のようです。


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10:50 次郎笈山頂でしばし待ったりしたあと、来た道を戻ります。再び長い尾根歩きです。


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下山途中で、魚眼レンズで撮影してみました。地平線が丸くなって、ものすごく高いところから見下ろしているみたいに写るので面白いレンズです。



ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:29 剣山に戻ってきました。途中撮影などしなかったので、40分で着きました。


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風はだいぶ弱くなっていましたが、さすがに吹きさらしの木道のベンチで昼食にする気にはなれず、山小屋の脇の日当たりのいい場所で昼食にしました。久しぶりにお湯を沸かしてラーメンを作りました。やっぱり、寒いときはアツアツのラーメンが最高です。


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食事のあと、頂上ヒュッテの公衆トイレに行ってみると、鍵はかかっておらず利用可能でした。


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あまり使われていないようで、内部もきれいな状態です。


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13:23 下山開始です。


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13:52 西島駅です。下りはひたすら下るだけなので、あっという間でした。


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14:30 駐車場に戻ってきました。車は数台あっただけでした。山ですれ違ったのも、一人と2組だけだったので、そんなものでしょう。冬山としてはかなり登りやすい山ですが、アプローチの国道がけっこう大変なので、登山者は少ないのかもしれません。


 ■山行データ
<往路所要時間> 4時間4分(休憩時間を含む)
駐車場6:28→西島駅7:16→刀掛の松7:44→剣山山頂8:19→次郎笈山頂10:32

<復路所要時間> 3時間40分(昼食時間54分を含む)
次郎笈山頂10:50→剣山山頂12:29/13:23→西島駅13:52→駐車場14:30

<登山道情報>
雪は少なめですが、剣山山頂までの登山道にはそれなりに積もっています。割と硬くて締まった雪で、ところどころ凍結していたので、ワカンよりもクランポンのほうが歩きやすいと思います。次郎笈への尾根も同様です。
トイレは、西島駅、山頂ヒュッテの公衆トイレとも使用可能です。



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| 2013年2月 剣山 | 17:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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四国の山は雪不足: 剣山~次郎笈 その1

2013年2月3日 剣山(標高1954.7m)・次郎笈(標高1929m) 日帰り山行


2月2日の16時30分に香川県の現場に行ってくれという電話がかかってきたのは、同日の12時2分のことでした。13時に岡山市内で1件予定があったので、出られるとしても14時です。時間的には余裕ですが、夕方から伯耆大山に行くつもりだったのがだめになりました。どうせ四国へ渡るのなら1年ぶりの剣山に予定を変更することにして、あわてて準備をして出かけました。近々、前回行けなかった次郎笈へリベンジしようと考えていたところだったので、ちょうどいいタイミングでした。


17時過ぎに仕事を終え、さてどうしたものか。ひとまずひと風呂浴びてから、剣山へ向かいたいところです。国道193号線の途中、塩江にある行基の湯に立ち寄った後、美馬市を経由してつるぎ町へ向かうことにしました。最短ルートの県道30号線を南下していくと、山の中に少し入ったあたりで通行止めの看板が! 3月25日まで法面工事で通行止めとのこと。もっと手前にだしてくれよ~(T_T) とがっくりするやら腹立つやら。


仕方がないのでUターンし、県道13号で国道193号へ出て、そのまま国道を南下して行基の湯へ。ここの温泉はそれほど大きくないのですが、空いていたし、古民家風のお風呂のつくりもなかなかいい感じでした。入浴料430円はリーズナブルです。


美馬市に入ったところでスーパーマルナカを発見。ダイソーやツタヤなども入った大きなショッピングモールでした。今日の夕食と明日の朝/昼食を調達しに寄ろうとしたところ、道路際に牛丼のすき家の看板を発見。夕食は牛丼で済ませました。美馬市はこじんまりした町ですが、必要な施設が中心部に固まってあるので、案外便利ないい町でした。


その日は、つるぎ町貞光にある道の駅ゆうゆう館で車中泊をすることにしました。見ノ越の駐車場まで行ったほうが翌朝便利なのはわかっていたのですが、冬期は公衆トイレが閉鎖されていて、簡易設置式のトイレしかないのでやめにしました。朝、コンタクトを入れるのに水が必要ですし、昨年剣山を訪れたときに簡易設置式トイレがけっこうひどい状態だったのを思い出したからです。


3時に起床し、4時過ぎに出発。見ノ越に着いたのは5時30分ごろでした。5時着を目指していたのですが、貞光から30kmもある山岳道路で、しかも凍結箇所もありということで、1時間では無理でした。


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6:04 まだ暗い中出発です。


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昨年は雪に埋もれていた神社の石段は、まったく雪がありません。


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剣神社境内の通路はきれいに除雪されていましたが、登山道入口からはしっかり雪が積もっています。


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リフト下のトンネルをくぐるところまではつぼ足で登りましたが、この先は傾斜も急になるし凍結しているとまずいのでクランポンを装着しました。ついでに暑かったのでフリースを脱ぎました。気温は-2度。厚手のインナーに、登山用シャツ、ソフトシェルジャケットという3レイヤーで先に進みます。


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登山道は、時々踏み抜くことがある程度で、ほとんどは締まった雪の状態でした。


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大きな岩の横を過ぎると、剣山山頂が見えました。昨年同様、今日も天気はよさそうです。


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日の出時間が近づいていたので、リフトの西島駅で休憩するのをやめて先に進みます。



ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。




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途中、ガスが斜面を這い登ってくるのが見えました。ガスに巻かれるのは勘弁してほしいなあと思いながら、先を急ぎます。


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昨年同様、左の刀掛の松を経由するルートに進みます。


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鹿対策のゲートを2つ越えます。


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視界が開けてくると、さっき見えたガスが雲海になっており、剣山の影が雲海に伸びていました。


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すっかり日が昇ってしまい、山頂からの夜明けを見ることはできませんでしたが、巨大な津波のような雲海が、北の瀬戸内海方面から押し寄せてくるのを眼下に見ることができました。


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山にぶつかった雲海は、大きく波打つようにうごめいています。


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ダイナミックな雲の動きは、見ていて飽きません。


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7:44 刀掛の松に着きました。出発してから1時間40分になるというのに、今日はなぜか元気です。さくさく登ってもばてません。なので、休憩無しでそのまま進みます。


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日の光を浴びて温まったせいか、押し寄せていた雲海は消え始めました。


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三嶺が見えます。


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山頂まであと少しです。


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8:19 山頂に着きました。日当たりがいいためか、雪があまりなくて、まるで残雪期のようです。ただ、山頂付近は風が強くて寒かったので、ハードシェルジャケットをソフトシェルジャケットの上から着用しました。


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一の森方面です。太陽が中途半端に入ってしまいました。遠くのほうは霧が出ているのか、真っ白な海のような状態でした。


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ピークらしくない剣山のピーク(右奥の丘のようなところ)の左手に、次郎笈が見えています。今日の目標はあの頂です。


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剣山のピークから、三嶺へと続く稜線がよく見えます。いづれあの稜線も歩いてみたいものです。


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8:40 剣山山頂から次郎笈へ向けて尾根を下ります。剣山側は幅の広い尾根ですが、鞍部から先の次郎笈の尾根は、ここから見てもなかなかタイトな尾根のようです。


つづく。


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| 2013年2月 剣山 | 11:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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