ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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のんびり静かな平日登山: 那岐山

2013年1月28日 岡山県奈義町 那岐山(標高1255m)日帰り山行



朝一番に県北の勝央町で仕事があり、その後予定がなかったことをいいことに、近くの那岐山に登りにいきました。


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当初は、那岐山の西隣にある滝山を予定していました。滝山登山口は自衛隊演習地の中を通っていかなければいけないのですが、その入口まで行くとゲートが閉鎖されていて、「射撃中立入禁止」の看板が! 窓を開けると、「タタタタタタッ」「ド~ンッ」「ドドドドドドドドッ」と、かなりマジな射撃演習の音が響いてきます。ゲート前に車を止めるとすぐに、ゲート奥から覆面に迷彩服の自衛隊員が走り出てきました。射撃演習中なので通行できませんとのことで、仕方がないので那岐山に向かうことにしました。


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9:58 轍のまったくない、登山口の駐車場に着きました。さすがに月曜日の朝は、誰も来ていません。


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積雪は、およそ5cm程度でした。


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10:28 準備を終えて出発です。準備中に軽トラが一台林道を登っていきましたが、それ以外は1台の車も来ていません。


蛇淵の滝入口前に軽トラが駐車されていて、男性がひとり準備をしていました。てっきり、森林組合などの林業関係の人だと思っていたので、こんな雪の中を大変だなあと思いながら挨拶だけして先に進みました。まっさらな新雪の道をこの先ずっと歩けると思うと、妙にウキウキしていました。


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林道脇の登山口に着きました。足跡ひとつない雪の道に、足を踏み入れます。


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AコースとBコースの分岐で、どちらに行くかちょっと迷いました。Bコースはまだ歩いたことがないので、Bコースに進むのもありかなと思いましたが、新雪でトレースがないことと、谷筋の道ということで、今回もおとなしくいつものCコースで行くことにしました。


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11:08 再び林道との合流点に来ました。しかし、ここで先行者の足跡が登山道についているのを見つけてしまったのです。先行者は登山道ではなく林道を歩いてきて、いつの間にか追い越されていたというわけです。それにしても、蛇淵の滝から先は誰のトレースもなかったのにいったい誰が? 考えるまでもなく、軽トラに乗ってきた男性以外にありえません。てっきり林業関係者だと思っていたのですが、実は登山者だったというわけです。頂上まで真っ白な新雪の道を歩けると思っていただけに、一気に気持ちはトーンダウンです。


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しぶしぶ先行者のトレースをたどっていくと、出発時には見えていた青空も雲に覆われてしまい、那岐山山頂付近はガスの中になっているのが見えました。ますます気持ちはゲンナリです。


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湧き水のある場所には、ツララがたくさんできていました。


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12:19 大神岩です。前回(2011年1月)は1時間半ぐらいで登ってこれたのに、今回は1時間50分もかかりました。やっぱり気持ちが乗らないと歩みも遅いということでしょうか。それとも、2年の間にめっきり体力が衰えてしまったのか・・・ ただ、2年前は出発が遅くてあせっていたので、たぶんハイペースだったんだろうと思います。


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大神岩はすっかり雪をかぶっておいしそうなお餅のようになっていました。


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その上に登ってみると、麓の様子が良く見えました。ずっと粉雪が舞っているような天気ですが、視界はそれなりにいいみたいです。少し休憩をとってから、山頂を目指しました。


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ゆるやかなピークを越えると、那岐山山頂が見えてきました。とりあえず、ガスの中にはなっていないようなのでほっとしました。


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ピークから先は、つぼ足だとふくらはぎぐらいまで潜るようになってきたので、さすがにこれ以上はつらいと判断しスノーシューを装着しました。考えてみれば、今季初のスノーシューです。


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傾斜が急になってきたころに、「山頂まで500m」の道標が。ここを過ぎると、すぐに森がなくなって見晴らしが良くなります。この先で、下山する先行者とすれ違いましたが、その後は誰とも会いませんでした。


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左手に滝山への縦走路が見えていました。本当だったら誰もいない滝山へ登っていたはずなのにと思うと、ちょっと残念ですが、滝山はもともと人が多くないはずなので、次の機会にでも行ってみたいと思います。


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13:49 ようやく山頂に出ました。といっても、こちらは那岐山の西のピーク。那岐山山頂はとなりのピークです。トイレに行きたくなったので、目の前の小屋にあるトイレが使えるかどうか確認してみることにしました。


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正面の開けっ放しになっているドアのある所がトイレです。小便器は雪がたまって使えなさそうだったので、開け放しのドアの中の個室を覗いてみると、こちらは問題なさそうです。無事用を足すことができました。



ここで一息。ポチッと押して休憩したら続きをどうぞ。





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トイレから出てみると、いきなり真っ白な状態になっていました。視界は50mほど。風もかなりきついのが吹き付けてきます。こんな状態で山頂まで行ってもしょうがないと、一気にモチベーションダウンです。お腹がすいているせいもあったのでしょう。さっさと下ることにして、来た道をたどり始めました。


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すると、突然ガスがさーっと晴れて、那岐山山頂が姿を現しました。目の前にピークが見えると、気持ちも変わります。避難小屋もあることだし、今のうちにピークを踏んで、避難小屋でお昼にすることにして、山頂を目指しました。


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稜線の木の枝には、さすがにエビの尻尾がびっしりです。


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14:18 とりあえず登頂を記念して、ダーッ!


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あまり天気はよくないですが、雲間からときおり日差しが差し込んだりして、意外ときれいな風景が見られました。


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滝山方面です。


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鳥取県側は霧氷がたっぷり。


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避難小屋の中の温度計は、-5.5度をさしていました。いつもショルダーベルトにぶら下げているホイッスルについている温度計は+4度だったので、体の回りにつけていると体温の影響をけっこう受けるようです。ちゃんとした気温を測定するためには、装着場所を考える必要がありそうです。


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避難小屋内部は、きれいに掃除されていました。暖炉はもう使用されていないみたいです。煙突がブルーシートでふさがれていました。


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床の上も掃除されていて、こぎれいな感じです。


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食事を終えて外に出ると、わずかながら青空が見えていました。


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鳥取県側から岡山県側へ、雲が猛烈な速度で流れ飛んで行きます。


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14:51 下山開始です。


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途中、白い子象がいました。


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大神岩まで戻ってくると、日差しも戻ってきました。


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15:52 さくさく下って林道との合流点です。スノーシューをはいたままなので、雪の下に岩がごろごろしている登りのルートをやめて、右の林道で戻ることにしました。


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植林の中の薄暗い林道を延々と歩きます。


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16:12 登山道入口まで戻ってきました。


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途中、蛇淵の滝が凍結していないかと思って観にいきましたが、普通に流れていてがっかり。


16:30 駐車場に戻ってきました。

 ■山行データ
<往路所要時間> 3時間50分(休憩時間を含む)
駐車場10:28→大神岩12:19→西のピーク13:49→那岐山山頂14:18

<復路所要時間> 2時間8分(昼食・寄道時間を含む)
那岐山山頂14:22→西のピーク14:51→大神岩15:15→林道出合15:52→駐車場16:30

<登山道情報>
往復ともCコースを使いました。降雪直後だったようなので、雪はそれなりにありました。つぼ足だと、下のほうでくるぶし程度、山頂近くではふくらはぎぐらいまで潜る程度です。凍結していなければクランポンなしでも行けるかもしれませんが、使わなくても持参しましょう。ワカン・スノーシューもあったほうがいいでしょう。


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| 2013年1月 那岐山 | 18:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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