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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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テント場通信簿: 白馬岳頂上宿舎キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し
、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


白馬岳頂上宿舎キャンプ場
清潔度:5
快適度:4
施設充実度:3
ロケーション:4
総合評価:4


白馬岳頂上宿舎キャンプ場は白馬岳頂上宿舎の裏にあり、標高2700mという高地にあります。白馬岳頂上から30分という至近距離にあるキャンプ場です。


IMG_0954b.jpg
テント場は、谷間のような場所にあり、緩やかな傾斜があるものの比較的フラットです。しかし、岩ゴロの地面なのでどこにでもテントを張れるというわけではなく、整地されている場所を選んで幕営するという状況です。そのため、たとえ繁忙期でも白馬大池のようにテント同士がくっつきあうほど混雑した状態にならないのがメリットでもあります。ペグはあまり効かないので、ガイラインを石に巻いてテントを固定する方法が有効です。


谷間のような地形ですが風はかなり強く吹くので、中途半端な固定だと吹き飛ばされる可能性があります。ガイラインを石に巻いて固定する場合は、ガイラインを巻いた石に他の石を数個載せて固定するぐらい用心しておいた方がいいでしょう。


IMG_0961.jpg
谷間のような場所なので雨が降ると水が集まってくるらしく、幕営場所によってはテントの下が水たまりになるため、幕営場所の地面に水たまりの跡や水が流れた後がないかを確認しておく必要があります。不幸にも水が溜まりそうな場所に幕営せざるを得ない場合は、排水溝を掘っておくなどの雨対策をしておいたほうが無難です。


白馬村営山小屋のHPには、キャンプ場のキャパが書かれていないので不明ですが、ざっとみたところ50張ぐらいという感じです。キャパ100張と紹介しているブログもあるようですが、さすがにそこまでの数は無理だろうと思われます。幕営料は1000円となっています(2018年現在)。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




IMG_0958_2018082818021874f.jpg
テント受付は頂上宿舎の外来レストランで行っています。写真の左下が外来レストラン棟です。レストラン入口前には長椅子とテーブルのセットがいくつかありますが、キャンプ場にはありません。食事をベンチとテーブルでとりたいという場合は、ここまで来る必要があります。また、早く着いて暑かったり寒かったりでテントにいられないという場合は、外来レストランで飲み物を買って中でゆっくりすることもできます。軽食などもあるので、暑さ寒さから逃げ込むには最適な場所です。


IMG_0956_20181008210354431.jpg
水場はトイレの前にホースを引っ張ってきた水場が設置されていて、無料で利用できます。トイレの前なので手洗を兼ねていて、最初は飲んでもいいのか戸惑いますが、テント受付で聞いたところ、飲用可ということでした。水場の蛇口は一つなので、朝夕の混雑時はけっこう待ち時間が発生します。トイレ利用後の手洗利用者もいるので、なおさらです。テントを張ったらすぐに水を汲んでおくのをお勧めします。これ以外にも、頂上宿舎前の雪渓下部に水場があるので、気分的にトイレ前の水はどうも嫌だという人は、そちらから汲んでくるという手もあります。


IMG_0953_201810082108592ab.jpg
外トイレは、キャンプ場上部にある横長の建物です。男女別になっています。手洗いは、前述のとおり飲用の水場を兼ねたものが、トイレ前にあります。


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トイレの建物がビミョーにキャンプ場側に傾いているので、中に入ると妙な感じがします。女性用の構造はわかりませんが、男性用は右手が小便、左手が個室になっています。小便器はなく、昔よくあった壁に向かって用を足すタイプです。個室の方は和式で、ペーパーは備え付けがあったと思います。小便の場所がちょっと汚れていたので、それなりに臭いがあり、見た目に清潔感があるとはいえませんが、個室の方はきれいでした。


白馬頂上宿舎キャンプ場は、谷間地形であるためキャンプ場から直接展望があるわけではありませんが、2~3分で稜線にでられるし、白馬岳山頂まで30分程度と至近距離にあるので、ロケーション的には恵まれています。杓子岳や白馬鑓ヶ岳までも1~2時間だし、清水岳や雪倉岳へも日帰り可能な距離なので、白馬岳主体に撮影するのに適した場所です。

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| テント場通信簿 | 21:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 白馬大池キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


●白馬大池キャンプ場
清潔度:5
快適度:5
施設充実度:4
ロケーション:4
総合評価:4.5


白馬大池キャンプ場は、白馬岳の北、白馬乗鞍岳の南にある白馬大池畔の標高2400mにあるキャンプ場です。白馬乗鞍岳まで約30分、白馬岳まで約4時間の距離にあります。


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テント場は、小屋の前に広がっていて、学校の運動場のように広くフラットに整地されています。土の地面なので、ペグもよく効いてテントを張る作業も楽でした。逆に大きな石はほとんどないので、ペグを使のが前提と思っておいた方がいいです。広々とした鞍部にあり、もともと傾斜のほとんどない場所をきれいに整地したのだと思われ、標高2400mの高地にあるキャンプ場としてはトップクラスの平坦さだと思います。ただし、それでもビミョーに傾斜はあるみたいで、小蓮華山方向から小屋方向にわずかに傾斜しているらしく、小屋に一番近いあたりは少し水たまりができていました。


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キャパは公式には30張となっているようですが、お盆休みの混雑時期は、ぎちぎちに詰めて50張以上は張られていました。しかも、最終的には本来はテント場ではないところにまで張っていたので、ざっと数えただけでも80張ぐらいありました。この写真は午後1時の撮影で、1枚目の写真は午後3時30分頃の撮影です。わずか2時間強で立錐の余地もないほどテントが張られているのがわかります。お盆休みなどの混雑時期にいい場所をキープしたければ、午前中必着です。幕営料は1000円となっています(2018年現在)。



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基本的に日陰のない運動場のようなキャンプ場なので、真夏の炎天下はかなり厳しい状況ですが、テント受付を兼ねた売店が小屋の内部にあり、長椅子とテーブルが4セットほどある広い部屋になっています。なので、蒸し風呂のようなテントにいられないという場合は、売店でジュースを買って屋内のベンチでゆっくりと飲むことができます。軽食などもあるので、日差しから逃げ込むには最適な場所です。


屋外にも、長椅子とテーブルのセットが2セットと、もともとなんなのかよくわからない赤いトタン板で覆った低いベンチのようなものが5カ所ほどあって、ベンチがわりに使用することができます。


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水場はキャンプ場の隅に黄色いタンクが設置されていて、無料で利用できます。タンクからすぐそばの流し台に接続されていますが、蛇口は3つしかないので、朝夕の混雑時は少し待ち時間が発生します。とはいえ、遠くまで水を汲みに行かなくて済むので、水に関しては便利なキャンプ場です。


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外トイレは、小屋に向かって右手奥にあります。入り口前に大きな黒色の水タンクがあり、手洗いもできます。トイレは男女共用です。


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トイレに入るとすぐ右手に男子小便器が2つあります。一応間仕切り壁が入口との間に設置されていて男性が用を足しているすぐ後ろを通るという感覚ではないので、多少なりとも気まずい感じは緩和されます。個室は4つあり、男女の区別はされていなかったと思います。簡易水洗の洋式便器になっていて、とっても清潔なトイレでした。


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白馬大池キャンプ場は、すぐそばに白馬大池があり、乗鞍岳や小蓮華山方面に少し登れば、青い水をたたえた美しい池を抱く山岳風景が美しい場所です。


IMG_0905_20180825200042fc9.jpg
それだけでも十分フォトジェニックですが、小屋の周囲にはお花畑が広がり、遠くまで足を延ばさなくてもそれなりに被写体には恵まれています。


白馬岳や雪倉岳などにも日帰りが可能な距離なので、ここをベースにして2日ほどのんびりと撮影に時間を費やすというのも悪くないと思います。


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| テント場通信簿 | 15:39 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 五竜山荘キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要

五竜山荘キャンプ場
清潔度:5
快適度:5
施設充実度:4
ロケーション:3
総合評価:4.25


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五竜山荘キャンプ場は、五竜岳の北、標高2490mの稜線にあるキャンプ場です。


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五竜岳山頂まで約1時間の距離にあります。


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テント場は、小屋の前から稜線の西側斜面に広がっていて、大きく3段に分かれています。稜線上にある一段目がもっともフラットで快適です。僕は3段目に幕営しましたが、多少傾斜はあるものの、寝苦しいと感じるほどではなく、おおむね快適でした。キャパは公式には25張となっているようですが、写真に写っているテントを数えると、軽く50張はあります。幕営料は1000円となっています(2017年現在)。地面は土なので、アルミペグが楽に刺さり、テントの設営が楽でした。



混雑時には慇懃無礼なスタッフがテントを張る場所や張り方までいちいち指図してくれるので、ありがたいご指導に従って無駄なスペースが出ないように張ると50張ぐらいのキャパはあるようです。なので、連休などの混雑時は、むやみに好きな場所に張ってしまうと、移動させられる羽目になります。端っこまたは段差のある場所から間を開けずに張れば文句も言われないわけですが、そうするとほかに平坦でいい場所があるのに、石ころだらけで傾斜のきつい場所に張らされることにもなりかねず、場所選びはよく考えてする必要があります。



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外トイレは、小屋の入り口に向かって左側をずっと奥へ入ったところにあります。入り口前に大きな黄色の水タンクがあり、手洗いもできます。トイレは男女共用です。


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トイレに入ると左手に個室、右手に男子小便器があります。女性が使用する場合、男性が用を足している後ろを通って個室に入るので、双方なんとなく気まずい感じは否めません。個室の順番待ちは、この気まずさを嫌ってか、入り口外側で並んで待っていました。


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個室は、3つありましたが、中を確認したのは1つだけなので、3つすべてが使えるのかどうかは不明です。形式はたぶんすべて和式だと思われます。ペーパーは備え付けられていました。


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水は、小屋の玄関右側に設置された黒い水タンクから汲みます。1リットル100円で、蛇口の横に設置してあるボックスに投入し、セルフで水を汲みます。この水は天水なのか、沢水なのかよくわかりません。なので、僕は一度煮沸してから利用しました。


五竜山荘キャンプ場は、目前に五竜岳が望めますが、ここから見る五竜岳はあまりフォトジェニックではありません。反対方向の唐松岳については、僕が幕営したときはガスがかかって唐松岳方面を見ることはできませんでしたが、五竜岳へ登るか、白岳まで行く必要があると思われます。白岳からどういう風景がみえるのかわかりませんが、ネットに上がっている写真をみると、唐松岳の手前に大黒岳があってちょっと邪魔な感じです。その点では標高の高い五竜岳から見た方がいい感じですが、1時間近い登りがあるので少々大変です。


ここをベースキャンプにして行動しようとしても、南の五竜岳の先は八峰キレット、北の唐松岳の先は不帰キレットがあり、唐松岳と五竜岳の2座以外に行く場所はありません。そういう点で、ロケーション的にあまりいい場所とはいえなさそうです。


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| テント場通信簿 | 14:11 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 横尾キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要

横尾キャンプ場
清潔度:5
快適度:5
施設充実度:3
ロケーション:3
総合評価:4.0


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横尾キャンプ場は、上高地から梓川沿いに北東へ3時間ほど歩いたところにあるキャンプ場です。


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横尾山荘のすぐそばにあって、横尾橋の下の河原エリアと、


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冬期避難小屋前のエリアの2か所に分かれています。どちらのエリアも小屋まで1分程度の距離にあり、高低差もほぼないので、小屋の売店を利用するのに便利です。僕が幕営したのはGWの時期で、まだ雪がたくさん残っていたため地面の状況は不明ですが、おおむね平坦な場所のようです。



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キャパは約100張ということで、徳澤や小梨平ほどではないにしても、そこそこの広さがあります。幕営料は700円となっています(2017年現在)。


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冬期避難小屋と横尾山荘の間に、まだ新しい公衆トイレが2棟あります。写真手前が避難小屋横のトイレ棟、その左奥の建物が山荘横のトイレ棟で、一番奥は横尾山荘です。


水場は、両方のトイレ棟前に設置されていますが、流し台付は避難小屋横のトイレ棟のほうだけです。山荘横のトイレ棟前には流し台はありませんが、蛇口は3つぐらいついています。


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どちらのトイレも男女別できれいでしたが、記憶が間違っていなければ避難小屋横のトイレ棟の個室は和式になっていて、山荘横のトイレ棟は洋式になっています。もしかしたら逆だったかもしれません。


山荘の横にベンチがたくさんありますが、キャンプサイト内にはベンチやテーブルは見当たりませんでした。また、炊事棟もありません。


横尾キャンプ場は、槍ヶ岳方面、涸沢方面、蝶ヶ岳方面と3方向への分岐路にあり、どちらに行くにも便利なところです。ただし、槍ヶ岳や穂高岳に日帰りで行けるかというと、行動時間が10時間を超えてくる可能性があり、かなりの健脚でないと厳しいと思われます。なので、ベースキャンプ適地かというと、そうでもないという感じです。



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| テント場通信簿 | 15:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 農鳥小屋キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


農鳥小屋キャンプ場
清潔度:3
快適度:2
施設充実度:3
ロケーション:3
総合評価:2.75

農鳥小屋キャンプ場は、南アルプスの間ノ岳と農鳥岳の間にある鞍部に位置するキャンプ場です。登山口となる広河原や奈良田から1日で行くのはかなり難しい距離にあり、基本的には白峰三山を縦走するときに立ち寄るパターンだと思います。白峰三山を縦走するなら、北岳山荘を朝早く出て、農取小屋は通過して大門沢まで行った方が快適だし、翌日が楽です。標高2800mのキャンプ場はあまりないので、一度泊まってみるのもいいかもしれませんが、いい思い出になるかどうか・・・



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キャンプ場は農鳥小屋の北側に1か所、南側に2か所とエリアが分かれています。


IMG_5505.jpg
主に使われるのは、南側の小屋に近いエリアだと思いますが、尾根の斜面になるため、地面は傾斜していて決して快適な状況ではありません。そのうえ、テントサイトの一角にごみ焼却場所があるため、風向きによってはくさい煙がテントを直撃し、かなり迷惑します。小屋番さんは、いちおう人の少ない時間帯であるお昼頃に焼却するよう気を使っているようですが、早めについてお昼過ぎにテントを張ったりすると、もろに焼却の煙害にさらされてしまいます。


また、たまたまだったのかもしれませんが、僕がテントを張った場所のすぐそばに、おそらく前泊者のものだと思われるドリップコーヒーのカスが落ちていました。うっかり落としてしまったのか、それとも有機物だから捨てても大丈夫だろうということで捨てたのかわかりませんが、いづれにしても処理しないで放置していくのはあきらかにマナー違反。いっぽうで、ゴミを放置してもいいかと思わせる何かがあるキャンプ場といえるのかもしれません。


ただ、このエリアから水場に下る道があることや、トイレや小屋に近いということもあって、やはり便利さで言えば一番いい場所になります。展望も東側が大きく開けているし、南側の西農鳥岳もよく見えるので、ゴミ焼却場所がほかの場所にありさえすればもう少しましな評価になると思います。


IMG_5516.jpg
北側のエリアは上から見ただけですが、テント4~5張程度のスペースのようです。しかし、狭いながらも比較的地面はフラットそうなので、静かで快適な場所を好むのであれば、間ノ岳側にあるこの北側エリアが一番だと思われます。トイレや水場にやや距離がありますが、水は一度に3リットルぐらい汲むことができるだけの容器を持っていれば何度もいく必要はないので、それほど大きな問題ではないと思います。


IMG_5506.jpg
一番南側のエリアは、小屋から数分の距離で、西農鳥岳に向かう尾根道の東側にあります。こちらも上から見ただけですが、緩やかな傾斜地にあり、それほどフラットという感じではなさそうですが、小屋に近いほうのエリアよりも傾斜はゆるそうに見えます。水場やトイレから一番遠いというのが難点ですが、テントサイトとしては悪くない感じです。


水場は小屋に近いほうの南側エリアの奥から10分ほど下ったところにあります。帰るときは登りになるので15分ほどかかります。道はしっかりしていて、ホースで引いてきた沢水はけっこう豊富に出ているので、水汲み自体はすぐに終わります。問題は行き返りの距離と傾斜です。とくに、水を汲んで重くなった容器をもって登り返すのはけっこうしんどい山道です。素手で持っていたりすると大変なので、携帯用のバックパックなどがあれば便利です。


IMG_5512.jpg
このキャンプ場の一番のネックがトイレです。傾きかけた小屋が斜面に建っていて、個室が3つほどありますが、汚物は垂れ流しです。もちろん男女兼用です。個室のドアには鍵の代わりに紐が取り付けられていて、中に引きこんで釘に紐をひっかけることでロックするという仕組みです。この理屈がわからないと、ドアをロックできません。なんにしても、このトイレだけは早期になんとかしてほしいものです。


幕営料はソロで1000円でした。この設備で、バイオ式のきれいなトイレと小屋前の水場がある便利で快適な北岳山荘のキャンプ場よりも高いのですから、ぼったくりといわれても仕方がない価格だと思います。


ロケーション的には、キャンプ場から東の眺望がありますが、富士山は記憶が間違っていなければ見えていなかったと思います。北には間ノ岳、南には西農鳥岳が聳えていて、それなりに被写体となるものはあります。ただし、ここをベースキャンプにして撮影山行をするという性格の場所ではないと思います。なにより、快適とは言い難いキャンプ場なので、できれば1泊で終わりにしたい、いやむしろ利用しなくていいようにしたいというのが正直なところです。


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テント場通信簿: 北岳山荘キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要

北岳山荘キャンプ場

清潔度:5
快適度:5
施設充実度:4
ロケーション:4
総合評価:4.5

北岳山荘キャンプ場は、北岳の南側にある北岳山荘の周囲に広がるキャンプ場です。キャパは公式には50張となっていて、テントサイトは主として北岳山荘の北側と南側、および東側の一段下がったところの3か所に分かれています。


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一番フラットで便利なのは北側のサイトだと思います。僕もこのサイトにテントを張りました。テント20張ぐらいの広さがあります。


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一段下がったところにある、東側のテントサイトです。上から見ただけなのでどの程度フラットなのかはわかりません。


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山小屋の南側にあるキャンプサイトです。二重山稜の間にあるので、風よけ効果は高そうですが、石が多くフラットな場所は少なそうです。



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北側のテントサイトのすぐ隣、山小屋との間にバイオ式の公衆トイレがあります。男女共用です。


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水洗トイレではありませんが、中はオールステンレス製で清潔感があります。センサーで利用人数をカウントし、一定数に達すると使用禁止になり、一定時間が経過し汚物が分解されると再使用できるようになるみたいです。そのためか、個室はけっこう数がありますが、男性小便器はありません。


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水場は、山小屋の入り口脇に流し台が設置されていて、蛇口が3つぐらいあって水道感覚で水を汲むことができます。3000mの稜線でこんな便利な水場が無料で使えるというのは、日本中でもここぐらいのものではないかと思います。公衆トイレのレベルの高さも含めて、さすがに山梨県が設置した山小屋だけのことはあります。


北側テントサイトの隅っこにベンチがひとつぽつんと置いてあったりもしますが、テントサイトには基本的にベンチやテーブルは設置されていません。ただし、小屋前にベンチとテーブルがあり、テントサイトや水場から近いので食事時に使用することは可能です。売店は小屋内にあります。なので、水場、ベンチとテーブル、トイレ、売店がそろっていて、これで炊事棟があれば完ぺきでした。


IMG_5463_20160824214735b80.jpg
北岳と間ノ岳の間にある北岳山荘キャンプ場は、北岳と間ノ岳へそれぞれ日帰りすることができ、危険度の少ない3000mの稜線歩きが楽しめます。富士山もきれいに見え、撮影スポットも豊富なので、2泊ぐらいしてのんびりと南アルプスを楽しむのにいい場所です。

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| テント場通信簿 | 17:08 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 徳澤キャンプ場(冬期)

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要



● 徳澤キャンプ場・冬期

清潔度:5
快適度:5
施設充実度:2
ロケーション:4
総合評価:4

この評価はお正月に訪れた時のものなので、冬期限定の評価になります。


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上高地エリアの人気キャンプ場である徳澤キャンプ場は、冬期にも安心して宿泊できるキャンプ場です。利用したのは2015年末から2016年正月にかけてです。


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冬期の上高地は、釜トンネルから徒歩で入山しなければならず、徳澤までは健脚でも4時間ぐらいはかかると思います。僕の場合、20㎏ほどの大荷物だったこともあり、休憩込みで4時間40分ほどかかりました。徳澤までの道はこれといった上り坂はないので、淡々と歩くだけです。下山時に、プラスチックのソリに荷物を積んで引っ張りながら歩いている人がいて、そういう手もあるなと思いました。



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徳澤はもともと牧場だったところらしいので、まったくもってフラットで広大なテントサイトが広がっています。冬期は当然ながら真っ白な雪原です。そこに大木が点々立っていて、雰囲気もすごく落ち着いています。広大なキャンプサイトですが、あいにくベンチやテーブルなどはありません。小屋の近くにはあったかもしれませんが、トイレの周辺は何もありませんでした。


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キャンプ場の上高地側入口近くの登山道沿いに公衆トイレがあります。写真に写っている小屋がそうです。このトイレには冬期用の個室がひとつあり、冬期の利用ができます。ペーパーは置いてあったと思いますが、こまめに補充されているかどうかわからないので、基本的に持参したほうが無難です。


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水場として整備されたものはありませんが、トイレ棟の少し先に川があり、そこで汲むことができます。上流に山小屋があり、そのすぐそばを流れてくる川ですが、冬期は営業していないので排水などが混ざっていることはないと思います。僕はこの水を汲んで、コーヒーのペーパーフィルターで濾してから煮沸して飲用しました。変な味もなく、雪を溶かして作る埃くさいような水よりは全然ましです。


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ところが、2日後には枯れてしまっていて、常に水量があるというわけではなさそうです。


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しかし、上流の山小屋のそばまで行けば水がありました。なので、基本的に水は入手できます。水量が少ないので水質に疑問がないわけではありません。実際、ペーパーフィルターにはゴミや毛のようなものも少しですが残っていました。なので、気になる人はきれいな雪を溶かして水を作ったほうが安心かもしれません。


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ロケーション的には梓川沿いの平地になるので、眺めがいいというわけではありませんし、近場で撮影にいい場所があるというわけでもありませんが、キャンプ場奥からは明神岳や前穂高岳がよく見えます。


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晴天の朝なら、朝日に染まる明神岳や前穂高岳の姿が感動的な美しさです。


徳澤から長塀尾根で蝶ヶ岳へ登ることができますが、けっこう長大な尾根なので、日帰りの軽装なら4時間ぐらい、テント泊装備など重い荷物なら5~6時間かかると思います。日帰りで蝶ヶ岳から穂高連峰の朝焼けを見ようと思うと、夜中の3時ぐらいには出ないといけないのでけっしてロケーションがいいとはいえませんが、圧巻のあの風景を見るためならそれぐらいの代価は支払う価値があるといえます。しかし、トレースがない場合、迷いやすそうな箇所も多いので、うかつな行動は控えましょう。日帰りで行けるキャンプ場という点では、徳澤か横尾のどちらかしかないので、その希少性を考慮してロケーションポイントは4にしておきます。


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| テント場通信簿 | 18:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 南御室小屋キャンプ場(冬期)

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要



● 南御室小屋キャンプ場(冬期)

清潔度:5
快適度:5
施設充実度:3
ロケーション:4
総合評価:4.25

この評価はお正月に訪れた時のものなので、冬期限定の評価になります。


南御室小屋キャンプ場は、南アルプスは薬師岳の南にある鞍部に位置するキャンプ場です。登山口となる夜叉神峠から6時間前後かかるので、決してアクセスがいいとはいえません。


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キャンプ場は南御室小屋のすぐそばにあり、平坦な地形でテントの設営も楽だし、寝た時も体がずれることがないので楽でした。周囲を森に囲まれているので風の影響を受けにくく、利用した時はかなりの強風予報が出ていたにも関わらず、テントがはためくことすらないほど無風に近い状態でした。



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小屋からの距離は30m程度で、売店やトイレの利用にも便利です。ただし、お正月は小屋が営業しているとはいえ売店はドリンク類ぐらいしか売っていなかったし、食事時には人もいない状態なので、事実上売店はないに等しい状況でした。無雪期ならまた違うのだと思いますが、積雪期はあてにしないほうがよさそうです。


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水場は小屋に向かって右手奥に入ったところにあります。お正月でも凍結することなく水が利用できるのは助かります。どうやら湧水らしく、一年中凍結しないで湧いているようです。


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冬期用のトイレは、小屋の近くにあります。


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手前に男性小便器が3つならんでいます。


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小便器の奥に個室が二つ。


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内部は比較的きれいに保たれていました。ペーパーは基本的に常備されているようですが、覗いたときはなくなっていたので、自分でも用意しておいたほうが無難です。女性用の個室は、これとは別に水場の前に設けられているようです。中を確認したわけではないのですが、水場の前に案内板が設置されていました。


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幕営料はソロで500円でした。小屋の前にベンチとテーブルがありましたが、雪に埋もれていたので、冬期に使いたければ自分で積もった雪を除去する必要がありそうです。


ロケーション的には森に囲まれた鞍部なので、キャンプ場からはまったく眺望はありません。


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30分ほどのところに辻山という白峰三山を正面に眺めることができる場所があります。


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また、森林限界を超えた薬師岳手前の砂払まで約1時間で行くことができ、そこからは白峰三山だけでなく、富士山もきれいに見えます。キャンプ場から砂払までは比較的緩やかな森林帯の道なので、危険でもないしそこそこ楽に移動できます。撮影山行で行く場合、ロケーション的には比較的に恵まれているといえます。とはいえ、薬師岳から南御室小屋へ下山する途中で道迷い遭難した人もいるので、入山者の少ない時期には注意が必要です。実際、森の中でトレースがないとルートがわかりにくいかもしれません。


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| テント場通信簿 | 14:34 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 白根御池小屋キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


● 白根御池小屋キャンプ場

清潔度:5
快適度:5
施設充実度:5
ロケーション:3
総合評価:4.5


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白根御池小屋キャンプ場は、南アルプス北岳の登山口 広河原から3時間ほどのところにある標高約2200mのキャンプ場です。山腹にあるキャンプ場ですが、白根御池周辺の比較的平坦な場所がキャンプサイトになっています。すべてを詳しく見て回ったわけではありませんが、テントを張る場所はおおむねフラットに近い状態のようです。


キャンプ場のキャパは40張りとなっていますが、僕が幕営した2016年8月11日はもっとテントがあったように思います。なので、実際にはもう少し収容力がありそうです。



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幕営料は500円で、昨今値上がり傾向にある日本アルプスのキャンプ場の中では、すこぶる良心的です。水場は小屋の玄関脇と外トイレの前にあり、南アルプスの天然水を無料で利用することができます。小屋前にはベンチとテーブルがたくさん設置されていて、一部には屋根も設けられています。残念なのは、この屋根がある部分に喫煙場所が設けられていて、しかもそのすぐそばに水場があるということ。喫煙場所は、もっと人がいない場所に設けてもらいたいものです。


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テント泊者が利用できるトイレは、小屋に向かって右手側面の階段を上ったところにあります。男性小便器はなく、洋式水洗トイレの個室が5つほど並んでいます。中は清潔で、山小屋とは思えないほどきれいに保たれていました。個室の2つぐらいは女性専用になっていました。ペーパーは設置されているので、自前のものを用意しなくても大丈夫。


トイレの前にステンレスの流し台がある水場があり、4つほど蛇口がついています。ただ水を汲むだけなら玄関前の水場でかまわないのですが、クッカーを洗ったり洗顔、歯磨きなどする場合は、こちらの水場を利用したほうがいいです。


売店は小屋にあります。ソフトクリームも売っているので、暑い夏には最高です。テントサイトから小屋まで近いので、池畔からでも不便な感じはないと思います。設備、環境ともに最高ランクといってもいい程充実したキャンプ場でした。


ロケーション的には、北岳の中腹にあり回りを山に囲まれているので、展望が望めるわけでもなく、複数の山に登れるわけではないので、写真撮影のベースキャンプ的に利用するには向いていません。




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| テント場通信簿 | 11:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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テント場通信簿: 池ノ平キャンプ場

テント場通信簿は、清潔さや快適さなどの一般的な項目の他に、撮影山行基地としての評価も加えたテント場の評価です。各評価項目を5段階で審査し、合計点数の平均(端数は四捨五入)が総合評価です。

評価項目
●清潔度:テント場にごみが放置されていないか、清潔に保たれているかどうかを評価します。
●快適度:整地の状況、地面の状況、サイトのゆとり度、トイレや水場への距離などテント場での生活が楽で快適かどうかを評価します。
●施設充実度:トイレ、水場、ベンチとテーブル、炊事棟、売店の有無を評価します。1種類ないごとに-1です。
●ロケーション:写真を撮るためのベースとして、立地条件などを評価します。ただし、立地条件は変更しようがないので、3以上の評価とします。

評価基準
5:非常に優れている
4:良い
3:問題ない
2:いま一歩
1:改善が必要


● 池ノ平キャンプ場
清潔度:3
快適度:4
施設充実度:3
ロケーション:4
総合評価:3.5


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池ノ平キャンプ場は、黒部は裏剱を望む池ノ平小屋のすぐそばにあり、西に池平山、南に剱岳八ツ峰、北には小黒部谷と波の様に連なる黒部の山々を望む展望の良いキャンプ場です。


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テントサイトはヘリポートを兼ねているためフラットで、中心のヘリポートを囲むようにテントサイトが広がっています。広さはそこそこありますが、雑草が繁茂している場所があったり、山すそに近いところでは湿地のようになっている場所もあったりで、テントを快適に張ることができる場所はそれほど広くありません。


僕がテントを張ったのは2015年8月10日で、平日ですがお盆休み期間です。平日とはいえそこそこ入山者がいる時期ですが、刈り取った雑草がそのまま放置されていたりしてテントが張れる場所は案外限定的でした。なので、繁忙期にあわせて整地するということでもなさそうです。もっとも、テント数は10張もない程度だったので、おおむねこの程度の利用者なのかもしれませんせん。一番混むのは秋の連休の時期でしょうから、その時期にはもっと整備されるのかもしれません。



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キャンプ場内には水場もトイレもありませんが、どちらもすぐそばにある小屋の設備が利用できます。水場は小屋の入口前にあり、無料で利用できます。


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トイレは別棟の男女兼用トイレがあり、小屋の宿泊者も同じトイレを利用します。個室は2つしかなかったと記憶しているので、朝の混みあう時間帯は待ち時間が長くなりそうです。トイレの掃除はきちんとされています。


売店は小屋の売店を利用でき、飲み物は水場で冷やされていますし、軽食などもあったと思います。


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キャンプ場のすぐ先に池平山への登山口があり、1時間も登れば森林限界を超えて、目の前に八ツ峰が迫力ある姿を見せてくれますし、後立山方面の山々もよく見えます。池平山頂までは2時間弱で、山頂まで行かなくてもその手前の尾根あたりから十分な展望があり、八ツ峰の撮影にはいいロケーションです。


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小屋の前から南に10分ばかり下ると、平の池があります。風がなければ鏡のような水面に映る八ツ峰を見ることもできます。僕が訪れた時は水があまりきれいでなく、天気も高曇り状態だったのでいまいちでしたが、紅葉の時期はかなり期待できそうです。


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40分ほどのところにある仙人池越しの裏剱もすばらしいし、黒部の山奥ということで光害も少ないので星景写真の撮影にも適しています。


池ノ平キャンプ場からは、黒部渓谷下ノ廊下方面、真砂沢ロッジ経由で内蔵助平や剱沢、北方稜線に行くことができますが、日帰りで出かけるにはタフなコースなので、多方面に出かけるという山旅のBCには向いていませんが、テント泊で裏剱をじっくりと楽しむという山旅ができるのはここしかありません。



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