ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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冬山から春山へ ダブルヘッダー1回戦: 象山

2012年4月8日 鳥取県江府町 象山(標高1085m)日帰り


久しぶりに晴れた日曜日、今冬まだ訪れていない伯耆大山を目指して、午前2時30分に出発しました。なんでそんなに早いのかというと、ちょうど満月だったので、落月に烏ヶ山と大山東壁をからめた写真を撮り、ついでに朝焼けに染まる両山も撮ってから大山に行こうと思っていたわけです。


しかし、途中道路工事で信号待ちする場所が多く、妙に時間を食ってしまいました。鏡ヶ成に着いたのは、夜も明け始めた5時過ぎ。月の入りの予定時間は6時15分だったので、急がないと間に合いません。


日の出前の烏ヶ山
5:22 大急ぎで準備をして出発しました。すでに東の空は赤く染まり始めています。


落月
象山に向かって歩き始めて、すぐに月の方向が南に寄り過ぎていると悟りました。そういえば、月の入りの方角まで調べていませんでした。大失敗。この分だと象山山頂からは、とうてい烏ヶ山や大山と月をからめて撮るのは不可能。スタート直後に当初の目的の半分をあきらめつつ、山頂を目指します。モチベーションが半分ダウンしてしまったので、気持ちはいまいち盛り上がらないのはいうまでもありません。


日の出の時間は5:43です。月の入りと日の出との競争になってきました。なので、途中写真なんか撮っている余裕はなく、ひたすら上を目指しました。ルートは、鏡ヶ成スキー場のリフト下から象山と擬宝珠山との鞍部を経由する夏道です。


象山に登るのは初めてですが、鏡ヶ成スキー場からだと標高差はたかだか150mほど。積雪期とはいえ、ラッセル不要でつぼ足OKなので、30分ほどで登れるはずです。


山腹から落月
5:40 山腹で、月の明るさと空の明るさがいいぐらいの状態になったので、ひとまず落月の撮影をしておきます。ただし、急傾斜の雪面でバックパックを下ろすのが難しかったのと、当初の目的と違ってただの落月写真になってしまったので、一眼レフは出さずにコンデジで手抜きをしてそのまま上を目指します。コンデジでも、月が白飛びせずちゃんと模様まで写っていたので、まあ良しとしましょう。でも、やっぱり一眼レフでちゃんと撮っておくべきでした。反省。


朝焼けの稜線
6:15 太陽が顔を出して、稜線を赤く染めています。赤く色づいた雪の尾根がきれいだったので、今度はちゃんと一眼レフを出して撮影しておきました。バックパックを下ろしてカメラを取り出せる平坦な場所があったのも幸いしました。


朝焼けの烏ヶ山
鏡ヶ成からだと手前のピークに隠れて見えない烏ヶ山の本峰も、ここからだと顔をみることができます。




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6:06 やっと山頂に到着しました。ちょっとした雪庇がありますが、崩落するような危険なものではありません。前日に積雪があったらしく、硬い雪の上に10cmばかりさらさらの雪が積もっています。4月だというのに、まだここは冬山です。


山頂から
雪庇の上に登って烏ヶ山と大山東壁を撮影しました。日が昇ってからすでに30分以上たっているので、たいして赤くもなく、2つ目の目的も達成できず。何しに来たんだか・・・ こんなことなら前のりして車中泊しておくんだった・・・


鏡ヶ成
すっかりトーンダウンしたところに、強風がビュービュー吹きつけてきて、心も体もすっかり寒々。見下ろす鏡ヶ成には、人の気配はまったくありません。さびしくなったので、そそくさと下山にかかります。


下山途中の稜線
下山は新小屋峠方面に下って、ホテルの裏手に出るルートを歩くことにしました。雪庇のある稜線を慎重に進みます。


1050m付近から
途中の1050mぐらいのところからは、手前に木々のないすっきりとした展望が開けていました。今度来る機会があったら、ここから撮影することにしたいと思います。山頂は、立木がちょっと邪魔でした。


雲湧く烏ヶ山
撮影している間に、突然烏ヶ山の上空に雲が湧き始めました。最初は小さな雲だったのですが、見る間に成長してどんどん大きくなっていきます。山腹を駆け上がった空気が冷やされて頂上付近で雲になっているのでしょう。そのうち、空一面に雲が広がり、烏ヶ山はもちろん、大山頂上も雲の中。これから登ろうかというときになんでこうなるんでしょうか。


撮影を終えて、下山します。夏道どおりに行こうかと思っていましたが、1050m地点から南にまっすぐ下る尾根に踏み跡があったので、それをたどることにしました。夏道どおりに下るよりだいぶ近道になります。


下山尾根を振り返る
尾根を下っている途中から、振り返ってパチリ。


下山方向
進行方向の鏡ヶ成スキー場をパチリ。


7:14 駐車場着。わずか2時間にも満たない登山でした。最近の登山では最短記録です。というよりも、いままでの登山中最短ですね。ということで、なんだか意味のない早朝登山になってしまいました。


さて、このあとはどうするかです。予定では、キリン峠から槍尾根に上り、三の沢に下るルートを考えていましたが、あの風とガスでは楽しくなさそうです。目の前の烏ヶ山という手もありますが、こちらも山頂はガスの中。やっぱり楽しくなさそうです。


西のほうに目を向けると、蒜山方面は雲がかかっておらず、青空が広がっています。やっぱり、山陰と山陽というだけのことはあると実感。陽光あふれる山陽方面に移動することにしました。そういえば以前下蒜山で敗退してからまだリベンジしていません。鏡ヶ成でこれだけ雪があるのなら、下蒜山も途中から上はまだ雪がありそうです。それならばということで、下蒜山を目指したのでした。


gpslog_zouyama_jpg.jpg


■山行データ
<往路所要時間> 34分(撮影時間を含む)
駐車場5:22→山頂6:06

<復路所要時間> 58分(撮影時間を含む)
山頂6:16→駐車場7:14

<登山道情報>
雪はありましたが、クランポンなしで登れました。スノーシューも必要ないぐらいしまっています。もっとも、早朝だけでしょうから、昼間登るときはスノーシューがないと踏み抜きで大変だと思われます。GWごろまでは雪が残っているのではないかと思います。





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| 2012年4月 象山 | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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