ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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四国遠征第一弾 青天白雪:剣山 その2

2012年2月11日 剣山(標高1954.7m) 日帰り山行



枯れ木の間から三嶺
分岐から少し上がったあたりはあまり高い木がないので、展望が開けています。枯れ木の間から三嶺を望みます。


玉のような霧氷
玉のようなかわいらしい霧氷がついた木がありました。日が当たって融け残ったものがこうなったのか、もともとこんな風になっていたのかわかりませんが、本当に花が咲いたみたいです。



眼下の山並み
だいぶ標高が高くなってきたみたいで、周囲の山がほとんど眼下に見えるようになってきました。


刀掛けの松
11:47 刀掛けの松に着きました。昔はちゃんとした松だったのでしょうが、いまではただの倒木です。あと何年かすると、ただの残骸と化してしまっていると思われます。


登山道の十字路
ここは登山道の十字路になっていて、山頂への最短ルートは直進。右へ行けば大剣神社経由で山頂、左は行場だそうです。大剣神社方面へは踏み跡がありましたが、行場への踏み跡はなし。当然、最短距離で山頂を目指します。


毛むくじゃらの木
途中、毛むくじゃらの雪男のような木がありました。枯れ木につる状の植物が巻きついて小枝をたくさん伸ばしたもののようです。


針葉樹の森
刀掛けの松から上は、針葉樹の森になっています。霧氷のつき具合はもうひとつといったところですが、写真よりももっと白い森といった雰囲気です。


急傾斜
傾斜の急な場所もあり、山頂が近づいてきたような雰囲気です。


霧氷のダケカンバ森
針葉樹の森がダケカンバらしい木々に変わったあたりは、霧氷の白い花が満開でした。


お昼でも解けない霧氷
晴天のお昼過ぎだというのに、まだ霧氷が融けて落ちずに残っているのですから、気温が低い証拠です。さすが2000mになろうかという山です。


山頂直下
霧氷が満開の林を抜けると、目の前に山頂の建物(雲海荘というらしい)が現れました。頂上はすぐそこです。


山頂の案内板
12:39 山頂です。写真を撮ったりしながらゆっくり登ってきたので、3時間4分もかかってしまいました。


山頂台地
剣山の山頂は広い台地になっていて、植生保護のために木道が張り巡らされていました。


テラスから
まずは左手奥にあるテラスまで行ってみました。山頂からは地球の丸さが実感できます。というのはウソで、せっかくの広大な風景なので、あたらしく手に入れたSIGMAの15mm魚眼レンズを一眼レフに装着して撮影してみました。(写真クリックで拡大します)


雪原
山頂は、奥の雪原の左手にあります。(写真クリックで拡大します)


剣山山頂
木道をたどって山頂までやってきました。


IMG_2839_20120602122130.jpg
山頂のすぐ先から見た、次郎笈への稜線をです。このレンズは太陽を端っこに入れても、気になるゴーストやフレアが出ない、なかなか優秀なレンズです。この次は、星景写真で使ってみたいものです。


次郎笈への尾根横位置
同じ場所から横位置で撮ってみると、こんな感じでおもしろいです。(写真クリックで拡大します)


食事中
山頂のベンチで食事にしようと思ったのですが、風が冷たすぎてじっとしているのがつらく、風がよけられる場所を探して、雲海荘の入口まで逃げてきました。バーナーを準備するのが面倒だったので、おにぎりとお湯で質素な食事です。


つらら
入口のひさしからつららが遠慮がちにぶら下がっていました。


下山開始
13:37 名残惜しいのですが、明日のメインイベントのことも考えて、下山にかかります。


巨岩の上から
大剣神社を経由するルートで帰ろうかとトレースを追ってみましたが、どうも途中で判然としなくなっていたので、途中の大岩の上から記念撮影だけしてもと来たルートに戻りました。(写真クリックで拡大します)


刀掛けの松まで下山
14:04 刀掛けの松まで戻ってきました。


西島駅まで下山
14:14 西島駅です。


ハイキングコースのような登山道
近所の低山のハイキングコースのような登山道を下ります。


リフト下のトンネルまで下山
14:46 リフト下のトンネルを通過し・・・


駐車場上のトラバース下山路
駐車場上の急斜面をトラバースして・・・


駐車場帰着
15:05 駐車場に戻りました。


剣山と次郎笈
剣山と次郎笈に見送られて、石鎚山へ向けて出発です。


途中、貞光に出る前に木綿麻温泉(ゆうまおんせん)に立ち寄りました。この時期は剣山への登山客が激減するためだと思いますが、連休中だというのに混んでいませんでした。ほとんど地元のお客さんばかりだったようです。施設はそれほど大きくはありませんが、清潔で好感が持てました。入浴料400円もリーズナブルです。


剣山GPSマップ20120211
出発時と途中でGPSが迷ったらしく、暴走したラインになっていた余分なところをコピースタンプで処理しています。そのため、西島駅付近など一部地図が消えたりしています。



■山行データ
<往路所要時間> 3時間4分(撮影・休憩時間を含む)
登山口9:35→西島駅10:56→刀掛けの松11:47→山頂12:39

<復路所要時間> 1時間33分(寄道時間を含む)
山頂13:37→登山口15:05

<登山道情報>
登山道よりもアプローチの国道438号線がまずは第一の難関。雪道慣れしていない人は、くれぐれも慎重に。4WD+スタッドレスであっても、念のためチェーン必携です。2WDの人は特に!

登山道そのものは危険と感じるほどのところは特にないので、天気がよく、踏み跡もしっかりしている場合は6本爪のクランポンでも大丈夫そうな雰囲気です。悪天候時には若干道迷いしやすそうなところもあるので、ガスが出ている場合は慎重な行動を。



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| 2012年2月 剣山 | 01:30 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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四国遠征第一弾 青天白雪:剣山 その1

2012年2月11日 剣山(標高1954.7m) 日帰り山行 




2月11日と12日は久しぶりの週末連休です。体調もすっかりもどり、そろそろ本格的な雪山登山を楽しみたいところです。しかし、県北や日本海側の天気予報は雲や雪のマークばかり。伯耆大山や氷ノ山など登りたい山はありますが、いいかげん悪天候での登山はあきてきたところ。


ということで、お日様マークがばっちりついた西日本の最高峰石鎚山と、ついでに2位の剣山もあわせて制覇してくることにしたのでした。


6:00 11日早朝、まずは剣山に向けて出発です。地図で見る限りでは岡山から蒜山へ行くのと剣山へいくのは直線距離で同じくらいです。剣山への山岳路で時間がかかることを差し引いても、瀬戸中央道と瀬戸大橋の高速道路分で帳消しになって3時間ぐらいで着けるだろうとの目論見です。


瀬戸大橋の夜明け
瀬戸大橋を渡る途中でちょうど夜明けを迎えました。


夜明けの光
空には雲がまったくないので朝焼けはありませんでしたが、水平線を染めるオレンジの光がきれいです。


坂出ICで降りて、国道438号線をひたすら南下します。途中で道を間違えて10分ほど時間をロスしましたが、大きなミスもなく徳島県つるぎ町貞光まで来ました。ここから貞光川沿いに剣山を目指すのですが、この道がなんとも難儀な道です。はじめのうちはまだ2車線あって走りやすかったりするのですが、じょじょに狭い1車線の道になり、遅い先行車があったり、対向車があったりすると思うように走ることができません。


標高600mあたりから日陰は雪が残っている状態になり、やがて集落も途切れるあたりから完全な圧雪路です。標高1400mまで駆け上がるヘアピンカーブの連続する急傾斜の圧雪路ですが、新調したスタッドレスタイヤ+4WDのおかげでぐいぐいと登っていきます。2輪駆動車の場合は、念のためチェーンを持参したほうがいいような状態でした。


剣山
剣山スキー場を過ぎ、ラフォーレつるぎ山の入り口前に公衆トイレがあったので、そこで一休み。再出発してすぐに尾根を回りこんで下り道になると、目の前に剣山がおおきく聳え立っているのが見えました。写真は帰路に撮ったものです。


見の越着
9:20 やっと登山口のある見の越に到着です。曲がりくねった急傾斜の圧雪路に予想外に時間がかかりましたが、想定よりも20分遅れですんだのでまあ悪くないという感じです。


立体駐車場
晴天の連休なので混んでいるかと思いきや、立体駐車場の中には10台程度が停まっているだけでした。ほとんどは4WD車でしたが、中にはチェーンを巻いたプリウスもあり、チェーンがあればFF車でもなんとかなるようです。


出発
9:35 準備を整え出発です。


青空
空は雲ひとつない青空が広がっています。しかし、気温も-7度(腕時計の温度計なので実際はもう少し低いかも)となかなかの冷え込みです。服装は、ミズノ ブレスサーモLW長袖 + マーモット ハイブリッドジップPP L/S + ユニクロ マイクロフリースハーフジップという組み合わせで、先日の毛無山と同じものにブレスサーモをドライレイヤー代わりに加えています。-10度だった毛無山よりも1枚多いのですから、標高が高いとはいえおそらく大丈夫だろうと考えたのでした。


登山口
登山口は、駐車場から少し車道を戻ったところにあります。


石段
剣神社の石段を登って行きます。


登山口道標
9:43 石段を登りきって右へ進むと、道標がありました。


警告文
遭難・滑落の事故が多発しているとのこと。気を引き締めます。


よく踏まれた道
道はよく踏まれていて、積雪もそれほど多くはありません。とりあえず、登山靴のまま行ってみることにしました。


急斜面のトラバース
登り始めてすぐ、駐車場の上の斜面をトラバースしていきますが、ここは案外緊張しました。雪道に慣れていない人は、はじめからクランポンを装着しておいたほうがいいかもしれません。


リフト下のトンネル
9:56 登山リフト下のトンネルです。腰をかがめてくぐりぬけます。この時点であまりの寒さに耐えられなくなりました。トンネルを抜けたところにベンチがあったので、荷物を降ろしてジャケットをはおりました。ついでに、指先がジンジンしていたので、手袋も交換します。出発時は、モンベル メリノウールインナーグラブ + ノンブランド フリース手袋 + イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ という組み合わせでしたが、イスカ シェトランドウールグローブ + イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ に変更です。シェトランドウールグローブは購入後初めて着用しましたが、つけた瞬間に暖かいと感じるいいグローブでした。このあたりは北斜面のためか冷え込みがきつく、どうも-10度よりも低かったのではないかという感じです。


日のあたる登山道
10:30 日の当たる登山道になり、ようやく寒さも和らいできました。


雪化粧の木
雪をまとったおおきなモミの木らしい木が朝日に輝いていました。


巨岩
10:45 巨大な岩のある場所に来ました。リフトの西島駅まで200mです。


山頂を望む
巨岩を巻いて見晴らしのいい場所にでると、正面に山頂の建物が見えていました。


次郎笈
剣山の右手にはピラミダルな山容の次郎笈(じろうぎゅう)が顔を覗かせています。


次郎笈からの稜線
次郎笈から続く稜線の先には、三嶺(みうね または さんれい)の姿も見えます。


三嶺
三嶺はとんがり帽子のような山頂部が特徴的な山です。


西島駅
10:56 西島駅に着きました。


トイレ
ここには公衆トイレがありました。水洗ではありませんし、水道の水も出ませんが、使用することはできます。


ベンチで3名の登山者がスノーシューを装着していました。自分もスノーシューを持ってきていますが、スノーシューを使うほど積雪があるようには思えないので、僕はクランポンを装着することにしました。ついでに、ハードシェルジャケットとマイクロフリースを脱いで、ユニクロ リバーシブルフリースを着ました。ここから上は日が当たることと、傾斜が急になり汗をかきやすそうなので、ハードシェルは不要ということです。しかし、若干風もあるのでマイクロフリースではちょっと寒そうだということで、リバーシブルフリースに変更しました。


ユニクロリバーシブルフリース
ユニクロのリバーシブルフリースは、生地がやや厚めなので、防風性が少し高いことに加えて、裏がえして着るとジッパーが外側に縫い付けられている状態で着られるため、あごに冷たい金具が当たらなくてすむのです。高価な登山用品は、この部分を三角形のカバー布をつけたりして対応していますが、これだと逆に手袋をしている状態ではジッパーのつまみを操作しづらかったりする場合もあります。安いユニクロのリバーシブルフリースが思わぬメリットを生んで、意外にも山で使えるフリースになっていたのでした。


出発
11:20 山頂に向けて出発です。


分岐
分岐路がありました。右へ行くと大剣神社経由で山頂まで1270m、左は刀掛けの松を経て山頂まで970m。間違いなく左です。踏み跡も左へ行っており、右へ行った人はいないようです。


輝く霧氷
分岐路からすぐに鹿よけのゲートが2つあり、そこを過ぎると真っ白な霧氷に飾られた枝を広げた木が立っていました。ちょうど太陽を背にしているので、真っ青な空を背景に、霧氷の枝が純白に輝いていました。朝眠い目をこすりながらベッドから抜け出して来て、本当によかったと思った瞬間でした。この先にどんな光景がまっているのか、いやがうえにも期待が高まります。


つづく。




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| 2012年2月 剣山 | 17:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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