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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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累積標高差1100mでヘロヘロ:  広戸仙・滝山その2 

2020年8月1日(土) 岡山県津山市 滝山(1196.5m) 日帰り単独行 


山行後3日が経って筋肉痛がようやくなくなりました。日曜日の午後から月曜日にかけてが最悪の状態でしたが、月曜日は仕事が午後に1件あっただけなので助かりました。もしも日曜日に山に行っていたら、仕事の立て込んだ火曜日に一番筋肉痛がひどい状況になっていたはずなので、やっぱり週末は土日休みで土曜日に遊んで日曜日は休養というのが理想だと思いました。やはり、土曜日や祝日が休めないような仕事は、早く足を洗いたいものです。





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11:02 標高896mの鞍部から標高差約300mの登り返しが始まります。しっかり締めていた靴紐を緩めに結びなおして登り返しに取り掛かります。丸太の階段が設置されていますが、半分以上壊れたような状態です。


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11:10 壊れた丸太階段の急登が終わり、平坦な尾根に出ました。


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木々の間から滝山が見えました。少しは近づいているのを感じますが、まだまだ先は長そうです。


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坂道と平坦な道を交互に繰り返しながら、徐々に標高を上げていきます。結構平坦な場所にも丸太の階段が設置されていて、なんでこんなところに階段を作ったのだろうかと思いつつ先を急ぎます。


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11:26 滝山のピークなのか、手前の小ピークなのかわかりませんが、だいぶん近づいて来たようです。


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登山道の上に倒れかけた杉がありましたが、この杉はなんとこの状態でしっかりと生きていました。枝を上に伸ばし、根が半分露出しながら土の中に残った根の部分からしっかりと栄養分と水分を吸い上げて成長しているようです。


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傾斜が急になってきましたが、このあたりの丸太階段は比較的まともな状態で、ピカピカの鎖の手すりも設置されていました。ここまでの痛み具合に比べると不思議なほどいい状態です。


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道の傾斜が徐々に緩くなってきました。山頂が近くなって来たような雰囲気です。



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11:58 右カーブを過ぎると、滝山山頂の展望台が見えました。登り返しで1時間以上かかるかと思っていたのですが、鞍部から山頂までほぼ1時間で登ることができました。途中から、腰の調子がどうもおかしくて、痛いわけではないものの渋いような妙な感じがあり、ちょっとしたきっかけでぎっくり腰にでもなるのではないかとびくびくしながら登って来ました。なんとか山頂までもってくれて助かりました。


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展望台から東の那岐山を望みます。今日はそこそこいい天気ですが、那岐山方面からの登山者はいません。誰もいない静かな滝山山頂です。


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南の展望はガスでほぼ何も見えませんでした。


山頂のベンチに荷物を下ろし、手すりに手をかけてゆっくりとしゃがみこんで腰と背中を伸ばすようにストレッチをしてから、しばらくベンチで寝転がって腰の負担を軽減してやると、登りで感じていた渋いような変な感覚がようやくなくなりました。


お昼時なので、もって来たパンで軽く食事をとったのですが、腰のことに気を取られていたのか、写真を撮るのをすっかり忘れていました。10分ほど遅れてご夫婦が到着し、展望台の下で食事の用意を始めたようです。展望台の上はずっと貸しきり状態で、のんびりできました。


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12:40 なんとなく不穏な感じの雲が出て来たので、下山することにしました。40分間の休憩で、汗でビショビショに濡れていたシャツがかなり乾きました。マムート ボディクール ロングスリーブAFは、胸元のジップもないしハイネック仕様なので速乾性はあまり期待していませんでしたが、そこそこ速乾性能はいいようです。


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滝山は標高から言えば山頂直下に立派なブナ林があってもいいはずですが、ブナはあるものの他の樹種との混成林だし、森の様子も雑然として綺麗とは言い難い状態です。なので、歩いて楽しい山ではなく、トレーニング目的で訪れる以外、あえて登りたいとは思えません。どちらかといえば、またつまらぬ山に登ってしまったという感覚です。


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13:16 896m鞍部まで戻ってきました。今度はここから広戸仙まで約216mの登り返しです。


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右の滝めぐりのふるさと登山コースを行くと反対側の入口まで4~5時間と看板に書いてあったので、さすがにそれでは遅くなりすぎるということで、素直にピストンで戻ることにしました。ただし、地形図を見る限り大きなアップダウンは無く、等高線に沿った道なので、どうみても2時間もかからないで歩けそうな感じがします。4~5時間というのはちょっと盛りすぎではないかと思います。


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はじめのうちはそこそこ荒れた急登です。


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13:41 標高1020mでようやく急登が終わり、ここからはなだらかな道です。


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14:03 広戸仙山頂です。これで登り返しは終わりです。ゆっくり登ってきたのですが、やっぱり汗だくになり、ベンチで少し休憩したのですが、アブがしつこくまとわりついてきてイラつくばかりでした。出発の準備をしていると、頭の周りを飛び回っていたでかいアブがベンチに止まってじっとこちらを見ているので、帽子を思い切りたたきつけてやったら見事にヒットして、地面に転がっていました。死んだというより衝撃で失神しただけのようですが、ストーカーを撃退したようでスカッとしました。踏みつけて昇天させてやろうかと思いましたが、さすがに無益な殺生はやめておきました。


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14:13 第三展望台に戻ってきました。山頂で少し休憩したところですが、アブのストーキングのおかげでのんびりできなかったので、ここでもう一度ゆっくり休憩していくことにしました。展望台は周囲の木々より高く開けているためか、不思議とアブが寄ってきません。なので、休憩するなら展望台が最適です。


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ここで、わずかに残っていた水を飲み干してしまいました。全部で1.5リットル持ってきたのですが、今回は足りませんでした。やはり真夏の登山では2リットルは必要です。


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改めて滝山を眺めると、よくあんなところまで行って帰ってきたものだと、我ながら感心してしまいました。


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14:45 下山開始です。30分ほどのんびり休憩しましたが、今度はご夫婦が追いついてきませんでした。滝山山頂でのんびりしていたのか、ふるさとコースのほうへ行ったのかわかりませんが、おそらくもう追いつかれることはなさそうです。


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15:21 第一展望所で最後の休憩をとりました。下ってくる途中で膝が痛くなってきたし、足の裏もなんだかジンジンしてきました。登りはじめは、デュカンハイGTXのインソールが柔らかくクッション性に富んでいて良い具合でしたが、下山する頃になると最初に感じたクッション性はなくなってしまい、けっこう足裏に衝撃が伝わるようになりました。やはり標準付属のインソールでは力不足のようです。


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10分ほど休憩して、再び歩き始めました。膝痛はあまり変わらないので、膝に負担をかけないようにゆっくりと下ります。


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登山口直前のこの階段が、痛みを抱えた膝にはかなりきつかったです。


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16:02 ようやく最後の階段を下りきって、駐車場に戻ってきました。休憩込みで7時間20分という長丁場の山行になってしまいました。靴を脱ぐと、右足の小指と左足の親指がジンジンしていました。靴ヅレというほどではないにしても、どうやら少し当たって痛みが出たようです。まだ慣らしも終わっていないのに、いきなり7時間以上の行動になったのがよくなかったようです。


左足の親指の痛みは、3日後でもまだ少し残っているので、靴の慣らし履きは短時間にとどめておくようにしたほうが無難です。今後は、長時間の山行で新しい靴を履くのはやめようと思います。

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| 2020年8月 広戸仙・滝山 | 09:30 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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累積標高差1100mでヘロヘロ:  広戸仙・滝山その1 

2020年8月1日(土) 岡山県津山市 滝山(1196.5m) 日帰り単独行 


那岐連峰の中間にある滝山へは、東の那岐山からも西の広戸仙からも縦走して行くことができます。那岐山からだと比較的なだらかな稜線をたどるので、距離は3kmとそこそこあるものの、片道1時間ほどのハイキング感覚で行けます。しかし、広戸仙から行くとなると、広戸仙と滝山の間にある標高896mの鞍部を経由するため、往路で300m、帰路で216mの標高差の登り返しがあります。登山口から広戸仙までの標高差が585mあるので、往復すると累積標高差は1100mにもなってしまいます。標高差1100mというと、横尾から蝶ヶ岳へ登るのとほぼ同じです。2週間ぶりで、腰痛やら膝痛やら首肩痛やらで仕事以外部屋でおとなしくしていた病み上がりのような状況でやるには、ちょっとばかりきつすぎました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: マムート ボディクール ロングスリーブAF
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート ランボールドアドバンスドハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ボルダーライトパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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今回は、新アイテムが3点あります。


Body Cool Longsleeve AF
まずマムート ボディクール ロングスリーブAFという長袖シャツ。名前の通り接触冷感素材のシャツなので、ドライレイヤなしで直接肌に着てみました。けっこうヒンヤリ感が持続して快適でした。


Boulder Light Pants AF
ボトムスのマムート ボルダーライトパンツも新規購入品です。パンツはいつも黒系統かカーキ系統の2パターンでマンネリ化しているので、たまたま見つけたこの赤系のパンツが妙に新鮮で、セールで4割引になっていたのもあって買ってみました。赤系とはいえけっこう落ち着いたトーンの薄めのエンジ色なので思っていたほどの浮いた感じにはならず、派手なカラーリングのシューズ デュカンハイGTXとの相性はわりとよかったと思います。これでもう少し派手な感じの赤色だったら、下半身だけ浮いた感じになっていたところです。


Ducan High GTX
そして、先日購入したデュカンハイGTXですが、テトンGTXと比較して軽くて歩きやすい感じの靴でした。全体的なつくりがハイキングシューズといった感じなので、フィット感もよく軽快に歩くことができました。しかし、今回のような標高差が大きく行動時間が長い山歩きにはちょっと向いていなかったのかもしれません。下山する頃には結構足裏が痛くなりました。もっとも、付属のインソールを使ったので、スーパーフィートなど別売りのいいソールに交換すると感じは変わるかもしれないので、次回はソールを交換して試してみようと思います。



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8:22 声が乢にある登山口前の駐車場を出発します。他に2台車が停まっていました。晴天の週末ですが、登山者は少なそうです。


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道路の向側にある登山口から入山です。ここの標高が530mなので、広戸仙山頂1115mまで585mの登りです。


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最初はそれほど傾斜のきつくない道をときどきUターンしながら登っていきます。木陰の涼しい道で、虫も居なくて快適でした。


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9:01 東屋に着きました。さすがに汗をかいてしまったので、少し休憩していくことにしました。休憩中にご夫婦の2人組が到着し少し話しをしましたが、どうやら目的地は同じで滝山まで行かれるようです。


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9:23 ご夫婦よりも一足先に出発します。


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東屋を過ぎると道の傾斜が増して来ました。蒸し暑さも出てきて、汗が噴出します。


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9:28 このコース唯一の鎖場を通過します。


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その後も岩の多い急登が続きます。このあたりから煩いアブがまとわりついてくるようになり、かなりイライラさせられました。この日は、基本的にずっとストーカーのようなアブに終始悩まされました。黒色のシャツだったのも一因かもしれません。


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9:43 ようやく急登が終わり、ベンチのある場所に着きましたが、今回は先を急ぐので通過です。


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1040mのピークからいったん小さな鞍部へ下ります。この鞍部までの標高差も累積標高差に加えるべきなのでしょうが、地形図をみると標高差10mしかないので、この差は含めないことにします。


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10:01 三角点のある1075.4mピークの第三展望所に着きました。


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陽射しはあるものの湿度が高いので空気に透明感は無く、あまり遠くのほうまで展望は広がっていませんでした。


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ランチタイムには早すぎますが、小腹が空いたので朝食で食べ残したジャムパンを食べました。写真を撮るのも忘れてがっついてしまったので、完食後の残骸だけでも撮影しておきました。


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展望所から東に滝山が見えています。その背後にかすみつつも那岐山も見えました。しかし、改めてみると、鞍部からの登り返しがけっこう厳しそうで、広戸仙から滝山まで1時間でいけると思っていましたが、どうやらそれほど甘くはなさそうです。鞍部からの登り返しだけで1時間はかかりそうです。休憩中にご夫婦が到着しましたが、小休止だけで先に出発していきました。


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10:21 汗でびしょびしょになったシャツを乾かすためにたっぷり20分休憩してから、広戸仙に向けて出発です。山頂まではすぐです。


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展望所からはしばらく平坦な尾根道が続きますが、山頂直下でやや急傾斜の道になります。


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10:29 広戸仙山頂です。滝山方面に下っていくご夫婦の鈴の音が聞こえていたので、少し距離をとるためにベンチに座って靴紐を締めなおしました。ここから鞍部まで200mほどの下りとなるので、しっかりと締めなおしておきました。靴紐を締めなおしている間もアブが頭の周りをブンブンと飛び回ってほんとうにイライラしました。


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10:31 滝山との鞍部に向けて下ります。


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はじめのうちは比較的傾斜の緩やかな尾根道です。


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10:46 標高1020m地点で、前方に滝山が見えました。第三展望所から見たときよりも近く見えるので、それなりに距離を歩いて来たことを実感します。ここから鞍部まで激下りが始まります。


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あまり下っているように見えませんが、石がゴロゴロする急傾斜の道を慎重に下りました。グリップ力が気になっていたデュカンハイGTXですが、滑りそうな湿った黒土の斜面でも期待以上にしっかりとしたグリップ力で、安心できました。


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ようやく傾斜が緩んでそろそろ鞍部も近そうです。


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10:58 標高896mの鞍部に着きました。


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ここから北方向にふるさとコースという滝めぐりのコースがあるはずですが、見たところそれらしいトレースが見当たりません。奥のほうになんとなくトレースっぽいものも見えましたが、あまり歩く人が多くないのでしょう。滝めぐりのコースはほぼ等高線に沿った道なのでアップダウンが少なく楽そうですが、距離が長く時間がかかりそうなのがネックです。復路で使ってみるというのもありかもしれませんが、トレースが不明瞭だったり、最近の豪雨で崩れたりしている可能性もあるので、下山で使うのはちょっとリスキーかもしれません。

つづく。

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| 2020年8月 広戸仙・滝山 | 13:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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またつまらぬ山に登ってしまった:  霰ヶ仙 

2020年7月19日(日) 岡山県鏡野町 霰ヶ仙(標高1074m) 日帰り単独行 


長く登山をしていると、ときどきなんでこんな山に来てしまったんだろうかとがっかりすることがあります。山頂に立っても達成感もないし、途中で風景の美しさに感動することも無く、ただ疲れただけといことがありますが、今回登った霰ヶ仙(あられがせん)は、まさにそういう山でした。


本当は、富栄山からブナの森を経て乗幸山まで行く予定でした。そのため、がんばって早起きして、8時過ぎには富栄山の登山口に着いたのですが、駐車場入口の先にある登山口が見えた瞬間、その光景に凍りつきました。なんと、20名以上はいると思われる団体が今まさに歩き始めようとしていたのです。駐車場に車が6台ぐらい停まっていたので、先ほどの団体が乗って来たものだと思われます。いままで何度も富栄山に来ましたが、朝から複数台の車が停まっていたことは初めてです。


とりあえず駐車場に車を停めましたが、このまま出発していいものかどうか迷いました。少しゆっくり目に準備をして出発したとしても、せいぜい15分から20分しかかからないわけで、どちらにしても途中で団体に追いつくことは明らかです。尾根に出るまでは細い山道で途中追いついても追い越せるような場所はありません。となると、少なくとも尾根に出るまでは団体の後ろについてちまちまと登って行くしかありません。山頂についてものんびりと休憩する時間があるかどうか怪しいものです。富栄山は素通りして乗幸山方面に行けばいいのでしょうが、団体の目的地がもしも同じだったら目も当てられません。


ということで、今日は不運だったと富栄山はあきらめることにしました。幸い、前から機会があったら登ってみようと思っていた霰ヶ仙がすぐ近くにあるので、目的地を霰ヶ仙に変更しました。


ちなみに、富栄山の登山口手前にあるキャンプ場も満員御礼状態でした。このキャンプ場がこれほど人であふれているのを見るのは初めてかもしれません。映画や遊園地などの屋内型施設が軒並み使えないということで、にわかキャンパーが増えたりしているのでしょう。その意味ではトレッキングも新しく始めたり頻度が増えたりという人が多くなって、山も混雑しがちなんだと思われます。やはり、しばらくは名の知れた山には近づかないか、行くとしても早朝など人の少ない時間帯を選ぶなど、密を回避する方策を考えたほうがよさそうです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ランボールドパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




霰ヶ仙は富栄山の西にある山なので、県道65号線を少し南下し、県道56号線を西に入って集落が途切れたあたりでヘアピンカーブになっているところから林道を入っていきます。富栄山の登山口からならわずか10分程度しかかかりません。本来の登山口は林道をずっと上がって、霰ヶ仙の東側にある標高900mの鞍部にあります。そこまで林道を車で上がっていけるのかどうか状況がわからないので、とりあえず林道入口の道幅の広い場所に車を停めて歩いていくことにしました。


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8:39 林道入口の駐車地を出発します。富栄山と違って他に車は停まっていませんでした。


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出発してすぐにコンクリート舗装の道になり、傾斜もそこそこきつくなりました。コンクリート舗装が終わると、未舗装路になりますが道の状態はそれほどひどくはありませんでした。4WDの車なら楽に上がっていけそうですが、2WDだとやや厳しいかもしれません。とりあえず、車を置いてきて正解でした。


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9:07 標高750mのヘアピンカーブまで来ると、ようやく道の傾斜も緩くなり、すこし広い駐車スペースもありました。4WDならここまで車で上がってきてもよさそうです。


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駐車スペースのすぐ先に2つ目のゲートがありました。ちなみに1つ目のゲートは林道入口にあります。


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2つ目のゲート脇に一般車両通行禁止の看板があり、やはり登山口まで車で上がっていくのはだめみたいです。


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道幅の広い林道ですが、歩き始めてすぐにクモの巣トラップに引っかかったので、今回も落ちていた木の枝でクモの巣トラップを破壊しながら進みました。不思議と顔の高さにあるのがムカつきます。


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9:15 前方に霰ヶ仙らしきピークが見えました。まだまだ距離がありそうです。


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クモの巣トラップを写真に撮ってみました。画面中央よりも少し上に写っている水平方向の白っぽい線がクモの巣です。いわゆる網のようになっているクモの巣部分ではなく、それを支える張り綱に相当する糸です。幸い、この張り綱に相当する部分は粘つく成分がないので、顔に当たっても張り付くことは無いのですが、やはり顔に当たると気持ちのいいものではありません。なので、木の枝でぶった切って通過するわけです。クモにしてみれば迷惑千万でしょうが、こればっかりはいたしかたありません。


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9:42 たまにぽつぽつと降っていた雨が、いきなり本降りとなりました。木の下でしばし雨宿りです。ちょうど出発から1時間ほど経っていたので、休憩するのにいい時間でした。このまま降り続くようなら帰ろうかと思いましたが、5分ほどするとほぼ止んでくれたので、再び霰ヶ仙に向けて歩き始めました。


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9:58 登山口に到着です。ここから左上に登っていきます。


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ちょっとわかりにくいのですが、「霰ヶ仙」と書かれた道標が木にぶら下がっています。分県版登山ガイドにも載っていない山なので、藪漕ぎ状態を予想していましたが、どうやらそれなりに歩ける道のようです。


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地形図には登山口から東へ下る尾根道の印が描かれているので道があるかどうか確認してみたのですが、ほぼ笹薮と化したトレースらしいものがあっただけでした。


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とりあえず、登山口で一休みです。ハイキングチェアーを出して座り、ラムネで栄養補給です。


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10:16 登山開始です。


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登山口の道標はわりとちゃんとしていて、文字もはっきりと読むことができました。


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出だしの急登を過ぎて尾根上に出てくると、草を刈った跡もあったりで、意外にもちゃんと整備されているようです。


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急傾斜が終わるといったん緩い道になり、一息つけます。


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しかし、すぐに急傾斜の道が現れました。ここで足元に蛇がいたのを見つけてちょっとビビリましたが、蛇のほうはめどくせーなという程度のスローモーションでゆっくりと草薮のほうへ移動していくだけでした。


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進んでいくと、さらに傾斜が増してきつい坂道になりましたが、半ば崩れかけていたとはいえ階段の名残があったので、すこしは役に立ちました。


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10:30 標高1000m地点で平坦な尾根に出ました。尾根を右へたどります。ここからしばらくは緩やかな道で助かりました。


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途中、すこしガスっているものの山頂が見えました。残り、70m程度の標高差です。


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山頂直下までくると、再び急登の始まりです。


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この急登は階段の名残もほぼなく、湿った滑りやすい黒土の急坂なので、わりと苦労しました。登山者の多い山だと、なんとなく踏み跡が階段のようになっていたりするのですが、この山は登山道の土も柔らかく、階段状の踏み跡など皆無で、登山者が少ないことがもろわかりです。


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10:40 霰ヶ仙山頂です。当然ながら誰も居ません。1時間20分の林道歩きの後、24分の登山でした。ほとんど林道を歩いただけといった感じです。


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山頂の山名板も、それなりにちゃんとしたものが設置されていました。


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山頂からは北東から南南東にかけて展望がありましたが、雲が多くて富栄山らしき山はほとんど見えませんでした。


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南南東の方向に見事なピラミッド型の山が見えていましたが、どこの山でしょうか。地形図でみると、津山市と真庭市の境界にある高山という標高664mの山のようです。


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展望をひととおり楽しんだら、記念撮影。


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山頂はけっこう蒸し暑いし虫がブンブン飛び回っていてウザいのでさっさと下りようかと思いましたが、虫除けスプレーを首や側頭部などにつけると、あまり近くには寄ってこなくなったので、すこし休憩していくことにしました。小腹が空いたので持ってきたクリームパンをほおばりました。ドリンクはカフェオレをつくるつもりでしたが、暑くてホットドリンクという気分ではなかったので、スポーツドリンクですませました。


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休憩しているうちに雲が切れて展望が広がってきました。大空山から富栄山にかけて全体が見えるようになりました。


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麓にあるキャンプ場も見えました。


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11:18 下山開始です。山頂直下の急坂でズルッと滑って転倒しそうになりましたが、なんとか踏ん張って転倒せずに下りきりました。


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11:26 標高1000mの尾根から左へ下ります。この急坂もなかなか大変でしたが、ここでは階段の名残のおかげでスリップすることなく下れました。登りで蛇にあった場所で、また同じ柄の蛇に会いました。おそらく同じ蛇なのでしょう。1度ならず2度までも日向ぼっこの邪魔をして申し訳ないと心の中で謝罪しておきました。


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11:34 登山口まで下りてきました。わずか20分ほどで下りて来たので、あっけないやら物足りないやらという感じです。ここからまた長い林道歩きの始まりです。


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12:30 だらだらと林道を下り、駐車地まで戻ってきました。やたら蒸し暑くて汗はかいたものの、全然爽快感はありません。登山したという感じもあまりなく、ただただ山の中を歩いただけという感じです。綺麗な森があったわけでもなく、山頂から展望が楽しめたというほどのこともなく、達成感も満足感も無い無味乾燥な山でした。この感覚は、三十人ヶ仙のときと似ています。


また、つまらぬ山に登ってしまった・・・


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| 2020年7月 霰ヶ仙 | 22:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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7月なのにひんやり涼しい気温15度:  朝鍋鷲ヶ山その2 

2020年7月5日(日) 岡山県真庭市 朝鍋鷲ヶ山(標高1074m) 日帰り単独行 


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標高960m地点でブナの巨木に出会ってから、なだらかな尾根道が続きます。このあたりはそこそこ太い木が多く、森らしい雰囲気があっていい感じでした。


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10:09 朝鍋山登山口への分岐に着きました。下山はこの道を朝鍋山登山口へ下ります。


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朝鍋山登山口への分岐を過ぎると、周囲の森の様子が少し変わりました。あまり太い木は見当たらなくなり、雑然とした雑木林のような雰囲気になってきました。標高的にはブナ林が広がっていてもよさそうなものですが、残念ながら期待はずれでした。


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10:14 朝鍋鷲ヶ山山頂に着きました。山頂手前でソロ男性とすれ違いましたが、山頂には誰も居ません。前回訪れたのは2016年11月だったので、木々の葉も結構落ちていたし、草もそれほど繁茂していた記憶はありませんが、さすがに夏ということでかなり草が生い茂っているなと感じました。


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以前来たときは「感動の碑」と彫られた石碑を見て何だろうと思ったのですが、かつて行われた国体登山競技の記念碑らしいです。


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とりあえず、記念の自撮り。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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山頂といっても、まわりは木々が立ち並んでいた展望はほぼ無いので、展望台へ登ります。


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大山は雲が邪魔をして姿を見ることができませんでした。


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北の皆ヶ山あたりは見えていました。


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蒜山もギリギリ雲にかからずに姿を見せてくれていました。


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南方向は、すぐ隣の金ヶ谷山は見えていたものの、右奥に見えるはずの毛無山は完全にガスに覆われていました。


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ということで、せっかく展望台にのぼってもほとんど展望は得られなかったので、ハイキングチェアに座って行動食を食べることにしました。ランチ用にカップラーメンを持って来ましたがさすがにまだ時間が早いし、登山開始前にサンドイッチを食べたのであまり空腹感を感じていなくて、行動食だけにしておきました。


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休憩しているうちに、北西方向の雲が切れてちらりと海が見えました。おそらく、美保湾のあたりだと思われます。


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11:00 誰も居ない山頂でかれこれ45分ものんびりと休憩することができました。展望台に登ってしばらくは虫も居なくて快適でしたが、さすがに長居をしていると虫に見つかって頭の周りを何匹か飛び回るようになってきたので、そろそろ下山することにします。


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朝鍋山登山口へ下ります。地形図で見るとそこそこ傾斜のある尾根道のようなので、雨に濡れた状態では滑りやすくて厄介かなと心配でしたが、穴ヶ乢からの道もけっして下りやすい道ではなかったので、予定通り行くことにしました。


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はじめのうちは比較的すっきりとした気持ちの良い森の中を緩やかに下ります。


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たまにブナの大木も見かけました。


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次第に傾斜がきつくなって来ましたが、ちゃんとした階段が設置されているところが多く、思っていたよりもかなり歩きやすい道でした。


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906ピークのあたりで、登山道から50mぐらい離れたところに、けっこうな巨木っぽい木を見かけましたが、さすがに遠すぎてどれぐらいの大きさかよくわかりませんでした。葉が落ちた冬にでもまた訪れてみたいと思います。


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11:43 登山口に着きました。


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ここから先はアスファルト舗装の林道歩きです。朝、車で距離を測ったら、穴ヶ乢入口まで1.6kmほどありました。20分ぐらいかかりそうです。


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12:12 結局、30分かかって穴ヶ乢入口まで戻ってきました。1ヶ月ぶりの山行でしたが、翌日ふくらはぎにわずかな痛みを感じた程度のちょうどいい山歩きでした。

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| 2020年7月 朝鍋鷲ヶ山 | 20:54 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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7月なのにひんやり涼しい気温15度:  朝鍋鷲ヶ山その1 

2020年7月5日(日) 岡山県真庭市 朝鍋鷲ヶ山(標高1074m) 日帰り単独行 


先月初旬の角ヶ仙以来、1ヶ月ぶりのお山に登って来ました。1ヶ月ぶりということで比較的楽な山かつマイナーな山で、その上まだ歩いていないルートがあるということで、蒜山高原の西端にある朝鍋鷲ヶ山を選びました。


朝鍋鷲ヶ山には以前新庄村側から金ヶ谷山経由で登ったことがありますが、蒜山高原側からはまだ登ったことはありません。ということで、今回は三平山との間にある穴ヶ乢から登り、穴ヶ乢から少し南にある朝鍋鷲ヶ山登山口に下り、林道を経由して穴ヶ乢に戻るという周回コースで歩くことにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート ディライトウールジップL/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムクルー
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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7月だというのに山頂付近の気温は15度という予報だったので、シャツはウール素材のジップシャツを選びました。登りでは多少汗をかきましたが、山頂で休憩中でも寒くも暑くも無くいい選択だったようです。シューズは、雨上がりということでウェットに弱いマムート テトンGTXはやめて、久しぶりにスポルティバ トランゴアルプGTXを履きましたが、こちらも大正解でした。かなり湿っていて滑りやすい状態でしたが、スリップで転倒することも無く無事に急斜面の登り下りをこなすことができました。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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8:42 穴ヶ乢下の林道から出発です。路駐しているように見えますが、ここは道幅が広くなっていて路肩に十分な駐車スペースがあるので、通行の邪魔にはなりません。ちなみに、下山予定の朝鍋鷲ヶ山登山口前に1台停まっていましたが、穴ヶ乢のほうには他に車はありませんでした。


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「穴ヶ乢入口」という道標の脇から森の中に入っていきます。


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雨上がりということで、登山道は完全なウェット状態です。


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歩き始めてすぐにクモの巣トラップに引っかかったので、落ちていたスギの枝を拾って体の前で上下に降りながら進みます。この日は他に登山者がいないため、たくさんのクモの巣トラップがありましたが、この枝のおかげでほとんどトラップにつかまることなく歩くことができました。


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8:50 穴ヶ乢に着きました。以前、三平山から穴ヶ乢を経由して林道へ下ったときは、もっと時間がかかったような気がしていましたが、10分もかからずに到着することができました。


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穴ヶ乢から左の朝鍋山方向に進みます。朝鍋鷲ヶ山は、もともと朝鍋山と鷲ヶ山という別の山だったそうですが、現在は朝鍋山であった1074mピークが朝鍋鷲ヶ山と呼ばれています。鷲ヶ山は朝鍋山の東にある1020mのピークだったようです。


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穴ヶ乢からは3分ほど緩やかに下り、そこから先は登り道となります。


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それほどきつくは無いのですが、進むにつれて徐々に傾斜がきつくなってきます。


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15分ほど歩くと、けっこうな急登になりました。


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9:10 急登が一段落する小さなテラス状の尾根があったので、ここでドリンク休憩です。天気は曇りで、時折薄日がさすぐらいの状態なので、ひんやりとした涼しい気候でしたが、さすがに急登をこなして汗ばんでしまいました。


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休憩を終えて歩き出すと、うっすらと霧が漂う森の中に日差しが差し込んでちょっと幻想的な雰囲気になってきました。潤いたっぷりの森の空気に全身を包まれている爽快感に加えて幻想的な風景まで出現して、1ヶ月間出かけられなかったストレスが解消されていくような気がしました。


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急登が終わり平坦な尾根道になると、気持ちのいいブナ林になりました。


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ブナの大木も目につくようになって来ました。


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左手の木立の向こうには蒜山三座も見えました。


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ずっと平坦だった尾根道ですが、954ピーク手前でやや急な坂道になりました。


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954ピークに着くと、その先はかなり平坦で広い場所になっていて、奥に進んでいくと突然驚くようなブナの巨木に出会いました。登山道から5mほど離れたところに見事なほどまっすぐに立っているのですが、なんだか巨人が佇んでいるような圧倒的な存在感がありました。


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写真ではわかりにくいのですが、幹直径は1m以上あり、幹周は4m近いぐらいありそうです。先月、笠杖山で出会ったブナの巨木を上回るほどの存在感があったので、もしかしたら県下でも有数の巨木かもしれません。

つづく。

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| 2020年7月 朝鍋鷲ヶ山 | 23:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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登山口が見つからず森をさまよう:  角ヶ仙その2 


2020年6月7日(日) 岡山県鏡野町 角ヶ仙(標高1153m) 日帰り単独行 


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9:49 展望台を素通りして、先に進みます。少し平坦な道があったものの、すぐに急登の階段になりました。


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久しぶりにギンリョウソウを見ました。


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10:07 急登の階段を超えると、その後はなだらかな尾根道となり、標高950mの小ピークにつきました。


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木々が邪魔ですが、隙間から角ヶ仙が見えました。この小ピークでバックパックを下ろして立ったまま小休止をとりました。背中が結構汗で濡れてしまいましたが、バックパックを下ろすとわずかな風がひんやりと背中をクールダウンしてくれて快適でした。虫もいないし、気持ちよく休憩をとることができました。


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10:15 小ピークを出発します。ここからはいったん小さな鞍部に向けて下ります。


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鞍部を越えると、すぐに階段の登りが始まりました。しかし、展望台を過ぎてからは偽木の階段になったおかげで、階段がちゃんと機能していて歩き易くなりました。


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登山道脇にタニウツギらしいピンクの花が咲き始めていました。青空を背景にすると、花のピンクが映えます。


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標高990mの尾根に出ると、ようやく前方に角ヶ仙が姿を現しました。


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標高1000mを越えたあたりからすこし傾斜がきつくなってきます。道はほぼ直登です。


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尾根の真ん中に巨岩が立ちふさがっていて、登山道は左から巻いて行きます。

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大岩を通過すると、きつい直登が始まります。空がよく見えるので山頂は近そうですが、この直登がけっこう大変でした。階段のなごりがたまにありますが、ほぼ消滅していてフラットに足を置ける場所はほとんどありません。


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しかし、振り返ると背後に泉山がどっしりと構えているのが見え、なかなかの絶景です。


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山頂の見えない急斜面を登りきってさあ山頂だろうと思っていたら、まだまだ先でした。かなりがっかり。それでも最後の急坂を黙々と登ります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:50 もくもくと急登をこなして、広場が見えたと思ったら山頂でした。誰も居ない静かな山頂です。


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ひとまず山名板といっしょに自撮りしておきます。


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展望は、南西方向だけひらけていましたが、ほかは木に邪魔をされて展望はありません。これなら、少し下の登山道からの眺めのほうがよかったなと思います。西の方に大山が見えているはずでしたが、なぜかそれらしい山を見た記憶がありません。なにか別の山と勘違いしていたのか、それとも物理的に見えていなかったのかよくわかりません。


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あまり展望に恵まれていないので、休憩をかねて早めのランチタイムにします。ジャムパンと消費期限が迫ってセール価格になっていたアミノバイタルゼリーに、いつものカフェオレで簡単に済ませます。最初は日陰にハイキングチェアーを出して座っていたのですが、黒い小さな虫がやたら頭のまわりを飛びまわってうっとおしいので、日向に移動しました。しかし、なにもかわりません。最後の手段として、自作虫除けスプレーを頭や耳、首筋あたりにたっぷり散布すると、突然虫がいなくなりました。虫除けスプレーの効果が絶大でした。アブやブヨのようなしつこい吸血虫でなかったのでしょう。


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11:24 カフェオレを飲み干したところで、下山開始です。下山は、南尾根を経由して周回コースで戻ります。しかし、入口がけっこう笹に覆われていて、最初見たときはやめようかと思いました。笹が低くてトレースが見えないほどでもないし、先行者がおそらくこのコースで下山しているはずなので、問題ないだろうということで行ってみることにしました。


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笹藪対策にグローブも装着していざ出発。


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そこそこ展望があるものの、笹薮の激下りが続きます。きつい道が嫌いな人は、素直にピストンで戻るほうが確実に楽です。


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11:42 笹や樹木の背丈が高くなってきて、トレースもわかりにくいし展望もなくなってくるしで、全然楽しくなくなってきました。その上、激下りはいっこうに緩む気配を見せません。


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11:49 森の中に入ってもあいかわずの激くだりで、笹も藪化してくるしでうんざりしていましたが、ようやく明確なトレースが見えました。傾斜も一気に緩んで、やっとのんびり歩くことができそうです。


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しばらく緩い尾根道を下ると、植林帯の中の道になりました。しかし、途中から間伐で伐採された木が林床に放置されてトレースを隠してしまっているところが時々あり、次第にトレースがわかりにくくなってきました。


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12:01 地形図で道が左へUターンしている場所まで下りてきました。正面にピンクテープがあり、その先にトレース痕は見当たりません。


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とはいえ、左手を見るとがっつり枝葉をつけた倒木が横たわっていて、こちらにもトレースを見つけることができません。もちろん右方向にもトレースらしきものはありません。地形図で確認すると、左へUターンした後、また右へUターンして、結局今いる尾根の下に戻って来るだけのようです。なら、まっすぐ下ってもよさそうですが、この先はけっこう傾斜が増しているみたいで、ちょっと手こずりそうだし滑落すると面倒なことになりそうです。ということで、とりあえず、正面よりは傾斜が緩そうな左の斜面を下ることにしました。


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立木を利用しながら左手の斜面を下っていくと、少し上のほうにピンクテープが撒いてある木があり、どうやら地形図の登山道に復帰したようです。


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下り始めるとすぐに黄色いテープみつかり、正しいルートにいるようです。


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上に見える斜面が、まっすぐ下りようとしてやめた斜面です。下れないほどではありませんが、そこそこの急斜面です。


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この急斜面の下で、林道に出合いました。


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この林道を下っていけばいいのかと思いましたが、林道の先を見ると上りになっています。GPSで確認してみると、こんなところに林道の記載はありません。地形図では、右ではなく左へ進み、すぐに右へ曲がって下っていくように道が記載されているので、この林道を右へ行くのは明らかに間違いです。しかし、左方向にはもう林道は無く、倒木があったりして道があるようにも思えません。


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林道上で思案していると、左下の木に赤テープがぶら下がっているのが見えました。さらにその下の離れたところにテープが撒いてある木が見えました。どうやら、ここから左下へ下りるようです。地形図で確認してみると、すぐ下の谷筋を越えて、もうひとつ奥の谷筋を下っていくようです。


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テープのぶら下がっている木のそばを通過して谷へ下ります。


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奥の谷のほうへ向かうと、流れの向こうにカツラの大木がありました。おそらく、このカツラの向こう側を右へ下っていくのだと思われますが、ここで流れを越えるのは難しいので、すこし下流のほうへ移動しました。


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倒木が道をふさいでいましたが、下をくぐります。


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倒木をくぐったところから、左下の谷に下りていくトレースらしきものがあったので、ここで対岸に渡りました。


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対岸に上がったところに古いオレンジテープあり。


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その先に、まだ新しいパンダデザインの布テープ。この布テープは上のほうでも見かけたので、どうやら正しいコースのようです。このあたり、上の植林帯の中のピンクテープの場所から、カツラの大木の下で流れをわたるところまではテープナビも少なく、トレース痕もわかりにくいので、道迷い要注意です。


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小さな流れに沿って下っていきます。


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12:16 無事に舗装された林道にでました。


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12:22 6分間の林道歩きで、管理棟前の駐車場に戻ってきました。登山口が見つからずに最初にうろうろしてしまった時間を差し引けば、約3時間の行程でした。


ちなみに、帰る前に正しい登山道を確認しておきました。


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管理棟の少し下の道沿いに、ちゃんと登山口の道標がたっていました。しかし、左手からカエデの枝が覆いかぶさりぎみで、ちょっとわかりにくい状態になっているため、うっかりしていると見逃してしまうかもしれません。


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しかも、道標のすぐ先に「広場」と書かれた大きな看板がたっていて、こちらのほうに注意が向きがちです。僕もこの看板は見た記憶があるので、どうやらこちらに気をとられて登山口の道標を見落としてしまったようです。で、登山口はこの広場の奥にあります。車は広場に乗り入れ可能なので、広場に停めておけばよさそうです。


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広場の奥から登っていくと、炊事棟の脇を抜けていきます。


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炊事棟の向こう側に、角ヶ仙の道標があり、その先から右上に道が続いていました。


ということで、角ヶ仙の登山口は、「広場」の奥にあるので、地形図や管理棟前の案内図を信用しないようにご注意ください。

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| 2020年6月 角ヶ仙 | 18:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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登山口が見つからず森をさまよう:  角ヶ仙その1 

2020年6月7日(日) 岡山県鏡野町 角ヶ仙(標高1153m) 日帰り単独行 


6日に行くつもりで朝起きたのですが、どんよりとした曇り空で、天気予報でも雨は降らないものの夜まで晴れそうも無い状況だったので、晴天予報だった7日の日曜日に急遽変更しました。


7日は朝から快晴で、1日延ばして大正解でした。空気も透明感があり、湿度もそれほど高くなく、日向は暑いものの日陰に入ると涼しくて、絶好の登山日よりでした。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート グレイシャーパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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そろそろトレッカーズパンツは暑そうなので、通気性と透湿性のいいグレイシャーパンツを久しぶりに履きました。生地を触った感じはトレッカーズパンツと大差ない生地厚なので暑そうに感じますが、ショーラーという生地はすこぶる通気・透湿性が優れていてとっても快適です。そのうえ、黒い生地なのに太陽熱を吸収しないという特性があるので日に当たっても暑くならず、この時期の登山にはもってこいです。ついでに、撥水性能も優秀で、少々の雨なら問題ないぐらいの万能パンツです。今年の夏はこのパンツで縦走しようかと思っているほどです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




角ヶ仙(つのがせん)は前から登りに行こうと思いつつも、なかなか足が向かなかった山です。というのも、鏡野町から県道392号を一番奥の越畑まで行くのですが、20年近く前に通ったときの記憶では、細くてカーブが多い区間がけっこうあり、時間がかかりそうというイメージがあったからです。しかし、今回走ってみるとずいぶん道が広く綺麗になっていて、あまりやっかいな区間はなく、20年の間にかなり道が整備されていました。鏡野町の国道179号線の分岐から越畑までは約30分でした。


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登山口となる越畑キャンプ場の管理棟前に着いたのは、8時30分頃でした。4年前に閉鎖されたキャンプ場はすっかり静まり返っていて、道路沿いの駐車場に車が一台停まっていただけでした。角ヶ仙は周回コースがあるので、おそらくこの車の主も周回すると思われます。なので、山頂で会わない限り、途中で会うことはなさそうです。ゆっくり登れば山頂でも会うことはないでしょう。


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9:00 出発します。


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どこが登山口なのかこれといって道標も見当たらないのですが、駐車場の隅に案内板があり、現在地の向かいからキャンプ場に入り、管理棟の北側を西へ向かう道が登山道となっていたので、その案内にしたがってキャンプ場に入りました。ちなみに、本当は管理棟から少し道路を下ったところに登山口の道標があり、広場から入っていくのが正解ですが、この日はこの道標に気がつかずに管理棟前の駐車場所まで行ってしまったのが敗因でした。


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入口にはクマ出没注意の注意書きがあったので、熊鈴をつけておきました。


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管理棟を左に見て進むと、すぐに分岐がありました。案内図では分岐など描かれていませんでしたが、管理棟の北側を西へ行くなら当然左です。


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分岐を左へ入っていくと、すぐに2つ目の分岐がありました。舗装された道は右上へ続いていますが、左の道は未舗装で雑草が生え放題です。案内図の絵なら左が正しい道っぽいのですが、どうも道という雰囲気がありません。なので、とりあえず右の舗装された道をたどってみることにしました。


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しかし、案内図のように西へ向かわずにまっすぐ北へ上って行くばかりだし、登山道という雰囲気も感じられないので、やっぱり違うかもしれないと思い、最初の分岐まで戻りました。


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最初の分岐で右へ行く道は、舗装されている上に落ち葉などが取り除かれていて、それなりに整備されています。廃止されたキャンプ場にあって整備する理由は、登山道として利用されているからということぐらいしか理由はなさそうなので、案内図とは方角が違うもののとりあえず分岐を右へ進んでみることにしました。


5分ほど登ってみましたが、やっぱり西へ向かう様子も無く、西へ入る道も見当たりません。どうも違うなと感じて、いったん駐車場まで戻って案内図を再確認することにしました。


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しかし、いくら見直してみても管理棟のすぐ北側を西へ行くようにコースが描かれていますし、GPSの地形図でも同じです。自分の歩いたログをみてみると、登山道とは違う方向に歩いています。となると、やっぱり2つ目の分岐から草ぼうぼうの左へ行くのが正解ということのようです。


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ところが、2つ目の分岐を左へ進んでみたところ、道はすぐに笹薮に覆われて消滅していました。この時点で、案内図も地形図もキャンプ場が営業していた頃の道を表示してあり、現在使われている登山口はおそらく別のところにあるのだろうと理解しました。可能性としては道路を少し下ったあたりにありそうですが、2つ目の分岐を右に上がっていけば、登山道に通じる道があるかもしれません。というのも、キャンプ場から登山する人も当時はそれなりにいたはずなので、キャンプ場内から登山道に出る道が作られていてもおかしくないはずです。ということで、2つ目の分岐をもう一度右へ進んでみることにしました。


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しばらく進むと、黄色のテープがありました。どうやら登山コースとして利用されているみたいです。


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その先には、今度はピンクのテープがありました。正規の登山道ではないものの、テープがあるということは少なくとも人が通っているということなので、やはり登山道に通じる道がありそうです。


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9:19 東西に走る遊歩道のような道の跡に出ました。道との出合い箇所に赤テープもあり、どうやらこれを西へ行けば登山道に出られそうです。


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しかし、遊歩道跡は途中で消滅し、その先はほぼ獣道のような状態になりました。獣道なのか、人が歩いてできたトレースなのか判然としませんが、とりあえず方角的にはあっているので、微かなトレースをたどってみることにしました。


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9:25 テープも何も無い森の中を、トレースかどうかもよくわからない痕跡のようなものを探しながら森の中を歩き続けていると、目の前に道が現れました。GPSで確認してみると、どうやら登山道に出たようです。


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結局、廃止されたキャンプ場からこんな風に山の中をさまよって、登山道の途中に出て来たわけです。


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下のほうを見ると、看板のようなものが立ち並んでいます。確か、角ヶ仙の登山口には、「角ヶ仙登山道」と一文字づつ書かれた看板が並んでいたはずなので、これらがそうなのでしょう。駐車場を出発してかれこれ30分近くも森の中をうろうろしてしまいました。登山口なんて行けばすぐにわかるという思い込みで、ちゃんと下調べをしてこなかったのが敗因でした。こういうちょっとしたことで遭難につながってしまうのかもしれません。


そういえば、少し前に福井と岐阜の県境にある左門岳で下山する方向を間違えて遭難した夫婦がいましたが、ちょっとしたうっかりミスで4日間も山中で過ごすことになるとは予想だにしていなかったことでしょう。登山回数が増えるほど慣れによる思い込みやミスが起こりやすくなるでしょうから、肝に銘じておきたいと思います。


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登山道に無事出ることができたので、あとはただ登っていくだけです。


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もとは木の階段があったらしい登山道ですが、すっかり木が朽ちて階段は消えてなくなっている部分が多く、急斜面を直登するようなきつい登りが続きます。


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9:36 いきなりの急登で息が上がって来たので、急登を登りきったところにあったベンチでたまらず休憩をとりました。


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朝食にアミノバイタルのゼリー飲料を飲んだだけだったので、ラムネでエネルギーを補給しておきました。


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休憩場所の先ですぐにまた急登が始まりましたが、休憩とエネルギー補給のおかげでばてずに登ることができました。


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9:48 急登を登りきると、テラス状の尾根にでました。標高840m地点です。


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コンクリートの案内板ようなものがあり、ここから見える山の解説が描かれているようですが、植林ですっかり展望は閉ざされていて意味がありません。駐車場の案内板に描かれていた展望台がここなのでしょうが、展望が無い展望台では休憩する気にもなれないので、水分補給だけして先へ進みます。

つづく。

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| 2020年6月 角ヶ仙 | 17:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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規模・美しさ共に県下一のブナ林かも:  笠杖山その3 

2020年5月24日(日) 岡山県新庄村 笠杖山(標高1063m) 日帰り単独行 


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13:20 1003ピークに着きました。三角点が落ち葉に埋もれながら存在を主張していました。ここも森の中のピークなので、展望はまったくありません。笠杖山に関しては展望のきく場所はまったく無く、笠杖山はもとより縦走路においても展望を期待して登って来るとがっかりすること間違いなしです。


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今日のところは1003ピークで引き返すことに決めたわけですが、この先の状況を少し確認するために、道が下り始めるところまで行って見ました。地形図から予想したとおり、そこそこの傾斜の下りが続いているようです。さすがにこの時間から100mも下る気にはなりません。ということで、予定どおりここで引き返すことにしました。


復路もブナの写真を撮りながらのんびり帰りました。せっかくなので、一眼レフで撮影した写真を、何枚か掲載しておきます。横位置写真はクリックで拡大します。


ペンタックスの一眼レフは、緑が派手目に再現される癖があり、デフォルトだと彩度をあげすぎた写真のように見えるので、どれも彩度を落とす調整をしていますが、それでもスマホなどのデバイスによってはまだ派手目に見えます。新緑が透過光に光る森の雰囲気はよく出ているので、記憶色に近いという意味ではまあありかなという気もします。でも、やっぱりどこか不自然さを感じるので、今後は新緑の撮影はやはりキヤノンのカメラで撮ることにします。

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ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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14:15 笠杖山の北にある1053.4ピークまで戻ってきました。ここから西へ下るトレースがあり、ピンクテープが森の奥のほうまで設置されているので、麓の林道まで下ることができそうです。来た道をそのまま戻ってもあまり面白くないので、1053.4ピークから西へ下ってみることにしました。


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トレースは、踏み跡というよりもしっかりと笹が刈り払われた登山道といってもいいレベルです。


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1分も下ると、前方にかなりの太さの巨樹が見えました。残念ながらすでに朽ちていましたが、この山で見た中でも最大級の太さのようです。手前にあるブナも直径1m級の巨木ですが、それと比べても倍近い太さのようです。樹種はブナだと思いますが、幹周はおそらく4mを越えていると思われます。笠杖山でみたブナの中では、間違いなく最大のブナです。朽ちてしまったのが残念です。


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朽ちたブナの下にもう1本ブナの巨木があり、こちらも半ば朽ちていましたが、まだ葉をつけていました。太さもかなりのもので、もしかしたら生きているブナとしては最大級かもしれません。トレースはこの木の下を通って下っていきます。


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14:20 朽ちたブナの巨樹から3分ほど下ると、再びブナの巨木に出合いました。直径1mを越えているであろう巨木です。下り始めてまだ5分程度しか経っていないのに、すでに朽ちたものもくわえて4本の巨樹・巨木に出合うなんて、偶然にしてもできすぎのようなトレースです。


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結構な急坂をほぼまっすぐ下ってきましたが、倒木が道をふさいでいたりして、楽に下れる道とは言い難い状況でした、とはいえ、崖のような場所は無いので、倒木があっても楽に迂回でき、その意味ではまだ歩きやすい道と言えるかもしれません。


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驚いたことに、さらに2分ほど下ると、先ほどのブナをしのぐほどの巨木がありました。標高960m付近ですが、これで5本目です。このトレースは意図的に笠杖山西面にある巨樹をつないでつけられているのではないかとさえ思えます。


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ちなみに、この写真は同じ木を一眼レフで撮影したものです。


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さすがに標高950mから下になるとブナは減ってきて、しだいに森を構成する樹種が変わってきました。巨木、大木と呼べるような木も見かけなくなり、ピンクテープをたどって急斜面をひたすら下るだけです。


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14:45 途中から植林帯に入り、ピンクテープもほとんど見かけなくなってトレースが若干怪しくなりかけましたが、なんとかそれらしいトレースを探して下っていくと、ようやく林道に出ました。この5分ほど前に、左下に林道が見えましたが、地形図に載っているものではなさそうだったので、そのままトレースをたどりました。


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14:56 最初の分岐で、右へUターンするように下ります。


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15:11 2つ目の分岐です。地形図では丁字路になっていますが、現場は十字路になっていました。いずれにしても右へ行くことにかわりは無いはずなので、右へ下る道へ進みます。


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15:24 GPSで正しいルートを進んでいることを確認しながら歩き続けると、アスファルト舗装の道に出ました。ここを左へ進めば、駐車場所まで一本道です。


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10分ぐらいで着くだろうと思っていましたが、行けども行けどもアスファルト道が続きます。


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15:44 予想の倍の20分かかってようやく駐車場所に戻ってきました。写真を撮りながらの山行だったので、時間がかかるのは仕方が無いとはいえ、結局6時間強もかかってしまいました。結構疲れましたが、予想よりもずっとブナ林の規模が大きく、かつ美しい森でした。


岡山でブナ林といえば毛無山のブナ林が県下では一番といわれているようですが、歩いてみた感覚では笠杖山北の縦走路まで含めれば毛無山のブナ林よりも大規模で美しいと思います。特に、1053.4ピーク北斜面から1003ピークにかけての縦走路のブナ林の美しさは、確実に毛無山のブナ林をしのいでいると言えそうです。そのうえ、巨樹巨木にもたくさん出会うことができ、なんだかとても充実した山歩きだったように感じます。今回は1053.4ピークから西へ下りましたが、ほかにも土用ダムのほうへ下る道が稜線上に2箇所ほどあったので、いつかそれらの道を下ってみたいと思います。もしかしたら、まだ知られざる巨樹巨木に出合えるかもしれません。

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| 2020年5月 笠杖山 | 16:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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規模・美しさ共に県下一のブナ林かも:  笠杖山その2 

2020年5月24日(日) 岡山県新庄村 笠杖山(標高1063m) 日帰り単独行 


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11:46 休憩を終えて北に向けて歩き出すと、すぐ近くにあった木に、消えかけた文字で笠杖山と書かれた札が設置されていました。なぜここに?という気がしないでもないのですが、まあ登山道脇の適当な木というとこれぐらいしかなかったということなのでしょう。


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北に向けて平坦な山頂部を進みます。



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道が下り始めるとブナが増えてきて、どうやらブナの純林になってきたようです。


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登山道脇には直径30cmを超える太いブナが立ち並びます。


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ブナはもともと日陰でも生育できる樹種なので、他の樹種よりも日照条件の悪い環境で成長することができます。そのため、標高1000m付近の北向き斜面で他の樹種を圧倒し、森の変遷の最終段階でブナの純林を形成します。その状態を極相林といいますが、自然災害などの外力が加わらないかぎり、ブナの純林が森の完成形として維持され続けるというわけです。今回は笠杖山の南側から登って来ましたが、南側はまだ他の樹種との混成林でした。日照条件がいいので他の樹種も負けずに生育しているというわけです。そのため、綺麗なブナ林は日本海側に多く残っているようです。


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笠杖山の北側にある1053.4三角点が近くなると、いよいよブナだらけの様相になってきました。しかも、太いブナのオンパレードで、ブナ回廊といってもいいほどです。


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ただし、なだらかな斜面のほうを見ると、案外細めの同じような太さのブナが多いので、もしかしたら一度は人の手が入っているのかもしれません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:03 四等三角点が登山道の真ん中に埋まっていました。


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三角点のすぐ先で、左手(西側)の木々の奥にテレビ電波の反射板らしきものが建っているのが見えました。


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道が下り始めると、あたりはすっかりブナの純林となりました。登山道脇には直径50cmオーバーの大木もあり、なかなかいい雰囲気です。


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茶色の落ち葉が敷き詰められた登山道が、新緑のフレッシュグリーンの森の中に続く風景を見ると最高に癒されるような気がします。しかし、この縦走路はせっかくのこの風景を楽しむことなく走り抜けるだけのトレラン用コースとして整備されたものというのが、なんとも皮肉な話です。


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ひときわ大きなブナが登山道脇にありました。幹周3m近くありそうです。


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すぐ先にはまた別の大木です。奥に見える木もそこそこの太さがあります。


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美しいブナ回廊を楽しみながらゆっくりと進んでいきます。


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わずかながらツツジもまだ残っていました。


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1006ピークを過ぎて、鞍部に向けて下ります。このあたりも左右にブナの大木があり、美しい森が広がっています。


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12:41 1006ピークの北側にある、標高960m付近の鞍部まで下りて来たところで、ランチ休憩をとることにしました。


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今回はコンビにおにぎりとカフェオレです。冬と違ってお湯をたくさん持ってくる必要が無いので、350mlのポットに直接カフェオレスティックを入れて直飲みです。いちいちカップを使う必要が無いので楽でした。ポットに匂いが着くのが嫌でいままではお湯以外は入れませんでしたが、このポットを使う機会がほぼなくなったので、コーヒー系を入れるのを解禁しました。


おにぎりを食べながら、どこまで行くか考えました。あまりにも綺麗なブナ林が広がっていてゆっくりと歩きすぎてすでに午後1時前です。当初の目標であった、金ヶ谷山手前の稜線分岐まで行って帰ってくると遅くなりそうです。それに、この先いったん標高900m近くまで下ることになるので、ブナ林も一時混成林となってしまいそうです。そこから稜線までまた100mほど登り返すのですが、今度は南向き斜面になるので、笠杖山何面の登山道と似た雰囲気かもしれません。また、帰りは再び100m下って100m登ることになり、かなり疲れることは明らかです。ということで、少し北にある1003ピークで引き返すことにしました。


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12:57 ランチを終えて、1003ピークに向けて登り返します。


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標高差30m程度の軽い登り返しですが、休憩後ということもありちょっと疲れました。


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1003ピークに続く平坦な尾根になると、再びブナの大木がちらほらと現れました。太いブナがあるとやはり森の重厚感がちがってくるので、歩いていて楽しさがかわってきます。


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このブナもなかなかの大木でしたが、主幹の下のほうはかなり痛んでいました。


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それでもしっかりと枝葉を広げて、まだまだ生命力に満ち溢れていました。


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先に進むと、別の大木が2本順番に出迎えてくれました。ちょうどこのあたりでGPSからビープ音が鳴りました。バッテリー切れの合図です。出発時に半分ほど残っていたので、今日一日は十分もつと思っていたのになぜだ?と思いながら確認してみると、なんといつもオフにしている画面のバックライトが強設定になっていました。


やっちまったなあと思っても、GPSの予備電池は4本とも一眼レフに使っているので、もう予備はありません。他に単3電池がなかったかと考えてみたところ、電池切れで交換した一眼レフの電池が4本あるのを思い出しました。GPSに必要な電力は一眼レフに比べればかなり小さいので、もしかしたら使えるかもと思い電池を入れ替えてみると、なんと満タン表示になり、無事電源がはいりました。これなら下山するまで問題なさそうです。


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1003ピーク手前までくると、ブナ林の感じが少し変わりました。太いブナが無くなり、直径15~20cmぐらいの細いブナばかりが狭い間隔で密生しているような森になりました。ちょうど、大山の木谷のブナ林に似た雰囲気です。おそらく伐採された後にできた二次林なのでしょう。ただ、林床の笹の背丈が低いので比較的すっきりしていて、新潟にある松之山美人林というブナ林に似た雰囲気もありました。

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つづく。

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| 2020年5月 笠杖山 | 17:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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規模・美しさ共に県下一のブナ林かも:  笠杖山その1 

2020年5月24日(日) 岡山県新庄村 笠杖山(標高1063m) 日帰り単独行 


11日に仕事で行けなかった笠杖山に行ってきました。すっきりと目が覚めたとはいいがたいものの、気力がなくなるほどの眠さはなくそこそこ気分も盛り上がったので、6時過ぎに起きて7時過ぎに出発。岡山から北房ICまで高速道路を使い、北房ICからは下道で登山口まで走りました。


今回は笠杖山の南側から登る事にしました。前回のように北からアプローチすると笠杖山までの距離が長く、かなり朝早く出発しないと日のあるうちに戻ってこれなさそうだし、前回歩いた道と同じ道を使うのも気が進まなかったので、登山口を変更したというわけです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート コンフォートジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: クロスプロ 脚力サポートソックス for Trekking
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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もはや夏山シーズンといってもいい天気だったので、前回同様ジャケットはレインウェアで兼用することとして、山シャツだけの軽装で入山です。特に新しいものもありません。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




笠杖山は、もともとちゃんとした登山道はなかった山みたいですが、2016年にトレラン大会が開かれたときにコース整備が行われたらしく、金ヶ谷山から笠杖山までの稜線を通る縦走路と、南麓の高下集落から山頂へ通じる道が拓かれたようです。わずか2年前のことなので、当然ガイドブックに掲載されているわけも無く、現状ではほぼ知られていない登山道といってもいいのかもしれません。


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登山道として新庄村が整備したわけではないので、毛無山登山口のようなちゃんとした駐車場はありません。 なので、車をどこに停めるかですが、幸い登山口となる場所に多少のスペースはあります。僕が停めたのは赤丸の場所です。ただし、ここは木材を搬出するためのトラックが橋を渡るためにカーブを大回りするための場所だと思われるので、平日や土曜日はトラックの通行の邪魔になる可能性があります。なので、日曜日以外に停める場合は、県道58号線から毛無山方面に入り、最初の左カーブのところが広くなっていて路肩に駐車スペースがあるので、そちらに停めたほうがよさそうです。そのカーブから右へ下り、橋を渡ったところが僕が停めた場所です。


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このカーブから下りてくる道は、なぜかグーグルマップには描かれていませんが、Yahoo地図には描かれています。グーグルマップは衛星写真にするとちゃんと写っているのですが、ゼンリンのデータを使わなくなってからグーグルマップの質が落ちたと感じるところです。


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9:27 駐車場所から歩き始めます。ひとまず、アスファルト舗装された林道を北へ進みます。


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7分ほど進んだところで、左手に笠杖山が見えました。


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笠杖山が見えたところのすぐ先に案内板が設置されていました。左手の林道へと書かれています。


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そのすぐ先で左へ入る道が分かれています。


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分岐のところにもちょっとわかりにくい道標がありました。ところで、ここまでは一眼レフで写真を撮っていたのですが、あろうことかいきなり電池切れになってしまいました。ペンタックスK-50は単3電池4本で動きますが、付属していた単3型リチウム電池(充電できない一次電池)が切れたわけです。出発時はまだ半分ほどある表示になっていたので1日ぐらいもつだろうと思っていたのですが、大電流が必要な一眼レフはある程度のレベルまで電圧が下がると、突然電池切れになるので困り者です。予備のニッケル水素電池を入れてみると、なんとこちらも電池切れ。しばらく使っていなかったので、放電してしまったようです。


記録写真の撮影も兼ねて一眼レフだけしか持ってこなかったので、コンデジはありません。仕方が無いので、スマホで撮影することにしました。スマホのカメラを山行記録に使うのは初めてなので、まともに撮れるのかどうか不安が残りますが、これしかないので背に腹はかえられません。ということで、これ以後の記録写真はスマホの写真となります。


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9:44 砂利道に入って最初の分岐を右へ進みます。


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ちゃんと道標もありました。


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2つ目の分岐は、左へ進みます。しかし、この分岐は地形図には載っていません。


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9:53 3つ目の分岐です。といっても、左の道は草が繁茂していてあまり分岐っぽくありませんでした。ちなみに、ここが地形図の2つ目の分岐になります。ここは右というか、直進です。


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10:04 標高650m付近のヘアピンカーブを過ぎたところで、4つ目の分岐がありました。ここも地形図には載っていません。地形図では直進する道だけですが、直進の道はあまり使われている雰囲気はありません。道標に沿って左へ進みます。



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10:20 出発してから1時間近い林道歩きがようやく終わりました。ここから右の尾根に上って行くようです。ここが本当の登山口といってもいいようです。林道はまだ先へ続いているようですが、草が伸びていて使われている雰囲気はありません。


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道標にも、「いよいよ始まり 笠杖山」と書かれていました。とりあえず、ここで小休止をとりました。このときふと思いついたのが、GPS用の予備電池が一眼レフで使えるのではということでした。GPSは単3が2本ですが、幸い2組4本の予備があります。充電後少し日がたっているので、自然放電が進んでいなければなんとかなるはずです。電池を交換してみると、無事満充電の印が表示されました。しかし、山行記録の撮影に使っているとまた電池切れにならないとも限らないので、とりあえず山行記録はスマホでそのまま撮ることにしました。


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10:28 休憩を終えて、登山道を登りはじめました。楽な林道歩きからいきなり急な坂道になりますが、やはり林道歩きでは盛り上がりません。登山道に入るとようやく山に来たということを実感しました。


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いきなり結構な急坂が始まりました。薄暗いので、手振れが発生。スマホにもデジタル手振れ補正機能ぐらいはついているのかもしれませんが、やはり光学式手振れ補正のついたカメラに比べると暗い場所での撮影は苦手のようです。


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登山道は尾根をまっすぐに上がっていきます。左側(西)はヒノキ林ですが右側(東)は広葉樹林なので、朝の光が広葉樹の新緑を通して降り注ぎ、なかなか気持ちのいい登山道です。


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けっこう太くてりっぱな木も生えていたりして、あまり人の手が入っていない雰囲気です。


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林床の下草や笹があまり繁茂していないし、背丈も低いので、森の奥まで視界が広がりいい感じの森です。


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整備された登山道ではないので階段などまったくなく、脚への負担はけっこう厳しいものがありますが、グリーンシャワーを浴びながら、急勾配の道をゆっくりと登って行きます。


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10:53 標高900mでテラス状の平坦な場所がありました。脚への負担がやっと軽減されて一息つけるところです。立ったままドリンク休憩をとりました。


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休憩場所からふたたび急坂が続きますが、標高1000mの手前あたりからようやくなだらかな道になりました。直径50cmを超えるような大木もちらほらあって、原生林のような雰囲気の森になってきました。


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これは登山道脇にあったブナの巨木です。ここまでで一番の巨木で、ゆうに直径1mを超えていると思われます。


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ブナの巨木の先に、さらに大きなミズナラの巨木がありました。


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幹周は推定4m近い巨木です。山頂に着く前にこんな大物に出会えるとは、想定外でした。


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道もほぼ平坦になり、そろそろ山頂に着きそうです。


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11:29 三角点のような石が埋めてありましたが、笠杖山の山頂には三角点は設置されていません。とりあえず、GPSで確認してみても山頂にいるようなので、休憩をとることにしました。三角点もどきの石の先の少し広くなった場所でハイキングチェアーを出して、ようやく座って休むことができました。


山頂は完全に森の中なので、展望はまったくありません。しかし、ブナやナラの広葉樹林なので薄暗い感じは無く、気持ちのいい森です。啄木鳥のドラミングの音を聞きながら、水分補給と、行動食としてラムネをかじっておきました。ここまではまだブナの純林ではありませんでしたが、この先北斜面に進めば、美しいブナ林が広がっているかもしれません。


山頂までは日当たりのいい南側の尾根を登ってきた訳ですが、その割に林床の笹や下草はあまり繁茂していませんでした。つまり、森の木々がしっかりと枝葉を広げて林床まで光が届きにくい状態だと考えられるので、森の生命力が強く、木々が大きく成長している山だと思われます。なにしろ、ここまでにすでに何本もの大木巨木に出会ったので、この山には深く美しい森が広がっているような、そんな予感がしてきます。

つづく。

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| 2020年5月 笠杖山 | 21:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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快晴夏日にグリーンシャワーを浴びる:  金ヶ谷山 

2020年5月11日(月) 岡山県新庄村 金ヶ谷山(標高1164m) 日帰り単独行 


5月7日から岡山県では自粛要請が緩和され、県境をまたいだ移動とクラスター発生の恐れがある施設への出入りなどに限定するとされました。ということは、県内の登山であれば大手を振って行けるというわけで、7日に早速行くつもりが朝起きられずにお流れに。8日にこそはと思っていたら、予定よりもずっと早く目が覚めてしまったものの2時間ほどしか寝ることができず、どんよりとした気分でとても登山どころではなく、あえなく撃沈でした。巣籠GWのおかげで出歩かず、体を動かさないため夜ぐっすりと眠ることができず、明け方になってようやく睡魔に襲われるという悪い生活習慣になりつつあったためでした。


9日10日は雨でやっぱり出られず、このままGW明けから仕事に突入かと思っていたら、なんと11日の予定が後ろにずれてしまったので、連休が一日増えて11日が連休最終日となりました。しかも、夏日のような晴天予報です。ここで出かけずしていつ出かけるのかと自分を鼓舞して早起きし、本日ようやく山歩きに出向くことができました。


行き先は、金ヶ谷山。毛無山の東にある山ですが、実は本当の目的地は笠杖山でした。金ヶ谷山の南にあるマイナーな山で、以前は登山道はなかったらしいのですが、最近トレラン大会が開かれたりして道ができたらしいので、行ってみようと思っていました。金ヶ谷山から毛無山に続く稜線はブナ林が生い茂る美しい尾根なので、その支稜線にあたる笠杖山の稜線もブナが綺麗なのではないかと思ったわけです。


ところが、とある事情により笠杖山は次の機会のお楽しみとなり、11日は金ヶ谷山だけ登って帰ってきました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート ジップロングスリーブオールイヤー
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: アクシーズクイン ウィンドストッパ―グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ハリソン 総パイルクライミングソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし
 クランポン: なし


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岡山では夏日のような気温になるとのことでしたが、山のほうでは標高1000mで18度ぐらい、風は7m/秒ぐらいとの予報でした。なので、ジャケットは不要と判断し、シャツをやや保温力のあるウール混のマムート ジップロングスリーブオールイヤーとしました。あとは、おおむねいつもどおりのチョイスです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:35 金ヶ谷山の登山ベースとなる山の駅に車を止めさせてもらって出発です。他には車は無く、さすがに今日は誰にも会わない予感がします。


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道路に出て少し北に歩くと、すぐに林道入口です。ここから長い林道歩きが始まります。


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9:58 分岐は右へ進みます。


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道標があるので迷う心配はありません。


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暗い杉の植林帯の中を登って来ましたが、ようやく明るい自然林の道になりました。


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自然林になり、フラットな道をしばらく進むと登山口です。ここから右へ上がっていきます。


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登山口の頭上にかわいらしいトチノキの新芽がありました。まだ子供の手のひらぐらいの小ささで、日の光を浴びてまぶしいくらいに輝いていました。


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尾根に沿って登っていくと、そこかしこに新緑を身にまとった木々があり、朝の光に鮮烈な色に染まります。


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傾斜はそこそこ急ですが、新緑の木々の中をゆっくりと登っていけば息も切れず爽快な気分で山歩きを楽しめました。


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美しい新緑を愛でながら登っていると、携帯にショートメールが届きました。どうやらしばらく圏外だったので電話が通じなかったようで、着信の連絡がドコモから届いたのでした。相手は仕事関係の人でした。電話をかけなおしてみると、なんと今日の仕事依頼でした。一度は今日は無理と断ったものの、夕方でいいからと言われて仕事を請けるはめになってしまいました。16時に倉敷の現場なので、14時半までに家に戻れば、準備も間に合います。となると、12時には下山完了しなくてはなりません。このときが10時前だったので、せいぜい11時までしか行動できません。となると、笠杖山はあきらめるしかありません。とりあえず、金ヶ谷山まで登って帰るということに計画を変更することにしました。


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それにしても、すっきりと晴れ渡った青空に、萌えるような新緑がよく映えます。まるでグリーンシャワーを浴びているような爽快さがあります。上を見上げながら登るので、なかなか先に進めません。


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今日は、ブナの新緑を撮るために来たようなものなので、カメラもいつものコンデジではなく一眼レフだけしかもって来ていません。ファインダーをのぞきながら構図を微調整して、息を止めてシャッターを押すという一連のプロセスがなんだか久しぶりに楽しいと感じました。


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風に揺れるブナの新緑をアップで撮るために揺れが収まるのをじっと待ち続けるなんてことも、久しぶりにやりました。最近は写真を撮るのもなんとなくご無沙汰気味だったので、この春はまた一眼レフをもってあちこち出かけてみたいものです。


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これは種類はわかりませんがカエデの新緑で、赤いのは花ではなく種に生えている羽のようなもので、翼果だと思います。


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標高が高くなり、展望も広がってきました。明るい新緑に彩られた山肌が綺麗です。


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尾根が近くなってくると、太く高いブナの森になってきました。標高が高いためか、まだ芽吹いてあまり経っていないような雰囲気です。もう1週間ぐらいすると、萌えるような新緑のブナ林が楽しめそうです。


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10:29 稜線の登山道に合流しました。当初の予定では、ここから左へ下り、笠杖山への支尾根に入るつもりでしたが、右の金ヶ谷山へ向かいます。



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金ヶ谷山への稜線は、新緑のボリューム感が少しさびしい感じです。


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しかし、登っていくと徐々にボリューム感が出てきました。なぜ高くなっているに芽吹きが多いのか謎です。


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稜線にひときわ大きなブナが立っていました。


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広角側が27mm相当の画角しかないので、根元から全体を入れて撮ることができず、やむを得ず根元部分をカット。


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しかし、やはりなんとか根元から全体を入れて撮りたいので、手でカメラを持って地面付近からあおってファインダーをのぞかずに感で撮ってみました。ちょっと陽射しが入ってハレーションが出てしまいましたが、構図的にはけっこういい感じです。


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陽射しが入らないように少し撮影位置を変えて撮ってみました。こういうときに、バリアングル液晶だといいのにと思ってしまいます。


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階段が始まると、山頂までもうすぐです。


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10:45 金ヶ谷山の山頂に着きました。この山は山頂があまり広くない上に展望もいまいちです。その上、登山道の通過点のような雰囲気なので、なぜか達成感があまり感じられない変な山です。


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唯一、展望があるのが南側です。目の前に見えている山が今日の本当の目的地である笠杖山です。


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山頂から少し北へ行くと、木立の間から大山が見えていました。


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10:57 山頂で10分ほど休憩して、下山開始です。12時に駐車場へ戻るためには、11時出発はマストです。


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下山時は新緑の写真を撮るのはなしで、さっさと下ります。


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分岐を左へ下ります。


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ゆっくりと写真を撮りたいところですが、記憶に焼き付けるだけで下り続けます。


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11:22 林道まで下りてきました。ここでも休憩なしで先を急ぎます。


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12:00 読みどおり、12時ちょうどに林道入口に着きました。


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駐車場には、やっぱり自分の車しかありませんでした。ここにきてようやく人に会わない登山ができました。


自宅には14時過ぎに戻れたので、16時の現場には余裕で間に合いました。笠杖山には行けませんでしたが、気持ちのいいグリーンシャワーをたっぷり浴びてリフレッシュでき、満足のいく山行になりました。約1ヶ月ぶりの登山なので、金ヶ谷山の往復程度でちょうどよかったかもしれません。これから、徐々に体を慣らして、夏にはまたテント泊縦走に行きたいものです。

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| 2020年5月 金ヶ谷山 | 17:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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季節はずれの降雪ですっかり雪山:伯州山その2 

2020年4月15日(水) 岡山県鏡野町上斎原 伯州山(標高1045) 日帰り単独行 


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ベンチでほっこりする前に、とりあえず4本爪クランポンを装着しておくことにしました。


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この見晴らしのいい場所には3つのベンチが並んでいて、僕は東端のベンチに座っています。写真の撮影位置になります。風向きを確認して風上にあたる場所を選びました。登山者がやってきたら、おそらく展望のいいこの場所のベンチに優先的に座ろうとするでしょうから、無神経にすぐ隣に座ってくる可能性もあるので、そうなったら即効で撤収するためです。


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クランポンを装着したら、ひとまず自撮り。展望台を背景に撮っても仕方が無いのですが、風景を背景にすると逆光になるので、これで良しとします。


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そして、カフェオレで一息つきました。



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ランチにカレーパンを食べたのですが、食べる前に写真を撮るのを忘れてしまい、完食後にとりあえず袋だけでも。



静かなブナの谷頭でのんびりと休んでいると、人形峠方面から一人の登山者がやってきましたが、予想通り隣のベンチに座りました。幸いベンチの向こう端に座ったので、4mほどの距離は保てました。なので、まあこれならいいかということで、もう少しゆっくり
することにしました。その後登山者がもう一人来て、一番西側のベンチの端に座って先に来ていた登山者と話し始めたので、どうやら2人組で来た登山者のようです。10分もしないうちに2人組は伯州山方面に出発したので、その後は再び誰もいない静かなブナの谷頭になりました。やはり、せっかく平日に来たのだからこうでないといけません。


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南の風景に飽きて、東に視線を移すと、ギラガが見えているようです。無雪期の登山道が無い山ですが、北にある三国山からなら行けるのかも知れません。積雪期に一度登っていますが、近いうちに再訪したいものです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:33 ブナの谷頭で40分ほどのんびりすることができたので、そろそろ出発することにしました。お昼が近くなってくると登山者がやってくる可能性が高いので、時間的には今が潮時です。ブナの谷頭から西に進み、鞍部を超えて登り返したところにある丸山分岐から南へ下ります。


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北の鳥取県側には青空が見えています。


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しかし、南の岡山県側はすっかり曇り空になってしまいました。今日は午後遅くから曇るという予報でしたが、どうやら少し早くなったみたいです。


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11:52 丸山分岐です。ここまでの区間で誰にも会わなかったので、この先も誰にも会わずに済みそうです。


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丸山方面には新しい足跡はついていませんでした。誰も入っていないということは、戻ってくる人はいないということなので、これで誰にも会わないことが確定したと思っていました。


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広くて緩やかな尾根を下ります。太いブナが並ぶ気持ちのいい尾根です。


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しかし、徐々に尾根の幅が狭くなってきました。


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最後は岬の突端のような地形になりましたが、そこにイワウチワが群生していました。


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といっても、季節はずれの雪に花は半分閉じた状態でうつむいて咲いていたのがちょっとかわいそうでした。


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さて、この岬の突端のような場所からどう行けばいいのかルートを探してみると、どうやら左手から回り込むようです。岬の突端のようになっていた理由は、大岩があって尾根をふさいでいたためでした。しかし、この迂回ルートが曲者で、シャーベット状の雪が積もっていて
すこぶる滑る上に、大岩の向こう側が手がかりの何も無い急斜面になっていて、うかつに足を踏み入れることができませんでした。なので、大岩の下にある別の小さめの岩によじ登り、手がかりの無い急斜面を越えたところで岩から飛び降りて急斜面をパスすることができました。


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大岩を過ぎると再び歩きやすい道になりましたが、尾根の細さは相変わらずです。


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小さな鞍部まで下りてくると、目の前に丸山が現れました。


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12:14 丸山に着きました。


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広さは6畳程度で、周囲を木立に囲まれてほとんど展望の無い場所ですが、この時期は木々が葉を落としているので、ある程度展望がありました。


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立ったままドリンク休憩をして、これから始まる下りに備えてグローブを装着しておきました。丸山までは高島トレイルとして整備された道でしたが、この先は高島トレイルの地図には描かれていません。地形図にも載っていないので、獣道程度のルートかもしれず、藪を掻き分けたり、笹をロープ代わりにすることもありそうなので、グローブを装着しておかないと手のひらや指を切ったりしかねません。


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12:18 丸山から南西方向へ下ります。初めのうちは丸山までのルートと同じような状況で、ちゃんとした登山道という感じでした。


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しかし、すぐに笹が茂る道になり、バリエーションルートっぽい雰囲気になってきました。


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道が急に下り始めたところで、ルートが不明瞭になりました。まっすぐ下るのが一番それっぽいのですが、倒木があり、その先も笹が倒れこんでいたりしてなんとなく違うような気もします。右側から下れそうな雰囲気があったので右へ行ってみたのですが、笹が生い茂っていて明らかに違います。かといって、左手もまったく道らしい雰囲気はありません。やはり、まっすぐ下るのが正解のようです。よく見ると、倒木の下から切られた笹の茎が数本のぞいていたので、どうやら倒木を越えてまっすぐ下ればいいようです。


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倒木を乗り越えて下ると、その先にはちゃんと笹が駆り払われた道がまっすぐ続いていました。もっと藪のような道だと思っていたので、思いのほかまともな道になっていて安心しました。しかし、この道が激下りで大変でした。単に笹を刈り払っただけなので、地面に段差などなく、その上シャーベット状の雪が覆っているので、滑ること滑ること! 雪の下の地面にクランポンの爪が食い込むように足をねじ込んで、なんとかグリップを確保しつつ、道の脇の笹をロープ代わりにしてつかまりながら下りました。


ところで、この激下り斜面を下っていると、下から2人組の登山者が登ってきました。誰にも会うことは無いだろうと思っていたので、ちょっと驚くと同時に、どうやら道間違いの可能性は無いとわかって少し安心しました。


すれ違うときに少し話をしたのですが、なんとクランポンを持たずに登って来たそうで、この先は非常に滑りやすいのでやめておいたほうがいいと忠告しておきました。しかし、案の定、なんとかなるだろうとそのまま登っていきました。50歳前後ぐらいに見える夫婦の登山者でしたが、こういうときはたいてい旦那さんのほうが聞く耳を持たない場合が多く、このときもそうでした。


いわゆる無謀な登山者というわけですが、こういう人は忠告しても無駄だということを理解しました。そもそも、自分が登る山に関して事前に情報収集をしていれば、数日前に積雪があったことはわかるわけで、クランポンを持たずに登りに来るということはないはずです。クランポンを持たずに来たということは、事前に情報収集をしていないというわけで、そういう姿勢の人間は根本的に無謀な登山者なのです。仮に積雪があることがわかっているのに、無くても大丈夫だろうという判断で持ってこなかったのであれば、やっぱり無謀な登山者としての素質があるというわけです。なぜなら、その考え方自体が無謀だからです。


他人の忠告を聞く耳を持っているぐらい分別があれば、初めから自分で考えることができるはずです。事前の情報収集をしないから、装備に不備が生じるわけです。それでも、何とかなると楽観して突っ込む。幸い何も無く下山できればラッキーですが、それをラッキーと思わず登山なんてそんなものだと思い、その成功体験が積み重なって無謀な登山が当たり前になって、いつか運が尽きるというわけです。だから、こういう人たちは自分が遭難するまで無謀な登山を繰り返すわけです。本人にその自覚が無いのが問題ですが、聞く耳を持たない上に自分で気がつかないので、何をしても無駄。痛い目を見るまで気がつかないので、為す術なしです。今後は、意味のない忠告はしないことにします。


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2人組登山者と別れて少し下ると、ようやく道が平坦になりました。


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12:33 少し歩くと標高880mあたりで三角点らしきものがありましたが、地形図には三角点の表示が無いので別のものかもしれません。雪もなくなったので、ここで休憩がてらクランポンを外しました。


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さらに下っていくと、左手にブナの谷頭の展望台が見えました。4~5人の登山者も見えるので、やはりお昼時になってそれなりに混雑しているようです。密集・密接が始まる前に下山して正解でした。


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尾根道をまっすぐ下ってきましたが、前方の尾根に笹が茂っているのが見えて立ち止まりました。いままで笹がなかったのに、突然笹が出てくるのはちょっと妙です。よく見ると、左手の木にピンクテープがついています。


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ピンクテープの木の下から左手を見ると、どうやらここから尾根を外れて左へ下るようです。残雪の上に、さっきの登山者のものらしい足跡も残っていたので、正解のようです。しかし、ここがまた距離は短いものの雪が残った激下りで、めちゃくちゃ滑りました。一度つるっといってしまいましたが、幸い手をついただけで済みました。


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12:51 林道に出てきました。


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林道にでるところが結構な段差で、ここも滑りやすくて要注意です。分岐点には道標はなにもありませんが、ピンクテープがあるので、わかりやすいと思います。


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歩きやすい林道をのんびりと下ります。


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13:02 赤和瀬の舗装路に出てきました。ここを左折して少し歩けば駐車場です。


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13:11 駐車場に戻ってきました。朝は自分も含めて4台しか停まっていなかったのに、ほぼ満車状態になっていました。駐車場の手前でバイクに乗った地元の方らしい男性から呼び止められ、今日はやたら車が多いけれど何かあるのかと聞かれましたが、もちろん何も知らないので、わからないとしか答えられませんでした。確かに、平日でこの混雑具合は普通ではないと感じますが、山の上でなにかイベントをやっていたわけでもないし、なんだったんでしょうか。約20台停まっていたので、平均2人としたら40人ぐらい登っていることになります。伯州山山頂はそこそこ広いとはいえ、20人もいればかなり混雑した状況になりますから、このご時勢にそんな状況になったらゾッとします。登山なら3密にならないからと考えて人が集まれば、結局密集・密接の状況が発生するわけで、意味がありません。少なくとも、平日でもメジャーな山は避けたほうがよさそうです。


実際、車に戻って着替えたりしていると、続々と登山者が下山して来ました。なんでまた同じタイミングで下りて来るのか謎ですが、わずか10分ほどの間に、駐車場には10名を越える人が集まってしまいました。中には、マスクなしで咳き込む爺さんもいて、急いで車に乗り込んでドアを閉めました。


帰路は、コンビニと道の駅の公衆トイレに寄っただけで、さっさと帰りました。

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| 2020年4月 伯州山 | 17:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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季節はずれの降雪ですっかり雪山:伯州山その1

16日に緊急事態宣言が全国へ適用されました。こうなると、さすがに山へ行くのもどうかという雰囲気になります。基本的に不要不急の外出自粛を要請ということですが、岡山県から届いたメールでは、”医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など生活の維持のために必要なもの等については、外出を妨げるものではありません” となっていて、絶対出歩くなというわけでもないみたいです。そもそも自粛要請する一方で、飲食店や遊興施設への休業要請はしないそうなので、何それ?という感じです。飲み屋やパチンコ店が営業していれば当然行く人はいるわけで、山へ行くよりもよほど感染リスクが高い状況を容認しているのであれば、登山を自粛する意味はないと思うわけです。


要は感染拡大を防ぐことが目的なので、家から登山口まで一人で車で移動し人の少ない山に入る分には感染リスクはないわけだし、一概にすべての登山を自粛する必要があるのでしょうか。もちろん、下山後に温泉にはいるとか、食事をするなどの行為は感染リスクを高めるのでやめたほうがいいのですが、行って帰るだけなら通勤や買い物よりもリスクは低いといえます。県内の低山で人の少なそうな山に登るのであれば、問題はないと思わないでもないのですが、さてどうしたものか。


とりあえず、緊急事態宣言が全国適用になる前日に行った山行記録をアップしておきます。



 
2020年4月15日(水) 岡山県鏡野町上斎原 伯州山(標高1045m) 日帰り単独行 


今週末の18~19日もまた天気がよくないみたいなので、晴天予報が出ていた15日を休みにして、またまた平日登山を決行です。今回はなんとか早起きができたので、鳥取県境にある伯州山に行くことにしました。今年の2月に歩いた高清水トレイルの歩いていない残り部分の東端が伯州山なので、伯州山から西へ高清水トレイルを歩き、途中の丸山から赤和瀬に下る周回ルートを歩くことにしました。


高島トレイルは人形峠側からの入山者がメインなので、反対側に当たる伯州山から入る人は少ないだろうという読みもあり、平日だしほとんど人に会うことは無いと考えていました。ところが、この日はどういうわけか入山者が多かったようです。時間が早かったので直接会った人は10人程度ですが、遅い時間に登っていたら、山頂で集団に出会う羽目になっていたかもしれません。やはり今はもっとマイナーな山に行かないとだめだなと思いました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート コンフォート4Sジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート ソフテックグラナイトハイブリッドジャケット
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: イスカ  ウェザ-テック レイングロ-ブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし
 クランポン: マウンテンダックス HG121(4本爪)


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11日から12日にかけて山陰地方では結構な積雪があったようで、大山寺でも20センチほど積もったようです。なので、15日はまだ雪が残っているはずですが、登山天気では、1000m付近で約8度、風速6m/秒程度と暖かそうだったので、比較的薄手のマムート コンフォート4Sジップ L/Sにウィンドブレーカーではないソフトシェルジャケットで登ることにしました。ただし、先週の那岐山で想定外の寒さに遭遇した反省を踏まえて、今回はちゃんとダウンジャケットを用意しました。


また、雪が残っていると思われるので、念のために4本爪のクランポンも持っていきました。少なくとも、伯州山への登山道はほぼ林道といってもいいような道なのでクランポンが必要な場所はなかったし、高清水トレイルでも使うことはなさそうです。唯一必要になるかもしれないのが丸山からの下山路ですが、歩いたことが無い上に地図にも載っていないルートなので、念のため持って行くことにしたわけです。ところがこれが大正解で、もしもクランポンが無かったら下山をあきらめて引き返していたに違いないという状況でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:53 以前来たときにはなかった20台ぐらい駐車できそうなアスファルト舗装の綺麗な駐車場から出発します。このときは自分のほかには3台停まっているだけでした。これなら人に会う可能性は低そうです。


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ちなみに、簡易式ですがトイレと手洗いも設置されています。


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高島トレイルの案内板もあります。オレンジのラインが高島トレイルですが、ちょうど真ん中あたりにちょっとだけ分岐しているのが丸山です。この図だと丸山から南へ下る道は描かれていませんが、実際には南に下る道があるらしく、周回して駐車場に戻ってくることができるらしいので、今日はそのルートを歩く予定です。案内図によると、伯州山まで50分、伯州山からブナの谷頭まで40分となっています。


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案内板の隣に登山届のポストがあったので、登山届を提出しておきました。


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駐車場出入口から道を渡って伯州山に向かいます。


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林道に入ると、すぐに雪が出てきました。


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進むにつれて徐々に雪が増えてきます。結構な数の足跡が残っていますが、どれも古いものばかりで、今朝歩いたと思われる足跡は見当たりません。まあ、雪の無いところを歩いたんだろうと思っていました。


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遊歩道分岐を通過します。当然、めんどくさい遊歩道はパスして、直進です。


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ブナ林に入ると、冬枯れの森の奥に真っ白な伯州山が見えました。


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最初の渡渉箇所は結構水が多く、飛び石がほぼ水に浸かっていてちょっと気を使いました。


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2つ目の渡渉箇所では飛び石がちゃんと水の上に出ていたので、楽に渡れました。


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標高が高くなってくると、雪の量も増えてきました。


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避難小屋が近くなってくるとすっかり雪道になりました。雪は硬く締まっていて踏み抜くようなことは無いのですが、足跡がそのまま固まっているので歩きにくく、できるだけ両脇の足跡の無いところを歩きました。ところが、そちらはそちらで滑りやすくて、どちらにしても楽には歩けません。


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9:54 避難小屋に着きました。小休止をして4本爪クランポンを装着しようかと思いましたが、後ろからソロの登山者が来ていたので、そのまま山頂へ向かうことにしました。


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避難小屋から先は、以前は藪道状態でしたが、綺麗に整備されて歩きやすい道がついていました。


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森を抜けて笹原に出ると、山頂までもうすぐです。


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10:01 伯州山山頂に着きました。誰もいない静かな山頂でした。登ってくる途中で新しい足跡が見られなかったので、どうやら駐車場に停まっていた車は伯州山に登山する人の車ではなく、人形峠から高島トレイルを縦走して下山したときに人形峠に戻るための車だったようです。ということは、グループの登山者がいるということになります。ブナの谷頭で集団に出会わなければいいのですが、ちょっと気になります。


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山頂からは、再び白くなった大山山系の山々がうっすらと見えていました。


丸太のベンチで休憩していると、後ろから来ていたソロ登山者が到着しました。男性だと思っていたら女性でした。その後、高島トレイルのほうから来たソロ男性も到着し、山頂に3人がそろってしまいました。お昼時でもないのに、なぜこのタイミングで同じ場所に集まってしまうのか、タイミングの悪さを呪ってしまいます。


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10:12 ということで、ブナの谷頭で再び集団にならないように、さっさと出発しました。ここからブナの谷頭まで40分ぐらいなので、11時ごろには到着できます。お昼前なので、集団に出合う可能性は低くなるはずです。


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高島トレイルには足跡が2つありましたが、新しいものは先ほど伯州山に来たソロ男性のものだけでした。


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登山道脇のねまがり竹が雪で倒れているので、展望が広がります。南にある花知ヶ仙や三ケ上がよく見えます。


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ほとんど足跡の無い高島トレイルを独り占めしながら進みます。


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杉林の中はトレイルが不明瞭でしたが、とりあえず迷うことなく抜けることができました。


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日当たりのいい場所では、ときどき踏み抜くようになってきました。伯州山からはほぼフラットで広い稜線なので、尾根という雰囲気がありません。雪原の中を歩いているような感じです。


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前方に、ブナの谷頭の展望台が見えました。広くてフラットな稜線は、ここから一気に鞍部へ下ります。


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この下りの途中で5名ほどの団体さんとすれ違いました。狭い登山道でのすれ違いなので、当然2m以上の距離は取れませんし、向かい風だったので当然ながら団体さんの吐く息が自分のほうに流れてくるわけで、このすれ違いの瞬間が一番嫌な時間でした。マスクをしていないので息を止めようとしましたが、さすがに山を歩いているときに長く息を止められるわけがなく、すれ違った後に急いでドリンクを飲みました。


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登り返しの途中から、急斜面のトラバース区間になりました。ここも狭い場所なので、人が来ないことを祈りつつ足早に通過しました。


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トラバース区間を抜けると、広い雪原と化したブナの谷頭に着きました。お昼前ということで、誰もいません。ひと安心です。


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見晴らしのいいベンチで、ゆっくりと休憩することにしました。

つづく。

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| 2020年4月 伯州山 | 13:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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寒風に吹かれて那岐山~滝山縦走:その2 

2020年4月9日(木) 岡山県奈義町 那岐山三角点峰(標高1240m) 日帰り単独行


東屋で休憩しながら、滝山まで行くかどうか考えました。おそらく東屋から滝山までは30分ほどだと思われるので、13時前に出発すれば遅くとも13時半には到着するはずです。30分休憩して14時に出発すれば、那岐山三角点峰まで1時間、登山口まで1時間で、16時には下山できると思われます。たっぷり30分の休憩もとれて、16時に下山できるのであれば、予定通りだし無理もしなくて済みます。であれば、滝山へ行かない理由はありません。


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12:52 休憩を終えて、滝山へ向かいます。縦走路は多少のアップダウンがあるので、東屋からはいったん下ります。


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下ったら登り返します。ただし、緩やかな登りだし、階段も設置されているので、楽です。


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最初の登り返しの後は、ほぼフラットな道が続きます。


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緩やかな笹原の道を進みます。北側から吹いてくる風が冷たくて、けっこう体が冷えてきます。しかし、ウィンドストッパーのジャケットはジッパーをすべて閉めてしまえば思いのほか暖かいので、ダウンジャケットがなくてもなんとかなります。グローブをしていない手がかじかんでくるのですが、とりあえずグローブをしないといけないほどではないので、そのまま素手で歩きました。今日は暖かいという読みでしたが、すっかり外れてしまいました。


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緩やかな道が終わり、階段の道になりました。ここは滝山への登りになるので、これを登りきれば山頂です。


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途中で、滝神社・滝山登山口への分岐を通過します。2年ぐらい前から自衛隊の敷地内を通る道が通行止めになり、滝山登山口から登ることができなくなってしまいましたが、いつまで閉鎖が続くんでしょうか。なんでも、途中で道に迷って演習場内をうろつく一般人が増えたのが理由だとか。それなら道標を立てれば済む話だし、ナビなどを装備していない車は入れないようにするなどすればいいだけだと思いますが、本当の理由はやはりセキュリティの問題なのではないかという気がします。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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13:28 読みどおり、13時半に滝山山頂に到着です。途中で2人組みとソロ男性とすれ違いましたが、ソロ男性は赤いジャケットだったので、東屋で見た赤色の登山者だったのでしょう。とすれば、最後の登山者だったはずなので、山頂には誰もいないはずです。


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展望台に上ってみると、やっぱり誰もいませんでした。これで安心して休憩することができます。


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ひとしきり、展望を楽しみました。


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日当たりのいいベンチに座って、熱いレモン湯を作って飲みました。カフェオレを入れ忘れてしまった代わりに、行動食入れの中に1袋だけ残っていました。


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東屋でパンを食べたので空腹感は無く、ここではラムネを少し食べておくだけにしました。まだ、パンが1つ残っていますが、たぶん下山途中で腹が減ってくるでしょうから、そのときに食べることにします。


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汗で濡れた背中を陽射しに当てて乾かしながらのんびりと休憩をとって、下山前に那岐山を背景に自撮りしておきました。


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14:04 少し予定を過ぎてしまいましたが、下山開始です。


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陽射しが戻ってきて寒さが少し和らぎましたが、風の冷たさは相変わらずです。


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14:38 東屋まで戻ってきました。誰もいないので少し休憩しようかと思いましたが、ベンチはすべて日陰になっているうえに結構風がきつくてじっと座っているのが苦痛になりそうなので、さっさと那岐山三角点峰まで戻ることにしました。


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長い登り返しが始まります。


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小ピークまで登り返して一息つけたものの、さらに同程度の登り返しが続きます。


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15:04 冷たい風に吹かれながら、ようやく那岐山三角点峰まで戻ってきました。途中で休憩しなかったので、読みどおり滝山からきっちり1時間でした。


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時間的に休憩してもいいタイミングですが、やっぱり風が冷たかったので、もう少し下って風の弱いところで休憩をとることにしました。


下り始めてすぐに背後に人の気配を感じたので少し振り返ったところ、ど派手な蛍光オレンジの靴が見えたので、トレラン野郎がきたのがわかりました。幸い比較的広い道幅だったので、あおり運転のように後ろに張り付かれることはなかったのですが、追い抜きざまにこちらの顔を覗き込むようにしながら「ちわ~」と言ってきたので、思わず切れそうになりました。「ちわ~」という言い方もさることながら、このご時勢にわざわざ至近距離で人の顔に向かって声を出すという無神経さにムカつきます。見ず知らずの人間に顔を近づけながら挨拶されるのも不愉快です。こういうバカがあちこちで人を不愉快にさせて、トレランのイメージダウンをどんどん加速させているのでしょう。


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15:32 1071ピークでもやっぱり寒かったので、大神岩まで下りてきました。さすがにここでは休憩をとるつもりでいましたが、時間が遅いためかやっぱり寒く、その上誰かがベンチを壊していて、座椅子になる板を組みなおさないと座れない状態になっていたので、休憩しないで通過することにしました。


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滝山からノンストップでずっと歩き続けていたので、さすがに疲れて膝痛の兆候も出て来たので、桧皮の森のベンチで休憩をとりました。ここは風が無くて、日陰でもそれほど寒くなかったので助かりました。


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登山口までもう10分ほどですが、空腹感もあったので残っていたパンを食べました。


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このあたりは神社などの屋根に使われる桧皮を採取するヒノキ林になっているのですが、最近桧皮を採取されたらしくほとんどのヒノキが赤い樹皮になっていて、夕日を浴びるとさらに赤みが増して綺麗でした。


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16:17 膝痛がじんわりと出始めた頃、駐車場所まで戻ることができました。16時下山予定でしたが、途中で休憩したこともあり、少し時間オーバーしてしまいました。満車だった駐車場もすっからかんになっていたので、結局ほとんど人に会うことはありませんでした。当初の目論見どおり人に接触しない登山ができました。

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| 2020年4月 那岐山・滝山 | 17:16 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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寒風に吹かれて那岐山~滝山縦走:その1 

2020年4月9日(木) 岡山県奈義町 那岐山三角点峰(標高1240m) 日帰り単独行


3月21日に伯耆大山で滑落しかけてから2週間山から遠ざかっていました。土曜日に仕事が入ったり、天気がよくなかったこともありますが、気分的にも山へ行こうというモチベーションがいまいち盛り上がらなかったためです。滑落しかけたことがトラウマになったのか、単に雪山シーズンが終わってしまったからなのかわかりません。


久しぶりに平日に仕事が入らなかった9日は天気もいいし、山へ行きたいという気持ちもでてきたので出かけることにしました。とはいえ、なんだか疲労感があって早起きはできませんでした。6時起床のつもりが7時半になってしまいやめようかと思いましたが、週末はあまり天気がよくないみたいなので、やっぱり出かけることにしました。


世の中はコロナウィルスで大変な時期なので、場所と時間は考える必要があります。この時間から行くとしたら、県内の比較的近い場所でないと難しいので、1時間40分ほどで行ける那岐山に行くことにしました。那岐山は県内でも人気のある山なので、平日といえども比較的登山者がいます。しかし、8時30分に出発すれば10時過ぎの到着になるので、時間的には他の登山者がほぼ出発した後になるでしょうから、駐車場や登山道で人に会う確立は低いと思われます。問題は、お昼過ぎの登頂になってしまうので、山頂で集団に会う危険性があります。アウトドアとはいえ近くに人がいるというのはこのご時勢では避けたいところです。ということで、人の多い那岐山山頂には行かず、人の少ない三角点峰から滝山への縦走をすることにしました。出発が遅い分下山も遅くなりますが、春分を過ぎて日没時間が18時30分ごろになっているし、他の登山者と時間をずらすためなのでそれは仕方がありません。それでも16時には下山することにして、もしも16時より遅くなりそうだったら途中で縦走をやめて引き返すことにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート アイガーエクストリーム メンヒロングスリーブ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: イスカ  ウェザ-テック レイングロ-ブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: バーグハウス メリノウール トレッキング ガイド クルー
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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天気予報では気温は午前9時で5度ぐらい、風速7m/秒程度だったので、陽射しもあるし暖かそうだということで暑さ対策をメインにウェアを選びました。ほぼ3月21日の伯耆大山天狗ヶ峰のときと同じような選択ですが、あのときもダウンジャケットを着ることが無かったので、今回は思い切ってインサレーションジャケットを外しました。しかし、これは失敗でした。思っていた以上に風が冷たくて凍えました。


残雪はもう心配する必要は無いだろうということで、クランポンの類はもっていきませんでしたが、こちらは当然ながらそのとおりでした。雪のかけらすら見られませんでした。2019年4月3日に登った時はまだ残雪がありましたが、さすがに今年は影も形もありませんでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:42 予定よりも少し遅れましたが、出発します。ちなみに、第3駐車場が満車でUターンするスペースも無かったので、登山口前まで上がって、そこの駐車スペースに車を止めました。


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BCコース分岐は、左のCコースへ。歩き始めてすぐに風が冷たいと感じました。駐車場所では風が無く暖かかったので、ダウンジャケットを荷物から抜いて、とりあえずウィンドストッパーのジャケットは着て歩き始めました。おそらく、すぐに暑くなって脱ぐことになるだろうと思っていたのですが、思っていたよりも風が冷たくて、すぐにジャケットを脱ぐ必要はなさそうです。


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10:58 林道出合いを通過。


ここから本格的な登山道になりますが、林間のコースでもあり風があまり吹かなくなったので、林道出合いを通過して5分ほど上ったらすぐに暑くて汗ばんできました。なので、さすがにジャケットは脱ぐことにしました。


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途中にある水場の水は、けっこうしっかりと流れていました。


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11:40 大神岩に着きました。出発から1時間ということで、おおむねいつもどおりのペースです。


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ここで小休止をとり、朝食用に持ってきて食べなかったクリームパンをほおばります。


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5分ほどの休憩を終えて、出発です。


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1071mピークまで上ってくると、三角点峰が見えました。


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樹林帯が終わり、笹原に出ると山頂はもうすぐです。


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12:21 三角点峰です。男性が一人いましたが、他に人はいません。ちょうど那岐山から下りて来た登山者とすれ違いましたが、後続は無く、静かなピークでした。


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那岐山山頂を見ると、4人ほどの人影が見えます。多いというほどではないとはいえ、やはり那岐山山頂に行くのはやめにしました。


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滝山への縦走路を眺めてみると、歩いている人は見当たりません。しかし、途中にある東屋に赤い色が見えるので、どうやら休憩している人がいるようです。東屋の中にも人影のようなものが見えるので、もしかしたら、2~3名いるのかもしれません。お昼時なので食事をしている人がいてもおかしくはありませんが、これからあそこまでいくとなると20分ほどかかるでしょうから、それまでには食事を終えて出発しそうです。もしも、東屋まで行ってもまだ人がいたら、そのまま通過することにします。


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三角点峰にあった休憩小屋は数年前に倒壊して使用できなくなっていましたが、どうやらトイレだけは使用できるようになっているようです。


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男性小用ブースもあります。


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12:27 滝山に向けて縦走路を進みます。まずは下りです。しかし、吹き上げてくる風が冷たく、ジャケットなしでは結構厳しい寒さでした。汗をかいているのでなおさらです。手もかじかんでくるし、なんでこんなに寒いのかと思いながら下りました。


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下っていくうちに日も翳ってきて、まだまだ冬の名残が残っているのを感じながら、寒さに対抗するべく足早に歩を進めました。


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12:47 東屋についてみると、読みどおり誰もいませんでした。うれしいことに陽射しも戻って来たので、寒さからも開放されました。


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日のあたるベンチで休憩です。


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途中でクリームパンを食べたのでそれほど空腹感はありませんが、ランチタイムなのでとりあえずカレーパンを食べておきました。カフェオレを作って飲もうと思ったら、なんとカフェオレのスティックが入っていませんでした。なので、行動時に飲んでいるクエン酸入りアミノバリュードリンクで代用しておきました。

つづく。

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| 2020年4月 那岐山・滝山 | 14:07 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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