ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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ガスと強風のブナ尾根: 白馬山~金ヶ谷山縦走路その2 

2018年7月1日(日) 岡山県新庄村 白馬山(標高1060m) 日帰り単独行 


雨が降り続いています。ときおり強く降りますが、しばらくすると弱まったりして、岡山市内だけで見ている分には良く降るなというぐらいの感覚です。とはいえ、携帯やパソコンに届く避難勧告や避難準備のメール、テレビニュースなど見るにつけ、未曽有の水害が発生する可能性もある状況になりつつあるということが現実です。明日の朝には大雨を降らせる雲は抜けるようですが、今晩はまだまだ油断できないとのことで、岡山県全域に大雨特別警報も発令されています。


22時に届いたメールでは、岡山市中心部の中区西中島町に避難指示が出ました。西中島町は旭川の中州に作られた町で、旭川の水位が上がれば当然ながら水没の危険性が高くなるので、どこよりも早い避難指示が出る場所です。しかし、ここに避難指示が出るということは、旭川の水位もかなりやばい状況になっているということでしょうから、岡山市内も安穏とはしていられないのかもしれません。


大雨の心配をしつつも、書きかけの山行記録をさっさと書き上げておくことにします。


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白馬山から金ヶ谷山への縦走路の最低鞍部である俣野越を通過し、登り返しが始まりました。下ってきた100mの標高をまた取り戻さないといけません。急傾斜の道をゆっくりと登って行くのですが、時折雲間から日差しも出てくるようになってきました。そうなると、暑くなって汗をかきそうなところですが、台風並みの強風がずっと南から吹いてくるので、全然暑さを感じないで歩くことができます。


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幸いこの登り返しは急登部分が短く、上の方はかなり平坦な台地状になっていたので、15分程度で平坦に近い楽な道になりました。


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このピークも背の低い笹が林床を覆っていて、見通しのいいきれいなブナ林が広がっていました。


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台地状のピークの東端にある標高1030m地点まで来ると、ようやく金ヶ谷山らしい山が見えました。本日の目的地である笠杖山への分岐までもう少しです。しかし、ここからまた50mほど下って登り返さないといけません。正直、ブナ林にもそろそろ食傷気味になってきて、もうここで引き返していいかなと思わないでもないという気分でしたが、もう30分もかからない距離だと思うので、とりあえず行くだけ行ってみることにしました。あとでやっぱり行っておけばよかったと思ったら、またこの長い縦走路を歩いてこないといけないので、行けるときに行っておいた方がいいというわけです。


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1030mのピークから、再び下ります。今回たまたま使うことになったファイブテンのアプローチシューズ キャンプ4ですが、グリップ力に定評のあるステルスソールの威力は絶大でした。登りも下りも土道だろうが落ち葉の積もった道だろう、まったくスリップすることなく安定して歩くことができました。冬の雪道でも滑らないぐらいなので、土道でも当然と言えば当然です。このソールを使ったトレッキングシューズがあればぜひ購入したいものですが、あいにくファイブテンはそのカテゴリーの靴をだしていないので残念です。


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下っている途中で、急に一匹のチョウチョが体の周りをひらひらと飛び始めたなと思ったら、足元にすっと舞い降りました。なんだか妙に人懐こいチョウチョだなと思いつつ、そーっとカメラを近づけてみましたが、逃げもしないでじっとしていました。チョウチョの世界にも変わり者がいるようです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:42 地形図にのっている956ピークへ軽く登り返します。このあたりのブナ林も見通しのいい状態でしたが、わりと細いブナが多かったので、いちど伐採されているのかもしれません。


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956ピークから再び緩い下りになります。風は相変わらずですが、空は再び雲に覆われて、たまに降り注いでいた日差しもなくなってしまいました。


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右手に尾根が見えてきました。どうやら笠杖山へつづく稜線だと思われます。分岐まではもうすぐです。


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956ピークから下りてきた鞍部からの登り返しにさしかかりました。あとはこれを登りきれば分岐です。


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それほど急な登り坂ではありませんが、もうすぐ分岐だろうというあたりから少し斜度が増してきました。しかし、奥の方に空が見えてきたので、どうやらあの先が分岐のある場所のようです。


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12:10 尾根に出たところが笠杖山への分岐点になっていました。右に行けば笠杖山です。


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笠杖山方面への入り口には、間違って登山者が入り込まないように木の枝で通せんぼのサインが作ってありました。時間と体力があれば行ってみたいところですが、地図を見ると来た道と同じぐらいの距離があるので、そのうち機会があればということでやめておきます。


この分岐でお昼休憩にするつもりでしたが、あまり休憩するのに適した場所がなかったので、少し手前にあった広くて平坦な場所まで戻ることにしました。


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分岐まですぐのところに良さそうな場所があったように記憶していたのですが、5分ほど戻ってもそれらしい場所がないので、たまたま見つけた少し平坦になっている場所でランチタイムにすることにしました。今回は雨上がりで下が濡れていることを想定して、グリベルのトレッキングチェアーを持ってきました。ずいぶん以前に購入したものですが、400gと少し重い上に、三本足のためかすぐに足が土にめり込んでしまった使いづらいということで長らく仕舞い込んだままになっていました。今回もやっぱり足がめり込んで傾いてしまいましたが、地面に敷いたシートに直接座るよりは楽でした。日帰りで荷物が少ないときは持ってきてもいいかなと思います。


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今日のランチも、先週の大山一ノ沢と同じ余りごはんに梅干しとふりかけという簡素なものです。少量のワサビも添えています。わさびを少し混ぜながら食べると、ピリッとした辛さが食欲を増してくれて、おいしく食べられました。


気温はそれほど低いわけではないのですが、風が強いためか虫はまったくといっていいほどいなくて、森の中でのランチでしたが、虫を気にすることなく快適なランチタイムを過ごすことができました。


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12:50 30分ほどお昼休憩をとってから、来た道を引きかえします。


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100mほど戻ると、当初お昼休憩するつもりだった場所がありました。思っていたよりも笠杖山分岐から遠かったようです。それにしてもあと100mだったとは、あきらめが早すぎたのかもしれません。


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帰路は視点が変わるので、同じブナ林でもまた違った雰囲気を楽しむことができます。


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1030mのピークが見えてきました。またあそこまで登り返すのかと思うと、すこしげんなりしますが、あの先にはもう一度白馬山への登り返しがまっているので、ここで弱音を吐いている場合ではありません。


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長い急斜面を黙々と登り返します。


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ようやく1030mピークまで登り返すと、土用ダム湖が眼下に見えました。このダムは岡山県側にありますが、鳥取県側にある俣野川ダムと地下水路でつながっていて、途中の地下にある俣野川地下発電所で最大120万キロワットの発電を行う中国電力で最大規模の水力発電施設だそうです。ウィキペディアによると、土用ダムの水はすべて俣野川ダムから揚水したもので、ダムの周囲の山から流れ込む水は、ダム湖の周囲に築かれた排水路で土用川に流されるようになっているそうで、いろいろと水利権の問題が絡んでいるようです。


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これは俣野越の東側の標高990m付近にあったブナの大木です。おそらくこの縦走路沿いで最大のブナだと思います。幹周は4m近い太さだと思われ、なかなか立派なブナでした。


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俣野越を過ぎて、1017ピークに登り返している途中で、ヤマアジサイが咲いているのを見つけました。ずっと笹とブナの緑色ばかりだったので、アジサイの花の色が妙に新鮮でした。


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14:26 ようやく白馬山までもどってきました。お昼休憩以後、休憩なしで1時間半歩き通しだったので、さすがに疲れました。朝はガスガスでしたが、ガスは晴れて風だけが強く吹いている状況でした。朝と同じようにベンチに座って、チョコレートを食べながら休憩しました。


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俣野越を過ぎたあたりから空模様が怪しくなってきていまにも降りだしそうだったのですが、幸い白馬山に戻るまで本格的に降ることはありませんでした。休憩ししながらとりあえずバックパックにレインカバーをかぶせておきました。レインウェアは着ようかどうか迷いましたが、とりあえずすぐに取り出せる場所にしまっておくだけにしました。


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14:39 本降りになる前に下山したいので、休憩は早々に切り上げて出発しました。


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森が途切れて展望があるところに差し掛かると、小雨が降っているのがわかりました。森の中を歩いている限りはほとんど雨を感じることがないレベルですが、いつ本降りになるかわかりません。とにかく、急いで下山することにしました。


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15:13 写真を撮ることもなく、ひたすら下り続けて、登山口までもどってきました。白馬山からほぼ30分で下りてきました。


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15:17 雨に降られることなく、なんとか駐車場まで戻ってくることができました。今回も、山行中誰にも会わない静かな山旅でした。それにしても、いいブナ林でした。こんなきれいなブナ林が広がっていたとは知りませんでした。秋になったらぜひ再訪したいと思います。


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帰りは、新しくなった新庄村の道の駅に立ち寄って、サルナシジャムをトッピングにしたソフトクリームを食べました。サルナシはキウィの原種の果物だそうで、味は確かにキウィとよく似た甘酸っぱいもので、なかなか美味でした。

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| 2018年7月 白馬山 | 00:45 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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ガスと強風のブナ尾根: 白馬山~金ヶ谷山縦走路その1 

2018年7月1日(日) 岡山県新庄村 白馬山(標高1060m) 日帰り単独行 


先週と打ってかわってどんよりとした曇り空でしたが、雨のブナ林が見たくなったので出かけてきました。以前、金ヶ谷山に登った時に見た白馬山への縦走路がいい感じのブナ林だったので、まだ歩いたことのない白馬山から金ヶ谷山への稜線を歩いてみることにしました。


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スタート地点は毛無山登山口になります。毛無山登山口から白馬山へ登り、そこから金ヶ谷山へ向かって稜線の道を進みます。金ヶ谷山登山口の金ヶ谷から登ってもよかったのですが、アプローチの長い林道歩きが面白くないのと、毛無山登山口のほうが何かと設備が充実しているので毛無山からスタートすることにしました。


本日の装備
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート コンフォート4Sジップ L/S  
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット(不使用)
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット(不使用)
 インサレーション: なし
 グローブ: プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート トレッカーズパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ(不使用)
 ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムソックス
 シューズ: ファイブテン キャンプ4

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし


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少し前に新しく購入したマムート コンフォート4Sジップ ロングスリーブを初めて使ってみましたが、ポーラーテックパワードライ素材ということで、汗をかいてもべたつかず、さらりとした着心地がいい感じでした。

靴の方はマムート テトンGTXを使う予定でしたが、高速道路にのってから忘れてきたことに気が付き、履いてきたファイブテンのアプローチシューズ キャンプ4でそのまま登りました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:39 出発です。駐車場には自分以外の車は2台だけで、1台のほうは女性の3人組が先に出発しています。もう一台はまだ準備中のソロ男性だけでした。日曜日ですが、入山者は少なそうです。


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掲示板兼用の登山届提出ポストで、届を書いて出しておきました。


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空はどんよりとした雲が覆っています。


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少し歩いたところから、白馬山方面へと右折します。


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尾根にあがって、あとはひたすら尾根道を登って行きます。


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雨上がりということもあって道は湿っていますが、ぬかるみやツルツルに滑るような場所がなかったので、比較的楽に歩けました。


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標高800mを越えたあたりから徐々にガスが出始め、900mあたりから白く霞みはじめました。


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白馬山山頂に近くなってくると、すっかりガスの中です。風もけっこう強く吹いてきました。


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今回は雨に濡れたブナ林やガスに煙るブナ林の写真を撮りたいというのがあったのですが、ちょうどいい感じになってくれました。雨が降っていないので、撮影も楽にできていいコンディションです。


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ガスが立ち込めて、シルエットになったブナの森が幻想的です。


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山頂までもう少しのところですが、撮影のために足が止まってなかなか進めません。


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9:50 白馬山山頂につきました。当然ながら誰もいません。風がゴーゴーと音を立てて森を揺さぶりますが、森の中にいるのでそれほど強風という感じではありませんでした。朝食がゼリー飲料と缶コーヒーだけだったので、けっこうお腹が空いてきて、ベンチに座って行動食を食べましたが、そこそこ強い風に吹かれていた割には、山シャツ1枚であまり寒さは感じませんでした。新しい山シャツのマムート コンフォート4Sジップ ロングスリーブは、内側がワッフル構造になっていて、汗抜けがいいだけでなく保温性能もそこそこあるのかもしれません。


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10:09 白馬山から東に向かって出発します。目的地は、金ヶ谷山手前の笠杖山分岐点です。金ヶ谷山は以前登っていて様子がわかっているので、今回は登りません。笠杖山は、最近トレラン大会のために山頂まで道が作られたらしいので、今後の参考のために入口まで行ってみようというわけです。


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少し下ったところで、たった一輪でけなげに咲いているヤマユリがありました。


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登山道わきにあった、奇妙な様子のブナです。なにか、別の木に絡みつかれたようなへんな形でした。


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歩き始めてすぐに、きれいなブナ林だなと感じました。


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林床のササの背が低いので、森の中の見通しが良く、すっきりとしています。


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尾根道なので、左右ともに斜面になっていますが、とくに右手(南側)の斜面は低木や雑草の類がぜんぜんないので、すごく見通しが良くて爽快な雰囲気さえ感じます。毛無山のブナ林よりもずっとすっきりしていてきれいです。いままでここに足を踏み入れなかったことが悔やまれます。


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10:41 1017mピークあたりから、先にあるピークが見えました。最初は金ヶ谷山かと思いましたが、もっと標高が高いはずだし、こんなに近いわけがありません。おそらく俣野越の先にあるピークでしょう。それにしても、間にある鞍部の俣野越まで100mほど標高を下げないといけないので、ちょっとトーンダウンしてしまいました。


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1017mピークを過ぎると、道は一気に下り始めます。トレッキングシューズではないローカットのアプローチシューズということで、下りは足が靴の中で前に滑り気味でつま先が痛くなりかねません。指をまげてつま先があたらないようにしつつ、指先で靴のソールを抑え込むようにして足が滑るのを防ぎながら下りましたが、このあたりがアプローチシューズの限界なのでしょう。やはり、山歩きにはトレッキングシューズや登山靴が必要です。


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しばらく下って行くと道標が立っていました。右の白いのは、右に下る薄いトレースの脇に立っていて、この先は土用ダムの施設になるので入れませんというようなことが書いてありました。ダムの水源涵養林になっている森でしょうから、管理用のトレースがあるみたいです。


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10:57 この縦走路の最低鞍部となる俣野越まで下りてきました。といっても、道標も何もありません。地形図に俣野越と記載されているだけの場所です。ここから登り返しの始まりです。100m下って100m登り返すという、なんとも無駄な行程ですが、尾根の縦走路なんてそんなものです。あきらめて先に進みました。

つづく。

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| 2018年7月 白馬山 | 14:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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伯耆大山のバリエーションルートを行く: 一ノ沢右岸稜その2 

2018年6月24日(日) 鳥取県大山町 伯耆大山弥山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


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森林限界を超えて草付斜面になったと思ったら、すぐに灌木帯のヤブコギが始まりました。順番から言えば、樹林帯の次に灌木帯となり、草地はそのあとのはずですが、なぜか一ノ沢右岸稜は樹林帯と灌木帯の間に草地がありました。過去に斜面が崩落などして裸地化してしまったのかもしれません。それにしても、この灌木帯がけっこうやっかいで、トレースがほとんど草に覆われて見えないので、地面の状態がさっぱりわかりません。足で地面の状態を探りながらすり足のようにして歩かなければならず、その上藪をかき分けながら登って行くわけですから、距離の割に疲れました。


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5分ほどでようやく灌木帯もまばらになり、人の背丈よりも高いものはなくなって視界が開けました。斜面の傾斜はあいからずきついままです。どこかで小休止できる場所はないかと探しながら登りましたが、気が付くと頭の上あたりを虫が群れ飛んでいて、立ち止まるとすぐに顔の周りに寄ってきてうざいこと。ちょっとした段差のようなところで立ち休憩をしようとしたら、やっぱり虫にたかられてすぐに出発せざるを得ませんでした。


灌木のある場所は、虫の隠れる場所があるので、どうしても虫が多くなります。その上、まだ標高がそれほど高くないので風が弱く、虫を吹き飛ばしてくれることもなく、草地になって風がそこそこ強く吹く標高まで一気に行くしかありません。


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小休止はあきらめて、灌木帯が終わるまで歩き続けることにしました。途中、赤い花(おそらくシモツケソウ)がたくさん咲いているお花畑のような場所があり、ほんの一時いやされます。


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オオバギボウシもあちこちに見られました。花の方はまだこれからといった感じです。


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トレースはいつの間にが一ノ沢の崩落地ぎりぎりのところを通るようになりました。足元にも注意しないといけません。登っても登っても終わらない灌木帯ですが、前方を見ると再び背の高い木が立ちふさがるように群れていて、あれを越えていくのかと思うとうんざりです。しかし、タケノコ岩がだいぶん近くに見えるようになってきたので、そこそこ標高は高くなっているようです。


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背の高い木の密集している場所を抜けて黙々と登って行くと、ようやく一ノ沢の崩壊地の一番上に近づいてきました。あれを越えればどうやら草地になりそうなので、歩きやすくなりそうです。


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10:21 崩落地の一番上まで登ってきました。こうしてみると、森林限界を越えたらずっと歩きやすそうな草地のように見えますが、実際はなかなか厄介な灌木帯が続いているというのが実情です。林道からバリエーションルートに入ってから40分が経過しています。その間、標高差でほぼ200m登って来たことになります。


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思った通り、崩壊地を過ぎると草地の斜面となり、灌木帯と比べると歩きやすく視界も広くて気分的にはかなり楽になりました。しかし、今度は地面がザレ場になって滑りやすくなったため、まったくもって楽になったとは言い難いのが残念なところです。


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10:34 ようやく座って休憩するのに良さそうな場所を見つけました。標高が上がったため風もそれなりに強めになって、虫が寄ってきてもすぐに吹き飛ばされていなくなるので、あまり虫を気にしなくても済みます。林道から約1時間でようやく荷物を降ろして座ることができました。標高1450m地点でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10分強の休憩を終えて、再び山頂を目指します。タケノコ岩がだいぶん大きく見えるようになってきました。


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タケノコ岩はよく見るとゴリラの横顔のようです。


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左手にもいくつか岩峰があります。右手のタケノコ岩が大きすぎるのであまり大きく見えませんが、実際にはけっこうな大きさだと思います。


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タケノコ岩の横を過ぎると、トレースはやや不明瞭になってきました。もともと一ノ沢右岸稜はあまり明瞭な稜線ではありませんが、このあたりからは小さいながらも稜線っぽさが出てきました。


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上に見えているのがおそらく頂上台地の辺縁部だと思われるので、山頂まであと少しです。


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振り返るとタケノコ岩もずいぶん下に見えます。


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頂上台地が近くなってくると、再び崩落地の縁に出ました。実はこれが一ノ沢の源頭でした。


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一ノ沢源頭の崩落地の縁からは、先が見えないほど切れ落ちた一ノ沢がはるか下まで続いていました。このあたりは本当にぎりぎりのところにトレースがあるので、足元が崩れないようにできるだけ離れたところを足早に通過しました。


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11:19 最後は源頭部の崩壊地から離れてやや左斜めに急斜面を登って行くと、辺縁部の先に頂上台地が広がっているのが見えました。


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弥山山頂には大勢の登山者がいます。無雪期の頂上台地は木道以外は立ち入り禁止になっているので、多くの登山者に見られながら堂々と木道以外の場所から植生を踏みつぶしながら弥山頂上へ出ていくほど厚顔無恥でもないし、もともと辺縁部で引き返すつもりだったので、今回はここが最終到達点です。


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まだお昼前だし、天気もいいのでみな山頂付近に集まっているのか、山頂避難小屋のまわりには登山者の姿はほとんどみられませんでした。


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11:20 山頂台地の辺縁部でわずか1分ほど過ごしてから、体の向きを180度回して引き返します。結構な急斜面なので、足を滑らせないように慎重に下りましたが、ストックを持って来ればよかったなと少し後悔しました。


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一ノ沢源頭部の縁を下るとき奈落の底を覗きながら下るため、登るときより緊張しました。


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11:32 タケノコ岩の横まで下りてきて、このコースで唯一ともいえるほぼ平坦な場所でランチ休憩をとることにしました。トレースのど真ん中になってしまいますが、見渡す限り上にも下にも登山者はいないので、迷惑になることはなさそうです。


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本日のランチは、いつものコンビニおにぎりではなく、家に余っていたごはんにふりかけをまぶしただけのシンプルごはんと麦茶です。本当はおにぎりにするつもりでしたが、握るのが面倒だったのでそのままタッパーに入れて持ってきました。ごはんの左下に見える緑色のものは腐敗防止用のワサビです。最後はご飯にまぶして食べると、味が変わるしピリッとした辛さで単調なごはんもおいしく食べられました。弁当持参の夏山山行には、おススメです。


誰にも会わないし、静かでいい天気の大山を独り占めしながらランチを食べていると、山に登れるだけの健康な体があることの幸せを実感します。東京でサラリーマンを続けていれば、それなりの地位とそこそこの収入を得ていたかもしれませんが、長時間拘束や残業、ストレスなどではたして今と同じレベルの健康体であるのか怪しいところです。


そもそも、東京を引き払おうかと思うようになったのは、よくわからない体調不良に見舞われたことが原因でした。動悸や息苦しさなどがあり、大学病院で精密検査をしたのですが、結局原因はわからずでした。ストレスではないかということで、様子を見ることになり、そのうち症状もでなくなったのですが、当時は仕事が楽しくなくて会社に行くのが苦痛だったし、人も車も多く猥雑な東京がまったく好きになれなかったし、いろいろとストレスがあったのは事実です。見切りをつけて帰ってきて正解だったと思います。唯一残念なのは、信州までの距離が遠くなったことですが、こればっかりはしかたがありません。


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12:07 のんびりとランチを楽しんだあと、下山開始です。一ノ沢右岸稜をゆっくりと下ります。


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タケノコ岩の奥に烏ヶ山が見えています。


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あまり稜線らしくない右岸稜ですが、こうしてみるとわずかながら尾根になっているのがわかります。


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ザレ場はグリップが極端に低くなるので、慎重な足運びが要求されます。スリップしてもすぐに転げ落ちるというものではありませんが、くじいたり、痛めたりということがあると、下山が困難になる可能性があるので、一歩一歩確実に下ります。ストックがあるともっと楽でしたが、最近は大荷物の時しか使わなくなったので、それはそれで訓練だと思うことにします。実際、ストックを使わなくなると、膝痛がでにくくなったように思います。日帰りのような荷物が軽いときはストックを使わず膝を鍛えておいて、長期縦走のような大荷物の時にストックで負荷を軽減してやれば、膝痛も起こりにくいのではないかと思うわけです。


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12:30 崩落地の上まで戻ってきました。ここからが長く厄介な灌木帯の道です。休憩なしで一気に下ることにしました。草に覆われて地面が見えないので足で下がりながら慎重に下っていたものの、2度スリップダウンしてしまいました。やはり足元が見えないというのはハイリスクです。


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途中、1か所だけ咲いていたこの花は、ヤマボウシってやつでしょうか。白とピンクのコントラストがきれいでした。


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12:54 草薮をかき分けながら、ようやく森林限界の近くまで戻ってきました。しかし、この森の中を下る道も、これまで以上に急傾斜の道なので、林道に出るまでは気を抜けません。


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12:58 木の枝につかまりながら転げるように林道まで下りてきました。さすがに下りはあっという間でした。あとは歩きやすい林道をだらだらと下るだけです。


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13:23 往路で使った階段ではなく、林道をそのまま大山パークウェイまで下ってきました。大山パークウェイに出ると、往路で使った階段まではわずか50mほどの距離しかありません。これなら、はじめから林道を使ったほうが楽だし早いはずです。


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13:27 駐車場所に戻ってくると、最後に自撮りしておきました。というのも、いつも本日の装備をリストアップしていますが、ビジュアルで残しておいた方がわかりやすいので、今後は全身写真を撮っておくことにしたというわけです。


ところで、今回はGPSのログを地形図に落とし込んだものは非公開にすることにしました。バリエーションルートなので、ルートを公開して経験が少ない登山者や装備が不十分な登山者がうかつに入り込んで遭難騒ぎを起こすと、ユートピアから剣ヶ峰へのルートのように立入禁止にされかねないというのが理由です。それなりの経験がある登山者なら、地図がなくてもルートファインディングで歩けるはずですから、わざわざログを落とし込んだ地図をアップする必要もないと思います。地図がないと不安だということなら、このルートは自分の技量にあっていないと理解してください。


また、無雪期の頂上台地は木道以外は立ち入り禁止ですから、このルートは弥山山頂には事実上行けないことになります。それでも平気で行ってしまう登山者もかならず出てくるので、そういう不埒な連中の手助けになる情報を載せる必要はないというのも理由のひとつです。


もしもこの記事を読んで、無雪期に一ノ沢右岸稜を登ってみようと思ったら、くれぐれも頂上台地には上がらずに、台地の縁のところで引き返すようにしてください。植生保護やヒメボタル保護のために頂上台地の木道以外の場所は立入禁止ですが、そういうことを無視して歩く登山者がいると、やがて一ノ沢右岸稜そのものが立入禁止になる可能性が高くなります。登山者が自らの首を絞めるような行為は厳に慎んでいただきたいと切に願います。


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| 2018年6月 大山一ノ沢右岸稜 | 13:20 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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伯耆大山のバリエーションルートを行く: 一ノ沢右岸稜その1 

2018年6月24日(日) 鳥取県大山町 伯耆大山弥山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


梅雨の合間の晴天日がうまく日曜日と重なった24日は、かねてから登ってみたいと思っていた伯耆大山一ノ沢右岸稜に行ってきました。


一ノ沢右岸稜はいわゆるバリエーションルートのひとつで、当然ながら地形図にもコースは載っていません。ネットで調べるとそれなりの山行記録件数がヒットするので必要な情報は得られますが、半分ぐらいは積雪期の情報なので、無雪期の情報は案外多くはないようです。


寝不足のままだとまた息苦しいような症状がでかねないので、前夜は0時前には就寝し、午前5時30分に起床。6時間弱の睡眠は十分とはいえないまでも、体調はいいみたいです。6時30分に家を出て、一ノ沢に着いたのは8時30分頃でした。


三ノ沢と違って一ノ沢には駐車場がありません。大山パークウェイ沿いの駐車スペースを探して停めるわけですが、一ノ沢を二ノ沢方向に50mほど行ったところにあった路肩の広い場所に車を停めました。


本日の装備
●アッパー
 ドライレイヤー: ミレー ドライナミック メッシュ ノースリーブ クルー
 ベースレイヤ: マーモット ハイブリッド PP L/Sジップ 
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット(不使用)
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット(不使用)
 インサレーション: なし
 グローブ: プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: ノースフェイス バーブパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ(不使用)
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス(ウール混)
 シューズ: ミレー オールロードGTX

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし


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天気予報では真夏日になるとのことだったので、大汗をかく可能性を考慮して、汗抜けが一番いいミレー ドライナミックメッシュをドライレイヤーに持ってきました。でも、山の上はそれほど気温が高くならず、湿度もあまり高くなかったようで、さらりと快適な状態でした。なので、流れるほどの大汗をかくことはありませんでしたが、日差しはそれなりにきつい状態でした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:50 出発です。


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まずは治山林道入り口まで、大山パークウェイを一ノ沢方向に向かいます。


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一ノ沢からは、これから登る一ノ沢右岸稜がきれいに見えていました。一ノ沢上部にある巨大な三角形のタケノコ岩もくっきりと見えました。


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一ノ沢を渡ったところに階段があったので、こちらの方が近道かと思い登ってみることにしました。


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一ノ沢に出たものの、どう行けばいいのかわかりません。とりあえず、右岸をそのまま登ってみました。


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しかし、堰堤で行き止まりになっていました。左岸を見ると、コンクリート舗装された道が見えたので、堰堤下を左岸に渡りました。


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左岸にあったコンクリート舗装の道を登って行きます。


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少し先で一ノ沢を横切って、右岸に出ることができました。


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治山林道に合流です。結局、近道ではなく、余計な遠回りをしてしまったようで、素直に治山林道入口からはいったほうがいいみたいです。


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治山林道に入ってすぐに分岐があります。右はまた一ノ沢に出るようなので、左へ入るわけですが、これが永らく使われていないことが明らかな草ぼうぼうの状態で、ホントにこれでいいのかとちょっと不安になるような道です。


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とはいえ、コンクリート舗装のおかげで、雑草に埋もれかけながらも道は明瞭でした。


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一つ目のヘアピンカーブを過ぎてしばらくすると、コンクリート舗装がなくなり、砂利道になりました。それでも、あまり荒れていないので歩きやすい状態です。


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さらに進んで行くと、再びコンクリート舗装になりました。どうやら、道があまり荒れそうにないしっかりしたところはコンクリート舗装をはしょったみたいです。コスト削減ということなんでしょう。その後も、砂利道とコンクリート舗装が交互にあらわれました。


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標高1100mあたりでようやく南壁が見えてきました。


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このあたりはきれいで気持ちのいいブナ林が林道の左右に広がっています。もっとも、下草も繁茂していて、ちょっと雑然とした感じが否めません。セミの声も響いていて、夏が来たことを実感しました。


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生命力がみなぎっているという感じの生い茂り方です。


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トレースの入り口らしき場所がありましたが、とりあえず林道の末端となる一ノ沢出合まで行ってみることにしました。


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9:28 一ノ沢出合です。休憩するのにいい時間だったので、とりあえず荷物を降ろしてドリンク休憩にしました。林道はもう少し先まで続いているようで、前方に見える錆びた鉄の土留めの先まで行けるみたいです。ネットでみた記録だと、この崩落激しい一ノ沢から取り付いて登ることもできるみたいですが、落石の危険があり、これを登るのはあまり賢い方法とは思えません。なので、さっき見つけたトレースの入り口から入ってみることにしました。


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一ノ沢の奥にそびえるタケノコ岩とそれに続く南壁をしげしげと眺めながら、ゆっくりとドリンクを飲みました。さすがにバリエーションルートだけあって、誰にも会いません。時折、大山パークウェイのほうからバイクのけたたましい排気音が聞こえてくるのが興ざめですが、休日の商店街のような夏山登山道に比べると天国です。


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背後のブナ林は、新緑の頃よりも緑色の深みが増してきましたが、まだ盛夏のような感じではなく、やや新緑っぽさを残しているように感じます。


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9:39 休憩後にトレースの入り口まで戻り、森へと分け入りました。ところがここからいきなり急登が始まります。かなりの急勾配を直登するトレースなので、緩やかな林道歩きに慣れた体と感覚では戸惑うぐらいのインパクトです。ストックを持って来ればよかったと思いましたが、ないものは仕方ありません。幸いグローブはいつももっているので、草や木をつかんで体を引き上げるようにしながら登りました。


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ずいぶん長く森の中を登ったように感じますが、時間にすると6分ぐらいです。森が突然なくなり、低木帯になりましたが、この低木帯は一瞬でおわりました。


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すぐに草付の斜面になり、タケノコ岩も見えてきました。


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振り返れば、すぐ下に森林限界が明確に見えていました。以前登った大山正面道は、次第に低木が増えてきて、いつの間にか灌木帯になり、最後には草付の斜面になるという感じでなだらかに変遷していきましたが、ここはなんだかデジタルっぽい切り替わり方です。


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左手の奥の方には、もっと上まで森が続いているのが見えます。単純に標高だけが森林限界の決定的要因というわけではないということです。この一帯はどういう理由で森林限界が低いのか、謎です。むしろ、あの奥に見える部分だけ森林限界が高いのかもしれませんけど。自然ってのは不思議だけど面白いです。

つづく。

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| 2018年6月 大山一ノ沢右岸稜 | 18:26 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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初夏のブナ林でまったり: 若杉天然林その2 

2018年6月17日(日) 岡山県西粟倉村 若杉峠(1050m) 日帰り単独行 


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11:00 東屋からは緩やかな下りの道です。道端にある大ブナは直径が軽く1mを越えていると思われる大木です。案内板によれば、この付近は幹回りが3.5~4.5m、樹齢200~300年のブナの大木がみられるということで、いわゆる極相林になっているようです。


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おそらく若杉天然林の中で一番の見どころなのでしょうが、林床はご覧のとおり笹薮状態で、大山あたりのブナ林と比べるとかなり残念な状態です。これはカメラを持って腕を伸ばして撮ったものなので、肉眼で見るとほとんど目の前の笹しか見えません。


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11:22 第3分岐点に着きました。ここから左へ尾根道を進んで行けばまっすぐ若杉峠に着きます。ちょうど鳥取と岡山の県境になる尾根道ですが、鳥取側は植林帯になっていて、あまり楽しくなさそうな雰囲気です。ということで、自然研究路を第2分岐まで行くことにして、右へ下りました。


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5分ほど下ると東屋があり、その横にも大ブナが立っていました。このブナは根元のあたりが裾広がりのようになっていて、ドレスをまとった貴婦人のような雰囲気でした。


東屋はベンチが壊れていたので、ここでも休憩なしで先に進みます。


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自然研究路に入ったばかりの頃に1組の登山者とすれ違いましたが、それ以降は誰にも会っていません。静かな森の中をのんびりと歩きます。


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水平だった道が下りになり、下りきったところで小さな流れを渡りました。このあたりは広くて平坦な谷になっていて、木々の密度もやや高い感じです。新緑の頃に比べると、緑の色も濃くなり、淡いグラデーションのような色違いの感じもほぼなくなり、夏の森のなったなと感じます。


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11:56 第2分岐点に着きました。ここで中国自然歩道に再び合流し、若杉峠は左へ進みます。


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案内板のマップです。


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第2分岐点から若杉歩峠方面に進むと、すぐに広くて平坦な谷になり、なんとなく湿原のような雰囲気です。


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12:06 のんびりと歩いても第2分岐点からわずか10分ほどで、若杉峠に到着しました。ちょうどお昼時だし誰もいなかったので、ベンチで休憩することにしました。


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目の前の祠と抱き合ったような2本の杉の大木を眺めがら、おにぎりを食べました。祠の横を上がって行くと展望台があります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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休憩中に1組の登山者が展望台の方に登って行ったので、休憩を終えてから自分も展望台に向かいました。


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けっこう急な階段が続きます。


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階段を登りつめ、右に少し行くと展望台がありました。標高は1080mぐらいで、1050mの若杉峠よりも高いので、この山行の最高地点はこの展望台ですが、名前のあるピークではないので、若杉峠を最高到達点ということにしておきます。


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しかし展望台とは名ばかりで、植林された杉が成長してほとんど展望はありません。わざわざ登って来ましたが、無駄足でした。ただし、ここには東屋があるので、休憩やランチをするなら若杉峠よりもここまで上がってきた方がよさそうです。


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12:31 展望のない展望台からすぐに引き返して若杉峠まで下りてきました。これから下山ですが、往路を戻るのではなく直進して別のコースから下ることにします。ただ、植林帯のような雰囲気が漂っているので、あまり面白くない道かもしれません。


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若杉峠から南に尾根を登って行くと、やはり植林帯でした。引き返そうかと思いましたが、地形図を見るとこの先にかなり広い湿原のような地形があるので、なにか面白い風景がみられるかもしれないとそのまま進むことにしました。


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植林帯の中は杉の落ち葉が厚く堆積していて、トレースがかなり不明瞭でしたが、赤テープと埋もれかけの階段を探しながらなんとか道をはずれずに進むことができました。


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12:43 林道に出ました。ここから林道を横切ってさらに先に進み、尾根筋を少し歩いて1124ピークの先から別の林道で下るというコースもありますが、林道の反対側にトレースの入り口が見当たらなかったし、どうせ植林帯が続くだけのような雰囲気なので、ここから右へ折れて林道を下ることにしました。


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ちなみに、道標に書いてある峰越峠まで行っても戻って来れますが、かなり距離があるし、アスファルト道歩きが長くなるので、今回はパス。


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林道を下り始めると、すぐにこの道が長らく使用されていないことがわかりました。車のわだちがなくなっていて、雑草が生い茂っています。


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湿原のような場所は小高く盛られた土手状の道になっていて、途中には橋もありましたが、穴が開いていて車が通過できる状態ではありません。いつ足元が陥没するかわからないので、足元を確認しながら慎重に渡りました。結局、この湿原のような場所はほとんど草地のような状態で、なにも面白いものはありませんでした。


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12:51 別の林道との合流点です。ここを右折して下ると駐車場近くに出ることができるはずです。


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最初のうちは普通の林道でしたが、途中からものすごい岩ゴロの道になり、とても車両が走れるような道ではなくなりました。おそらくブルドーザーのような無限軌道車でないと通過できないでしょう。


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13:14 アスファルト道に出ました。これを右に上がって行けばすぐに駐車場です。


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13:19 最後のアスファルト道歩きで少し足裏が痛くなりましたが、先週感じた右足の痛みもなく無事に戻ってきました。


インソールですが、靴の中で足が滑るようになったソフソールをやめて、冬靴に入れていたスパーフィートグリーンに変更してみたのですが、ソフソールの時に感じていた靴のタイト感や靴底が少し柔らかいという感じが解消され、窮屈感がなくなり靴底もしっかりとした感じになりました。やはりインソールによって靴の性格が変わってくるというのを実感しました。ミレー オールロードGTXはこのままスーパーフィートグリーンでいくことにします。


ところで、せっかく担いできた一眼レフと三脚ですが、渓流とブナの大木の写真以外は撮ることもなく、ほぼ歩荷訓練の重しのような状態でした。ま、そんなこともあります。たいして汗もかかなかったので、温泉にはよらずに一般道で家まで直行しました。

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| 2018年6月 若杉天然林 | 18:12 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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初夏のブナ林でまったり: 若杉天然林その1 

2018年6月17日(日) 岡山県西粟倉村 若杉峠(1050m) 日帰り単独行 


6月13日の里山歩きで体調不良だったこともあり、17日の日曜日はピークハントのある登山はやめて、初夏のブナ林を散策する楽な山歩きに行ってきました。


訪れたのは西粟倉村にある若杉天然林。全く人の手が加わっていない原始林とちがって、ある程度伐採などで人の手が入っているものの、基本的には自然の状態が保たれているということで、天然林という名称になっているとのことです。


ずいぶん前に2度訪れたことがありますが、きれいな渓流とブナ林が広がる比較的なだらかな森の中に自然研究路という遊歩道が設けられていて、のんびりと森林浴を楽しみながら歩くにはいいところです。逆に言えば、登山的要素が少なく、これといってピークもないので、いまひとつ充実感や達成感は感じられないところでもあります。まあ、今回はハードな登山はしないということで訪れているので、充実感や達成感は必要ありません。


ただ、以前訪れた時に感じましたが、天然林とはいえあまり森がきれいではないというのが残念なところです。なんというか、極相林になっていないブナ林のような感じだし、林床に笹が繁茂していて、森のすっきり感もありません。写真を撮ろうにもこれはと思うところがほとんどなかったような記憶があります。数年ぶりなので、少し状況が変わっていることを期待しつつ歩きました。


本日の装備
●アッパー
 ドライレイヤー: モンベル ジオラインクールメッシュ ラウンドネックシャツ
 ベースレイヤ: マーモット クライムスピードL/Sジップ 
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット(不使用)
 インサレーション: なし
 グローブ: プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: アウトドアリサーチ ゴーストレインハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: ノースフェイス バーブパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ(不使用)
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス(ウール混)
 シューズ: ミレー オールロードGTX

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし


朝は少しひんやりとした感じがあったので、いつもはただの荷物となっているデイトリッパーフリースジャケットを着用しました。スタート直後から渓流の写真を撮りながら歩いたので、止まっている時間の方が長く、汗をかくようなことはありませんでした。しかし、研究路に入って歩き始めるとすぐに暑くなって脱ぎました。もうフリースは必要ない時期になっているのでしょうが、とりあえず梅雨が明けるまでは装備品に加えておくことにします。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




日曜日でしたが、駐車場には車が3台ほど停まっていただけで、静かな山歩きができそうです。


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駐車場に設置してある案内板で順路を確認します。ひとまず中国自然歩道を第1分岐点まで行き、白線で描かれている若杉自然研究路に入ります。第3分岐点で中国自然歩道に入るかそのまま自然研究路を第2分岐点まで行くかはその時の気分で決めることにして、若杉峠を目指すことにします。若杉峠からは案内図に描かれていない右方向に尾根道を南下して、途中から林道で駐車場に戻ってくる予定です。


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9:15 駐車場を出て中国自然歩道に向かいます。クマが出るようなので、クマ鈴をバックパックに装着しておきました。


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アスファルト舗装が終わるところにログで作られた立派な東屋があります。


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東屋の前にある若杉橋を渡ると、未舗装の道になります。


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若杉橋を渡ったところの森の雰囲気がけっこう原始林っぽくていい感じでした。このあたりは林床の笹もあまり茂っていないので、森の様子もすっきりとしてきれいです。この先もこんな感じであればいいのですが、なかなかそうはいきません。


若杉橋からすぐのところに渡渉点があります。ここの渓流がなかなかいい感じなので、三脚を据えて撮影することにしました。6Dでの撮影です。


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水の流れを滑らかにぶらすために、絞りをF11、ISO200に設定。シャッター速度は1.3秒になりました。写真クリックで拡大します。


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アングルを変えて、右側だけを縦構図で切り取ってみました。少し日が差してきたので、シャッター速度を下げるために絞りはF13まで上げています。このときのシャッター速度は0.8秒です。


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次に左側も同様に撮ってみました。右上から左下へと流れがS字状になるように構図を決めましたが、右上の部分の流れがほとんど見えていないので、写真としては失敗でした。


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少し上流に登ったところで、ここに来ると毎回撮影している場所で今回も撮ってみました。今年は、途中に木の枝が引っかかっていてちょっと雑然とした印象があり、残念ながら絵になりません。写真クリックで拡大します。


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ということで、撮影を切り上げて先に進みます。道は渓流に沿った石畳になっていて、さわやかで気持ちのいい散策路といった雰囲気です。


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10:31 第1分岐点に着きました。普通に歩けばおそらく30分もかからないぐらいの距離だと思いますが、撮影しながらのんびりと歩いてきたので、1時間15分もかかってしまいました。ここから渓流を離れて左手の森の中へ自然研究路を進みます。


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最初は小さな流れに沿って登って行きますが、すぐにその流れを渡り対岸の奥へと道が伸びていきます。


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やや傾斜のきつい斜面につけられた階段をゆっくりと登って行きます。


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傾斜が緩み、平坦な場所に出てくると、大きなブナが出迎えてくれました。G7XMarkⅡの広角端24ミリでは入りきらないので、6D+16ミリで撮影してます。


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少し進むとミズナラの大木も。


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10:59 東屋のある場所まできました。このあたりはほとんど高低差のない平坦な場所ですが、そのなかでも少し小高い丘のような場所に東屋が設けられています。林床の笹が繁茂していなければ眺めも良くて気持ちのいい場所だと思いますが、ベンチに座ってしまうと笹が視線より高くなってしまうので、いまいち解放感がありません。なので、休憩なしで先に進むことにしました。

つづく。

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| 2018年6月 若杉天然林 | 15:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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見えない山頂と岩尾根縦走: 東赤石山その2 

2018年6月3日(日) 愛媛県新居浜市 東赤石山(標高1706m) 日帰り単独行 


ああ蒸し暑い。せっかく晴れたというのに、こう蒸し暑いと肌寒い梅雨空のほうがましだと思ってしまうのは、わがままというものでしょうか。基本的に夏は得意ではないので、また暑くて湿度の高い不快な季節がやってくると思うとげんなりです。お盆休みにどこへ行くかだけを楽しみに、これからの2か月を過ごすしかありません。


さて、東赤石山のレポの続きです。


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東赤石山の山頂下を東西に走る巻道に出て、道標に従い西進します。ほぼ等高線に沿った平坦な道なので、土の歩きやすい道だと思っていたら、これがけっこう岩のある道で、そうそう楽に歩かせてくれません。


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11:46 5分で東赤石山へ登る道の分岐に着きました。ここを右折して稜線に出たら、引き返すように東進して山頂に至ります。


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稜線に向かう道は、またまた岩ゴロの急登でした。よじ登るような大岩がないだけましですが、赤茶けた岩の連なる道は、段差があるぶん土の道よりも体力を使います。


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11:59 赤石越に出ました。あとは稜線をたどるだけなので、ここまでのような急登はなさそうです。距離的にもそれほどないので、10分もかからず山頂に行けそうです。しかし、山頂方向はまったく展望がなく、東赤石山の姿は全く見えません。


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と思っていたら、道標にも「東赤石 10分」と書いてありました。


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赤石越から山頂を目指して稜線を東進していくと、確かに傾斜はゆるいのですが、けっこう大岩がごろごろ出てきて、それなりに大変でした。しかも森の中の道なので、展望もなく、山頂のすぐ近くに来ているというのに、いまだにその姿を見ることができません。


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8分ほど歩いたところで、2階建ての家ぐらいありそうな巨岩が行く手に立ちふさがりました。時間的にみてこれを越えれば山頂だろうと思いつつ、左側の低い場所から回り込んで行きました。


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12:09 巨岩の上に出ると、そのすぐ先にまた巨岩が積み重なったような場所があり、そこが山頂でした。赤岩越からちょうど10分かかりました。結局、途中で東赤石山の姿をちゃんと見ることはできずじまいで、山頂も道標がなければ山頂とはわからないような岩場だったわけで、あっけないというか、拍子抜けしたというか、頂を目指して登る高揚感がまったく感じられない山でした。


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山頂には、ソロの男性が一人と、奥の茂みの中に二人ほどいましたが、道標周りには誰もいません。人のいないうちに山名板を持って記念撮影しておきました。


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山頂から登って来た西方を見ると、稜線の北側には雲が湧き上がっていて、瀬戸内海側はまったく展望が効きません。今日はずっといい天気という予報だったのに、意外と雲が多くてちょっと残念です。


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さすがにお腹が空いてきたので、ランチタイムにすることにしました。比較的フラットな巨岩が並んだ山頂ですが、それほど広くもなく、10人も座るといっぱいになりそうな感じですし、座ってしまうと展望もよくないので、少し手前の巨岩まで下りて、その上でランチにすることにしました。今日もおにぎりとカフェラテです。セブンイレブンでおにぎり100円セール中だったので、130円の紅シャケと辛子明太子のおにぎりを買ってきました。しかし、朝しっかり食べたためか、結局紅シャケしか食べず、代わりに行動食を食べて、簡単に済ませました。


食事中に、山頂にいなかったはずの登山者が2~3人下りてきたので、どこにいたんだろうと思って地図を確認してみると、どうやら三角点のある山頂はまだ奥の方にあるみたいです。GPSで現在地を確認すると、確かに三角点の手前にいます。ということで、食事が終わると、先ほどの山頂からさらに奥へと進んで行きました。


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暗い森の中にひときわ鮮やかなピンク色の花が目を引きます。シャクナゲがきれいな花をつけていました。


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12:49 三角点のある山頂に出ました。時間にしてほんの3分程度でした。こちらの山頂は土の地面もあって、さっきの山頂よりも広くてフラットです。ただし、さっきの山頂は標高1707mでしたが、こちらは1706mとなっています。地図では、三角点の場所が1706.6mとなっているので、あちらは小数点以下を切り上げ、こちらは切り捨てたということなのか、それとも、本当に向こうの標高の方がわずかに高いのか、どっちなんでしょうか。


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三角点から東を眺めると、やはり瀬戸内海側から雲が押し寄せてきて、稜線でせき止められています。高い山でしか見られない山岳風景です。


のんびりしたいところですが、時間の余裕もないし、三角点には数人のパーティーがいたので、長居はしないでさっさと引き返しました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:59 赤石越まで戻ってきました。ここから直進して八巻山を越えて赤石山荘へ下ります。山荘からは谷コースで下山する予定で、トータル3時間半かかるとみているので、筏津に着くのは16時30分ということになります。八巻山はコースのほぼすべてが岩稜帯といってもいいような山らしいので、通過の時間がかかることを想定してすぐに歩き出しました。


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少し歩くと、赤茶けた岩が折り重なるように連なる八巻山が見えました。前方に見えているピークは山頂ではなく、山頂はあのピークを越えた先にあります。見る限り、なかなか手ごわそうですが、アルペンムード満点の岩稜帯にちょっとワクワクしてきました。


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北アルプスなどでは、たいてい岩稜帯にはペンキのマークがついているのでコースは比較的わかりやすい場合が多いのですが、ここはそういうものは全くと言っていいほどありません。それでも、よく見れば岩かどや表面に人が歩いた跡があるので、コースを探しながら先に進みます。その意味では、ルートファインディングをしながら進む楽しさが味わえます。


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ここでは、右へ行くべきか左へ行くべきか少し迷いました。左の岩角にもすこし色が変わっているところがあり、先の岩峰を手前左から巻いていくようなコース取りもできそうでしたが、岩の上の方には人に踏まれた痕跡がなかったので、右のほうに進みました。もちろん、右が正解でした。


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岩峰の下まで来ると、これをどうやって超えるのかが問題です。右方向に進めるような場所はありません。直登はどうでしょう。まっすぐ上がるのは不可能ではありませんが、けっこう大変だし、それらしい痕跡もついていません。


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左手の低い場所の足元が土で白っぽくなっているので、どうやらここから岩を乗り越えて反対側に回り込むようです。


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乗り越えて岩峰の左側に出てみると確かにコースがありましたが、少し慎重さを要する場所でした。このコースで一番気を付ける場所はここぐらいで、あとはそれほど危険といえる場所はありませんでした。コースミスだけを気を付けていればほぼ問題ありません。岩稜歩きの初級ルートという感じです。


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岩峰を越えると険しい岩尾根はなくなり、巨岩はあるものの、傾斜もゆるくなって比較的安全でわかりやすいコースになりました。左奥に見えているピークが八巻山の山頂で、数人の登山者がいるのが見えました。


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大岩の下を左側から巻いていくと、山頂はもう目の前です。


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13:16 これまでのコースとはだいぶん雰囲気が違う穏やかな山頂に着きました。標高1698mの八巻山山頂です。赤岩越からわずか15分程度しかかかりませんでした。地図のコースタイムは35分となっていますが、ちょっと余裕を見過ぎかなと思います。狭い山頂には団体がいたので、そのまま通過しました。


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八巻山山頂を通過する前に、一度振り返って東赤石山の写真を撮ろうとしたのですが、すでにガスが山頂を隠し始めていて、うっすらとシルエットが見えただけでした。途中の岩峰を越える手前あたりで一度振り返った時はまだ山頂が見えていたのですが、写真を撮ることをすっかり忘れていました。結局、ちゃんとした東赤石山の山頂を写した写真は1枚もない山行になってしまいました。単に地形の問題で一望できるポイントが少ないというだけなのでしょうが、なぜか姿を見ることができない山でした。相性が良くないのでしょうか。


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八巻山山頂を過ぎると、道は90度右に折れ、森の中を急降下していきます。


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切り立った岩稜の北側を巻きながら下りて行くと、前方に続く岩尾根が見えました。この先前赤石山まで岩稜帯が続くので、できることならこのまま踏破してみたいものですが、今回は時間の問題もありここまでです。そのうち、この続きを歩いてみようと思います。


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僕が持っている2009年版山と高原地図には載っていませんが、八巻山から下りてきた鞍部からまっすぐ赤石山荘に下る道がついていました。地図を見て、てっきり石室越を経由して赤石山荘に戻るコースしかないと思っていたので、だいぶん時間を節約できます。


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13:37 赤石山荘まで下りてきました。ひっそりとしていて営業していない小屋のように見えますが、入り口のドアについていた紐が結ばれていなかったので、閉まっているわけではなさそうでした。この小屋は無雪期でも管理人が常駐しているわけではないらしいので、宿泊するときは事前に予約しておいて、あとは勝手に入って泊まればいいみたいです。


小屋の前にぽつんと置いてあるベンチに荷物を降ろしてとりあえず休憩しました。ここにはテント場があるはずなので、どんな状況か確認したかったのですが、どうやら50mぐらい先にあるようなので、見に行くのはやめました。水が残り少ないので水場があれば補給したかったのですが、見たところ小屋前にはないようなので、こちらもあきらめました。もしかしたら裏手にあったのかもしれませんが、けっこう疲れていてうろうろする気力がわきませんでした。どうせ下山ルートで何度も沢を渡渉するので、必要なら沢水を汲むことができるので問題ありません。ちなみに、持参した水は0.5リットルスポーツドリンク+0.6リットル白湯の計1.1リットルです。最近はいつもこのパターンですが、たいてい白湯は余っていました。今回は水の消費が多くなり、この時点でおそらくぬるくなった白湯が0.3リットルぐらい残っていただけだと思います。せめてもう0.5リットルあってもよかったなというのが実感です。


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小屋前から、下りてきた八巻山を見上げます。


13:44 休憩を終えて、下山開始です。


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小屋前の分岐を右へ下ります。左は下りてきた八巻山方面です。


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すぐに東赤石山方面との分岐に出ます。下山は右方向の筏津へ進みます。


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最後に、八巻山を振り仰ぎます。いずれまた訪れたいと思うほど楽しい岩稜帯でした。


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さらに、その先に続く前赤石方面の岩稜帯です。いつかこの尾根を歩くために戻ってこようと思います。


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谷沿いコースは、渓流に沿った気持ちのいい道でした。あまり太い木がないので、一度は伐採されたのかもしれませんが、自然に再生したようで、とてもきれいでいい雰囲気の森です。もちろん、途中に植林帯もあり、全コースが自然林というわけではありませんが、地図の第一渡渉点から第二渡渉点までの区間は、とりわけ美しい沢と森の中を歩くいいコースです。


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陽の光に輝く新緑が水面を染め上げていたりして、目も耳も楽しませてくれる道でした。これほど気持ちのいい登山道はめったにないと思います。


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ただし、何度も出てくる丸太橋は、どれもこれもかなり痛みが激しくて、渡るのがちょっと怖いようなものばかり。その点だけが残念でした。


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これなんか、かなり雑な作りです。


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この橋もかなり傷んでいて、木が骸骨みたいになっていました。


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14:33 冷や冷やする橋をいくつか渡って、第一渡渉点を通過します。ここは沢まで高さがないので、休憩するにはいい場所です。


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第一渡渉点を過ぎると、道の勾配がきつくなり、たまにロープが設置されているような場所もありましたが、おおむね普通に歩いて通過できるレベルです。


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崖に張り出した大岩をこえるために設置された丸太橋ですが、かなり痛みが激しくて、恐る恐るわたりました。


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15:12 疲れに加えて膝痛も心なしか感じ始めたころ、ようやく尾根コースとの分岐が現れました。結局赤石山荘からここまで休憩なしで歩いてきてしまったので、すぐ下の瀬場谷で休憩していくことにしました。


朝と同じ場所で休憩しようとして帽子を脱いだ時、サングラスがないことに気が付きました。もうかれこれ7年ぐらい使っているAXEのサングラスですが、途中で少し曇ったので帽子の上につけていたのですが、影も形もありません。よく考えると、途中で汗を拭くために一度帽子を脱いだので、その時に脇の方へ飛んで行ってしまったのでしょう。いつもなら足元に落ちて気が付くのですが、歩きながら帽子を脱いだので気が付かなかったのかもしれません。けっこう気に入っていたので、かなり残念です。


後から下りてくる人がいたはずなので、誰か拾って持ってきてくれていないかと期待しながら休憩していましたが、下りてきた人は何事もなく通過して行きました。こればかりは仕方がありません。サングラスはあきらめることにしました。


そういえば、お昼に食べ残していたおにぎりがあったことを思い出して、残り少ない白湯といっしょにお腹に流し込みました。完全に水もなくなりましたが、瀬場谷の水が飲用しても大丈夫なのかわからないので、ここで水を汲むのはやめておきました。もっと下の集落跡の近くに水場があったので、必要ならそこで汲むことも可能ですが、もう登山口まで40分ほどなので、水はなくても大丈夫なはずです。10分程度の休憩を終えて、15時25分に再び歩き出しました。


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16:15 登山口まで戻ってきました。膝が痛くなってきたためかなりセーブして歩いたので、コースタイムよりも少し余計に時間がかかりましたが、八巻山の下りで時間を節約できたので、おおむね当初の計算通り16時過ぎに下山することができました。


そういえば、今回も山行記録の写真はすべてG7 X MarkⅡで撮影したのですが、電池は交換しないでGWからそのまま使ってみました。東赤石山山頂で撮影した頃から、バッテリーの警告灯が点滅し始めたのですが、その時点で撮影枚数は49枚でした。それまでは320枚撮影していたので、合計369枚の撮影が可能だったことになります。


しかし、そこでバッテリー交換はしないで、いったいどこまで撮影できるかそのまま継続してみたところ、下山時までバッテリー切れにならずに撮影できました。この山行で撮影した枚数は92枚になったので、G7 X MarkⅡのバッテリーはストロボをほとんど使わなければ400枚以上の撮影が可能のようです。ただし、画質は最小のS2がほとんどです。RAWやLの高画質ばかりだともっと少ないと思います。

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| 2017年6月 東赤石山 | 11:54 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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見えない山頂と岩尾根縦走: 東赤石山その1 

2018年6月3日(日) 愛媛県新居浜市 東赤石山(標高1706m) 日帰り単独行 


足腰がたがたで階段の上り下りがつらかった昨日に比べて、なんと軽い筋肉痛程度まで回復していた今朝の状況にちょっとびっくり。アミノ酸顆粒をたくさん飲んだおかげみたいです。


昨日は、入山前に一包、お昼に一包、下山後に一包とアミノ酸顆粒を3包飲み、帰宅途中にアミノバイタルゼリーを一つ、就寝前にミルク1杯とアミノ酸顆粒一包を飲んだので、タンパク質やアミノ酸を多量に摂取したわけですが、ひどい筋肉痛にならなかったのはそのおかげだと思われます。


ただし、夕方近くなってくると、次第に太ももやふくらはぎに筋肉痛が出始め、朝よりも少し痛みが強くなりつつあります。朝から仕事に出かけたり活動しているせいなのかもしれません。とりあえず、アミノ酸顆粒を一包飲んでおきました。それにしても、なんだかやたら眠いです。昨晩は8時間ぐらい寝たのですが、やっぱり疲れが残っているようで、今日も早寝決定です。


それでは、東赤石山の山行レポの始まりです。


2週間前に訪れた西赤石山は、北麓にある東平から登ったのですが、今回は南麓にある筏津から入山しました。高松道三島川之江ICから国道11号のバイパスを西進、国道319号を左折して赤石山系に連なる法皇山脈を抜けて南側に出ると、県道6号線をひたすら西進し、登山口の手前500mぐらいの区間だけ県道47号線を行くと筏津の登山口にたどり着きます。もっとも、ずっと直進の道なので、47号に入ったことはわかりませんでした。自宅から2時間10分ほどかかりました。


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登山口にはトイレ付休憩小屋があり、沢水を引いてきた手洗場も設置されています。この水が飲用可能かどうかは不明です。飲用不可とはかかれていないので、飲めるのかもしれません。


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登山者カードと提出箱のあるポストには地図も置かれているようですが、このときは在庫なし状態でした。たまたまなのか長く補充されていないのかわかりませんが、基本的に地図は持参した方がいいです。山と高原地図の石鎚山・剣山の地図にこの山域も載っているので、この地図を持っているなら新たに購入する必要はありません。カシミールから地形図を印刷したものでも十分です。筏津の登山口から山頂まで分岐が何カ所かあり、道標はあるものの、やはり地図でつながりを把握できるのとできないのとでは安心感が違います。


本日の装備
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート コンフォートジップロングスリーブ 
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット(不使用)
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット(不使用)
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート トレッカーズパンツ
 ハードシェル: モンベル バーサライトパンツ(不使用)
 ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし


今回はいつどこで購入したのか記憶にないアイスブレイカーのメリノウールソックスを履きました。中厚のソックスで、柔らかすぎず硬すぎずいい感じでした。マムート テトンGTXは靴底がそこそこ硬く、入れているインソールが薄型のスーパーフィートブラックということもあって、長時間の山行では足裏が痛くなることが時々あるのですが、今回は8時間半という長丁場であったのにもかかわらず足裏の痛みは特に気になるようなことはありませんでした。西赤石山の時はけっこう痛くてうんざりしたのですが、やはりソックスのクッション性能で差が出るみたいです。


山行ごとに装備品のリストを記載するようにしたおかげでその時に何を使ったかがすぐに確認でき、相性のいい組み合わせ、悪い組み合わせがわかるようになったので、リストの記載は備忘録として役に立っています。のちのち役に立つ情報があってこそ、ブログをかく意味があるというわけで、今後も継続しようと思います。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:35 登山者用駐車場は川を渡った所にあるようですが、登山口近くの路肩が広くなっている場所に空きがあったので、そちらに停めました。ちゃっちゃと準備を整えて、出発です。


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車道から斜めに上がって行きます。


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最初こやや急な階段があったりしますが、すぐに斜面を緩く登りながらのトラバース道になります。


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けっこうちゃんと整備されている道で、登山用に整備されたというよりも、昔から使われていた道のような感じです。15分ほど歩いた先が平坦な場所になっていて、石垣の跡などから集落があった場所のようで、この集落への往来として使われていた道なのかもしれません。


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集落跡から20分ほど行くと、これまでとは打って変わって険しい崖地をジグザグに登る急登になりました。こんなのがこの先続いたらバテルなあと思いながら登って行くと、さいわい5分ほどで再びゆるやかなトラバース道になりました。


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出発して50分ぐらい経ったところで、登山道が崩落している場所がありました。幸い、それほど厄介な状態ではなく、通過に手間取ることはありませんでした。


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右下の方に鉄製の橋が見えたので、てっきりあれが本来の登山道だと思って、崩落個所を高巻いたら右下に下るんだろうと思っていました。


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ところが、登山道は崩落個所を通過した後も下ることはなく、そのままほぼ水平に続いていました。下に見えた道はなんだったんでしょうか。


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9:35 おかしいなと思いながら進んで行くうちに道は緩やかに下りはじめ、すぐに瀬場谷に出会いました。山と高原地図で「橋を渡る」と書かれている分岐点です。ちょうど時間もいいところなので、橋の横にある大岩の上で休憩しました。


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橋の上流側にはエメラルドグリーンの透明な水のきれいな淵があり、その奥には小さな滝もあります。


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橋のたもとには、巨木もあります。ひんやりしているためか、虫もいないし木陰になっていて涼しくて気持ちのいい場所でした。


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10分ほど休憩してから、橋を渡って分岐点にきました。しっかりした道標が設置されています。


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左の谷沿いコースは山頂まで3時間10分だそうです。しかし、山と高原地図では、分岐から山荘まで1時間50分となっていて、山頂付近のコースタイムが書かれていないので不明ですが、山荘から山頂まで40分としてもせいぜい2時間半ぐらいです。


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右の尾根道コースは、山頂まで2時間30分。山と高原地図では分岐からどこまでか良くわかりませんが、50分+50分と書かれていて1時間40分となっています。山荘から東へ水平についている道との合流点までだとしたら、そこから山頂まで50分もかかることになりますが、地図を見る限り30分ぐらいではないかと思える距離なので、ずいぶん時間がかかるなという感じです。もしかしたら、途中で時間がかかる難所があるのかもしれません。とにかく、時間の短い尾根道コースで行くことにします。


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尾根道コースは、分岐から先は尾根の急斜面をジグザグに登って行く道でした。尾根道コースというだけのことはあるなと思いつつ、登って行きます。


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9:59 ようやく尾根に出たなと思ったら、分岐がありました。左が尾根を登って行く感じの道ですが、小さな道標があり、「作業道 行き止まり」と書かれていて、登山道は右方向に斜面をトラバースして行く道になっていました。尾根道コースなのに尾根を登らないなんてへんなコースだと思いながら、右へ進みます。


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10分も行かないうちに、谷にぶつかりました。山と高原地図に「渡渉」と書かれている場所のようです。パッと見、どこをどうい行けばいいのかわかりにくかったのですが、よく見れば矢印看板もあるし、対岸に赤テープもあるので、すぐに渡渉コースがわかりました。


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それにしても、きれいな渓流でした。先ほどの瀬場谷もきれいでしたが、ここもなかなかいい感じです。割と平坦な地形なので、谷が深くなく、広くて穏やかな明るい感じの渓流でした。


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渡渉点からは渓流に沿って登って行きます。優雅に岩を滑り落ちる滝もあったりして、この谷は遡上すると気持ちよさそうです。


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渡渉点から20分ほど登って行くと、谷が狭まり、登山道も右上の斜面方向へ登って行くようになりました。渓流沿いの快適な道はそろそろ終わりのようです。


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急斜面を5分ほど登って行くと尾根上に出て、暗い植林帯の森から緑が降り注ぐような自然林のあるところに出てきました。まさにグリーンシャワーを浴びたような気分です。


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10:44 その先は再び植林帯の道になり、左手に枯れた沢が見えてきたら、2回目の渡渉点です。分岐から55分のペースでしたが、地図のコースタイムだとここまで50分なので、ちょっと遅れ気味です。


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渡渉点で5分ほど座って休憩してから、先を急ぎます。


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渡渉点から先は、完全に尾根道になりました。これでやっとコース名どおりの道になったわけです。大きな岩がゴロゴロするところを登って行くので、土の道のような明確なトレースがないので、ちょっとわかりにくい感じもありますが、テープなどがついているので、迷う心配はなさそうです。


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行けども行けども岩ゴロの道が続きます。


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次第にうんざりしてきたところに、さらに傾斜が増した大岩の道が現れます。


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11:41 もういい加減にしてくれと恨み言が口をついて出始めたころ、ようやく東赤石山下を東西に結ぶ巻道に合流しました。渡渉点からほぼ1時間かかりました。とすると、山と高原地図のコースタイムは、やはり分岐からここまでの時間のようにも感じますが、一般的には白丸から白丸までの区間タイムのはずなので、渡渉点から山頂稜線の赤石越までということなのでしょう。しかし、それだとずいぶん速いなという気がします。とりあえず、あとは山頂までどれぐらいかかるかです。


ところで、ここまで東赤石山の山頂はついぞ見ることがありませんでした。2回目の渡渉点の手前あたりで、木々の隙間からもしかしてあれがそうかなと思えるようなピークらしきものがわずかに見えましたが、東赤石山だったのかどうかは不明です。西赤石山からも尾根が邪魔でほとんど見えなかったし、なんとなく全貌がよくわからない謎の山です。

つづく。

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| 2017年6月 東赤石山 | 18:21 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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思いがけずきれいなブナ林に出会う: 伯州山その2 

2018年5月27日(日) 岡山県鏡野町上斎原 伯州山(標高1045) 日帰り単独行 


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10:23 山頂へは、小屋の脇を入って行きます。


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小屋の脇を入ると、壁に伯州山の案内を書いた大きな看板が掲げてありました。


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山荘から先は緩やかな道が背の低い森の中に続きます。


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森から抜け出ると笹薮の開けた道になります。少し勾配がきつくなりますが、山頂まであと少しです。


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笹原の登山道脇に咲いていたオレンジ色の花です。レンゲツツジかな。


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10:31 山頂に着きました。笹が刈られていて、そこそこ広い山頂です。


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どうやら今日は一番乗りのようです。


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西方にはうっすらと大山とその周囲の山々がシルエットで見えています。


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東方は、おそらく三国山やギラガあたりが見えているようです。


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南方は、左から花知ヶ仙、妹山、三ヶ上で、妹山の後ろに見えているのが泉山のようです。晴天ではありませんが、そこそこ展望があって楽しめました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:39 誰もいないし、日差しもきつくなく山頂でのんびりできないわけではありませんが、お昼にするには時間が早いし、ひととおり展望を楽しんだら特にすることもありません。もう少しすれば後から出発した4人パーティーが登ってくるでしょうから、その前に下山することにしました。


山荘の前まで来ると、ちょうど4人パーティーが到着したところでした。少し言葉を交わして、別れました。


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山荘前から左の新コースに向かいます。登って来たのは右の滝谷コースです。といっても、道標があるわけではないので、新コースの方はそれらしい踏み跡がついているだけです。左の切り株のところをまっすぐ入って行きます。入口の木の枝に赤テープがあったので、よく探せばわかります。


新コースに入って行くと地面に「国土調査」と書かれた赤色の杭が何本か埋まっていたので、一応おおやけに整備されたコースのようですが、最初のうちはけっこうな藪道で、ほんとにこれが新コースなのかと不安になるような状況でした。道に迷うほどトレースが不明瞭というわけではないにしても、ほとんど廃道になった登山道を歩いているかのような雰囲気です。


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5分ぐらい進んで行くと、ようやく道らしい雰囲気になってきたので、気持ちにも余裕がでてきました。


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標高1000mのゆるいピークのあたりからブナ林の雰囲気が強くなってきました。とはいえ、尾根道で比較的日差しが林床まで入りやすいのか、笹がけっこう茂っていて、滝谷コースで見たようなすっきりとしたきれいなブナ林という感じはありません。


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1000mピークを過ぎると、そこそこ傾斜のきつい尾根を下ります。途中で1組のパーティーとすれ違いましたが、本日出会ったのは、先の4人パーティーとこのグループだけでした。


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途中にあったねじれたブナ。たまに見かけますが、原因はツタ。ツタがからまったまま成長するとこんなふうになり、やがてツタが枯れて落ちると、ねじれた木になります。


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11:14 遊歩道に合流です。ここにも道標はなく、わかりにくい赤テープがひとつついているだけなので、下から上がってきて新コースを初めて歩こうという人には、かなりわかりにくい状況です。花の時期は新コース沿いにイワウチワが多く咲いているらしいので、登りで使うのもいいと思いますが、それ以外の時期はとくに見るものがあるわけでもなく、傾斜がきつくてつらいだけなので、登りは滝谷コースを使ったほうが楽だし森林浴気分で楽しめると思います。


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遊歩道との合流点から右へ行けばすぐに滝谷コースに出るはずですが、左へ進むことにしました。


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始めのうちはほぼ平坦な道でしたが、すぐに急勾配の階段になりました。尾根から谷筋へ下る斜面につけられた階段の道は、けっこう長く続きました。登りでここを行くのはしんどいだろうなと思いつつ下ります。


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11:26 谷筋に下りて勾配が緩くなった道を数分歩いたら、滝谷コースとの合流点に着きました。あとは林道を左へと下って行くだけです。


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11:41 登山口まで下りてきました。登山口から駐車場までは約3分かかりました。


お昼前に下りてきてしまったので、用意していたランチは手つかずのままです。赤和瀬渓谷沿いの駐車スペースに涼しそうな木陰があったので、車を停めてさわやかな風を楽しみつつお昼を食べて、「上斎原温泉クアガーデンこのか」で温泉に入って帰りました。日曜日ですが、時間が早いためか、すごく空いていました。

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| 2018年5月 伯州山 | 11:51 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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思いがけずきれいなブナ林に出会う: 伯州山その1 

2018年5月27日(日) 岡山県鏡野町上斎原 伯州山(標高1045) 日帰り単独行 


伯州山は不遇の山です。国土地理院の地形図には、山頂の三角点は記載されているのに山名がありません。また、現在では岡山県側にしか登山道がないのにもかかわらず、今は通行不能になったかつての鳥取側の登山道しか記載されていません。


決して高い山でもないし、これといって特徴的な山ではありませんが、滝谷コースと本谷コースの2コースがあり、滝谷コースには途中から尾根筋を行く新コースもでき、岡山県側だけで3通りの登山道が整備されています。春にイワウチワなどの山野草が多くみられることで最近は次第に人気も出てきているようです。それなのに事実上廃道になった鳥取側の登山道だけが唯一地形図に記載されているだけで、山名さえ載っていないとはどういうわけなんでしょうか。


27日は曇り予報だし、先週の西赤石山が意外にきつくてそこそこ疲れたので、今週は遠出はしないで近場で軽い山行にすることにしました。行先はまだ行ったことのない山として角ヶ仙か伯州山で検討した結果、伯州山を訪れてみることにしました。


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岡山から一般道で2時間強かかって登山口の赤和瀬に着きました。登山口の前は道が少し広くなっているものの、ここはローカルバスの回転場所になっているので駐車禁止です。なので、登山口を通り過ぎてまっすぐ山の方へ200mほど入ったところにある駐車スペースに車を停めました。せいぜい4台分のスペースしかないので、ここがいっぱいの場合はさらに奥へ行く必要がありそうですが、先に入ったことがないので、どの程度行けばスペースがあるのか不明です。なお、この道をずっと上流にたどって行くと本谷コースとなります。


本日の装備
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジッププルAF
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット(不使用)
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット(不使用)
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: アウトドアリサーチ ゴーストレインハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート トレッカーズパンツ
 ハードシェル: モンベル バーサライトパンツ(不使用)
 ソックス: ファイントラック メリノスピンソックスEXPレギュラー
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


今回使った帽子は、新しく購入したOR ゴーストレインハットです。レインハットというと、ゴアテックスなどの透湿防水のメンブレンを使ったものになるので、通気性が悪く、蒸れやすいのでずっと敬遠していました。カリマーのレインハットを持っていましたが、秋の晴天時に一度使っただけで、ずっと保管状態だったので、先日メルカリで処分したばかりです。


しかし、ゴーストレインハットは、頭の部分が二重になっていて、ガバッとはずして折りたたんで収納することができ、そうするとメッシュ生地の通気性のいい帽子になるので、雨でも晴れでも使える全天候型の帽子なのです。ちょっとお高いのですが、天気が崩れるかもしれないというときにはありがたい帽子です。



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9:20 駐車場所から歩き始めます。倉敷ナンバーのプリウスにのってきた男性4人組もすぐあとから出発したようです。


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9:24 登山口です。といっても、舗装された林道なので登山口という雰囲気はありませんが、道標があるので迷うことはなさそうです。


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ただし、分岐に設置されているこの道標はちょっと不親切で、もしかしたら考え込んでしまう人がいるかもしれません。伯州山と書かれた下に元谷コースと滝谷コースの文字があり、それぞれの下に赤い矢印が右と左を差して描かれています。本谷コースはたしかに、来た道を戻る方向なので右方向でただしいのですが、滝谷コースは看板の後ろに向かっていくので、左矢印ではなく、直進方向の矢印でないと正しくありません。誰がこんなでたらめな道標をつくったのでしょうか。


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幸い、このでたらめな道標の背後にもっと目立つような白地に黒文字、赤矢印の正しい道標があるので、それを見れば迷うことはないでしょう。なお、この大きな看板に書かれているとおり、登山口前は町営バス(のんびり走るからトロリンバス?)の回転場なので駐車禁止です。くれぐれも迷惑駐車をしないようにしましょう。


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登山口から少し進むとアスファルト舗装は終わり、すぐに砂利道になります。道の状態はいたって良く、轍も穴ぼこもないので歩きやすいです。


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道端にきれいな薄ピンクの花がたくさんさいていました。なんという花かわかりませんが、なかなか可憐できれいな花でした。(タニウツギという花らしいです)



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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9:41 右に分岐のある場所に来ました。クマ出没注意の看板にちょっとビビります。そういえば、クマ鈴を忘れてきてしまいました。


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木製の看板はすっかり色あせてよく見ないと何が書かれているのかわかりませんが、ルートは彫り込まれていたので、識別できました。今いる場所から右へ入って行くと遊歩道になっていて、上の方で滝谷コースに戻れるようになっています。事前にネットで調べたところでは、この遊歩道の途中、といっても上の合流地点からのほうが近い場所から尾根をいく新コースができているようです。この看板は古いので新コースは記載されていません。とりあえず、新コースの入り口や状況が良くわからないので、往路は滝谷コースで行くことにします。


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少し進むとすぐにきれいなブナ林の中に入りました。滝谷の渓流沿いということで、つねにせせらぎの水音も聞こえるし、小鳥のさえずる声も聞こえてきます。美しくすがすがしいブナの新緑とあいまって、目にも耳にも癒しの世界が広がります。


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事前にネットで調べた限りでは、イワウチワのことばかりで、ブナ林が美しいということを書いているブログはありませんでした。こんなにきれいなブナ林が渓谷沿いの遊歩道のまわりに広がっているというのに、誰もそのことに触れていないなんてどういうことなんでしょうか。花は確かにきれいですが、山の魅力はそれだけではありません。足元の花にばかり気をとられてせっかくの美しいブナ林に気が付かない山歩きなんて、ちょっともったいなさすぎるという気がします。


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9:47 右の斜面に登って行く階段がありました。おそらくさっきの遊歩道の合流点だと思います。もっと上の方かと思っていたのですが、下の分岐からわずか6分しかかかっていません。ブナ林を眺めながらゆっくり歩いてきたので、もしもサクサク歩いていたら5分もかかっていないと思われます。


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遊歩道の合流点の先に渡渉箇所がありました。真ん中の石の上に倒木が通せんぼするように乗っかっているので、どう渡ればいいのか一瞬迷いますが、下流側の石を伝えば難なく渡れました。


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その後も日差しに光るブナの新緑にいやされながら、気持ちのいい山歩きを楽しみます。


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2度目の渡渉箇所は、何の問題もなくクリア。


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登って行くにつれて少し道の勾配がきつくなりますが、急斜面を直登するような場所はなく、道もよく整備されているので、登山道というより遊歩道といった感じです。これなら、普通のスニーカーでも十分です。


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林床の笹も、それほど生い茂っているわけではないのでブナ林全体がすっきりとしているように感じます。


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高さ3mぐらいの滝もありました。


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時折、太いブナもあり、あまり人の手が入っていない森なんだなということがわかります。大山の木谷あたりのブナ林は、一度伐採されたあとに成長した二次林なので、同じような太さのブナばかりでちょっと面白みがありませんが、ここのブナ林はごっそり伐採されたというわけではないみたいです。もっとも、上流に行くにつれて右岸(左手)に植林帯が出てくるようになり、少し興ざめするところはありましたが、左岸のほうはずっと自然林のままなので、森林浴のつもりで歩くにはいいところです。


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道の傾斜が緩み、道沿いの渓流が細く小さくなっていつの間にかなくなってしまった頃、前方に山小屋が見えてきました。


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10:22 伯州山荘に着きました。どういう小屋なのかわかりませんが、正面入り口は閉鎖されていて、左手の掃出し窓から出入り可能です。


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中はこんな感じで、トイレはなかったようです。出発してから1時間が経っていたので、休憩しようかと思いましたが、小屋内に入るには靴を脱がないといけないということで面倒だし、滝谷コースは思いのほか楽でほとんど汗もかいていない状態だったので、そのまま山頂へ行くことにしました。

つづく。

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| 2018年5月 伯州山 | 17:33 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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