ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。

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EOS40D、逝く。

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ここ数年は使う機会がほぼなくなっていたEOS40Dを、写真教室に通う母親に貸してあげていました。ところが、先日故障したとのことでキヤノンに修理依頼をしたところ、すでに発売後10年が経ち修理可能期間が終了しているので修理できませんということで戻ってきました。



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うっかり忘れていましたが、40Dは2007年発売の一眼レフなので、10年が経過していたわけです。故障の内容は、センサークリーニング機構が壊れたことと、エラー99というよくわからない故障の2つです。センサークリーニングだけなら撮影そのものはできると思いますが、エラー99は撮影ができない故障のようで、電源を入れてもエラー表示が出るばかりで撮影スタンバイになりません。機械ですからいずれ壊れるとわかっていても、原因不明というのはなんとなく引っかかるものがあります。戻ってきたカメラに添付されていたキヤノンの修理受付伝票には、「2つの現象を確認したが、修理不可能のため返却」としか書かれていなくて、何が原因なのかわからないままです。


EOS40Dの使用頻度はあまり高くなく、僕が撮影した最後のカットは2016年5月で、17,335カットでした。母親が何カット撮影したのか知りませんが、まだ貸してから1年は経っていないので、せいぜい撮っても何千カットのレベルでしょうから、まだ2万カットを越えたぐらいのものだと思います。シャッターの耐久性能はもう少し上のはずなので、壊れるのが早すぎると思うわけですが、こればかりは個体差があるのでどうしようもありません。


40Dとしてももっとカメラとして存分に活躍したかったところかもしれません。その意味では、十分に活用しきれなかったのが残念ですが、40Dだからこそ撮影できた写真もたくさんあります。このブログにも掲載してあるフォトギャラリー「雷鳥」の写真は、40Dの連写性能がなかったら撮れていなかった写真なので、自分の中では40Dで撮影したもっとも思い出深い写真です。


残念ながら、見た目にはなんともないのにただの不燃ごみと化してしまったEOS40Dは、いずれカメラのキタムラで新品のカメラを購入するときの下取り品として保管しておくことにします。

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smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRレビュー

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2015年12月に購入したPENTAX K-50 18-135mmWRレンズキットですが、あまりにも使用頻度が低くて、気が付けば1年半がたってしまいました。この間にK-50を撮影に持ち出したのは、わずか6回。撮影枚数は669枚しかありません。3か月に1度しか使わないでいるうちに、K-50は廃版となってしまいました。ディスコンになった機種をいまさらレビューをしても仕方がないので、いまでもカタログモデルであるレンズのほうだけレビューしておきたいと思います。


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18-135mmWRは、正式な名称は「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」といいます。頭についているsmcは、ペンタックスが昔から使っているSuper Multi Coatingの頭文字で、光の透過率を高めゴーストやフレアが出にくくするためのレンズコーティングのことです。


EDはExtra-low Dispersionのことで、特殊低分散ガラスを素材にしたレンズを採用しているという意味です。ガラスの屈折率は光の波長によって異なるため、そのままでは色がにじんだようになってしまうことを色収差といいますが、これを補正するための高性能レンズをEDレンズといいます。


ALとは、Aspherical Lensのことで、非球面レンズを採用しているという意味です。EDレンズの解説にもあったように、光学レンズには各種収差があり、そのうちの1点で結像しない性質を球面収差といいます。非球面レンズは、球面収差を補正し、結像性能を高める高性能レンズです。


IFは、Inner Focusのことで、ピント合わせの際にレンズ系の一部だけを動かす方式です。レンズ全体を繰り出す方式と違って、一部のレンズだけを動かすので、AFが早く、AF時にレンズ長が変化しないというメリットがあります。たまにズーミングと勘違いしている人がいますが、焦点距離を変えるズーミングではレンズ長は変化します。ズーミングでもレンズ長が変化しない方式は、インナーズームといいます。


DCは直流のレンズ内モーターによるAF駆動方式のことで、レンズ内モーター自体はいまどき当たり前の技術です。超音波方式ではないので、うるさいというほどではないにしても駆動音がそれなりに発生します。


WRは、Weather Resistantのことで、防滴構造を表します。Water Resistant(耐水)ではないところがミソです。プラスティックボディですから、素材的にはもともと耐水性をもっています。重要なのは、可動部分からチリや埃、水分が侵入しない構造であるかどうかです。キヤノンでは防塵防滴構造を持っているのは基本的に高級レンズであるLレンズだけですが、ペンタックスは普及タイプのレンズにもこの構造を採用しているものがあり、ペンタックスのいいところです。ただし、ペンタックスではこのレンズは簡易防滴構造と説明しているので、防滴のレベルはあまり高くなく、細かいチリ・埃は対象外ということかもしれません。まあ、価格からすればそんなものでしょう。


ことほどさように、名前に含まれるアルファベットの羅列にもそれなりに意味があるわけですが、もう少しわかりやすくシンプルでもいいのではないかと思います。どういうレンズが使われているかというようなことは、カタログなりWebなりを見ればわかることなので、いちいち全部を名前の中に入れなくてもいいのではと思うわけですが、あれもこれもアピールしたいんでしょうか。


レンズの大きさは、最大径73mm x 長さ76mm、重さ405gとなっています。見た目にも持った感じでもコンパクトで軽いと思います。ちなみに、キヤノンのEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMというレンズを持っていますが、18-135mmWRと比べると大きさ重さとも一回り大きく重いです。小型軽量こそがペンタックスのいいところだと思うので、この点ではさすがペンタックスと褒めたい気分です。



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肝心の描写性能ですが、価格なりといったところです。


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広角端18mmで撮影したもので中央部と上下隅部を拡大してみたいと思います。カメラ設定は、レンズのディストーション補正と倍率色収差補正はオンで撮影しています。


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中央部の等倍切り出し画像です。等倍切り出しなのでやや眠く見えますが、中央部はこれといった欠点は見当たりません。幹の表面のディテールもきれいに再現されていると思います。


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左上隅部です。けっこう流れがきつい状況です。カメラで設定できるレンズ補正は、ディストーション(歪み)と倍率色収差だけなので、流れに関してはレンズの素性そのものがでています。この写真は、絞りF9での撮影なので、開放絞りによる甘さというわけでもありません。F9まで絞ってこれですか、といいたくなるレベルです。


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右下隅部です。左上隅部より少しましですが、良好とはいいがたい描写性能です。


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今度は、望遠端135㎜で撮影したものです。手持ちですが、F11、1/500秒で撮影しています。


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中央部付近は、広角端と同様に特に欠点は感じません。


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右上隅部です。やはりあまり感心しない流れ方です。


IMGP0044_downright.jpg
右下隅部です。広角端と同じ傾向で、上の隅部よりはややましというレベルです。


広角端、望遠端ともに上の隅部の流れがけっこうきついのは、レンズの鏡筒の強度不足でわずかながら下向きにたわみが生じているのかもしれません。縦構図なので、レンズ中心からの距離が遠くなり、たわみの影響が若干きつめに出てしまっている可能性も考えられます。特にズーミングでレンズ長が長くなる望遠端ではそれが顕著にでている可能性も否定はできませんが、触った感じはがたつくようなこともないし、そんな雰囲気はありません。望遠端ならいざ知らず、鏡筒が伸びていない広角端でそれはないと思いますけど。



なんにしても、価格にみあった性能はあるというべきか、価格なりの性能のレンズですというべきか、等倍拡大して周辺部の画質をどうこういうようなレンズではないというのは間違いないところです。とはいえ、一般的に趣味として写真を楽しむのに何か不都合があるというわけではなく、十分に美しい写真が撮れるレンズであることもまた間違いありません。


レンズフードが付属していますし、フードを装着したままPLフィルターを操作することができる窓付フードになっているので、コストパフォーマンスはいいのかもしれません。とはいえ、描写性能は特別高性能とはいうわけではないレンズであり、画像周辺部まで描写にこだわりたいのであれば、あえて選択する理由はあまりないといえるかもしれません。細かい描写性能よりも利便性だったりコストパフォーマンスだったりを重視するならキットレンズとして安価に入手するのはありだと思います。上位機種のK-3Ⅱでもキットレンズになっていますが、さすがにそれはないんじゃないかと思ってしまいます。


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72%オフ! 登山用カメラリュック: GWアドバンス ピーク25

一眼レフなどのカメラ機材一式を入れるカメラリュックは各メーカーから様々な商品が販売されていますが、多くは過剰なほどのプロテクションが施されて、バックパック自体がけっこうな重さになっているものがほとんどです。しかも、荷室全部もしくは多くがカメラ機材を入れるスペースになっていて、雨具や着替え、その他小物類などを入れるスペースがあまりなく、いわゆる登山に使うにはちょっとどうかと思うような構造になっているうえにけっこうなお値段です。


そういうわけで、Lowepro(ロープロ)をはじめとしたカメラブランドのバックパックタイプはいままで購入したことがなく、カメラ機材はソフトケースに入れただけで荷物と一緒に登山用バックパックに詰め込むという方法でずっと通してきました。実際、それで機材が壊れたことはないし、なにか不都合があったこともありません。


ただし、その方法だと使い勝手がよくないことは事実です。レンズ交換式のカメラは、どうしてもレンズを交換したい、またはしなければいけないということがあり、そのたびにバックパックを降ろして荷室を開けて、いちいちレンズ交換をする羽目になります。日帰り登山で荷物が軽ければまだいいのですが、縦走登山の時には荷物を降ろしたり担いだりするだけでも大変です。まだフィルムカメラを使っていた頃に、割り切って便利ズームといわれる28-300ミリのズームを使ってみようとしたりもしましたが、撮影目的で行く登山なのに画質に妥協した写真を撮ったのでは意味がないということで、結局便利ズームは低山などで何度か使っただけで終わりました。


そういうわけで、現在までカメラ用のバックパックを使う機会はなかったのですが、ハクバが販売しているGWアドバンス ピーク25というバックパックは、発表された当時にメディアの記事で知って注目した数少ないカメラ用バックパックです。


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GWアドバンス ピーク25は、これまでのカメラ用リュックと違って、クッション素材をやたらめったら使わないで、ぱっと見普通の登山用バックパックにしか見えません。メーカーの商品説明によると、


”山登りやハイキングなどに最適なカメラバックパック。日本人の体形に最適化したハーネス形状や、ワイヤーフレームを搭載しS字曲線を描き背中へフィットする曲面構造の背面システムなど、身体への負担を軽減するさまざまな機能を搭載。速写性を追求し、バッグを下ろすことなく機材を取り出せるサイドアクセス構造を採用。一瞬の風景を求めるアウトドアフォトグラファーに最適。くびの負担がZEROフックを標準装備。”


ということです。




で、この商品は希望小売価格が29,160円(税込)となっていて、さすがに25リットル容量のバックパックとしては高すぎるので、注目はしていたものの購入には至りませんでした。ところが、先日アマゾンを覗いていたら、このバックパックがなんと72%オフの8,296円(税込)になっているのを見つけ、これはもう買うしかないということで手に入れました。


色は、黒、グレー、赤の3色ありますが、購入したのは黒です。5月27日の時点では、赤だけが9,126円で、グレーと黒が8,296円でした。今見ると、赤が12,822円、グレーが9,126円、黒は変わらずという値段になっています。週末だけの特別価格だったのかもしれません。



本日アマゾンからでかいダンボールで届いたので、さっそくブツの確認です。




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バックパック前面。中央縦についているジッパーは、前面についているポケットのジッパーです。下部にも横向きのジッパーがありますが、この中にはレインカバーが入っています。両脇にストックやアックスを取り付けるループもあります。ウェストベルトには左右ともポケット付き。



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背面は汗抜けを考えた素材と構造で、まんま登山用バックパックと同じです。ウェストベルトの内側も同じメッシュ素材です。



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左側面には、コンプレッションベルトとポケット。ポケットの周囲についているジッパーを開くと内部のカメラケースにアクセスできます。



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右側面も左側面と同じです。ポケットは縁のところにゴムが入っていますが、ペットボトルや水筒などを常時入れておくと伸びてがばがばになりそうです。ポケットを締める位置にコンプレッションベルトはついていないので、このポケットはあまりゴムが伸びるようなものを入れないほうがよさそうです。なお、三脚はこのポケットに脚2本を入れて、上のコンプレッションベルトで固定することになります。


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このバックパックの売りの一つが、「くびの負担がゼロフック」が標準装備されていること。カメラのストラップをこのフックにひっかけることで、首にカメラの荷重がかからなくなり、カメラを首からぶら下げていても首や肩が痛くなることがありません。ただし、ショルダーベルトのストラップ長さを調整するバックルが「くびの負担がゼロフック」で兼用されているので、このフックを外して他のバックパックで使おうとしてもできません。


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ウェストベルトのポケットはけっこう小さくて、5インチのスマホは入りません。ぎりぎりコンパクトデジタルカメラが入るぐらいの大きさなので、行動食や撮影用小物などを入れるといった使い方になりそうです。


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ショルダーベルトには、最近の登山用バックパックには使われなくなったDリングが装着されています。コンデジのカメラケースやボトルホルダーをアクセサリーカラビナで固定するのに便利です。



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前面のポケットはバックパックの一番上から、下部のレインカバーが入っているポケットのジッパー部分まで50センチ近い長さがあります。奥行きもそれなりにあり、レインウェアの上下だけでなく、薄手フリースの1~2枚ぐらいは余裕で入る大きさです。


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底面にあるポケットは、バックパックの底面すべてがポケットになっています。レインカバーだけ入れておくと底面がフラットにならず自立しにくくなるので、レインカバーはほかの場所に入れて、ここはもっと底面がフラットになるようなもの~たとえばピクニックシートのようなもの~を入れたほうがいいかもしれません。



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上部気室は深さ30センチ、幅25センチ、奥行き15センチぐらいのサイズで、およそ10リットルぐらいの容量がありそうです。前面側の内部にはポケット×1、ジッパーポケット×1、メッシュポケット×2、キーリング×1が装備されています。背面側にはハイドレーション用ポケットがあり、右肩の後ろからホースを出せるように穴があいています。このポケットはけっこう大きいので、ハイドレーションを使わない場合はA4サイズの書類を入れることができます。


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下部気室との仕切りはジッパーで固定されているので、隙間から細かいものが落ちてしまうことはなさそうです。下部のカメラケースを抜いてしまえば、1気室または2気室の登山用バックパックとして普通に使えます。


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カメラを取り出すときは、このように片側のショルダーベルトだけを外して、もう片方の肩にぶら下げた状態でカメラケースにアクセスします。カメラケースの向きはどちら側にもできるので、利き腕側で取り出すことができるようにすることができます。この写真はハクバのサイトから借用したものですが、右肩にぶら下げて右手でカメラを取り出しているというのは、ちょっと変です。右手で取り出すのなら左肩にぶら下げるようにした方が右手が自由に動くので取り出しやすいと思います。


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ジッパーを開ければ、中にカメラケースの巾着が見えます。


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巾着を開くとこんな感じです。



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わかりやすいように、カメラケースを取り出して撮影してみました。カメラはフードを逆付したEF24-105F4Lを装着したキヤノン EOS6Dです。ケースに対して少し余裕があるので、上位機の5Dでも大丈夫だと思います。1D系のような縦位置グリップ一体型のカメラはちょっと無理そうです。



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カメラケースの内部には、稼働フラップ付の仕切りと、小仕切りが各1枚はいっています。僕は、フラップ付仕切りを中央縦に入れて2分割し、小仕切りをカメラが入る側の下部に横方向に入れて、下にレンズが入るようにしています。



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カメラが入る反対側には交換レンズEF16-35F2.8LⅡがフード付の状態入ります。



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カメラが入る側の下部にはシグマ15F2.8フィッシュアイを入れました。ただ、この入れ方をすると、カメラボディが若干カメラケースの高さよりもはみ出してしまいます。巾着部分にも内部にクッション材が入っているみたいだし、バックパックの側面がやや膨らみますが、ジッパーも普通に閉めることができるので、とくに問題はなさそうです。



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カメラケースに入っていた機材一式です。EF16-35F2.8LⅡは、フードを逆付ではなく使用するときの状態にしたまま入れることが可能です。フードを逆付にすれば全長が短くなるので、下に小型の単焦点レンズぐらいは入れられそうです。広角ズームの代わりに70-200F4Lなどの望遠ズームを入れることもできますが、ケースの高さは70-200F4Lとほぼ同じぐらいなので、これよりも長いレンズは無理っぽいです。



一通りチェックしてみると、カメラ機材以外の収容能力がけっこうあり、無雪期の小屋泊まりの荷物ぐらいであれば2泊ぐらいは余裕でこなせそうです。一方で、クランポンやワカンなどを装着するのは難しそうなので、積雪期に使用するのは日帰りでも難しいかもしれません。背負った感じは、オスプレーなどの登山用バックパックととくに違和感のないものでした。定価で買うのはないとしても、72%オフならコストパフォーマンスは良さそうです。


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秋の星空撮影に: PROTAGE レンズヒーター

今年も残すところ2ヶ月になりました。いつの間に夏が終わったんでしょうか。ほんとに時がたつのは早いものです。


ところで、秋といえばすっきりと晴れ渡った星空の季節です。星景写真を撮るのに絶好の季節ですが、夜露が下りてレンズが曇るという問題があります。基本的にフードを使い、あまり長時間の撮影を連続で行わなわず、時々ブロワーでレンズを吹いてやったり、撮影していない時はレンズカバーをしてやるなど気を配ればおおむね大丈夫です。しかし、長時間露光をしたり、タイムラプスや比較明合成のために長い時間撮影を続けざるを得ない場合も発生します。


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そういうときに便利なのがレンズヒーターです。少し前にアマゾンでPROTAGEというレンズヒーターを見つけたので購入してみました。USB電源なので、モバイルバッテリーで使うことができます。実際に撮影で使ったことはまだないのですが、モバイルバッテリーをつないで試してみたところ、すぐにほんのりと暖かくなってきました。1分もすれば温度が安定しますが、直接肌に触れていても、熱いとはまではいかないという温度です。なので、撮影開始と同時に電源を入れるよりも、少し前からレンズに装着して暖めておくぐらいのほうがよさそうです。



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ところでこのレンズヒーターには何用かわからない穴が1ヶ所空いています。最初はなんのためなのか想像もできなかったのですが、アマゾンでサンコードリンクウォーマーという製品を見つけたときに理解できました。


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サンコードリンクウォーマーはPROTAGEレンズヒーターと同じ形状で、コップに巻きつけたときに取っ手の部分を通すための穴だったのです。なので、レンズヒーターとしてはもちろん、撮影をしていないときはドリンクウォーマーにもなる便利グッズなのでした。しかし、アマゾンのPROTAGEレンズウォーマーの商品紹介にはそういうことは書いておらず、ドリンクウォーマーとしての使用を想定して開けた穴というわけでもないのかもしれないので、謎といえば謎です。


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といっても、あつあつになるほど発熱するわけではないので、冷めにくくするという程度だとおもっておいたほうがよさそうです。


サンコードリンクウォーマーのほうが安いので、サンコードリンクウォーマーをレンズヒーターとして使うという手もあります。ただし、サンコードリンクウォーマーはマジックテープを付けたフリースに布に貼られた薄い銅箔をミシンで縫いつけた構造だそうで、PROTAGEレンズヒーターは外側は薄いネオプレーンで、内側は布地です。形は同じでも価格差にみあった違いはあるようです。


また、サンコードリンクウォーマーのクチコミにバッテリーの出力が1.0Aだとあまり暖かくならないとか、バッテリーをつないでも暖かくならないというのがありますが、PROTAGEレンズヒーターのクチコミには、とくにネガティブなクチコミはありません。このあたりも価格差によるものなのかもしれません。


ちなみに、僕が試してみた限りでは、cheero Power Plus 3 mini 6700mAh(2.1A出力)モバイルバッテリーにつないでみたらすぐに暖かくなりました。また、ANKER Astro M2 7800mAh モバイルバッテリーの1.0A出力ポートにつないだらcheeroと同等にすぐに暖かくなり、数分後2.1Aポートにつなぎ換えてみても暖かさが増すということはありませんでした。ということで、PROTAGEレンズヒーターのほうが、サンコードリンクウォーマーよりも信頼性が高いようです。


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レビューその1 : ペンタックス K-50

先週ひいた風邪がさっぱりよくなりません。症状はひどくないものの、熱っぽさ、だるさ、軽いめまいが取れず、咳も出続けてます。再度病院にいって尿検査なんかもされましたが、特に問題もなく。結局、安静にして様子を見るということで、前回もらった抗生物質は効果がないのでやめて、葛根湯が処方されました。葛根湯って風邪の引き始めの症状緩和のクスリなんじゃないのか? と思いつつ、なんでもいいやということで、もらってきました。歳を重ねるとちょっとした風邪でも、完治に時間がかかってしまうのを痛感する今日この頃です。ますます日々の健康的な生活が欠かせないということが身に浸みてわかります。


のんびり寝ておきたいのはやまやまですが、来週の確定申告の準備もしないといけないしで、今日はお昼からパソコンに向かっています。とりあえず、おおむねめどがついてきたので、期限内には申告を終わらせることができそうです。


ブログがすっかりお休みになってしまったので、とりあえずK-50のレビュー記事を書いておこうと思います。


細かいことを書く頭と気力がないので、今日は撮影画像を見た感想をEOS 6Dとの比較で述べておきます。現像は、公平を期すためにどちらもライトルームで行い、レンズプロファイルを適用しただけで、他の調整は何も行っていません。


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K-50で撮影した伯耆大山です。長辺1200ピクセルの画像なので、クリックで拡大できます。



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EOS 6Dで撮影した伯耆大山です。長辺1200ピクセルにそろえてあります。


それぞれ撮影時期が異なりますが、ほぼ同じようなアングルでの撮影です。この大きさの写真を見比べてなにか明確な違いがわかるかというと、そんなことはありません。パッと見たときの印象は、K-50のほうがザラッとした感じがしますが、これが雪のつき具合などによるものか、光の具合によるものなのか、それともカメラの画質の差なのかビミョーなところがあります。


ただ、等倍画像の切抜きで見比べると、その違いがおそらく画質性能の違いに起因する部分が大きいのではないかと思えてきます。


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こちらがK-50。


IMG_5516center.jpg
こちらがEOS 6D。


雪庇の陰になった部分の質感をみると、木綿豆腐と絹豆腐ぐらいちがうというといいすぎかもしれませんが、明らかにK-50のほうが荒いのがわかります。だからといって、ダメカメラだなどというつもりはありません。もともとわかっていたことだし、それぐらいの差があるからこそ、メインカメラとしてわざわざフルサイズの6Dを使っているのであって、K-50には6Dの足りない部分を補うとか、K-50独自の長所を活かせればいいわけです。


そのひとつが小型軽量であり、1.5倍相当の望遠効果です。この日は、日が昇ってからの登山ということだったので、風景撮影よりも、大山北壁を登る登山者がいれば撮影してみようと思って、300mmレンズとK-50+18-135WRのキットを持って行きましたが、いつもの6D+24-105と交換レンズに比べれば圧倒的に軽く、機動性は格段に上でした。


IMGP0052.jpg
六合目避難小屋から八合尾根を登っているパーティーを手持ち撮影したものです。クリックで拡大できます。シャッター速度が1/2500と速かったこともあり、手持ちでもそこそこシャープに撮れました。ただ、他のカットでは手振れしているものもあったりで、レンズシフト方式よりもセンサーシフト方式の手振れ補正のほうが効果が弱いように感じました。ファインダーで覗いている画像はまったく手振れ補正効果がわからないので、レンズシフト方式のように画像の揺れが収まる瞬間にシャッターを切るということができないのも弱点かもしれません。もともと手振れ補正機能がない古いレンズにも手振れ補正効果が期待できるというのがセンサーシフト方式のメリットですが、その効果が目視できないことでシャッターレリーズのタイミングが取れないというデメリットもあるわけです。一長一短あるということのようです。


今回は、とりあえず使ってみましたというレベルの使い方しかしていないので、次の機会にもう少し詳しい使い勝手なども書いていきたいと思います。



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撮影機材軽量化計画その2:マンフロット befreeカーボンファイバー三脚

登山時によく使っていた三脚はスリックの724EXという三脚で、これは以前記事にしていますが、雲台込みの総重量が1,600gあります。使用頻度がそれほど高くない三脚で1,600gという重さがちょっと負担に感じ始めていたところに、ロックナットが1箇所だけですがたまに空回りして、脚を伸ばしたり縮めたりするのがうまくいかないことが時々起こるようになってきました。そういうわけで、より小型軽量な三脚への買い換えを昨年秋に検討していました。


買い換え候補で以前から気になっていたのが、ジッツオのGT1544Tという三脚です。ビックカメラの店頭においてあったものをいじってみたところ、三脚の自重980gという軽さのわりにしっかりとしていて高さも十分。他社の三脚は脚がカーボンでもセンターポールはアルミというものがほとんどなのに、GT1544Tはセンターポールもカーボン製です。センターポールのロックも、ネジで締めこむタイプではなく、脚と同様にロックナット方式なので、締め易いし強度も高そうです。かなり値段が高いのが問題ですが、この際一番いいものを買うというのもありかなと考えていました。雲台は手持ちのSLIK SBH-280を使えば250gなので、総重量は1,230gとなり、スリック724EXから370gの軽量化ができます。


いろいろと考えた末、二度と買い換えなくてもいいものをと考えて、ジッツオGT1544Tを価格コムで最安値に近いネットショップで購入したら、なんと生産完了につき在庫がありませんとの返答が届きました。在庫がある店もあるようですが、カードが使えなかったり価格が高かったりで、そこまでして購入することもないかということでGT1544Tはあきらめました。その後、2015年10月末に新しいモデルがジッツオから発表されましたが、そのときはいつ新型が出るかわからなかったので、ジッツオは候補からはずして再検討することにしました。


bfreeカーボン
いろいろなメーカーのいろいろなモデルを比較検討した結果、選んだのはマンフロットのbefreeカーボンという三脚です。縮長40cmで、重さは雲台込みで1,100g、カーボン素材の4段三脚で、雲台付きで市場価格は32,000円ほどで、ポイントを使って28,000円弱で購入することができました。


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ジッツオの半額以下で買えて、しかもジッツオよりも軽いし、クッション入りの携帯ケース(実測140g)も付属しているので、お得感はかなりありました。ただ、センターポールはどうやらアルミ素材のようですし、三脚の剛性感もGT1544Tに比べると少しやわな感じは否めません。でもまあ、スローシャッターで撮る場合は荷物をぶら下げるなどして三脚に荷重をかければそれなりに安定するし、星景写真のように20~30秒のシャッター速度を使う場合は、脚を2段か3段にして使えば剛性は高まるので大丈夫だろうと思い購入に至りました。


befreeシリーズには素材がアルミのモデルもあり、そちらの重さは1,400gで、価格は約2万円です。300gしか違わないのに1万円以上の価格差を考えれば、アルミでも良さそうな気もしますが、せっかく機材の軽量化を目指して買い換えるのですから、現状より200gしか軽量化できないアルミモデルよりも、トータルでの軽量化も考えて少々高くても500g軽量化することができるカーボンモデルにしたわけです。



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この三脚は、いわゆるトラベラーズ三脚といわれるタイプで、脚を180度反転させて、センターポールを雲台ごと三本の脚の間に収納する構造になっています。以前持っていたベルボンUT-53Qと同じタイプなのですが、UT-53Qは重さ1,400gあり、その上収納時の直径がかなり太くてバックパックのサイドポケットに入れることができなかったので、持ち運びの使い勝手が悪く、1回使っただけで、EF16-35mmF2.8L Ⅱ USMを購入するときに下取りに出してしまいました。

トラベラーズ三脚といわれるタイプでは、雲台のプレート部分を90度横倒しにして脚の間から外に出すようにして収納する方式のものもありますが、bfreeはクイックシュー部に脚との干渉を避けるための切り欠きを入れて、三本の脚の間にきれいに収まるような工夫がされています。見た目にすっきりしていていいのですが、こんなので本当にちゃんとカメラがホールドできるのかと最初は不安に感じました。実際にEOS6Dを取り付けてみたところ、ぐらついたりすることもなくしっかり固定されたので、見た目よりはしっかりしています。


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ただし、縦構図で撮るためにカメラを横に90度傾けると、バランスが悪くなってちょっとしたことでも倒れかけることがありました。三脚が軽すぎることの弊害ですが、こういう場合は三脚に荷物をぶら下げるなどして荷重をかけてやればいいのですが、センターポール下端にフックが付いていないので、自分で対策を講じておく必要があります。僕の場合は、60cmのソウスリングをセンターポールにかけて、カラビナで荷物をぶら下げるようにしています。この写真は縦構図ではありませんが、荷物がブラブラしないようにすればけっこう安定します。


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脚を展開して通常の状態にするとこんな感じです。センターポールが短めなので、脚の先端部分がぐっとすぼまった状態になり、ごちゃつき気味のロックレバーもわりとすっきりまとまった感じになります。携帯ケースを使わないのであれば、この状態で持ち運ぶのもありです。クイックシュープレート部分を横倒しにしてやれば、この状態で縮長47cmほどです。


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脚の開脚角度は、脚の上端についているグレーのレバーを回転させて変更します。一般的には3段の開脚角度があるものですが、この三脚は2段しかありません。レバーのポジションは3段階ありますが、一番左は脚を180度回転させて収納するためのポジションなので、撮影時の開脚角度は2種類です。


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通常の開脚角度がこの状態。


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開いた状態はこういう角度になります。地面に伏せたようなレベルにまで開きませんが、もともと小型の三脚なので、この状態でもカメラの位置はかなり低く、クイックシューの高さで約35cmとなり、直接ファインダーを覗くのはかなり難しい高さです。地面近くの花の撮影などでも十分な低さだと思います。


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付属の雲台は専用のものですが、取外し可能です。触った感じでは、ボール部分のみアルミで、ボディとクイックシュー部はエンジニアリングプラスチックのようです。軽量化のためということなのでしょう。取り付けネジはU3/8ネジになっていて、他社製の雲台に交換する場合はU3/8ネジが使えるタイプでないと取り付けできません。


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また、センターポール上端の雲台取り付け部分の直径は約4cmですが、雲台側の底部直径がこれより大きいと収納時に脚と干渉してしまい、収納時の全体直径が広がってしまうため、携帯ケースに収まらなくなることがあります。最初、付属の雲台が華奢に思えたのと、クイックシューのプレート脱着レバーの操作が使いづらいと感じたので、スリックSBH-280に交換してみたのですが、雲台底部の直径が5cmあり、脚が閉じきらずに携帯ケースに入らなかったので、付属雲台に戻しました。使い慣れると付属雲台でも十分使えるとわかったので、当面はそのまま使い続けると思います。


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センターポールを伸ばさない状態では、ファインダーの高さは132cm。自分としては腰を曲げないと覗けない高さなので、ちょっとつらい高さです。


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センターポールを最大限伸ばしたらファインダー高さは152cmになり、少し頭を下げれば覗けるので楽です。しかし、この状態だとさすがに不安定なので、実際にはセンターポールを10cmほど伸ばした状態で使っています。


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クイックシューのプレート着脱は、右の突起を押し下げてロック解除し、グレーの三角形のパーツを左に回すとプレートの着脱が可能になります。


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左手で写真のように持って、親指でレバーを押し、人差し指を手前に引くとグレーのパーツが回転してプレートがフリーになるという仕組みです。最初はこんな簡単な機構で大丈夫かいなと思いましたが、いまのところがたつくこともなくちゃんとカメラをロックしてくれています。カメラを三脚に取り付けたまま担いで移動している人もいますが、そういう使い方をするには心もとない気がするので、僕は移動する時は必ずカメラを取り外します。


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シュープレートの裏側には、レンズの取り付け位置を示す矢印が刻印されているので、カメラに取り付けるときに間違えることはありません。写真では、上方向または右方向にレンズが来るようにカメラに取り付けるようになります。


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雲台のロックレバーに鍵マークと→が印刷されていますが、これはレバーの取っ手部分だけを持って手前に引くとロックを解除することなくレバーの向きを変えることができるという機構です。撮影時は特に必要になることはありませんが、収納時に脚をたたむと、レバーの向きによっては脚と干渉するので、簡単にレバーの向きを変更できるようにしているようです。なかなか細かいところにまで気が利くつくりだと思います。


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シャッター速度 10秒

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シャッター速度 1/10秒

この三脚のデビュー戦は、2015年9月末の剣山~三嶺縦走でしたが、星景写真の撮影や朝夕の撮影も無難にこなすことができました。


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シャッター速度 1/10秒

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シャッター速度 30秒

また、2015年10月の白山登山でも、使いました。



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シャッター速度 1/30秒

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シャッター速度 1/50秒

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シャッター速度 25秒

2015年末からの蝶ヶ岳登山にも持って行きましたが、テント場での星空撮影はもちろん、強風の蝶ヶ岳山頂での撮影でも役に立ってくれました。やや華奢な感じのある三脚ですが、価格のわりに使える三脚です。レンズとあわせて970gの軽量化が達成できたので、いい買い物だったと思います。



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撮影機材軽量化計画その1: EF16-35mmF2.8L Ⅱ USM 

僕の場合、山に登る主たる目的は山岳風景の撮影です。なので、近場の日帰り登山の場合はコンデジだけということもありますが、日本アルプスやそれなりに画になる山に登るときは一眼レフと交換レンズおよび三脚を担いでいきます。いままでは、手持ちの機材の中から必要なものをピックアップして持っていくというスタンスだったので、あまり撮影機材の軽量化を本気で検討したことはありませんでした。とはいっても、購入を考える時点で山に持って行くということを前提にしていたものが多く、今持っている機材はそれなりに小型軽量なものがそろっています。


2015年の裏剱への夏山山行から帰ってきて、そろそろ機材の軽量化をちゃんと考えたほうがいいなと思い、今使用している機材一式の重さを一覧にして総重量がいくらなのかを計算してみたところ、カメラと交換レンズの小計が約3.5kg、三脚+雲台が1.6kg、アクセサリ類が約0.5kgで、合計で約5.6kgでした。内訳は以下のとおりです。

EOS 6D 755g(電池等含む)
EF24-105F4L USM 670g
EF17-40F4L USM 475g
EF70-200F4L IS USM 760g
EF24F2.8 270g
SIGMA 15F2.8FishEye 370g
PowerShot S110 198g
SLIK カーボン724EXⅡ+KENKO FP-100PRO 1,600g
アクセサリ類(レリーズケーブル、フィルタ類、ケース等) 500g

F4クラスのレンズが多いのでそれなりに軽い機材だと思いますが、現実的にもう少し軽くしたいところです。また、三脚ももっと軽量なものに変更すれば数百グラムは削ることができます。軽量化を優先するがためにあまりにも小型で軽い三脚にしてしまうと用をなさない結果になるので、ある程度の強度や大きさは必要ですが、今使っているSLIK カーボン724EXⅡ+KENKO FP-100PROよりも一回り小型の三脚ぐらいであれば問題ないと考えます。



撮影機材を軽量化する方法は2つあります。

1 システムそのものを軽量なものに入れ替える
重くて大きいフルサイズセンサーの一眼レフと交換レンズを、小型軽量なミラーレス一眼のシステムに変えてしまうというのが手っ取り早いのですが、この場合けっこうな金額が必要になります。手持ちの機材を一式売ればそれなりの資金はできるので、実質それほどの出費にはならないかもしれません。ただ、いまのところ昼間の撮影では大差ないとはいえ、夜間の撮影、特に星景写真においてはいまだにセンサーの大きいカメラのほうが画質的に有利であることはゆるぎない事実です。また、星景写真でよく使われる超広角レンズで、F2.8以下の明るいレンズの選択肢が非常に限られてくる、もしくは適当なレンズがないというのも問題です。


2 持って行く機材を減らすか軽量なものに入れ替える
実際のところ、撮影の多くはEF24-105F4L USMで行っており、そのほかのレンズの使用頻度は高くありません。星空撮影ではEF24F2.8が主で、ときどきEF17-40F4L USMも使います。SIGMA 15F2.8 FishEyeはたまに使う程度です。EF70-200F4L IS USMにいたっては、一番重くてかさばるくせに使用頻度が最も低く、場合によっては一度も使わないこともあります。EF70-200F4L IS USMを持っていかなければそれだけで760gも軽量化できるわけですが、105mm以上の焦点距離のレンズがまったくないとなると、やはりシャッターチャンスがあってもあきらめざるを得ないということも起こりうる訳で、リストからはずしてしまうというのはためらわれます。28-300mmなどの高倍率ズームレンズで標準ズームと望遠ズームを代用するという手もありますが、いまのところ純正レンズでは1本で1.67kgというバカ重くてでかいレンズしかないので、代用にはなりません。社外品であればタムロンから小型軽量でよさそうなレンズが出ていますが、撮影画像をいくつか見た限りでは色収差がわりとあって、DLOなどのレンズ補正が使えないデメリットを考えるとやはりLレンズの代用にするには力不足と感じます。

というわけで、将来的には1の方法になるとしても、現状は2で考えざるを得ません。現状で軽量化ができそうなのは、広角レンズの3本です。星景写真で使っているEF24F2.8とSIGMA 15F2.8 FishEyeは、EF17-40F4LがF4と暗いがゆえにリストに入っているレンズなので、F2.8のズームレンズがあればなくてもいいのです。つまり、EF17-40F4L USMをF2.8のズームレンズに買い換えれば、必然的にEF24F2.8とSIGMA 15F2.8 FishEyeの2本をリストからはずすことができるというわけです。475gのEF17-40F4L USMを640gのEF16-35F2.8LⅡ USMに買い換えれば重量増になってしまいますが、合計640gのEF24F2.8とSIGMA 15F2.8 FishEyeをはずすことができるので、システムとしては475gの軽量化になるというわけです。


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ということで、昨年秋にEF17-40F4L USMと三脚のリプレイスを行いました。三脚のほうは次の機会で書くとして、今回はEF17-40mmF4L USMのリプレイスとして購入したEF16-35mmF2.8L Ⅱ USMのレビューです。


EF17-40F4L USMをリプレイスするにあたって、選択肢はEF16-35F2.8L Ⅱ USMの一択でした。EF16-35F4L IS USMのほうが発売時期が新しいし手振れ補正もついていて、周辺部まで画質がいいと評判ですが、同じF4のレンズを購入しても意味がないので、候補としては考えませんでした。


EF16-35F2.8L Ⅱ USMは星空写真の分野ではあまりいい評判がありませんが、ネットにある作例を調べてみた限りでは、自分にとってはそれほど気になるような欠点はないと感じています。このレンズについては四隅の流れをやたら問題視する声がよく見られますが、写真なんて四隅を拡大して見るものではないし、プロが撮影した作例を見る限りでは気になるほど流れているとは感じません。たまに一般ユーザーの作例でちょっとひどいなと思う写真もみますが、撮影者の技量や撮影状況などがわからないので写真の結果がすべてレンズに起因するものかわかりませんから、ネットの悪評は大げさすぎるというのが正直な感想です。EF17-40F4L USMだってあまり評判はよくないレンズでしたが、使ってみてそれほどダメだとは思いませんでした。道具なんて要は使い方次第ですから、撮影時に気をつければいいわけです。もちろん、その欠点によって撮影条件が制限されるということもないわけではありませんが、いつどんなときでも最高の条件で撮影することを前提に機材をそろえるとなると、軽量化なんて言っていられなくなります。



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さて、2015年9月に購入したEF16-35F2.8L Ⅱ USMですが、新品ではなく中古品です。EF17-40F4L USMとベルボンの三脚UT-53Qを下取りにしたので、10万円を切る価格で購入することができました。キタムラネット中古で見つけた中古レンズですが、取り寄せて確認したらなんと2015年製造の新品同様品でした。キヤノンのLレンズは、マウント部分にシリアルナンバーとは別にUから始まる番号が刻印されていて、このレンズはUDxxxx(xは数字)となっています。最初の「U」は製造場所である宇都宮工場を示します。次の文字が製造年を表します。2011年以前のレンズはAが1986年、Zが2011年製造となり、2012年以降のレンズはAが2012年製造です。EF16-35F2.8LⅡは2007年3月発売ですから、UVから始まっているわけで、UDなら2015年製造ということになるわけです。


このレンズを初めて使ったのは、2015年10月18日の白山登山のときでした。初めて使うということで、いろいろと試写してみました。なお。写真はすべてオートライティングオプティマイザとレンズ収差補正機能をONにして撮影・現像しています。なので、レンズが本来もっている周辺光量不足などの性能は反映されていません。キヤノンのレンズをキヤノンのカメラで使うのであればこれらの機能を利用できるわけで、もはや後処理であれ補正できる欠点など欠点とはいえないので、わざわざ確認する必要はないというのが理由です。


まず、逆光性能の確認です。画角内に強い光源(太陽)が入る場合の逆光性能を確認しました。写真はクリックすると拡大されます。市場の評価は、旧型よりも良くなっているけれどすこぶる優秀というわけではないという感じのようです。


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一般的に、縦横三分の一の交点に持ってくる場合がおおいので、右から三分の一、上から三分の一のところに太陽を置いてみました。太陽の右側に虹状のゴースト、写真中心点をはさんだ反対側の雲の上に緑色のゴーストがでました。せめて右側の虹状のゴーストは出ないでくれればいいのにという感じです。


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もう少し右よりに太陽を動かしてみると、虹状のゴーストはなくなりましたが、左下にくっきりとした緑のゴーストが出ました。なんだかなあ・・・


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さらに右上隅に太陽を持っていくと、目立つゴーストはなくなりましたが、左下隅に緑の円形ゴーストが残っています。まあ、こういう構図を使うことはまずないので、参考までにというところです。


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逆に、右から三分の一、上から三分の一の位置よりも少し中心に太陽をおいてみると、写真中心点をはさんだ反対側に薄いゴーストがでました。背景の色や状態にもよりますが、これぐらいならそれほど気になりません。


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ほぼ写真の中心に近いところに持ってきた場合は、ゴーストは出ませんでした。このような日の丸構図も実際には使うことはほぼないので、こういうときにゴーストが出ないからといってもあまり意味はありません。


ところで、ゴーストよりも太陽の光芒の出方が少し気になります。左上方向と下方向にだけ、やたら長い光芒が出ています。この個体固有の現象なのか、それともこのレンズ共通の現象なのか気になるところで、GUNREFでこのレンズで撮影された写真の中で太陽が写っている写真を探して見てみると、同様の現象が現れている写真があったので、どうやらこのレンズに共通する現象のようです。何か変な光芒に感じるし、ゴーストもそれなりに出るので、広角端で画角内に強い光源を入れるのはできれば避けたほうがいいかなと思う次第です。おそらく18mmや20mmあたりの焦点距離にすれば、ゴーストも出にくくなるのではないかと思うので、機会があれば試してみようと思います。


次に、画角外に強い光源があり、レンズに斜めから直射光があたる場合の逆光性能と、描写性能と絞りの関係を確認してみました。太陽は画角外の右上にあります。テストのためにフードは装着していません。


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絞り開放F2.8での撮影です。ピント位置は、画面中央やや下の横長の岩付近にあわせてます。画角外からの直射光には強いみたいで、ゴーストは見られませんでした。光源に近い右上のほうがややフレアっぽい雰囲気がありますが、まあ問題ないレベルでしょう。画面左右下の岩がピンボケのような感じに写っていますが、いわゆる「流れる」というような感じはありません。開放絞りでの画面四隅の描写が甘いのは事実かもしれません。ただ、画面中央下の岩もそうですが、このあたりの岩はほぼ足元といってもいい位置にあるような岩なので、被写界深度から外れているということもありそうです。ちなみに、ピント位置の岩までの距離を約40mとすると、16mm 、F2.8のときの被写界深度は、2.571m以遠ということになります。足元の岩は1.5mぐらいの距離だったことを考えれば、被写界深度から外れている計算になります。


このときの中心部付近の描写性能ですが、F8の写真と見比べると明らかに甘いです。ディテールの描写を重視したい場合は、三脚を使ってしっかりと絞り込んで撮影したほうがいいと思われます。


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F4まで一段絞ってみました。左右下隅部の描写はF2.8よりも少し改善されていますが、それほど差は大きくありません。F4のときの被写界深度は1.835m以遠なので、まだ被写界深度に入りきれない距離だから当然の結果といえます。中心部の描写は、F2.8よりだいぶん良くなりましたが、F8と比べるとわずかに甘いかなといったところです。


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2段絞ってF5.6です。左右下隅の岩の描写がだいぶんよくなりました。このあたりから実用的という感じです。このときの被写界深度は1.328m以遠です。ようやく足元の岩が被写界深度内に入ってくたわけで、隅部の描写がよくなったのも当然なのでしょう。中心部もF8とほぼ同等の描写になっています。


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F8.0まで絞ると、隅部の描写もほぼ問題ないレベルに達しているので、可能ならこのあたりまで絞り込んでから撮ると安心です。


風景写真といえばC-PLフィルターの使用率が高いわけですが、超広角レンズでC-PLフィルターを使うとこうなりますという作例です。


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こちらはC-PLフィルターなし。空の中心部と周辺部で若干色の濃さに差がありますが、まあ違和感のないレベルです。


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こちらはC-PLフィルターあり。空の中心部だけが円形に色が濃くなっているのがわかります。PLフィルターは、乱反射光を除去して被写体の本来持つ色を出してくれるわけですが、太陽の方向とレンズが向いている方向が90度になるような角度で撮影すると最大の効果が得られます。超広角レンズを使うと周辺部はレンズが向いている方向よりもかなり角度が変わってくるので、PLフィルターの効果があまり得られないのでこのようなことになるようです。なので、超広角で空を入れ込んで撮影する場合は、PLフィルターの使用には注意が必要です。


最後に星景写真の作例です。


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確かに隅部では星が流れていたり収差で三角形のような形に写っていたりしますが、自分的にはこの程度であれば問題ないなと思います。


ということで、おおむね満足な結果になったEF16-35mmF2.8L Ⅱ USMでした。


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最後の電池駆動一眼レフかも: PENTAX K-50

現在撮影に使っているカメラはキヤノン製品ですが、デジタルに移行する前はペンタックスユーザでした。ペンタックスを使っていた理由は、そこそこの性能で小型軽量、低価格というのが理由です。デジタルに移行するタイミングでキヤノンに変更した理由は、デジタル一眼レフにおいてはキヤノンがリーディングカンパニーだったことと、フィルムと同じサイズのフルフレーム撮像素子のデジタル一眼レフを普及価格帯で製品化していたのはキヤノンだけだったというのが主な理由です。実はキヤノンのカメラはおおむねでかくて重いというのが嫌だったのですが、他に選択肢がなかったわけです。


フィルム時代のペンタックスの機材はさっさと売ってしまえばよかったのでしょうが、あっというまにデジタルカメラが普及して、フィルムのカメラは二束三文になってしまったことから売り時を逃して今でもそのまま持っています。カメラボディは陳腐化してしまっても、レンズはそれなりに時間が経過しても使えるので、そのうちペンタックスのデジタル一眼を購入してこのレンズ資産を活用しようと思っていました。しかし、フィルム時代のレンズは、いわゆるフルサイズで使う焦点距離のレンズですから、APS-Cサイズのセンサーしか商品化していないペンタックスのカメラを購入しても、あまり使い勝手がよくないということもあり、いままでペンタックスのカメラを購入するに至っていませんでした。


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すっかり不良在庫と化していたペンタックスのレンズのうち、マウントアダプターを使ってEOS 40Dでたまに使用していたのが、このFA☆300mm/F4.5EDです。ペンタックスのスターレンズは、キヤノンでいうところのLレンズに相当するレンズで、なかなか優秀な描写性能を有しています。僕が持っている唯一のスターレンズで、フィルム時代のレンズとはいえ今でも十分実用に足る描写性能だと思っていますが、いかんせんマウントアダプターを介してキヤノンのカメラで使うと完全マニュアルレンズと化してしまい、AFもAEも使えない使い勝手の悪いレンズになってしまうわけです。望遠レンズですから、実際に使用する場合は焦点距離が1.5倍になるAPS-Cサイズのカメラで使うほうがメリットが大きいということで、このレンズを活用するためだけというわけではないにしても、主としてこのレンズを使うのを目的にしてペンタックスのボディを手に入れてもいいかもしれないと最近考えていました。


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そういうときにアマゾンのタイムセールに出ていたのがK-50です。このカメラはエントリークラスの一眼レフですが、これがなかなか優秀なカメラです。通常は高級機の専売特許であるペンタプリズム方式でファインダー視野率100%を実現しているし、防塵防滴構造で-10℃耐寒動作保証、ボディー内手振れ補正機能、連写速度は最高6コマ/秒、センサーのホコリ除去機能、上下左右の電子水準器など、EOS 6Dよりも優れているところもあるぐらい機能が豊富です。なによりいいのが、単3電池4本でも使用することができるという点。おそらくそれほど使用頻度が高くないので、電池は専用のリチウムイオン電池よりも汎用的なニッケル水素充電池のほうが運用管理が楽だろうと思うわけです。


K-50と上位機種でもキットレンズとして使われているDA 18-135WRレンズの組み合わせで53,800円という価格は、破格の安値だと思ったのでおもわず購入に踏み切ったわけです。なにしろ、レンズ単体で44,000円ぐらいしますから、ボディはおまけのようなものです。ダブルズームキットならさらに安かったのですが、キットのダブルズームは基本的に廉価版のレンズだし、レンズ交換して積極的に撮影するのはメイン機材であるEOS 6Dに任せればいいので、DA18-135WRレンズキットにしたわけです。ここまで安くなった理由は、どうやら生産完了にともなう在庫処分のようです。ペンタックスが販売している一眼レフのうち、K-50以外で単3電池が利用できる機種はないので、もしかするとこれが乾電池が使える最後の一眼レフになるかもしれません。



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能書きはさておき、本日届いたK-50とDA 18-135WRのキットを早速開いてみます。


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中身は、ボディ、レンズ、レンズフード、電池ホルダー、電池4本、ストラップ、USBケーブル、CD-ROM、マニュアルなどです。


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EOS 6Dと比較してみると、一回り小さいのがわかります。6Dもキヤノンのカメラとしては小さいほうですが、K-50と比べると大きいと感じます。エントリークラスのカメラなので、ボディ上面の液晶画面は省略されているのがちょっと残念です。絞り値やシャッター速度、ISOなど撮影中にいがいと確認することが多いので、上面の液晶があったほうが便利なのですが、こればっかりは仕方がありません。


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FA☆300mm/F4.5EDレンズを装着してみると、ボディの小ささがますます際立つ感じで、バランス的にはいまいちっぽい感じですが、ちゃんとAFもAEも使えたので、積極的に使っていい写真を撮りたいものです。


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ゴミ取りで撮像素子交換: CANON PowerShot S110

PowerShot S110の撮像素子にゴミが付着して撮影画像に大きな影が写り込むようになったので、キヤノンに修理に出していたのですが、昨日約10日ぶりに戻ってきました。 基本的にセンサーの清掃だけなのですが、レンズ一体型のコンデジの場合、いちいちカメラを分解・組み立てしないといけないので、一眼レフのセンサー清掃作業に比べて割高になります。


キヤノンの場合、コンデジの修理料金は基本的に一律料金となっていて、機種によって異なるようですが、S110は税抜きで11,500円でした。これはセンサーのゴミ取りでも同じ。作業内容を考えるとこればっかりはしかたありません。1型センサーを搭載したG7Xを新たに買おうかとも思いましたが、修理金額よりも遥かに高額になるし、S110もカメラそのものが壊れたわけではないのでもったいないと思い直して修理に出した次第です。



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戻ってきた修理伝票をみて、ちょっとびっくり。処置内容に「撮像素子を含む光学ユニットを交換しました」と書いてあります。てっきり撮像素子の清掃だけだと思っていたのですが、なんとセンサーが交換されていました。おそらく、コンパクトデジカメの内部は、撮像素子と電子基盤などのいくつかのパーツが一体化したモジュールになっていて、たとえセンサーにゴミがついただけでもモジュールごと交換するというのが基本的な処置とされているのでしょう。小さなセンサーだし、シャッターなどのパーツを分解組み立てして清掃する手間を考えるとそのほうがコスト的にも時間的にも効率がいいということみたいです。ただ、光学ユニットという名称からすると、レンズまで一体になったものかもしれません。撮像素子と基盤だけなら光学部品ではなく電子部品ですから。


撮像素子とレンズまで交換してくれるのなら、1万円強の修理費用もまんざら高くはないかなと感じましたが、レンズ交換式のカメラならもともと撮像素子のゴミぐらい自分で掃除できるし、カメラの購入金額の約半分の費用になるので、やっぱり高いかな。


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一眼キラーの高級コンデジ登場: Canon PowerShot G3X

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2015年2月のCP+2015というイベントで開発発表されたPowerShot G3Xですが、6月25日に発売されることがキヤノンから18日に発表されました。実は、ひそかに注目していた機種だったので、どのようなスペックで登場してくるのか非常に気になっていました。


<製品概要>
1.0型裏面照射型約2090万画素CMOSセンサー
24mm~600mm相当/F2.8-5.6の光学25倍ズームレンズ
防塵防滴構造
映像エンジンDIGIC6搭載
約162万ドットのマルチタッチパネル
上180度下45度の高精細チルト液晶
AiAF時31点AF枠
約5.9枚/秒の連続撮影
バルブ、星空夜景、星空軌跡、星空インターバル動画など多彩な撮影モード搭載
WiFi対応
動画撮影時に5軸手振れ補正
EOSに準じたユーザーインタフェース
重量約733g(電池/メモリーカード含む)



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このカメラの一番の売りは、1型の大型裏面照射型CMOSセンサーと、24mm~600mmの25倍ズームレンズを搭載していることです。


一般的なコンデジで採用されているセンサーは1/2.3型(5.9×4.4mm)が主流で、高級コンデジでは一回り大きい1/1.7型(7.6×5.7mm)が多く採用されています。キヤノンでいえば、PowerShot Sシリーズなどが1/1.7型です。1型センサーは13.2×8.8mmという大きさで、面積比では1/1.7型の約2.7倍もの受光面積になります。センサーが大きいほど1画素当たりの面積も大きくなり集光効率がよくなるので、高感度、低ノイズ、広ダイナミックレンジになります。そのうえ、裏面照射型にすることでさらに集光効率が高まり、画質の良さはコンデジのレベルを遥かに凌駕することになります。最高ISO感度12800を実現していることもあり、コンデジでは難しかった星空撮影も難なくこなすことができるようになったわけです。


また、24~600mmという高倍率のズームレンズを搭載したことで、広々とした風景の撮影から、野鳥の撮影までこのカメラ1台でこなせてしまいます。画質が劣化しないプログレッシブファインズームを使用すれば、高解像度のまま50倍の1200mm相当の撮影が可能になります。記録サイズをM2まで落とせば、なんと100倍の2400mm相当の撮影ができるのです。単に高倍率のズームであれば、センサーサイズの小さいコンデジでもすでに実現されていますが、明るい昼間ならまだしも、薄暗い森の中や曇りの日などはノイズが多く画質が十分ではないという問題がありました。1型センサーに600mmの望遠ズームを組み合わせることで、この問題をかなり解決できたのではないかと期待されるわけです。


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ちなみに、この写真はPowerShot S110のプログレッシブファインズームの最大望遠480mm相当で撮影した野鳥です。10mもないぐらいの距離ですが、小さな野鳥は480mmであってもこの程度の大きさにしか写せません。野鳥だけを本気で撮影するということなら、一眼レフと大きな望遠レンズを担いでいくというのもありですが、山歩きのついでに野鳥も花も風景も撮影したいということなら、このカメラほど適した機種はないといっても過言ではないかもしれません。


一眼レフなどの大型カメラで600mmの焦点距離を実現しようとすると、キヤノンで考えれば、すくなくともAPS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラに300mmの望遠レンズ+1.4Xテレコンバーターという組み合わせになります。Kiss X7とEF300F4の組み合わせでも、総重量は1.8kg近くなってしまいますから、そんなものを首からぶら下げて山道を歩くわけにはいきません。G3Xも総重量が約733gとけっこう重いのですが、Kiss X7とダブルズームレンズの組み合わせよりも軽いわけですから、600mmの焦点距離を考えれば夢のようなカメラです。

唯一の難点が、10万円を越える価格です。同じ1型センサーを搭載するG7Xが5万円台ということを考えるとちょっと高いのではという気もしますが、搭載されたレンズのことを考えると仕方がないのかもしれません。


僕が一眼レフを使ってきたのは、コンデジと比べて圧倒的な画質の差があり、超広角から望遠までレンズ交換によって焦点距離を自由に選ぶことが可能だからですが、星景写真も含めて同等の画質がもっとコンパクトなカメラで実現でき、しかもこれまではあきらめていた超望遠域の撮影も可能であるなら、あえて一眼レフにこだわる必要はなくなります。もっとも、G3Xでは24mm以下の超広角域の撮影はできないので、やっぱりまだ一眼レフをやめるというわけにはいません。600mmはたしかに魅力ですが、撮影の多くは広角側の焦点距離を使う現状では、24mmが広角端というのはやっぱり不十分なのです。それでも、低山の日帰りなどわざわざ一眼レフを持ち出さないような山歩き主体の山行に持ち出すカメラとして使ってみたいと感じます。もしも1型センサーで今度は15mm~100mmぐらいの広角ズームを搭載したG3XWなんて機種が出れば、一眼レフからの卒業を本気で考えてもいいのかもしれません。


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| 撮影用具 | 18:09 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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