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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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展望岩と謎の石積遺跡のある道: 熊山弓削ルートその2 

2021年6月9日(水) 赤磐市 熊山(509m) 日帰り単独行 


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双子岩への分岐からさらに奥へ進んでいくと、木々の中にコンクリートを流したような場所がありました。地面がすべて一枚の岩でできていて、かなりの広さです。何の表示もなかったのですが、おそらくここが千畳岩だろうと思われます。


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奥の方にケルンが積んであり、その先にトレースが続いていました。登山口の案内図では千畳岩の先に何かがあるような記載はありませんが、トレースがあるということは何かがあるということでしょうから、行ってみることにしました。


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11:18 2分ほど下っていくと、展望のよさそうな岩がありました。


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立木に「天空の岩」と書かれていました。


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確かに天空に突き出たような岩ですが、それなら龍神山の岩場や双子岩のほうがそれっぽいように思えます。もう一段下の岩にも行けそうでしたが、それほど楽に行ける感じではなかったし、展望も先の岩よりも尾根に邪魔されていまいちだったので、長居をせずに先に進むことにしました。


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11:26 千畳岩の奥からトレースに戻ると、上に行く道とさらに奥へ行く道に分かれていました。上に行く道は元の弓削ルートに戻る道でしょうが、奥へ行く道は何でしょうか。地形図には尾根の途中で行き止まりになっている道の記号が記載されています。ということは、やっぱり展望岩か何かがあるのかもしれません。とりあえず、奥へ進んでみることにしました。ちなみに、カメラの調子が悪かったのか、下の方がおかしな色になっています。前にも1度こういうことがありましたが、もしかしたら寿命が近いのかもしれません。


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奥へ進んでいくと、すぐにまた平べったい展望のいい巨岩がありましたが、大きさは千畳岩の1/4程度でした。


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展望のいい巨岩を過ぎると、トレースが急に怪しい雰囲気になってきました。全くわからないほどではありませんが、かなり不明瞭になってきました。


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倒木があったりして、あまり人が歩いていない雰囲気が濃厚です。それでも、まだトレースはわかるので、倒木を避けて奥へ進みました。


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途中、何か良くわかりませんが、三角点の石柱のようなものがありました。しかし、地形図にはこんなところに三角点の記号はありません。市区町村の境界でもないし、何だったんでしょうか。


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トレースはやや藪っぽくなってきましたが、青テープがあったので一応通る人がいるみたいです。


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11:34 再び何かの石柱があり、その先は急に傾斜のきつい下りになりました。しかも、トレースは極めて不明瞭です。



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GPSで確認してみると、地形図の道の記号の末端までまだ50mほど下るようですが、こんな不明瞭なトレースを50mも下って何もなかったら徒労感が半端なさそうだし、もしかしたら単なる登山ルートかもしれません。時間的にそろそろ山頂を目指さないといけない時間ですし、これ以上行くのはやめることにしました。



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千畳岩の分岐まで戻り、上に登るルートを辿ります。


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しばらく登っていくと、ロープが張ってあり、その奥にやたら岩が積み重なった場所が見えました。見た感じ、自然に岩が積み重なったという感じではなく、崩れてはいるものの人為的に積まれたもののように見えます。道は、この石積をぐるりと回り込むように続いていて、ロープも同様に道に沿って貼られていました。


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石積の左側を巻いて上に出たところで、道の下に文字の彫られた石柱が見えました。南山崖石積遺跡と彫られているようです。どうやら、これが登山口のパンフレットに書いてある通称C3の石積遺跡のようです。下の方はまだ石積の雰囲気が残っていますが、上半分は完全に崩落していて、ぱっと見遺跡のようには見えませんが、崩落する前は山頂にある熊山遺跡のような状態だったのかもしれません。


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11:49 石積遺跡から5分ほどで、鉄塔の下に出ました。巡視路ではなくりっぱな林道が通っていて、この先はしばらく楽に歩けそうです。


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よく整備された林道を北に向かいます。


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11:56 弓削ルートとの出合です。途中で寄り道をしなければ、左からここに出てきたというわけです。


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雰囲気的に林道をそのまま進んでしまいそうですが、弓削ルートは林道を斜めに横切って右手方向に進みます。


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林道から入ってすぐの所に、八合目の表示がありました。ここで八合目なら、山頂はもうすぐです。


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林道から弓削ルートを進んでいくと、分岐がありました。地形図に載っている少し先で行き止まりの分岐だと思われます。もっとも、実際にはどこかに通じている可能性はあります。


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分岐の所に判読不能の道標がありましたが、何の役にも立ちもません。


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分岐から2分も行くと、またまた林道に出合いました。地形図によると、先ほどの林道がぐるりと北側を回ってここへ通じているようです。このまま林道を右へ行けばいいのかと思ったのですが、地形図をよく見るとどうやら熊山展望台の南側をぐるりと回って再び北の方へ進んでいます。そういえば、以前南側の坂根ルートで登ってきたときに、展望台のすぐ下で林道を横切ったことを思い出しました。だとしたら、林道を経由すると遠回りです。


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林道の手前を右に入るトレースがあり、こちらにも判読不能の道標が置いてありましたが、方角的に南南東方向に行くことになるので、このルートはあり得ません。


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では、どこへ行けばいいのかと思ってもう一度周囲をよく見てみると、林道の向こう側に「弓削コース9合目」と書かれた道標がぶら下がっていました。林道を横切ってそのまま直進すればいいみたいです。しかし、どうせなら、「山頂」とか「展望台」とか行く先を書いておいてほしいものです。それに、そもそも弓削ルートじゃないんかい? どっちでもいいけど、名称は統一すべきでしょう。


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ぬかるみがちな登山道を登り切ったところで、3度目の林道に出ました。これは熊山神社から展望台方面に行く林道であるとすぐにわかりました。左が熊山神社、右が展望台なので、右に進みます。ただし、そういうことを書いた道標は設置されていません。


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右に曲がってすぐの所に、熊山天然杉がありました。


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幹周4.5mの杉の巨木が2本並んでいます。


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熊山遺跡の前を通過し、展望台に向かいます。


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12:20 さすがに平日とあって、人はそれほどいません。お昼時ですが、ベンチもたくさん空いていました。それでも、5組ほどの登山者が入れ代わり立ち代わりだったので、人気の山だけあって平日でも人出が絶えることはないようです。


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展望台に登ってみると、こちらも人影なしです。


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少しもやっていますが、瀬戸内海や小豆島まで見えていました。四国の山並みは残念ながら目視不可でした。


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木陰になっているベンチでランチタイムです。


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おろしポン酢ソースのハンバーガーと博多明太マヨネーズパンというカロリーの高そうな組み合わせですが、ドリンクはカロリーゼロのペプシコーラを持ってきました。保冷剤と一緒に保冷バッグに入れて持ってきたのですが、保冷剤が小さすぎたようで、冷え冷えとはいきませんでした。それでも、胸につけていたスポーツドリンクよりも冷えていて、それなりに美味しくいただきました。


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12:53 下山開始です。


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熊山天然杉の先で、登ってきた弓削ルートへ入ります。


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弓削ルートという道標はなく、万富駅方面としか書かれていません。


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13:04 石積遺跡C3上の鉄塔からの林道出合を直進し、弓削ルートで下山します。


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道標には、やっぱり弓削コースと書かれていました。ルートかコースかどっちやねん!


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ちょっとした上り坂を上がり切ったところに、電柱が立っていて妙な雰囲気です。ここは十字路になっていて、まっすぐが弓削ルート右(北)が経盛山、左(南)が崩落した石積遺跡C3上の鉄塔のところへ出る巡視路のようです。


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経盛山の頂上にも石積遺跡があるようなので、行ってみることにしました。


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ところが、これが結構な上り坂で、やっぱやめとけばよかったと思ったものの、せっかくなので山頂を踏んで帰ることにします。


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登り切ったところの木に小さな山名板がぶら下がっていましたが、展望はありません。


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山名板の向かいに何やら石が固まっている場所が・・・ これが石積遺跡? どう見ても、登山道の整備で邪魔になった石を捨てた場所としか見えません。写真もまたおかしなことになってるし、どういうことなんでしょうか。


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ちなみに、山頂のすぐ先は、高圧線の鉄塔が立っていました。う~ん、来なきゃよかった・・・


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ということで、弓削ルートに戻って、ガンガン下りました。このルートは、結構水が流れていたりして、足元があまり良くない場所が多かったのですが、こんなからからに乾いたような山でもちゃんと水を蓄えていることに、ちょっと驚きました。


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13:30 双子岩への分岐点を通過。


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13:59 尾根道を離れて、南斜面の道を下ります。


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14:07 登山口に戻りました。里山歩きなのでせいぜい3時間ぐらいと考えていたのですが、登りで道草をくったおかげで、結局4時間半も費やしてしまいました。まあ、いいトレーニングになったと思っておきます。

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展望岩と謎の石積遺跡のある道: 熊山弓削ルートその1 

2021年6月9日(水) 赤磐市 熊山(509m) 日帰り単独行 


仕事のキャンセルで水曜日が空いたので、熊山に登ってきました。週末だと人が多くて行く気にはなりませんが、平日だしたぶん大丈夫だろうということで、西から登る弓削ルートをチョイスしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジッププル
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ハリソン 総パイルクライミングソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンライト32L
 ストック: なし


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昼間の気温は30度を超えるという予報が出ていたので、バックパックは背中に当たる部分がメッシュになっているマムート クレオンライト32Lにしました。シャツも夏用のマムート アタカソライトジッププルにしたものの、パンツの方はまだ夏用の薄いパンツを用意していなかったので、3シーズン用のマムート ソフテックトレッカーズパンツで登りましたが、やはりちょっと暑かったです。



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弓削ルートの登山口は、山陽本線万富駅の東、吉井川左岸の岡山市東区瀬戸町弓削の八幡宮にあります。


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9:35 八幡宮の石段の左右に駐車スペースがあるので、車で行っても大丈夫です。日陰になっていた石段東側の広場に車を停めて出発です。


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登山口は、石段に向かって右手にあります。


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登山口には、ルート図の他、標高差や距離、時間を書いたけっこう詳しい案内図が設置されていました。登山口が標高18m、熊山遺跡のある場所が標高490mなので、標高差は472mです。3.5㎞で標準タイムは約2時間半だそうです。


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案内図の下にパンフレットと書かれたポストのようなものがあったので、中身を確認してみました。


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A4サイズの紙の裏表に印刷されたパンフレットで、表面が弓削コースにある石積遺跡についての解説で、裏面は瀬戸町の見どころの紹介になっていました。


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9:38 登山道は、いきなり結構な急登で始まります。石垣に、杖として使えるようにたくさんの木の枝などが立てかけられていました。


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尾根の斜面を斜めにぐいぐい登っていきます。


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9:49 ようやく尾根上に出ました。


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尾根道になると傾斜もゆるくなり、のんびりとハイキング気分で歩けます。


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10:00 道が二股に分かれていました。地形図には記載はありませんが、左の道は落ち葉が多くあまり歩かれていないようなので、右へ進みます。


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その後は怪しい分岐もなく、歩きやすい尾根道を辿ります。


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雨水の浸食なのか、深くえぐれているところもありました。


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やがて、土の道から岩が露出した道にかわりました。


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10:19 突然右側が開けて、眼下に大きく蛇行する吉井川が見えました。木々にさえぎられていた風も吹いてくるので、汗ばんでいた体がすっと涼しくなりました。展望を楽しみながら少しの間ドリンク休憩をとり、再び先を急ぎます。


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10:24 分岐がありました。


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右に入ると龍神山の山頂へ行けるようです。地形図で確認すると、確かに道の記号はついていますが、山頂で終わりになっています。そのまま山頂を越えて反対側から弓削ルートに戻れればいいのですが、引き返すとなるとちょっと面倒だなと思っていると、弓削ルートの上の方から人の話し声が近づいてきました。なので、即座に龍神山の方へ足を向けました。


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10:30 龍神山山頂に着きましたが、展望はいまいちです。


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山頂には、祠の跡らしい石組みが残されていて、「弓削八幡宮境内へ遷座」と書かれた木柱が立っていました。登山口のパンフレットによると、行者像が祭られた祠が崩れたので、麓の弓削八幡宮に遷宮したとのこと。行者像が祭られていたので、龍神山は行者様とも呼ばれているようです。


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山頂から一段下りたところに巨岩が突き出ていて、そこから絶景が広がっていました。


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足元は断崖絶壁です。


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登ってきた尾根がきれいに見えていました。あまりの展望の良さと涼しい風が心地よくて、岩の上に座ってのんびりと休憩をとることにしました。平日だし、弓削ルートから外れた龍神山のピークなので、誰もいない静かで平和なひと時でした。


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10:43 10分ほどの休憩を終えて、出発です。山頂から反対側へと下る道があったので、どうやら引き返さなくても弓削ルートに戻ることができそうです。


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10:45 けっこうな激下りでしたが、そのおかげでわずか2分で弓削ルートに合流しました。


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気持ちのいい尾根道を進みます。


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10:53 再び分岐に出合いました。今度は行く先を示すようなものは何もありません。GPSで確認してみると、何やら南へ進む道が描かれています。登山口のルート図には熊山近くの大阪峠から南下する道が描かれていましたが、この場所から南東方向に入る道の記載はありませんでした。


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ふと見ると、右に入ってすぐ先の木に、文字の書かれた赤テープがあり、展望岩と書かれていました。先ほどの龍神山のような展望のいい岩があると思われるので、とりあえず行ってみることにしました。


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ほぼ水平な道を辿って行きます。


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右へ下る道があったので、降りてみることにしました。


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すぐ先の木に、小さな札がかかっていて、ラクダ岩、双子岩と書かれています。周りに兄弟もいるということは、同じような岩が点在しているのでしょう。


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少し下ると、でかい舞台のような岩がありましたが、岩の名前を示すようなものは何もありません。


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上に登ってみると、それなりに展望はありましたが、いまいちです。ラクダのようにも見えないし、双子という感じでもありません。


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さらにトレースを下ると、ぱっと見ラクダのように見えないでもない巨岩がありました。


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そばまで行くと、3mぐらいの高さの溝のようになっていて、いったん下って登らないと岩の上に出られないように思えましたが、よく見ると目の前にある松の木の枝の色が変わっていて、どうやら人に踏まれているようです。確かにこれを足場にすればそのまま向こうの巨岩に渡れそうだったので、折れないことを確かめて、松の木を足場にして奥の巨岩に登ることができました。


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巨岩の上に出ると、なかなかの展望でした。しかし、龍神山のときと違って、吉井川が向かいの稜線に一部さえぎられていたので、龍神山のほうが絶景感はありました。


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龍神山も見えていました。思いのほか峻険な山容で、あんな崖の上にいたとは思いもしませんでした。


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戻るときに双子岩と書かれた札を見つけました。てっきりラクダ岩だとおもっていたのですが、これが双子岩ならラクダ岩ってどこにあるのでしょうか。戻りながらそれらしい岩を探してみましたが、結局わかりませんでした。


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戻る途中で隣の尾根の手前に巨岩が二つ突き出ているのが見えたのですが、もしかして兄弟というのはあの岩のことなんでしょうか。ちなみに、この時はまったくわからなかったのですが、この巨岩の背後の尾根にわずかに見えている崖が南山崖という絶壁で、これからそこに向かうことになるわけです。


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分岐まで戻ってきました。道はまだ奥へと続いているので、その先を確かめるために右に進んでいきました。

つづく。


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