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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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誰も知らない岬への道: 大平山その2 

2021年5月30日(日) 瀬戸内市邑久町虫明 大平山(261.3m) 日帰り単独行 


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11:31 140.2三角点があるピークですが、周りに樹木があって展望はありません。三角点もどこに設置されているのかわかりませんでした。おそらく、木々の中に埋もれているのでしょう。


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140.2三角点を過ぎると、あとは岬に向かって下っていくだけです。


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道は急に傾斜を増して、海に向かってダイブしていくような雰囲気になってきました。


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海を見ながらの快適な尾根道を下ります。涼しい風が吹いてくるので、日差しが照り付けていても暑くなく、汗もかかずに快適でした。


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左手(東)に見えるのは鴻島で、半島と鴻島の間の狭い海にもカキいかだがたくさん浮かんでいました。


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木のトンネルのようになっているところが、おそらく岬の先端のはずです。



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11:45 道が行き止まりになり、ちょっとした広場になっていました。ここが岬の先端で、この道の果てということになります。道の果てる場所というのは、いつ来てもよくわからない達成感とともに、そこはかとない郷愁を感じる不思議な場所です。ことに、岬の先端というのは、林道の終点などと違って地形的にも物理的にも道を作れないので、もうこの先もずっとここから先に道が伸びることがないわけです。まるで人生の終点のようでもあり、どこかもの悲しさも漂わせていて、不思議な魅力があります。


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南側の斜面は樹木が伐採されていて、ある程度の展望が確保されていました。伐採された樹木の切り口は比較的新しかったので、どうやら最近整備されたようです。できることなら、左手奥の樹木も伐採しておいてくれればもっと展望が開けて、気持ちのいい場所になっていたと思うのですが、それが残念でした。


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海の上にたくさん並んだカキいかだには、ぽつぽつと船が停泊していて、なにやら作業をしているようです。カキのシーズンは終わっていますが、次のシーズンに向けてなにかとやることがあるのでしょう。


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ちょうどランチタイムということで、木陰にシートを広げて、ハイキング気分でランチ休憩です。


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今日もいつものようにパンとカフェオレです。もう一つ、カレーパンもあります。


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見上げると木漏れ日が降り注ぎ、白い雲が青空を緩やかに流れていきました。当然ながら、こんな場所には誰も来ません。誰も知らない秘密の岬に来たみたいで、緊急事態宣言下にでかけるのにぴったりです。とはいえ、オフロードバイクのタイヤ痕がいくつか見られたので、運が悪ければバイクに遭遇してしまうかもしれません。幸い、この日はバイクはおろか誰の姿も見ることはありませんでした。


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スッキリとした青い空と青い海を見ていると、気持ちまで爽快になってきます。


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12:16 30分ほどゆっくりランチタイムを楽しんだところで、下山開始です。下山といっても、標高60mまで降りてきているので、逆にこれから登り返すことになります。駐車場所が標高170m地点なので、110mの標高差を登り返すわけです。普通の山なら30分というところですが、ここはダラダラとした緩やかな道が長く続くので、1時間はかかりそうです。


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来るときには気が付かなかったのですが、岬先端近くの東側に、ぽこんと突き出した小さな半島がありました。小さな砂浜もあり、もう少し便利なところなら、この半島部分を購入して、住みたいところです。とはいえ、海辺は潮風でべたつきがちなので、やっぱり山の方がいいかなと思います。


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傾斜のきつい道を登っていきます。左奥に見えているのが大平山です。261mの山頂から岬の先端まで200m下ってきたわけで、登山に来たのにこんなに下ったのは初めてのことです。


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途中には、かなり荒れて道がえぐれてしまっているところもあり、4輪で来るのはまず無理だと思われます。オフロードバイクであっても、荒れた道に慣れていないと苦労しそうです。


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12:39 尾根上の分岐まで戻ってきました。約25分かかっているので、駐車場所までまだ30分ぐらいかかりそうです。


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コンクリート舗装のある所まで戻ってくると、先ほどまでいた岬の先端が良く見えました。


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こうしてみると、けっこうな距離があります。物好きな人間でないと、あんなところまでわざわざ歩いて行こうという気にはならないでしょう。もっとも、そもそも道があるということ自体知っている人は少ないのでしょうけど。


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12:56 林道の分岐です。大平山から下ってくるときは、ほとんど汗をかかなかったのに、さすがに登り返しでは汗をかいてしまいました。


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13:10 大平山から下ってきて、林道に出てきたところです。ここからは駐車場所まで林道を下っていくだけです。おそらくほぼ木立の中の道なので、日陰になって暑さもひと段落するはずです。


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13:21 駐車場所に戻ってきました。予想通り岬の先端から1時間強かかりました。最後の10分は涼しい木陰の林道を歩いてきましたが、バックパックを背負っていた背中はそれなりに汗で濡れていました。岬から登ってくるときにかいた汗が乾ききらなかったようです。うかつにも着替えを持ってこなかったので、このまま車を運転して帰らないといけません。


この日は、出発から帰着まで、誰にも会わない山行(実質はハイキング)でした。大した標高差はありませんでしたが、結構な距離を歩くことができ、3週間ぶりのなまった体には、きつ過ぎず緩すぎないいいトレーニングになったようです。


緊急事態宣言が延長されてしまったので、もうしばらくは県外への登山は控えようと思いますが、今回のように県内で人に会わないマイナーな場所を探して、登山は継続しようと思います。

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| 2021年5月 大平山 | 22:38 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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誰も知らない岬への道: 大平山その1 

2021年5月30日(日) 瀬戸内市邑久町虫明 大平山(261.3m) 日帰り単独行 


GWが終わってはや3週間。岡山にも緊急事態宣言が出たこともあり、なんとなく出かようという気持ちが盛り上がらなかったのですが、5月最後の日曜日で、しかもどピーカンの晴天なので、久しぶりに出かけてきました。


とはいえ、県北まで出かけるというほど盛り上がらなかったので、県南の里山歩きに行ってきました。できるだけ人に会いそうにない場所で、まだ行ったことがない所ということで、邑久町虫明にある岡山いこいの村の近くにある大平山から、海沿いの岬の先端へ続く道を辿ってみることにしました。この道は、かなり以前から知っていたのですが、行ってみようと思いつつかれこれ10年以上が経ってしまっていたので、ようやく念願かなって歩くことができるわけです。


ちなみに、岡山いこいの村というのは体験型リゾート施設なので、本来なら日曜日に行くと人が多そうなところですが、1月末からリニューアルで営業休止中らしいので、その心配はないというわけです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マーモット クライムスピードストレッチ L/Sジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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陽射しがきつそうだったので、光を反射する白系のシャツにしようということで、久しぶりにマーモットの山シャツを選びました。そのほかは、よく使っているものばかりです。



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10:23 いこいの村が休業中で、駐車場も閉鎖されていたので、帰路の出口前の道が広い場所に車を停めて出発です。左の道を上へと登っていきます。帰路は右の道から出てきます。写真だと車両の通路に停めているみたいに見えますが、停めている場所は路肩に該当するところです。当然ながら他に車はなく、誰にも会わない山行になりそうです。


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道の分岐に木立に隠れるように案内板がありました。大平山一帯は野鳥の森と呼ばれているようです。左下が現在地で、時計回りに歩きます。


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いこいの村の駐車場入口には、入口の文字の上にバリケードで設置されていたので、野鳥の森を散策する場合でも利用は遠慮したほうがよさそうです。


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いこいの村を過ぎて野鳥の森へと登っていきます。


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一番上まで登ってくると、結構広い駐車場があり、その奥にさらに広い広場がありましたが、だれもいませんでした。


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と思ったら、木陰に鹿が一匹。じっとこちらを観ていましたが、カメラを構えて写真を撮り始めると、さっと逃げていきました。そういえば、車で登ってくる途中でも鹿を見かけました。この辺りは鹿が多いようです。


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10:31 駐車場の脇から野鳥の森の散策路へ入ります。


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最初は斜面を横に歩く道なので、ほぼ平坦に近い楽な道でした。不思議なことに、クモの巣トラップがひとつもありませんでした。朝一で山道を歩くとたいていトラップだらけですが、この森はクモがいないのでしょうか。もしかしたら、朝早くに誰かかが歩いたのかもしれません。


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しかし、5分ほど行くと、左へ登るそこそこ急な階段になりました。


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幸い、階段はすぐに終わり、再びなだらかな道になりました。


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木立を抜けると、右手に瀬戸内海の展望が広がりました。眼下の虫明湾にはたくさんのカキいかだが浮かんでいます。正面の島は、長島です。


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瀬戸内海の眺めを楽しむ間もなく、再び急な階段が現れました。今度はけっこうな長さで、ちと疲れてきました。


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4分ほど急階段を上っていくと、ふいに平坦な尾根に出ました。もう山頂に着いたような雰囲気ですが、大平山という山名板も何もないのでそのまま進んでいきました。あとでGPSを確認すると、やはり階段が終わってすぐに山頂だったようです。まあ、今回の主目的地は岬の先端であって、大平山はおまけのようなものなので通過していればOKです。


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10:45 分岐がありました。右へ行っても下れますが、もう一本先の道を下る予定なので、左へ進みます。


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分岐の先に野鳥の観察小屋がありましたが、屋根は穴が開いているし、けっこう痛んでいるみたいで、使用禁止になっていました。なので、そのまま通過します。


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観察小屋を過ぎると、直進のトレースが進入禁止になっていて、右へ下ります。地形図だと直進してから右へ下るのですが、どうやら奥の道は廃止されたようで、新しい道が手前に作られたようです。


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10:52 林道に降りてきました。右へ行けば駐車場所に戻れるのですが、今回の目的地は左へ行った先の岬なので、左へ進みます。


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砂利道だった林道が途中からコンクリート舗装になり、下り始めた先で海が見えました。


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頭島大橋も見えていました。


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11:04 林道の分岐点に着きました。昔、この道をまっすぐ虫明まで下ったことがあり、そのときここから左へ下っていく道が気になって地形図を確認してみたところ、東側にある名もない岬の先端まで道がついているのを知りました。しかし、当時は公園の入口などに設置されている鉄パイプのバリケードがあり、車で侵入することができず、名もない岬の先端からどんな風景を見ることができるのかずっと気になっていたというわけです。


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分岐路を左へ入り、下っていきます。昔見たときは土の道だった記憶がありますが、砂利敷のきれいな道になっていました。入口のバリケードもありませんでした。


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途中からコンクリート舗装になりました。どうやら、以前見たときよりも整備されたようで、それなりに使われている道のようです。


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遥か先の尾根の方まで道が続いているのが見えます。あの尾根を右へ辿って行くと、岬の先端へ続いているというわけです。


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カキいかだの浮かぶ虫明湾も眼下に見えます。


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11:13 コンクリート舗装が終わるところで、左へ分岐する道がありましたが、この道はすぐ上で終わっていて、その先に水道施設がありました。どうやら、この施設を建設し、その後のメンテナンスのために道を整備したみたいです。それにしてもこんな人里離れた山の中に何のための水道施設なのか謎です。


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コンクリート舗装が終わり砂利道の下りになると、深さ30㎝を越えるような深い溝ができた荒れた道になりました。ずっと整備された道なら車で来られるなと思っていたのですが、水道施設から先は車で乗り入れることは無理そうです。少なくとも、本格的なオフロード四駆でないと無理です。


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11:21 岬へ続く尾根上の分岐に出ました。カメラトラブルなのか、珍しく妙な画像になってしまいました。岬に行くには右ですが、左もちょっと気になります。地形図では、少し北にある小ピークまで道があるようです。大した距離ではないので、先に行ってみることにしました。


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この道は車が通れるような道ではなく、普通の登山道といった感じです。


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ところが、3分も歩くと藪化してきたので、引き返しました。下手に突っ込むとダニまみれになりかねないので、藪には近寄らないほうが得策です。


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分岐に戻って、岬への道を辿ります。

つづく。

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| 2021年5月 大平山 | 23:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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