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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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5時間半かかってもなお届かず: 甲ヶ山その3 

2021年2月13日(土) 鳥取県琴浦町 甲ヶ山 日帰り単独行


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登頂をあきらめて歩いてきた方向へ戻ります。あいかわらずお昼抜き状態で空腹感が付きまとっていますが、とりあえず勝田ヶ山まで戻ることにしました。


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鞍部から勝田ヶ山までの登り返しがお昼抜きの体には厳しいのですが、これを登り返せばあとは下りだけなので、空腹感を意識しないようにしながら進みました。


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傾斜のきつい区間が終わり、山頂近くの平坦な尾根に戻ってきました。しかし、この先で踏み抜いた箇所になるので、左の森の中を迂回していかなければならないのがちょっと面倒です。


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13:18 勝田ヶ山山頂に戻ってきました。さっきと違ってなぜか風がほとんどありません。これなら山頂でランチにしてもよさそうです。


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というわけで、荷物を下ろして急いでランチタイムです。風がほとんどないので、ジャケットやインサレーションを羽織る必要もなく、山シャツだけでOKでした。登頂をあきらめて引き返したので、神様が哀れんで束の間の休息時間をくれたようです。


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簡単にささっと食べられるように、菓子パンとカフェラテの軽食ランチです。


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13:44 陽射しの暖かさと風景のよさに少しのんびりしすぎたようで、気が付けば空には雲が広がり始めていました。陽射しも雲にさえぎられはじめて、じっとしているとちょっと肌寒く感じてきたので、そろそろ出発することにしました。



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ナイフリッジの稜線を下ります。


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立木で迂回したところから、そのまま下ることにしました。積雪期にここを登るときは、三角点のある1148.9ピークからまっすぐ尾根に取りつくのではなく、尾根下を少し山頂方向へ行ってから尾根に登れば立ち木を迂回しないで済むというわけです。


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1148.9ピークから、急斜面の尾根を下ります。


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雪の状態が良ければ踵から雪の中に足をまっすぐおろして、前を向いて下れば楽で速いのですが、このときは上の柔らかくなった層と下の硬い層とに分かれていて、足の入れ方が緩いと上の層が流れてそのまま足をとられてしまい、下手をすると尻もちをついてそのまま滑り台のように滑ってしまいかねないので、バックステップやサイドステップで足元を確かめながら慎重に下りました。


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急斜面を下りきってひと安心ですが、今度はちょっと歩きにくい細尾根が待っています。


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14:30 細尾根を渡り切って940.8ピークで小休止です。ここでクランポンとアックスを収納しました。


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休憩している間、隙間に入り込んだ雪が解けて落ちるようにクランポンを日当たりのいい木の枝にぶら下げておきました。ただし、回収し忘れて出発しないように、要注意です。


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14:59 クランポンの回収も忘れずに行い、出発です。


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標高800m地点で尾根から左に下るところを直進しかけてしまいましたが、すぐに間違いに気が付いてルートを修正し、無事に船上山の森まで降りてきました。間違いかけた理由は、スキーのトレースに引っ張られてしまったからです。足跡は左へついていたのですが、940.8ピークで休憩中に下山していったスキーを履いたソロ男性のスキー跡がまっすぐついていたため、ついその方向に行きかけてしまいました。


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15:38 船上神社に戻ってきました。ここからはルートが明瞭なので、道迷いの心配は皆無です。だいぶん疲労感が増してきましたが、時間も時間なので休憩なしで通過します。


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15:51 船上山避難小屋まで降りてきました。小休止も頭をよぎりましたが、もう30分ぐらいで下山できるはずなので、すこし痛みが出始めた左膝が気になるものの、そのまま通過することにしました。


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朝よりも雪が腐ってべたべたの状態になった船上山の急斜面を慎重に下ります。


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雪がなくなって歩きやすくなりましたが、この区間の土がこれまた良く滑るので、油断は禁物です。


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16:14 登山口に着きました。ここに車があればどれほど楽だったことでしょう。しかし、まだひと下りしなければいけません。


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16:32 ようやく駐車場に戻ってきました。13時に下山を始めて、途中休憩を入れて3時間半でした。もしも甲ヶ山まで行っていたら、1時間余計にかかっていたので、17時30分頃の下山となっていたでしょうから、おおむね予想通りです。もう少し日没時間が遅ければ強行してもよかったのですが、さすがにまだ2月中旬の厳冬期です。無理は禁物ということで、次の機会を待つことにします。


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行動時間は、トータル9時間にもなりました。標高1338mの山としては異例の長時間山行となりましたが、出発地点の標高が260mなので標高差は1078mもあり、標高差935mの大山夏山登山道よりも大きいのです。しかも、今回でも最短となる直線距離で片道7㎞の距離があるので、往復で14㎞、甲ヶ山までならさらに数百m歩くことになるので、往復で15㎞にはなるでしょう。実際にはもっと長い距離を歩くことになるので、大山山系の中ではかなりタフなルートといえそうです。日帰りよりもテント泊でのんびりと登るぐらいのほうがいいのかもしれません。

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| 2021年2月 甲ヶ山 | 17:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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5時間半かかってもなお届かず: 甲ヶ山その2 

2021年2月13日(土) 鳥取県琴浦町 甲ヶ山 日帰り単独行 


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10:58 940.8mの三角点ピークから先は、細い尾根を渡ります。冬は西風が強いため、雪庇は東側(左側)に張り出しています。なので、左の方へ寄らないように気を付けて進みます。


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ところが、先行者のトレースはスキーの跡も足跡も、木が邪魔なところではわざわざ雪庇の先端に近い左側を巻いてついているところが多く、とてもこのトレースを辿る気にはなれません。多少歩きにくくても、夏道のある右手の方を辿って進みました。


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11:24 ようやく細尾根を渡り終え、勝田ヶ山への急登に取りつきます。


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徐々にきつくなってくる傾斜にあえぎながら、一歩一歩登ります。


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でかい雪庇が連なる急傾斜の尾根を、ときどき通せんぼする木を避けつつ登ります。


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11:50 急傾斜の尾根ももうすぐ終わりですが、最後に傾斜は一気にきつくなります。


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ざっと見た感じ、40~45度ぐらいありそうです。


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12:00 急斜面が終わり、1148.9mの三角点がある小ピークに着きました。振り返ると、一気に標高が上がったのがわかります。


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ここからしばらくはなだらかな広い尾根が続きます。



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勝田ヶ山山頂直下の急登に取りつきます。


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12:09 尾根に出ましたが、思いのほかナイフリッジになっていてちょっとびっくりです。


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ナイフリッジの稜線を慎重に進んでいくと、立ち木ががっつりと通せんぼしている場所がありました。先行者のトレースは、驚いたことに雪庇が出ている東側の斜面を巻いています。この斜面はかなりの急傾斜で立ち木もほとんどなく滑落した場合相当な距離を落ちることになるので、リスクを回避するためには西側斜面を巻くのがセオリーだと思います。先行者の判断には、首をかしげるばかりです。


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ということで、尾根の右側、つまり西側の斜面をトラバースして立ち木の障害物を避けて、ふたたび尾根に出てきました。このあたりは雪庇も出ていないので、安心してリッジを歩けます。


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出てきたところを振り返った写真です。左下から登ってきている足跡が自分のものです。


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あとは空へと続く白い稜線を辿って行けば、勝田ヶ山の山頂です。


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12:17 勝田ヶ山山頂です。2015年のときより1時間半も早く出たというのに、到着時刻はほぼ同じになってしまいました。前回は、勝田ヶ山の急登で残雪が残っていたのは上の方の一部だけだったのに、今回はがっつりフルで雪があったし、その下の細尾根でも雪のある無しで通過にかかる時間は違うでしょうから、仕方がありません。とはいえ、予想外の結果となり、甲ヶ山の登頂が難しくなってしまったのは紛れもない事実です。


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甲ヶ山の手前の尾根を下ってくる人が見えました。


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甲ヶ山の山頂にも、人影らしいものが見えます。


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勝田ヶ山山頂から見る大山の姿は、驚くほど高く勇壮に見えました。ここだけ切り取れば、北アルプスといってもまったく違和感がないほどのアルペン的風景です。前回来た時にも見えていたはずですが、雪がなかったし天気もいまいちだったのでほとんど記憶がありません。


大山の勇壮な姿に見とれてしまったものの、いつまでも風景を眺めているわけにはいきません。距離的には雪がなければ30分もかからない感じですが、なにしろ雪庇の発達した稜線を越えていかなければなりません。少なくとも40~50分はかかるはずです。いや、下手をすれば1時間を費やすかもしれません。しかも、まだ昼食も食べていません。だいぶん空腹感も出てきて、前回の休憩から1時間半近く経っているので、疲労感もあります。なにしろ急登をこなしてきたばかりですから、疲れているのも当然です。しかし、ここでランチ休憩をとってしまったら、甲ヶ山の登頂は不可能になってしまいます。


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12:25 勝田ヶ山山頂は風がありじっとしていると冷えてくるし、思案している時間がもったいないので、とにかく先に進むことにしました。空腹感はラムネでごまかして、歩き始めました。


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トレースを辿って行くと、立ち木のあるところを雪庇の先端側から通過しています。しかも立ち木のそばで踏み抜いた跡があり、どう考えても雪庇の根元部分にできたクラックを踏み抜いたものです。雪庇が崩れないと思う根拠はなんなんでしょうか。それとも、そんなことすら考えていないのでしょうか。1000回通過して無事であったとしても、1001回目で雪庇が崩れたらそれでおしまいです。そんなことを気にもしない人が雪山に入っているのですから、毎年遭難者が出るのも当然といえば当然なのでしょう。


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先の立ち木を右からかわして進んだところで、右足が雪を踏み抜いてしまいました。右足は雪の中で宙ぶらりん状態であるのがわかります。ということは、笹や木の枝の上に積もった雪を踏み抜いたわけではありません。足を引き抜いて穴の中を覗いてみると、2mぐらいの深さの空洞になっていて、さらに下のほうまで続いているようです。


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雪庇の先端からの距離は1.5mぐらいです。先行者のトレースよりも内側を歩いていたのですが、そこにクラックがあるということは、先行者のトレースは雪庇の付け根よりも外側についていることになります。万一のことを考えれば、もっと内側を歩く必要がありそうです。


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そう思って、さらに1mほど内側を歩き始めたとたん、再び踏み抜きました。内部は先ほどの空洞と同じような状況です。この部分だけ尾根が広くなっているような場所なので、どうやら本来の尾根が少しへこんだような状況になっていて、そこを雪庇がうめてしまって直線の稜線のように見せているだけなのかもしれません。


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とすると、信用できるのは立ち木の位置よりも右側だけです。ここからは一番外側の立ち木よりも内側を通って進むことにしました。


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森の中は何もない稜線よりも歩きづらいのですが、雪庇の上を綱渡りする気にはなれません。


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鞍部まで降りてきて、甲ヶ山へ登り返しが始まります。森の中でも十分歩きやすい状態ですが、先行者はわざわざ雪庇の先端に近いところを歩いています。


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ここで時計を確認すると、12時55分でした。GPSで確認したところ、標高1220m地点でした。甲ヶ山山頂が1338mなので、あと118mです。とすると、おそらくここから30分ぐらいかかることになりそうです。やはり、勝田ヶ山から甲ヶ山まで1時間を要することになりそうです。


登頂が13時25分として、15分のランチ休憩をとり、13時40分に下山開始なら、前回勝田ヶ山から駐車場まで3時間かかっているので、甲ヶ山からだと休憩込みで4時間は必要です。となると、下山完了となるのは17時40分なので、ほぼ日没の時刻です。太陽は大山の向こうに沈むので、日没時刻よりは早く暗くなることを考えると、足元の悪い雪の急斜面となる船上山からの下りをヘッドライトの明かりを頼りに下山するのは避けたいところです。なにより、膝痛などで下山が予定より遅れた場合完全な夜間行動となり、トレースがあるとはいえ迷いやすい平坦な船上山の森の中を歩くのはあまり気が進みません。


検討の結果、ここで引き返すことにしました。あとわずか30分の距離ですが、下山のリスクを極大化させてまで無理をする理由はありません。とりあえず、勝田ヶ山よりも10m高い1220m地点まで来たので、前回よりも進展はあったということで納得することにします。5時間半もかけてまだ甲ヶ山に登頂できないとは、わずか1338mの標高の山なのに、思いのほか手ごわい山です。

つづく。


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| 2021年2月 甲ヶ山 | 15:51 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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5時間半かかってもなお届かず: 甲ヶ山その1 

2021年2月13日(土) 鳥取県琴浦町 甲ヶ山 日帰り単独行 


12日金曜日に甲ヶ山(かぶとがせん)に行くつもりで朝早く起きたのですが、前日、前々日の簡易ガレージ周りの作業で思いのほか疲れたらしく、どんよりとした疲労感があり登山する意欲がまったくわいてこなかったので、金曜日はあきらめて二度寝しました。次に目覚めたのは午前11時過ぎだったので、相当疲れていたみたいです。それに、晴天予報だったのに曇り空が広がっていて、行ったとしてもあまりいい天気ではなかった可能性もあり、かえtって良かったのかもしれません。


12日は体を使うようなことはせず、下蒜山近くの道の駅で車中泊するつもりで準備していたのですが、出発直前の22時ごろ急激に眠くなってきたので、ここで無理して車を運転するより、このままさっさと寝て早起きしたほうがいいと思い、11時前に就寝。4時のアラームで目覚めて4時半に出発しました。


船上山(せんじょうさん)東坂登山口まで車で行くつもりで、船上山ダムの横の道を登って行ったのですが、トンネルを抜けて少し先で冬期通行止めになっていました。すっかり雪もないのに例年通り通行止めのままにしているとは・・・ お役所仕事を恨んでも仕方がないので、2015年に登った時と同じ船上山万本桜公園から出発することにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート アイガーエクストリーム メンヒ L/S
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
 キャップ/ハット: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス
       ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL
 ヘルメット: グラビティリサーチ アルパインヘルメット
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ


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写真では帽子をかぶっていますが、出発直前にヘルメットだけで行くことにしました。もともと勝田ヶ山(かつたがせん)から甲ヶ山にかけての稜線ではヘルメットを使う予定で用意していたのですが、帽子はすぐに汗をかいて脱ぐ羽目になりそうだったので、それならヘルメットだけでいいだろうという判断です。

登山天気予報では、標高1000mで気温7度、風速3m/秒という予想だったので、山シャツと薄手フリースという組み合わせで行ったのですが、歩きだして30分ほどでフリースは脱ぎ、結局下山するまで山シャツ1枚で行動しました。


ゲイターとワカンは念のため持っていきましたが、結局使いませんでした。ハードシェルとインサレーションも出番なしでした。



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7:36 万本桜公園を出発します。ルートは奥に見えている鳥居の道を登っていきます。2015年4月に登った時は、8時半に出発し、12時半に勝田ヶ山に着いたので、勝田ヶ仙まで約4時間かかっています。勝田ヶ山から甲ヶ山までは30~40分とみているので、お昼に甲ヶ山に着くためには、1時間早い7時半の出発で大丈夫のはずです。本当は余裕を見て7時出発のつもりでしたが、30分遅くなってしまいました。


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鳥居をくぐってその先で右カーブを過ぎると、脇道を右折します。入口にあるノルディックコースという道標の矢印は、そのまま見ると登ってきた道の方向を指しているので、この脇道のことを示しているのかどうか不明です。


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登っていくと見覚えのある小屋の脇に出てきました。あとはこの道をまっすぐ登っていくだけです。


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道が二股に分かれていました。前回登った時にこんなところで分岐があった記憶はありません。どちらに行くべきか迷いましたが、右は横の森の中へ続いているので、どこへ行くかわかりません。やはりまっすぐ上に進むことにしました。


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7:54 アスファルト道に出ました。右へ行けばすぐに登山口です。


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道は通行止めになっているので、登山口の駐車場に車はありません。ここまで20分を費やしているので、ここまで車でこられれば20分を節約することができたのですが、仕方がありません。


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登山口はアスファルト道路脇にあります。


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登山口から登り始めてわずか5分のところで、暑すぎてフリースを脱ぐことにしました。ちょうど荷物置き場になるような岩があったので助かりました。


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船上山の下部の雪はほとんど解けていました。このまま山頂まで雪がなければ楽なのにと思いながら進みます。


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しかし、横手道の分岐手前あたりから雪が出始めました。


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横手道分岐を過ぎるとすっかり雪道となりました。山頂まではけっこう急な坂道をジグザグに登っていくため、スリップに気を付けながら慎重に登っていきます。


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急傾斜区間が終わり、道が緩やかで広くなってくると頂上までもう少しです。


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8:38 船上山山頂に着きました。とりあえず避難小屋によって小休止をとることにしました。


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しかし、避難小屋は冬季閉鎖中でした。この避難小屋が通年利用可能なら、ここに泊まって早朝出発するというのもありかなと思っていたのですが、よく確認もせずに実行せずによかったです。しょうがないので、入口の階段に座って休憩をとりました。


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入口前にあった温度計は、11度を指していました。山シャツ1枚で寒くないわけです。


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10分の休憩後、出発です。


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小屋の周りにはたくさんの足跡がありましたが、登山道に入ると1人分の足跡とスキーの跡が1つあるだけでした。どちらも真新しいので今朝のものらしく、先行者はこの2人だけのようです。


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9:07 船上神社です。登山道は神社の脇を抜けて左奥へと続きます。


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神社の左奥にあった道標ですが、この先はほぼまっ平な雪原で、テープナビもほとんど見当たらないので、トレースがなかったら確実に迷いそうです。GPSに前回登った時のトレースが載っている地形図データを入れてきたので、まったくトレースがなくてもなんとかなるでしょうが、やはりトレースがあったほうが安心です。もっとも、このトレースの主がルートをわかっているのかどうかは不明なので、ときどき自分でGPSを確認する必要はあります。


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広い雪原を進みます。気温は高いのですが、雪の内部は意外と締まっていて、表面は柔らかいもののそれほど沈み込むこともなく、ワカンを使わないでもツボ足で普通に歩くことができました。ただし、たまに踏み抜くこともあります。


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途中、2本爪の足跡がたくさん残っていましたが、鹿でしょうか。


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ほとんど傾斜のない雪原のような区間が終わり、登りが始まりました。


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9:44 登り始めて10分ほどで斜度がやや急になるので、いったん休憩することにしました。


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荷物を下ろして、帽子代わりのヘルメットを脱いで、頭から滴り始めた汗をぬぐって一息つきました。


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風もほとんどなく、やわらかい陽射しが降り注ぐ静かな雪山を独り占めしているようです。晴天の週末でも場所を選べば、これほど静寂に包まれた山を楽しむことができるわけです。


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10:00 あまりにも気持ちがいいので、ついのんびりと15分も休憩してしまいました。先を急ぎます。


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急斜面を登りきってなだらかな尾根に出ると、これから向かう勝田ヶ山が見えました。まだそれなりに距離があり、時間がかかりそうです。


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ナラと思われる巨木がありました。しかし、すでに枯死していました。このルートにはこれ以外にも枯死した巨木・大木が何本もあり、ナラ枯れの影響がこのあたりにも及んでいるのかもしれません。


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広く緩やかな尾根をどんどん進んでいくと、勝田ヶ山がだいぶん近づいてきました。正面に見える急傾斜の尾根がそこそこ手こずりそうな感じです。


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940.8mの三角点の少し手前で、雪の中から道標がのぞいていました。船上神社を過ぎてから唯一見かけた道標です。


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940.8mの三角点がある手前の尾根とその西側の谷のあたりは、直径が1m前後以上の大木がたくさんあり、さながら巨木街道といった雰囲気です。この写真でも前方にある3本はどれも直径1m前後はあろうかという大木だし、右に見えている枯死した木は直径1.5mぐらいありそうな巨木でした。


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10:35 940.8mの三角点に着きました。前の休憩からまだ35分しか経っていませんが、この先の勝田ヶ山への急登に備えてクランポンとアックスを装備しておくことにしました。


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小さな段差を利用してベンチを作りました。


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小腹が空いてきたので、行動食の1本満足バーを食します。


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おなかも満足し、クランポンとアックスも装備完了です。


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前の休憩から脱いでいたヘルメットも再びかぶって、勝田ヶ山に向けて出発します。

つづく。


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