FC2ブログ

ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

山陰の名峰大山を眺めながの縦走: 毛無山その2 

2021年2月6日(土) 岡山県新庄村 毛無山(標高1218m) 日帰り単独行 


今日2月11日はすっかり春のような暖かい休日でしたが、明日の平日が仕事が入っていないので、山に行くのは平日である明日にして、今日はやり残していた簡易ガレージ周りの防草シートを敷きました。ちょっと動いただけで汗ばんでしまう陽気でしたが、とりあえず防草シートを敷き終えて、ひとまずやるべきことが一段落しました。


遅めのお昼ご飯を食べた後、毛無山レポの続きを急ぎ書き上げました。では、続きをどうぞ。




map20210206kenasiyama4.jpg
尾根を登り詰めて出てきた場所から標高1180mのピークを越えて稜線を北へ向かいますが、1180ピークの手前が狭い尾根で、おまけに立木が真ん中に立っていて通せんぼするので、ここを突破するのに若干手こずりました。立ち木の根元が空洞になっていて、近づくと踏み抜いてしまい、立ち木をかわすのがますます難しくなってしまったというわけですが、なんとか突破しました。


IMG_6825.jpg
1180ピークの東斜面から木々に邪魔されずに毛無山(写真右)と大山を見ることができました。


IMG_6828_20210211180624f56.jpg
1180ピークを越えると尾根は広くなり、緩やかな稜線をのんびりと歩いていきます。


IMG_6829_202102111806256a8.jpg
高低差のあまりない鞍部に下ると、西毛無山への登り返しが始まります。


IMG_6830_20210211180627dac.jpg
西毛無山山頂直下の斜面は、大きなブナが広い間隔で立ち並ぶきれいな森が広がっていました。霧氷が付いていたらさぞやきれいだろうと思います。


IMG_6832_2021021118062848a.jpg
11:21 標高1216mの西毛無山山頂に着きました。確か手作りの山名板が気にぶら下がっていたはずですが、見渡した限りではそれらしいものが見当たりません。


IMG_6833.jpg
少し毛無山方向に歩いたところで、雪面から2mぐらいの高さのところに山名板が設置されていました。北向きに設置されていたので、南から来た場合見つけにくいようです。


IMG_6834_20210211180631b22.jpg
誰もいない西毛無山でランチタイムにしようと思ったのですが、思いのほか風が冷たくて寒かったので、風の当たらないランチ適地を探しながら毛無山方面に進むことにしました。前方には右に毛無山、左に大山が見えていて、気持ちのいい縦走ができそうです。


IMG_6836_20210211180633c32.jpg
毛無山の右奥に見えるのは、蒜山三座だと思いますが、稜線付近はかなり土が見えていて、今年はシーズン初めに豪雪があったわりにあっという間に春になってしまったようです。写真右端にあるピラミッド状の山は、金ヶ谷山です。


IMG_6837_20210211180634baa.jpg
大山は山頂付近に雲がかかっているようで、ガスで展望がない状態になっているのかもしれません。


IMG_6839_20210211180636d94.jpg
毛無山へ続く稜線は高低差もほとんどなく、歩きやすい広い尾根ですが、東側にすこし雪庇ができています。といっても、庇状になっているわけではないので、簡単に崩れてしまうことはなさそうです。


IMG_6840_20210211180846680.jpg
前方に1200mピークが見えてきました。尾根の右側(東側)に降りれば風がさえぎられるし日当たりもいいのでランチによさそうですが、どうせなら大山を眺めながらランチにしたいので、1200mピークまで行ってみることにしました。


IMG_6841_20210211180848746.jpg
1200mピークの東斜面なら風がさえぎられるうえに大山、毛無山が見えるはずなので、ここから右の斜面に降りることにしました。


IMG_6842_2021021118084998e.jpg
11:39 予想通り、1200mピークの東斜面から正面に毛無山、左手に大山が見え、風も当たらず寒くない絶好の場所があったので、ここでランチタイムにします。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




IMG_6847_20210211180851fd5.jpg
今日のランチは、久しぶりにケーキドーナツとカフェラテです。カフェラテはサーモスのポットではなく、ダブルマグで作りました。何度かサーモスの350mlポットで持って行ってみたのですが、まるまる2杯分になってしまうのでちょっと量が多すぎるし、重いということもあって、再びマグカップに回帰したというわけです。下のミニテーブルは、セリアで見つけたものです。


IMG_6848.jpg
ランチをしながら周囲の風景を眺めていると、右下の尾根にでかいブナがあるのに気が付きました。せいぜい50mぐらいの距離なので、食後に見に行ってみることにしました。


IMG_6851_20210211180854f6e.jpg
ブナの巨木のそばまで行ってみると、幹周4m近くありそうなけっこうな巨木でした。


IMG_6852_20210211180855a25.jpg
登山道のない山の中でこのような巨木に出合えるのは、積雪期の楽しみのひとつです。


IMG_6853_202102111808577f9.jpg
ブナの周りを1周ぐるりと回ってその迫力のある姿をじっくりと楽しんでから、休憩場所に戻りました。


IMG_6854_20210211180858e5f.jpg
たまには変わった自撮りもということで、休憩中のワンカットです。ちょっとわざとらしい感じでした。


IMG_6856.jpg
12:29 かれこれ50分ものんびりしてしまいましたが、そろそろ出発することにします。休憩中に大山にかかっていた雲が取れて、稜線まで姿が見えるようになりました。大山に登っていた登山者も展望が広がって喜んでいることでしょう。


IMG_6857_20210211181045eac.jpg
稜線に戻って毛無山へ向かいます。


IMG_6858_2021021118104774a.jpg
毛無山との鞍部に向かって降りていく途中で、毛無山と大山のコラボ風景に見とれてしまいました。


IMG_6859.jpg
名峰といわれるだけあって、大山の姿は美しくも勇壮です。


IMG_6860_202102111810504e9.jpg
鞍部の底から毛無山への登り返しが始まります。標高差は120mほどなので、30分ぐらいで山頂に着けそうです。


IMG_6861_20210211181051274.jpg
ブナの森の中を登っていきます。


IMG_6862_2021021118105397f.jpg
山頂直下は結構な急斜面で、そのうえ笹の上に積もった雪なので、ちょっと手こずりました。


IMG_6863.jpg
13:05 毛無山山頂に着きました。鞍部から25分でした。お昼時間を過ぎていたためか、以外にも誰もいない山頂でした。


IMG_6865_202102111810561d6.jpg
誰もいないので、のんびりと記念撮影しておきました。


IMG_6867.jpg
何度見ても見飽きない大山の雄姿です。


IMG_6868_20210211181059284.jpg
右の方へ眼を転じれば、鏡ヶ成の象山・擬宝珠山から皆ヶ山への稜線もくっきり見えてます。


IMG_6869_20210211181251112.jpg
さらに右には蒜山三座。


IMG_6870.jpg
金ヶ谷山の奥には、おそらく花知ヶ仙から三十人ヶ仙へ続く白い稜線が見えていました。


IMG_6872_2021021118125462c.jpg
コッペパンのような雲がひとつ、ぽっかりと浮いた青空の風景をしばらく楽しんだ後、下山することにしました。白馬山へ縦走することも考えました、これから行くと下山が15時を回りそうだし、けっこう疲れたので毛無山から下山することにしました。


IMG_6873_20210211181256cce.jpg
夏道を辿って下ります。南向きの斜面のため、雪が緩んで何度か大きく踏み抜きました。


IMG_6874_20210211181257044.jpg
避難小屋を通過して、ブナの尾根を下ります。


IMG_6875_20210211181259e8b.jpg
尾根上からトレースが左へ下り始めた場所で、夏道から分かれて尾根をまっすぐ下ることにしました。積雪期は夏道沿いよりも尾根をまっすぐ下った方は楽です。いってみれば冬道です。


IMG_6876_2021021118130033f.jpg
しかし、夏道から分かれてすぐのところが結構笹が出ていて、踏み抜きまくりになりそうでちょっと躊躇しました。しかし、いざ足を踏み入れてみると、以外にも踏み抜くようなことはなく、思ったよりも楽に通過できました。


IMG_6877.jpg
その後は良く締まった雪の広い尾根を快適に下りました。


IMG_6879.jpg
途中にある982ピークです。大きなブナが1本立っています。


IMG_6880_2021021118130540e.jpg
982ピークから少し下ったところで、倒木が大きな段差を作っていたので、右から回り込んで段差をパスしました。飛び降りても雪があるので捻挫したりすることはないかもしれませんが、上からだと下がどうなっているのか見えないので、君子危うきに近寄らずです。


IMG_6881_20210211181556d94.jpg
その後、わずかに雪が残っただけの細く傾斜のきつい尾根になり、こんな尾根だったっけと少し不安になりましたが、GPSで正しい尾根を下っていることを確認して、そのまま下りました。


IMG_6882_20210211181557ce9.jpg
急傾斜の細尾根が終わり、ようやく見覚えのある平坦な場所に出てきて一安心です。


IMG_6883_20210211181559041.jpg
標高840m地点で、ふと気が付くと左手に別の尾根が分かれているのが見えました。記憶にある限り、このルートでこんな尾根が分岐しているのは見た記憶がありません。


map20210206kenasiyama3.jpg
おかしいと思って立ち止まり、GPSで確認してみると、どうやら840m地点で南へ下る尾根に入ってしまったようです。そのまま下っても林道に出るので大丈夫ですが、少し遠回りになるので、引き返して隣の尾根に向かいました。


IMG_6885.jpg
840mの尾根の分岐点です。間違って右へ下ってしまったわけです。正しいのは左の尾根でした。


IMG_6886_20210211181602d77.jpg
14:10 林道に出てきました。少し下れば登山道です。


IMG_6887_20210211181603a6d.jpg
登山道に合流しました。


IMG_6888.jpg
駐車場手前までクランポンを装着したままいくつもりでしたが、水道施設のところから先は除雪されていたので、ここでクランポンを外しました。


IMG_6889_20210211181606668.jpg
14:29 駐車場に戻ってきました。晴天の土曜日でしたが、バリエーションルートから登ったので、うまく込み合う時間帯をさけて毛無山に登ることができたので、ほとんど人に会わずに静かな山歩きを楽しむことができました。

map20210206kenasiyama.jpg

ブログ「ヤマふぉと」のランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング








スポンサーサイト



| 2021年2月 毛無山 | 18:32 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

山陰の名峰大山を眺めながらの縦走: 毛無山その1 

2021年2月6日(土) 岡山県新庄村 毛無山(標高1218m) 日帰り単独行 


春のような暖かい日となった2月6日(土)に、岡山県新庄村にある毛無山を訪れました。晴天で陽気のいい週末なので人出が多いかもしれないというのが少し気になったので、今回は一般登山者が立ち入らない西毛無山から毛無山へ縦走するルートを歩くことにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスサーマルジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: モンベル ジオラインLWインナーグローブ
        ショーワ テムレス02ウィンター
 キャップ/ハット: マムート ランボールドアドバンスドハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: ノースフェイス ウォームトラウザーズ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス
       ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL
 ヘルメット: なし
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ


IMG_6779_202102072252254c3.jpg
標高1000mの気温が1度ぐらいで風も6m/秒ぐらいという予報だったので、ハードシェルジャケットはおそらく使わないだろうと考え、軽くコンパクトになるコンベイプロジャケットにしました。


行動時は暑く、稜線で風にあたると寒いという状況だろうと考え、べ-スレイヤには暖かいパフォーマンスサーマルジップロングスリーブを選択し、薄手のウィンドストッパージャケットのアルティメイト V ライト SO フーデッドジャケットとの組み合わせとしました。


ハードシェルジャケット、インサレーションジャケット、ゲイター、ワカン、アックスは持って行っただけで使用しませんでした。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




IMG_6780.jpg
登山口の駐車場に着いたのは8時15分頃でしたが、車は3台停まっていただけでした。途中の道に雪や凍結個所はなく、駐車場の雪もきれいになくなっていて、まだ2月上旬だというのにすっかり3月半ばの残雪期のような雰囲気です。


IMG_6781_202102072252287a3.jpg
8:45 駐車場を出発します。


IMG_6783.jpg
登山届はちゃんと提出しておきました。


IMG_6784_2021020722523131a.jpg
今日は西毛無山から毛無山へ縦走する予定なので、いつもと違ってキャンプ場の方へ向かいます。


IMG_6785_20210207225232ce6.jpg
キャンプ場の炊事棟の前で除雪は終わっていました。前日に少し冷え込んでいたので、雪は締まっているだろうと思っていましたが、予想通り良く締まっていて歩くのに問題ありませんでした。


IMG_6786_202102072252345c6.jpg
炊事棟の横を通ってまっすぐ歩いてきたところで、ゆりかごの小径という散策路の入口となります。案内図が描かれた看板がありますが、この案内図は実際の道の状況を正しく描かれていないので、ただのイメージ図と思ったほうがいいです。


IMG_6787_20210207225235865.jpg
思ったよりも多くのトレースが残っているゆりかごの小径を辿って歩いていたのですが、トレースが急になくなっていました。どうやらここで引き返したようです。この道を歩いたのはもう4年前となる2017年3月のことなのですでに記憶はあやふやで、しかもその時は下山で使ったので逆方向の記憶しかなく、事実上歩くのは初めてのようなものです。なので、自分もすっかりトレースに頼ってここまできてしまいました。


IMG_6788_20210207225237e50.jpg
あたりを見回してみると、左手後方に道標が見えました。見るとその方向に1人分だけですが足跡が残っています。おぼろげですが尾根を回り込むような道を歩いた記憶があり、その足跡が左手にある小さな尾根を回り込むように続いているので、とりあえず辿ってみることにしました。


IMG_6789_20210207225239787.jpg
小さな尾根を回り込んでやや開けた場所にでたところで、新しい道標がありました。しかし、記憶に残っている尾根を回り込む前の開けた場所のイメージとは違う気がします。もっと広かったはずです。それにその開けた場所のすぐ上に目指す尾根があるはずですが、それらしい尾根がありません。


map20210206kenasiyama1.jpg
GPSで確認してみると、自分が目指している尾根よりも南の尾根にいることがわかりました。どうやらルートを逸脱してしまったようです。そういえば、尾根からゆりかごの小径に入ってキャンプ場に出てくる前に小さな橋を渡ったはずです。となると、トレースが消えていた川沿いの場所のあたりに橋があってもいいはずです。


IMG_6790_20210207225652b52.jpg
トレースが消えていた場所まで戻って、そばを流れる川をよく見てみると、少し下ったところに橋があるのがわかりました。上に雪が積もっていて、しかもトレースが橋のそばを通らずまっすぐ登っていたので気が付かなかったようです。


IMG_6791_20210207225653e44.jpg
橋のそばにはちゃんと道標も建っています。トレースばかり追いながら歩いていたので、完全に見逃していました。雪山でよくやる間違いトレースを辿ってしまうというミスを犯してしまいました。トレースを100%信用してはいけません。


IMG_6792_20210207225655f59.jpg
橋を渡るとトレースは右へと続いていました。しかし、目指す尾根は目の前にあり、このままゆりかごの小径を辿ると、尾根の北側に回り込んでしまいます。なので、ここから尾根の南側をまっすぐ進むことにしました。前回下ってきたときに、ゆりかごの小径に出合った開けた場所から、ゆりかごの小径を辿って尾根を北側に回り込んで橋のある所に出てきたのは明確に記憶していたので、ゆりかごの小径を辿ると遠回りになってしまいます。。


IMG_6793_20210207225656dce.jpg
橋を渡ったところにある道標の脇をまっすぐ進みます。


IMG_6794_20210207225658d4e.jpg
しばらく進んだところで、右上から降りてくる前爪のあるクランポンを装着した足跡を見つけました。それまではスノーシューだったり、ツボ足だったりの足跡ばかりでした。クランポンを装着しているということは、スノートレッキングのハイキング客ではなく、稜線から降りてきた登山者のものであることは確実です。であれば、西毛無山から降りてきた登山者でしょうから、このトレースを辿るのが一番手っ取り早いはずです。ということで、ここから足跡をたどって右上に行くことにしました。


IMG_6795_202102072256598d4.jpg
足跡をたどって尾根へと登っていきます。


IMG_6796_2021020722570169c.jpg
9:23 林道に出ました。おそらく、ゆりかごの小径につながる道のはずです。周りの景色もなんとなく見覚えがあり、前回出てきた場所のすぐ近くだと思われます。


IMG_6797_20210207225702dd3.jpg
クランポンの足跡は林道を横切ってそのまま斜面の上へ続いますが、この斜面がけっこう急で登るのはちょっとめんどくさそうです。前回出てきた場所は、もっと斜面が緩くて楽だった記憶があるので、その場所から取りつくことにして、林道を右へ行くことにしました。


IMG_6798_20210207225704fd1.jpg
すぐに見覚えのある場所がありました。


IMG_6799_2021020722570590c.jpg
この道標のある場所が尾根の登り口です。


IMG_6800_202102072258428e8.jpg
緩やかな斜面にはトレースもあり、ここからなら楽に登っていけます。


IMG_6801_20210207225843bb3.jpg
尾根を10mほど登ったところで、杉の根元に倒木がちょっとした段差を作っていて、ベンチ代わりになりそうだったので、休憩を兼ねてクランポンを装着することにしました。


IMG_6803.jpg
グリベルの10本爪クランポンを装着しました。これは最初に購入したクランポンですが、1000m級の低山登山の時はたいていこのクランポンを使っています。その意味では、一番稼働率の高いクランポンです。1000m級の低山ならチェーンスパイクや4本爪でも十分登れる場合が多いのですが、今回のようにバリエーションルートだったり、傾斜が急な場所があったりする場合は、やはり前爪があり、爪の長いクランポンのほうが安心できます。


IMG_6804_20210207225847236.jpg
9:40 10分の休憩後、尾根を登り始めました。はじめのうちは緩やかで楽な尾根道が続きます。


IMG_6805_20210207225848bd3.jpg
しかし、5分ほど進んで馬の背のような場所まで来ると、その先に急登が待っていました。標高820mあたりの場所で、2017年3月に南にある996ピーク西の鞍部から下ってきたときに出てきたところです。なので、この急登から先は初めて歩くことになります。


IMG_6806.jpg
9:57 きつい傾斜の尾根を登り始めてから10分が経過し、暑くなってきたし小腹もすいてきたので、日当たりのいい少し傾斜の緩い場所を見つけて休憩をとりました。ここまで誰にも会っていないし、今のところ後ろから人が来る気配もありません。晴天の週末ですが、一人の静かな山旅です。降り注ぐ暖かい陽射しと、雪に覆われた白い風景に気持ちが安らぎます。


IMG_6807_20210207225851017.jpg
空腹感は、とりあえずラムネでごまかしておきます。ほとんどブドウ糖でできたラムネなら、これから稜線に出るまでの急登をこなすぐらいのエネルギー源にはなるはずです。


IMG_6808_20210207225852ce7.jpg
10:08 準備をしてさて出発しようと思ったときに、背後に人の気配を感じて振り返ると、2人組の登山者が登ってくるのが見えました。後ろから人が来るのは好きではないので、出発を遅らせて先に行ってもらおうかと思いましたが、2人組の登攀速度がわからないので、とりあえず先に登ることにしました。もしも追いつかれるようなら、そのときに先行してもらうことにします。


IMG_6809.jpg
10:15 尾根の傾斜が徐々にきつくなってきたころ、右側の尾根が近づいてきました。どうやらこの上で隣の尾根と合流するようです。


map20210206kenasiyama2.jpg
この時の標高が930mあたりで、尾根の合流点は地形図で確認すると1030mあたりなので、15分ぐらいで合流点に着きそうです。


IMG_6812_2021020722585575e.jpg
標高950mの所で、ブナの大木に出合いました。直径は優に1mを越えていて、幹周3m超の大木です。この尾根で最大のブナだろうなと思ったのですが、この後もこれを越えるブナには出会わなかったので、この尾根の主といえる大ブナでした。


IMG_6813.jpg
隣の尾根と合流する直前の、標高1000mのあたりが結構な急斜面になっていて、その上笹の上に雪が乗っているので超えるのに手間取りましたが、なんとか無事に乗り越えることができました。


IMG_6815.jpg
隣の尾根と合流した後も傾斜のきつさはあいかわらずで、斜度はおそらく40度ぐらいでしょうか。たまらず汗が噴き出してきました。頭から流れ落ちた汗が目に入って、コンタクトレンズがずれたような感じになり、少し目がごろついてきたので、止まって汗をぬぐいました。背後から来ている2人組は幸いがつがつ登ってくることもなく、やや距離も開き気味なので、自分のペースで登って行けそうです。


IMG_6816_20210207230218627.jpg
尾根の合流点を過ぎると、木立の先に毛無山が見えました。


IMG_6817.jpg
風が出てきて汗で濡れた体から体温を奪うので、冷えるのを防ぐためにペースを緩めることができず、休憩も取らずにきつい傾斜の尾根をひたすら登り続けます。


IMG_6818.jpg
ふと前方を見ると、木立の先に青空が見えていたので、どうやら稜線が近づいてきたようです。


IMG_6819_202102072302228e7.jpg
傾斜のきつい斜面をジグザグに登り続け、ようやく稜線が見えるところまで来ました。


IMG_6820.jpg
10:56 稜線に出ました。これできつい尾根の登りは終わりです。


IMG_6821.jpg
登ってきたルートを見下ろすと、なかなかの急傾斜です。


IMG_6822_20210207230227a84.jpg
このルートの下降点は、赤テープが一つあるだけで他には何もありません。下山で使うときは見落とさないように注意が必要です。とはいえ、毛無山方向から来た場合は、西毛無山から鞍部へ降りて、そこから登り返して1180mのピークをすぎたところで稜線が極端に狭まって急激に落ち込む場所なので、わかりやすいといえばわかりやすいといえます。


IMG_6823_202102072302289e0.jpg
稜線に出たところから、毛無山と大山が見えたのですが、木立が邪魔でいまいちすっきりと見えませんでした。

つづく。

ブログ「ヤマふぉと」のランキングアップにポチッとご協力お願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村


登山ランキング








| 2021年2月 毛無山 | 23:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |