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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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予報より暖かかった縦走路: 泉山 

2020年12月12日(土) 岡山県鏡野町大町 泉山(1290m) 日帰り単独行 


週末から天気は下り坂で、来週14日からは平地でも雪が降るような寒さになるという天気予報がでていましたが、岡山では土曜日の日中はまだそれほど寒くもなく、雨も降らないとなっていたので、土曜日の朝から県北の泉山(いずみがせん)に登りに行きました。


2020年に泉山に登るのは初めてのことで、2019年8月に大神宮原から登って以来です。Aコースで登って稜線を縦走し、Bコースで下山することにしましたが、泉岩神社(岩の実際の表記は、山の下に品と書く)を起点にして縦走するのは、2019年4月以来です。このときは、今回と逆回りでした。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス L/S ハイブリッドパラマウントメッシュクルー
 ベースレイヤ: マムート ジップロングスリーブオールイヤー
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイトフーディー
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
 キャップ/ハット: マムート バイザービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マーモット AWストレッチパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEXレインパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ハリソン 総パイルクライミングソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンライト32L
 ストック: なし
 ヘルメット: なし


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標高1000mで4度、風速は8m/秒という予報だったので、四国の寒峰のときのような天気だろうと予想し、アッパーはウール混のシャツとウィンドストッパーのソフトシェルジャケット、ボトムスは裏起毛の秋冬パンツといういでたちでいったのですが、予報が見事に外れてしまいました。


朝9時前の登山口付近で6度ほどあり、風もほとんどありません。最初はソフトシェルジャケットを着て出発したものの、20分も登らないうちに汗をかき始めてしまいました。おかげで、オーバースペック状態となってしまったジャケットは、山頂までバックパックの中でただの荷物と化していました。


ボトムスのほうも冬でも着られる裏起毛パンツでオーバースペックかと思いきや、こちらはとくに暑くて困るということもなく、終始快適な山行となりました。わからないものですが、基本的にすぐに暑くなったり寒くなったりするのは上半身で、下半身は暑さ寒さに強いということみたいです。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




泉岩神社の駐車場には車が3台停まっていて、1台は出発準備中でした。今回はBコースで下山する予定なので、車は神社の駐車場には停めず、林道のBコースの入口スペースに停めました。


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8:57 軽く準備運動をして出発です。駐車場で準備をしていた登山者はまだ登ってこないので、後ろから追いつかれる可能性がありますが、いつまでものんびりしているわけにはいきません。


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9:03 Aコース登山口に着きました。以前ととくに変わったところもなく、そのまま登山開始です。


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最初の急な登りを終えると、なだらかな尾根道が始まります。


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20分ほど進むと、尾根が狭まり勾配もきつくなってきました。以前は、左側の溝のようなところが登山道でしたが、いまは右の土手のようなところが事実上の登山道になっているようです。


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急勾配を過ぎると急斜面のトラバース道になり、そこを過ぎると渡渉点です。比較的新しい丸太橋が設置されていました。この橋のすぐ上流が水場になっていますが、このときはまともに水を汲めるほどの流れはありませんでした。もう少し上流へ行くと谷筋が狭まって水の流れが太くなるので、水を補給したいときは、無理に水場で汲まず、すこし先へ進んでから汲んだほうがよさそうです。


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橋から谷筋に沿って登っていきますが、途中に巨岩の上に張り付いた木があります。ここを通ると必ず目にする木ですが、岩の割れ目に根をねじ込んで、土のない岩の上で生きながらえている木の生命力には驚かされます。


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2つ目の渡渉点はかなり痛んだ丸太橋がかかっていましたが、こんなところに橋が架かっていたという記憶がありません。以前からあったっけ? と思いながら通過しました。


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9:53 福ヶ乢に着きました。出発してほぼ1時間が経っていたので、1回目の休憩をとりました。杉の木の枝にバックパックをぶら下げて、立ったまま水分補給の小休止です。あまりのんびりしていると後続の登山者が来てしまいそうなので、5分ほど小休止して出発しました。


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福ヶ乢からは縦走路を辿ります。


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10:15 考え事をしながら淡々と登り続け、ようやく道が平坦になったところでふと顔を上げると、目の前に井水山の頂が見えていました。


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縦走路に出れば風も出て気温も下がるかと思っていたのですが、気温は5度、風はほぼ無風と穏やかな天候です。時折日差しも出るので気温のわりに全然寒くありません。ゆっくり登っているのですが、さすがに登山の運動量は半端ありません。平地ならダウンジャケットを着こんでないと出歩けない気温のところを、山シャツ1枚で歩いているのですから驚きです。


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10:44 井水山です。誰もいない静かな山頂でした。ちょうど日差しがでて暖かかったので、小休止をとっていくことにしました。ピークだというのに風もなく、とても寒気が近づいているとは思えない暖かさでした。


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今回も休憩は5分で切り上げて、出発しました。中央峰を越えて、泉山山頂を目指します。


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日差しを浴びながら笹原の縦走路を進みます。


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標高が上がったのに、日差しが出たため気温は上昇し、8度になっていました。


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下山で使うBコースの分岐を通過します。笹がきれいに狩りはらわれていて、通過に問題はなさそうです。


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11:10 中央峰は通過します。


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泉山山頂が見えてきました。ここから見る限り人影はみられません。


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山頂直下の坂を登り切れば山頂です。


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11:27 泉山山頂に到着です。山頂には、食事中の2人組登山者がいるだけでした。


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井水山や中央峰と違って、風があり寒かったので、体が冷える前にさっさと自撮りを済ませました。


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山頂広場の登山道に近いところにあった少しへこんだ場所にシートを敷いて座り、ソフトシェルジャケットとインサレーションジャケットを着て暖かさを確保してから、ランチタイムです。今日は、出前一丁のゴリラ一丁というちょっと大きめのカップ麺です。スタミナガーリックニラそばということで、登山にもってこいのラーメンだとチョイスしてきました。


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ニラがたっぷり入って、ニンニク風味のスープが食欲をそそります。もちろん、完食しました。


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食後はいつものカフェラテに、おからだからしっとりチーズケーキのデザートでした。ケーキは2個入りでしたが、さすがに1個で満腹になったので、残りはお持ち帰りとなりました。


食事中にソロ男性が笠菅峠方面から、2人組が中央峰方面から到着し、山頂がすこしにぎやかになりましたが、それ以上登山者が増えることはなく、12時過ぎにはみな出発してしまったので、食事を終えるころには誰もいない静かな山頂になりました。


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出発する前にもう一度道標のところにいって展望を確認してみました。北側ですが、雲が多く、空気もかすんでいるので、近くの角ヶ仙や花知ヶ仙あたりまでしか見えていません。


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西方面はどこがみえているのか良くわかりません。当然ながら大山はまったく見えませんでした。


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12:16 下山開始です。


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12:31 中央峰まで戻ってくると、狭い山頂で女性2人がバーナーで調理中でした。一人の女性のバーナーには、細切れにされたキャベツらしきものがぎっしり入ったクッカーが載っていて、かなりマジの食事をつくるようです。なので、山頂で写真を撮れず、通過後に撮ったのがこの写真でした。それにしても、狭い中央峰山頂で本格的な料理を作るとはなかなか大胆な2人組です。泉山山頂よりも寒くないので場所的にわるくはないものの、すぐそばを登山者が通過するので落ち着かないでしょうにと思うのですが、余計なお世話か。


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井水山の手前に津山高専の避難小屋が見えていました。


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12:44 Bコース入口です。ここからは樹林帯の道になるので、ずっと日陰を歩きます。寒そうだし、日の射す縦走路をピストンで帰ろうかと一瞬思いましたが、ジャケットは着たまま来ているし、Bコースのほうが確実に早いので、Bコースでさっさと下ることにしました。


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いつも気になっていたよぼし岩ですが、今日はどこにあるのか確認しようと思います。


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以前はけっこう登山道にも笹が生えていて少し道が怪しい雰囲気もありましたが、きれいに狩りはらわれておりコース整備がされているようです。


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Bコース入口からそろそろ200mぐらいだろうと思うあたりで、尾根に巨岩が突き出ている場所を通過するのですが、そこを通過するときに左下に三角形の巨岩があるのに気が付きました。いままではまったく気がつかなかった岩です。この岩を見たとき、はたと閃きました。「よぼし」とは、もともと「えぼし」だったのではないかと。烏帽子と名の付く岩や山は各地にありますが、どれも三角形といえる形です。この三角形の巨岩がえぼし岩と呼ばれていたであろうことは想像に難くありません。それが、いつの間にか「よぼし岩」と変化してしまったということではないかと思ったわけです。GPSのトラックデータでも、Bコース入口からおおむね200mの位置にあたります。謎のよぼし岩は、どうやらこの岩のことだったようです。


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よぼし岩らしき岩があった場所からさらに200mほど下ると、この巨岩があります。最初はこの岩がよぼし岩だと思っていたのですが、この岩は丸っこい形をしていて、そうなると「よぼし」とは何を意味しているのかますます謎です。距離的にもBコース入口から遠すぎるし、やはりこの岩ではないと思われます。


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12:58 登山道が尾根から左の斜面へ下るところに、右の笹を切り開いた新しい道ができていました。とはいえ、何の看板も設置されていないので、コースのう回路というわけではなさそうですし、方角的にどうだかなという気がするので、う回路の可能性は低そうです。とはいえ、わざわざ笹原を切り開いて作った道なので、なんらかの理由はありそうです。


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ということで、少し右のほうへ行ってみることにしました。立ち木にピンクテープもつけられているので、やはり道として整備されたもののようです。


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しかし、15mほど下ったところで、道が尾根から右手方向に下るように曲がっていました。その方向へ下ってしまうと明らかにBコースから離れてしまうので、Bコースとはまったく別の道として作られたもののようです。登山道はなく、林業の作業道としてつけられたものかもしれません。


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分岐まで戻って、本来のBコースを下りました。この道標は分岐からも見えます。



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13:44 その後は迷うようなこともなく、ややわかりにくいトレースを辿り、林道のBコース登山口に降りてきました。


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以前はけっこう雑草が生えていた林道ですが、こちらもきれいに整備されていました。


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13:50 駐車場所に戻ってきました。前回逆回りで歩いたときは5時間以上かかりましたが、今回は4時間45分ほどで戻ってこれたので、すこし体力が戻ってきたのかもしれません。年末まではもう来週末しか山に行く機会が取れないので、今回しっかりと歩けてよかったと思います。数日前から寝る前にスクワットなどの軽いトレーニングをするようになったので、怠けずに年末まで継続したいと思います。

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| 2020年12月 泉山 | 09:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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