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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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紅葉の東壁を観に2ヵ月ぶりの山行: 伯耆大山鳥越峠 

2020年10月20日(火) 鳥取県江府町 大山鳥越峠東(1320m地点) 単独日帰り 


ようやく心身ともに回復して、気持ちも山に行きたいと盛り上がってきたので、仕事が入らなかった20日の火曜日に、伯耆大山東壁の紅葉を楽しむために、鳥越峠に登って来ました。


なにしろ1ヵ月は何もしない怠惰な生活が続き、右足首の調子がよくなってきたタイミングでウォーキングを1ヶ月で5回ほどしましたが、結局2ヵ月の休養期間を過ごしてしまいました。もっとも、腰痛と右足首痛に始まり、胃の調子がまた悪くなったり、瞼や眼球が腫れたり、ほかにもいくつか体調不良の箇所があり、すっかりポンコツと化した自分の体をリフレッシュさせるためには必須の休養だったと思われます。おそらく、夏の後立山縦走で思いのほか疲弊したのでしょう。平日仕事で休日登山というパターンをほぼ毎週のように繰り返していたので、疲労が蓄積されていて、後立山縦走が止めを刺したということかもしれません。


しかし、2ヵ月の休養のおかげで、完治とは行かないまでもようやく体も回復してきて、精神的にも山へ行こうという気分が盛り上がってきたので、満を持して出かけて来たというわけです。


紅葉の時期の週末は混雑しそうなので、晴天の平日に行けるのはラッキーでした。午前6時30分に家を出て、割引のない平日の高速は避けてひたすら一般道を走り、9時30分に木谷の登山口に着きました。3時間のドライブで腰に影響がでないかと心配でしたが、とりあえず痛みが出るようなこともなく大丈夫だったようです。車は7台ほど停まっていただけで、駐車スペースは余裕が十分ありました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: アイスブレイカー メリノウールBODYFIT200モンドジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: なし
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: なし
 インサレーション: なし
 ソックス: スマートウール PhDアウトドアミディアムクルー
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし
 ヘルメット: なし


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新しいトレッキングシューズのマムート デュカンハイGTXですが、初回使用時に感じた足裏が痛くなるというトラブルを解消するためにインソールを付属のものからスーパーフィート ブルーに交換してきました。また、初回で使用した5本指ソックスで左親指が痛かったので、今回は普通のトレッキング用ソックスにしました。


天気予報では朝の気温が10度よりも低かったので、寒さ対策として200番手のウールシャツをベースレイヤーにし、ゴアテックス ウィンドストッパーのソフトシェルジャケットを組み合わせました。登っていると汗ばんできますが、撮影中などじっとしているときは熱くも寒くもなくちょうどいい感じでした。念のために持っていったダウンジャケットの出番はありませんでした。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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9:53 出発です。


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木谷登山口周辺は、紅葉はほとんど始まっていない状態でした。


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少し行くと、倒木のゲートができていました。最初は下をくぐり、次は跨ぎ越します。


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10:10 標高980mのベンチある場所まで来ましたが、まだまだわずかに黄色味が強まったかなという程度です。


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標高1050m付近まで来ると、少しブナが色づいていました。


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それからは進んでいくごとに徐々に紅葉が深まってきました。


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10:35 文殊分かれです。2ヶ月ぶりということもあり、また汗をかかないように、非常にゆっくりとしたペースで登って来ましたが、それでも少し汗ばんで来たので、ここでバックパックを下ろして小休止をとりました。ついでにジャケットを脱いで、メリノウールシャツだけで行くことにしました。


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文殊分かれから少し進んだところで、赤く染まったモミジがありました。2018年に来た時に見事な紅葉を見せてくれたモミジですが、今年は紅葉が少し遅れているようです。


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近くにはきれいに染まった木もありました。


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標高1130mあたりまで来ると、ブナも5分ほどの色づき具合でした。


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標高1150mを超えてくると、いよいよ色づき具合も本格的になってきました。


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鳥越峠近くまで来ると、紅葉はピークの一歩手前といった感じでした。


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鳥越峠直下の急登にとりかかかります。


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11:21 鳥越峠に着きました。


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シャリばて気味だったので、休憩がてらアミノバイタルゼリーを補給します。


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朝食が菓子パン1個とコーヒーだけだったので、ゼリーだけでは空腹感が納まらず、イオンのライトミールブロック メープル味も食べました。サツマイモ味がなくなったので、いまのところこれが一押しです。


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20分休憩して、烏ヶ山方向へ向かいます。


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やや藪っぽい登山道を少し進むと、見事に紅葉したブナ林が出迎えてくれました。


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1320mの小ピークの斜面のブナ林も、まだ葉が残っています。2018年10月21日に来た時は半分ほど葉を落としていたのですが、今年は紅葉が遅れ気味だったのが幸いしました。


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1320mピークに登る途中で視界の開けた場所から振り返ると、大山東壁と紅葉の森が一望です。


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尾根筋のブナ林も、2018年のときよりも確実に紅葉のボリュームが多いと感じます。


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伯耆富士とも呼ばれる大山ですが、東壁側から見ると、富士山という雰囲気はまったくなく、むしろ剣岳的な峻険さが際立ちます。


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12:14 1320mピークのブナ林も、しっかりと色づいた葉をたくさん残していました。


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2018年にはすっかり笹薮に埋もれていた烏ヶ山への登山道ですが、その後草刈が行われたようで、とりあえず道がわかるようになっていました。


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烏ヶ山が見えるところまで進んでみましたが、下の鞍部へ下るところでも歩ける程度に笹が刈り払われていて、もしかすると烏ヶ山まで行けるようになっているのかもしれません。行ってみたいところですが、さすがにもう時間がないので、ここで引き返しました。


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鳥越峠へと下ります。


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お昼を回って太陽の位置が動いたので、東壁の陰影が強くなって立体感が増しました。


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撮影ポイントを探しながらゆっくりと下ります。


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おおむね2018年のときと同じようなポイントからの撮影になってしまいますが、後で見比べると切り取り方が違っていて、やはり紅葉の状況によって同じ位置から撮影しても違う表現になるようです。


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鳥越峠が近くなってくると、大山に雲がかかり始め、このあと山頂が見えなくなってしまいました。時間的にもいいころあいなので、これにて撮影は終了です。


鳥越峠まで下ってくると、なんと狭い峠の真ん中に座ってタバコをすっているバカオヤジがいました。少し休憩するつもりでしたが、息を止めてそのまま木谷方面に下りました。せっかくすがすがしい山の空気を2ヶ月ぶりに楽しんでいたのに、一人の無神経な喫煙者のおかげで台無しです。なぜわざわざしんどい思いをして山に来てタバコを吸うのでしょうか。その臭く不愉快な匂いを、なぜ人の往来があるところで撒き散らすのでしょうか。ほんとに、心の底から思うのは、「吸うなら登るな、登るなら吸うな」です。屋外ならどこでも自由に吸っていいと思うのは喫煙者のエゴでしかありません。喫煙という行為は、周囲に有毒な物質を撒き散らし、他人に健康被害をもたらす犯罪行為に等しいということを自覚するべきです。完全に隔離された専用の空間か、周囲に誰も近づかない隔絶された屋外以外で吸うべきではないのです。


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13:31 というわけで、さっさと下って文殊分かれまで戻ってきました。休憩してもよかったのですが、木谷のブナ林の中のベンチのある場所まで行くことにしました。


木谷のブナ林の中のベンチで休憩していると、上のほうからどこかのオジサンの大きな声が聞こえてきたので、さっさと下ることにしました。タバコの臭いや大声という迷惑行為はどこに行ってもついて回ります。静かで綺麗な空気の山を静かに気持ちよく利用しようという意識をもてない人はどうしてもなくならないようです。自然は自然のまま、そこにないものは匂いであれ音であれ持ち込まず、現状を現状のまま楽しむ人が当たり前になってほしいものです。


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14:12 下山完了です。


すぐに帰るのももったいないので、三の沢と二の沢の紅葉具合を見に行くことにしました。


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三の沢はこんな感じで、木谷よりも紅葉は進んでいるようです。この分だと、1週間ほどで見ごろになるかもしれません。


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二の沢は、三の沢よりも紅葉が進んでいないように見えますが、奥のほうはそれなりに色づいているみたいです。


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引き返して、帰り際に鍵掛峠からの大山南壁です。見ごろはやはり10月下旬頃になりそうな雰囲気です。


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ついでに、木谷と烏ヶ山の状況です。


ということで、2ヶ月ぶりの山行は、4時間という短い時間だったおかげで、ひどい筋肉痛にもならず、適度な運動でいい感じで終われました。とはいえ、左ひざが少し痛みを感じているので、少しは負荷になったようです。これから徐々にレベルを上げて冬山シーズンに備えたいと思います。

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| 2020年10月 大山鳥越峠 | 14:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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