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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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思いがけず春の雪: 伯耆大山その2 

本日5日はかなり寒くなるとの予報でしたが、岡山市はそれほどでもない感じでした。登山天気では、伯耆大山の標高2000mで午前9時がマイナス11度、風速20.6m/秒となっていて、標高800mでも氷点下予報でした。ライブカメラで見ると、大山寺でも雪が降ったようで、道路の脇が白くなっていました。雪がほぼ消えていた奥大山スキー場も、再び白いゲレンデと化していますが、積雪量は数センチといったところかもしれません。それにしても、まだこんな厳冬期のような天気になるんですねえ。ノーマルタイヤに履き替えたのはちょっと早かったかもしれません。


ところで、大山から帰ってきて猛烈な足の筋肉痛にもだえ苦しんでいます。すでに2日目になるというのに、まだ階段の上り下りやしゃがむ動作が厳しい状況です。触ると痛いぐらいなので、あと1~2日は痛みが残りそうです。今日は仕事がつら過ぎました。やっぱり3週間も間を空けてしまうと筋肉がなまくらになってしまって使い物になりません。近場でもいいので、毎週登山を心がけたいと思います。


ということで、伯耆大山弥山のレポの続きをどうぞ。




2020年3月3日(火) 鳥取県大山町 弥山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


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六合目避難小屋でガスに煙る元谷を眺めながら、しばしドリンク休憩をとりました。


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10:47 休憩を終えて出発します。


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歩き始めてすぐにやたら暑いと感じるようになりました。温度計を見てびっくり! なんと8度です。何かの間違いかと思いましたが、温度計はずっとバックパックの横に外付けしているので、体温の影響を受けているとは思えませんし、陽射しがないので太陽光の影響もないはずです。やたら暑いと感じるのは、やはり温度計のトラブルではなく気温が高いせいだといわざるを得ません。それにしてもなぜ標高が上がっていきなり気温が上がっているのか、なんとも解せません。


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たまらず、途中でハードシェルジャケットを脱ぎました。風もほとんどなく、薄手のミドルレイヤだけでも全然寒くありません。


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11:04 草鳴社ケルンを通過します。えびの尻尾は全然着いていませんでした。


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11:16 ようやく頂上台地まで上がってきました。


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頂上台地はガスで視界は50m程度でした。


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トレースは雪のあるところをつないでついていましたが、木道が見えていたので木道をたどります。八合目あたりからシャリばて状態でしたが、とにかく避難小屋まで行くことにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:36 頂上避難小屋に着きました。少し風はありましたが、あいかわらず気温が高くそれほど寒さは感じません。少し青空が見えていますが、ガスで展望はなさそうなので、ひとまず避難小屋に入ってランチタイムにすることにしました。


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改修作業途中の避難小屋は中に入れるものの内部は一部のみ使用可能の状態で、床もなければベンチもない資材置き場となった倉庫のような状態でした。その上、外よりも冷え冷えとしていて冷蔵庫の中のようです。当面、工事が完了するまではハイキングチェアなど座るものを持参したほうがよさそうです。今回は資材が置いてあるコンパネの端に座って、ランチにすることにしました。なお、トイレ部分も改修工事のため完全に撤去されていましたが、写真右手に写っているドア付のブースのようなものが仮設のトイレです。トレイは使えなくなっているものと思っていましたが、幸い仮設ながら使えるようにしてくれています。


今回は手間をかけずにさっさと済ませられるように、菓子パンとカフェオレのランチです。シャリばて状態だったためか、写真を撮るのをすっかり忘れて、一気に食べてしまいました。


ところで、六合目避難小屋から気温が高くて汗だくで登ってきたので、頂上避難小屋に入ると一気に冷えてきました。汗が乾かない状態でインサレーションジャケットを着たため、すっかりインサレーションジャケットが湿ってしまいました。しかし、化繊綿のジャケットだったのでなんとか保温力はキープされていたようで、とくに寒さを感じることなくランチを終えることができました。家に戻ってバックパックからインサレーションジャケットを取り出すと、ぐっしょりと湿っていてまるで洗濯したてのようでしたが、多少なりともロフトは残っていて山で使うインサレーションジャケットは、やはり化繊綿のほうがむいているのかもしれないと感じました。ダウンジャケットを使うのなら、やはり撥水処理されたダウンのものを選んだほうが無難ですね。


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12:15 ランチを終えて、弥山山頂にやってきました。相変わらずガスで展望はありません。


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大山山頂の石碑は無残にも解体されていて、土台だけがむなしく残置されていました。すぐそばまで崩落が進んでいたので、移動して設置しなおすのか、このまま撤去されてしまうのかくわしいことはわかりません。


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三角点ピークは、微かに姿が見えている状態です。剣ヶ峰はシルエットさえ見ません。


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上空に青空が見えていたので、15分ほど待ってみましたが、ガスが晴れたのはここまででした。このまま晴れるかと期待しましたが、再びガスが濃くなって陽射しもなくなりました。薄日が差したりしていたせいか、山頂に立っていても全然寒くなく、むしろほんのり暖かさを感じたりして妙な天気でした。


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12:38 あきらめて下山することにしました。


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やっぱりガスが覆っている頂上台地を下ります。


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晴れそうで晴れないもどかしい天気です。


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13:19 五合目まで下りて来たところで、休憩をとりました。気温が高くて雪がシャーベットのようになってけっこうずるずる滑って足が疲れました。10本爪にしても、こういう柔らかい雪のときは滑るので、クランポンは4本爪のままにしておきました。滑るといっても、いきなりスパッと滑るのではなく、足を置いた後、ズル~と短くゆっくり滑るだけなので大きな問題はありません。


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五合目からは弓ヶ浜がきれいに見えていました。


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宝珠尾根と宝珠山もよく見えました。北壁も別山から東側が見えていたので元谷へ下ろうかと思いましたが、3週間ぶりの登山でかなり足に疲労感が出ていたので、夏山登山道をまっすぐ下ることにしました。


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14:14 阿弥陀堂まで下りてきました。もう足が棒のようになっていてこれ以上歩きたくないところですが、まだ最後の階段を下りなければいけません。


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足の痛みを忘れるために考え事をしながら階段を下りていたら曲がるところを通り過ぎてしまい、下山野営場方面の登山口まで下りてしまいました。足が痛いのに遠回りになって踏んだりけったりです。


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14:25 駐車場に到着です。下山届けを出して、荷物を降ろしたらどっと疲れました。


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帰り際、橋の上から北壁が見えました。しかし、弥山あたりはガスがかかっていて、弥山から剣ヶ峰が見える状態になっていたかどうかはビミョーなところです。

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| 2020年3月 伯耆大山弥山 | 17:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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思いがけず春の雪: 伯耆大山その1 

2020年3月3日(火) 鳥取県大山町 弥山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


3月3日のひな祭りの日はラッキーなことに仕事の予定が入らなかったので、伯耆大山に登って来ました。天気予報は一応晴れ予報になっていましたが、弱い冬型の気圧配置で雲が多くあまり予報は当てにならないだろうなと思いつつも、平日の大山なんてめったに登れないので強行することにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
 ミドルレイヤ: バーグハウス プラヴィターレライトジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
 キャップ/ハット: マムート トゥウイークビーニー
 バラクラバ: マムート バラクラバアークティックウィンドストッパー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: ノースフェイス ウォームトラウザーズ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス(インナー)
     ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: なし
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ
 クランポン: マウンテンダックス HG121(4本爪)
 ゲイター: なし
 スノーシュー: なし


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気温は0度以上になりそうだったのですが、雨に降られる可能性を考えて上下ともゴアテックスのハードシェルで行くことにしました。今シーズン使っていたマムート マサオジャケットは、外側は綺麗なのに経年劣化はいかんともしがたいようで、内側のシームテープが一部はがれかけているのを見つけたので、スリルトリップジャケッを持って来ました。マサオジャケットは、晴天確実のときと厳冬期で雨の心配がないとき専用のジャケットにすることにします。やはり中古で買うとこういうリスクがあります。もう少し劣化が進んだら、シームテープを買って修理してみようかと思います。


ビーニーとバラクラバは念のため持っていきましたが、使うことはありませんでした。また、クランポンもグリベルの10本爪は持っていきましたが、4本爪だけで事足りました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




前日は0時過ぎに寝て5時過ぎに起きる予定でしたが、気合が入っていたのか4時過ぎに自然に目が覚めました。今起きるとあまりにも寝不足すぎないかと布団の中で少しの間モンモンとしていましたが、どうせ目が覚めたんだからと起きることにしました。


自宅を5時過ぎに出て、大山南光河原駐車場に7時45分ごろ到着しました。朝出発前に、道路情報のライブカメラで南光河原前の道路状況を確認したところうっすらと白くなっていたので、桝水高原経由で行くのは避けて、溝口から県道52号と36号を経由して融雪道路になっている県道24号で大山寺を目指しましたが、さすがにこのルートに雪はありませんでした。ノーマルタイヤに履き替えたばかりなので、安全なルートを選ばないとやばいことになってしまいかねません。


南光河原駐車場前までくると、路面にはシャーベット状の雪がうっすらと残っていました。この程度ならノーマルタイヤでも大丈夫だと思いますが、やはり少し標高が高く急坂もある桝水高原経由ではリスクが高くなるので、融雪道路経由にして正解でした。


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驚くことに、南光河原駐車場に着いてすぐに雪が降り始めました。といっても、湿った重い雪ですぐに融けてしまうような雪でしたが、まさか降雪になるとは想定外でした。しかし、着替えたりしているうちにみぞれのような雨のような状況に変わってしまい、少し様子を見ることにしました。


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8:42 雨はほぼ止んだので、出発することにしました。


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夏山登山道には、雪は全然ありません。


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阿弥陀堂前あたりから雪が出てきました。


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お地蔵さんに安全祈願をして、登山開始です。


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阿弥陀堂からすぐの登山道には、きれな階段が設けられていました。以前はなかったような記憶がありますが、どうだったのでしょうか。昨年から頂上避難小屋と六合目避難小屋の改修工事をやっているので、ついでに登山道も手直ししたのかもしれません。


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一合目の手前ぐらいから、本格的な積雪路になりました。


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夜のうちに吹雪いたようで、ブナの幹の片側だけが白くなっていました。


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うっすらと新雪が地面を覆った登山道を、ゆっくりと登っていきます。気温が高いので、できればハードシェルジャケットを脱ぎたいところですが、霧雨のような細かい雪が降っていたのでハードシェルを脱ぐことができず、汗をかかないようにできるだけゆっくり登りました。


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気がつくと、登山道の隣にモノレールのレールが設置されています。おそらく六合目まで続いているのでしょう。


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二合目あたりで少し寒くなって来たので温度計を見ると、1度になっていました。このまま行けば、山頂は氷点下かもしれません。意外と寒いみたいです。


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出発してからずっとガスっぽい曇り空でしたが、途中でほんのりと青空が見えました。このまま晴れてきそうな雰囲気です。


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10:05 大汗をかいて五合目に着きました。ここで大休止です。急傾斜で少しスリップしやすくなって来たので、4本爪クランポンを装着しました。雪が少ないので、4本爪で十分だろうという判断です。実際、下山するまで4本爪のままでしたが、下りでは雪が溶けて滑りやすかったので、10本爪のほうが安心だったかもしれません。まあ、無事に下りてこられたので大きな問題はありませんでした。


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さっき見えた青空は再びガスに閉ざされてしまい、ブナの枝には白い霧氷がびっしりと張り付いていました。


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10:33 五合目からひと登りで六合目避難小屋に着きました。新しくなった避難小屋は、ずいぶん立派な建物にかわっていました。


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建物が以前よりもふた周りほど大きくなっているので、内部もけっこう広そうです。


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ところが、入ってみると外から見るよりも広くありません。以前の1.5倍という感じでしょうか。3人寝られるぐらいの大きさです。


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もっとも、二階ができていたので、こちらに二人寝られるとして、収容人数5人といったところかもしれません。ただし、この避難小屋に寝泊りする人はほぼいないでしょうから、休憩用の小屋としてならまあこんなものでしょう。


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ちなみに、思ったほど広くなかった理由は、更衣室をかねた携帯トイレブースが内部に設置されていたからです。


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内部はこんな感じで、結構広いです。1.5畳ぐらいありそうです。


つづく。

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| 2020年3月 伯耆大山弥山 | 10:59 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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