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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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けっこう疲れたスノートレッキング: 笛吹山その2 

2020年2月11日(火) 鳥取県江府町 笛吹山(標高997.1m) 日帰り単独行 


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雪をスノーシューで踏み固めてならした後、荷物を降ろして一息つきました。雪が柔らかいときにそのままバックパックを置くと雪まみれになるし、休憩するのに座ることもできないので、いちいち踏み固めないといけないのは面倒ですが、あとでへんなところが濡れていたりすると不快だし、出発時に雪を払ったりするのも面倒なので、最初が肝心というわけです。


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このときの気温は3度でした。気温だけ見るとけっこう寒いのですが、陽射しがあるのでダウンジャケットを着たくなるほどではありません。街で3度だと震え上がるほどの気温ですが、なぜか山だとそうでもないというのが不思議なところです。


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これから始まる新雪の急登に備えて、ラムネでエネルギー補給をしておきました。


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11:33 休憩を切り上げて、笛吹山へ最終アタック開始です。けっこうな傾斜ですが、さすがにつぼ足ではかえって疲れそうなので、スノーシューのまま登りました。登り始めて少しすると、途中で休憩していたソロ男性が追いついてきて、僕が苦労して着けたトレースをたどって楽々とすぐ後ろまで来ました。こちらは相変わらず新雪の急坂をあえぎながら登っているのに、涼しい顔をしてすぐ後ろで待っているのを見るとなんだかムカつきましたが、自分が同じ立場でもそうなるでしょうからそんなことで腹を立てても無意味です。トレース泥棒という言葉がありますが、以前はトレースがあればそれをたどるの当たり前なので何言ってんだかと思っていました。しかし、このときはそういいたい気持ちがよくわかりました。


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11:47 ようやく急登を登りきり、山頂までたどり着きました。わずか15分ほどの時間でしたが、そこそこ疲れました。もしも三の沢から槍尾根へ登ろうとしていたら猛烈なラッセルになっていたことでしょう。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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笛吹山の山頂は細長い形をしていて、登ってきたところから三角点まで20mほど歩かないといけませんが、すぐ後ろにいるソロ男性もどうせ三角点まで行くだろうから、こんなところでお見合いみたいな状態になりたくないということで、登って来たところですぐに脇へそれて、少し広い場所でランチタイムにすることにしました。振り返れば南壁が見えますが、木々が邪魔で撮影スポットとはいえない状況です。三角点のあたりに行けばもう少し展望がいいのかもしれませんが、とりあえず誰もいなくなるまでのんびりすることにします。


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東にある烏ヶ山は綺麗に見えました。


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ここでも雪を踏み均して、椅子代わりになるように雪を盛って手で突き固めてランチの準備完了です。スノーシューをはいたままだと邪魔くさいので、スノーシューも外しました。


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本日のランチは、簡単にパンとカフェオレだけです。ラーメンは石鎚山で食べたばかりなので、少し趣向を変えました。


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食後に、とりあえず記念撮影。


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出発前に、アミノ酸でパワーアップしておきます。


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12:37 ランチタイムを終えて、三角点のほうへ向かいます。


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三角点らしい場所は少し広場のようになっていましたが、三角点は雪の下なのでGPSで三角点にいることを確認できただけです。


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三角点からは予想通り南壁の展望が広がっていました。とはいえ、左右は木の枝がかぶさってくるので、南壁全部がみえるというわけではないのが残念なところです。


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アップにすれば少しは木の枝の邪魔な感じは弱まりますが、やはり左右がすっきり見えないのは気になります。おそらく、昔はもっとすっきり見ていたんでしょう。


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12:50 ひとしきり南壁の展望を楽しんだら、下山開始です。


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スノーシューで急勾配を下るのはうまくないのですが、雪がやわらかくよく沈むのでスノーシューのまま下ります。


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13:21 文殊堂まで戻ってきました。


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大山パークウェイに出てくると、三の沢の前辺りに休憩している人がいました。決して入山者数は多くないはずなのに、なぜか人に会ってしまうというのはどういうことなんでしょうか。時間的に下山するタイミングなんでしょうか。


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三の沢から南壁をバックに記念撮影をして、すぐに鍵掛峠に向けて歩き出しました。


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13:51 鍵掛峠でも自撮りだけして、すぐに出発です。


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健康の森の入口前から烏ヶ山が正面に見えていました。奥大山スキー場から烏ヶ山につながる尾根を経由して烏ヶ山に登ってみたいと思っているのですが、今年はスキー場が営業していないので、チャンスかもしれません。


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14:39 ゲートまで戻ってきました。


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休業中のスキー場は、すっかり雪原と化していました。


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14:43 駐車場所まで戻ってきました。久しぶりにスノーシューを使ったのと、今回履いてきたノンブランドのウールソックスが太目の毛糸で編んだものでやや硬いものだったためか、足の裏の指の付け根に近いけりだす部分が痛くなってしまいました。途中からスノーシューを脱いでつぼ足で戻って来たのですが、靴を脱いで確認してみると、破れてはいないものの水ぶくれのように皮膚がはがれた状態になっていました。


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帰りがけに御机のかやぶき屋根のところに寄って見ると、朝と違って誰もいませんでした。あいにく、屋根の雪は溶けてしまっていましたが、冬らしい気持ちのいい風景を楽しめました。

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| 2020年2月 笛吹山 | 21:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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けっこう疲れたスノートレッキング: 笛吹山その1 

2020年2月11日(火) 鳥取県江府町 笛吹山(標高997.1m) 日帰り単独行 


9日の石鎚山登山の後、中1日で大山三の沢近くにある笛吹山にスノートレッキングに行ってきました。朝から晴天予報だったので、家でのんびりするにはもったいなさ過ぎるし、かといって気温が高くなる予報だったので、がっつり登山となると踏み抜きまくりで大変なことになるのは目に見えています。しかも雪崩の危険もあります。ということで、お気楽に楽しめそうなスノーシュートレッキングで、以前から行ってみたかった笛吹山に行くことにしました。


笛吹山は、三の沢の文殊堂から南へ伸びる尾根の先にある山で、標高は997.1mと高くはありませんが、正面に南壁を望む展望台のようなロケーションです。しかし、無雪期は木々が邪魔でほとんど南壁が見えないらしく、行くなら葉が落ちた晩秋から春までの積雪期がいいとのことなので、ちょうどいい機会でした。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
 ミドルレイヤ: バーグハウス プラヴィターレライトジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート マサオジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
 キャップ/ハット: なし
 バラクラバ: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: マーモット AWストレッチパンツ
 ハードシェル: なし
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス(インナー)
     ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 アックス: なし
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター
 スノーシュー: TSL 225


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今回は晴天予報で最高気温は5度ぐらいと高かったので、ハードシェルパンツではなく冬用の山パンツをチョイスしました。そのため、久しぶりにゲイターを着用しました。使用したゲイターは、新しく購入したマムート ゴアテックスゲイターです。今まで使っていたアウトドアリサーチのバーグラスゲイターにクランポンを引っ掛けて穴を開けてしまったので、ちょうどセールになっていたマムート ゴアテックスゲイターを購入したというわけです。ゲイターなんていろいろと使うものではありませんが、マムート ゴアテックスゲイターはなかなか優れものでした。おススメです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




せっかく朝から晴天になるということで、石鎚山の疲れが残っているところをがんばって4時に起きて、日の出前に朝日に赤く染まる南壁を撮影するために御机にやってきました。本当は、三平山の麓あたりから撮りたかったのですが、雪で登山口のほうへ入っていけず、他にいいロケーションも見つからなかったので、御机までやってきました。かやぶき屋根の小屋と南壁のロケーションで有名な撮影スポットなので、予想通りかやぶき屋根の小屋の近くにはカメラマンが10人ぐらいいました。さすがにそこで一緒に撮影する気にはならないので、少しはなれたところにある五輪塔のあるところで撮影することにしました。


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7:10 いい具合に南壁が赤く染まってくれて、早起きした甲斐がありました。雪をかぶったかやぶき屋根の小屋が少しだけ雪原の奥に見えています。その小屋の前に人の姿がぞろぞろと並んでいるのですが、カメラの高さを調整してちょうど見えなくなるようにしました。


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西の空に浮かんだ残月の風景が綺麗だったので、ついでに撮影しておきました。


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南壁全体が赤く染まるを楽しみにしながら待っていると、あろうことか大山の東側に大きな雲の塊が発生して、朝日をさえぎってしまったではありませんか。写真では写っていませんが、烏ヶ山からさらに東のほうにも大きな雲の塊がたくさん浮かんでいて、南壁全体が赤く染まるのを見るのは絶望的な状況になってきました。


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7時30分近くまで待ってみましたが、南壁の東半分が雲に邪魔されて赤く染まらないので、あきらめて撮影を終えることにしました。


撮影後、奥大山スキー場までやってきたのですが、なんと奥大山スキー場は今シーズン営業休止中で、スキー場の駐車場は使用できません。おそらく駐車場脇にあるトイレも使用できないと思われます。当てにしていなかったのでいいのですが、当てにしてきたら困ったことになるところでした。


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除雪は駐車場の手前で終わっていて、駐車スペースは10台分ぐらいしかありませんでした。ちゃんと除雪してある場所はすでに満車になっていて、かろうじて停められそうな場所が1箇所だけ空いていたので、なんとか駐車することができました。写真に写っている黒い車は高齢男性2人が乗っていて、僕が停めた後にやってきて雪がたまっているところに無理やり突っ込んで雪の塊に後ろをぶつけてガリガリやっていました。こちらの車に幅寄せするような雑な停め方だし、なんだかなと思った次第です。


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8:23 大山パークウェイのゲートを通過します。この時間でもすでに雪はやや重い感じになっていて、この後どんどん重くなってきそうなよかんです。


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8:48 風はほとんどなく20分も歩くと暑くなってきたので、途中で休憩をとってクールダウンしました。


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頭上には雲ひとつない青空が広がっていて、絶好のトレッキング日和です。


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道路わきにある反射板付のポールがほぼ埋まっているので、積雪量は70センチぐらいあるみたいです。さすが豪雪地帯だけあって、石鎚山よりも積雪量はかなり多いなと感じます。


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9:07 健康の森入口に着きました。健康の森へもトレースがついていたので、入山した人もそこそこいるみたいです。とはいえ、石鎚山のときと比べるとほとんど人に会っていないので、静かで気持ちのいいトレッキングを楽しめそうです。これが大山夏山登山道だと、きっと人だらけになっていることでしょう。やっぱり山は静かなのが一番です。


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お腹が減ったので、健康の森入口で休憩していくことにしました。トレース脇の雪を踏み固めて休憩スペースを作り、バックパックを下ろして一息つきました。


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石鎚山でも食べたカレーパンをほおばります。カレーの味が濃くてなかなか美味です。


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パンだけではいまいち満足できなかったので、行動食としてもってきたラムネも食べておきました。ラムネは90%がブドウ糖でできているので、行動食として最適です。


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9:24 休憩後、鍵掛峠に向けて出発しました。


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9:36 鍵掛峠には誰もいませんでした。


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すでに日が高くなって南壁は陰影がないため、立体感のない平面的な写真になってしまいましたが、青空をバックに真っ白な南壁が光り輝く様はなかなか見ごたえがありました。


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9:50 鍵掛峠で少しまったりしたあと、三の沢に向かいます。


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左手に見える三角形のピークが笛吹山です。


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正面に白く輝く南壁を眺めながら、のんびりと歩いていきます。この先でスノーシューのトレースとワカンのトレースが平行してついていた箇所があったのですが、スノーシューは5センチほどしか沈み込んでいないのに対して、ワカンは20センチ近く沈んでいて、スノーシューの浮力のすごさを実感しました。実際、自分がはいているスノーシューでもトレースのない新雪に踏み込んでも5センチぐらいしか沈まないレベルだったので、歩くのがとても楽でした。とはいえ重さがあるのは事実なので、山に登るときはやはりワカンの軽さを選ぶだろうと思います。


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10:21 文殊越えの入口です。文殊越え方面へのトレースはついていませんでした。


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10:27 三の沢に着きました。前方からソロ男性が一人こちらに戻ってきていて、三の沢の上流に向かって2人が上っていくのが見えましたが、それ以外は人の姿はありません。この分なら、笛吹山へはノートレースかもと期待が膨らみます。


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三の沢はまだ堰堤が見えている状態なので、基本的に夏道経由で登っていくことになりそうです。この天気なら稜線まで登れば気持ちよさそうですが、おそらく猛烈なラッセルをすることになるので、日の出前から行動していないととても稜線までたどりつけないことでしょう。


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10:32 文殊堂の手前まで来てみると、笛吹山方面にトレースがついています。しかも、戻ってくる足跡はついていないので、誰かが行ったばかりということになります。誰もいないバージンスノーのトレッキングができると喜んでいたのに、こんなところまで人がいたとはがっかりです。でもまあ、こればかりは嘆いても仕方がありません。


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駐車場を越えて、尾根に足を踏み入れました。


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10:54 文殊堂と笛吹山の間にある小ピークです。


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振り返ると、木々の向こうに真っ白な大山が見えました。


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小ピークを越えて先へ進もうとすると、少し先で座ってお湯を沸かしているソロ男性がいました。どうやらトレースの主のようで、小ピークの先はトレースがありません。結果的に、ノートレースの笛吹山トレッキングが実現することになりました。


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11:01 小ピークと笛吹山の間にある鞍部まで下りてきました。ここから笛吹山への登りが始まります。


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ひと登りしたところに赤白のポールが立っていて、少し平坦な場所になっていました。この先勾配が急になるので、ここで休憩していくことにしました。

つづく。

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| 2020年2月 笛吹山 | 23:18 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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