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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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岡山市内で一番の標高差439mを誇る低山: 本宮高倉山その2 

さすがに年末だけあって、ばたついています。しかし、なんとかレポも書き上げたし、山行の準備もほぼ整いました。で、あとは天候しだいですが、31日の山では20mを越える強風が吹き荒れる予報になっていて、天気は晴れ予報が出ていたりしますが、あまり登山日和とはいえない雰囲気です。しかも、今シーズンは南アルプスの営業小屋がいくつか休業していて、他の営業小屋が混雑しそうな予感がするので、年末年始の小屋泊まりは避けたほうがよさそうです。


ということで、31日に出かけて、1日は日帰りで足慣らし、2日に別の山で小屋泊し、3日に下山というシンプルな山旅にする予定です。南アルプスの天気はいいみたいなので、できることなら塩見岳にもう一度挑戦してみたいところですが、まずは腰を直してからです。


それでは、本宮高倉山のレポの続きです。





2019年12月24日(火) 岡山県岡山市北区 本宮高倉山(標高499m) 日帰り単独行 


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413ピークにいることがわかったので、左へ行けば本宮高倉山南尾根につながるはずです。左へ歩き出すと、すぐに小さな赤テープも見つかりましたが、あいかわらずトレースは判然としません。


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そのまままっすぐ進んでいくと、急にトレースがなくなったような雰囲気になりました。立ち止まって周囲を確認してみると、右側にテープが見つかり、どうやらいったん右に曲がって、すぐに斜め左方向に行くようです。しかし、その後は直進した場合のルートをすぐ左手に見ながら進み、結局同じ場所で合流することになりました。なんのために右にそれたのかわかりません。


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12:26 植林帯のある場所まで来ると、正面の木に道標が設置されていて、「高倉神社→」と書かれていました。


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ここでようやく地形図にも掲載されている登山道に合流したわけです。右が高倉神社ということは下山ルートになるので、本宮高倉山は左へ行けばいいわけです。


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12:32 通信施設らしい大きなアンテナのある建物の横に出てきました。本宮高倉山の南側にある電波塔の記号が描かれているピークです。ここからは実線の道が山頂まで描かれているので、舗装路歩きになると思われます。


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本宮高倉山の山頂も目の前に見えました。


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電波塔の周囲を回って行くと、北へ下るアスファルト道に出ました。これを下ります。


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下っていくと、右側に大きなたくさんのソーラーパネルが設置されていました。遥か下のほうにも同じようなソーラーパネルが見えています。しかし、そろそろソーラー発電の電力買取制度も終わるそうだし、こういう巨大な発電施設はどうするんでしょうか。


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下りきったところで、別のアスファルト道に合流しました。これが山頂まで続いている車道なので、まっすぐ登って行きます。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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12:46 最後はアスファルト道で興ざめでしたが、ようやく山頂に着きました。出発してから2時間15分かかりました。2時間もかからないと思っていたのですが、アップダウンのある尾根道で距離が長かったためか少し時間がかかりました。


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山頂に着く前あたりからなんとなくもよおしてきていたので、まずは公衆トイレに向かいました。こういう場所のトイレなので期待はしていなかったのですが、思いのほかきれいで広々とした個室を備えたトイレでした。紙も備え付けられていたので、すっきりと用を足すことができました。ただし、手洗い用の水道はないので、薬キットに入れている消毒用アルコールスプレーで手を洗いました。


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本宮高倉山の山頂はとても広く、北半分は駐車場になっているので、展望のある南側に向かいます。平日ということで、さすがに誰もいません。途中には大きな藤棚があり、花の季節は藤の花が咲くようです。


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藤棚を過ぎるとパラグライダーの離陸場があり、展望が開けます。


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岡山市街地が正面に見えるのですが、この日はもやっていていまいちでした。


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西側には、旭川をはさんで岡山市の最高峰 金山(かなやま)がどっしりとそびえています。


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北からの風が少し冷たかったので、一段降りてパラグライダー離陸場の端にあった岩をベンチ代わりにしてランチタイムです。


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ランチといっても、今日は手抜きです。朝食用に買ったパンが大きすぎて半分しか食べられなかったので、その残りをランチ用に持ってきました。半額だったので、すごく得した気分です。


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13:12 14時過ぎには下山したいので、そろそろ出発することにします。


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駐車場の隅にこんな案内板がありましたが、遺跡と思えるようなものを見た記憶がありません。いったいどこにどんな祭祀遺跡があったのでしょうか。


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来た道を戻り、南側のピークにある電波塔まで戻ってきました。右奥から南尾根コースに入ります。


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道標も何もない獣道のような南尾根コースの入口です。


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知らない人は、まさかこれが登山道だとは思わないでしょうね。


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登って来たときに見た「高倉神社→」の道標まで戻ってきました。来るときは右から来ましたが、下山は直進して高倉神社経由で下ります。


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高倉神社へ下る道は、植林帯の尾根をまっすぐ下っていきます。


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林道に出ました。地形図だと林道と直行してまっすぐ道がついているように描かれていますが、直進方向に道は見当たりません。林道に下りていくと、ちょうど右から単独の男性が歩いていきました。今日はじめてあった登山者ですが、わりと普通の格好をしていて、登山というよりハイキングに来たという雰囲気でした。この林道を歩いて来たということは、南尾根コースから林道にでたところで、そのまま林道を歩いて来たのでしょう。道を聞かれたので、このまま林道を進んでも、僕が下りて来た道を行ってもどちらでも行けると教えると、南尾根コースのほうへ進んでいきました。あとで、トレースがわかりにくいと一言言っておいた方がよかったなと思いましたが、まあなんとかなるでしょう。


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林道まで下りて道を探すと、左側に分岐があり、右下へ下る道があったので、おそらくこれだろうということで右へ進みました。


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入っていくときに、右手の倒れかけた笹の枝に小さな赤テープがあったので、どうやら間違いないようです。


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林道を下っていくと、再び別の林道に合流しました。ここは五叉路になっていました。方角的に直進か右斜め方向の林道のどちらかですが、道標も何もないので決めかねてしまいました。


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しかし、登山道ということを考えれば林道ではないだろうし、直進の道の入口にある木にやたらピンクのテープが巻きつけられていたので、こっちだろうなということで直進することにしました。


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進んでいくと、今度は二又の分岐がありました。直進するとなだらかに登りになるみたいですが、右は緩やかに下ります。右の入口にはピンクのテープがこれ見よがしにつけられているので、右が正解だと思われます。念のためGPSで確認すると、高倉神社のすぐ北側にあるピークの手前にいることがわかりました。右でも左でもどちらでも行けるのですが、直進は送電線の巡視路らしく、小ピークをぐるっと回ってから高倉神社に下るので遠回りです。やはり、右が正解でした。


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分岐から右に下っていくと、立派な登山道になりました。もうトレースが不明瞭ということはありません。


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13:47 高倉神社の裏に出てきました。


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木造の立派な本殿を見ると、なかなか格式の高い神社のようです。


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ただし、正面の建物は最近のもので、格式云々という雰囲気ではありません。


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立派な狛犬の間を通り抜けて、山門をくぐって下ります。


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山門の下を右に折れると車道と合流し、あとはアスファルト道を延々と下るのみです。


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14:23 登山口まで戻ってきました。塗装工事の車両はまだいたので、工事は終わっていないようです。


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14:24 登山口まで下りてきました。時間が押しているので、けっこう早足で下りてきましたが、それでも予定を30分も過ぎています。

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14:26 大急ぎで車まで戻ってきました。3時間の予定が4時間もかかってしまい、すっかり余裕がなくなってしまいました。すぐに靴を脱ぎ、荷物を車に積み込んで、出発しました。なんとか15時前に家に着き、上だけ着替えて出発し、ぎりぎり16時に現場に着くことができました。やはり、後ろに仕事の予定など入れるものではありませんね。ていうか、朝のんびりしすぎました。


とにもかくにも、年末の山行前に4時間の山歩きができたことはよかったです。これなら、コンディションがいい状態で厳冬期のアルプスに登れそうです。あとは、天気がよくなることを祈るのみです。

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| 2019年12月 本宮高倉山 | 01:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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岡山市内で一番の標高差439mを誇る低山: 本宮高倉山その1 

いよいよ今日からお正月休みに突入しました。昨日もあたふたといろいろなことをしたのですが、今日も今日とてやり残したことを朝から片付けました。まずは、年賀状の作成と投函です。朝から昨日作成したデータで印刷をし、住所を記入して投函したわけですが、どういうわけかデザインしたデータの文字の一部が欠落し、「2020年元旦」の部分が「2020」だけの表記になってしまいました。気がついたのは印刷が完了してからなので、もはややり直しはききません。仕方がないので、そのまま投函しました。


その後は、大掃除とまではいかないまでも、雑然としていて気になっていたところや、段ボール箱などが山積になっていたところをきれいに片付けて掃除機をかけ、車の中も車中泊仕様に変えて出発の準備を整えたところで終了です。


あとは、パッキングと最後の山行レポを書き上げるだけです。ということで、早速年内最後の山行レポです。






2019年12月24日(火) 岡山県岡山市北区 本宮高倉山(標高499m) 日帰り単独行 


岡山市にある低山で高い山といえば、すぐに思い浮かぶのは南部にある金甲山(きんこうざん)です。標高403mで海沿いから登り始めるので、標高差はほぼ標高に近い398mです。しかし、実は市街地の北にある本宮高倉山のほうが標高が高く(458m)、標高差も439mと大きいのです。金甲山に比べるとマイナーな山なのであまり知られていないのかもしれませんが、ちょっとしたトレーニングとして登るなら、本宮高倉山のほうがきついということになります。


ちなみに、岡山市街で一番高い山は、本宮高倉山から旭川を挟んで西側にある金山(標高499m)になりますが、金山は山頂付近が緩やかで昔から人が住んでいたし、昔は山頂に金山休暇村というレクリエーション施設があったので、普通に舗装道路が張り巡らされていて、ちゃんとした登山道は整備されていません。岡山市内の登山道がある山では、本宮高倉山が実質的に一番標高差の大きい山ということになりそうです。


12月第3週の週末は天気が悪く出かけるのをやめたのですが、年末の直前に2週間も体を動かさない期間ができてしまうのはよくないということで、天気のいい24日に本宮高倉山に登ってきました。もともと仕事を入れないでオフにするつもりだったのですが、直前で夕方に1件仕事が入ってしまったので、午後2時頃には下山しないといけなくなりました。とはいえ、家からも近いし、3時間も見ておけば大丈夫だろうということで、朝の渋滞が終わるころにゆっくり出かけました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
 ミドルレイヤ: バーグハウス プラヴィターレライトジャケット
 ソフトシェル: マムート ソフテックグラナイトハイブリッドジャケット
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
 キャップ/ハット: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: ノースフェイス バーブパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムクレスト50+
 ストック: なし


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今回は里山歩きだし、あまり寒くないだろうということで、ドライレイヤは省略し、久しぶりにモンベルジオラインLWの上下を着用しました。マムート ソフテックグラナイトハイブリッドジャケットを山で着るのは久しぶりでしたが、登りではさすがに暑過ぎてすぐに脱いでしまいましたが、下りではずっと着たままで、背中や脇の薄い生地がけっこう通気性と透湿性を発揮してくれているのを実感。初めて購入したマムートのジャケットで、かれこれ3年が経とうとしていますが、ヘビーユースしていないこともありへたれた感じもなくまだまだ着られそうです。なお、写真ではジャケットの裾にも赤い縁取りが入っているように見えますが、下に着ているバーグハウス プラヴィターレライトジャケットが少し見えているためです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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本宮高倉山は、岡山市北区牟佐の県道27号線新大原橋を渡って、最初の信号を左折した奥にある高蔵神社の脇に登山口がありますが、登山用の駐車場はありません。高蔵神社下の分岐を右奥に入っていく道を少し行くと、路肩の広い場所が何箇所かあるので、そこに車を停めました。分岐から100m弱ぐらいの場所です。なお、山の東側から山頂まで車道が通じているので、山頂まで車で登ることもできます。


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10:30 駐車場所から登山口まで道を引き返します。


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高蔵神社の階段下が登山口のある分岐です。車を停めたのは右の道を進んだところです。真ん中の道を進みます。この道をずっといくと本宮高倉山の中腹にある高倉神社まで行くことができ、車でもいける道です。「岡山県の山」では、この道を歩いていくコースが紹介されていますが、ずっと舗装路なのでおススメしません。


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3分ほど歩くと、左手に車が3台停まっていました。登山者かと思ってよくみると、2台は北九州ナンバーで、もう一台は倉敷ナンバーした。まさかこんな低山にわざわざ九州から来る登山者がいるとはとびっくりしましたが、先頭の車に送電線の塗装工事中ですと書いた紙があったので、工事関係者の車でした。それにしても、九州からわざわざ出張で来たということでしょうから、送電線の塗装工事というのは、それなりに特殊な技能なり資格なりが必要なんでしょう。


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工事関係者の車が停まっていた場所のすぐ前に、左に分岐する道がありました。


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分岐には「本宮高倉山 南尾根コース」と書かれた道標が設置してありました。当初は「岡山県の山」に紹介されていた高倉神社までの舗装路をずっと行くつもりでしたが、こういう登山道があるのなら行かない理由はありません。ということで、地形図にも載っていない南尾根コースに足を踏み入れました。


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すぐに分岐があり、一瞬迷いました。


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よく見ると、分岐の真ん中の立木に入口にあったのと同じような小さな道標が設置してあり、右を指し示していました。


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分岐を右へ進んでいくと、それなりの急登になりました。落ち葉が積もっていて若干滑りやすい状態でしたが、大きな段差もなく歩きにくいということはありません。


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直登で登って来た道が右にUターンするように曲がると、その後は斜面をトラバースする道になり、傾斜も緩くなりました。


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11:01 前方からカンカンという鉄をたたくような音が聞こえてきたと思っているうちに、鉄塔が見えました。ブルーシートが置いてあるので、どうやらここで塗装工事をしているようです。


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上を見ると、遥か高いところで作業している人がいました。安全ベルトをしているのでしょうが、けっこう怖そうです。


道は鉄塔の下で左に曲がりました。曲がったところに監督らしい人がいて、軽く挨拶をして先に進みました。


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11:11 2つ目の鉄塔が見えてきたところで日当たりのいい笹原の道なりました。


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ちょうど椅子代わりの岩がある場所があったので、ここで小休止です。


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笹原になっているおかげで、そこそこ展望もありました。


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2つ目の鉄塔を過ぎると、道はいったん谷に向かって下り、その遥か先の尾根に見える3つ目の鉄塔に向かいます。


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11:30 3つ目の鉄塔の直前に右(北)に向かうトレースがありましたが、ここには道標の類は何もありません。場所的におそらくこれが南尾根コースだと思われますが、念のため3つ目の鉄塔まで行って他にトレースがないか確認してみることにしました。


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3つ目の鉄塔の下には、西へ下る巡視路があるだけで、北へ向かうトレースはありません。ということで、先ほどの分岐に戻って、北へ向かうことにします。


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分岐から笹薮の中を少し進むと、すぐに下草のない森の中に入ってきました。トレースはほとんど判別できないレベルですが、比較的新しい半透明のビニール紐が立木に取り付けられていて、古い赤テープとあわせてナビとしては十分役に立ちました。


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半透明のビニール紐のナビは、色的に少しわかりづらいものの、紐が長いおかげで風に揺れて目立っていました。


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11:42 なだらかに下ってきましたが、平坦な鞍部に着きました。薄いトレースでも写真に撮るとなんとなく見分けられるものですが、このあたりのトレースはほとんど判別できないほど不明瞭です。テープや紐のナビがないと、完全に自分でルートファインディングをしながら進まないといけないほどです。とはいえ、地形的にはとくに難しくはなく、北に向かってまっすぐ尾根をたどって行けばいいだけなので、地形図さえ持っていれば道迷いする恐れはなさそうです。


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鞍部からの登り返しはわりと細い尾根になりましたが、それまでと打って変わって倒木が多く荒れた感じです。


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再び平坦で広い尾根道になると、歩きやすくなりました。


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12:03 林道に出ました。ちょうど林道がUターンするカーブの先に出て来たので、地形図ですぐに位置がわかりました。高倉神社の西を南北に走る林道が数本ありますが、その一番南西側にあるカーブのところです。


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あとはこの林道を北へたどるだけだろうと思っていたのですが、林道の状況はかなり雑草に覆われていて人の歩いた雰囲気はありません。なんとなく違和感を感じます。


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ちなみに、林道に出て来たところを振り返るとこんな感じで、とても道があるようには思えません。道標も何もなく、よくみると色あせた赤テープが立木にぶら下がっているだけなので、下りで初めてこのコースを通るという場合、ここで少し迷うかもしれません。


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さて、林道をそのまま進んでいこうとしたとき、ふと左手にトレースがあるのに気がつきました。トレースの入口には道標もテープもないのですが、明らかに明確なトレースになっています。奥のほうを見てみると、正面の立木に小さな道標が設置されていました。


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近くまで行って確認すると、本宮高倉山と書かれています。どうやらこちらが南尾根コースの続きのようです。林道で感じた違和感は、やっぱり正しかったようです。


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ヒノキ林と自然林の境を縫うように進んでいきます。


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12:18 横に広いピークのような場所に出てきました。正面は大きく下っていて、左右に尾根が延びている丁字路のような場所です。当然、右か左へ行くのだろうと思うのですが、どちらにもいけるような雰囲気なのでGPSで確認してみると、高倉神社の西にある413mのピークでした。

つづく。

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