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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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思いがけずシーズン初の雪山登山: 富栄山その2 

2019年11月30日(土) 岡山県鏡野町富西谷 富栄山(1205m) 日帰り単独行 


先週の寒さがようやく緩んだと思ったら、今日はまた冷え込んでます。でも天気予報では、最高気温は昨日と同じ15度となっています。やっぱり、陽射しがあるのとないのとで体感的な温度は全然違ってきます。


部屋着として昔カジュアル洋品店で購入したフリースを着ているのですが、昨日登山用のフリースを着たらすごく暖かいと実感。やはり登山用品はレベルが違います。冬物は登山用に勝るものはないのかもしれません。ま、想定される使用環境が全然違うので、当然といえば当然でしょうけどね。


さて、週遅れのレポをさくっと完結させたいと思います。




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林道の終点から尾根に取り付くと、すぐに左手の植林帯の中に続く薄いトレースを見つけました。もしかしてこれが正しい道なのかと思いましたが、方角的にここから左へ向かうというのはどうも違うなと感じたので、林業用のトレースだろうということで行くのはやめました。


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取り付いた尾根は、それほど傾斜はきつくなく、笹も膝下レベルであまり茂っているわけでもないので、楽に登っていくことができました。最初のうちは尾根上も植林帯になっていたので、視界もあるしまったく問題ありませんでした。


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やがて笹もなくなり、雪が増えて来たもののかえって歩きやすくなって来た感じです。


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ところが、10分ほど登ったところで急に背の高い笹が増えてきました。雪の重みで垂れ下がっているとはいえ、人の背丈を越えるレベルで視界もよくありません。この先、さらに笹薮が濃くなってきたらさすがに突破するのは難しいかもしれません。尾根の左手は植林帯になっているので、笹薮もないし歩きやすそうですが、それなりの斜面なので、斜めにトラバースしながら登っていくことになります。とりあえず、もう少し尾根を登ってみて、藪がひどくなったら左の植林帯に逃げることにしました。


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笹にかぶった雪を頭からかぶらないように、事前に手で笹を揺らして雪を落としながら登っていくと、幸いにも笹薮は薄くなって歩きやすくなってきました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:04 突然、林道に飛び出ました。こんなところで林道に出合うとは想定外でしたが、どうやらこれが正しいルートのようです。しかし、ここの林道はいったいどことつながっているのでしょうか。考えられるのは2つ目の分岐の直進方向がこの林道だろうということですが、もしも違うのなら、全然別の入口があるということになります。とりあえず、下山はこのまま林道を右へ下っていくことにして、左へ進んでみることにしました。おそらく、このまま左へ行けば大空山の南の尾根に出るはずです。


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林道はすっかり雪道でした。積雪は3~4センチといったところなので、特に問題はありません。断熱材の入っていないトレッキングシューズのテトンGTXですが、ゴアテックスが使われているので濡れて冷たくなってくるということはありませんでした。


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11:17 尾根に出ました。


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驚いたことに、この尾根には車が通れるレベルの広い道がついていました。


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なんでこんな広い道なんだろうと思いながら、右へ進んで尾根を登っていきます。


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登っていくと、広い道がついている理由がわかりました。何の施設かわかりませんが、この鉄塔を建設するためとメンテナンスのために車が通れる道をつけたのでしょう。


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11:25 鉄塔を過ぎた先に広い空き地があり、その隅に物置のような小屋とトイレが設置されていました。小屋の中には棚があったので、荷物を降ろして休憩しようと思ったのですが、陽のあたらない小屋の中は思いのほか寒かったので、早々に出ました。


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日当たりのいい空き地の真ん中は雪が溶けて砂利敷きの地面が出ていたので、折りたたみ椅子で座って休憩することにしました。


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考えてみれば、出発してからいままで一度もちゃんとした休憩をとっていません。林道の終点で立ち止まってドリンク休憩をほんの1分ほどとっただけなので、ほぼ2時間半歩きっぱなしでした。途中、尾根を登った区間を除いて林道歩きだったので、思いのほか疲れなかったようです。少し小腹が空いて来たので、行動食を食べておきました。


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気温はそこそこ低いようですが、風はほとんどなく陽射しがあるので、じっとしていても寒さは感じません。太陽が中途半端に切れてしまい写真的には失敗ですが、気持ちのいい青空が頭上に広がっていました。


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11:37 休憩を終えて出発します。大空山まで10分、富栄山まで1時間とのことですが、そんなにかかるかなあと思いつつ、歩き始めました。


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歩き始めてすぐに雪の積もったそれなりの傾斜の下りになっていて、スリップしないように慎重に下りましたが、その後は緩やかな尾根道でした。


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大空山のピークが近くなると傾斜が急になってきて、スリップダウンを喫してしまいました。といっても前のめりになって手を突いてしまっただけで、倒れこむところまでにはいたりませんでした。しかし、ショルダーベルトに取り付けていたドリンクホルダーから水筒が落ちて、泥にまみれてしまいました。きちんと奥まで差し込んでいれば簡単には落ちないのですが、中途半端に軽く差し込んだ状態だったので、落ちてしまったというわけです。自分のチョンボなので自省するしかありません。


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11:48 大空山に着きました。鉄塔の場所から約10分。あの道標は正しかったわけです。ということは、やはり富栄山まで1時間かかるのでしょう。


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自撮りだけして、すぐに富栄山に向かいます。


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雪の積もった尾根道が続きます。


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12:08 のとろ温泉方面への登山道分岐まできました。


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のとろ方面からの道に足跡はついていなかったので、どうやら今日は僕が一番乗りのようです。


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まっさらの雪道に足跡を刻みながら進んでいくと、富栄山が見えてきました。さすがにお昼なので、朝見た真っ白い山ではないのがちょっと残念です。


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山頂が近づいてくると、まだ霧氷が残っている木が登山道脇にありました。シーズン初の雪山で、霧氷にも出会えたのはラッキーでした。


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笹原が刈り込まれた展望のいい場所まで来ると、山頂はもうすぐです。


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12:29 富栄山山頂です。鉄塔から約50分でした。鉄塔のところにあった道標は、少しゆっくり目に計算しているようです。


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まずは自撮り。


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展望台の上は雪がなかったので、この上でランチにしようと思います。


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ランチの前に、背景を入れて自撮りしておきました。少し前にデジカメを取り付けられて三脚にもなる自撮り棒を購入したので、こういう写真も取れるようになりました。


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ランチはいつものラーメンです。毎度のカルパスは在庫切れになったので、代わりに魚肉ソーセージがおかずです。


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ラーメンができるまでの間、周囲を眺めて時間をつぶしました。こちらは北側。まだ少し霧氷が残っているようです。


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南東方向の白賀渓谷です。あの渓谷から登ってきました。


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南側の尾根です。右のピークが大空山だと思います。


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ラーメンが出来上がったので、おいしくいただきました。ごちそうさまでした。食事中に、男性が二人時間差で登ってきました。それぞれ単独なのかと思ったら、どうやら一緒に登って来たようです。


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食後に、もう一度展望を楽しみます。東に見えるのは泉山ですね。その右後ろに那岐山が見えています。


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反対の西側には、白くなった大山も見えていました。


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13:06 下山開始です。


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分岐を過ぎると、自分だけの足跡が残った道をたどります。


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13:33 大空山を通過します。


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13:41 鉄塔の場所まで戻ってきました。空き地の雪はだいぶん溶けてなくなっていました。


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尾根道から林道へ左折します。このあたりの雪もほぼ溶けていました。


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しかし、日陰の林道に入ると、しっかりと雪は残っていました。


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大空山の東斜面を北に向かって下っていきます。


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14:27 大空山の東斜面を大きく北側から回りこんで、朝通った2つめの分岐に戻ってきました。前方の右に上がっていく道を朝通っていったわけです。結果的に、道のない尾根を通ってショートカットすることになったわけですが、時間的には林道を歩いてもたぶん変わらないぐらいだと思います。なので、このルートで登るときは素直に林道を歩いたほうがいいでしょう。


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下山途中で、富栄山の山頂が見えました。展望台があるのがわかります。


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14:48 1つ目の分岐まで戻ってきました。


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14:59 林道入口です。富栄山山頂から2時間弱かかりました。


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下山を始めてからノンストップで下りて来たので、さすがに疲れました。もみじ平の休憩小屋で休んでいくことにします。


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甘いものが欲しくなったので、デザート用にもってきていたチョコブラウニーを食べました。疲れると甘いものがおいしく感じます。


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朝、下山時に遊歩道を歩こうと思っていましたが、疲れたし寒いしで遊歩道歩きはやめました。谷筋は冷気の通り道になっているようで、上流から冷たい空気が流れ落ちてくるような感じがして、かなり寒さかったです。


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途中、陽射しに輝く残り紅葉を映しこんで水面がオレンジに染まっていました。


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15:27 駐車場所まで戻ってきました。今回も6時間強の山行になり、けっこう疲れました。冬に向けてちょうどいいトレーニングになったかもしれませんが、そろそろ重荷を背負う山行もしておく必要があります。泊まりの山行もそろそろ計画してみようと思います。

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| 2019年11月 富栄山 | 13:19 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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思いがけずシーズン初の雪山登山: 富栄山その1 

2019年11月30日(土) 岡山県鏡野町富西谷 富栄山(1205m) 日帰り単独行 


11月最後の週末はどこに行こうかと思っていたら、なんと28日にまた腰痛を再発してしまいました。住宅の躯体検査で階段のない鉄骨足場をよじ登ったのが悪かったらしく、一段上の足場に上って立とうとしたら腰にキューッと痛みがはしり、少しの間腰を伸ばすことができませんでした。幸い、ぎっくり腰にはならず、痛みは残ったものの動くことはできたので無事に仕事を終えて帰ったものの、いすから立ち上がるたびに痛みがはしるような状態で、週末は寝たきりの可能性が出てきました。


しかし、せっかくの晴天予報の日に寝て過ごすなんてもったいなさ過ぎるということで、鎮痛剤とシップで内と外から痛みを取り去る努力を続けたところ、どうやら金曜日の夜には椅子から立ち上がっても痛みが出ないところまで回復しました。そうはいっても、登山をする場合の負荷とはレベルが違うので、とりあえず土曜日の朝の段階で調子がいいようなら外出OK、だめならあきらめて療養することに決めてベッドに入りました。


翌朝起きてみると、腰の痛みはほぼありません。中腰で何かしたりすると少し痛みが出ますが、普通に立って歩くだけなら問題ありません。ということで、登山の用意を整えて出発しました。


11月29日は寒気が入って県北の山では雪予報になっていましたが、30日は寒気が緩んで気温も標高1000mで4度ぐらいとそれほど寒くもなさそうだし、天気もわるくありません。行く先は、急登や岩場のなく腰に負担のかからない富栄山に決定です。


富栄山といえばのとろ温泉から登るルートしか歩いたことがありませんが、途中少し傾斜の急な箇所がありやや腰に負担がありそうです。そこで、今回は白賀渓谷から大空山を経由して登るルートで行くことにしました。


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このルートは白賀渓谷から林道経由で大空山の山頂近くまで行けるらしいのですが、地形図にも載っていない未知の林道です。ネットで仕入れた情報がネタ元なのであまり詳しいことはわかりませんが、大空山近くまで林道で行ければほぼハイキングのレベルですし、その後は富栄山まで稜線のルートで多少のアップダウンがある程度なので、全体的に初心者向きのルートです。なので、とりあえず行ってみることにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス L/S ハイブリッドパラマウントメッシュクルー
 ベースレイヤ: マムート アタカソジッププルAF
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: バーグハウス ライトインシュレーテッドジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
       モンベル OutDryオーバーグローブフィット
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: マムート グレイシャーパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 ソックス: クロスプロ 脚力サポートソックス for Trekking
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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天気予報は晴れで、風が6m/秒ほどあるものの気温は4度ぐらいということでした。登っているときは暑くなるとはいえ風が当たればけっこう冷えます。先日の徳島矢筈山のことを考えると防風とそれなりの保温性能が必要だろうということで、ワッフルバッキングで透湿性と保温力のあるマムート アタカソジッププルAFをベースレイヤにし、ウィンドストッパーで防風性能が高いけれど、薄手でベンチレーションがあり温度調節がしやすいマムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケットの組み合わせがよさそうだということで決めたウェアですが、これがばっちりでした。出発から下山までずっと着たままでOKでした。山行ごとに装備の記録をつけるようになって、天候に合わせたウェアの選択がそこそこ外れなくなってきました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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白賀渓谷に沿って舗装道路を上がっていくと、広い駐車場と休憩小屋のある場所があったので、車はここに停めることにしました。この先まで車で入っていくことはできそうですが、白賀渓谷をゆっくり見たいということもあったので、あまり奥まで行くのはやめました。


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ちなみに、ここには簡易水洗トイレも設置されています。


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9:00 駐車場所から渓谷沿いの道を上がっていきます。ここからが白賀渓谷の見所らしいので、歩きながらゆっくり楽しんでいくことにします。


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大きな散策マップも設置されていました。この渓谷にはヤマセミがいるということで、わりと有名みたいです。一度見てみたいものですが、簡単には出会えないと思われます。


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道は渓谷に沿ってついているので、きれいな水の流れる渓谷を眺めながらゆっくりと歩くことができます。


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カーブをひとつ曲がると、すぐに山小屋風の大きな東屋がありました。山小屋滝見と書かれた標柱がありますが、近くに滝らしいものはありません。どういうこと?と思いつつ小屋の前を通過します。


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渓谷の奥に白くなった山の稜線が見えました。昨晩はだいぶん冷え込んだようだから、きれいな霧氷がついているなと思っていたのですが、実は積雪していたのでした。


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遊歩道のほうに入ってみたい誘惑に駆られつつも、とりあえず登山を優先してそのまま林道を行くことにしました。遊歩道は帰りに歩くことにします。


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小さな滝が連なる渓谷は、ダイナミックさはないものの、倒木などもなくきれいな渓谷です。紅葉の時期はかなりよさそうなので、もう少し早い時期に訪れてみたいものです。


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9:21 もみじ平というところに着きました。道はすでに未舗装路になっていますが、ここまで荒れているところもなく、その気ならここまで問題なく車で入ってくることはできそうです。ある程度の駐車スペースもあります。僕が車を停めたところは、もともとは渓流釣り客用の施設らしく、釣り人はこのあたりまで車で入ってくるということなのかもしれません。


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9:29 もみじ平から10分もかからず林道の分岐に着きました。地形図を見る限り大空山に向かう林道はこれしかないので、これを左へ入っていけばいいはずです。ただし、地形図では林道はこの先で終わっているので、その先がどうなっているのか行ってみないとわかりません。


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林道入口の看板には、延長807mと書かれていて、おそらく地形図に載っている分の延長距離なのでしょう。もちろん、大空山までは数キロあるはずです。


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橋を渡って林道を奥へ進みます。


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落ち葉が積もっているものの、雑草が生え放題というわけでもなく、比較的よく利用されている林道のようです。


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9:44 分岐がありました。雰囲気的には左は支線で、メインの林道は直進のようです。当然ながら登山に関する道標のようなものはまったくありません。とりあえず直進してみます。


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ほんの数十メート先で道は終わっていて、右手の岩に林道の終点を示す道標が立てかけてありました。ということは、先ほどの分岐を左へ行くしか選択肢はありません。分岐まで戻って左の支線に入りました。


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分岐からほどなく、道が左へ大きくカーブしているところに、巨木が立っていました。どうやらトチノキのようです。幹周は、5mぐらいありそうな感じです。山を歩いていると時々こうした巨木に出会うことがありますが、名前のついた観光名所となっているような有名な木と違って、柵もなければ案内板もない素のままの巨木の姿をすぐそばで見られるので、こういうところで出会う無名の巨木は妙にリアリティを感じてしげしげと眺めてしまいます。


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反対側は大きな洞になっていて、だいぶ痛みが激しいようです。


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林道を登っていくと、紅葉の山の上のほうが白くなっているのが見えてきました。三段紅葉とはちょっと違いますが、植林帯の緑、紅葉の赤、冠雪の白と、彩的には三段紅葉になっていて、その上空の青まで加わって、なかなかの風景です。


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進むにつれて、林道にもススキが繁茂しているところが出始め、すこしさびしげな雰囲気になってきました。


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崩落箇所もあります。


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やがて、道端や笹の上に雪が残るようになってきました。渓谷から見た白い山は霧氷ではなく、積雪だったのかと悟りました。


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前方に見える山の木々が白くなっていますが、あの程度ならせいぜいうっすらと雪化粧しているぐらいだろうと思っていました。


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10:13 再び分岐がありました。最初の分岐を過ぎた時点で、すでに地形図には林道が記されていないので、どちらが正しいルートなのかを知る方法はありません。左の道は支線のようで、かなり荒れています。


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しかし、ちょうど正面の植林帯の中を右斜め上に上っていくように道が続いているのが見えます。


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とりあえず、そのまままっすぐ行くとどういう状況なのかを確認するために直進してみましたが、道は右にカーブした後は、等高線に沿って北向きに伸びているようです。それに、草もたくさん生えていて、とてもこの先ずっと続いているように思えません。


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GPSで現在地を確認してみると、大空山の東の標高800mあたりです。青が直進のルート、オレンジが左の支線ということになり、どう考えても左の支線が大空山へのルートと思われます。ということで、左へ進むことにしましたが、じつは正解は直進のほうだったのです。


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荒れ気味で急傾斜の支線を上って行きます。


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進んでいくと、岩がゴロゴロして、深い溝もできていたり伐採された間伐材が放置されていたりで、本当に大丈夫なんだろうかと心配になってくるような状況です。


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しかし、荒れた区間はすぐに終わって、その先は比較的きれいな林道になりました。これなら上のほうまで続いている可能性は高そうだと安心しながら上って行きました。


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やがて、路面にうっすらと積雪が出てきましたが、この程度の積雪なら霜のようなものです。


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高度を上げていくと、次第に冬山の様相になってきました。それでも、地面をうすく雪が覆っている程度なので、秋山装備でも問題はありません。


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10:33 突然林道が終わりました。マジか!?と思いましたが、どんなに周囲を見ても、道はここで終わりです。大空山の南側の尾根まで林道がつながっているというのはデマ情報だったのかと思いましたが、ここまで来てどうこう言っても始まりません。この時点では、さっきの分岐を直進するのが正解だったとは思っていなくて、ここから尾根までトレースがあるのだろうと思ってトレースを探してみました。しかし、それらしいトレースはまったく見当たりません。


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GPSで確認してみると、どうやら今いる場所は大空山に直接突き上げる尾根の途中のようです。地形図の等高線の間隔がけっこう広いので、このままこの尾根を登っていくのはそれほど難しくなさそうです。


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尾根を見てみると笹薮もあまりひどくないようなので、道なき道ではありますが尾根をたどって山頂を目指すことにしました。


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雪の積もった笹を掻き分けながら登る事になるので、モンベルの防水グローブを装着しておきました。

つづく。

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| 2019年11月 富栄山 | 18:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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