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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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一部廃道と化した中国自然歩道: 駒の尾山その3 

2019年9月7日(土) 岡山県西粟倉村大茅 駒の尾山(1280.5m) 単独日帰り 


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大海里山への分岐から先は、大海里山の西側を等高線に沿って迂回するルートなので、道はほぼ平坦で歩きやすく、崩落したり草に埋もれたりしているところもなく、本来の中国自然歩道らしい良く整備されたハイキングコースといった雰囲気でした。


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12:34 大海里山への分岐から15分ほどで大海里山南側の鞍部に着きました。ここにはベンチが1脚設置されていたので、座って休憩をとりました。この鞍部は、大海里山と駒の尾山の間にある鞍部で、地形図では東西に下る道がある十字路になっているはずですが、東側の千種町へ下る道の道標はあるものの、西側のダルガ峰林道に下る道の道標はなく、それらしいトレースもありません。少し下に草に埋もれた道のように見えなくもないところがありますが、どちらにしても廃道と化しているようです。


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休憩を終えて、駒の尾山への登りに取り掛かります。地形図を見ると、なだらかに30mほど登った後に、標高差50mほどのやや急な登りがありますが、それを過ぎれば緩やかな尾根筋なので、楽に行けそうです。


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やや急登になったものの、階段が設置されていて、あまり苦労せず登ることができました。


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急登を登りきって尾根末端の小ピークに出ました。ここから先は尾根歩きです。


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道の両側が背の高い笹薮になったと思ったら、前方に避難小屋が見えてきました。


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13:01 避難小屋前で後山からの縦走路と合流します。駒の尾山山頂は右へ少し行ったところにあります。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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13:04 駒の尾山山頂に着きました。誰もいないかと思っていたら、男女ペアの登山者が休憩中でした。お邪魔虫にならないように、ストーンサークルの反対側に行って休憩です。


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北側には、高原状に木々がまばらになったダルガ峰と、その右手前に大海里山と思われるピークが見えました。大海里山はどうせ展望のないピークだろうと思っていたのですが、ここから見る限りでは、東側に開けているようなので、東の展望はありそうです。なので、帰路は大海里山経由で行くことにします。


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ところで、大海里山やダルガ峰のずっと奥に、このあたりではぬきんでて高い山が見えます。扇ノ山でもないしなんていう山だろうと気になって、帰宅後に調べてみたら、どうやら標高1388mの東山(とうせん)という山のようです。中国地方第4位の高峰なのに無雪期に登る道がないという謎の山ですが、最近は南側の林道鞍部から1時間ちょっとで登ることができるようです。大茅スキー場の北にある若杉原生林から中国自然歩道で東山登山口となる鞍部まで行けるので、縦走してみるのもよさそうです。


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さて、遅い時間ですがランチタイムです。今日は、高速道路のPAで買って来たおにぎりです。山陽道備前ICから北上し佐用経由で来たのですが、初めて通る道ということでコンビニがあるかどうかわからず、万一のためということでPAの売店で購入したのですが、佐用市内でローソンが2件もあったので心配しすぎでした。


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御嶽山でハイマツの藪漕ぎで汚してしまったファイントラック クロノパンツですが、洗濯してもやはり松脂の汚れは完全には落ちませんでした。まあ、山で履くものですから汚れるのは当たり前で、気にする必要はありません。


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食後に、大山が見えるかどうか石の上に立って周囲を見渡してみましたが、良く晴れているものの雲が多く、空気も若干かすんでいるため、大山はまったく見えませんでした。風がけっこう強くて、雲がかなりの勢いで飛んでいきますが、そのぶん日影の無い山頂にいても暑くないので助かります。


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13:33 30分のランチ休憩を終えて、下山開始です。


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笹原の道を避難小屋へと下ります。前方に見えているのが船木山と後山です。


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避難小屋前の分岐を、来た道である左へと入ります。


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大海里山との鞍部に向けて下ります。写真は、急登だった場所の途中で、倒木が道をふさいでいたところですが、脇を通過できたので問題なしでした。


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13:57 駒の尾山と大海里山の鞍部まで下りてきました。往路と違って、岐路は大海里山のピークを経由して帰るので、直進です。


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山頂まで0.3kmとなっていますが、明確なトレースは無く、やや不安が残る道です。


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とりあえず、分岐からまっすぐ登っていきますが、徐々に傾斜がきつくなり、上のほうはちょっとした崖のような状態になっているようです。右から巻くか左から巻くか考えながら登っていくと、なんとなく左にトレースらしきものがあるように見えたので左に行ってみました。しかし、どうやら人が歩いた気配がありません。


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右のほうはどうだろうかとよくよく見てみると、ロープが設置されているのが見えました。どうやら右から巻くのが正解だったようです。


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ロープの助けも駆りながら、そこそこ急な崖っぽいところを登っていきます。


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傾斜がゆるくなるとススキの原になり、今度はトレースを探しながら進んでいきます。


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ちょっとした細尾根に出ると、トレースも少し明瞭になってきました。


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14:08 尾根を抜けた先はススキの原になっていて、そこが大海里山の山頂でした。なお、地形図には大海里山の表記はなく、三角点の記号と標高が記されているだけです。


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三角点も設置されています。


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駒の尾山から見たとおり、東側の展望が開けていました。


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東南方向には後山も見えています。


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長居は無用ということで、一通り展望を楽しんだらすぐに下山です。山頂から北に向かって進みます。


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しばらくは尾根伝いに進みますが、すぐに右手方向に下ります。トレースが不明瞭でわかりにくいので道間違いに注意です。もっとも、間違って直進しても、下った先に中国自然歩道があるので遭難騒ぎになることはないでしょう。


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緩やかな鞍部を過ぎて小ピークに差し掛かると、マンネンスギ群生地なので迂回するようにとロープと注意書きが設置されていました。小ピークがマンネンスギの群生地になっているようです。迂回といってもちょっと外側をまわるという程度で、すぐに小ピークの反対側に戻りました。


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小ピークの先はトレースもわかりやすい緩やかな下りです。


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14:19 中国自然歩道と合流しました。往路で見かけた大海里山分岐点です。


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大海里山とダルガ峰の間にある鞍部からは、往路で歩かなかったダルガ峰西側を巻く中国自然歩道を通って戻ることにします。


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大海里山西側の道と同様に楽な道かと思いきや、一部崩落箇所があり、やや面倒でした。


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道の状態も、ぬかるみあり、えぐれた場所ありで、あまり歩きやすいとはいえない状態でした。しかもそこそこ傾斜もあります。これなら、ダルガ峰経由のほうが歩きやすいかもしれません。


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14:29 ダルガ峰北の分岐点に着きました。ここから先は往路を戻るだけです。


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往路で、ダルガ峰北側の杉林の中で迷った場所に、杉の枝でおせっかいながら印を作っておきました。赤矢印の直進は×、左に進めという意味ですが、わかる人にはわかるかな。ハイキング客だったらそもそも気がつかないかもしれません。


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往路で見かけた避難小屋に立ち寄ってみたのですが、鍵がかかっていて入れませんでした。利用する人がいないのか、中で悪さをされたのかわかりませんが、避難小屋として使えなければ無意味です。まあ、林道まですぐなので、困ることはないのでしょう。


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14:46 ダルガ峰林道に出ました。休憩なしでそのまま大茅スキー場への下山口へ急ぎます。


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大茅スキー場への下山口で、少し休憩をとりました。


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アミノバイタルリフレッシュチャージというのは、初めて飲みましたが、すっぱいレモン味が疲れた体に染みました。


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さあ、ここからあの廃道と化した道を下らなければいけません。すでに5時間が経とうとしているので、そろそろ疲れてきましたが、最後に気の抜けない区間があるので、気を引き締めて行きます。


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写真もほとんど撮らずに、無心に下り続けます。


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草に埋もれかけた階段で足を引っ掛けたり滑ったりしないように気をつけながら歩くので、精神的に疲れました。


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怪しいトレースの区間が終わり、ようやく林道に出てきましたが、この道もぼこぼこに荒れているし濡れていたりするので油断は禁物です。


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湿って滑りやすいコンクリートの上を下っていると、一度ズルッと滑りました。幸い転倒はしなかったものの、濡れた岩にめっぽう弱いマムート テトンGTXでこういう道を下るときは要注意です。


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橋が消えていた渓流を渡り、再び荒み放題の林道を下ります。


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水が流れて濡れているところでは、慎重に小さい歩幅で歩きました。


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15:45 ようやくスキー場に出てきました。あとはゲレンデを下るだけです。


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出発時には誰もいなかったキャンプ場ですが、ファミリーキャンプ客が1組テントを張っていました。品川ナンバーの車だったのでちょっとびっくりでした。まさか、東京から来たわけではないんでしょうけど。


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15:52 下山完了です。5時間弱のトレッキングでしたが、2週間ぶりということもあり少し膝が痛くなり始めていました。幸い、悪化する前になんとか下りてくることができて良かったです。

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| 2019年9月 駒の尾山 | 18:10 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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一部廃道と化した中国自然歩道: 駒の尾山その2 

2019年9月7日(土) 岡山県西粟倉村大茅 駒の尾山(1280.5m) 単独日帰り 


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10:59 微かなトレースと赤テープを探しながら登っていくと、突然道標が現れました。本来は中国自然歩道に沿った場所にあるのでしょうが、現状ではなぜこんなところに忽然と建っているのという雰囲気が否めません。とにかく、正しい道をたどっているのは間違いないようなので、少しほっとしました。


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さらに10数分歩くと、再び道標が見つかりました。ここでも先ほどと同じで遊歩道の痕跡はほぼ消えていて、山中に唐突に建っているという感じでした。


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2つ目の道標から10分強歩いたあたりで斜面の勾配がきつくなり、トレースもかなり怪しくなってきました。赤テープがあってもその先がどうなっているのか見た限りではほとんどわかりません。草の葉をかきわけて踏み跡を探しながら進みます。


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急斜面を大きく左に行ってから、Uターンするように右にトラバースして小尾根に出てくると、上のほうに陽射しにあふれる林道が見えました。どうやら、ダルガ峰林道との出合いまで来たようです。しかし、この最後の斜面が曲者でした。ここに来て完全にトレースが消滅しました。しかも急斜面の草の下に木の枝やら石やらが隠れていて歩きにくいのです。


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林道が見えているので直登すれば簡単なのですがそうもいかず、とりあえず今までのトレースのつき方から考えてこうだろうと思えるルートを考えてジグザグに登っていくと、草の中に木階段が埋もれていました。これで林道まで問題なくたどり着けます。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:34 想定外の荒廃ぶりにちょっと手こずりましたが、ようやくダルガ峰林道出合いに着きました。標高差で約400mなので、1時間もかからずに出られるだろうと思っていましたが、1時間15分ほどかかってしまいました。ここまで立ったままドリンク休憩をとっただけだったので、日陰に座ってやっと大休止を取ることができました。


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10分ほど休憩して出発しました。ここからは林道を少し歩いて、ダルガ峰登山口から再び中国自然歩道に入ります。ちなみに、ダルガ峰林道に出て来たところの反対側に支柱だけ残った壊れた道標があり、そこから斜め上に上って行くようなトレース跡がありますが、林道を行くのが正しいルートです。


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林道を3分ほど歩くと、ススキの原が広がっていました。まだ穂は開いていませんが、もう少しすれば秋らしい高原の風景が楽しめることでしょう。


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11:50 ダルガ峰林道出合いから5分で、案内板のあるダルガ峰登山口に着きました。ただし、ここには中国自然歩道の案内図があるだけで、駐車場もないし登山口を示すようなものは何もありません。もう少し先に公衆トイレがあるらしいので、おそらく駐車場もあるのでしょう。


ダルガ峰から駒の尾山への縦走をするのなら、大茅スキー場からではなくここをスタート地点にしたほうが楽だし、気持ちのいいトレッキングができると思われます。スキー場からダルガ峰林道出合いまでの区間は荒廃しすぎていてほとんど廃道といってもいい状態なので、物好きでない限り避けたほうがよさそうです。


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ダルガ峰林道から中国自然歩道をダルガ峰に向かって進みます。大茅スキー場からダルガ峰林道出合いまでの区間と比べると明るく開放的な道ですが、あまり利用されている雰囲気はやはりありません。


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クマ出没注意の看板もあります。


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途中、右手に避難小屋がありましたが、帰りに寄ってみようと思います。


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よく整備されているとはいえないまでも、広く歩きやすい道が続きます。


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11:59 林道との交差点の先は階段を上って先に進みます。


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このあたりは広く比較的平坦な場所ですが、林業には利用されていないらしく、切り残されたようなスギがちらほら立っている以外は、背の低い広葉樹がパラパラとあるだけの殺風景な雰囲気です。こういう平坦な場所ほど大型重機で効率のいい伐採ができるので林業適地のはずですが、なぜ利用されていないのかなぞです。


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ほぼ山頂と思われるところまでくると、駒の尾山まで2350Mという道標が建っていました。ダルガ峰はどこに行ったんだと思ったものの、GPSで確認するとまだ山頂には到達していません。とりあえず、ダルガ峰山頂から駒の尾山まで縦走路がつながっているので、道標の示す方向に進むことにします。


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ところが、トレースをたどっていくと20mほど先で消えていました。赤テープもあるので間違っているとも思えませんが、どう見てもトレースは消滅しています。


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道標のところまで戻ってもう一度先をよく見てみると、すぐ先で左に分岐するようなトレース跡らしきものがあるのに気がつきましたが、その先は倒木にふさがれています。先ほど進んだのは右方向ですが、あきらかによく踏まれているのは右方向です。


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倒木にふさがれている左方向の先がどうなっているのか、右方向に進んで倒木の先端から左へ回り込んでみると、しっかりしたトレースが残っていました。


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どうやら本来のトレースが倒木にふさがれたので、右から倒木を回り込むようにして迂回路ができたのですが、迂回部分の入口が不明瞭なので、直進するとトレースが消滅するということになってしまったようです。


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倒木を迂回して進んでいくと、すぐに道標があり安心しました。道標のすぐ先でちぐさ高原スキー場への道を左に分け、そのまま直進します。


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2分ほど行くと、地形図には載っていない分岐がありました。駒の尾山へは右折となっています。


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肝心のダルガ峰山頂は直進です。地形図には、ダルガ峰山頂を経由する稜線の縦走路しか描かれていないので右折するような道はないことになりますが、もしかすると崩落などでダルガ峰から先の部分が通行止めになって迂回路が設けられたのかもしれません。とりあえず、ダルガ峰山頂まで行ってみることにしました。


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ほぼフラットな道を進んでいくと、森の中の広場のようなところにダルガ峰山頂の標柱が建っていました。


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展望はまったくありません。休憩する気にもならないような場所だったので、そのまま駒の尾山に行くことにしましたが、山頂からそのまま南下する稜線の道はとくに通行禁止にはなっていないようです。なので、先ほどの分岐に戻るのはやめて、地形図に記載されている道をたどることにしました。


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ダルガ峰山頂から少し行くと、ダルガ峰南側の鞍部に向けて下ります。


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トレースはややはっきりしませんが、下草のない見通しのいい林床なので、道迷いの心配はなさそうです。道標もありました。


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鞍部まで下りてくると、道標がありました。ちくさ高原方向から降りてきたわけですが、ここで中国自然歩道が西に分岐しています。どうやら先ほどのダルガ峰手前の分岐が、ダルガ峰の西側を迂回してここで合流しているようです。


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ダルガ峰南の鞍部からは、緩やかな斜面の階段を登っていきます。


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ひと登りしたところで、大海里山と書かれた道標がありました。中国自然歩道は右に続いていますが、この道標に描かれた矢印は斜面をまっすぐ登る方向を指しています。地形図にも、1206.6mの三角点のあるピークをまっすぐ通過する道と、手前でピークの西側を迂回する道が描かれています。この三角点に大海里山という名前がついているようです。どちらでも駒の尾山に行けますが、大茅スキー場からダルガ峰林道に出るまでの区間でけっこう疲れたので、今回は西側の迂回路のほうで行くことにします。

つづく。

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| 2019年9月 駒の尾山 | 21:34 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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一部廃道と化した中国自然歩道: 駒の尾山その1 

2019年9月7日(土) 岡山県西粟倉村大茅 駒の尾山(1280.5m) 単独日帰り 


9月に入ったというのに、思っていたほど仕事が減りません。消費税増税で暇になると予想していたのに、どうしたわけなのでしょうか。とはいえ、新規着工の配筋検査は減っているので徐々に少なくなってくると思われますが、いまのところ前年並みの状態なので暇というほどではありません。


不思議に思っていたら、今日理由がわかりました。瑕疵担保保険の検査を行っている取引先の検査員が退職などで減ったので、一人当たりの検査数が増えたというのが理由でした。この先着工件数が減ることが予想されるので、当然今の段階で検査員の補充はないでしょうから、しばらくはあまり暇になりそうにありません。9月はせっかく連休が2週続くのに、はたして遠征する余力があるかどうかビミョーなところです。


さて、9月7日の土曜日に、駒の尾山に登ってきました。以前、岡山県の最高峰 後山から尾根伝いに縦走して登ったことがあるので、初めてというわけではありません。とはいえ、同じルートで登っても面白くないので、今回は北のタルガ峰からの縦走路を歩いてみることにしました。


出発は、西粟倉村の大茅スキー場です。ここからダルガ峰を経由して駒の尾山まで中国自然歩道が通じています。なんとなくがっつり登る気分ではなかったので、ゆるりと気持ちのいい縦走路をのんびりと歩きたいということで、よく整備されていてあまりきついところがなさそうな中国自然歩道ならまさにどんぴしゃだろうということで決めたわけです。


ところが、予想を遥かに超えた状況になっていた中国自然歩道にけっこう体力を削られて、考えていたよりもがっつり疲れてしまいました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスドライジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: ファイントラック クロノパンツ
 ハードシェル: マムート エアロスピードパンツ
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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酷暑が戻って来たので、暑さ対策のウェアリングで行きました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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まず最初に困ったのが、登山口がどこかよくわからなかったことです。地形図では、大茅スキー場の中からと、スキー場の少し手前から2本のルートが記されていますが、手前のルートの入り口あたりには登山口を示すような道標などは見当たらなかったので、スキー場から登ることにしました。


しかし、大茅スキー場の入口まできても中国自然歩道の入口を示すものが見つからず、とりあえずスキー場の中に入ってみると、ゲレンデを登っていく舗装路があったので適当に登っていくと、ゲレンデ途中にある大茅オートキャンプ場につきました。オートキャンプ場らしい整備された区画が道沿いにいくつかあり、一番上の区画に車を停めました。このキャンプ場は有料らしいのですが、10時前に着いたときはゲレンデ下にある管理棟らしき建物に人の気配がなく、下山して来たときも相変わらずだったので、とくに何も言われませんでした。


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改めてグーグルマップで観ても、キャンプ場内はもちろんスキー場内にも一般の駐車場らしいものはなく、一番左の茶色の屋根の建物の横に4台分の駐車場があるだけです。ネットで調べてみたところ、どうやら道の駅あわくらんどの2階に管理会社が入っていて、キャンプサイトの利用申し込みなどはそちらでやっているそうで、現地の管理棟は無人になっているようです。


ということで、知らなかったとはいえ本来はキャンプ場利用者しか駐車してはいけない場所に停めてしまったようです。幸い、下山して来たときもキャンプ場利用者は3組しかいなかったので問題はありませんでしたが、登山利用の場合は、ゲレンデ内の適当なところに停めるしかなさそうです。


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10:14 駐車場所を出発します。といってもどこへ行けばいいのかわからないので、とりあえず上に見える建物のほうへ行ってみます。


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白い建物はトイレでした。茶色の建物はなんだかわかりません。トイレはキャンプサイト利用者向けのトイレなので、水洗トイレになっていて利用可能でした。


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トイレの横から左上の木の奥に案内板らしいものが見えたので、確認しに行くことにしました。


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案内板の近くまで来ると、道標があるのが見えました。どうやら中国自然歩道の入口のようです。


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道標を見ると、予想通り中国自然歩道と記載されていました。ダルガ峰まで2100Mとなっています。


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隣には目的地である駒の尾山までのルート図もありました。この時点では、中国自然歩道として整備されているルートだから、ハイキング気分で楽にのんびり歩けるだろうと気楽に考えていました。


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道標とルート図のある場所から、スキーゲレンデをまっすぐ登っていきます。この右手にも階段状にキャンプサイトが整備されていて、車で上がってくることもできるようです。


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キャンプサイトがあるうちは道も草の生えていないきれいな状態でしたが、キャンプサイトが終わるとその先はいきなり草ぼうぼうの状態で、とても中国自然歩道という名前がついている道とは思えません。


GPSで確認してみると、地形図に描かれている道はゲレンデの端の谷沿いについているようで、今いる場所よりももっと右手になります。


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ということで、少し戻ってキャンプサイトの一番上で右に入る道(写真だと左)があったので、そちらに入ってみました。


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ところが、右に入っていくと道は谷沿いの給水施設らしいところで行き止まりでした。地形図によると谷に沿って上がっていく道があるはずですが、トレースらしいものは見当たりません。ただ、谷沿いに木々が生えていて、その下は草がなく歩きやすそうです。


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そこで、とりあえず給水施設の横から上がってみることにしました。


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道なき道を上っていくと、先ほどの草ぼうぼうの道らしいものと合流し、その先に道標がありました。結局、素直に草ぼうぼうの道を上がっていけばよかったわけで、余計な回り道をしてしまいました。中国自然歩道なんだからきちんと整備された道に違いないという思い込みに惑わされたわけです。しかし、これはまだ序の口だったのです。


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きれいな渓流に沿って上っていきます。


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10:28 コンクリート舗装された林道に合流しました。地形図に描かれているスキー場手前から入ってくるもう1本の登山道がこの林道のようです。


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コンクリート舗装の道になって、ようやく楽に歩けるなと思いながら上っていくと、なんだかずいぶん荒れている状態になってきました。たまたまこのあたりだけ舗装が傷んでいたんだろうと思いながら上っていきます。


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しかし、さらに状況はひどくなってきました。さっきまでは舗装されたコンクリートがはがれて少し道がえぐられた程度でしたが、こんどは深さ1mぐらいまでごっそりと道がなくなっています。


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工事途中で放置されたのかと思えるような状況の道が続きます。


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ついには、怪獣でも出現したのかと思えるようなめちゃくちゃな状態になってきました。


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そして、もはや道というよりも荒地といったほうが早い場所まで来ると、その先に道はありませんでした。


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土石流でも発生したのか、道がごっそり消えて、深さ5mぐらいありそうな滝つぼの前で道は消えていました。滝の向こう側には道が残っていて、道標が立っているのも見えます。


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先に進むためには上流側から巻いて川を渡らざるを得ません。伐採された木々が苔むした状態で乱雑に折り重なっているのを慎重に越えて、上流のほうへと進んでいきました。


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すぐに小さな堰堤が見えましたが、あれを渡るには足場が悪いうえに急傾斜の斜面を下りないといけないので、ちょっと無理そうです。


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そのすぐ先に川幅が狭く、立木もあり足場も比較的しっかりしている場所があったので、そこから下りて川を渡りました。


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道標のある場所で林道に戻ってきました。しかし、この先も何があったんだと思うようなぼろぼろの状態です。


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幸い、しばらく上っていくとようやく道がきれいな状態に戻りました。これでひと安心です。


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10:48 右手の斜面に階段がありました。道標も何もありませんが、立木に赤テープが巻いてあるし、GPSで確認してもどうやらここから右の尾根に上っていくようなので、この階段が中国自然歩道だと考えて間違いなさそうです。


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林道から階段を上って尾根に上がると、少し行ったところでトレースが消えました。尾根の傾斜が緩くなった場所なので木の階段も終わりました。しかし、最後の階段の先にトレースの痕跡すら見当たりません。2mほど前方の草に赤テープが結んであるものの、まっすぐ行けということなのか、曲がり角だという意味なのかわかりません。どちらかといえば右方向にトレースと見えなくもないという程度のものがあるので、とりあえず右に曲がってみました。しかし、その先はやっぱり草が生い茂るだけの状態です。あたりを見渡してみても、トレースらしいものは見当たりません。仕方がないので、さっきのトレースが消えたところまで戻り、前方に見える赤テープの方向に進んでみることにしました。


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草の中を踏み分けるようにして上って行くと、右手の草の中に埋もれかけた木階段を発見。トレースの消えたところからどういう風につながっていたのかわかりませんが、なんとか中国自然歩道に復帰することができました。


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その後も、微かなトレースと時折ある赤テープを頼りに斜面をジグザグに登っていきました。登って行くうちになんとなくわかってきたのは、中国自然歩道だけあってきつい直登箇所はないということ。登山ではなくハイキングコースというレベル設定らしく、比較的緩やかな斜面でも基本はジグザグの緩い傾斜の道になっているようです。なので、トレースがわからなくなっても、一番歩きやすそうなジグザグのルートを想定して行けば、おおむね正しい道をたどることができました。

つづく。

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| 2019年9月 駒の尾山 | 21:27 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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