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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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アケボノツツジに染まる頂: 西赤石山その2 

2019年5月12日(日) 愛媛県新居浜市 西赤石山(標高1626m) 日帰り単独行 


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10:20 三角点のある山頂から、西側の山頂に移動してきました。高さ的には三角点のほうが数m高いようですが、地形図には反映されない差なのでこちらにも山頂を示す山名板が設置されています。展望に関してはこちらの山頂のほうが明らかに上手です。


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眼下にアケボノツツジの斜面とかぶと岩が見えますが、やはりかぶと岩から西赤石山を見上げるほうが断然きれいです。


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西向きの展望が開けた場所に座って、早めのランチタイムです。今日は、ローソン特性の悪魔のおにぎりです。黒いパッケージのほうは以前に食べたことがありますが、赤いパッケージは新商品らしく店頭で初めて見つけて買ってきました。赤いほうは四川風坦々麺味のピリ辛ですが、ひりひりするようなカラスではなく、ピリッと来る程度の控えめな辛さが食欲をそそりました。辛いものを食べるとすぐに頭から汗をかいてしまう体質なので、この程度の辛さでちょうどいいと感じます。


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ランチを食べながら、目の前に広がる風景を楽しみます。登山の醍醐味はやっぱり山頂からの風景です。眼下には銅山越えへ続く稜線があり、はるか彼方に笹ヶ峰から平家平へと続くスカイラインが延びています。


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少し右に視線を移せば、笹ヶ峰と沓掛山の間に瓶ヶ森や石鎚山も顔を覗かせています。


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石鎚山系をズームアップしてみました。左の黒っぽいトンガリは西黒森でしょう。真ん中が瓶ヶ森で、右奥の台形が石鎚山です。ややもやがかっているのが残念ですが、悪くない展望です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:42 おにぎりとカフェオレで軽いランチを済ませたところで、団体さんの到着で騒がしくなった山頂をさっさと退散します。帰りは、銅山越えから馬の背経由で下ります。


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銅山越え方面からの登山者がけっこうあって山頂直下の急斜面はすれ違いで立ち止まることも多々ありましたが、急斜面を過ぎてしまえばツツジを眺めながらゆったりとした尾根歩きです。


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今咲いているのがすべてアケボノツツジなのかどうか知りませんが、薄いピンク色の花はアケボノツツジのようです。アケボノツツジは葉が出る前にピンク色の花をつけ、花に丸みがあり優しい感じがするらしいので、そのあたりが見分けるポイントのようです。


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途中、展望のいい岩の上から斜面をのぞくと、ピンク色の斜面が下まで続いているのが見えました。



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登山道脇には少し色の濃いツツジも咲いていました。花の形が丸みがなく色も濃いので、アケボノツツジではなくて別の種類のようです。


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新緑が芽吹き始めた木々のトンネルを抜けて行きます。


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このツツジも葉と一緒に花がついているので、アケボノツツジではないようです。


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アケボノツツジではなくても、青空と若葉の緑とピンクの花の組み合わせは見事な美しさです。


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1482ピークを南に下ったところで、日浦登山口へ下る登山道を左へ分けます。金属の道標がかなりさび付いていて判読不能状態ですが、トレースはついていたので、いまでも利用されているようです。


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日浦登山道分岐から少し下ると、東山との間にある鞍部にでました。東山は地形図には載っていない1392mの小ピークで、前方の裸地化した斜面のピークです。


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11:26 この鞍部から右へ下る分岐があり、銅山峰ヒュッテへの近道になっています。当初は銅山越え経由で下るつもりでしたが、銅山越え経由だと銅山峰ヒュッテで休憩しようと思うと少しわき道にそれてまた戻ることになるので、右へ下ってヒュッテに直接向かうことにしました。


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トレースはしっかりしているので、問題はなさそうです。


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はじめはゆるい下りの道が続き、楽勝かなと思ってしまいます。


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しかし、途中からけっこうな急勾配の道になり、楽勝とはいえなくなりました。


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どんどん下っていくと、2度ほど平坦な道の跡のような場所に出合います。最初は、上部鉄道跡までおりてきたのかと思ったのですが、ヒュッテへの道標もないし、トレースもついていないので違うなというのがわかります。しかし、どうみても人工的に作られた平坦な道のような地形に見えるので、鉄道がしかれる前に馬車などを通していた道の跡なのかもしれません。今度来た時には東平の資料館に寄って銅山の歴史などを勉強することにします。


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11:51 ようやく小さなケルンが積んである上部鉄道跡らしいところに出てきました。


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トレースもついているので間違いなさそうです。


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左へ進むと、すぐに右下に東平からの登山道が見えました。前回登りで使った柳谷コースです。


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見覚えのある柳谷コースと上部鉄道跡の合流点に出ました。


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もうすぐ先が銅山峰ヒュッテです。


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銅山峰ヒュッテが見えると、手前にテントが一張り設営されていました。ここで幕営する人がいるのかとちょっと驚きです。楽に日帰りできる山とはいえ、幕営してあちこち歩いてみるのもたしかによさそうです。


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11:56 ヒュッテの前に設置されているベンチで休憩していくことにしました。ここからは新居浜に街が見えるので、幕営や小屋泊なら夜景を楽しむことができるはず。そういうのんびりとした山旅もまたよしです。


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ヒュッテ前のベンチで10分ほど休憩して、馬の背コースに向かいます。


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銅山越えへの道を左に分けて、まっすぐ進みます。


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ヒュッテから5分ほどで、馬の背コースの分岐に着きました。ここから右へ下るのが馬の背コースです。直進しても登山者用駐車場に直接下ることができるようなので、今度来た時は直進で降りてみようと思います。


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馬の背コースは名前の通り馬の背中のような細い尾根の道ですが、傾斜はそれほどきつくなく、案外楽な下りでした。ただし、末端まで来ると急勾配の斜面をジグザグに下る道になるので、最後にきつい下りが待っています。


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12:34 ようやく柳谷コースとの合流点まで下りてきました。最後の下りでけっこう消耗して疲れました。



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合流点から先は、石畳の比較的緩やかな下りの道ですが、固い石畳の上を歩くので足への衝撃が強くて、緩やかな割りにかなりダメージを受けました。下りで使うのはあまりうれしくない道です。


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足の裏が痛くなりかけてきた頃、第三変電所跡につきました。朝、ここを右に入っていったわけで、もう駐車場までは目と鼻の先です。


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12:55 駐車場まで戻ってきました。朝と違ってかなりたくさんの車が停まっています。今頃山頂やかぶと岩はかなり混雑しているのかもしれません。朝早く登ってよかったと思った瞬間でした。


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歴史資料館前のトイレに立ち寄ったとき、西赤石山の山頂が見えているのに気がつきました。ここからでもアケボノツツジのピンク色が山肌を彩っているのが良くわかります。


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時間があるので、ついでに東洋のマチュピチュといわれている鉱山遺跡を見ていくことにしました。とはいえ、上から見下ろしただけではただの廃墟にしか見えません。


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長い階段を下って下から見ることにしました。


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東洋のマチュピチュというキャッチフレーズは、誇大広告だなと思います。というか、あちらは古代都市遺跡で、こちらは鉱山施設の廃墟なので、一緒にするのは筋違いでしょう。


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残念ながら、感動するようなものではないなというのが正直な感想です。


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がっかりな廃墟を見た後で、長い階段を登り返すのはけっこうつらいものがありました。

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| 2019年5月 西赤石山 | 22:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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アケボノツツジに染まる頂: 西赤石山その1 

2019年5月12日(日) 愛媛県新居浜市 西赤石山(標高1626m) 日帰り単独行 


25日土曜日は朝5時30分のアラームで一度は起きたものの、まったくもって目が覚めず、そのまま二度寝してしまい、気がついたら7時過ぎでした。この前の日曜日の扇ノ山でやたら疲れたことからして、どうやら疲れがたまっていたようです。外はいい天気ですが、真夏日になるとの予報なので、山に行ったら暑さでバテそうだし、おとなしく休養日にすることにしました。結局、三度寝をして、起きたらお昼でした。半日を無駄にしてしまったような気もしますが、昼まで寝てしまうということは間違いなく疲れていたということなので、まあ良しとします。


ということで、GWの山行レポも前回でようやく終わったので、今回はGW翌週の西赤石山のレポです。


西赤石山は愛媛県新居浜市にあり、別子銅山のあった山として有名ですが、5月になるとたくさんのアケボノツツジが咲くことでも有名です。2018年5月20日に初めて訪れたときは、すでにアケボノツツジは終わっていたので、今年こそはリベンジしようと思っていました。


GWの信州遠征からもどって、ネットで西赤石山の状況をネット検索してみると、5月8日頃に登ったときにけっこう花が咲いていたというブログ記事を見つけたので、GWの疲れがまだ取りきれていない体に鞭打って、西赤石山に行ってきました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジップ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: コーナン ネクストフォース 作業用グローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート テトンGTX

●ギア
 バックパック: ハクバ GWアドバンス ピーク25
 ストック: なし


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天気予報はしっかり晴天予報で雨の心配はないとのことでしたが、念のためレインウェアがわりのゴアテックスジャケットとダウンジャケットも持っていきましたが、まったく必要ありませんでした。1000mクラスの山では、もう防寒着は必要ない時期になりました。


夏場に使っていたコーナンの作業用グローブですが、どこかで紛失してしまったので新しいものを購入しました。夏場は作業用グローブでなんら問題なしです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




登山口の東平までは自宅からは高速を使っても2時間強かかるので、4時起きの5時前に出発。ちょっと寝不足気味でしたが、無事に7時前に登山口に着きました。


なぜにそんなに早いのかというと、晴天の日曜日でアケボノツツジのピークの時期だけに混雑必至ということで、アケボノツツジの展望場所として人気のかぶと岩が混雑する前に登ってしまおうというわけです。本当は登山口に6時着ぐらいで来たかったのですが、さすがにそれではほとんど寝られないということで、4時起きがぎりぎりでした。


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7:11 登山者用駐車場を出発します。


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第三変電所前の広場です。奥に見えている第三変電所の横からかぶと岩に向けて登って行きます。


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7:18 広場から変電所跡へ登っていきます。


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変電所跡から山道が始まります。はじめはゆっくりと登って体を慣らすのですが、今日はなんだか息苦しいような感じがあり、あまり調子が良くありません。GWの疲れが残っている上に寝不足で来たのが良くなかったようです。


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7:48 上部鉄道跡の平坦な場所まで登ってきました。


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一本松停車場というところです。すこし休憩していこうかと思いましたが、ここから先はしばらく鉄道跡の平坦な道のりなので、ペースを落としてゆっくり歩けば休憩してるのと同じようなものだろうということで、そのまま行くことにしました。


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最初の鉄橋跡を巻いて行きます。このあと、やっぱりしんどくなってきたので、鉄道跡の道の脇にはりだした小さな尾根の上で座って休憩しました。この感覚は以前にも何度かあり、休憩をとりながらゆっくり登っていけば体が慣れてしんどさがなくなることは経験済みなので、とりあえず無用な心配はしないでゆっくりすることにしました。


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しばらく休憩してから再び歩き始め、二つ目の鉄橋跡を越えます。


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鉄橋跡から3分ほどでかぶと岩への登山道分岐に着きました。この時点でしんどさがなくならないようなら中止も考えていましたが、息苦しいような感じはだいぶん薄らいでしんどさも軽くなってきたので、登山を継続することにしました。


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平坦な鉄道跡から登山道に入ると、打って変わって急傾斜の道になりますが、急がずあわてず息が乱れないようにゆっくり登ります。


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途中、倒木が道をふさいでいましたが、難なく跨いで通過できました。気がつけば息苦しさもしんどさも感じなくなっていて、体調はすっかり回復したようです。


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9:08 駐車場を出てからほぼ2時間が経過して、かぶと岩まで30分ぐらいのところまで来ると、木々の隙間から西赤石山の斜面が見えました。たくさんのアケボノツツジが山の斜面を彩っているのが見えました。どうやらほぼ満開といってもいいぐらいのタイミングで訪れることができたようです。


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西向きの斜面になるので、朝早いとかえって日が差さずに美しさも半減していたのかもしれませんが、この時間はちょうど日が差し始めたぐらいの感じで、時間的にもいいタイミングだったようです。


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9:39 かぶと岩の巨岩の上に登ってみると、アケボノツツジのピンクに彩られた西赤石山が眼前にそびえていて、見事な美しさです。


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銅山越え方面に連なる稜線の山肌にもたくさんのアケボノツツジが咲いています。


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縦構図でも撮っておきます。


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雲で陽が翳ったので、一段下の岩に移動して、陽が差すのを待って再び撮影したものがこちら。太陽の高度が少し高くなったおかげで、陽の当たり方が変わったようで、先に撮影した写真よりもいい感じになりました。陰影が少し弱まって全体的に柔らかい感じになったようです。逆に、これ以上遅くなると太陽が西赤石山の上に来て逆光になってしまうので、一番いい時間帯だったかもしれません。午後遅い時間になって右手からの斜光になったときも観てみたいものですが、さすがにそこまで時間をつぶすのは無理なので、次の機会にとっておく事にします。



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10:00 かぶと岩の上も徐々に混雑してきたので、西赤石山山頂に向けて移動することにしました。かぶと岩下の魔戸の滝方面への分岐を左に分けて直進します。


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先ほどまで上から見ていたアケボノツツジを今度は下から見上げながら登っていきます。


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青空にピンクの花が映えます。


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次第に道が急勾配になってきました。


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はしご場もあります。


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山頂直下はかなりの勾配なので、ロープも設置されています。


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10:19 西赤石山山頂です。こちらは三角点のある場所ですが、休憩中の登山者が多かったので、前回同様、少し離れた西側の山頂に移動することにしました。


つづく。


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| 2019年5月 西赤石山 | 00:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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