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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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GW登山第3弾 広大な山頂はまるで浮遊大陸: 摩利支天山(御嶽山)その4 

2019年5月4日(土) 岐阜県下呂市小坂町落合 摩利支天山(標高2959.5m) 日帰り単独行 


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12:14 もう少し山頂でのんびりしたかったのですが、あとから一人登ってきたので、狭い山頂で他人同士が顔を付き合わせているのもなんだか気まずいので、入れ替わりで下山することにしました。再び岩ゴロの稜線を渡っていきます。


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右下に見える雪原はサイノ河原です。


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サイノ河原の向こうには、御嶽山の最高峰 剣ヶ峰が見えています。


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ズームアップすると、頂上の建物がわかります。噴火したときはあの建物に避難した人たちがたくさん亡くなられたそうですが、このときは剣ヶ峰のすぐ向こう側で噴火がおこったと想像することもできないほど静かで平穏な状況でした。


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摩利支天乗越しに向けて、稜線を戻ります。往路ではちょっと緊張したところもありましたが、復路ではとくに緊張することもなく通過することができました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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摩利支天展望台の近くまで戻ってきました。展望台に登るには右から巻いて反対側から登るのが正規のツートですが、このまま左の少し低くなったところから登れそうに思えました。行ってみようかと思いましたが、トレースもついていないし、万一のことを考えておとなしく正規のルートで行くことにしました。



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12:40 展望台まで登ってきました。ちょっと風がきつくて肌寒さがありました。


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サイノ河原越しに剣ヶ峰を眺めます。2018年には約2週間剣が峰への登山が解禁されましたが、2019年は7月1日から10月16日まで規制が緩和されるそうです。登山ハイシーズンの約3ヵ月半が規制緩和されるわけで、事実上の登山解禁といえそうです。


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展望台を後にして、摩利支天乗越しへと下ります。


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岩ゴロの急斜面を過ぎて、長い雪の斜面のトラバースを通過します。クランポンをつけていない靴跡とストックのトレースが残っていましたが、左側は数百メートルは滑落しそうな雪の斜面で、よくこんなところをクランポンも付けずストックで渡ったものだとあきれます。自分は遭難しないという自信があるのかもしれませんが、いったいどういう根拠に基づいているんでしょうか。


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13:04 五の池小屋まで下りてきました。なんだか騒々しいなと思ったら、どうやら小屋開けがはじまったようで、発電機がうなりをあげていました。登ってきたときと同じ場所で休憩しようと思っていたのですが、その場所に発電機が置かれていたので、うるさいし臭いしでとても休憩する気になれません。とりあえず、積んである材木をテーブル代わりにしてアックスとストックを入れ替えて下山の準備だけして、場所を変えることにしました。


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13:16 仕方がないので、飛騨頂上にある祠の風下側に座って風を避けながら休憩しました。残っていたおにぎりを食べて、カフェオレを飲みながらゆっくりしていましたが、だんだん寒くなってきたので下山することにしました。


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祠を表側に回りこんで、登山道に向かいます。


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13:34 登山道に出ました。濁河温泉まで150分との表示がでているので、下山は16時頃になりそうです。


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下山は踏み抜きとの戦いです。雪が緩んでうかつに歩くとすぐに踏み抜いてしまうので、トレースを確認しながら慎重に足跡をたどっていくのですが、足跡をちゃんと踏んでも踏み抜いてしまうこともあります。


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14:12 のぞき岩避難小屋で、12本爪クランポンを4本爪クランポンに交換しました。歩きやすくなったものの、緩んだ雪の斜面ではずるずると滑るので、場所によっては半分ずり落ちながら下りました。


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14:53 湯ノ花峠を通過します。


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15:39 旧登山道との分岐を過ぎたあたりで4本爪クランポンをはずし、雪のなくなった登山道を下って、やっと登山口まで戻ってきました。予想よりも20分ほど早く着きました。登山口にある排水路でクランポンや泥で汚れた靴などをざっくりと洗っておきました。


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洗った装備をすこし陽に当てて乾かした後、登山口からすこし下にある市営露天風呂で汗を流しました。ちなみにこの風呂は名前の通り露天風呂しかなく、場合によってはちょっと寒いかもしれません。露天風呂ですが、いちおう洗い場は4つあり(男湯の場合)、シャンプーとボディーソープは備え付けで、シャワーもありました。ただ、ちゃんとしたお風呂でがっつり洗いたいという人は、湯元館などでお風呂に入ったほうがいいかもしれません。


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帰路は、来た道を戻って中津川から中央高速に乗るか、下呂市方面に抜けるかですが、来た道を戻っても面白くないし、下呂市方面に抜ける県道441号から御嶽山の眺めがいいらしいので、下呂市へ抜けるルートで帰ることにしました。


高速に乗ってからどこかのPAで寝るつもりでしたが、途中で睡魔に勝てず道の駅美濃白川で車中泊し、連休最終日の渋滞を避けるために翌朝早くおきて東海環状自動車道の美濃加茂ICから高速に乗りました。いちおうナビに従ったルートでしたが、自宅に戻ってからもう一度調べてみると、どうやら飛騨高山に抜けて東海北陸道に乗ったほうが早かったみたいです。しかし、方角的に岡山へ帰るのと逆方向の北に行くことになるので距離的に遠回りだし、ナビは道路状況で推奨ルートが変わるので、そのときになってみないとどういうルートがいいのかわかりません。とりあえず、急いでいたわけでもないし、国道41号線はよく空いていて走りやすかったので結果オーライでした。

おわり。

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| 2019年5月 摩利支天山(御嶽山) | 21:41 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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GW登山第3弾 広大な山頂はまるで浮遊大陸: 摩利支天山(御嶽山)その3 

2019年5月4日(土) 岐阜県下呂市小坂町落合 摩利支天山(標高2959.5m) 日帰り単独行 


19日の日曜日は鳥取県の東端にある扇ノ山に行ってきました。姫路公園登山口からだと山頂まで約1時間で登れてしまうお手軽な山ですが、標高は1310mと中国山地の山としてはそこそこの高さがあります。そのためか、登山道はけっこうな急登が続き、短時間の登山でしたそれなりに疲れました。


今朝は天候の関係で仕事がキャンセルになり、お昼近くまでゆっくり寝ることができました、10時間も寝たというのに起きたときの疲労感はかなりハードな山行をしたときと同じぐらいのもので、ちょっとびっくりでした。睡眠時間が5時間半ぐらいで少し寝不足気味だったし、岡山から片道3時間強かかるのでドライブ疲れというのもあったかもしれませんが、それにしてもという感じです。もっとも、起きてからしばらくすると疲労感もだいぶん軽くなってきたので、寝すぎたのも原因だったのかもしれません。なんにしても、山行の翌日が休みになってよかったとつくづく思いました。


さて、そろそろ旬をはずれてしまいつつあるGWの山行記録をさっさと片付けておきたいと思います。御嶽山の続きをどうぞ。


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五の池小屋についてすぐに目に留まったのが冬季避難小屋の入口でした。五の池小屋の屋根裏が避難小屋として開放されているのですが、見てのとおり入口がアルミサッシの引き戸になっていて、状況によっては凍り付いて開閉できなくなることもあるようです。避難小屋を当てにしてテントやツェルトを持たずに来るとやばいことになりかねません。おそらく、枠の部分をたたけば開くようになるなるとは思いますが、壊したり窓を割ったりしないように注意が必要です。なお、内部にトイレはないみたいです。また、写真の左側にわずかに見切れて移っている建物が外トイレですが、入口が閉ざされていて雪に埋もれていたので冬季の使用はできないようです。


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小屋前のテラスは雪に埋まっていましたが、一部ベンチ代わりになる板が露出していたので、荷物を降ろして大休止をとりました。目の前には雪原となった五の池の先に摩利支天山へと続く稜線が見えています。まだ10時半なのでランチにするには早すぎるのですが、小腹が空いてしまったので、ランチ用のおにぎり2個のうち1個を食べることにしました。ついでに、カフェオレを作って飲んだりもしたので、40分ほどの大休止になりました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:15 お腹も満たされ、しっかりと休憩もとれたので摩利支天山に向けて出発します。まずは、目の前に見える稜線をひたすら登ってきます。


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なだらかな雪の稜線を登っていきます。ハイマツが見えているあたりを歩くと踏み抜くので、少し離れたところを注意深く歩いていきます。


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右手の遥か彼方に見える雪をかぶった高峰は、白山です。


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振り返れば、五の池小屋の背後には継子岳とそれに連なる稜線が見えています。その様子は海に浮かぶ島のようにも見えます。


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なだらかな雪の稜線歩きが終わり、岩ごろの斜面のトラバースが始まりました。クランポンで岩ごろの道を歩くのは厄介ですが、爪を引っ掛けたり滑ったりしないように気をつけながら登っていきます。


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時折雪道になったりするので、こういうときはかえって歩きやすくほっとします。


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途中でドリンク休憩のために立ち止まり、再び背後を振り返ってみると、さっき見たときよりも視界が広がって御嶽山の北部が俯瞰で見えるようになっていました。さっきは海に浮かぶ島のような感じでしたが、今回は下界が広く見えているので、空に浮かぶ大陸のようにも見えます。まさに浮遊大陸といった趣です。


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継子岳の背後に、乗鞍岳、そのまた背後には北アルプスの峰々が連なっています。


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11:44 けっこう傾斜のきつい斜面を登りきり、摩利支天越えに出ました。


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ここを乗越して反対側におりれば剣ヶ峰方面にいけますが、摩利支天山は右手方向に稜線をたどります。


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摩利支天乗越しからは、今まで見えなかったサイノ河原とその先にそびえる剣ヶ峰の姿が見られます。本当に空に浮かぶ大陸のようです。


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摩利支天乗越しから摩利支天山方向には、すぐ先にちょっとした岩山のようなピークがありますが、そこが摩利支天展望台になります。摩利支天山には、展望台には登らず、左側からすそを回りこんでいきます。


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展望台の下を回りこんでいくと、摩利支天山に続く稜線が見えてきます。この時点ではどこが摩利支天山なのかわかりませんが、おそらく2つ並んだこぶ状のピークの左側、奥に見えるピークが摩利支天山なんでしょう。


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展望台を過ぎて稜線に登るところで、5mほどの高さの雪壁を登ります。下から見るとちょっとビビリますが、雪も柔らかくなってきているので、ちゃんとステップが作れて足場も安定しており、見た目ほどの怖さはありませんでした。ちなみに、左手はサイノ河原まで100mほどの雪の斜面になっていて、滑ったら止まらなさそうですが、途中にやばそうな岩や立木は見当たらないので、命にかかわるほどの大怪我を負う可能性は低そうです。


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雪壁を登りきると、高低差のあまりなさそうな稜線が続いています。


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展望台下から見えた2つのこぶ状ピークの手前に差し掛かると、けっこう大きな岩が積み重なったような状況で、これをまっすぐ越えていくのは大変そうです。落ち着いてルートを探してみると、どうやら右側から巻くようにすれば行けそうです。右のほうに回りこんでいくと、夏道らしきトレースも雪のないところで少し見られるので、夏道も右側を通っているようです。地形図を見ると、逆に左側の崖を通っているみたいに道が描かれていて、ずいぶん適当なんだなと思ってしまいます。


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最初の岩山ピークを越えると、摩利支天山ピークと思しきピークがすぐ近くに見えました。しかし、そこまでの稜線がけっこう岩ごろで、クランポン装着の状態で歩くにはちょっとめんどくさそうです。そうそう楽に登頂させてはくれないみたいです。


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12:08 摩利支天山に登頂できました。狭い岩ごろの山頂でくつろげるスペースはありませんが、幸い誰もいないので助かりました。


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とりあえず、自撮り。


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誰もいないし時間もあるしということで、少し離れた岩の上にカメラを置いて、登頂記念写真っぽいのも撮ってみました。


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写真を撮りえ終えてから、ようやく岩に座ってゆっくりすることができました。目の前には剣ヶ峰がどっしりと構えています。摩利支天山と100mほどの標高差しかありませんが、ずいぶん高く見えます。やはり3000m峰にはそれなりの風格があるのかもしれません。


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白山も心なしか視線より低くなったような気がします。もっとも、実際に標高も白山のほうが250mほど低いので、当然といえば当然です。


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継子岳の彼方に見える乗鞍岳や奥穂高岳などは目線より高く見えます。やっぱり3000m峰はさすがです。

つづく。

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| 2019年5月 摩利支天山(御嶽山) | 23:36 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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GW登山第3弾 広大な山頂はまるで浮遊大陸: 摩利支天山(御嶽山)その2 

2019年5月4日(土) 岐阜県下呂市小坂町落合 摩利支天山(標高2959.5m) 日帰り単独行 


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4本爪クランポンを装着したおかげで、凍結した部分もまったく気にせずガシガシ登っていけるようになりました。登山道にだけ踏み固められて凍結した雪が残っているのが常態化してきたので、クランポンがあるのとないのとでは大違いです。


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途中、このような案内板が設置されていました。初めて通る道なので、こういうことが書かれていると気の弱い人はけっこうびびるかもしれませんが、実際に歩いた限りではそういう場所はなかったというのが正直な感想です。


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7:49 七合目を通過します。七合目と彫られた石の後ろには、鉄骨で守られた祠があります。背後には家一軒ほどもある巨岩が並んでいました。


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七合目の背後に並んでいた巨岩を回り込んでみると、まるで意図的に並べられたかのように巨岩が連なっていました。


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なかでも圧巻だったのが、ジョーズ岩と名づけられたこの岩。サメの鼻先のような鋭さで2階建ての家ぐらいの大きさがあり、かなりの迫力でした。


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ジョーズ岩を過ぎて登っていくと、このような道標が目に留まりました。番号がかいてあり、15/42となっているところをみると、登山口から山頂まで一定間隔で設置されているようですが、ここまでにこんな道標を見た記憶がありません。どういうことだろうといぶかしく思いつつ、山頂までまだ29枚もこの道標を数えることになるのかと思うと、ちょっとがっくりです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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8:08 15番の道標から4分で湯の花峠に着きました。谷沿いの斜面を登ってきた道が、ここで尾根上にでてきました。右側に硫黄の臭いがする深い渓谷があり、崖になっているので展望があります。


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湯の花峠からの御嶽山です。


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湯の花峠は標高2103mで、先ほど見かけた番号付きの道標は16番でした。


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濁河温泉まで1.7kmということは、登山口から100mごとに1枚の番号付き道標が設置されていることになります。15番の道標からここまで4分かかっていて、山での登りの歩く速度は時速1.5kmをぐらいなので、計算すると4分で100mということになり、まさに100mに1枚設置されているようです。もっとも、この後もあまり見た記憶がないので、ちゃんと42枚設置されているかどうかは不明です。


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湯の花峠から15分ほど登ったところに蛙岩というのがありました。確かに大きなガマ蛙のように見えます。ただし、口と目は描かれたものです。


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8:45 標高2270m地点で胡桃島キャンプ場からの登山道が左から合流しました。トレースの痕跡は見当たらなかったので、この時期に胡桃島から登山するをする人はいないようです。


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8:57 のぞき岩に着きました。名前から巨岩でもあるのかと思っていましたが、登山道脇にちょっと盛り上がった岩があって、少し展望が開けているという程度でした。


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のぞき岩の反対側には、避難小屋が設置されています。最初、通信施設か何かだと思っていたのですが、休憩のために近づいたらドアに「のぞき岩避難小屋」と書かれていたので、ようやく避難小屋だとわかりました。


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鉄製のコンテナボックスをそのまま利用した避難小屋になっていて、背後に冬季用入口がつけられていますが、それ以外はまったく手付かずのコンテナボックス状態です。もちろん、水場もトイレもありません。


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どういうわけか屋根だけはコンパネが張られていて、夏の暑さ対策なのかもしれません。鉄板の屋根のままだと、夏はオーブンのような状態になるでしょうから、コンパネなど断熱処理をしておかないと利用できませんが、コンパネの上に断熱材がはいっているかどうかは不明です。コンパネだけだと断熱効果はそれほど期待できないかもしれません。


夏も大変でしょうが、冬には冷蔵庫の中にいるような状態になりそうです。床まで鉄板ですから室温は外気温と変わらないでしょうし、悪天候から逃げ込んできても風が当たらないだけましという程度かもしれません。



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9:32 標高2500mあたりまで来ると、木々の高さも低くなり山頂がようやく見えるようになって来ました。


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太陽が高くなって雪が次第にゆるくなってきました。このまま4本爪クランポンでも行けるかもしれませんが、雪の表面が緩んで滑りやすくなってきたので、このあたりで12本爪クランポンに付け替えることにしました。


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休憩をかねて12本爪クランポンを装着し、再び雪の斜面を登っていきます。てっきり、正面に見える雪の斜面を直登するのかと思っていたのですが、トレースは右のハイマツ帯のほうへ方向を変えていました。


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御嶽山の頂を正面に見ながら、ハイマツ帯の斜面を斜めに突っ切っていきます。


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踏み抜いた跡がそこかしこにあるトレースですが、この時間はまだなんとか雪が締まった状態で、大きく踏み抜くことはあまりありませんでした。


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どうやら先に見える鞍部に向けて登っていくようです。



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ちょっとした岩場の下を通過します。ここを過ぎればほとんど着いたも同然です。



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小屋が見えてきました。


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10:32 五の池小屋に到着です。登山口から約3時間45分かかりました。コースタイムが3時間50分なので、おおむねコースタイムどおりでした。登山者は誰もいなくて、静かな飛騨頂上でした。


つづく。

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| 2019年5月 摩利支天山(御嶽山) | 18:32 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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GW登山第3弾 広大な山頂はまるで浮遊大陸: 摩利支天山(御嶽山)その1 

2019年5月4日(土) 岐阜県下呂市小坂町落合 摩利支天山(標高2959.5m) 日帰り単独行 


GWの疲れも取れぬまま、12日は愛媛県新居浜にある西赤石山に登ってきました。アケボノツツジで山頂付近がピンクに染まることで人気の山で、花の時期には混雑必死ですが、今を逃すとまた来年になってしまうので、少しでも混雑を回避できるように早朝から登り、なんとか混雑する前にきれいな風景を楽しむことができました。昨年5月20日に登ったときはもう花が終わっていたので、見ごろはこの数日だと思われます。


さて、GW山行の第3弾は、御嶽山です。2014年9月27日に突然噴火が起こり、58名の犠牲者を出したことで知られる山ですが、現在は噴火地点である剣ヶ峰付近の立ち入りは制限されているものの、そのほかのところは登山可能になっています。最高峰である剣ヶ峰に登れないのは残念ですが、2番目に高い摩利支天山には登れるので、岐阜側の登山口である濁河(にごりご)温泉からアプローチすることにしました。


焼岳登山のあとに中の湯で汗を流してから、御嶽山を目指します。どこか近場の道の駅で車中泊することにしたのですが、問題は飛騨高山市経由の西回りで行くか、木祖村経由の東回りで行くかです。飛騨高山経由でも木祖村経由でも、宿泊予定の道の駅まではほぼ等距離の70km弱で、所要時間も約1時間20分とほぼ同じです。


飛騨高山経由の場合、道の駅ひだ朝日村に宿泊すれば濁河温泉まで約30kmで、グーグルナビだと40分ほどで行けるようなのですが、途中の県道435号から441号へ抜ける道は冬季閉鎖されているらしく、そうなると435号でチャオ御岳スキー場経由になるので、距離39km、所要時間52分となります。


一方、木祖村経由なら、道の駅三岳に泊まり、そこから濁河温泉まで約1時間です。距離は約45kmと少し遠いのですが、道がいいようで運転は楽そうです。


結局、木祖村経由で道の駅三岳へ行くことにしました。理由は、木曾福島のあたりにコンビニもあるしイオンもあるので、何か必要な場合買い物ができるということでした。飛騨高山経由でも途中にコンビにもあるしスーパーの一軒ぐらいはあるでしょうが、肝心の道の駅ひだ朝日村周辺にはグーグルマップで見た限りでは何もなさそうだったので、利便性をとったというわけです。もうひとつ言えば、安房トンネルの通行料が必要ないということもありました。


中の湯から木祖村への途中でそばを食べ、木祖村から国道19号線に出てしばらく走ったところにあったセブンイレブンに立ち寄り、少し買い物をしてから道の駅三岳に向かいました。


このあたりには国道19号線沿いに道の駅がいくつかありますが、なぜ三岳を選んだかというと、国道19号線から外れていて混雑しないからです。国道沿いの道の駅は混雑するし、ひっきりなしに車の出入りがあるばかりか、下手をするとトラックがエンジンをかけっぱなしで休憩したりするのでうるさいのですが、三岳は大型車が入るような大きな道の駅ではないし、御嶽山に向かう県道沿いにあるので車の数も少ないというメリットがあります。トイレもきれいだし、静かでいいところでした。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: アイベックス ウーリーズ150ロングスリーブ
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: モンベル トレールアクショングローブ
        モンベル OutDryオーバーグローブフィット
 キャップ/ハット: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: バーグハウス メリノウール200タイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスグレイシャープロパンツ
 ソックス: ハリソン 総パイルクライミングソックス
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: バーグハウス ハイパー 22
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 ヘルメット グラビティリサーチ アルパインヘルメット
 ワカン: なし
 アックス: カンプ カシン Xライトアッズ
 クランポン: ペツル サルケンLLU
 テント: なし
 寝袋: なし
 マットレス: なし
 ハーネス: なし



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装備は、焼岳のときとほぼ同じです。違うのは、上下ともドライレイヤがなく、アッパーのベースレイヤがアイベックス ウーリーズ150ロングスリーブにかわったことと、カモシカスポーツで購入したソックスを使ったことぐらいです。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




濁河温泉の登山口である小坂口に着いたのは、午前6時過ぎでした。チャオ御岳スキー場まで比較的走りやすいいい道でしたが、スキー場から先はそこそこの山岳路で、スピードも上がらず慎重な運転になりました。


駐車場に停めた車の中で準備をしていると、30代ぐらいに見える男性が来て窓をノックしました。登山口からの登山道が以前とは別のルートに付け替えられたらしいので、どうせ道の状況でも聞きに来たのだろうとげんなりして、無愛想に「何ですか?」と応対したら、なんと救助隊の人でした。安全登山のキャンペーンかなにかで、火山のハザードマップのようなものとウェットティッシュを渡されて、気をつけて登ってくださいといわれて失敗したなと思いました。おそらく、オレだって初めて来たんだから道のことなんか知るもんかといわんばかりの不機嫌そうな顔をしていたと思うので、あの時は大変失礼しましたと、この場を借りてお詫びしたいと思います。


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ちなみに、登山道ルートの変更に関しては、大きな案内板があるので見落とすことはないと思います。これを見落とすようなら、注意力散漫すぎて危険なので登山はやめたほうがいいでしょう。


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6:48 登山届けも出して、準備も完了して、出発です。車は他に5台ほど泊まっていただけでした。


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新しい登山道は、アスファルト道をそのまま登っていきます。


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すぐに、左に入る分岐があります。もともと森林散策の道らしく、途中まで散策路を進みます。


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5分ほど歩くと、登山道は右に分岐します。


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分岐から先は、新しく作られた道らしく、地面が落ち葉で柔らかく、まだあまり人が歩いていない雰囲気が濃厚です。


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下草のない針葉樹の森の中を進んでいきますが、傾斜があまりないので登山というよりも森を散策しているような雰囲気です。


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7:17 登山道が左へ分岐している地点に来ました。直進は通行止になっていたので、てっきりここが旧登山道との合流地点だと思ったのですが、あとでGPSのトラックデータで確認すると、仙人滝のすぐ近くで、旧登山道から分岐してきた道との合流点でした。旧登山道との合流点は、ここから8分ほど行ったところでした。あいにく、写真は撮っていません。



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旧登山道との合流点から先は凍結した雪が道を覆うようになったので、10分ほど登ったところにあった平坦な場所で4本爪クランポンを装着しました。もちろん、12本爪も持ってきていますが、まだ土がでているところもあったりするので、山頂近くまでは4本爪で行くことにしました。


つづく。


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| 2019年5月 摩利支天山(御嶽山) | 21:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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