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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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GW登山第2弾 積雪期のみ登れる焼岳最高点: 焼岳南峰その2 

2019年5月3日(金) 長野県松本市安曇 焼岳(標高2455m) 日帰り単独行 


GWの山行から戻って5日目だというのに、いまだに疲労感がとれません。体力が落ちたのか、単に回復力が衰えてきたということなのかわかりませんが、日帰り山行を2日続けてやっただけなのにこんなに尾を引くのかと、愕然としてしまいます。歳も歳なので当然といえば当然なんでしょうが、いまからでもトレーニングで体力を回復できるのなら、ちょっとまじめにトレーニングしてみようかと思います。


それでは焼岳山行の続きです。


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焼岳南峰に突き上げる斜面を一歩づつ登っていきます。


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山頂直下までは一枚バーンの斜面を直登します。


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30分ほどでようやく雪の斜面を登りきり、尾根に出ました。しかし、まだ雪の斜面は続きます。


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登り詰めていくと、ようやく雪のない尾根が出てきました。ここから雪のない尾根を歩く人もいますが、とりあえず雪の上をいけるところまで行くことにします。


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右手には山頂直下から煙を噴き上げる北峰が、目線の高さに見えるようになって来ました。


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雪の斜面が大きくへこんでクラックもできている場所の下まで登ってきました。ここだけえぐられたようになっているのは、雪崩たのかもしれません。ここを越えていくのはちょっとリスキーな感じなので、ここでクランポンをはずし、雪のない尾根のほうへ移ることにしました。


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雪のない尾根に移りましたが、もともと南方は無雪期には立ち入り禁止になっているので、登山道はありません。


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それなりの人数の登山者が歩いているのにトレースができていないところをみると、雪がなくなって登山者が歩く時期が短く、数も多くないので、傷んだ部分が回復するだけの時間が十分あるということなんでしょう。とはいえ、できるだけ植物のないところを歩くように気をつけながら登りました。


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8:52 山頂に着きました。この時点ではまだ展望がないので、やっと着いたかという程度の感想しかありません。


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しかし、展望が広がるとその素晴らしさにおもわず声がでました。穂高連峰の迫力ある姿が目に飛び込んできました。奥穂高岳の左後方には南岳から槍ヶ岳へと続く3000mの稜線が続きます。


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左手には抜戸岳と笠ヶ岳が奥穂高岳と前穂高岳の吊り尾根とよく似た雰囲気でそびえています。


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無雪期の登山道が通っていると思われる場所には案内板のようなものが設置されているのが見えます。


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北峰を見下ろす末端まで来ると、北峰直下から噴出している煙がよく見えました。


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北峰とその後の穂高連峰を入れて記念撮影。G7Xmark2にしてからモニターを見ながら撮影できるようになったので、何枚も撮り直さなくてすむようになりました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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ブーメラン型の細長い南峰山頂の東端から西端に移動します。


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西端まで来ると、岩に井上昌子と黄色いペンキで書かれていました。遭難者の名前でしょうか。


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西端から北峰方向を見ると、東端でみたときより北峰の存在感が小さくなって、むしろ穂高連峰の迫力が増したような気がします。


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南峰西端からさっきいた東端を振り返ると、さきほどま自分がいた場所に別の登山者がいて、なかなかいい感じの画になりました。


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南を見ると乗鞍岳が圧倒的な存在感です。明日は乗鞍岳でもいいなと思ったのですが、日帰りで登れるのか調べてみたことがないし、積雪期は基本的に乗鞍スキー場からリフト利用ということになるみたいなので、もう少しちゃんとルート等を検討してから登ることにします。無雪期はバスで登れる山なので、いまのところ積雪期の登山しか興味がないということもあります。


じっとしていると寒くなってきたので、風の弱くなる南側斜面の少し下ったところに座って昼食をとったあと、ふたたび山頂にもどりました。


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改めて穂高連峰を眺めます。何度観ても見飽きないその姿にいつまでも見入ってしまいます。


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奥穂高岳の左奥には南岳から中岳、大喰岳、槍ヶ岳へと続く稜線が見えています。


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さらにその左には西鎌尾根の背後に丸っこい山容の頂が見えていますが、野口五郎岳でしょうか。


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その左には西鎌尾根のつながりで台形の樅沢岳、鞍部を挟んでさらに長い台形の双六岳、そしてその鞍部の奥に鷲羽岳と水晶岳も見えています。


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そして、一番左の端には笠ヶ岳。焼岳は、北アルプス南部の名峰が一望できる最高の展望台でした。


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おっと、右端には大正池を挟んで正面に見える一番近い霞沢岳を忘れてました。


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9:39 まだ午前中ですが、そろそろ下山することにします。


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雪のない尾根を下り、雪渓に出たところでクランポンを装着し、急勾配の雪の斜面をガシガシ下ります。


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雪の斜面を下りきって平坦になったところで、穂高岳を背景に記念撮影したのですが、立ち位置が奥穂高岳にかぶってしまい残念な結果に。


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トレースがなかったら確実に迷いそうな森の中を下っていく途中、やっぱり違うルートに進んでしまいました。


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1972ピークを登り返して下っていくと、左へ行かなければ行けないところを右へ進んでしまいました。といっても、トレースをたどって歩いていたので決してまったく違った方向に進んだわけではありません。トレースの分岐に気がつかなかったようで、何も考えずに右方向のトレースをたどったわけです。


しばらく下るとトレースが丁字路のようになっていて、なにかおかしいと気がつきました。右へ行くべきか左へ行くべきか。GPSを確認してみると、登りで歩いたルートの西側にいることがわかり、いつの間にかルートを外れていることにやっと気がつきました。とすると、ここは左へ行かないといけないわけです。


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左方向に進んでいくと、やっと見覚えのあるルートに合流できました。合流地点はちょっと急な坂道の始まる場所だったので、登山者があえて急坂を迂回するルートとして歩いたトレースだったようです。それにしても丁字路の反対方向に向かうトレースはどこに向かっていたのでしょうか。


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11:46 駐車場に戻ってきました。ちなみに、この旧道で通行できるのはここまでで、駐車場のすぐ奥のところで通行止めになっています。しかし、知らずに上がってきた車やバイクが何台も引き返していました。入口あたりに通行止めの案内が出ていたような気がしますが・・・


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着替えを終えたら少し下ったところにある中の湯で入浴しました。ちょうど日帰り入浴が12時からだったので、空いていました。男湯からは穂高岳が見えるので、山を眺めながら気持ちのいい入浴を楽しむことができました。展望がよくきれいで入浴料700円とそれほど高くもないので、お勧めの温泉です。ただし、日帰り入浴の時間は12時から17時までと比較的短いので、要注意です。
 
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| 2019年5月 焼岳 | 22:13 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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GW登山第2弾 積雪期のみ登れる焼岳最高点: 焼岳南峰その1 

2019年5月3日(金) 長野県松本市安曇 焼岳(標高2455m) 日帰り単独行 


5月2日、塩見岳をめざしながらわずか2時間で撤退して鳥倉ゲートまで下りてきたのが、まだ朝の9時過ぎでした。どうしたものかと考えましたが、荷物を降ろしてしまうと腰の痛みは楽になり、動くのにどうやら支障はなさそうです。


であれば、最小限の荷物で登れる山に行ってみるかと、いろいろと考えました。


まず考えたのが、近いところで北沢峠から仙丈ヶ岳。長衛小屋はGWは素泊まりのみということなので、おそらく年末年始と同じように空いていると思われます。なので問題なく泊まれるでしょう。しかし、入山者は決して少なくないので、歌宿まで運行するバスはそれなりに混雑します。GWに公共交通機関を使わないといけない山はできれば避けたいということで、この案は却下。


それでは、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根はどうでしょうか。公共交通機関を使わずに登れて余り混雑しない上に営業小屋があって荷物が少なくてすむので、なかなかよさそうです。しかし、いまから行くとなると時間的に無理です。明日からということになると連休後半戦がはじまり、それなりに小屋も混雑するかもしれません。となると、泊まりが必要なコースは黒戸尾根に限らず避けたほうが無難そうです。


とすると、結局日帰りで行くしかないわけで、今日5月2日はあきらめて移動日として、3日と4日にそれぞれ日帰り登山をするというのが現実的です。もしも腰の調子が悪ければ、4日は登山しないで温泉でのんびり療養して帰ればいいだけです。


ということで、日帰りできてあまり混雑しなさそうな山として、前から登ってみたかった焼岳を目指すことにしました。


問題は、予備のアンダーウェアを持っていないことです。今回は塩見岳テント泊2泊3日の予定だったので、ウェア類は基本的に着たきりの予定でした。なので、軽量化のためにも着替えは持ってきていません。明日の登山だけなら今日着ているものをそのままでいいと思いますが、さすがにあさっては着替えたいところです。


幸い、シャツのほうは入山時の気温しだいで200番手だと暑いかもしれないので、選択肢として150番手のメリノウールシャツを余分に持ってきており、それを着ればOKです。タイツは、ドライレイヤーの上からはいていて直接肌に触れていたわけではないので、あさってはドライレイヤーを脱いで直接メリノウールタイツをはけばまあいいだろうということにします。パンツは、下山後の着替えがあるので、こちらは問題なし。


どうにもならないのが、ソックスです。もともと3日間はきっぱなしの予定なので、それでいいじゃないかという気もしますが、さすがに温泉に入った後にもう一度2日間履いたソックスを身に着けるというのは気が進みません。ウール素材なので臭いは問題ないと思いますが、気分的に嫌です。


というわけで、ひとまず松本の好日山荘によってソックスを購入し、他にセール品などでお買い得品があればついでに買ってもいいかということで、松本に向かうことにしました。


国道153号線で塩尻まで行き、そこからはナビの誘導に従って裏道を進んでいたのですが、好日山荘は松本パルコに入っているということもあって、中心市街地の混雑を避けて通るわけにはいきません。駐車場も探さないといけないし、長野まで来てわざわざ連休の市街地の混雑に入り込むなんてあまりにも馬鹿馬鹿しすぎると思い、上高地への途中にあるカモシカスポーツに行くことにしました。


ナビの設定を変更し、20分ほどでカモシカスポーツに着きました。アウトレットコーナーで使えそうなトレッキングソックスが600円という格安で出ていたので迷わずゲット。他には食指の動くものはなかったので、ソックスだけ購入して上高地へ出発。


新島々のコンビニで明日の朝とお昼用のパンを調達し、少し先にある竜島温泉せせらぎの湯でのんびりと温泉を楽しみました。この温泉、国道からそれて川の対岸の行き止まりの場所にあるためか、たまたま入った時間が少し早かったためかわかりませんが、比較的空いていていい温泉でした。休憩室では無料のお茶やジュースも飲めるようになっているし、食事もできるので、近くの道の駅で車中泊する場合にはお勧めの温泉です。


この日のお宿は、竜島温泉から少し上高地方面にいったところにある道の駅風穴の里です。18時過ぎに着き、隅っこのいい場所に車を停めて、塩見岳用に持ってきた食料で夕食をすませ、20時前には就寝しました。


5月3日の朝は3時半に起床。軽く食事を済ませ、着替えてから道の駅を出発。中の湯登山口まで約1時間のドライブです。


国道158号線をのんびりと走り、安房トンネル入口手前にある中の湯への分岐を入ろうとすると、ゲートが半分閉まっていて、なにやら張り紙が。この先凍結の可能性があるので冬用タイヤでと書かれていましたが、昨日から気温の高い状況が続いていて、今朝も氷点下まで下がるほど冷え込んだわけではないので、ノーマルタイヤでそのまま入りました。一応チェーンは積んでいるので、本当に凍結していてもなんとかなるし、凍結していたらそこから歩いてもたいした距離ではありません。


幸い、道は凍結していることもなく、登山口まで問題なく登ることができました。


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車を停めて外に出てみると、背後に前穂高岳と奥穂高岳とその頂をつなぐ吊り尾根がきれいに見えていました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: バーグハウス メリノウール200クルーネック
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: モンベル トレールアクショングローブ
        モンベル OutDryオーバーグローブフィット
 キャップ/ハット: なし

●ボトムス
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4タイツ
 ベースレイヤ: バーグハウス メリノウール200タイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスグレイシャープロパンツ
 ソックス: ファイントラック メリノスピンソックスEXPレギュラー
 シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: バーグハウス ハイパー 22
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 ヘルメット グラビティリサーチ アルパインヘルメット
 ワカン: なし
 アックス: カンプ カシン Xライトアッズ
 クランポン: ペツル サルケンLLU
 テント: なし
 寝袋: なし
 マットレス: なし
 ハーネス: なし


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ほぼ前日の塩見岳登山の装備のままですが、バックパックは日帰りということでアタックザックとして使っているバーグハウス ハイパー 22に変更してます。


インサレーションも、ノースフェイス レッドポイントライトジャケットから予備としてもってきていたバーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケットに変更。ソフトシェルジャケットは不要と判断しておいていくことにしました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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6:12 焼岳に向けて歩き始めます。登山道には雪が残っていて、正面の雪渓から入り右方向に雪をたどる感じで進みます。


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登山口からすぐのところに火山活動に関する案内板が設置されていましたが、早く行きたかったので読まずにそのまま通過してしまいました。


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しばらく雪の残る水平な道を進んでいくと、雪のない急登がはじまりました。しかし、少し登ると再び雪が出てきて、雪道の急登になりました。


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30分ほどで傾斜がゆるくなり、あとは時折急なところがでてくるぐらいで、比較的楽な道になりました。


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1972ピークの先で小さな鞍部に下ってからは、なだらかでだだっ広い森の中を進みます。標高2000mを越えたあたりで、正面に焼岳が見えました。


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7:24 焼岳の裾にある立木のない広場のようなところに着きました。出発して1時間弱が経っているので、ここで休憩をとることにしました。休憩がてら、これから取り付く焼岳への急登に向けて装備を整えます。アックス、クランポン、ヘルメットを装着し、風が強くなることを想定してフリースを脱いでハードシェルを着ておきました。



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休憩と装備を整えるためにかれこれ25分ほど費やしてしまいましたが、出発してすぐに目の前に見える穂高の峰々があまりにもすばらしいので、少しコースを外れて写真を撮りました。明神岳、前穂高岳、奥穂高岳、西穂高岳が並び立っている姿は、壮観という二文字以外にこの風景を表現する言葉を思いつきません。西穂高岳は2908mの高さがあるというのに、奥穂高岳や前穂高岳とならぶとなんだか低い山に見えてしまい、奥穂高岳と前穂高岳の高さを改めて実感しました。どちらの頂にもまだ立っていないので、早く登ってみたいものです。

つづく。

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| 2019年5月 焼岳 | 23:02 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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