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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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クリスマスは白銀の頂へ: 伯耆大山弥山 その2 

2018年12月25日(火) 鳥取県大山町 大山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


27日は事実上の仕事納めとなりました。一応、営業は28日までということですが、年の瀬も押し迫って検査を受けようという物件はなかったようで、28日はオフということになりました。といっても、請求書の発送やら年賀状やらやることが残っているし、これから年末山行の行く先を決めてパッキングをやらないといけないということで、明日はいろいろとやることがたまっています。


ということで、とっととレポの続きです。


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12:03 キャラボク林の中を抜けて、木道に出てきました。雪の積もった木道がまっすぐに伸びていますが、その先は真っ白で何も見えません。雪の量は9日に来たときより少し減ったという感じですが、融けて再凍結したという感じではないので、少しは積雪があったようです。


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木道を進んで行くと、少し明るくなってきました。この時点では少しガスが薄くなっただけだろうと思っていました。


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ところが、あっという間にガスが流れて青空が見え始めました。


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あれよあれよという間にガス流れ去って、まぶしい陽射しと青空の風景が広がります。


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振り返れば、広大な頂上台地がすっきりと姿を現していました。


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キャラボク林はあまり雪をかぶっていませんが、霧氷にびっしりと覆われていました。


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風は毎秒10mあるかないかという感じで、それほどきつくはありません。木道の途中でニッチ・リッチ・キャッチの店員さんらしき女性が写真を撮っていたので尋ねてみると、やはりそうでした。晴れてよかったですねと、二言三言言葉を交わして、写真撮影に夢中の彼女を追い越して先に進みました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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山頂避難小屋前を通過して、山頂に向かいます。


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12:21 登頂です。山頂付近はそれなりに積雪がありましたが、山名が書かれた石碑はまだしっかりと山名部分まで見えていました。


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この時期の中四国ではほぼ唯一といってもいい雪山状態ですが、やはり積雪量はあまり多くないみたいで、まだ地面が見えているところもあります。28日からの寒波襲来で一気に積雪が増えることを期待したいものです。


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霧氷がついた木の枝を前景にして剣ヶ峰を写してみたのですが、霧氷の枝にピントを合わせたら剣ヶ峰が被写界深度を外れてボケてしまいました。1インチセンサーだとさすがに被写界深度が浅く、コンデジのように遠くまでピントが合うわけではないということを忘れていました。G7X MarkⅡで風景写真を撮るのなら、一眼と同じでAvモードで絞り込んで撮る必要があります。


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山頂でしばらく風景を眺めた後、剣ヶ峰を背景に自撮りをして、避難小屋でランチにすることにしました。


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ハイシーズンにはほぼ埋まってしまう山頂避難小屋ですが、いまはまだすこし雪が降ったなという感じです。その向こうには弓ヶ浜の曲線がはっきりと見えています。これほどクリアに下界が見えることは珍しいかもしれません。


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快晴の山頂に名残りを惜しみつつ、避難小屋に向かいます。


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厳冬期にはエビのしっぽがびっしりとついているものですが、今年はまだまだのようです。


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それでも窓ガスのあたりにはエビのしっぽもどきが張り付いていました。


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気温は、マイナス2.5度です。9日のマイナス6.5度よりもだいぶん暖かい感じです。


小屋の中は空いていました。空いているベンチに座ってカップラーメンにお湯を注ぎ、3分待つ間にバックパックからインシュレーションジャケットを引っ張り出してハードシェルの上から着ておきました。


あまり寒くないので、今回はノースウェイスの化繊綿ジャケット レッドポイントジャケットにしました。あまり使う機会がないのですが、ダウンと違って濡れて保温力が極端に落ちることがないので、今年から積極的に使おうと思っています。


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スパイシーなトムヤムクンラーメンと一本満足バーで簡単にランチを済ませ、残ったお湯を行動時に使っているサーモスのマグボトルに入れたらランチタイムは終了です。


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13:10 下山にかかります。ちょうど小屋から出て歩き始めようとしたときに、ニッチ・リッチ・キャッチの店員さんが来たところでした。いままで写真を撮っていたとは、ずいぶんゆっくりとしていたようです。それではまた、と短く挨拶をして別れました。


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ガスも雲も消えてすっきりと晴れた山頂から木道を下ります。真っ白に雪化粧した山頂台地の先に、まったく雪のない弓ヶ浜の風景が広がっているのを見ると、なんだか残雪期に登ったときのような感覚です。


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空に向かって伸びるカタパルトのような木道を進んで行きます。休憩で体が冷えたらしく、風が冷たく感じます。


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登って来たときはガスで全然視界がなかった北壁沿いの区間は、打って変わってくっきりはっきりと視界が広がっています。


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元谷に向かって急激に落ち込む別山沢も、まだ積雪が少なくブッシュが出ています。


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頂上台地の縁まで来ると、素晴らしい展望が眼下に広がっていました。それでも午後になって少し空気中の水蒸気が増えたのか、霞んだ感じが出てきました。


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大山スキー場にだけ雪があるのが見えますが、北斜面なので融けずに残っているのかもしれません。


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八合目から長い下りが始まります。細かい石のでこぼこは雪が隠してくれているので、登山道は埋まっていないながら、比較的歩きやすい状態です。4本爪クランポンだと少しズリッと滑ることもありますが、スパッと滑るわけではなくすぐに止まるので、問題なく下ることができました。ここが一枚バーンになるぐらい積雪があると、素直に10本爪以上のクランポンでないとやばいですけど。


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13:46 今回も膝痛が出始めたので、6合目避難小屋で休憩しました。座って休んでいるうちに痛みも治まりました。


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剣ヶ峰に陽があたり輝いています。


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14:02 5合目を通過します。


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4合目あたりで暑くなって汗ばんできたので、休憩をとりました。ハードシェルを脱ぎ、ここから先はフリースジャケットだけで下ります。


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登山口まで下りてきました。


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15:03 下山完了です。年末山行の前に雪山に登れたのでいいトレーニングになりました。

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| 2018年12月 伯耆大山弥山2 | 13:31 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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クリスマスは白銀の頂へ: 伯耆大山弥山 その1 

2018年12月25日(火) 鳥取県大山町 大山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


年末の山行が近づいてきたこともあり、23日の日曜日はトレーニングを兼ねてできるだけ高い山に登りたかったのですが、午後から雨予報ということで山行は中止しました。24日は仕事が入ってつぶれたのですが、幸い25日の火曜日がオフになり、うまいぐあいに天気予報も晴れ予報ということで、まだ雪のある伯耆大山に登ってきました。


朝、蒜山あたりからすっきりと晴れた大山が見られたので、気分も高揚気味に車を走らせました。枡水高原からパークウェイを通って南光河原駐車場に向かっていると、冬季閉鎖になった下山駐車場入口の駐車スペースが空いていたので、そこに停めることにしました。


下山野営場は南光河原駐車場よりも登山口に近いので下山野営場の駐車場ほうが便利ですが、12月から4月まで閉鎖されてしまうので駐車場の利用はできません。しかし、入口部分が少し広くなっているので、雪がなければ車3台ぐらいは停められるます。たいていの場合埋まっているのですが、平日ということでたまたま1台分空いていたようです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
 ミドルレイヤ: マムート アコンカグアジャケット
 ソフトシェル: マムート クルーズジャケット
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
        イスカ ウェザーテック ライトオーバーグローブ
 キャップ/ハット: マムート バイザービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: ノースフェイス ウォームトラウザーズ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックSLハードシェルパンツ
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス
       ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX

●ギア
 バックパック: マムート クレオンライト32L
 ストック: なし
 ヘルメット なし


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24日にちょっとした寒波がくるということだったのですが、期待したような積雪はなかったみたいで、しかも25日は一転して暖かくなり風もそれほどきつくなさそうだったので、ウィンドストッパーのソフトシェルはやめて、フリースとウィンドブレーカー的な薄いジャケットの組み合わせとしました。ハードシェルも、厳冬期用ではないオールラウンダージャケットを選びました。


ボトムスのハードシェルパンツは、気温が高く天気もいいということで、夏山でも使える薄さのミズノ ベルグテックSLハードシェルパンツを久しぶりにチョイス。最初はちょっと寒いかもしれないと心配でしたが、さすがにメンブレンが入ったパンツは完全防風なので問題なしでした。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。





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9:04 出発します。道路には雪はほぼありませんが、歩道が一部凍結していてすこし気を遣いました。


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夏山登山道入口です。南光河原駐車場からだとこの少し上で合流するため、ここから登るのはもうのすごく久しぶりです。


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最初の階段は、土が完全に露出していました、石の上がたまに凍結したりしていて、つるっと滑ることがあり要注意です。


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阿弥陀堂前のお地蔵様に安全祈願してから進みます。


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阿弥陀堂から上は少し雪が増えてきました。


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1合目あたりからは、ほぼ地面が見えないぐらいになってきましたが、積雪深は数センチといった程度です。今日も穏やかな天候で、風があまりありません。そのため、ポーラテックのフリースではすこし暑く感じます。


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2合目を過ぎたあたりで踏みしめられた地面が滑りやすくなってきたのと、すこし暑くなって汗ばんできたので、休憩がてらクランポンを装着することにしました。といっても、4本爪のいわゆる軽アイゼンです。今日のコンディションならおそらくこのまま山頂まで行けると思いますが、念のため10本爪クランポンもバックパックの中に入れてきました。


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使っているのはマウンテンダックスの4本爪です。軽いし装着が簡単です。アンチスノープレートもついているので、チェーンスパイクのように雪玉がつくこともないので、凍結路面などの歩行には一番いいのではないかと思います。



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mountain dax(マウンテンダックス) 4本爪アイゼン HG-121
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休憩中に、後から来た単独の女性と軽く挨拶したのですが、どこかで見たことがあるなと思ってよくよく考えてみると、津山にあるアウトドアショップ ニッチ・リッチ・キャッチの店員さんと思われます。上でもう一度会うことがあったら確認してみることにしました。


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休憩後、進んで行くと、次第に雪が多くなってきました。とはいえ、9日に来た時よりも明らかに少なく、まだまだ登山道はしっかりと存在感が残っています。


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4合目あたりで再び汗ばんできたので、立ったまま休憩をとりました。今回は、できるだけ汗をかかないようにゆっくりと登り、汗ばんで来たら休憩をとって、汗が引いてからまた行動するという方針で登ることにしました。時間はかかりますが、ウェア調整しなくていいし、汗冷えを防止できます。


前回の反省で、今回はベースレイヤをウールシャツから化繊の吸汗速乾シャツにしてきたのですが、気温が氷点下以下でない場合はポーラテックの保温力が寒さを完全に上回ってしまうようで、アコンカグアジャケットのような厚手のポーラテック素材はまさに厳冬期向けと考えておいた方がよさそうです。マムートで言えば、もうひとつ薄手のアコンカグアライトジャケットぐらいがいいのかもしれません。


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4合目を過ぎると猛烈な急傾斜の区間がありますが、まだ階段がしっかりと出ているので、それほど大変ではありません。むしろ、一枚バーンになったほうがよほど歩きづらいところです。


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10:36 5合目には誰もいませんでした。いつもそこそこ風があって休憩するにはつらい場合がおおいのですが、この日はほぼ無風で、座って休憩することができました。


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11:03 6合目避難小屋に到着です。少し汗ばんできたので、ここでも座って休憩をとりました。


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8時頃にはきれいに晴れていたのに、いつの間にか雲が多くなってきました。


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別山の山頂部がわずかにガスに隠れ始めていて、大山の稜線はすっかりガスの中です。またガスガスの山頂かとすこしがっかりですが、年末山行前のトレーニング登山なので天候がどうあれ山頂まで登ります。


ところで、先日あるブログで6合目避難小屋にトイレがあると書いている記事を見たのですが、確認もしないででたらめな記事を書く輩がいるので、個人ブログの情報はあまり信用しない方がいいなと思った次第です。このブログも個人ブログですが、自分で確認したこと、もしくはネット等で調べて情報が得られたことだけを書くようにしています。とはいえ時間の経過で状況が変わっていることもありますから、ブログの情報はあくまでも参考というつもりでいたほうがよさそうです。6合目避難小屋のトイレ問題ですが、ここで改めて書いておきたいと思います。


伯耆大山6合目避難小屋にトイレはありません。


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正確には、無雪期に限り小屋裏に携帯トイレブースが設置されるようになりました。積雪期には撤去されます。写真にあるように、小屋の裏手、左手側の台座のようなものが見えますが、これが携帯トイレブースの基礎になります。この写真は、2018年12月25日に自分で撮影したものなので、最新の現況です。詳しくは、鳥取県西部総合事務所生活環境局のサイトでご確認ください。


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休憩を終えて、再び登ります。ガスは山頂部だけにかかっているみたいで、山頂台地の縁まではすっきりと見えていました。6合目から上もあまり積雪はなさそうだし、登山道はよく踏まれていたのでクランポンは4本爪のままで行くことにしました。風が強くなるかもしれないので、ソフトシェルを脱いでハードシェルに着替えました。暑くなりそうなので、脇のベンチレーションは全開にしておきました。


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草鳴社ケルンまでくると日が射し始めました。展望もなかなかいい感じです。


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低木の枝にはびっしりと霧氷がついて、白いサンゴのようです。


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11:51 八合目で少し休憩をとり、汗を乾かします。ガスがとれて晴れるかと思いきや、八合目あたりでは再びガスが太陽を隠してしまいました。風は少しあるのですが、八合目は地形の関係か風が吹き込まず、立ち止まって休憩していても寒くありません。


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八合目のすぐ上の頂上台地に上がる階段までくると、その先はガスが広がる世界でした。

つづく。

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| 2018年12月 伯耆大山弥山2 | 13:34 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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