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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。

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連休でも人がいないAコース: 那岐山その3  

台風が接近中ですが、岡山は不思議なほど静かです。どんよりとした曇り空ですが、雨も降っていないし風もありません。嵐の前の静けさなんでしょうか。GPV予報を見るとすでにけっこうな雨が降っているはずですが、最近はほんと予報確率が低くなってます。そうはいっても出かけるような天気でもないし、今週末はのんびりと過ごしたいと思います。


2回で終わるはずだった那岐山レポですが、3回目に突入です。でも、今回で下山完了です。




2018年9月23日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 日帰り単独行 


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12:42 団体さんが山頂に到着して、途端に騒がしくなったので、入れ替わりに下山します。Bコースは状況がわからないので、素直にCコースで下山します。


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だいぶんガスが出てきましたが、麓の方はまだ見えています。黒い雲ではないので雨の心配はなさそうです。


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となりの三角点ピークでも子供が大はしゃぎしていてかなりの騒々しさなので、立ち止まらずに通過します。


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12:50 道標のところで左折して、登山口へと下ります。


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時間的にお昼時ということもあって、山頂の賑わいがうそのように静かなCコースです。登山口の駐車場を見た限りでは、たくさんの登山者が往来しているイメージでしたが、うまく時間帯がずれればそれほどでもないようです。


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その後も、ほぼ人に会わない状態が続きましたが、大神岩のところで20名ぐらいの団体さんが道をふさぐように立ち止まっていて、ちょっとうんざりさせられました。ガイドらしき年配の男性がなにか説明しているのをみんなで聞いていたという状況ですが、道をふさがないように配慮するという最低限のマナーさえ教えられないガイドってなんなんだろうと思うわけです。トムラウシ山や白馬岳での遭難事件もガイドがついたツアーだったわけで、こんな低レベルな人たちがガイドとしてやっている現状を考えると、日本のガイド組織はどこまで信用できるのか大いに疑問です。


そういえば、ある有名モデルの女性と白馬界隈で名の知れた女性ガイドが白馬駅から唐松岳に登るというTV番組を以前観たことがありますが、そのガイドが白馬駅前の人ごみの中で、ストックの先端がむき出しの状態でバックパックに装着していたのをみて唖然としたことがあります。普通に歩くだけならそれほど心配する必要はありませんが、人ごみの中で何かの拍子にしゃがんだり荷物を下したりしたら凶器になりかねないわけで、そんな配慮もできない人が売れっ子ガイドなのかとあきれてしまいました。他にも、山小屋で酒を飲んで騒ぐガイドたちをみたこともありますし、少し前に黒部五郎岳でガイドだけがはぐれて遭難騒ぎを起こしたという事件もありました。登山技術はあっても、人格に問題ある人が多すぎるのではないかと思ってしまいます。


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13:52 結局、ランチなし休憩なしで登山口まで下りてきました。すでに14時前なので、のんびりとランチタイムをとる余裕はありません。幸い、行動食でお腹は満足しているので、ランチなしでも大丈夫です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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いつもならここから林道を下るのですが、今回は左折して菩提寺へと向かいます。


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数年前に新しく整備された遊歩道を進みます。


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蛇淵滝の上流にかかる橋を渡ります。


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清流がとうとうと流れています。


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橋を渡ると、登りが始まります。


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初めのうちはそれほどきつい傾斜ではありません。


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進むにつれて急傾斜地をジグザグに登るようになりました。ずっと植林帯の中を通っているので、100%遊歩道として整備したというよりも、林業の作業道を兼ねているのではないかと思えます。


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ジグザグの急坂を登って、上から見下ろすとこんな感じです。直登の階段になっていないだけましです。


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14:08 ようやく急傾斜地を登りきって、林道に出ました。ここから先は林道歩きのようです。


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この道はもともとあった林道を利用しているだけのようで、遊歩道という雰囲気は皆無です。


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途中で林道を川が横切っていたので、汗でべたつく顔を洗って、ついでに汗で濡れたタオルも洗っておきました。味気のない植林帯の林道歩きで気分的に盛り下がっていたので、さっぱりとリフレッシュできました。


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そうはいっても、その後も変わり映えのない植林帯が続きます。


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14:27 分岐がありました。


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遊歩道は左上に向かって斜面を登って行くようにつけられています。地形図に林道は記載されていませんが、このまま林道を進んで行けばおそらく菩提寺まで行けると思われます。


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しかし、遊歩道ではありませんと書かれた看板が設置されていて、暗に立ち入るなといいたそうなので、素直に遊歩道を行くことにしました。まあ、立入禁止と書かれているわけではないので、歩いてはダメということではないのでしょうけど。


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遊歩道を八巻城跡方面へ登って行きます。


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尾根上まで出ると、十字路の分岐になっていました。八巻城跡までは100mということですが、城があるわけでもないので、立ち寄らずに菩提寺へ下ることにしました。


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少し下ると再び林道に合流しました。右へ下ります。


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道なりに下って行くと左へ行く分岐がありましたが、道標がないのでそのまま直進します。


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道なりに下ってヘアピンカーブを通過してすぐに別の林道に合流しました。おそらく、八巻城跡手前の林道分岐からそのまま林道を歩いていくとここに出てくるのだと思われます。


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変わり映えのない林道歩きが続きます。


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GPSで確認すると前方の尾根がAコースが通っている尾根のようなので、菩提寺までもうすぐです。


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Aコースが林道を横断している場所に戻ってきました。朝は右からここへ出てきましたが、そのまま林道を直進して帰ることにしました。


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14:53 菩提寺の駐車場に戻ってきました。出発した時よりもずいぶんと車の数が増えていました。


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せっかくなので、トイレに寄ったついでに菩提寺の大銀杏を見に行きました。


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国の天然記念物に指定されている大銀杏です。


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高さ約40m、目通り幹囲約13m、樹齢推定900年という巨樹です。


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10月下旬ぐらいから黄葉した姿を見ることができ、なかなか圧巻です。


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駐車場に戻る途中の参道わきに、金木犀が花を咲かせていました。いい匂いを嗅いで心地よくなってから帰りました。

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| 2018年9月 那岐山 | 12:31 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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連休でも人がいないAコース: 那岐山その2  

2018年9月23日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 日帰り単独行 


今週末も台風接近で雨予報が出ています。ほんと、いい加減にしてもらいたいものです。なんで週末になると天気が崩れるのでしょうか。温暖化の影響なのか、それともたまたま今年は運が悪いというだけなのか。できれば後者であってもらいたいものです。


では、那岐山レポの続きです。


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11:20 1009.4mの三角点ピークを出発します。


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すぐに下りが始まるのかと思いきや、しばらくはアップダウンのほとんどない稜線歩きが続きます。


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途中で五合目を通過します。こんなところが五合目なのかと、ちょっと違和感があります。那岐山の標高は1209m、現在は1010mあたりですから、標高で言うと八合目を過ぎていてもおかしくないところですが、登山口から山頂までの距離で決めたということなのでしょうか。


そういえば、〇合目というのは、距離なのか標高なのかどっちなんでしょう。ということで、ネット検索してみると、驚くべき事実が! なんと、距離でも標高でもなく、これといって根拠のない感覚で決められているそうです。諸説あるようですが、そんなものだったとはついぞ知りませんでした。合目が初めて使われたのは富士山だそうですが、富士山の合目表示はでたらめですから、適当につけているというのも納得です。


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11:26 楽ちんだった稜線歩きが終わり、六合目林道分岐までの急降下が始まりました。階段になっているだけまだましなのかもしれませんが、長くて急傾斜の階段がまっすぐに果てしなく伸びています。


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途中で三角点のピークで休憩していた二人組が立ち止まっていて、近づいていくとAコースはこの道でいいのかと聞かれました。基本的に一本道なので迷う要素はないのですが、いきなり急降下の下りが始まったので、道が違うのではないかと不安になったのでしょう。そうですよと答えたものの、僕も歩くのは初めてのコースなのでなんとなく違和感を感じつつも、先行させてもらいました。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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11:32 六合目の林道分岐まで下りてきました。ここから左へ行けばBコースに合流できますが、ここにはBコースが通行止めという注意書きは掲示されていませんでした。ということは、Bコースの崩落個所はもっと上の方で、ここからBコースへ出て下るのは可能ということかもしれません。しかし、確信はまったくありません。単に登山口でないから掲示がないだけなのかも知れません。とりあえず、まだ三角点から15分も経っていないので、そのまま通過します。


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六合目から上は階段のない尾根をまっすぐ登る道で、徐々に傾斜がきつくなってきます。


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笹原が出てくると、尾根も近くなっているという証拠です。


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12:04 八合目を通過します。この先にある鳥取県側の登山道分岐点が1201mの小ピークで、その先は尾根道となります。


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12:11 Bコースの分岐点まで来ました。山頂まであと少しですが、ここで小休止をとりました。けっこう背中に汗をかいたので、道標にバックパックをぶら下げて、背中の汗を乾かしました。


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休憩を終えて山頂に向けて歩いていくと、岡山県側からガスが湧いてきました。


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振り返れば、さっき通ってきたところにもガスがかかり始めています。このままガスガスの山頂になってしまいそうです。


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山頂にガスがかかる前になんとか到着したいので、先を急ぎます。


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12:30 山頂に着きました。幸い、まだガスはかかっていません。


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歩いてきた尾根道も、ガスに隠れることなく見えていました。


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さっきまでガスが湧きあがってきていた岡山県側も、ガスが消えて麓まで展望がありました。どうやら一時的なガスだったみたいです。


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混雑していると思っていた山頂は、思いのほかガラガラで、2組4人がいただけでした。しかも三脚あるベンチはすべて空いていました。山頂にいた人とBコースが通れるかどうか話をしたのですが、結局誰も詳しいことはわからないので、下山はCコースを使うことにしました。


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西にある1240.3mの三角点方向を見ると、団体がぞろぞろとこちらに向かって歩いてきているのが見えました。あと5分もすればあの団体が山頂に到着して、騒々しくなるのは明らかです。のんびりとランチタイムを楽しむ状況ではなさそうなので、小休止だけして団体と入れ替わりで下山することにしました。


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山頂付近の木々は、わずかに紅葉が始まっていました。三連休が雨でなければ日本アルプスの紅葉を楽しめたはずですが、今年は運がありませんでした。

つづく。

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| 2018年9月 那岐山 | 14:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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連休でも人がいないAコース: 那岐山その1  

2018年9月23日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 日帰り単独行 


敬老の日の三連休は雨でつぶれたので、秋分の日の三連休こそは秋の信州へと意気込んでいたのですが、晴れ間がのぞきそうなのは23日の日曜日だけのようだし、晴れと言っても雲の多い状況のようだったので、遠征するのはやめました。せっかくパッキングまでしていたというのに、なんだか空しい・・・ せめて、石鎚山系あたりにでも行ってみようかと思ってみたものの、やっぱりガスガスの山行になるだけのような雰囲気だったので、おとなしく近場で日帰り登山をすることにしました。


とはいえ、三連休の中日です。伯耆大山のような人気の山に行ったら人ごみで辟易するのは目に見えています。どこか、人が少なそうなところはないかと思って検討した結果、那岐山の西にある広戸仙に行くことにしました。那岐山は人気の山なので登山者も多いでしょうが、広戸仙はほぼ無名の不人気の山です。那岐山と広戸仙の中間にある滝山は、自衛隊の日本原演習場内を通る道が利用できなくなったので登山者が入れず、滝山方面から縦走してくる人はほぼいないはずです。もちろん、那岐山から広戸仙まで縦走する人はもっといないでしょうから、好き好んで広戸仙に登りに来る物好きしかいないだろうという目論見だったわけです。


僕が広戸仙に登ったのは2012年8月のことで、このときが初めてでした。あれからすでに6年が経っていて、新鮮味もありそうです。広戸仙から滝山まで縦走して、帰路は北側を迂回しながら7つの滝をめぐるふるさとコースで帰ってくれば、ボリューム的にもかなり満足できそうです。


ということで、23日の早朝、広戸仙を目指して出発したわけですが、広戸仙の登山口がある声が乢に向けて奈義町内の国道53号線日本原交差点を北へ入ったところで、通行止めの看板が目に入りました。車を停めて見てみると、なんと声が乢の1キロ手前で県道450号が通行止めになっているではありませんか。夏の豪雨がこんなところでも被害をもたらしていたわけです。1キロもアスファルトの道を峠まで登って行くなんて、とてもそんな気持ちにはなりません。


こうなると、別の山に行かざるを得ないわけですが、奈義町で広戸仙に代わる山となると、もはや那岐山しか残っていません。滝山が登れれば迷わず隣の滝山にいくところですが、アプローチすらできないのでどうしようもありません。三連休とはいえ、土曜日、月曜日はいい天気ではないということを考えると、那岐山もそれほど多くの登山者はいないかもしれないので、とりあえず行ってみることにしました。


那岐山麓山の駅でトイレに立ち寄ってみると、朝だというのにけっこう車が停まっています。こんなに早くから営業していたっけと思いながら用を済ませて、那岐山の登山口に向かって登って行くと、なんと路肩の広くなっているところに車が数台停まっています。中型のバスも1台ありました。ということは、登山口の駐車場は満車になっているということにほかなりません。半信半疑で登って行くと、やはり登山者用第二駐車場は満車です。林道脇のスペースが空いているかもと思って、第三駐車場まで登ってみましたが、こちらもおよそ車が停められそうなスペースは残っていませんでした。


登って行く途中で、子供づれの家族や団体、カップルがたくさん歩いていました。もうこの時点で混雑は必至というわけです。もしも車を停める場所があったとしても、静かでのんびりとした山歩きなど望むべくもありません。


Uターンして第三駐車場まで下りて行く間にどうしたものかと考えていましたが、そういえば菩提寺から出ているAコースはまだ登ったことがないことを思い出しました。Bコース、Cコースが主に利用されている那岐山ですが、Aコースは少し離れている上に距離が長くアップダウンがあるということであまり利用されていません。ということは、たとえ連休と言えども空いているかもしれません。


菩提寺のAコース登山口まで来てみると、狙いは大当たりでした。駐車場には3台の車が停まっているだけです。これ幸いに車を停めて、すぐに出発準備にとりかかりました。

装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤー: ノースフェイス ロングスリーブエアークルー
 ベースレイヤ: バーグハウス ヴェイパーベースジップSS  
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: コーナン プロアクト 作業用グローブ
 キャップ/ハット: バーグハウス サイドスナップブリムハット
 ヘルメット なし

●ボトムス
 ベースレイヤ: ミズノ ドライベクター 7分丈タイツ
 ミドルレイヤ: ファイントラック クロノパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEX/レインパンツ
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: ミレー オールロードGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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この日は晴れ予報となっていましたが、GPV予報では雲が多そうでしたし、実際に奈義町は完全な曇り空でした。それでも、気温は高めの予報だったので、夏山と同じ服装で来ました。ベースレイヤーのバーグハウス ヴェイパーベースジップSSは、以前セールで安くなっていたので買ったものですが、なぜか着る機会がなく、未使用のまま眠っていたものです。夏の後立山連峰で着る予定でしたが、着ることなく持って帰ってきたので、やっとデビューすることができたというわけです。涼しくて悪くないジップシャツでした。


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出発前に駐車場にあった案内板をチェックしました。那岐山のコースは基本的に覚えているので地図がなくても大丈夫ですが、それでもAコースは初めてということもあり、念のために確認しておきます。今回は菩提寺コースと書かれているAコースで山頂を目指します。帰路は、混雑するであろう大神岩コース(Cコース)を避けて蛇淵滝コース(Bコース)で下山し、B・Cコース登山口から遊歩道をたどって菩提寺まで戻ってくることにします。Aコースのピストンでもいいのですが、六合目の林道分岐からの登り返しがかなり強烈な階段になっているので、できれば避けたいというわけです。それに、蛇淵滝と菩提寺を結ぶ遊歩道はまだ歩いたことがないので、ちょうどいい機会です。



ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。




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10:03 駐車場のすぐ隣にある登山口から登り始めます。広戸仙ならもっと早く出発できていたはずですが、なんだかんだでかなり遅くなってしまいました。


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登山口に設置されていた注意書を見ると、なんと下山予定だったBコースが通行止めになっているというではありませんか。幸い遊歩道は通行可能らしいので、一番使いたくなかったCコースで下山するしかありません。なんだか今日は踏んだり蹴ったりです。


登山口からはしばらく緩やかな斜面のトラバース道を進みます。左下にはアスファルト道路が見えていました。地形図だとすぐにUターンするように北に向かい、菩提寺の東にある尾根の東斜面を登って行くように道が描かれていますが、実際は尾根上をまっすぐ登って行くようになっていました。


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5分ほどで林道に出ました。この林道が遊歩道の末端になるわけで、帰路は左手からここに出てくるわけです。Aコースは林道を越えて正面の尾根を登って行きます。


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林道からは延々と階段が続きます。尾根の直登なので、勾配もなかなかきつくてすぐに汗がしたたり落ちるようになりました。先日の伯耆大山では遅そうな団体より先にでようとしてペースを狂わせてしんどい目をみたのですが、今日は前にも後ろにも誰もいないので、自分のペースでゆっくりと歩くことができます。急こう配の階段が続く道も、100%自分のペースで歩けるのであれば、それほどきつく感じません。同じ山でもコースによって混雑ぐあいがこれほど違うとは、予想以上でした。


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3分ほど登ると、いったん階段はなくなりました。勾配もやや緩くなって楽になりました。このままこの調子ならいいのになと思いながら進みます。


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しかし、まだまだ序の口です。そんなわけはありません。再び階段地獄の始まりです。


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10:21 八巻城跡への分岐がありました。


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駐車場にあった案内板にも描かれていたので、案内図通りだなと思いながら通過します。


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急勾配の階段は、果てしなく続きます。


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10:27 再び八巻城跡への分岐がありました。案内板には一番下の林道との分岐点以外では、Aコースの途中には1か所しか遊歩道との分岐点は描かれていませんでしたが、2か所あるということになります。案内板を設置した後で、新しく整備されたコースなのかもしれませんが、案内板との同期はとっておいてほしいものです。


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10:34 ところが、登って行くともう一つ分岐がでてきました。これで3カ所目です。Aコースの登りで八巻城跡に行く人はいないでしょうから、下りで八巻城跡経由で大別当を通って山の駅まで帰る人が使うコースだと思うわけですが、3本も整備する必要があったのかは疑問が残るところです。といっても、基本的に新しく道を作ったわけではなく、林業の作業道をそのまま流用したという感じなので、道標を設置するだけですんだのかもしれません。


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10:38 階段地獄が一時的に終わり、ほぼ平坦な広場のような場所がありました。出発して30分経ったので、立ったまま水分補給などの小休止をとりました。ひんやりとした植林帯の中なので、ほとんど風がなくてもけっこう涼しく感じました。


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10:44 ようやく階段地獄が終わり、ピークらしいところに出ました。植林帯も終わり、自然林の道になります。ここが1009.4mの三角点かと思ったのですが、残念ながら860mの小ピークでした。


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小ピークの先は、なだらかな下りがわずかにあったものの、すぐに上りが始まりました。


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間伐材の階段はなくなったものの、それなりに勾配のきつい道です。


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やがて、岩ゴロの道になりました。前日の雨の影響で土がやや滑りやすかったので、注意しながらゆっくりと登って行きます。


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11:09 不意に開けた場所に出てきました。1009.4mの三角点ピークです。ベンチが2脚あり、夫婦らしき二人組が休憩中でした。ジーンズに綿パンといういでたちだったので、ハイキングで来たのでしょう。下山するまでにこうしたピクニックやハイキングできたという感じの人がそこそこいましたが、那岐山ってそんなにメジャーな山だったのかと改めて知りました。しかし、ここに来るまでにすれ違ったのはソロの男性だけで、メジャーな山とはいえ思っていた以上に人気のないコースでした。もちろん、こちらとしては願ったりかなったりです。


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ベンチの前からは、正面に那岐山が見えました。朝はガスで山頂が隠れていましたが、どうやらガスは消えたようです。

つづく。

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| 2018年9月 那岐山 | 23:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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