楽ちん登山で極上の風景: 三平山その2
2018年8月26日(日) 岡山県真庭市 三平山(標高1010m) 日帰り単独行
本日は仕事入れずに休みにしていました。日曜日が雨で出かけられなかったのでかわりに山へ行くつもりでしたが、昨晩天気予報を見ると県北は朝から雨予報になっていて、結局出かけるのはやめにしました。ところが、さっきライブカメラで状況を確認してみると、なんと大山や蒜山では雨が降っている様子はなく、曇っているものの大山はくっきりと山頂まで姿が見えているではありませんか。最近の天気予報はどうしてこうも外れるようになったんでしょうか。降るといえば降らないし、晴れるといえば降るし、いい加減にしてもらいたいものです。
ともあれ、愚痴ってもしょうがないので、山行記録のレポを書き上げたいと思います。

三平山山頂に到着し、ひとまずぐるりと周囲の風景を楽しみました。こちらは、東側の蒜山三座と蒜山高原の展望です。

そして北側の風景は、左から伯耆大山、烏ヶ山、象山、擬宝珠山、皆ヶ山などが一望できました。

南側には、右奥にひときわ高いピークを見せているのが金ヶ谷山だと思います。

ひととおり風景を楽しんだあとは、祠の奥にある草地ですこし早いランチタイムにすることにしました。背の低いトレールチェアに座っても大山や烏ヶ山を眺めることができるいい場所です。

大山の左奥に美保湾と島根半島も見えていました。

今日のランチは、コンビニおにぎりです。岡山名物えびめしのおにぎりがセブンに置いてあったので買ってみました。エビを具材にしてカラメルで黒っぽく炒めたごはんに卵の黄身でつくったソースが入っています。実際にお店で食べると、ゆで卵の黄身を砕いたものが載っているのですが、おにぎりではもう少し細かくしてソースのようにしたものになっていました。なかなか美味です。

こってり系のえびめしおにぎりの後は、さっぱり系のわかめ御飯のおにぎりをいただきました。こちらも塩加減が絶妙でおいしくいただきました。
ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。


食後は、そのまま何をするともなく風景を眺めていました。萱原の上に広がる雲を浮かべた青空が爽快感満載です。

大山の山頂には、あいかわらず雲がしがみつくようにかかっていて、なかなかとれません。

烏ヶ山のほうは、山頂まできれいに見えています。右にある南峰の肩が大きく崩落していますが、2016年10月の地震によるものです。鏡ヶ成キャンプ場から登って崩落場所を通過する登山道はいまでも通行禁止になっていますが、新小屋峠からのルートは解禁されています。もう一つ、鍵掛峠手前の木谷から鳥越峠を経由して反対側から登るルートもありますが、そのルートはいまどうなっているのかよくわかりません。最新の地形図ではどのルートも記載がなく、地形図だけみると、烏ヶ山には登山道がないことになっています。

秋を感じさせる涼しげなそよ風が吹き抜けていく山頂で、ぼけーっと青空と山を眺めるのもなかなかいいものです。

しばらくすると、伯耆大山の頂上にかかっていた雲がとれて、ようやく山頂部が姿を現しました。大山に登っている人も、展望が得られて喜んでいることでしょう。
11時を回るころ、新たな登山者が山頂にやってきて、少し騒がしくなってきました。かれこれ50分近くのんびりと過ごしていたので、そろそろ下山することにしました。

11:11 山頂から南の穴ヶ乢へ下ります。

登山道はきれいに草刈がされていて歩きやすく整備されていました。もっとも、刈った草がそのまま登山道上に放置されているので、少し滑りやすく足の置き場所に注意が必要でした。

登山道わきの栗の木に、小さなイガがなっていて、秋の訪れを感じました。

11:28 小さなピークを越えると、穴ヶ乢に向かって急降下が始まります。相変わらず草刈がされていて道は明瞭で歩きやすいのですが、急降下の下り道にも刈り取られた草がじゅうたんを敷き詰めたように放置されていて、ますますスリップする危険性が高くなりました。できるだけ草のない場所を選んで足を置き、滑らないことを確認しながら下るのでけっこう大変でした。
登山道を整備するのは自治体なのか地元のボランティアなのか知りませんが、刈った草をせめて道の脇に寄せるぐらいのことをしてもらえないものかと思います。刈るだけでも大変なことは重々承知していますが、このように道の上に巻かれてはスリップしやすくて大変危険です。高齢の登山者もいるでしょうから、ちょっとした転倒でも骨折などの重傷になる可能性があり、配慮をお願いしたいものです。

しばらく下って行くと、草刈されていない道になり、ようやくスリップの危険性が低くなりましたが、これはこれで道が少し見にくくなりました。それでもスリップしやすい道よりはこちらのほうがましです。

樹林帯の中に入って、道の傾斜が緩やかになりました。穴ヶ乢までもうすぐのようです。

11:41 植林帯の中にある穴ヶ乢に着きました。直進すると朝鍋鷲ヶ山まで行くことができますが、かなりの登り返しになるので、今回は行きません。左に折れて、林道へと向かいます。

植林帯の中の道は、ほぼ平坦といってもいいぐらいの道でした。急傾斜の下りをこなしてきたばかりなので、足が楽で助かります。

11:47 10分もかからずに林道に出ることができました。

入口には「穴ヶ乢入口」と書かれた道標が立っています。

あとは舗装された林道を駐車場まで歩いて戻るだけです。

登山口にあるトイレの奥に見えていた東屋前を通過します。ベンチとテーブルの付いたりっぱな東屋でした。

12:10 駐車場に戻ってきました。最初に停まっていた車のほかに6台の車が停まっています。下山を開始したときは、山頂には二組の登山者がいただけなので、まだ登ってくる途中の登山者がそれなりにいたようです。時間がかからないので、遅めの登山開始でも大丈夫ということで、朝から来る人は少ないのかもしれません。そのぶん朝早い方が静かなので、うるさいのが嫌いな人は9時ごろまでに登り始めるのがおススメです。
この後、これまた初めて利用する蒜山休暇村東館の日帰り温泉に立ち寄りました。それほど広いお風呂ではないものの、蒜山三座を一望しながら入浴でき、お湯もぬるっとしたきもちのいいお湯でした。料金も500円と安いので、蒜山周辺の登山の後はおススメです。

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本日は仕事入れずに休みにしていました。日曜日が雨で出かけられなかったのでかわりに山へ行くつもりでしたが、昨晩天気予報を見ると県北は朝から雨予報になっていて、結局出かけるのはやめにしました。ところが、さっきライブカメラで状況を確認してみると、なんと大山や蒜山では雨が降っている様子はなく、曇っているものの大山はくっきりと山頂まで姿が見えているではありませんか。最近の天気予報はどうしてこうも外れるようになったんでしょうか。降るといえば降らないし、晴れるといえば降るし、いい加減にしてもらいたいものです。
ともあれ、愚痴ってもしょうがないので、山行記録のレポを書き上げたいと思います。

三平山山頂に到着し、ひとまずぐるりと周囲の風景を楽しみました。こちらは、東側の蒜山三座と蒜山高原の展望です。

そして北側の風景は、左から伯耆大山、烏ヶ山、象山、擬宝珠山、皆ヶ山などが一望できました。

南側には、右奥にひときわ高いピークを見せているのが金ヶ谷山だと思います。

ひととおり風景を楽しんだあとは、祠の奥にある草地ですこし早いランチタイムにすることにしました。背の低いトレールチェアに座っても大山や烏ヶ山を眺めることができるいい場所です。

大山の左奥に美保湾と島根半島も見えていました。

今日のランチは、コンビニおにぎりです。岡山名物えびめしのおにぎりがセブンに置いてあったので買ってみました。エビを具材にしてカラメルで黒っぽく炒めたごはんに卵の黄身でつくったソースが入っています。実際にお店で食べると、ゆで卵の黄身を砕いたものが載っているのですが、おにぎりではもう少し細かくしてソースのようにしたものになっていました。なかなか美味です。

こってり系のえびめしおにぎりの後は、さっぱり系のわかめ御飯のおにぎりをいただきました。こちらも塩加減が絶妙でおいしくいただきました。
ここで一息。ぽちっと押して休憩したら続きをどうぞ。


食後は、そのまま何をするともなく風景を眺めていました。萱原の上に広がる雲を浮かべた青空が爽快感満載です。

大山の山頂には、あいかわらず雲がしがみつくようにかかっていて、なかなかとれません。

烏ヶ山のほうは、山頂まできれいに見えています。右にある南峰の肩が大きく崩落していますが、2016年10月の地震によるものです。鏡ヶ成キャンプ場から登って崩落場所を通過する登山道はいまでも通行禁止になっていますが、新小屋峠からのルートは解禁されています。もう一つ、鍵掛峠手前の木谷から鳥越峠を経由して反対側から登るルートもありますが、そのルートはいまどうなっているのかよくわかりません。最新の地形図ではどのルートも記載がなく、地形図だけみると、烏ヶ山には登山道がないことになっています。

秋を感じさせる涼しげなそよ風が吹き抜けていく山頂で、ぼけーっと青空と山を眺めるのもなかなかいいものです。

しばらくすると、伯耆大山の頂上にかかっていた雲がとれて、ようやく山頂部が姿を現しました。大山に登っている人も、展望が得られて喜んでいることでしょう。
11時を回るころ、新たな登山者が山頂にやってきて、少し騒がしくなってきました。かれこれ50分近くのんびりと過ごしていたので、そろそろ下山することにしました。

11:11 山頂から南の穴ヶ乢へ下ります。

登山道はきれいに草刈がされていて歩きやすく整備されていました。もっとも、刈った草がそのまま登山道上に放置されているので、少し滑りやすく足の置き場所に注意が必要でした。

登山道わきの栗の木に、小さなイガがなっていて、秋の訪れを感じました。

11:28 小さなピークを越えると、穴ヶ乢に向かって急降下が始まります。相変わらず草刈がされていて道は明瞭で歩きやすいのですが、急降下の下り道にも刈り取られた草がじゅうたんを敷き詰めたように放置されていて、ますますスリップする危険性が高くなりました。できるだけ草のない場所を選んで足を置き、滑らないことを確認しながら下るのでけっこう大変でした。
登山道を整備するのは自治体なのか地元のボランティアなのか知りませんが、刈った草をせめて道の脇に寄せるぐらいのことをしてもらえないものかと思います。刈るだけでも大変なことは重々承知していますが、このように道の上に巻かれてはスリップしやすくて大変危険です。高齢の登山者もいるでしょうから、ちょっとした転倒でも骨折などの重傷になる可能性があり、配慮をお願いしたいものです。

しばらく下って行くと、草刈されていない道になり、ようやくスリップの危険性が低くなりましたが、これはこれで道が少し見にくくなりました。それでもスリップしやすい道よりはこちらのほうがましです。

樹林帯の中に入って、道の傾斜が緩やかになりました。穴ヶ乢までもうすぐのようです。

11:41 植林帯の中にある穴ヶ乢に着きました。直進すると朝鍋鷲ヶ山まで行くことができますが、かなりの登り返しになるので、今回は行きません。左に折れて、林道へと向かいます。

植林帯の中の道は、ほぼ平坦といってもいいぐらいの道でした。急傾斜の下りをこなしてきたばかりなので、足が楽で助かります。

11:47 10分もかからずに林道に出ることができました。

入口には「穴ヶ乢入口」と書かれた道標が立っています。

あとは舗装された林道を駐車場まで歩いて戻るだけです。

登山口にあるトイレの奥に見えていた東屋前を通過します。ベンチとテーブルの付いたりっぱな東屋でした。

12:10 駐車場に戻ってきました。最初に停まっていた車のほかに6台の車が停まっています。下山を開始したときは、山頂には二組の登山者がいただけなので、まだ登ってくる途中の登山者がそれなりにいたようです。時間がかからないので、遅めの登山開始でも大丈夫ということで、朝から来る人は少ないのかもしれません。そのぶん朝早い方が静かなので、うるさいのが嫌いな人は9時ごろまでに登り始めるのがおススメです。
この後、これまた初めて利用する蒜山休暇村東館の日帰り温泉に立ち寄りました。それほど広いお風呂ではないものの、蒜山三座を一望しながら入浴でき、お湯もぬるっとしたきもちのいいお湯でした。料金も500円と安いので、蒜山周辺の登山の後はおススメです。

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| 2018年8月 三平山 | 16:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑